JP2010179884A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の頭部に向けてヘッドレストを確実に移動させ得る乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シート1であって、アッパフレーム2cと、アッパフレーム2cに装着されるサポート4と、サポート4に取付けられてアッパフレーム2cよりも下方に位置する力受部材6と、サポート4に挿入されるステー5に装着されるヘッドレスト3の基部材10と、基部材10に移動可能に取付けられるヘッドレスト本体11と、ヘッドレスト本体11を基部材10に対して移動させる移動体13と、シートバック2への衝撃を検知する検知装置7を有する。シートバック2に衝撃が加わると、検知装置7が衝撃を検知して移動体13を操作し、ヘッドレスト本体11が基部材10に対し移動し、かつ衝撃によって力受部材6が後方に押され、サポート4がアッパフレーム2cを中心に回転しヘッドレスト3が前方に回転する。
【選択図】図1

Description

本発明は、シートバックとヘッドレストを有する乗物用シートに関する。
従来、様々な乗物用シートが知られている。例えば乗物用シートは、シートバックと、シートバックに移動可能に取付けられたヘッドレストと、ヘッドレストをシートバックに対して移動させる移動機構を有している(特許文献1参照)。移動機構は、乗物が衝撃を受けた際に操作されてヘッドレストをシートバックに対して上方に移動させると同時に前方に回転させる。この結果、シートに着座した使用者の頭部にヘッドレストが近接し、ヘッドレストによって使用者の鞭打ちを抑制できる。
特開2005−212596
しかしシートに着座した使用者の頭部に向けてヘッドレストをさらに確実に移動させ得る構造が従来求められている。そこで本発明は、シートに着座した使用者の頭部に向けてヘッドレストを確実に移動させ得る乗物用シートを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える乗物用シートであることを特徴とする。請求項1に記載の発明によると、シートバックの上部に沿って延出するアッパフレームと、アッパフレームに装着される一対のサポートと、一対のサポートに取付けられてアッパフレームよりも下方に位置する力受部材と、一対のサポートに挿入される一対のステーの上部に装着されるヘッドレストの基部材と、基部材に対して前後方向に移動可能に取付けられるヘッドレスト本体と、ヘッドレスト本体を基部材に対して前方に移動させる移動体と、シートバックに加わった衝撃を検知する検知装置とを有している。そしてシートバックに衝撃が加わると、検知装置が衝撃を検知して移動体を操作し、これによりヘッドレスト本体が基部材に対し前方に移動し、かつ衝撃によって力受部材が後方に押され、これによりサポートがアッパフレームを中心に回転してヘッドレストが前方に回転する。
したがってシートバックに衝撃が加わった場合、ヘッドレストは二つのルートによって移動し得る。すなわち衝撃を検知装置によって検知し、ヘッドレスト本体が基部材に対して移動するルートと、衝撃によって力受部材が押されて基部材がシートバックに対して前方に回転するルートを有している。そのためヘッドレストは、確実に前方に移動し得る。また力受部材は、サポートに取付けられる簡易な構造であるために安価に構成され得る。またサポートは、力受部材が後方に押されることでトルクを受け、ヘッドレストが後方に押されることで逆向きのトルクを受ける。そのためサポートをシーソーとして、ヘッドレストが使用者の頭部を後方から確実に支持し、かつ力受部材が使用者の背中を後方から確実に支持し得る。
請求項2に記載の発明によると、サポートは、アッパフレームに移動不能に装着される。そして力受部材が後方に力を受けると、サポートがアッパフレームを中心に回転するようにアッパフレームが変形する。したがってサポートは、アッパフレームに回転可能に取付けられる形態に比べて簡易な構造にてアッパフレームに取付けられ得る。かくして乗物用シートが安価に構成され得る。
請求項3に記載の発明によると、シートバックに衝撃が加わると、ヘッドレスト本体が移動体によって基部材に対して移動し、この時、ヘッドレスト本体の前面が相対的に基部材に対して略平行に移動し、かつ力受部材が後方に押されることで基部材がシートバックに対してアッパフレームを中心に前方に回転する。
ところでシートバックは、衝撃を受けた際に下部側で大きなトルクを受けるために、下部側を中心に後方に曲がり得る。その結果、ヘッドレストは、前面が上を向く方向に回転する。しかしこの回転は、ヘッドレストの基部材がアッパフレームを中心に前方に回転することによって相殺され得る。しかも基部材の回転量は、力受部材が受ける衝撃の大きさに対応するため、衝撃の大きさに対応して大きくなるシートバックの曲がり量に対応し得る。そのため衝撃の大きさに関わらずヘッドレストの前面が使用者の頭部に対向し続け得る。さらにヘッドレスト本体は、前面が相対的に基部材に対して略平行に前方に移動するように移動する。そのためヘッドレスト本体の前面が使用者の頭部に対向し続け得る。かくしてヘッドレストの前面によって使用者の頭部を後方から安定良く支持し得る。
