JP2010256064A - グランドオープン検出回路を有する集積回路装置 - Google Patents

グランドオープン検出回路を有する集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】
チップのグランド端子が外部端子と接続されずオープン状態であることを検出する検出回路を提供する。
【解決手段】
電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,チップは,入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の一方向性素子と,グランドオープン検出回路とを有する。この検出回路は,ゲートに入力端子が接続されソースとドレインが電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は,集積回路装置のチップやパッケージのグランド端子のオープン状態を検出するグランドオープン検出回路に関する。
集積回路装置は,集積回路(LSI)が形成されているチップと,チップを収納するパッケージとで構成され,チップの電源端子およびグランド端子や信号端子がパッケージの外部端子と接続されている。そして,集積回路装置は,回路基板などの電極とパッケージの外部端子とを半田などで接続して回路基板に実装される。したがって,チップ内の電源端子およびグランド端子が回路基板側の外部電源端子や外部グランド端子と電気的に接続されていることが求められる。アセンブリ不良によりチップの電源端子及びグランド端子とパッケージの外部端子とが接続不良を起こしている場合や,半田不良によりパッケージの外部端子と回路基板側の外部電源及び外部グランド端子とが接続不良を起こしている場合は,チップ内のグランド端子や電源端子の電位が適切でなくまた電源からの電流供給がなく,チップの内部回路は動作できない。
したがって,電気的接続不良を試験工程で検出することが提案されている。例えば,特許文献1〜4などである。
特開平11−142462号公報 特開2002−162448号公報 特開2005−57677号公報 特開2001−150688号公報
一般に,チップ内には,静電破壊防止のために,入力端子や出力端子と電源端子またはグラント端子との間にダイオードなどの一方向素子が設けられている。そのため,グランド端子が外部グランド端子との間でオープン状態になっても,チップ内のグランド端子とそれに接続されたグランド配線は,静電破壊防止用素子と入力端子とを経由して外部回路に接続され,内部回路が正常ではないものの何らかの動作をする場合がある。このようにチップ内のグランド端子はオープン状態ではあるが内部回路が何らかの動作をする中途半端な状態では,内部回路による正常な動作及び出力を期待することはできない。
そこで,本発明の目的は,上記のようなグランドがオープン状態であることを検出することができるグランドオープン検出回路を提供することにある。
半導体装置の第1の側面は,電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
前記チップは,前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の一方向性素子と,ゲートに前記入力端子が接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,前記第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含むグランドオープン検出回路とを有する。
半導体装置の第2の側面は,電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
前記チップは,
前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の第1の一方向性素子と,
前記入力端子と電源端子との間に設けられ前記入力端子から電源端子方向の第2の一方向性素子と,
前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップのグランド端子との電位差を検出してグランドオープン検出信号を出力するグランドオープン検出回路と,
前記チップの電源端子が外部の電源端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップの電源端子との電位差を検出して電源オープン検出信号を出力する電源オープン検出回路とを有し,
前記入力端子には,通常動作時に電源電位とグランド電位とが交互に繰り返されるクロック信号が供給される。
第1の側面によれば,グランド端子のオープン状態を検出できる。
第2の側面によれば,グランド端子と電源端子のオープン状態を検出できる。
第1の実施の形態における集積回路装置の構成図である。 第1の実施の形態におけるグランドオープン検出回路の第1の例を示す回路図である。 図2の動作を示す図である。 第1の実施の形態におけるグランドオープン検出回路の第2の例を示す回路図である。 第1の実施の形態におけるグランドオープン検出回路の第3の例を示す回路図である。 第2の実施の形態における集積回路装置の構成図である。 第2の実施の形態での電源オープン検出回路の回路図である。
