JP2010148000A - 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム - Google Patents

無線端末装置、無線中継装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ビーコンの待ち受け条件が異なる無線端末装置毎を備えた無線通信システムを実現し、無線通信端末へのデータ送信の効率化を図ると共に無線端末装置の省電力化を図ること。
【解決手段】無線端末装置に定期的にビーコンを送信する無線送信部14と、無線端末装置の種類を示すアプリケーションID、及び、無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すマスクビットを含むビーコンを生成し、生成したビーコンを無線送信部により無線端末装置へ送信させる制御部10と、を備える無線中継装置1。
【選択図】図7

Description

本発明は、無線端末装置、無線中継装置及びプログラムに関する。
近年、複数の電子機器間で小規模な無線ネットワークを構築して情報通信を行なう無線通信システムの開発が進められている。特に、人の身の回りを通信範囲とする小規模な無線PAN(Personal Area Network)の分野の開発が進められ、急速に普及している。この無線PANは、例えば、IEEE802.15で物理層とMAC層の標準化がなされているZigBee(登録商標)や、IEEE802.15.1で物理層とMAC層の標準化がなされているBluetooth(登録商標)などを用いて実現されている。
ZigBeeは、ZigBeeアライアンスで標準化され、物理層及びMAC層にIEEE802.15.4を利用したものである。従って、ZigBeeは、Bluetoothよりも低速ながら低価格、低消費電力、設置が容易であり、無線中継装置が多数の無線端末装置と接続可能であるという特徴がある。
ZigBeeを用いた無線通信システムは、無線中継装置と無線端末装置とから構成される。この無線通信システムの通信方式として、ビーコン・モードが用いられることが多い。ビーコン・モードは、無線中継装置が所定の周期で定期的にビーコン(Beacon)信号を送信し、全ての無線端末装置がビーコンを受信し、受信したビーコンに同期して無線端末装置が無線中継装置と無線通信を行うものである。
無線中継装置から無線端末装置へデータを送信する場合、無線中継装置は、ビーコン内のペンディングアドレス内にデータを送信する無線端末装置のアドレスを格納して送信する。そしてビーコンを受信した無線端末装置は、ビーコン内に自身のアドレスがある場合にはデータリクエストを無線中継装置に送信してデータを受信する。
上述したような無線通信システムでは、ペンディングアドレス内に格納できる無線端末装置のアドレスの数は、最大7つまでとIEEE802.15.4により規定されている。そのため、例えば、1台の無線中継装置と、8台以上の多数の無線端末装置とから構成さえる無線通信システムであって、全ての無線端末装置にデータを送信する場合でも、1つのビーコン内に最大7つまでしかアドレスを格納することができない。従って、1回のビーコンの送信で最大7台の無線端末装置しかデータを受信できないのにもかかわらず、全ての無線端末装置がビーコンの送信回毎に受信動作を行うことになる。このことから、無線端末装置は、データを受信する必要がない場合でもビーコンの受信を行なうため、無駄に電力を消費するという問題がある。
従来、無線端末装置の省電力化を図る技術として、無線通信基地局から送信される無線波を受信する受信手段と、無線通信基地局が定期的に送信するビーコンの送信タイミングに同期して、全てのビーコン又は複数に1個のビーコン毎に受信手段を休止状態から受信状態に復帰させて間欠受信動作を行なわせる受信制御手段と、アプリケーションプログラムが使用する通信データのデータ帯域に応じて間欠受信動作の受信間隔を制御する受信間隔制御手段と、を備えた無線通信端末が開示されている(特許文献1参照)。
特開2004−187002号公報
しかしながら、特許文献1のような無線通信システムでは、このビーコンの受信間隔等の待受条件が全ての無線端末装置で同一であるため、ビーコンの待受条件等の種類が異なる無線端末装置を同一の無線通信システムに収容することができない。従って、同一種類の無線端末装置毎に無線通信システムを構築しなくてはならず、同一場所に無線通信システムが複数存在するという問題がある。
本発明の課題は、上記問題に鑑みて、種類の異なる無線端末装置毎を備えた無線通信システムを実現し、無線端末装置へのデータ送信の効率化を図ると共に無線端末装置の省電力化を図ることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、無線端末装置に定期的にビーコンを送信する送信部と、前記無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含むビーコンを生成し、当該生成したビーコンを前記送信部により前記無線端末装置へ送信させる制御部と、を備えること、を特徴とする無線中継装置である。
更に、コンピュータを上述した請求項1記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の無線中継装置において、前記無線端末装置の種類は、前記無線端末装置がビーコンを受信する間隔により分類されていること、を特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の無線中継装置において、前記無線端末装置の種類別に通信可能な無線端末装置毎の情報を記憶している端末情報記憶部を備え、前記グループ識別情報は、前記ビーコンの送信回毎に値が増加するシーケンス番号、及び、前記無線端末装置の種類毎に複数の前記無線端末装置を分けるグループの総数に基づいて前記シーケンス番号から抽出する値が定められたマスク情報、を含み、前記制御部は、前記無線端末装置の種類毎に、前記端末情報記憶部に記憶されている前記無線端末装置の種類毎の無線端末装置の数に応じて前記マスク情報を決定すること、を特徴としている。
請求項4記載の発明は、ビーコンを受信する受信部を備えた無線端末装置において、前記ビーコンは、前記無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含み、自己の無線端末装置の種類を示す前記端末種別情報、及び、自己を識別する端末識別情報が記憶されている識別情報記憶部と、前記受信部により受信したビーコンに含まれている前記端末種別情報及び前記グループ識別情報と、前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報及び前記端末識別情報とに基づいて、前記受信部を起動させるタイミングを算出し、当該算出したタイミングまで前記受信部の動作を停止させる制御部と、を備えることを特徴とする無線端末装置である。
更に、コンピュータを上述した請求項4記載の発明に示した主要手段として機能させるためのプログラムを提供する(請求項10記載の発明)
