JP2010220394A - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010220394A
JP2010220394A JP2009064445A JP2009064445A JP2010220394A JP 2010220394 A JP2010220394 A JP 2010220394A JP 2009064445 A JP2009064445 A JP 2009064445A JP 2009064445 A JP2009064445 A JP 2009064445A JP 2010220394 A JP2010220394 A JP 2010220394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overcurrent
transistor
sense
driver transistor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009064445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5434170B2 (ja
Inventor
Yuichi Ueda
裕一 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2009064445A priority Critical patent/JP5434170B2/ja
Priority to US12/725,782 priority patent/US8040650B2/en
Publication of JP2010220394A publication Critical patent/JP2010220394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5434170B2 publication Critical patent/JP5434170B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/08Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage
    • H03K17/082Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit
    • H03K17/0822Modifications for protecting switching circuit against overcurrent or overvoltage by feedback from the output to the control circuit in field-effect transistor switches
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/56Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices
    • G05F1/565Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor
    • G05F1/569Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection
    • G05F1/573Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc using semiconductor devices in series with the load as final control devices sensing a condition of the system or its load in addition to means responsive to deviations in the output of the system, e.g. current, voltage, power factor for protection with overcurrent detector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Abstract

【課題】過電流検出値が出力電圧によって増大しない保護装置を提供する。
【解決手段】外部入力端子と外部出力端子との間に接続されたドライバトランジスタ3を制御することにより、過電流を制限する過電流保護装置であって、ドライバトランジスタと並列に接続されて所定の比率の電流を流す第1センストランジスタ4と、第1センストランジスタと外部入力端子との間に接続されたセンス抵抗5と、センス抵抗の電圧値を所定の第1バイアス電圧と比較する比較器6とを備え、比較器の出力に基づいてドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流制限回路100と、ドライバトランジスタのドレイン−ソース間の電位差と、所定の第2バイアス電圧とを比較することにより、ドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流検出回路101と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源系統に流れる過電流を制限する過電流保護装置に関する。