図1は,第1の実施の形態における集積回路装置の構成図である。集積回路装置は,集積回路が形成されているチップCHIPと,チップCHIPを収容するパッケージPKGとを有する。チップCHIPには,電源端子VDDと,グランド端子VSSと,入力端子INと,データの入出力端子DATAとが設けられている。電源端子VDDは電源配線14に接続され,グランド端子VSSはグランド配線16に接続されている。そして,内部回路10は,入力端子INに入力される入力信号に基づいて,データ入出力端子DATAからデータを入力しまたは出力する。
チップCHIP内の各端子VDD,VSS,IN,DATAは,それぞれパッケージPKGの外部端子P−VDD,P−VSS,P−IN,P−DATAに接続されている。さらに,パッケージPKGの外部端子P−VDD,P−VSS,P−IN,P−DATAは,外部の回路基板20の端子B−VDD,GND,B−IN,B−DATAにそれぞれ接続される。
さらにチップCHIP内には,入力端子INと電源端子VDDとの間に入力端子から電源端子の方向にのみ電流を流す一方向性素子,例えばダイオード,からなる静電破壊保護素子ESD1と,入力端子INとグランド端子VSSとの間にグランド端子から入力端子の方向にのみ電流を流す一方向性素子,例えばダイオード,からなる静電破壊保護素子ESD2とが設けられる。図示はしていないが,データ入出力端子DATAと電源端子VDDまたはグランド端子VSSとの間にも静電破壊保護素子ESD1,ESD2が設けられる。
そして,本実施の形態では,チップCHIP内に,グランド端子VSSが外部のグランド端子GNDと電気的に接続していないオープン状態を検出するグランドオープン検出回路12が設けられる。グランドオープン検出回路12は,電源配線14とグランド配線16との間に設けられ,何らかの原因でグランド端子VSSがオープン状態になったときに,入力端子INの電位とグランド端子VSSの電位とが異なる電位になることを検出する。
静電破壊保護素子ESD1,ESD2は,入力端子INに高い正電位の静電気が入力された場合は,静電破壊保護素子ESD1が導通して入力端子INから電源端子VDDの方向に静電気の電荷を逃がし,一方,入力端子INに低いマイナス電位の静電気が入力された場合は,静電破壊保護素子SED2が導通してグランド端子VSSから入力端子INの方向に静電気の電荷を逃がす。
この静電破壊保護素子ESD2の存在により,グランド端子VSSがオープン状態になると,静電破壊保護素子ESD2が導通し,グランド配線16の電位が外部のグランド電位より高くなる。グランドオープン検出回路12は,このグランドオープン状態において,グランド端子VSS及びそれに接続されたグランド配線16の電位が外部のグランド電位より高くなることを検出する。
入力端子INには,通常動作状態でグランド電位の信号が供給される。つまり,入力端子INにグランド電位の信号が供給されているときに,グランドオープン検出回路12は,グランドオープン状態を検出する。したがって,入力端子INは,例えば,通常動作時にLレベル,つまりグランド電位になる制御信号や,LレベルとHレベル(グランド電位と電源電圧電位)とを繰り返すクロック信号などが入力されることが望ましい。
さらに,グランドオープン検出回路12は,グランドオープン状態を検出するとその検出信号13を内部回路10に出力し,内部回路10の動作を停止させる。動作停止の具体例としては,内部回路10のデータ入出力端子DATAから出力されるデータ出力をHまたはLの何れかのレベルに固定する。若しくは,ハイインピーダンス状態にする。これにより,グランドオープン状態で誤ったデータ出力が外部装置に出力されて誤動作の原因になることを回避することができる。
チップ内のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDと電気的に接続されないグランドオープン状態は,例えば,回路基板20のグランド端子GNDとパッケージPKGのグランド端子P−VSSとの間の半田接続に不良が発生した場合や,パッケージPKGのグランド端子P−VSSとチップのグランド端子VSSとの間の接続に不良が発生した場合などが考えられる。
図2は,グランドオープン検出回路の第1の例を示す回路図である。図1で説明したとおり,電源配線14は電源端子VDDに接続され,グランド配線16はグランド端子VSSに接続されている。以下,回路の説明においては,簡単のために電源端子,電源配線を単に電源VDDと,グランド端子,グランド配線を単にグランドVSSと称する。
入力端子INには,電源VDDとの間に,静電破壊保護素子ESD1として,ゲートとドレインとが短絡されてダイオード接続されたPチャネルトランジスタMesd1が設けられ,グランドVSSとの間に,静電破壊保護素子ESD2として,ゲートとドレインとが短絡されてダイオード接続されたNチャネルトランジスタMesd2が設けられている。通常動作状態では,入力端子INには,電源VDDとグランドVSSの間の電位の信号が供給されるので,いずれのトランジスタMesd1,Mesd2も導通することはなく,通常動作に影響を与えることはない。