乗物用シートの一部斜視図である。 図1のII―II線断面矢視図である。 シートバックが衝撃を受けた後の図2に相当する乗物用シートの一部断面図である。 ヘッドレストの分解斜視図である。 ヘッドレストの断面図である。 ヘッドレスト本体が前方に移動した後の図5に相当するヘッドレストの断面図である。
本発明の実施の形態を図1〜6にしたがって説明する。乗物用シート1は、図1に示すように自動車等の乗物に搭載されるシートであって、シートクッション9とシートバック2とヘッドレスト3を有している。シートクッション9とシートバック2の間には、これらを角度調整可能に連結するリクライニング装置20が設けられている。
シートバック2は、図1に示すように枠状のフレーム2aと、フレーム2aに装着されるパッド2fと、パッド2fの外表面を覆う表皮2gを有している。フレーム2aは、左右一対のサイドフレーム2bと、サイドフレーム2bの上部間を連結するアッパフレーム2cと、サイドフレーム2bの下部間を連結するアンダフレーム2dを有している。サイドフレーム2bは、シートバック2の側部に沿って延出し、アッパフレーム2cは、シートバック2の上部に沿って延出する。アッパフレーム2cには、一対のサポート4が取付けられ、サポート4に挿入されたステー5の上部にヘッドレスト3が取付けられる。
サポート4は、図1に示すように筒状のブラケット部材4aと、ブラケット部材4aに装着される内筒部材4bを有している。ブラケット部材4aは、金属製であって、アッパフレーム2cに固着される。内筒部材4bは、樹脂製であって、ブラケット部材4aに対して上方から挿入されかつ下方に抜止めされる。内筒部材4bには、ステー5が挿通される貫通孔と、ステー5を位置決めする位置決め機構4cが設けられている。したがってステー5は、サポート4に対して上下に位置調整され得る。
サポート4は、図1,2に示すようにアッパフレーム2cの前面に移動不能に取付けられ、上下方向に長い。サポート4の上部は、アッパフレーム2cよりも上側に位置し、下部は、アッパフレーム2cよりも下側に位置する。サポート4の下部間には、力受部材6が装着される。
力受部材6は、図1,2に示すように樹脂製または金属製の板材である。力受部材6は、本体部6aと本体部6aから上方に延出する一対の取付部6bを有している。本体部6aは、左右方向に長く、一対のサポート4の間を延出する。本体部6aの両端部6a1は、サポート4よりも外側に張り出している。取付部6bは、本体部6aの両端部6a1の近傍位置から上方に延出している。本体部6aと取付部6bは、サポート4の前面に固着される。したがって力受部材6は、本体部6aが使用者側から後方に押された際にサポート4の下部を後方に押す。その結果、アッパフレーム2cを中心とするトルクがサポート4に生じる。
図4に示すようにヘッドレスト3は、基部材10と、基部材10に対して前後方向に移動するヘッドレスト本体11を有している。基部材10の左右両側には、ステー5が取付けられる。ヘッドレスト本体11は、前部材11aと後部材11dを有しており、前部材11aと後部材11dは、これらの間に基部材10を収容した状態で箱状に組付けられる。ヘッドレスト本体11の外周には、図示省略パッドと表皮が装着される。前部材11aと基部材10の間には、これらを移動可能に連結する連結機構22が設けられる。
連結機構22は、図4,5に示すように連結リンク12とスライド機構23を有している。連結リンク12は、一端部がピン15によって基部材10に回転可能に連結され、他端部が前部材11aの取付部11bに回転可能に取付けられる。スライド機構23は、前部材11aの突部11cに取付けられるピン14と、基部材10に形成されたスライド溝10aを有している。スライド溝10aは、上下および前後方向に略円弧状に延出しており、スライド溝10aにピン14が挿通される。
基部材10には、図4,5に示すようにヘッドレスト本体11を初期位置に保持する初期位置保持機構24と、初期位置保持機構24を解除するための解除機構25と、ヘッドレスト本体11を前方に移動させる付勢部材(移動体)13が設けられている。付勢部材13は、コイルスプリングであって、両端部がピン14,15に係止され、ピン14を上方に付勢する。初期位置保持機構24は、第一フック16と第二フック17を有している。第一フック16は、付勢部材26に付勢されて第二フック17に係止する。第二フック17は、ピン14に係止してピン14の移動を規制する。
解除機構25は、図4,5に示すように操作軸部材19と作動ロッド18を有している。操作軸部材19は、基部材10に回転可能に取付けられる。作動ロッド18は、ステー5に挿通され、一端部が操作軸部材19に係止される。作動ロッド18の他端部は、ステー5内においてケーブル8の端部8a1に近接する。作動ロッド18がケーブル8の端部8a1に押し上げられると、作動ロッド18が操作軸部材19を回転させる。そして操作軸部材19が第一フック16を付勢部材26に抗して回転させ、第二フック17が付勢部材27によって回転する。これによりピン14が第二フック17から解放され、ピン14が付勢部材13によってスライド溝10aに沿って前上方に移動する。かくしてヘッドレスト本体11が基部材10に対して前上方に移動する。
図1に示すようにシートバック2のアンダフレーム2dには、検知装置7が取付けられている。検知装置7は、傾動部材7aとリンク7bとアーム7cを有している。傾動部材7aは、下端部を支点として上端部が前後に移動する。リンク7bは、前端部が傾動部材7aの上部に連結され、傾動部材7aの前後動に連動して後端部が上下動する。アーム7cは、リンク7bの後端部に連結され、リンク7bの回転に連動してピン7c1を中心に回転する。アーム7cは、回転することで先端部に連結されたケーブル8のインナケーブル8bを引っ張る。
ケーブル8は、図1に示すようにインナケーブル8bと、インナケーブル8bが挿通されるアウタケーブル8aを有している。アウタケーブル8aの下端部は、アンダフレーム2dに取付けられ、インナケーブル8bの下端部は、アーム7cに取付けられる。インナケーブル8bの上部は、図示省略のピンによってステー5の下部に連結される。アウタケーブル8aの上側端部8a1は、ステー5に移動可能に挿通される(図5参照)。
シート1は、図2,3に示すように衝撃を受けた場合に図2の状態から図3の状態に変化する。例えば乗物が後方から衝撃等を受けると、使用者の体重が慣性力によってシートバック2に加わる。これによりシートバック2は、下側部において大きなトルクを受けて、下側部を中心に後方(矢印A方向)に曲がり得る。これに対してヘッドレスト3は、二つのルートによってシートバック2に対して前方へ移動する。
第一のルートでは、力受部材6がシートバック2の上部において使用者の体重の慣性力によって後方に押される(図3参照)。その結果、サポート4の下部が力受部材6によって後方に押され、アッパフレーム2cを中心とするトルクがサポート4に生じる。そのトルクによってアッパフレーム2cが略軸中心にねじれて変形し、サポート4がアッパフレーム2cを中心に矢印B方向に回転し、ステー5とヘッドレスト3がアッパフレーム2cを中心に前方に回転する。
第二のルートでは、検知装置7の傾動部材7aがシートバック2の下部において使用者の体重の慣性力によって後方に押される(図1参照)。これにより検知装置7がインナケーブル8bを下方に引っ張り、インナケーブル8bに対して相対的にアウタケーブル8aが上方に移動する。その結果、アウタケーブル8aの端部8a1が作動ロッド18を上方に押し(図5参照)、初期位置保持機構24が解除される。かくして図3,6に示すようにヘッドレスト本体11が付勢部材13の付勢力によって基部材10に対して前上方に移動する。そしてヘッドレスト本体11の前面11fは、基部材10に対して相対的に図5の初期位置から図6の前位置に略平行に矢印C方向に移動する。
以上のように乗物用シート1は、図1に示すように力受部材6と検知装置7を有している。そしてシートバック2に衝撃が加わると、検知装置7が衝撃を検知して移動体(付勢部材13)を操作し、これによりヘッドレスト本体11が基部材10に対して前方に移動し、かつ衝撃によって力受部材6が後方に押され、これによりサポート4がアッパフレーム2cを中心に回転してヘッドレスト3が前方に回転する。
したがってシートバック2に衝撃が加わった場合、ヘッドレスト3は二つのルートによって移動する。すなわち衝撃を検知装置7によって検知し、ヘッドレスト本体11が基部材10に対して移動するルートと、衝撃によって力受部材6が押されて基部材10がシートバック2に対して前方に回転するルートを有している。そのためヘッドレスト3は、確実に前方に移動し得る。また力受部材6は、サポート4に取付けられる簡易な構造であるために安価に構成され得る。またサポート4は、力受部材6が後方に押されることでトルクを受け、ヘッドレスト3が後方に押されることで逆向きのトルクを受ける。そのためサポート4をシーソーとして、ヘッドレスト3が使用者の頭部を後方から確実に支持し、かつ力受部材6が使用者の背中を後方から確実に支持し得る。
またサポート4は、図1に示すようにアッパフレーム2cに移動不能に装着される。そして力受部材6が後方に力を受けると、サポート4がアッパフレーム2cを中心に回転するようにアッパフレーム2cが変形する。したがってサポート4は、アッパフレーム2cに回転可能に取付けられる形態に比べて簡易な構造にてアッパフレーム2cに取付けられ得る。かくして乗物用シート1が安価に構成され得る。