請求項5記載の発明は、請求項4に記載の無線端末装置において、前記無線端末装置の種類は、前記無線端末装置がビーコンを受信する間隔により分類されていること、を特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の無線端末装置において、前記制御部は、前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報と一致する前記ビーコンに含まれる前記端末種別情報に対応する前記グループ識別情報を抽出し、当該抽出したグループ識別情報と前記端末識別情報とに基づき、前記受信部により受信したビーコンが自己の無線端末装置の種類を分けるグループのうち自己が属するグループ宛のビーコンであると判別すること、を特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項4から6のいずれか一項に記載の無線端末装置において、前記グループ識別情報は、前記ビーコンの送信回毎に値が増加するシーケンス番号、及び、前記端末種別情報が示す前記無線端末装置の種類毎に複数の前記無線端末装置を分けるグループの総数に基づいて前記シーケンス番号から抽出する値が定められたマスク情報、を含み、前記制御部は、前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報と一致する前記ビーコンに含まれる前記端末種別情報に対応する前記マスク情報を抽出し、当該抽出したマスク情報を用いて前記シーケンス番号から抽出した値を示す第1算出値と、当該抽出したマスク情報を用いて前記端末識別情報から抽出した値を示す第2算出値との差分値を算出し、予め設定された前記ビーコンが送信される間隔に前記差分値を乗算した値を示す第3算出値を算出し、前記ビーコンを受信した時刻に前記第3算出値を加算した時刻に基づくタイミングまで、前記受信部の動作を停止させること、を特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項4から7のいずれか一項に記載の無線端末装置において、前記ビーコンは、データの送信対象となる前記無線端末装置の端末識別情報を含み、前記制御部は、前記受信部により受信したビーコンが自己が属するグループ宛のビーコンである場合、前記ビーコンに自己の端末識別情報が含まれている場合には前記受信部によりデータを受信すること、を特徴としている。
本発明によれば、種類の異なる無線端末装置毎を備えた無線通信システムを実現し、無線端末装置へのデータ送信の効率化を図ると共に無線端末装置の省電力化を図ることができる。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、この発明にはこの実施の形態に限定されるものではない。また、この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明の用語はこれに限定されない。
まず、構成を説明する。
図1に、本実施の形態における無線通信システムAの概略構成図を示す。
図1に示すように、無線通信システムAは、有線ネットワーク3を介して他の無線中継装置又は外部装置と接続された無線中継装置1と、無線中継装置1と無線を介して接続される複数の第1無線端末装置2a、第2無線端末装置2b、第3無線端末装置2cと、を備えている。この第1無線端末装置2a、第2無線端末装置2b、第3無線端末装置2cは、無線中継装置1から送信されるビーコンを受信する間隔、即ち、ビーコンの応答性能により分類された種類のものであり、ビーコンを受信する間隔が異なる以外は同様の構成であるため、以下、これらを無線端末装置2と総称する。
図2に、無線中継装置1の概略構成図を示す。
図2に示すように、無線中継装置1は、制御部10、記憶部11、端末情報用メモリ12、ビーコン送信タイマ13、無線送信部14、無線受信部15、SW(切替部)16、有線I/F(InterFace)部17、バッファ18、アンテナ19等を備え、各部が電気的に接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。制御部10は、記憶部11や端末情報用メモリ12に記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータ等の中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM又は記憶部11や端末情報用メモリ12のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM内又は記憶部11や端末情報用メモリ12の所定の領域に格納するとともに、無線中継装置1内の各部に指示して、無線中継装置1の動作全般を統括的に制御する。
制御部10は、端末種別情報及びグループ識別情報を含むビーコンを生成し、生成した前記ビーコンを無線送信部14により第1無線端末装置2a、第2無線端末装置2b、第3無線端末装置2cへ定期的に送信させるビーコン送信処理を実行する。
ビーコンとは、無線中継装置1から一定間隔で送信されるパケットデータであり、無線通信システムAに接続される第1無線端末装置2a、第2無線端末装置2b、第3無線端末装置2cと無線中継装置1とをそれぞれ同期させるためのものである。
図3に、本実施の形態におけるビーコンフォーマットの例を示す。
図3に示すように、ビーコンは、MAC(Media Access Control)ヘッダ領域B1と、MACペイロード領域B2と、MFR(MAC Footer)領域B3とを有している。
MACペイロード領域B2には、SS(Superframe Specification)B21、GTS(Guaranteed Time Slot)フィールドB22、PA(Pending Address)フィールドB23、ビーコンペイロードB24等が含まれている。
SSは、スーパーフレームの詳細情報フィールドであり、ビーコンを受信した際の時間管理を行うためのビーコン送信間隔やビーコンの通信方式が定義されている。GTSフィールドには、特定の無線端末装置に保障された通信方式(例えば、GTS)の情報が含まれている。PAフィールドには、無線端末装置に送信するデータがある場合、データを送信する無線端末装置を識別する端末識別情報(ノードアドレス)が含まれている。ビーコンペイロードB24には、拡張シーケンスナンバーB24aと、アプリケーションIDB24b及びマスクビットB24cの組合せが複数含まれている。アプリケーションIDB24b及びマスクビットB24cの組合せの数は、無線中継装置1が接続可能な無線端末装置2の種類の数であり、図示に限らない。
拡張シーケンスナンバーは、ビーコンの送信回毎に値が増加するものでありシーケンス番号として機能する。
アプリケーションIDは、無線端末装置の種類を示す予め設定された端末種別情報である。図1に示すように、無線端末装置の種類が第1無線端末装置2a、第2無線端末装置2b、第3無線端末装置2cの3種類ある場合には、種類毎にアプリケーションIDが設定されている。
マスクビットは、アプリケーションID毎に設定される。各マスクビットは、同一の種類の複数の無線端末装置を分けるグループの総数に基づいて拡張シーケンスナンバーから抽出する値が定められたものであり、マスク情報として機能する。この拡張シーケンスナンバーと各マスクビットとが、無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報として機能する。