一方,前述したとおり,入力端子INに高い正電位の静電気が印加された場合は,トランジスタMesd1のソース・ゲート間がトランジスタの閾値を越えて導通し,静電気の電荷が入力端子INから電源端子VDD側に流れて,入力端子INが接続されている内部回路の回路素子の破壊を防止する。逆に,入力端子INに低いマイナス電位の静電気が印加された場合は,トランジスタMesd2のソース・ゲート間がトランジスタの閾値を越えて導通し,静電気の電荷がグランド端子VSSから入力端子IN側に流れて,入力端子INが接続されている内部回路の回路素子の破壊を防止する。
グランドオープン検出回路12は,ゲートに入力端子INが接続されソースとドレインが電源端子VDDとグランド端子VSSとの間に接続された第1のトランジスタM1と,ゲートにグランド端子VSSが接続されソースとドレインが電源端子VDDとグランド端子VSSとの間に接続された第2のトランジスタM2と,第1,第2のトランジスタM1,M2のドレインと電源端子VDDとの間のノードn01,n02の電位を比較し,グランドオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号VSSDETを出力するコンパレータComp1とを有する。
第1,第2のトランジスタM1,M2は,共にPチャネルトランジスタであり,それらのソースと電源VDDとの間には,ゲートにバイアス電圧Vbiasが与えられているPチャネルトランジスタM3,M4からなる電流源回路がそれぞれ設けられている。
ノードn01の電位はトランジスタM1,M3のオン抵抗比により決まり,同様に,ノードn02の電位はトランジスタM2,M4のオン抵抗比により決まる。
この例では,トランジスタM3,M4のトランジスタサイズは等しく設計され,ゲートバイアス電圧Vbiasが同じであるので,トランジスタM3,M4のオン抵抗RM3,RM4はほぼ等しい。一方,トランジスタM1,M2のトランジスタサイズは,ゲート電圧が同じ場合にトランジスタM1のオン抵抗RM1がトランジスタM2のオン抵抗RM2より大きく(RM1>RM2)なるように設計されている。具体的には,例えば,トランジスタM1のゲート長がトランジスタM2のゲート長より長い。
そこで,チップのグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDと正しく接続されている時は,ノードn01の電圧Vn01はノードn02の電圧Vn02より高くなる。すなわち,
n01=RM1*VDD/(RM1+RM3
n02=RM2*VDD/(RM2+RM4
で,RM1>RM2,RM3=RM4であるので,Vn01>Vn02となる。その結果,コンパレータComp1は,出力VSSDETをHレベルにする。これは,チップのグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続された状態を検出している。
次に,チップのグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されていないオープンの状態について説明する。トランジスタM1のゲートには入力端子INが接続され,通常動作状態において入力端子INにはグランド電位の信号が入力されるので,トランジスタM1は導通状態にある。それにより,電源VDD,トランジスタM3,トランジスタM1の電流パスが形成される。そのため,チップのグランド端子VSSがオープンになると,前記電流パスによりトランジスタMesd2のが導通し,グランド端子およびその配線VSSは,入力端子INのグランド電位よりトランジスタMesd2の閾値電圧だけ高くなる。つまり,VSS=Vth(Mesd2)となる。
上記のように,トランジスタM1のゲートには入力端子INのグランド電位,トランジスタM2のゲートにはVSS=Vth(Mesd2)が印加される。そこで,その場合のトランジスタM1,M2のオン抵抗RM1,RM2が,RM1<RM2になるようにトランジスタM1,M2を設計しておく。つまり,チップのグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されている時のオン抵抗と逆の関係になるように設計しておく。チップ内のグランド端子及び配線VSSの電位がVth(Mesd2)であるので,ノードn01,n02の電位は次の通りとなる。
n01=RM1*(VDD−Vth)/(RM1+RM3
n02=RM2*(VDD−Vth)/(RM2+RM4
で,RM1<RM2,RM3=RM4であるので,Vn01<Vn02となる。その結果,コンパレータComp1は,反転して,出力VSSDETをLレベルにする。これは,チップのグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されていないオープン状態を検出している。
以上のように,チップ内のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されている場合にチップ内のグランド端子VSSの電位がグランド電位になることと,オープンになっている場合にチップ内のグランド端子VSSの電位がVth(Mesd2)になることとを,一対のトランジスタM1,M2が区別して検出してノードn01,n02の関係を逆にするように,トランジスタM1,M2,M3,M4のオン抵抗を設計しておく。それにより,コンパレータComp1はそれらを区別して検出することができる。