従来から電源系統に流れる電流を制限して、電源系統を過電流から保護する過電流保護装置が電源装置に設けられている。図11に、従来の過電流保護装置を設けた電源装置を示す。従来の過電流保護装置は、図1に示す過電流制限回路100からなる。過電流制限回路100は、ドライバトランジスタ3と並列に接続された第1センストランジスタ4に流れる電流にセンス抵抗5の値を乗じて得られた電圧を、電圧源8の電圧(「第1バイアス電圧」と言う。)と比較して、比較した結果に基づいて、出力MOSトランジスタ7を制御する。これにより、ドライバトランジスタ3のゲート電圧を制御して、過電流制限動作を行っている。
出力端子2から負荷30に電流が流れるとき、第1センストランジスタ4と直列接続されたセンス抵抗5に電位降下が発生するため、第1センストランジスタ4のドレイン−ソース間電圧はドライバトランジスタ3のドレイン−ソース間電圧に比べて小さくなる。これにより、図12(a)に示すように、第1センストランジスタ4に流れる電流が、ドライバトランジスタ3に流れる電流をドライバトランジスタ3と第1センストランジスタ4の面積比で除した値よりも、小さくなる現象が発生する。逆にいえば、第1センストランジスタ4に流れる電流の面積比倍以上の電流がドライバトランジスタ3に流れる。そのため、ドレイン−ソース間電圧Vdsの相違による影響で、過電流制限回路100による過電流検出値が増大する現象が発生する。特に、ドレイン−ソース間電圧Vdsの小さな線形領域においては、図12(a)に示すように、ドレイン−ソース間電圧Vdsがドレイン電流Idに対して与える影響が非常に大きいため、この現象が顕著になる。一方、過電流が検出された後は、比較器6の出力を受けて、出力MOSトランジスタ7が制御され、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート端子に供給される電圧が低下する。これにより、図12(b)に示すように、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート−ソース間の電圧Vgsが低下する。その結果、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のドレイン−ソース間Vdsが増加し、過電流制限回路100が正常に動作する領域へと移行する。すなわち、電流Idは、ドライバトランジスタ3と第1センストランジスタ4の面積比、センス抵抗5の抵抗値、及び電圧源8の第1バイアス電圧により設定された値へと収束する。
上記の動作を行う従来の過電流保護装置を備えた電源装置においては、図13に示すように、出力電圧VOUTが0V付近での出力電流値に比べ、過電流が検出されていない状態における、出力電圧VOUTが入力電圧VINに近い領域での出力電流値が突出した形になるという問題があった。すなわち、過電流検出値が増大するという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するものであり、過電流検出値が増大しない過電流保護装置を提供することを目的とする。
本発明の過電流保護装置は、外部入力端子と外部出力端子との間に接続されたドライバトランジスタを制御することにより過電流を制限する過電流保護装置であって、ドライバトランジスタと並列に接続されてドライバトランジスタに対して所定の比率の電流を流す第1センストランジスタと、第1センストランジスタと外部入力端子との間に接続されたセンス抵抗と、第1センストランジスタに流れる電流にセンス抵抗の抵抗値を乗じて得られる電圧値を所定の第1バイアス電圧と比較する比較器とを備え、比較器の出力に基づいてドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流制限回路と、ドライバトランジスタのドレイン−ソース間の電位差と、所定の第2バイアス電圧とを比較することにより、ドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流検出回路と、を有する。
上記過電流保護装置において、過電流検出回路の検出値は過電流制限回路の制限値以上となるようにしてもよい。
過電流検出回路は、ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、第2センストランジスタに直列に接続された電流源と、ドライバトランジスタ及び外部出力端子間の電圧値と、第2センストランジスタ及び電流源間の電圧値とを比較する比較器と、ゲート端子を比較器の出力端子に接続され、入力端子をドライバトランジスタ、第1センストランジスタ、及び第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、を有してもよい。
過電流検出回路は、ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、第2センストランジスタに直列に接続された抵抗素子と、ドライバトランジスタ及び外部出力端子間の電圧値と、第2センストランジスタ及び抵抗素子間の電圧値とを比較する比較器と、ゲート端子を比較器の出力端子に接続され、入力端子をドライバトランジスタ、第1センストランジスタ、及び第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、を有してもよい。
過電流検出回路は、ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、第2センストランジスタに直列に接続された抵抗素子と、抵抗素子と並列に接続された電流源と、ドライバトランジスタ及び外部出力端子間の電圧値と、第2センストランジスタ及び抵抗素子間の電圧値とを比較する比較器と、ゲート端子を比較器の出力端子に接続され、入力端子をドライバトランジスタ、第1センストランジスタ、及び第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、を有してもよい。