図4に、無線端末装置の種類に対応するアプリケーションIDとマスクビットとの組み合わせの例を示す。
図4に示すように、高速応答用の無線端末装置のアプリケーションIDが「40h」、中速応答用の無線端末装置のアプリケーションIDが「80h」、低速応答用の無線端末装置のアプリケーションIDが「C0h」にそれぞれ設定されており、他は予備となっている。また、高速応答用の無線端末装置のマスクビットが「0001h」、中速応答用の無線端末装置のマスクビットが「000Fh」、低速応答用の無線端末装置のマスクビットが「00FFh」にそれぞれ設定されている。
高速応答用の無線端末装置の例としては、音声端末等であり、高速応答性を実現するために、ビーコンを受信する間隔が他の無線端末装置の種類よりも短い無線端末装置である。中速応答用の無線端末装置の例としては、電子伝言掲示板等であり、高速応答よりも遅く低速応答よりも早い応答性を実現するために、ビーコンを受信する間隔が高速応答よりも長く低速応答よりも短い無線端末装置である。低速応答用の無線端末装置の例としては、電子棚札等であり、低速応答性を実現するためにビーコンを受信する間隔が他の無線端末装置の種類よりも長い無線端末装置である。
本実施の形態では、第1無線端末装置2aを高速応答用の無線端末装置、第2無線端末装置2bを中速応答用の無線端末装置、第3無線端末装置2cを低速応答用の無線端末装置とする。
IEEE802.15.4でのビーコン間隔Tbは、下記の式(1)で規定される15.36[ms]〜251[s]の間に無線中継装置1により設定される。
Tb=15.36[ms]×2SO (0≦SO≦14) ・・・・式(1)
ここで、SO=2とした場合、ビーコン間隔Tbは、61.44[ms]となる。
例えば、以上の条件で、高速応答用の無線端末装置のビーコンの受信間隔が122.88[ms]、中速応答用の無線端末装置のビーコン受信間隔が983.04〔ms]44、低速応答用の無線端末装置のビーコン受信間隔が1578.64[ms]に設定される。
記憶部11は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、無線中継装置1に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magneto resistive Random Access Memory)、OUM(カルコゲニド合金による相変化記録メモリ)等を挙げることができる。また、記憶部11には、制御部10により実行される各種プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブルやデータ等が予め記憶されている。
端末情報用メモリ12は、電気的に消去及び書き換えが可能なメモリで構成されている。端末情報用メモリ12には、無線中継装置1自身の通信可能な領域内に存在する無線端末装置2のノードアドレス等の情報が無線端末装置の種類別に格納されており、端末情報記憶部として機能する。
ビーコン送信タイマ13は、ビーコンの送信間隔を計時するタイマであり、計時時間が送信間隔に達した旨を示すビーコン送信タイミング信号を制御部10に出力する。
無線送信部14は、変調回路やRF(Radio Frequency)回路等を備えており、パケットの送信電力の調整を行うと共に、制御部10からの指示に応じて送信するデータの符号化を行なってパケットを構成し、構成したパケットの変調を行い、アンテナ19を介して無線端末装置2へパケットの送信を行う。
無線受信部15は、復調回路やRF回路等を備えており、パケットの受信感度の調整を行うと共に、アンテナ19を介して受信したパケットの復調を行い、復調したパケットの解析を行って得られたデータを制御部10に出力する。
SW16は、アンテナ19と無線送信部14又は無線受信部15との間に設けられており、制御部10からの指示に従って、無線送信部14からのパケットの送信又はアンテナ19からのパケットの受信を切替える。
有線I/F17は、所定の通信方式により有線ネットワーク3を介して接続されている他の無線中継装置1又は外部装置と通信を行うための通信制御を行う。
バッファ18は、有線I/F17を介して受信したデータを一時的に記憶する。
アンテナ19は、設定された送信電力に応じてパケットの送信、又は設定された受信感度に応じてパケットの受信を行なう。
図5に、無線端末装置2の概略構成図を示す。
図5に示すように、無線端末装置2は、制御部20、記憶部21、メモリ22、起動用タイマ23、電源制御部24、表示制御部25a、表示部25b、無線送信部26、無線受信部27、SW(切替部)28、アンテナ29等を備え、各部が電気的に接続されている。また、無線端末装置2は、バッテリBを備え、電源制御部24からの制御信号に応じてバッテリBから各部へ電力が供給される。
制御部20は、CPU、ROM、RAM等を備え、記憶部21に記憶されている各種プログラム、各種テーブルやデータの中から指定されたプログラム、テーブルやデータを読み出し、RAM内又は記憶部21内のワークエリアに展開し、上記プログラムとの協働によって各種処理を実行し、その処理結果をRAM又は記憶部21の所定の領域に格納するとともに、無線端末装置2内の各部に指示して、無線端末装置2の動作全般を統括的に制御する。
制御部20は、無線受信部27により受信したビーコンに含まれている拡張シーケンスナンバー、アプリケーションID及びマスクビットと、アドレス用メモリ22に保持している自身の無線端末装置の種類を示すアプリケーションID及び自己を識別するノードアドレスと、に基づいて、無線受信部を起動させるタイミング(起動タイミング)を算出し、算出した起動タイミングまで無線受信部27の動作を停止させるビーコン受信処理を実行する。
起動タイミングの算出は、まず、メモリ22に記憶されている自己の無線端末装置の種類を示すアプリケーションIDが読み出され、当該読み出されたアプリケーションIDと一致するビーコンに含まれるアプリケーションIDが抽出される。そして、当該アプリケーションIDに対応するマスクビットがビーコンから抽出される。次に、抽出されたマスビットが用いられて拡張シーケンスナンバーから第1算出値が抽出される。また、抽出されたマスクビットが用いられて自身のノードアドレスから第2算出値が抽出される。第1算出値と第2算出値との差分値が算出され、予め設定されたビーコンが送信される間隔(ビーコン間隔)に差分値を乗算した値を示す第3算出値が算出される。そして、ビーコンを受信した時刻(T)に第3算出値が加算された時刻が起動タイミングとして算出される。
更に制御部20は、拡張シーケンスナンバー及びマスクビットとノードアドレスとに基づき、無線受信部27により受信したビーコンが自己の無線端末装置の種類を分けるグループのうち自己が属するグループ宛のビーコンであると判別する。
そして無線受信部27により受信したビーコンが自己が属するグループ宛のビーコンである場合、制御部20はビーコンのPAフィールドに自己のノードアドレスが含まれている場合には、無線送信部26によりデータリクエストを送信し、無線受信部27により無線中継装置1からデータを受信する処理を実行させる。