図3は,図2のグランドオープン検出回路の動作を示す波形図である。チップ内のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されている場合は,チップ内グランド端子VSSはグランド電位(0V)になり,Vn01>Vn02となり,検出信号VSSDETはHレベルになる。一方で,チップ内のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに接続されずオープン状態の場合は,チップ内グランド端子VSSはVth(Mesd2)になり,Vn01<Vn02となり,検出信号VSSDETはLレベルになる。このLレベルは,チップ内のグランド電位VSSと同じである。
図2に戻り,入力端子INに供給される信号は,通常動作時にグランド電位になる信号であることが望ましい。または,入力端子INに供給される信号は,クロックCLKであってもよい。クロックCLKは,通常,Hレベルの電源電位とLレベルのグランド電位とが交互に繰り返される信号である。したがって,クロックCLKがLレベルの時のコンパレータComp1の出力が,グランド端子VSSがグランド電位かオープン状態かの検出結果を示すことになる。
上記のように,入力端子INにクロックCLKが印加される場合については,コンパレータComp1の検出出力VSSDETをラッチするラッチ回路18を設け,そのラッチ回路18がクロックCLKがLレベルのタイミングの時にラッチ動作をすることが望ましい。それにより入力端子INがグランド電位の時のノードn01,n02の比較結果をラッチすることができる。そして,さらにラッチ回路18の反転出力/Qを所定回数カウントし所定回数に達した時に生成される検出信号13を出力するカウンタ20を設けることで,オープン状態を検知する信頼性の高い信号13を得ることができる。
図2の第1の例において,トランジスタM3,M4は,抵抗値が等しい抵抗に置き換えることもできる。
図4は,グランドオープン検出回路の第2の例を示す回路図である。第2の例で図2の第1の例と異なるところは,電源VDD側に抵抗値が等しい抵抗R1,R2を設け,さらに,抵抗R1とトランジスタM1との間に抵抗R3を,抵抗R2とトランジスタM2との間に抵抗R4をそれぞれ設け,抵抗R3,R4はその抵抗値がR3>R4の関係になるように設計される。さらに,トランジスタM1,M2のトランジスタサイズ,つまりゲート長は等しく設計される。したがって,トランジスタM1,M2のゲートが同じグランド電位(0V)の場合は,それらのオン抵抗は等しくなる。そして,抵抗R1,R3の接続ノードn01と抵抗R2,R4の接続ノードn02とがコンパレータComp1により比較される。
つまり,図4の第2の例では,図2のトランジスタM1の代わりに,抵抗R3とトランジスタM1が,図2のトランジスタM2の代わりに抵抗R4とトランジスタM2が,それぞれ設けられている。それ以外の構成は,図2と同じである。
図4の第2の例において,チップ内部のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに正しく接続されている場合は,R1=R2,R3>R4,RM1=RM2になるので,R3+RM1>R4+RM2になり,ノードn01,n02の電位は,Vn01>Vn02となる。よって,コンパレータComp1による検出信号VSSDETはHレベルになる。図3に示されるとおりである。
一方,チップ内部のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに正しく接続されていないオープン状態の場合は,チップ内のグランド端子VSSがトランジスタMesd2の閾値電圧Vthだけ浮き上がるので,トランジスタM1,M2のオン抵抗の関係は,RM1<RM2になる。この場合,トランジスタM1,M2と抵抗R3,R4の関係がR3+RM1<R4+RM2になるように,トランジスタM1,M2と抵抗R3,R4を設計しておく。その結果,ノードn01,n02の電位は,Vn01<Vn02となる。よって,コンパレータComp1による検出信号VSSDETはLレベルになる。図3に示されるとおりである。
図4の第2の例においても,入力端子INに供給される信号は,通常動作時にグランド電位(Lレベル)になる信号か,またはクロックCLKかのいずれかである。クロックCLKが供給される場合は,図2と同様に,コンパレータComp1の検出信号VSSDETをクロックCLKのLレベルのタイミングでラッチするラッチ回路18と,それをカウントするカウンタ20とを設けることが望ましい。動作は,図2で説明したとおりである。
図4の第2の例では,トランジスタM1,M2のトランジスタサイズを等しくすることができるので,第1の例よりも設計が容易になる。
図5は,グランドオープン検出回路の第3の例を示す回路図である。この例では,電源端子VDDに抵抗R11,R12が接続され,抵抗R11の一方の端子にトランジスタM1が接続され,抵抗R12の一方の端子にトランジスタM2が接続されている。そして,抵抗R11,R12の抵抗値の関係は,R11<R12になるように設計されている。また,トランジスタM1,M2のトランジスタサイズ,つまりゲート長は等しく設計される。したがって,トランジスタM1,M2のゲートが同じグランド電位(0V)の場合は,それらのオン抵抗は等しくなる。そして,抵抗R11とトランジスタM1の接続ノードn01と,抵抗R12とトランジスタM2の接続ノードn02とがコンパレータComp1により比較される。それ以外の構成は,第1の例と同じである。
図5の第3の例において,チップ内部のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに正しく接続されている場合は,R11<R12,RM1=RM2になるので,ノードn01,n02の電位は,Vn01>Vn02となる。よって,コンパレータComp1による検出信号VSSDETはHレベルになる。図3に示されるとおりである。
一方,チップ内部のグランド端子VSSが外部のグランド端子GNDに正しく接続されていないオープン状態の場合は,チップ内のグランド端子VSSがトランジスタMesd2の閾値電圧Vthだけ浮き上がるので,トランジスタM1,M2のオン抵抗の関係は,RM1<RM2になる。この場合,トランジスタM1,M2と抵抗R11,R12の関係を,
n01=RM1*(VDD−Vth)/(RM1+R11)
n02=RM2*(VDD−Vth)/(RM2+R12)
n01<Vn02となるように設計しておく。つまり,RM1<RM2の関係が,R11<R12であってもVn01<Vn02となるように設計しておく。
その結果,ノードn01,n02の電位は,Vn01<Vn02となり,コンパレータComp1による検出信号VSSDETはLレベルになる。図3に示されるとおりである。
図5の第3の例においても,入力端子INに供給される信号は,通常動作時にグランド電位(Lレベル)になる信号か,またはクロックCLKかのいずれかである。クロックCLKが供給される場合は,図2と同様に,コンパレータComp1の検出信号VSSDETをクロックCLKのLレベルのタイミングでラッチするラッチ回路18と,それをカウントするカウンタ20とを設けることが望ましい。動作は,図2で説明したとおりである。
図5の第3の例でも,トランジスタM1,M2のトランジスタサイズを等しくすることができるので,第1の例よりも設計が容易になる。
図6は,第2の実施の形態における集積回路装置の構成図である。この集積回路装置は,図1の第1の実施の形態と同様に,集積回路が形成されているチップCHIPと,チップCHIPを収容するパッケージPKGとを有する。チップCHIPには,電源端子VDDと,グランド端子VSSと,入力端子INと,データの入出力端子DATAとが設けられている。電源端子VDDは電源配線14に接続され,グランド端子VSSはグランド配線16に接続されている。そして,内部回路10は,入力端子INに入力される入力信号に基づいて,データ入出力端子DATAからデータを入力しまたは出力する。
そして,図6の集積回路装置では,図1のグランドオープン検出回路12に加えて,電源オープン検出回路22を有する。そして,電源オープン検出回路22は,チップ内の電源VDDが外部の電源端子B−VDDと接続されていないオープン状態を検出し,検出信号23を内部回路10に出力し,内部回路10の動作を停止させる。グランドオープン検出回路12の構成は,第1の実施の形態で示した第1〜第3の例と同じである。
図7は,第2の実施の形態での電源オープン検出回路22の回路図である。電源オープン検出回路22は,チップ内の電源VDDとグランド端子VSSとの間に設けられた抵抗R31,R32と,入力端子INとグランド端子VSSとの間に設けられた抵抗R33,R34と,それら抵抗の接続ノードn03,n04を比較するコンパレータComp2とを有する。入力端子INには,通常動作時に電源VDDの電位のHレベルが印加される。または,入力端子INには,通常動作時に電源VDDの電位とグランド端子VSSのグランド電位とを交互に繰り返すクロックCLKが供給される。そして,電源オープン検出回路22は,入力端子INに電源VDDの電位が供給されるときに動作する。
チップ内の電源端子VDDは,外部の電源B−VDDと正しく接続されていれば,電源VDDの電位になり,通常動作時において入力端子INはVDDとVSSの間の電位しかとりえないので,静電破壊保護トランジスタMesd1はオンしない。一方,チップ内の電源端子VDDが外部の電源B−VDDと正しく接続されないオープン状態になると,グランド端子VSS,抵抗R32,R31,電源配線VDDを介して電流パスが形成され,入力端子INに電源電位が印加されるので,静電破壊保護トランジスタMesd1がオンする。その結果,チップ内電源端子VDDは外部の電源電位P−VDDよりトランジスタMesd1の閾値電圧Vth(Mesd1)だけ低下する。このチップ内電源端子VDDの接続状態ではチップ内電源端子VDDが電源電位にあり,オープン状態ではVDD−Vth(Mesd1)に低下することを,コンパレータComp2が検出する。
たとえば,抵抗R34,R32はR34=R32に,抵抗R31,R33はR31<R33に設計されているとする。チップ内電源端子VDDの接続状態では,入力端子INに電源電位が印加された場合,VDD=INになり,ノードn03,n04の電圧は,Vn03>Vn04になる。このとき,コンパレータの出力VDDDETはHレベルになる。