過電流制御回路の比較器及び過電流検出回路の比較器は、一つの差動増幅器により構成されてもよい。
本発明の過電流保護装置は、過電流制限回路と過電流検出回路を併用することにより、過電流検出値が増大することを防ぐことができる。これにより、過電流検出精度を高めると共に広い出力電圧範囲での高い過電流制限精度を実現できる。
本発明の実施形態1の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 (a)は本発明の実施形態1において過電流検出回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(b)は本発明の実施形態1において過電流制限回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(c)は本発明の実施形態1の過電流保護装置を用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図 本発明の実施形態2の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 (a)は本発明の実施形態2において過電流検出回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(b)は本発明の実施形態2において過電流制限回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(c)は本発明の実施形態2における過電流保護装置を用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図 本発明の実施形態3の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 (a)は本発明の実施形態3において過電流検出回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(b)は本発明の実施形態3において過電流制限回路のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図、(c)は本発明の実施形態3における過電流保護装置を用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示す図 本発明の実施形態1に対応した実施形態4の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 本発明の実施形態2に対応した実施形態4の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 本発明の実施形態3に対応した実施形態4の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 (a)は実施形態1〜3において用いられる差動増幅器の入力段の構成を示す図、(b)は実施形態4において用いられる差動増幅器の入力段の構成を示す図 従来の過電流保護装置を備えた電源装置を示す図 従来の過電流保護装置の電流−電圧の特性を示す図 従来の過電流保護装置を用いた電源装置の出力電流−出力電圧の特性を示す図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(実施形態1)
本発明の過電流保護装置は、過電流制限回路(第1の過電流制限回路)と過電流検出回路(第2の過電流制限回路)とを併用した構成を有することを特徴とする。本実施形態において、過電流制限回路と過電流検出回路は、いずれも、ドライバトランジスタに流れる過電流を検出し、その過電流を制限するものである。過電流制限回路と過電流検出回路において、過電流を制限する領域は異なる。
1.1 過電流保護装置の構成
図1に本発明の実施形態1の過電流保護装置を備えた電源装置を示す。電源装置は、入力電圧VINを入力する入力端子1と、出力電圧VOUTを負荷30に出力する出力端子2と、入力端子1と出力端子2との間に接続されたドライバトランジスタ3と、ドライバトランジスタ3のゲート端子に昇圧した電圧を出力する昇圧回路9と、ドライバトランジスタ3に流れる過電流を検出する過電流検出回路101と、ドライバトランジスタ3に流れる過電流を制限する過電流制限回路100と、を備える。過電流検出回路101及び過電流制限回路100は、本発明の実施形態1の過電流保護装置を構成する。
過電流制限回路100(第1の過電流制限回路)は、ドライバトランジスタ3と並列に配置されたセンス抵抗5及び第1センストランジスタ4と、所定の電圧(第1バイアス電圧)を出力する電圧源8と、反転入力端子をセンス抵抗5及び第1センストランジスタ4間に接続され、非反転入力端子を電圧源8に接続された比較器6と、ゲート端子を比較器6の出力端子に接続され、ドレイン端子をドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート端子に接続される出力MOSトランジスタ7と、を有する。第1センストランジスタ4のゲート端子は、ドライバトランジスタ3のゲート端子に共通接続されると共に、昇圧回路9に接続される。第1センストランジスタ4のソース端子は、ドライバトランジスタ3のソース端子に共通接続されると共に、出力端子2に接続される。第1センストランジスタ4は、ドライバトランジスタ3よりも小さな面積を持ち、ドライバトランジスタ3と第1センストランジスタ4の面積比に応じた電流を流す。センス抵抗5は、入力端子1と第1センストランジスタ4のドレイン端子との間に接続される。比較器6は、第1センストランジスタ4に流れる電流にセンス抵抗5の値を乗じて得られた電圧を第1バイアス電圧と比較して、比較した結果を出力する。出力MOSトランジスタ7は、比較器6の出力に基づいて、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート電圧を制御する。これにより、過電流制限動作を行う。過電流制限回路100において、センス抵抗5及び第1センストランジスタ4に流れる電流は出力端子2を介して負荷30に流れるため、集積回路としての消費電力にはならない。そのため、ドライバトランジスタ3と第1センストランジスタ4の面積比を小さくすることが可能となる。これにより、ドライバトランジスタ3と第1センストランジスタ4の電流比のバラツキを抑えることができる。