図6に、拡張シーケンスナンバー、マスクビット、ノードアドレスの例を示す。図6を参照して第1算出値と第2算出値の算出例を説明する。
図6に示すように、拡張シーケンスナンバー、マスクビット、ノードアドレスは、それぞれ2Byte(16bit)で示される。図6では、拡張シーケンスナンバーが「AAAAh」、マスクビットが「000Fh」、ノードアドレスが「FFAAh」と示される場合の例を用いて説明する。図6には、4bit毎に示される2進数の値に対応する16進数の値を示す。
第1算出値は、拡張シーケンスナンバーとマスクビットとをANDして得られた値である。図6では、マスクビットの1がたっているbitに対応する拡張シーケンスナンバーの網掛けされているbitの値「1010b」が第1算出値として算出される。また、第2算出値は、ノードアドレスとマスクビットとをANDして得られた値である。図6では、マスクビットの1がたっているbitに対応するノードアドレスの網掛けされているbitの値「1010b」が第2算出として算出される。
マスクビットの下位4bitが1である場合、拡張シーケンナンバー、ノードアドレスから抽出される第1算出値、第2算出値は、16通りある。従って、制御部20は、マスクビット及びノードアドレスにより、複数の無線端末装置を、ノードアドレスの下位4bitが同一である無線端末装置毎のグループに分けて識別する。例えば、マスクビットの下位4bitが1である場合には、同一の種類の無線端末装置が16つのグループに分けられる。
各マスクビットの値(マスクビットの1が立つ桁数(bit数))は、ビーコンを送信する無線中継装置1と接続可能な同一の種類の無線端末装置の数に応じて変更されるものである。IEEE802.15.4では、1つのビーコン(1グループ)で最大7つのノードアドレスを格納するものと規定されていることから、無線端末装置の総数と7の倍数とに応じて算出される1グループ当りの無線端末装置の数によりマスクビットの値が定められる。
算出した第1算出値と第2算出値とが一致する場合、受信したビーコンは、自己の無線端末装置の種類を分けるグループのうち自己が属するグループ宛のビーコンであると判別される。
記憶部21は、磁気的、光学的記録媒体又は半導体等の電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されており、無線端末装置2に固定的に設けられたもの又は着脱自在に装着されるものである。例えば、FeRAM(Ferroelectric Random Access Memory)、MRAM(Magneto resistive Random Access Memory)、OUM(カルコゲニド合金による相変化記録メモリ)等を挙げることができる。また、記憶部21には、制御部20により実行される各種プログラム及びこれらプログラムで使用される各種テーブルやデータ等が予め記憶されている。
メモリ22は、電気的に消去及び書き換えが可能な不揮発性メモリで構成されている。メモリ22には、自己の無線端末装置の種類を示すアプリケーションID、及び、自己を識別する端末識別情報(ノードアドレス)が記憶されており、識別情報記憶部として機能する。
起動用タイマ23は、制御部20により算出された無線受信部27の起動タイミング(起動時刻)を計時するタイマであり、起動タイミングに達した旨を示す起動タイミング信号を制御部20に出力する。
電源制御部24は、制御部20からの指示に従い、無線端末装置2全体の電源を制御し、無線端末装置2内の各部にバッテリBからの電力を供給する。
バッテリBは、例えば、アルカリ乾電池やマンガン乾電池等の一次電池や、ニッケルカドミウム電池やニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池等である。
表示制御部25aは、制御部20から入力される表示指示に従って、各種情報を表示部25bに表示させる。
表示部25bは、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro Luminescence)ディスプレイ等によって構成され、表示制御部25aから入力される信号に応じて各種画面をディスプレイ上に表示する。
無線送信部26は、変調回路やRF(Radio Frequency)回路等を備えており、パケットの送信電力の調整を行うと共に、制御部20からの指示に応じて送信するデータの符号化を行なってパケットを構成し、構成したパケットの変調を行い、アンテナ29を介して無線中継装置1へパケットの送信を行う。
無線受信部27は、復調回路やRF回路等を備えており、パケットの受信感度の調整を行うと共に、アンテナ29を介して受信したパケットの復調を行い、復調したパケットの解析を行って得られたデータを制御部20に出力する。
SW28は、アンテナ29と無線送信部26又は無線受信部27との間に設けられており、制御部20からの指示に従って、無線送信部26からのパケットの送信又はアンテナ29からのパケットの受信を切替える。
アンテナ29は、設定された送信電力に応じてパケットの送信、又は設定された受信感度に応じてパケットの受信を行なう。
次に、図7〜12を参照して本実施の形態の動作を説明する。
図7に、無線中継装置1において実行されるビーコン送信処理のメインフローチャートを示す。なお、図7に示す処理は、無線中継装置1内の制御部10と各部との協働により実行されるものであり、無線中継装置1に電力が供給されている間に実行されるものである。
まず、制御部10は、無線受信部15を介して無線端末装置2からノードアドレスを含むパケットを受信したか否かを判別する(ステップS1)。ノードアドレスを含むパケットを受信した場合(ステップS1;YES)、制御部10は、受信したパケットに含まれるノードアドレスを端末情報用メモリ12に記憶させ(ステップS2)、ステップS1の処理に戻る。
ノードアドレスを含むパケットを受信していない場合(ステップS1;NO)、制御部10は、高速応答用マスクビット設定処理(ステップS3)、中速応答用マスクビット設定処理(ステップS4)、低速応答用マスクビット設定処理(ステップS5)を実行する。
制御部10は、無線端末装置の種類毎にマスクビットの設定をした後(ステップS3〜5後)、拡張シーケンスナンバーをインクリメントする(ステップS6)。制御部10は、各無線端末装置の種類を示すアプリケーションIDと、当該各アプリケーションIDに対して設定したマスクビットと、拡張シーケンスナンバーとを含むビーコンのパケットを生成する(ステップS7)。
制御部10は、ビーコン送信タイマ13からビーコン送信タイミング信号が入力されたか否かを判別する(ステップS8)。ビーコン送信タイミング信号が入力されていない場合(ステップS8;NO)、制御部10は、ステップS8の処理に戻る。
ビーコン送信タイミング信号が入力された場合(ステップS8;YES)、制御部10は、生成したビーコンをアンテナ19を介して無線送信部14により送信させ(ステップS9)、ビーコン送信タイマをクリアしてビーコン送信間隔の計時を開始させる(ステップS10)。