そして,チップ内電源端子VDDがオープン状態になると,チップ内電源端子VDDの電位はVDD−Vth(Mesd1)に低下する。その結果,ノードn03,n04の電圧がVn03<Vn04になるように抵抗R31,R32,R33,R34を設計しておく。このとき,コンパレータの出力VDDDETはLレベルになる。
入力端子INにクロックCLKが入力される場合は,CLK=Hの時のコンパレータの出力VDDDETがフリップフロップ24にラッチされる。そして,電源端子VDDのオープン状態を示すVDDDEST=Lがラッチされた回数をカウンタ26がカウントし,所定回数カウントしたときにオープン検出信号23を出力する。
このようにすることで,グランドオープン検出回路12を並列して動作させることができる。第1の実施の形態で説明したとおり,グランドオープン検出回路12は,入力端子INのクロックCLKがLレベルの時のコンパレータ出力をラッチし,所定回数オープン状態が検出されるとオープン検出信号13が出力される。
第2の実施の形態のVDDオープン検出回路22と,第1の実施の形態のグランドオープン検出回路12の両方を設けた場合でも,1つの入力端子INにVDDとグランドを交互に遷移するクロックCLKなどが入力されれば,CLK=Lのときにグランドオープンをチェックし,CLK=HのときにVDDオープンをチェックすることができる。そして,いずれのオープン検出信号13,23が出力された場合も,内部回路の動作を停止させることで,誤った動作結果を出力することが回避できる。内部回路の動作の停止は,例えば,出力データ端子DATAをハイインピーダンス状態にしたり,Lレベル固定やHレベル固定にすることなどが考えられる。使用用途に応じて最適な停止制御が選択される。
上記の通り,図6,7に示された集積回路装置は,電源端子VDDとグランド端子VSSと入力端子INとを有し内部回路10が形成されたチップCHIPと,チップを収容しチップのグランド端子と入力端子にそれぞれ接続される外部端子P−VDD,P−VSS,P−INとを有するパッケージPKGとを有する。そして,チップは,入力端子とグランド端子との間に設けられグランド端子から入力端子方向の第1の一方向性素子EDS2と,入力端子と電源端子との間に設けられ入力端子からグランド端子方向の第2の一方向性素子ESD1と,チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態の場合に,入力端子とチップのグランド端子との電位差を検出してグランドオープン検出信号を出力するグランドオープン検出回路12と,チップの電源端子が外部の電源端子に接続されていないオープン状態の場合に,入力端子とチップの電源端子との電位差を検出して電源オープン検出信号を出力する電源オープン検出回路23とを有する。そして,入力端子INには,通常動作時に電源電位とグランド電位とが交互に繰り返されるクロック信号CLKが供給される。
このように,外部端子が電源端子P−VDD,グランド端子P−VSS,データ入出力端子P−DATA,クロック端子INしかないような端子数が制約された集積回路装置であっても,クロック端子INとそれに接続される静電破壊保護用の一方向性素子EDS1,EDS2とにより,チップ内の電源端子VDDがその接続がオープンの時に電位が低下することや,チップ内のグランド端子VSSがその接続がオープンの時に電位が上昇することを,それぞれ検出する検出回路22,12を設けることができる。
以上の通り,本実施の形態によれば,チップ内のグランド端子VSSがオープン状態になっていることを検出することができる。さらに,チップ内の電源端子VDDがオープン状態になっていることも検出することができる。そして,外部端子の数が制約された集積回路装置でも,グランド端子のオープン状態と電源端子のオープン状態とを時分割で検出することができる。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
前記チップは,
前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の一方向性素子と,
ゲートに前記入力端子が接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,前記第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含むグランドオープン検出回路とを有する集積回路装置。
(付記2)
付記1において,
前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合の第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第1の関係が,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合の前記第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第2の関係とは異なる集積回路装置。
(付記3)
付記2において,