また図3に示すようにシートバック2に衝撃が加わると、ヘッドレスト本体11が移動体(付勢部材13)によって基部材10に対して移動し、この時、ヘッドレスト本体11の前面11fが相対的に基部材10に対して略平行に移動し、かつ力受部材6が後方に押されることで基部材10がシートバック2に対してアッパフレーム2cを中心に前方に回転する。
ところでシートバック2は、図3に示すように衝撃を受けた際に下部側で大きなトルクを受けるために、下部側を中心に後方に曲がり得る。その結果、ヘッドレスト3は、前面11fが上を向く方向に回転する。しかしこの回転は、ヘッドレスト3の基部材10がアッパフレーム2cを中心に前方に回転することによって相殺され得る。しかも基部材10の回転量は、力受部材6が受ける衝撃の大きさに対応するため、衝撃の大きさに対応して大きくなるシートバック2の曲がり量に対応し得る。そのため衝撃の大きさに関わらずヘッドレスト3の前面11fが使用者の頭部に対向し続け得る。さらにヘッドレスト本体11は、前面11fが相対的に基部材10に対して略平行に前方に移動するように移動する。そのためヘッドレスト本体11の前面11fが使用者の頭部に対向し続け得る。かくしてヘッドレスト3の前面11fによって使用者の頭部を後方から安定良く支持し得る。
(他の実施の形態)
本発明は、上記実施の形態に限定されず、以下の形態等であっても良い。
(1)上記実施の形態では、サポート4がアッパフレーム2cに移動不能に取付けられている。しかしサポートが回転支持部材等を介してアッパフレームに回転可能に取付けられ、力受部材が後方へ押された際にサポートがアッパフレームに対してアッパフレームを変形させることなく、回転する形態等であっても良い。
(2)上記実施の形態では、ヘッドレスト本体11が付勢部材(移動体)13によって基部材10に対して前方に移動する。しかしモータ等の駆動装置と、その駆動装置によって操作されるリンク部材によってヘッドレスト本体が基部材に対して前方に移動する形態であっても良い。
(3)上記実施の形態の力受部材6は、板部材であったが棒部材等であっても良い。
(4)上記実施の形態のアッパフレーム2cに変形を促進するための変形促進部2hを設けても良い(図1参照)。例えば変形促進部2hは、アッパフレーム2cの一部を窪ませた形態、あるいはアッパフレーム2cの一部を切欠いた形態等であって、アッパフレーム2cの左右両側部に設けられる。これによりアッパフレーム2cは、変形促進部2hにおいて大きく変形しやすい。
(5)上記実施の形態の乗物用シート1は、自動車等の車両に設けられていたが、船や飛行機等の乗物に設けられても良い。
1…乗物用シート
2…シートバック
2c…アッパフレーム
3…ヘッドレスト
4…サポート
5…ステー
6…力受部材
7…検知装置
8…ケーブル
10…基部材
11…ヘッドレスト本体
11f…前面
13…付勢部材(移動体)

Claims (3)

  1. シートバックとヘッドレストを有する乗物用シートであって、
    前記シートバックの上部に沿って延出するアッパフレームと、前記アッパフレームに装着される一対のサポートと、前記一対のサポートに取付けられて前記アッパフレームよりも下方に位置する力受部材と、前記一対のサポートに挿入される一対のステーの上部に装着される前記ヘッドレストの基部材と、前記基部材に対して前後方向に移動可能に取付けられるヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体を前記基部材に対して前方に移動させる移動体と、前記シートバックに加わった衝撃を検知する検知装置とを有し、
    前記シートバックに衝撃が加わると、前記検知装置が前記衝撃を検知して前記移動体を操作し、これにより前記ヘッドレスト本体が前記基部材に対し前方に移動し、かつ前記衝撃によって前記力受部材が後方に押され、これにより前記サポートが前記アッパフレームを中心に回転して前記ヘッドレストが前方に回転することを特徴とする乗物用シート。
  2. 請求項1に記載の乗物用シートであって、
    サポートは、アッパフレームに移動不能に装着され、
    力受部材が後方に力を受けると、前記サポートが前記アッパフレームを中心に回転するように前記アッパフレームが変形することを特徴とする乗物用シート。
  3. 請求項1または2に記載の乗物用シートであって、
    シートバックに衝撃が加わると、ヘッドレスト本体が移動体によって基部材に対して移動し、この時、前記ヘッドレスト本体の前面が相対的に前記基部材に対して略平行に移動し、かつ力受部材が後方に押されることで前記基部材が前記シートバックに対してアッパフレームを中心に前方に回転することを特徴とする乗物用シート。

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