制御部10は、無線受信部15を介して無線端末装置2からデータリクエストを受信したか否かを判別する(ステップS11)。
データリクエストを受信していない場合(ステップS11;NO)、制御部10は、ビーコン送信タイマによる計時から予め設定された時間(所定時間)が経過したか否かを判別する(ステップS12)。制御部10は、所定時間が経過していない場合(ステップS12;NO)、ステップS11の処理に戻り、処理時間が経過した場合(ステップS12;YES)、ステップS1の処理に戻る。
データリクエストを受信した場合(ステップS11;YES)、制御部10は、データリクエストを送信してきた無線端末装置2宛てのデータを生成し、当該データを送信し(ステップS13)、ステップS1の処理に戻る。
このように、無線中継装置1は、無線端末装置の種類毎に通信可能な無線端末装置2の数に応じて、無線端末装置の種類毎に無線端末装置が属するグループの総数を示すマスクビットを決定し、無線端末装置の種類毎のマスクビット(即ち、アプリケーションIDとマスクビットとの組合せ)と拡張シーケンスナンバーとを含むビーコンを定期的に無線端末装置2へ送信することができる。
図8に、高速応答用マスクビット設定処理のフローチャートを示す。
制御部10は、端末情報用メモリ12に記憶されている高速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数を算出する。また、初期値として設定されている高速応答用の無線端末装置のマスクビット(以下、高速マスクビットとも称す)の値により分けられるグループ総数を算出する。制御部10は、高速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数及びグループ総数に基づいて、1グループ当りのノードアドレス数を算出する。そして制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数を判別する(ステップS21)。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が8以上である場合(ステップS21;8以上)、高速マスクビットの1が立つ桁数を一桁増加させる(ステップS22)。ステップS22では、例えば、ステップS21で高速マスクビットの下位2bitが1である場合、ステップS22では下位3bitが1となり、高速応答用の無線端末装置のグループ数が増加される。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が3以上7以下である場合(ステップS21;3以上7以下)、高速マスクビットを変化させない(ステップS23)。ステップS23では、例えば、ステップS21で高速マスクビットの下位2bitが1である場合、ステップS23でも下位2bitが1となり、高速応答用の無線端末装置のグループ数は変化しない。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が2以下である場合(ステップS21;2以下)、高速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させる(ステップS24)。ステップS24では、例えば、ステップS21で高速マスクビットの下位2bitが1である場合、ステップS24では下位1bitが1となり、高速応答用の無線端末装置のグループ数が減少される。
ステップS24で高速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させてグループ数を減少させることにより、ビーコンの受信間隔を短縮でき、予め許容された範囲内(予め設定された上限値から下限値の範囲内)で応答性を高めることができる。
制御部10は、ステップS22、S23、S24のいずれかの後、高速マスクビットが予め設定された上限値より小さいか否かを判別する(ステップS25)。高速マスクビットが上限値以上の場合(ステップS25;NO)、制御部10は、高速マスクビットを上限値に設定する(ステップS26)。
高速マスクビットが上限値より小さい場合(ステップS25;YES)又はステップS26後、制御部10は、高速マスクビットが予め設定された下限値より大きいか否かを判別する(ステップS27)。高速マスクビットが下限値より大きい場合(ステップS27;YES)、制御部10は、高速応答用マスクビット設定処理を終了する。
高速マスクビットが下限値以下の場合(ステップS27;NO)、制御部10は、高速マスクビットを下限値に設定し(ステップS28)、高速応答用マスクビット設定処理を終了する。
高速マスクビットが際限なく大きくなると、グループ数が増加することになり、高速応答性を保てなくなる可能性がある。そこで、S106において、高速マスクビットを予め設定された上限値以下とし、高速応答性を確保している。
図9に、中速応答用マスクビット設定処理のフローチャートを示す。
制御部10は、端末情報用メモリ12に記憶されている中速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数を算出する。また、初期値として設定されている中速応答用の無線端末装置のマスクビット(以下、中速マスクビットとも称す)の値により分けられるグループ総数を算出する。制御部10は、中速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数及びグループ総数に基づいて、1グループ当りのノードアドレス数を算出する。そして制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数を判別する(ステップS31)。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が8以上である場合(ステップS31;8以上)、中速マスクビットの1が立つ桁数を一桁増加させる(ステップS32)。ステップS32では、例えば、ステップS31で中速マスクビットの下位4bitが1である場合、ステップS32では下位5bitが1となり、中速応答用の無線端末装置のグループ数が増加される。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が3以上7以下である場合(ステップS31;3以上7以下)、中速マスクビットを変化させない(ステップS33)。ステップS33では、例えば、ステップS31で中速マスクビットの下位4bitが1である場合、ステップS33でも下位4bitが1となり、中速応答用の無線端末装置のグループ数は変化しない。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が2以下である場合(ステップS31;2以下)、中速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させる(ステップS34)。ステップS34では、例えば、ステップS31で中速マスクビットの下位4bitが1である場合、ステップS34では下位3bitが1となり、中速応答用の無線端末装置のグループ数が減少される。
ステップS34で中速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させてグループ数を減少させることにより、ビーコンの受信間隔を短縮でき、予め許容された範囲内(予め設定された上限値から下限値の範囲内)で応答性を高めることができる。
制御部10は、ステップS32、S33、S34のいずれかの後、高速マスクビットが中速マスクビットよりも小さいか否かを判別する(ステップS35)。高速マスクビットが中速マスクビット以上の場合(ステップS35;NO)、制御部10は、中速マスクビットの1が立つ桁数を一桁増加させる(ステップS36)。
ステップS36は、中速応答用の無線端末装置のグループ数が高速応答用の無線端末装置のグループ数よりも少なくなることで、中速応答用の無線端末装置が高速応答用の無線端末装置よりも短い周期でビーコンを受信することを防止するものである。
高速マスクビットが中速マスクビットよりも小さい場合(ステップS35;YES)又はステップS36後、制御部10は、中速マスクビットが予め設定された上限値より小さいか否かを判別する(ステップS37)。中速マスクビットが上限値以上の場合(ステップS37;NO)、制御部10は、中速マスクビットを上限値に設定する(ステップS38)。
中速マスクビットが際限なく大きくなると、グループ数が増加することになり、設定された応答性を保てなくなる可能性がある。そこで、S38において、中速マスクビットを予め設定された上限値以下とし、応答性を確保している。
中速マスクビットが上限値より小さい場合(ステップS37;YES)又はステップS38後、制御部10は、中速マスクビットが予め設定された下限値より大きいか否かを判別する(ステップS39)。中速マスクビットが下限値より大きい場合(ステップS39;YES)、制御部10は、中速応答用マスクビット設定処理を終了する。
中速マスクビットが下限値以下の場合(ステップS39;NO)、制御部10は、中速マスクビットを下限値に設定し(ステップS40)、中速応答用マスクビット設定処理を終了する。
中速マスクビットが際限なく小さくなると、グループ数が減少することになり、無線端末装置が頻繁に受信することになる。そのため、無線端末装置の消費電力が増加する。従って、S40において、中速マスクビットを予め設定された下限値以上とし、消費電力の増加を防止している。
図10に、低速応答用マスクビット設定処理のフローチャートを示す。
制御部10は、端末情報用メモリ12に記憶されている低速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数を算出する。また、初期値として設定されている低速応答用の無線端末装置のマスクビット(以下、中速マスクビットとも称す)の値により分けられるグループ総数を算出する。制御部10は、低速応答用の無線端末装置のノードアドレスの総数及びグループ総数に基づいて、1グループ当りのノードアドレス数を算出する。そして制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数を判別する(ステップS51)。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が8以上である場合(ステップS51;8以上)、低速マスクビットの1が立つ桁数を一桁増加させる(ステップS52)。ステップS52では、例えば、ステップS51で低速マスクビットの下位8bitが1である場合、ステップS52では下位9bitが1となり、低速応答用の無線端末装置のグループ数が増加される。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が3以上7以下である場合(ステップS51;3以上7以下)、低速マスクビットを変化させない(ステップS53)。ステップS53では、例えば、ステップS51で低速マスクビットの下位8bitが1である場合、ステップS53でも下位8bitが1となり、低速応答用の無線端末装置のグループ数は変化しない。
制御部10は、1グループ当りのノードアドレス数が2以下である場合(ステップS51;2以下)、低速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させる(ステップS54)。ステップS54では、例えば、ステップS51で低速マスクビットの下位8bitが1である場合、ステップS54では下位7bitが1となり、低速応答用の無線端末装置のグループ数が減少される。
ステップS54で低速マスクビットの1が立つ桁数を一桁減少させてグループ数を減少させることにより、ビーコンの受信間隔を短縮でき、予め許容された範囲内(予め設定された上限値から下限値の範囲内)で応答性を高めることができる。
制御部10は、ステップS52、S53、S54のいずれかの後、中速マスクビットが低速マスクビットよりも小さいか否かを判別する(ステップS55)。中速マスクビットが低速マスクビット以上の場合(ステップS55;NO)、制御部10は、低速マスクビットの1が立つ桁数を一桁増加させる(ステップS56)。
ステップS56は、低速応答用の無線端末装置のグループ数が中速応答用の無線端末装置のグループ数よりも少なくなることで、低速応答用の無線端末装置が中速応答用の無線端末装置よりも短い周期でビーコンを受信することを防止するものである。
中速マスクビットが低速マスクビットよりも小さい場合(ステップS55;YES)又はステップS56後、制御部10は、低速マスクビットが予め設定された上限値より小さいか否かを判別する(ステップS57)。低速マスクビットが上限値以上の場合(ステップS57;NO)、制御部10は、低速マスクビットを上限値に設定する(ステップS58)。
低速マスクビットが際限なく大きくなると、グループ数が増加することになり、設定された応答性を保てなくなる可能性がある。そこで、S58において、低速マスクビットを予め設定された上限値以下とし、応答性を確保している。
低速マスクビットが上限値より小さい場合(ステップS57;YES)又はステップS58後、制御部10は、低速マスクビットが予め設定された下限値より大きいか否かを判別する(ステップS59)。低速マスクビットが下限値より大きい場合(ステップS59;YES)、制御部10は、低速応答用マスクビット設定処理を終了する。
低速マスクビットが下限値以下の場合(ステップS59;NO)、制御部10は、低速マスクビットを下限値に設定し(ステップS60)、低速応答用マスクビット設定処理を終了する。
低速マスクビットが際限なく小さくなると、グループ数が減少することになり、無線端末装置が頻繁に受信することになる。そのため、無線端末装置の消費電力が増加する。従って、S40において、低速マスクビットを予め設定された下限値以上とし、消費電力の増加を防止している。
このように、無線中継装置1は、ビーコンを受信する間隔が異なる複数の種類の無線端末装置毎のアプリケーションID及びマスクビットと、拡張シーケンスナンバーとを含むビーコンを送信することができるため、無線端末装置2へのデータ送信の効率化を図ることができる。更に、無線中継装置1は、無線端末装置の種類毎に、無線端末装置の数に応じて無線端末装置が属するグループの総数を示すマスクビットを決定することができるため、ビーコンの送信頻度を無線端末装置の種類に応じて変更でき、データ送信の効率化を図ることができる。
図11に、無線端末装置2において実行されるビーコン受信処理のフローチャートを示す。なお、図11に示す処理は、無線端末装置2内の制御部20と各部との協働により実行されるものであり、無線端末装置2に電力が供給されている間に実行されるものである。
制御部20は、メモリ22に記憶されている自己のノードアドレス及びアプリケーションIDを含むパケットを生成し、当該パケットを無線送信部26を介して無線中継装置1に送信する(ステップS71)。
制御部20は、無線中継装置1との間の無線回路を確保するため、無線中継装置1から周期的に送信されているビーコンを検索(ビーコンサーチ)する(ステップS72)。ビーコンサーチが終了して無線中継装置1との間の無線回路が確保されると、制御部20は後述する起動タイミング算出処理を実行する(ステップS73)。
制御部20は、無線受信部27によりビーコンを受信すると(ステップS74)、無線受信部27によるビーコンの解析結果により、自己が属するグループ宛のビーコンか否かを判別する(ステップS75)。
ステップS75では、受信されたビーコンから拡張シーケンスナンバーと、メモリ22に記憶している自身のアプリケーションIDと一致するアプリケーションIDと、当該アプリケーションIDに対応するマスクビットとが抽出される。そして、抽出した拡張シーケンスナンバー及びマスクビットにより算出された第1算出値と、自己のノードアドレス及びマスクビットにより算出された第2算出値とが一致するか否かが判別される。第1算出値と第2算出値とが一致する場合、受信したビーコンは、自己が属するグループ宛のビーコンであると判別される。
受信したビーコンが自己が属するグループ宛のビーコンでない場合(ステップS75;NO)、制御部20は、ステップS72の処理に戻る。
受信したビーコンが自己が属するグループ宛のビーコンである場合(ステップS75;YES)、制御部20は、受信したビーコンのPAフィールドに自己のノードアドレスが含まれているか否かを判別する(ステップS76)。
受信したビーコンのPAフィールドに自己のノードアドレスが含まれていない場合(ステップS76;NO)、制御部20は、ステップS78の処理に進む。
受信したビーコンのPAフィールドに自己のノードアドレスが含まれている場合(ステップS76;YES)、制御部20は、データ受信処理を実行する(ステップS77)。ステップS77におけるデータ受信処理は、無線中継装置1にデータの送信要求を示すデータリクエストのパケットを送信し、当該パケットに対して無線中継装置1から送信されるデータのパケットを受信する処理である。
制御部10は、ステップS76;NO後、又はステップS77後、起動タイミング算出処理を実行し(ステップS78)、ステップS74の処理に戻る。
図12に、起動タイミング算出処理のフローチャートを示す。なお、図12に示す処理は、無線端末装置2内の制御部20と各部との協働により実行されるものである。
制御部20は、無線中継装置1からビーコンを受信した時刻をTに設定し(ステップS81)、受信したビーコンに含まれているビーコン送信間隔をSFIに設定し(ステップS82)、受信したビーコンのビーコンペイロードに含まれている拡張シーケンスナンバーをSCNに設定する(ステップS83)。
制御部20は、受信したビーコンに含まれているアプリケーションIDのうちメモリ22に記憶されている自身のアプリケーションIDと一致したアプリケーションIDに対応するマスクビットをMに設定する(ステップS84)。更に、制御部20は、自己のノードアドレスをADDRに設定する(ステップS85)。
制御部20は、SCNとMとのANDの値をSCNに設定し、ADDRとMとのANDの値をADDRに設定する(ステップS86)。ステップS86により設定されたSCNが第1算出値、ADDRが第2算出値となる。
制御部20は、ADDRがSCNよりも大きいか否かを判別する(ステップS87)。ADDRがSCN以下である場合(ステップS87;NO)、制御部20は、Mに1を加算した値にADDRを加算して、新たなADDRを設定する(ステップS88)。例えば、ステップS88では、Mが「11b」、ADDRが「10b」である場合、Mに1を加算すると「100b」となる。そしてこの「100b」にADDRの値「10b」を加算した「110b」が新たなADDRとして設定される。
ADDRがSCNよりも大きい場合(ステップS87;YES)、又はステップS88後、制御部20は、ADDRからSCNを差分した値(差分値)をNSFIに設定する(ステップS89)。このNSFIは、ビーコンを受信してから次にビーコンを受信するまでのビーコン送信間隔の数となる。例えば、ADDRが「10b」、SCNが「00b」である場合、NSFIは「10b」となる。この場合NSFIは10進数で示すと「2」である。従って、ビーコンを受信してから次にビーコンを受信するまでのビーコン送信間隔の数、即ちNSFIは2に設定されることとなる。
制御部20は、NSFIとSFIを乗算した値(第3算出値)にTを加算し、予め設定された余裕時間αを減算し、起動タイミング(起動時刻)を算出する(ステップS90)。制御部20は、算出した起動タイミングを起動用タイマにセットし(ステップS91)、起動用タイマによる計時を開始させ、無線送信部26や無線受信部27等の各部への電力供給を最低限に設定し、無線送信部26や無線受信部27等の動作を停止させ、無線端末装置2をスリープ状態とする(ステップS92)。
制御部20は、起動用タイマ23から起動タイミング信号が入力されたか否かを判別して起動時刻か否かを判別する(ステップS93)。起動時刻でない場合(ステップS93;NO)、制御部20は、ステップS93の処理に戻る。
起動時刻である場合(ステップS93;YES)、制御部20は、起動用タイマ23をクリアし、スリープ状態である各部を起動させ(ステップS94)、起動タイミング算出処理を終了する。
このように、ビーコンを受信する間隔が異なる複数の無線端末装置2が同一のビーコンを受信することができ、無線中継装置からのデータ受信の効率化を図ることができる。また、受信したビーコンに含まれているアプリケーションID及びマスクビット、拡張シーケンスナンバーと、自己のアプリケーションID及びノードアドレスと、に基づいて算出したタイミングまで、受信部の動作を停止できることから、データ受信の効率化を図ることができると共に、無線端末装置の省電力化を図ることができる。
また、無線端末装置2は、受信したビーコンに含まれているアプリケーションID及びマスクビット、拡張シーケンスナンバーと、自己のアプリケーションID及びノードアドレスと、に基づいて、自己の無線端末装置の種類の自己が属するグループ宛のビーコンを判別できる。また、自己の無線端末装置の種類の自己が属するグループ宛のビーコンである場合であって、当該ビーコンに自己のノードアドレスが含まれている場合、データを受信することができる。
更に、無線端末装置2は、受信したビーコンに含まれている拡張シーケンスナンバーと、自己の無線端末装置の種類のマスクビットと、ノードアドレスと、を用いて無線受信部を起動させるタイミングを算出でき、算出したタイミングまでスリープ状態となるため、無線受信部の動作を停止できる。従って、不要なビーコンの待ち受け受信が無くなり、消費電力の削減を図ることができる。