前記第1のトランジスタと第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合は第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より大きく,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合は前記第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より小さい集積回路装置。
(付記4)
付記3において,
前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
前記第1,第2のトランジスタのソースと前記電源端子との間には,それぞれ,電流源回路を有する集積回路装置。
(付記5)
付記2において,
前記第1のトランジスタと第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合は第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗とが等しく,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合は前記第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より小さい集積回路装置。
(付記6)
付記5において,
前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
前記電源端子と前記第1のトランジスタのソースとの間に第1,第3の抵抗を有し,前記電源端子と前記第2のトランジスタのソースとの間に第2,第4の抵抗を有し,前記第3の抵抗が第4の抵抗より大きく,
前記コンパレータは,前記第1,第3の抵抗の接続ノードと前記第2,第4の抵抗の接続ノードとを比較する集積回路装置。
(付記7)
付記5において,
前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
前記電源端子と前記第1のトランジスタのソースとの間に第5の抵抗を有し,前記電源端子と前記第2のトランジスタのソースとの間に第6の抵抗を有し,前記第5の抵抗が第6の抵抗より小さく,
前記コンパレータは,前記第1,第2のトランジスタのソースのノード間を比較する集積回路装置。
(付記8)
付記1または2において,
前記入力端子には,通常動作時にグランド電位が供給される集積回路装置。
(付記9)
付記1または2において,
前記入力端子には,通常動作時に電源電位とグランド電位とが交互に繰り返されるクロック信号が供給される集積回路装置。
(付記10)
電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
前記チップは,
前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の第1の一方向性素子と,
前記入力端子と電源端子との間に設けられ前記入力端子から電源端子方向の第2の一方向性素子と,
前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップのグランド端子との電位差を検出してグランドオープン検出信号を出力するグランドオープン検出回路と,
前記チップの電源端子が外部の電源端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップの電源端子との電位差を検出して電源オープン検出信号を出力する電源オープン検出回路とを有し,
前記入力端子には,通常動作時に電源電位とグランド電位とが交互に繰り返されるクロック信号が供給される集積回路装置。
(付記11)
付記10において,
前記グランドオープン検出回路は,ゲートに前記入力端子が接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,前記第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含むことを特徴とする集積回路装置。
(付記12)
付記11において,
前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合の第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第1の関係が,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合の前記第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第2の関係と異なる集積回路装置。
CHIP:チップ PKG:パッケージ
VDD:チップ内電源端子 VSS:チップ内グランド端子
IN:入力端子 DATA:データ入出力端子
ESD1,ESD2:静電破壊保護素子
12:グランドオープン検出回路
13:グランドオープン検出信号
M1,M2:第1,第2のトランジスタ
Comp1:コンパレータ

Claims (10)

  1. 電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
    前記チップは,
    前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の一方向性素子と,