過電流検出回路101(第2の過電流制限回路)は、定電流源11と、入力端子1と定電流源11との間に接続された第2センストランジスタ10と、反転入力端子をドライバトランジスタ3のソース端子に接続され、非反転入力端子を第2センストランジスタ10及び定電流源11間に接続された比較器12と、ゲート端子を比較器6の出力端子に接続され、ドレイン端子をドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート端子に接続される出力MOSトランジスタ13と、を有する。第2センストランジスタ10のゲート端子は、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4のゲート端子と共通に昇圧回路9に接続される。比較器12は、ドライバトランジスタ3に負荷電流が流れることにより発生するドレイン−ソース間の電位差を第2センストランジスタ10及び定電流源11により生成した所定の電圧(「第2バイアス電圧」と言う。)と比較する。出力MOSトランジスタ13は、比較器12の出力に基づいて、ドライバトランジスタ3のゲート電圧を制御する。これにより、過電流検出が行われる。過電流検出回路101によれば、ドライバトランジスタ3と第2センストランジスタ10に同一の種類の素子を用いることにより、温度やプロセス変動に拠らず、正確な過電流検出を行うことができる。さらに、過電流検出値を定める要因が、トランジスタの動作領域によらず、第2センストランジスタ10のドレイン−ソース間抵抗と定電流源11の電流値のみによるため、ドライバトランジスタ3及び第2センストランジスタ10のドレイン−ソース間電圧が非常に小さな領域であっても動作させることが可能となる。
図1において、出力MOSトランジスタ7、13、電圧源8、及び定電流源11は、一端を接地0される。
図1において、過電流検出回路101は、出力端子2の電圧が過電流検出電圧以下となり過電流検出回路101が動作した場合に、出力端子2の電圧が過電流検出電圧に等しい時よりも大きな電流値で制限する。
1.2 過電流保護装置の動作
図2(a)に過電流保護装置として過電流検出回路101のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図2(b)に過電流保護装置として過電流制限回路100のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図2(c)に、過電流制限回路100と過電流検出回路101を含む、本実施形態の過電流保護装置を用いた電源装置の出力電流−出力電圧の特性を示す。
図2(a)において、特性曲線の開始地点、即ち出力電圧が入力電圧に等しいとき(VOUT=VIN)、ドライバトランジスタ3に流れる電流値は0である。出力電圧VOUTが低下するに従い、入出力電圧差「VIN−VOUT」をドライバトランジスタ3のドレイン−ソース間抵抗で除した値の電流が流れる。ドライバトランジスタ3に流れる電流値が過電流検出回路101により定められた設定値に達した時、出力MOSトランジスタ13がオンし、ドライバトランジスタ3のゲート−ソース間電圧が減少する。出力電圧VOUTがさらに低下した場合、ゲート−ソース間電圧がさらに減少する。これにより、ドライバトランジスタ3のドレイン−ソース間抵抗は上昇する。しかし、同時に、第2センストランジスタ10のドレイン−ソース間抵抗も上昇し、これにより、第2バイアス電圧が増大するため、ドライバトランジスタ3を流れる電流値がある一定範囲の値に制御される。過電流検出回路101は、出力電圧VOUTの全電圧範囲において、ドライバトランジスタ3と第2センストランジスタ10の抵抗比を一定に保つ事が困難なものであり、抵抗比の変化に起因する電流値の増加及び減少が起こる。図2(a)の曲線は、抵抗比の変化により電流値の増加が起こった場合について記載している。なお、過電流検出回路101においては、第2センストランジスタ10に直列接続された電流源11の電流値が集積回路における損失として発生する。しかし、この損失は第2センストランジスタ10のチャネル幅を極端に狭くしたり、第2センストランジスタ10としてセンストランジスタを複数個縦列接続したものを用いて、ドライバトランジスタ3と第2センストランジスタ10の面積比を大きくすることにより、低減することができる。この場合、素子バラツキ、抵抗比の変動、ドレイン−ソース間電圧の不均衡等により、過電流検出値及び過電流制限値の精度は悪化する。このように、過電流検出回路101の長所はドレイン−ソース間電圧が小さい場合であっても動作可能なことであり、短所は全出力電圧範囲において一定の電流制限値を保つ事が困難な事である。
図2(b)の過電流制限回路100の特性は、従来の図13と同一である。図2(b)に示すように、VOUT=0V付近での出力電流値に比べ、過電流検出されていない状態における、VOUTがVINに近い領域での出力電流値が突出した形となる。過電流制限回路100の長所は、ドレイン−ソース間電圧が比較的大きい場合、一定電流への制限が精確に行えることであり、短所はドレイン−ソース間電圧が小さい場合、非常に大きな電流が流れる事である。