無線通信システムの概略構成図である。 無線中継装置の概略構成図である。 ビーコンフォーマットの例を示す図である。 無線端末装置の種類に対応するアプリケーションIDとマスクビットとの組み合わせの例を示す図である。 無線端末装置の概略構成図である。 拡張シーケンスナンバー、マスクビット、ノードアドレスの例を示す図である。 ビーコン送信処理のメインフローチャートである。 高速応答用マスクビット設定処理のフローチャートである。 中速応答用マスクビット設定処理のフローチャートである。 低速応答用マスクビット設定処理のフローチャートである。 ビーコン受信処理のフローチャートである。 起動タイミング算出処理のフローチャートである。
符号の説明
1 無線中継装置
2 無線端末装置
2a 第1無線端末装置
2b 第2無線端末装置
2c 第3無線端末装置
3 有線ネットワーク
10 制御部
11 記憶部
12 端末情報用メモリ
13 ビーコン送信タイマ
14 無線送信部
15 無線受信部
16 SW
17 有線I/F部
18 バッファ
19 アンテナ
20 制御部
21 記憶部
22 メモリ
23 起動用タイマ
24 電源制御部
25a 表示制御部
25b 表示部
26 無線送信部
27 無線受信部
28 SW
29 アンテナ
A 無線通信システム
B バッテリ
B1 MHR領域
B2 MACペイロード領域
B3 MFR領域
B21 SS
B22 GTSフィールド
B23 PAフィールド
B24 ビーコンペイロード
B24a 拡張シーケンスナンバー
B24b アプリケーションID
B24c マスクビット

Claims (10)

  1. 無線端末装置に定期的にビーコンを送信する送信部と、
    前記無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含むビーコンを生成し、当該生成したビーコンを前記送信部により前記無線端末装置へ送信させる制御部と、
    を備えることを特徴とする無線中継装置。
  2. 前記無線端末装置の種類は、
    前記無線端末装置がビーコンを受信する間隔により分類されている、
    請求項1に記載の無線中継装置。
  3. 前記無線端末装置の種類別に通信可能な無線端末装置毎の情報を記憶している端末情報記憶部を備え、
    前記グループ識別情報は、
    前記ビーコンの送信回毎に値が増加するシーケンス番号、及び、前記無線端末装置の種類毎に複数の前記無線端末装置を分けるグループの総数に基づいて前記シーケンス番号から抽出する値が定められたマスク情報、を含み、
    前記制御部は、
    前記無線端末装置の種類毎に、前記端末情報記憶部に記憶されている前記無線端末装置の種類毎の無線端末装置の数に応じて前記マスク情報を決定すること、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の無線中継装置。
  4. ビーコンを受信する受信部を備えた無線端末装置において、
    前記ビーコンは、
    前記無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含み、
    自己の無線端末装置の種類を示す前記端末種別情報、及び、自己を識別する端末識別情報が記憶されている識別情報記憶部と、
    前記受信部により受信したビーコンに含まれている前記端末種別情報及び前記グループ識別情報と、前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報及び前記端末識別情報とに基づいて、前記受信部を起動させるタイミングを算出し、当該算出したタイミングまで前記受信部の動作を停止させる制御部と、
    を備えること、
    を特徴とする無線端末装置。
  5. 前記無線端末装置の種類は、
    前記無線端末装置がビーコンを受信する間隔により分類されている、
    請求項4に記載の無線端末装置。
  6. 前記制御部は、
    前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報と一致する前記ビーコンに含まれる前記端末種別情報に対応する前記グループ識別情報を抽出し、当該抽出したグループ識別情報と前記端末識別情報とに基づき、前記受信部により受信したビーコンが自己の無線端末装置の種類を分けるグループのうち自己が属するグループ宛のビーコンであると判別すること、
    を特徴とする請求項4又は5に記載の無線端末装置。
  7. 前記グループ識別情報は、
    前記ビーコンの送信回毎に値が増加するシーケンス番号、及び、前記端末種別情報が示す前記無線端末装置の種類毎に複数の前記無線端末装置を分けるグループの総数に基づいて前記シーケンス番号から抽出する値が定められたマスク情報、を含み、
    前記制御部は、
    前記識別情報記憶部に記憶されている前記端末種別情報と一致する前記ビーコンに含まれる前記端末種別情報に対応する前記マスク情報を抽出し、当該抽出したマスク情報を用いて前記シーケンス番号から抽出した値を示す第1算出値と、当該抽出したマスク情報を用いて前記端末識別情報から抽出した値を示す第2算出値との差分値を算出し、予め設定された前記ビーコンが送信される間隔に前記差分値を乗算した値を示す第3算出値を算出し、前記ビーコンを受信した時刻に前記第3算出値を加算した時刻に基づくタイミングまで、前記受信部の動作を停止させること、
    を特徴とする請求項4から6のいずれか一項に記載の無線端末装置。
  8. 前記ビーコンは、
    データの送信対象となる前記無線端末装置の端末識別情報を含み、
    前記制御部は、
    前記受信部により受信したビーコンが自己が属するグループ宛のビーコンである場合、前記ビーコンに自己の端末識別情報が含まれている場合には前記受信部によりデータを受信すること、
    を特徴とする請求項4から7のいずれか一項に記載の無線端末装置。
  9. コンピュータを、
    無線端末装置に定期的にビーコンを送信する送信手段、
    前記無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含む前記ビーコンを生成し、当該生成したビーコンを前記送信部により前記無線端末装置へ送信させる制御手段、
    として機能させるプログラム。
  10. コンピュータを、
    無線端末装置の種類を示す端末種別情報、及び、前記無線端末装置の種類毎にビーコンの受信対象となる無線端末装置が属するグループを示すグループ識別情報を含むビーコンを受信する受信手段、
    当該受信したビーコンに含まれている前記端末種別情報及び前記グループ識別情報と、自己の無線端末装置の種類を示す前記端末種別情報及び自己を識別する端末識別情報と、に基づいて、前記受信手段を起動させるタイミングを算出し、当該算出したタイミングまで前記受信手段の動作を停止させる制御手段、
    として機能させるプログラム。
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