    ゲートに前記入力端子が接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,前記第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含むグランドオープン検出回路とを有する集積回路装置。
  2. 請求項1において,
    前記第1のトランジスタ及び第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合の第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第1の関係が,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合の前記第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗との第2の関係とは異なる集積回路装置。
  3. 請求項2において,
    前記第1のトランジスタと第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合は第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より大きく,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合は前記第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より小さい集積回路装置。
  4. 請求項3において,
    前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
    前記第1,第2のトランジスタのソースと前記電源端子との間には,それぞれ,電流源回路を有する集積回路装置。
  5. 請求項2において,
    前記第1のトランジスタと第2のトランジスタのゲートに同電位が供給された場合は第1のトランジスタの抵抗と前記第2のトランジスタの抵抗とが等しく,前記第2のトランジスタのゲートの電位が前記第1のトランジスタのゲートの電位より高い場合は前記第1のトランジスタの抵抗が前記第2のトランジスタの抵抗より小さい集積回路装置。
  6. 請求項5において,
    前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
    前記電源端子と前記第1のトランジスタのソースとの間に第1,第3の抵抗を有し,前記電源端子と前記第2のトランジスタのソースとの間に第2,第4の抵抗を有し,前記第3の抵抗が第4の抵抗より大きく,
    前記コンパレータは,前記第1,第3の抵抗の接続ノードと前記第2,第4の抵抗の接続ノードとを比較する集積回路装置。
  7. 請求項5において,
    前記第1,第2のトランジスタはPチャネル型トランジスタであり,
    前記電源端子と前記第1のトランジスタのソースとの間に第5の抵抗を有し,前記電源端子と前記第2のトランジスタのソースとの間に第6の抵抗を有し,前記第5の抵抗が第6の抵抗より小さく,
    前記コンパレータは,前記第1,第2のトランジスタのソースのノード間を比較する集積回路装置。
  8. 請求項1または2において,
    前記入力端子には,通常動作時にグランド電位が供給される集積回路装置。
  9. 電源端子とグランド端子と入力端子とを有し内部回路が形成されたチップを有する集積回路装置において,
    前記チップは,
    前記入力端子とグランド端子との間に設けられ前記グランド端子から入力端子方向の第1の一方向性素子と,
    前記入力端子と電源端子との間に設けられ前記入力端子から電源端子方向の第2の一方向性素子と,
    前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップのグランド端子との電位差を検出してグランドオープン検出信号を出力するグランドオープン検出回路と,
    前記チップの電源端子が外部の電源端子に接続されていないオープン状態の場合に,前記入力端子とチップの電源端子との電位差を検出して電源オープン検出信号を出力する電源オープン検出回路とを有し,
    前記入力端子には,通常動作時に電源電位とグランド電位とが交互に繰り返されるクロック信号が供給される集積回路装置。
  10. 請求項9において,前記グランドオープン検出回路は,ゲートに前記入力端子が接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第1のトランジスタと,ゲートに前記グランド端子に接続されソースとドレインが前記電源端子とグランド端子との間に接続された第2のトランジスタと,前記第1,第2のトランジスタのドレインと前記電源端子との間のノードの電位を比較し,前記チップのグランド端子が外部のグランド端子に接続されていないオープン状態であることを示すグランドオープン検出信号を出力するコンパレータとを含むことを特徴とする集積回路装置。
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