図2(c)は、図2(a)及び図2(b)の両方の特性から得られる。出力電圧VOUTが入力電圧VINに等しい(VOUT=VIN)時点ではドライバトランジスタ3に流れる電流は0である。出力電圧VOUTの低下に従い、出力端子2から負荷30に流れる電流IOUT(「負荷電流」と言う。)が増加する。このとき、領域Aに示すように、電流IOUTの傾きは過電流検出回路101及び過電流制限回路100によるゲート−ソース間電圧の制限を受けない状態でのドライバトランジスタ3のドレイン−ソース間抵抗に従う。領域Bにおいては、ドライバトランジスタ3のドレイン−ソース間電圧が小さいため、過電流制限回路100は動作しない若しくは非常に大きな誤差を有する。一方、過電流検出回路101は、領域Bにおいて正確に動作可能であるため、ドライバトランジスタ3を流れる電流が過電流検出設定値に達した時点でドライバトランジスタ3及び各センストランジスタのゲート電圧に対し、制御を行う。過電流検出回路101により、各トランジスタのゲート−ソース間電圧が減じられると、ドレイン−ソース間電圧が増加し、過電流制限回路100が正常に動作する領域Cへと移行する。
図1の過電流保護装置において、過電流制限回路100と過電流検出回路101の出力形態は共にNチャネル型MOSトランジスタによるオープンドレイン型となっており、それらが共通に接続される事でワイヤードOR型の構成となっている。そのため、過電流制限回路100及び過電流検出回路101の動作は互いに干渉すること無く、ある出力電圧に対する出力電流の値は過電流制限回路100及び過電流検出回路101のその出力電圧における電流制限値の低い方が優先されて決定される。本実施形態においては、過電流検出回路101の検出値を過電流制限回路の制限値以上となるように設定しているため、図2(c)に示すように出力電圧VOUTが入力電圧VINに比べ大きく下がった領域Cにおいては、過電流制限回路100の動作が優先され、出力電圧の変化に対し、一定の出力電流を得る事が可能となる。
1.3 まとめ
本実施形態によれば、ドレイン−ソース間電圧が小さい場合であっても正確に動作可能な過電流検出回路101を過電流制限回路100と併用することにより、ドレイン−ソース間電圧が小さい場合であっても、過電流検出値が増大することを防ぐことができる。よって、過電流検出精度を高めると共に広い出力電圧範囲での高い過電流制限精度を実現できる。
(実施形態2)
図3に、本発明の実施形態2の過電流保護装置を示す。本実施形態の過電流保護装置は、実施形態1とは異なる過電流検出回路102を備える。それ以外の点において、本実施形態は、実施形態1と同じである。すなわち、本実施形態の過電流保護装置において、過電流制限回路(第1の過電流制限回路)100と過電流検出回路102(第2の過電流制限回路)は、いずれも、ドライバトランジスタ3に流れる過電流を検出し、その過電流を制限するものである。過電流制限回路100と過電流検出回路102において、過電流を制限する領域は異なる。本実施形態の過電流検出回路102は、実施形態1における電流源11を抵抗素子14に置換した構成を有する。
図4(a)に過電流保護装置として過電流検出回路102のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図4(b)に過電流保護装置として過電流制限回路100のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図4(c)に過電流制限回路100と過電流検出回路102を含む、本実施形態の過電流保護装置を用いた電源装置の出力電流−出力電圧の特性を示す。図4(a)に示すように、出力電圧VOUTが0Vに近い領域では、第2センストランジスタ10及び抵抗14により発生する第2バイアス電圧が0Vに近くなり、抵抗素子14を流れる電流が無くなるため、第2センストランジスタ10及びドライバトランジスタ3に流れる電流も0となる。このため、本実施形態の場合、出力電圧VOUTが立上る際に上記過電流検出回路102による制限がかからないようにする回路が別途必要となる(図示せず)。
(実施形態3)
図5に、本発明の実施形態3の過電流保護装置を示す。本実施形態の過電流保護装置は、実施形態2とは異なる過電流検出回路103を備える。それ以外の点において、本実施形態は、実施形態2と同じである。すなわち、本実施形態の過電流保護装置において、過電流制限回路(第1の過電流制限回路)100と過電流検出回路(第2の過電流制限回路)103は、いずれも、ドライバトランジスタ3に流れる過電流を検出し、その過電流を制限するものである。過電流制限回路100と過電流検出回路103において、過電流を制限する領域は異なる。本実施形態の過電流検出回路103は、実施形態2の抵抗素子14と並列に電流源11を接続した構成を有する。
図6(a)に過電流保護装置として過電流検出回路103のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図6(b)に過電流保護装置として過電流制限回路100のみを用いた場合の出力電流−出力電圧の特性を示し、図6(c)に過電流制限回路100と過電流検出回路103を含む、本実施形態の過電流保護装置を用いた電源装置の出力電流−出力電圧の特性を示す。本実施形態によれば、電流源11を設けているため、出力電圧VOUTが0Vの状態であっても電流源11の作用により電流が流れるため、第2センストランジスタ10及びドライバトランジスタ3に流れる電流が0に制限されることは無い。すなわち、VOUT=0Vでも一定の電流が流れるため、実施形態2において必要であった出力電圧VOUTの立上りを考慮した別回路は不要となる。
(実施形態4)
図7〜図9に、本実施形態の過電流保護装置104、105、106を示す。本実施形態の過電流保護装置104、105、106は、実施形態1〜3の過電流制限回路100及び過電流検出回路101、102、103において比較器6,12として使用されている差動増幅器を統合して、二つの正入力及び二つの負入力を持つ比較器15として差動増幅器を構成したものである。本実施形態においても、本発明の所期の目的を実現することが可能である。
図10(a)に、実施形態1〜3の過電流保護装置で用いられる比較器となる差動増幅器6、12の入力段を示し、図10(b)に、本実施形態の過電流保護装置で用いられる差動増幅器15の入力段の構成を示す。図10(a)において差動増幅器6、12の入力段は、トランジスタ17,18と電流源19とにより構成される。図10(b)において、差動増幅器15は、トランジスタ20、21、22、23と電流源24とにより構成される。本実施形態の差動増幅器15は、正入力及び負入力を各々2系統有する。
本実施形態によれば、実施形態1〜3に示す構成と比較して、2つの差動増幅器6、12を一つの差動増幅器15に統合したことにより、回路素子の節減及び消費電流の低減が可能となる。
(変形例)
実施形態1〜4において、ドライバトランジスタ3及び第1センストランジスタ4及び第2センストランジスタ10は、Nチャネル型MOSトランジスタであったが、これらのトランジスタはPチャネル型MOSトランジスタであってもいい。この場合、比較器6、12の極性、出力MOSトランジスタ7、13の極性を適切に選択すればよい。これに伴い、昇圧回路9を不要とする回路構成を実現することも可能である。
なお、上記実施形態の過電流保護装置に用いられる出力MOSトランジスタ7、13の極性はN型であってもP型であっても構わない。
また、実施形態1〜4においては、負荷30が出力端子2に接続され出力端子2から負荷30に電流が出力される場合について説明したが、電源と入力端子1との間に負荷30が接続され、負荷に流れた電流が入力端子1に流入する場合であっても、本発明を適用できる。
本発明の過電流保護装置は、高精度な過電流制限機能と過電流検出機能を実現できるという効果を有し、電源装置等に有用である。
0 接地端子
1 入力端子
2 出力端子
3 ドライバトランジスタ
4 第1センストランジスタ
5 センス抵抗
6 比較器
7 出力MOSトランジスタ
8 電圧源
9 昇圧回路
10 第2センストランジスタ
11 定電流源
12 比較器
13 出力MOSトランジスタ
14 抵抗素子
30 負荷
100 過電流制限回路
101、102、103 過電流検出回路
104、105、106 過電流保護装置
特開2005−333691号公報

Claims (6)

  1. 外部入力端子と外部出力端子との間に接続されたドライバトランジスタを制御することにより過電流を制限する過電流保護装置であって、
    前記ドライバトランジスタと並列に接続されて前記ドライバトランジスタに対して所定の比率の電流を流す第1センストランジスタと、前記第1センストランジスタと前記外部入力端子との間に接続されたセンス抵抗と、前記第1センストランジスタに流れる電流に前記センス抵抗の抵抗値を乗じて得られる電圧値を所定の第1バイアス電圧と比較する比較器とを備え、前記比較器の出力に基づいて前記ドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流制限回路と、
    前記ドライバトランジスタのドレイン−ソース間の電位差と、所定の第2バイアス電圧とを比較することにより、前記ドライバトランジスタのゲート電圧を制御する過電流検出回路と、
    を有する、過電流保護装置。
  2. 前記過電流検出回路の検出値を前記過電流制限回路の制限値以上となるようにした、請求項1に記載の過電流保護装置。
  3. 前記過電流検出回路は、
    前記ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、
    前記第2センストランジスタに直列に接続された電流源と、
    前記ドライバトランジスタ及び前記外部出力端子間の電圧値と、前記第2センストランジスタ及び前記電流源間の電圧値とを比較する比較器と、
    ゲート端子を前記比較器の出力端子に接続され、入力端子を前記ドライバトランジスタ、前記第1センストランジスタ、及び前記第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、
    を有する請求項1に記載の過電流保護装置。
  4. 前記過電流検出回路は、
    前記ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、
    前記第2センストランジスタに直列に接続された抵抗素子と、
    前記ドライバトランジスタ及び前記外部出力端子間の電圧値と、前記第2センストランジスタ及び前記抵抗素子間の電圧値とを比較する比較器と、
    ゲート端子を前記比較器の出力端子に接続され、入力端子を前記ドライバトランジスタ、前記第1センストランジスタ、及び前記第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、
    を有する請求項1に記載の過電流保護装置。
  5. 前記過電流検出回路は、
    前記ドライバトランジスタと、入力端子及びゲート端子を共通接続された第2センストランジスタと、
    前記第2センストランジスタに直列に接続された抵抗素子と、
    前記抵抗素子と並列に接続された電流源と、
    前記ドライバトランジスタ及び前記外部出力端子間の電圧値と、前記第2センストランジスタ及び前記抵抗素子間の電圧値とを比較する比較器と、
    ゲート端子を前記比較器の出力端子に接続され、入力端子を前記ドライバトランジスタ、前記第1センストランジスタ、及び前記第2センストランジスタのゲート端子に接続された出力トランジスタと、
    を有する請求項1に記載の過電流保護装置。
  6. 前記過電流制御回路の比較器及び前記過電流検出回路の比較器は、一つの差動増幅器により構成されている、請求項3から請求項5のいずれかの請求項に記載の過電流保護装置。
JP2009064445A 2009-03-17 2009-03-17 過電流保護装置 Expired - Fee Related JP5434170B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009064445A JP5434170B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 過電流保護装置
US12/725,782 US8040650B2 (en) 2009-03-17 2010-03-17 Excess-current protection circuit and power supply

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009064445A JP5434170B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 過電流保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010220394A true JP2010220394A (ja) 2010-09-30
JP5434170B2 JP5434170B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=42737388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009064445A Expired - Fee Related JP5434170B2 (ja) 2009-03-17 2009-03-17 過電流保護装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8040650B2 (ja)
JP (1) JP5434170B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019114936A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 ローム株式会社 負荷駆動装置、半導体装置及びモータドライバ装置
WO2021086105A1 (ko) * 2019-10-30 2021-05-06 삼성전자 주식회사 전자 장치에서의 보호 회로 및 이를 위한 방법
US11378598B2 (en) 2020-03-05 2022-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit device and current detection circuit

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9280165B2 (en) * 2010-06-16 2016-03-08 Autonetworks Technologies, Ltd. Power supply control circuit using N-type and P-type FETs in parallel and power supply control device
EP2686943B1 (en) * 2011-03-16 2015-03-04 ABB Research LTD Gate control circuit, power module and associated method
JP2018107933A (ja) * 2016-12-27 2018-07-05 株式会社東海理化電機製作所 駆動用集積回路及び駆動システム
JP7195386B1 (ja) * 2021-07-27 2022-12-23 三菱電機株式会社 電力変換装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05241671A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Fuji Electric Co Ltd 基準電圧発生装置および過電流防止機能付半導体装置
JP2000299630A (ja) * 1999-02-14 2000-10-24 Yazaki Corp 半導体装置
JP2000312433A (ja) * 1999-02-26 2000-11-07 Yazaki Corp スイッチング・デバイス
JP2004248454A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 過電流制限回路
JP2005333691A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Rohm Co Ltd 過電流検出回路及びこれを有する電源装置
JP2008199682A (ja) * 2008-05-23 2008-08-28 Sony Corp 並列型ad変換器、これを用いた信号処理回路およびこれを搭載した記録再生装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2646434B2 (ja) 1990-05-29 1997-08-27 日鉱亜鉛 株式会社 着色亜鉛めっき方法
JP2006178539A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Freescale Semiconductor Inc 過電流保護回路及び直流電源装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05241671A (ja) * 1992-02-28 1993-09-21 Fuji Electric Co Ltd 基準電圧発生装置および過電流防止機能付半導体装置
JP2000299630A (ja) * 1999-02-14 2000-10-24 Yazaki Corp 半導体装置
JP2000312433A (ja) * 1999-02-26 2000-11-07 Yazaki Corp スイッチング・デバイス
JP2004248454A (ja) * 2003-02-14 2004-09-02 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 過電流制限回路
JP2005333691A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Rohm Co Ltd 過電流検出回路及びこれを有する電源装置
JP2008199682A (ja) * 2008-05-23 2008-08-28 Sony Corp 並列型ad変換器、これを用いた信号処理回路およびこれを搭載した記録再生装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019114936A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 ローム株式会社 負荷駆動装置、半導体装置及びモータドライバ装置
JP7001463B2 (ja) 2017-12-25 2022-01-19 ローム株式会社 負荷駆動装置、半導体装置及びモータドライバ装置
WO2021086105A1 (ko) * 2019-10-30 2021-05-06 삼성전자 주식회사 전자 장치에서의 보호 회로 및 이를 위한 방법
US11378598B2 (en) 2020-03-05 2022-07-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor integrated circuit device and current detection circuit

Also Published As

Publication number Publication date
US20100238595A1 (en) 2010-09-23
JP5434170B2 (ja) 2014-03-05
US8040650B2 (en) 2011-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5516320B2 (ja) レギュレータ用半導体集積回路
KR101898290B1 (ko) 전압 레귤레이터
JP5434170B2 (ja) 過電流保護装置
JP5151332B2 (ja) 同期整流型スイッチングレギュレータ
JP6130112B2 (ja) ボルテージレギュレータ
KR101586525B1 (ko) 전압 조정기
JP5977963B2 (ja) ボルテージレギュレータ
JP6211887B2 (ja) ボルテージレギュレータ
US9411345B2 (en) Voltage regulator
US20140253076A1 (en) Voltage regulator
US20230074005A1 (en) Temperature measurement circuit
JP2012159870A (ja) ボルテージレギュレータ
US20140091776A1 (en) Voltage regulator
US9886052B2 (en) Voltage regulator
JP6700550B2 (ja) レギュレータ
US9213353B2 (en) Band gap reference circuit
JP2018173868A (ja) 過電流保護回路及びボルテージレギュレータ
KR20140109830A (ko) 볼티지 레귤레이터
US10551860B2 (en) Regulator for reducing power consumption
US10094857B2 (en) Current detection circuit
JP4247973B2 (ja) 電流測定回路
JP2016015076A (ja) レギュレータ回路
JP2022045499A (ja) 電流検出回路、スイッチ回路
JP2014142698A (ja) レギュレータ
JP2004251836A (ja) 温度検知回路および集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120622

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130805

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130813

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131125

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees