JP2004320153A - 無線通信システム及びその電力制御方法 - Google Patents

無線通信システム及びその電力制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004320153A
JP2004320153A JP2003108200A JP2003108200A JP2004320153A JP 2004320153 A JP2004320153 A JP 2004320153A JP 2003108200 A JP2003108200 A JP 2003108200A JP 2003108200 A JP2003108200 A JP 2003108200A JP 2004320153 A JP2004320153 A JP 2004320153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
data transmission
communication system
wireless communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003108200A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Terajima
徹 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2003108200A priority Critical patent/JP2004320153A/ja
Publication of JP2004320153A publication Critical patent/JP2004320153A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】スループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図る。
【解決手段】送信端末は、データを送信する際、次回データを送信するまでの時間を決定し、データ上にその値を付与して送信を行う。一方、スリープ可能な受信端末は、データを受信する度に、ヘッダに付加された次回データを受信するまでの時間を取得し、スリープ状態に移行する。そして指定された時間には起動して、次データを受信する。すなわち、第1のデータData1を受信したら、ヘッダに付加された時間T1を取得し、スリープ状態に移行する。さらに時間T1経過後に起動し、第2のデータData2を受信する。このようにして、受信端末は、次データを受信する指定された時間までは、スリープ状態となりつつ、送信端末からのデータを受信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばCSMA(Carrier Sense Multiple Access)による通信方式を用いる無線LAN(Local Area Network)システムに使用して好適な無線通信システム及びその端末装置に関する。詳しくは、いわゆる無線通信システム及びその端末装置において、受信待機時における消費電力を低減させるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるTDMA(Time Division Multiple Access)による無線通信方式では、通信端末は、決められた時間にデータ送受信を行うアクセス方式が採用されている。従ってこのような通信方式では、それ以外の時間は基本的にはスリープ状態としておくことが可能であり、一般的な携帯電話やPHS(Personal Handy−phone System)などではこのようにして低消費電力化を実現している。
【0003】
これに対して、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格に代表されるCSMA(Carrier Sense Multiple Access)を用いた無線LAN(Local Area Network)では、データ送受信を行う時間が定められていない。このため、いつ発生するか分からないデータを受信すべく、基本的には常に搬送波感知動作をしておく必要がある。また、不用意にスリープ状態に移行すると、パケットロスが発生し、スループットに重大な悪影響を及ぼす恐れがある。
【0004】
そこで、IEEE802.11規格では、パケットロス防止のために、送信側の通信端末は、スリープ状態にある通信端末宛のデータをバッファリングしておく。一方、スリープ状態にある通信端末は、ほぼ一定周期で送信されるビーコンフレームのタイミングで起動し、ビーコンフレームに付与されている「データバッファリング中」の目印が確認できると、起動状態になり、データを受信することが行われる。
【0005】
このようにして、ビーコンフレームを起点として、スリープ状態から起動状態に遷移する。通常、一旦起動状態になると、一定時間起動状態を維持した後に再度スリープ状態とする方法が用いられている。
【0006】
ところが、このような省電力制御方法においては、一旦スリープ状態に移行した通信端末はビーコンフレーム間隔でのみ起動するため、この間送信側の通信端末はスリープ状態にある通信端末宛のデータを保持し続ける必要があり、トラフィック負荷が一時的に高くなると、バッファオーバフローが発生しやすくなるという問題がある。
【0007】
また、上記のような問題を軽減すべく、一旦起動状態となった後一定時間起動状態を維持するような対策が取られているのだが、これによると、データが来ない場合には、不必要に起動状態の時間が長くなり、効率よく低消費電力化が測られないという問題がある。
【0008】
以上のことから、IEEE802.11規格に代表されるCSMAを用いた無線LANでは、トラフィックのスループットを確保しようとすれば、効率よい低消費電力化が測られず、逆に、効率よい低消費電力化をしようとすれば、スループットが犠牲になるという問題が現存していると言える
【0009】
一方、CSMAによる通信方式のLANインターフェイスにおいて、フレームの衝突を回避し、QoS(Quality of Service)を保証する目的で、フレーム送信時に、次のフレーム送信タイミングを通知する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0010】
すなわちこの特許文献1によれば、受信側は次の自局宛のデータの送信のタイミングを予め知ることができるものである。しかしながらこの方法では、予めフレームの概念をシステムに設ける必要がある。また、特許文献1の方法は、フレーム衝突の回避を目的としたものであって、省電力に関する考慮はなされていないものである。
【0011】
【特許文献1】
特開2001−189736号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
さらに、図面を用いて従来の省電力方式とその問題点を説明する。まず、図9、図10には、それぞれ無線通信システムのシステム構成図を示す。
【0013】
すなわち、図9には、1つ以上の端末局とアクセスポイントとにより構成される無線通信システムのシステム構成図を示す。この図9において、アクセスポイント10と端末局20、20、20・・・が、互いに通信可能な位置に配置される。そしてアクセスポイント10から端末局20、20、20・・・へデータが送信される。
【0014】
また、図10には、2つ以上の端末局により構成される無線通信システムのシステム構成図を示す。この図10において、端末局30、30・・・と端末局40、40・・・とが、互いに通信可能な位置に配置される。そして、例えば端末局30から端末局40、また、例えば端末局30から端末局40へデータが送信される。
【0015】
そしてこのような無線通信システムにおいて、送受信は図11に示すように行われる。すなわち図11において、送信端末は、アクセスポイント(制御局)であり、ビーコンフレームの生成、データの振り分け等を行う。受信端末はスリープ可能な端末であり、基本的にデータ送受信動作を行わない限り、スリープ状態を維持している。
【0016】
図11の動作を順に説明していく。送信端末側で受信端末宛のデータが発生しても、スリープ状態である受信端末へはデータを送信できないため、バッファリングしておく(Buff状態1)。ビーコン1を受信するために受信端末が起動1動作を行い、ビーコン1で、受信すべきデータが存在することを確認すると、起動状態を維持する。
【0017】
この状態で送信端末は、バッファリングしているデータを受信端末に順次送信することが可能となる(Buff状態1〜3、Data1〜3)。Buff状態4では、送信すべきデータは存在しないが、受信端末はT時間、起動状態を維持するため、ビーコン2で受信すべきデータが存在しないと判断しても、この時点はスリープ状態には移行しない。
【0018】
やがて、T時間経過し、受信端末がスリープ状態に移行した後に発生したデータは、再びバッファリングされる(Buff状態5)。これらのデータは、ビーコン3を受信するために受信端末が起動2動作を行い、受信すべきデータが存在すること(Buff状態6)を確認し、起動状態となるまで送信することができない。
【0019】
すなわち、図中の※1に示す通り、バッファにデータが滞留したまま次回ビーコンまでデータが送信されないためスループットの低下をまねく。また、図中の※2に示す通り、受信端末は一旦起動状態となると、いつ発生するか分からないデータを待ち受けるために、データ受信動作を行わない時間も起動状態を維持してしまい、省電力効果を著しく低下させる。
【0020】
この出願はこのような点に鑑みて成されたものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置では、特に、無線LANに代表されるようなCSMAによる通信方式の場合には、受信データがいつ来るか予想がつかないため、常に受信待機状態でなければならず、その間に多くの電力を消費して、無駄な消費電力を低減することができなかったというものである。
【0021】
すなわち、これらの問題は、受信端末が、ビーコンのみをトリガとして起動状態へ移行するという点と、送信端末がいつデータを送信するか受信端末では認識不可能であるという点から生じるものである。これに対して、本発明の目的は、CSMAを用いた無線通信システムにおいて、トラフィックのスループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図ることである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
このため本発明においては、起動状態となるべき時間を送信端末と受信端末で共有することにより、前述の問題点を回避するようにした無線通信システム及びその電力制御方法を提供するものであって、これによれば、トラフィックのスループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
すなわち本発明は、不定期に送信が行われる無線通信システム及びその電力制御方法であって、送信側の端末は、データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報を送信データに付与すると共に、次回データ送信予定時間まで同一通信相手に対する送信を待機し、次回データ送信予定時間経過後に次のデータを送信し、受信側の端末は、データ受信時に次回データ送信予定時間を取得した後、次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信してなるものである。
【0024】
また、本発明は、送信側の端末は、同一通信相手に対する次回データ送信予定時間を、前回のデータ送信間隔と1ビーコン周期内で何回目の送信データかを示す番号をパラメータとした関数により決定し、受信側の端末は、データ受信時に、次回データ受信予定時間を、前回のデータ受信間隔と1ビーコン周期内で何回目の受信データかを示す番号をパラメータとした送信側の端末と同一の関数により決定してなるものである。
【0025】
以下、図面を参照して本発明を説明するに、本発明の前提となる無線通信システムのシステム構成図は、上述の図9、図10に示したものと同等である。そこで以下の説明では、制御方法の具体的な流れについて説明する。
【0026】
すなわち、図1は本発明による第1の方法によるスリープ制御方法を示す。この図1において、送信端末は、データを送信する際、次回データを送信するまでの時間を決定し、データ上にその値を付与して送信を行う。ここでは、第1のデータData1を送信する際、次回の第2のデータData2を送信するまでの時間T1を第1のデータData1のヘッダに付加する。
【0027】
同様に、第2のデータData2を送信する際、次回の第3のデータData3を送信するまでの時間T2を第2のデータData2のヘッダに付加する。ただし、この場合に、第1のデータData1送信後から時間T1の間、及び第2のデータData2送信後から時間T2の間は、送信端末は、送信バッファにデータが滞留していても、同一相手にデータを送信してはならない。
【0028】
一方、スリープ可能な受信端末は、データを受信する度に、ヘッダに付加された次回データを受信するまでの時間を取得し、スリープ状態に移行する。そして指定された時間には起動して、次データを受信する。すなわち、図1の第1のデータData1を受信したら、ヘッダに付加された時間T1を取得し、スリープ状態に移行する。さらに時間T1経過後に起動し、第2のデータData2を受信する。
【0029】
同様に、第2のデータData2を受信したら、ヘッダに付加された時間T2を取得し、スリープ状態に移行する。さらに時間T2経過後に起動し、第3のデータData3を受信する。このようにして、受信端末は、次データを受信する指定された時間までは、スリープ状態となりつつ、送信端末からのデータを受信する。
【0030】
なお、伝送路の状態などで、データ誤り発生や、紛失といった例外が発生した場合、受信端末は次回起動時間を得られないが、その場合は、受信側で次データの到着まで、あるいは、ビーコンフレーム受信まで起動状態を維持しておけば、一時的に省電力効果は低下するものの、機能的に問題は生じない。
【0031】
さらに、送信端末が、次回データを送信するまでの時間を決定する方法については、基本的に送信側が、任意に決めることができる。すなわち、図2では、効果的にトラフィックを流すため、トラフィック量が大きいほど短くし、トラフィック量が少ないほど長くする例を挙げた。ここで、トラフィック量の大小は、送信バッファの滞留量や、データの到着間隔などで判断できるものである。
【0032】
従ってこの実施形態において、送信側の通信端末はデータを送信する際、次回のデータを送信する予定時間を示す情報を付与して、データを送信する。送信側の通信端末は、ここで付与した予定時間になるまで、次回のデータを送信してはならない。一方、受信側の通信端末は、データを受信した際、データに付与されている予定時間を示す情報を解析し、その時間までスリープ状態になる。この時間が経過したタイミングで、受信側の通信端末は起動状態になる。
【0033】
このように、個々のデータ上に次回のデータ送信予定時刻を設定することで、受信側の通信端末は、次回データ受信予定時間まで、スリープ状態を維持することができる。また、送信側の通信端末は、トラフィック負荷に応じて次回データ送信予定時間を変化させることにより、良好なスループットを維持することができる。
【0034】
また図3には、第2の方法によるスリープ制御方法を示す。送信端末は、この図3において、ビーコン後、任意の時間T1経過後に第1のデータData1を送信する。この時、ビーコン1から最初のデータData1までの時間T1を保持する。そして送信端末は、関数f(T,N)により、次のデータを送信するまでの時間を決定する。
【0035】
ここで、第1のデータData1を送信してから第2のデータData2を送信するまでの時間間隔は、時間T2=f(T1,1)となる。同様に、第2のデータData2を送信してから第3のデータData3を送信するまでの時間間隔は、時間T3=f(T2,2)、第NのデータDataNを送信してから第N+1番目のデータDataN+1を送信するまでの時間間隔は、時間TN+1=f(TN,N)となる。
【0036】
このように、前回のデータ送信間隔Tとビーコン周期内でのデータ送信カウント数Nの関数f(T,N)により次回の送信間隔を決定する。
【0037】
一方、スリープ可能な受信端末は、ビーコン周期の開始後、第1のデータData1を受信するまで受信可能状態で待機する。そして第1のデータData1を受信した際、ビーコンから第1のデータData1までの経過時間T1を保持し、関数f(T,N)により、時間T2=f(T1,1)を計算し、この時間スリープ状態とする。その後、時間T2経過後に起動し、第2のデータData2を受信する。
【0038】
さらにこの時、次回起動時間である時間T3=f(T2,2)を計算して、この時間スリープ状態とする。同様に、第NのデータDataNの受信動作完了後、時間TN+1=f(TN,N)を計算して、この時間スリープ状態とする。
【0039】
従って従来の方式では、受信端末はいつデータを受信するか分からないため、適切なスリープ時間を設定できなかったが、本発明によれば、前述のように、送信端末と受信端末の間で、同一の関数f(T,N)によりデータの発生間隔を合わせることにより、適切なスリープ時間を設定できるようになる。
【0040】
さらに、第2の方法におけるデータ間隔関数f(T,N)について説明する。すなわち、図4では、データ間隔が一定となる例を示す。この例は、データ間隔関数f(T,N)が
f(T,N)=T1 ・・・・・式1
を用いる例である。
【0041】
これは、送信側がビーコン後、最初に送信したデータまでの間隔を、1ビーコン周期内で維持されるため、一定間隔でデータが送受信され、受信側では一定間隔でスリープ状態となるという例であり、トラフィック量が一定となっている場合に特に有効となる。
【0042】
また、図5では、データ間隔がデータ毎に増加していく例を示す。この例は、データ間隔関数f(T,N)が、
f(T,N)=T+N ・・・・・式2
等、増加関数を用いる例である。式2ではパラメータNの比例関数であるが、指数関数、対数関数等、様々な関数が考え得る。このような増加関数を用いると、トラフィック量が減少傾向にある場合に特に有効となる。
【0043】
さらに、図6では、データ間隔がデータ毎に減少していく例を示す。この例は、データ間隔関数f(T,N)が、
f(T,N)=T/N ・・・・・式3
等、減少関数を用いる例である。式3ではパラメータNの反比例関数であるが、傾きが負である比例関数、指数関数、対数関数等、様々な関数が考え得る。このような減少関数を用いると、トラフィック量が増加傾向にある場合に特に有効となる。
【0044】
また、図示はしないが、データ間隔関数f(T,N)に周期関数を用いる例も考えられる。
【0045】
さらに、図7では、データ間隔関数をビーコン周期毎に変更している様子を示している。前述のように、データ間隔関数は、トラフィック量に応じて適正な関数に変更すると、スループットや省電力効果が高まる。
【0046】
ただし本発明では、1ビーコン周期内では、送信端末と、受信端末で同一関数を用いる必要がある。このため、ビーコン周期毎にデータ間隔関数を変更する場合は、例えばビーコンフレームに、用いる関数の情報を付与することにより、送信端末と受信端末で同一関数を用いることができる。
【0047】
そこで図8には、用いる関数の情報をビーコンフレームに付与する手段の実施形態を示す。すなわち図8において、ビーコンフレームには〔Beacon Interval〕、〔Time Stamp〕、〔SSID Element〕、〔Traffic Indication Map〕等の規定の項目の他に、未定義の項目が設けられており、本発明はそのような未定義の項目を利用して、用いる関数の情報を付与する。
【0048】
そして図8において、この未定義の項目の最初に〔Element ID〕として「データ間隔関数情報」を定義し、次に〔情報要素長〕を定義する。さらに、一つの端末に対する情報として、〔Association−ID〕と〔関数種別〕と〔係数A〕と〔係数B〕を定義する。なお、これら〔Association−ID〕以下の4項目は、スリープ可能な受信端末の数分繰り返し設けられる。
【0049】
このようにして、用いる関数の情報をビーコンフレームに付与することができる。なお、具体的な〔関数種別〕の例としては、図中に記載されているように、00:定数
01:比例関数(係数A×T×N+係数B)
02:反比例関数(係数A×T/係数B×N)
03:指数関数1(係数A×T×2+係数B)
04:指数関数1(係数A×T×係数B
などを用いることができる。
【0050】
従ってこの実施形態において、送信側の通信端末は、ビーコンフレーム発生時間から、間隔Tで1ビーコン周期内での最初のデータを送信する。この際、第1の方法のような付加情報は必要としない。以降、関数f(T,N)により、次回のデータ送信予定時間を算出し、ここで算出された予定時間になるまで、次回のデータを送信しない。なお、値Tは前述の間隔値、値Nは1ビーコン周期内における送信データの番号を示す整数値である。
【0051】
一方、受信側の通信端末は、ビーコンフレームに付与されている「データバッファリング中」の目印を確認したらデータを受信するまで起動状態を維持する。そしてビーコンフレーム発生時間から1ビーコン周期内の最初のデータを受信するまでの時間Tを記憶する。さらに、前述の関数f(T,N)により次回データ受信予定時間を算出し、スリープ状態に移行する。この時間が経過したタイミングで、受信側の通信端末は起動状態になる。
【0052】
このように、値Tと値Nをパラメータとする任意の関数f(T,N)によって、次回のデータ受信予定時間を設定することで、受信側の通信端末は、次回データ受信予定時間まで、スリープ状態を維持することができる。また、送信側の通信端末は、トラフィック負荷に応じてビーコン周期毎に関数f(T,N)を変更することにより、良好なスループットを維持することができる。
【0053】
こうして上述の無線通信システムによれば、不定期に送信が行われるシステムであって、送信側の端末は、データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報を送信データに付与すると共に、次回データ送信予定時間まで同一通信相手に対する送信を待機し、次回データ送信予定時間経過後に次のデータを送信し、受信側の端末は、データ受信時に次回データ送信予定時間を取得した後、次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信することにより、トラフィックのスループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図ることができるものである。
【0054】
また、上述の無線通信システムの電力制御方法によれば、データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報が送信データに付与されると共に、データ受信時に次回データ送信予定時間を取得した後、次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信することにより、トラフィックのスループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図ることができるものである。
【0055】
なお本発明は、上述の説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神を逸脱することなく種々の変形が可能とされるものである。
【0056】
【発明の効果】
従って請求項1の発明によれば、起動状態となるべき時間を送信端末と受信端末で共有するようにしたものであって、これによれば、個々のデータ上に次回のデータ送信予定時刻を設定することで、受信側の通信端末は、次回データ受信予定時間まで、スリープ状態を維持することができるものである。
【0057】
また、請求項2の発明によれば、送信側の端末は、発生しているトラフィック量に応じて前記次回データ送信予定時間を変動させることによって、良好なスループットを維持することができるものである。
【0058】
さらに請求項3の発明によれば、値Tと値Nをパラメータとする任意の関数f(T,N)によって次回のデータ受信予定時間を設定することで、受信側の通信端末は、次回データ受信予定時間まで、スリープ状態を維持することができ、また、送信側の通信端末は、トラフィック負荷に応じてビーコン周期毎に関数f(T,N)を変更することにより良好なスループットを維持することができるものである。
【0059】
また、請求項4の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、任意の関数を示す情報及び/または任意の係数の値を示す情報としてデータ送信時に付与されることによって、関数情報の伝達を良好に行うことができるものである。
【0060】
また、請求項5の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、1ビーコン周期内で一定値となる関数とすることによって、トラフィック量が一定となっている場合に特に有効となるものである。
【0061】
また、請求項6の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、増加関数とすることによって、トラフィック量が減少傾向にある場合に特に有効となるものである。
【0062】
また、請求項7の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、減少関数とすることによって、トラフィック量が増加傾向にある場合に特に有効となるものである。
【0063】
また、請求項8の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、周期関数とすることによって、トラフィック量の変化が周期的である場合に特に有効となるものである。
【0064】
また、請求項9の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数を、ビーコン周期毎に変更することによって、トラフィック量の変化に適応的に対応することができるものである。
【0065】
また、請求項10の発明によれば、データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報が送信データに付与されると共に、データ受信時に次回データ送信予定時間を取得した後、次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信することにより、トラフィックのスループットを維持しつつ、通信端末の低消費電力化を図ることができるものである。
【0066】
また、請求項11の発明によれば、発生しているトラフィック量に応じて前記次回データ送信予定時間を変動させることによって、良好なスループットを維持することができるものである。
【0067】
また、請求項12の発明によれば、同一通信相手に対する次回データ送信予定時間を、前回のデータ送信間隔と1ビーコン周期内で何回目の送信データかを示す番号をパラメータとした関数により決定し、次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信することによって、トラフィック負荷に応じてビーコン周期毎に関数f(T,N)を変更して良好なスループットを維持することができるものである。
【0068】
また、請求項13の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、任意の関数を示す情報及び/または任意の係数の値を示す情報としてデータ送信時に付与されることによって、関数情報の伝達を良好に行うことができるものである。
【0069】
また、請求項14の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、1ビーコン周期内で一定値となる関数とすることによって、トラフィック量が一定となっている場合に特に有効となるものである。
【0070】
また、請求項15の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、増加関数とすることによって、トラフィック量が減少傾向にある場合に特に有効となるものである。
【0071】
また、請求項16の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、減少関数とすることによって、トラフィック量が増加傾向にある場合に特に有効となるものである。
【0072】
また、請求項17の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、周期関数とすることによって、トラフィック量の変化が周期的である場合に特に有効となるものである。
【0073】
また、請求項18の発明によれば、次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数を、ビーコン周期毎に変更することによって、トラフィック量の変化に適応的に対応することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システム及びその電力制御方法におけるスリープ制御方法の第1の方法を示す説明図である。
【図2】その動作の説明のための図である。
【図3】本発明の無線通信システム及びその電力制御方法におけるスリープ制御方法の第2の方法を示す説明図である。
【図4】その一定関数の説明のための図である。
【図5】その増加関数の説明のための図である。
【図6】その減少関数の説明のための図である。
【図7】その関数変更の説明のための図である。
【図8】関数の情報をビーコンフレームに付与する手段の説明のための図である。
【図9】1つ以上の端末局とアクセスポイントとにより構成される無線通信システムの構成図である。
【図10】2つ以上の端末局により構成される無線通信システムの構成図である。
【図11】従来の方法を示す説明図である。
【符号の説明】
Data1…第1のデータ、Data2…第2のデータ、Data3…第3のデータ、T1,T2…時間

Claims (18)

  1. 不定期に送信が行われる無線通信システムであって、
    送信側の端末は、データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報を送信データに付与すると共に、前記次回データ送信予定時間まで同一通信相手に対する送信を待機し、前記次回データ送信予定時間経過後に次のデータを送信し、
    受信側の端末は、データ受信時に前記次回データ送信予定時間を取得した後、前記次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、前記次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、
    前記送信側の端末は、発生しているトラフィック量に応じて前記次回データ送信予定時間を変動させる
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 不定期に送信が行われる無線通信システムであって、
    送信側の端末は、同一通信相手に対する次回データ送信予定時間を、前回のデータ送信間隔と1ビーコン周期内で何回目の送信データかを示す番号をパラメータとした関数により決定すると共に、前記次回データ送信予定時間まで同一通信相手に対する送信を待機し、前記次回データ送信予定時間経過後に次のデータを送信し、
    受信側の端末は、データ受信時に、次回データ受信予定時間を、前回のデータ受信間隔と1ビーコン周期内で何回目の受信データかを示す番号をパラメータとした前記送信側の端末と同一の関数により決定し、前記次回データ送信予定時間を取得した後、前記次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、前記次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、任意の関数を示す情報及び/または任意の係数の値を示す情報として前記データ送信時に付与される
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、1ビーコン周期内で一定値となる関数である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  6. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、増加関数である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  7. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、減少関数である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  8. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数は、周期関数である
    ことを特徴とする無線通信システム。
  9. 請求項3記載の無線通信システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間及び次回データ受信予定時間を決定するための関数を、ビーコン周期毎に変更する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  10. データ送信時に次回データ送信予定時間を示す情報が送信データに付与されると共に、
    データ受信時に前記次回データ送信予定時間を取得した後、前記次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、前記次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信する
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  11. 請求項10記載の無線通信システムの電力制御方法において、
    発生しているトラフィック量に応じて前記次回データ送信予定時間を変動させる
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  12. 同一通信相手に対する次回データ送信予定時間を、前回のデータ送信間隔と1ビーコン周期内で何回目の送信データかを示す番号をパラメータとした関数により決定すると共に、
    データ受信時に前記次回データ送信予定時間を取得した後、前記次回データ送信予定時間までスリープ状態を維持し、前記次回データ送信予定時間の経過後に起動状態に移行して次のデータを受信する
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  13. 請求項12記載の無線通信システムの電力制御方法において、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数は、任意の関数を示す情報及び/または任意の係数の値を示す情報として前記データ送信時に付与される
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  14. 請求項12記載の無線通信の電力制御方法システムにおいて、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数は、1ビーコン周期内で一定値となる関数である
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  15. 請求項12記載の無線通信システムの電力制御方法において、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数は、増加関数である
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  16. 請求項12記載の無線通信システムにおいての電力制御方法、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数は、減少関数である
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  17. 請求項12記載の無線通信システムの電力制御方法において、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数は、周期関数である
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
  18. 請求項12記載の無線通信システムの電力制御方法において、
    前記次回データ送信予定時間を決定するための関数を、ビーコン周期毎に変更する
    ことを特徴とする無線通信システムの電力制御方法。
JP2003108200A 2003-04-11 2003-04-11 無線通信システム及びその電力制御方法 Pending JP2004320153A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003108200A JP2004320153A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 無線通信システム及びその電力制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003108200A JP2004320153A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 無線通信システム及びその電力制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004320153A true JP2004320153A (ja) 2004-11-11

Family

ID=33469807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003108200A Pending JP2004320153A (ja) 2003-04-11 2003-04-11 無線通信システム及びその電力制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004320153A (ja)

Cited By (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007174145A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Yaskawa Electric Corp ネットワークシステム
JP2007208586A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Sony Corp 無線通信システム及び無線通信装置
WO2007123209A1 (ja) * 2006-04-21 2007-11-01 Ntt Docomo, Inc. 移動通信システムにおけるパケットスケジューリング方法、基地局及び移動局
JP2008011130A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Fujitsu Ltd 無線通信装置および無線通信方法
JP2008311733A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、方法及びプログラム、並びに、車々間通信装置
JP2009523332A (ja) * 2005-12-12 2009-06-18 マイクロソフト コーポレーション ワイヤレスデバイスのパフォーマンスと効率の向上
WO2010025681A1 (en) * 2008-09-05 2010-03-11 Mediatek Inc. Power management for multi-carrier transmission
JP2010087579A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Casio Computer Co Ltd 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP2010148000A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Casio Computer Co Ltd 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP2010165350A (ja) * 2008-12-31 2010-07-29 Intel Corp 電力管理のための下流デバイスのサービス待ち時間報告
JP2010165349A (ja) * 2008-12-31 2010-07-29 Intel Corp 電力管理のためのアイドル期間報告
JP2010191945A (ja) * 2008-12-31 2010-09-02 Intel Corp プラットフォームおよびプロセッサの電力管理
JP2010193290A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 省電力通信制御方法、無線通信システムおよび無線基地局
US7831283B2 (en) 2006-09-14 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Sensor network system and sensor node
JP2011044928A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Ntt Docomo Inc 無線通信方法及び無線通信装置
JP2011055079A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Hitachi Ltd 電波障害回避方法、マルチホップ無線システム、および無線通信装置
WO2011036701A1 (ja) * 2009-09-24 2011-03-31 株式会社 東芝 無線通信装置および通信プログラム
JP2012050100A (ja) * 2005-03-10 2012-03-08 Qualcomm Inc 媒体論理チャネル上でデータが送信されていないときに節電を可能にする方法
US8355716B2 (en) 2006-06-08 2013-01-15 Sony Corporation Communication system, communication apparatus, communication method and computer program
JP2013046165A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置及び通信装置の省電力化方法
WO2012144763A3 (ko) * 2011-04-18 2013-03-07 엘지전자 주식회사 반송파 집성 기법이 적용된 무선 통신 시스템에서 전력 제어 방법 및 이를 위한 장치
JP2013218713A (ja) * 2007-07-07 2013-10-24 Qualcomm Inc モバイル通信デバイスにおけるユーザープロフィールに基づくターゲット特定情報の引き渡しのための方法及びシステム
JP2014003665A (ja) * 2005-10-05 2014-01-09 Qualcomm Incorporated アドホック無線通信網におけるピアツーピア通信
US8634780B2 (en) 2010-01-12 2014-01-21 Electronics And Telecommunications Research Institute Terminal, method, and wireless communication for power saving
US8705422B2 (en) 2011-02-04 2014-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal
US8730853B2 (en) 2008-09-05 2014-05-20 Mediatek Inc. Methods for responding to co-located coexistence (CLC) request from a mobile electronic device and communications apparatuses capable of controlling multi-radio coexistence
US8781444B2 (en) 2010-09-28 2014-07-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus and method
US9203911B2 (en) 2007-11-14 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and system for using a cache miss state match indicator to determine user suitability of targeted content messages in a mobile environment
JP2015222950A (ja) * 2011-08-31 2015-12-10 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
US9392074B2 (en) 2007-07-07 2016-07-12 Qualcomm Incorporated User profile generation architecture for mobile content-message targeting
US9391789B2 (en) 2007-12-14 2016-07-12 Qualcomm Incorporated Method and system for multi-level distribution information cache management in a mobile environment
US9569256B2 (en) 2012-09-25 2017-02-14 Sony Corporation Method for controlling schedule of executing application in terminal device and terminal device implementing the method
US9717049B2 (en) 2012-03-01 2017-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus and method
EP4093106A1 (en) * 2021-05-20 2022-11-23 Itron, Inc. Unicast transmissions in mesh network nodes
US11764891B2 (en) 2021-05-20 2023-09-19 Itron, Inc. Time synchronization of mesh network nodes

Cited By (71)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9112620B2 (en) 2005-03-10 2015-08-18 Qualcomm Incorporated Method of enabling power savings when no data is being transmitted on a media logical channel
JP2014096820A (ja) * 2005-03-10 2014-05-22 Qualcomm Incorporated 媒体論理チャネル上でデータが送信されていないときに節電を可能にする方法
JP2012050100A (ja) * 2005-03-10 2012-03-08 Qualcomm Inc 媒体論理チャネル上でデータが送信されていないときに節電を可能にする方法
US8942133B2 (en) 2005-10-05 2015-01-27 Qualcomm Incorporated Peer-to-peer communication in ad hoc wireless network
JP2014003665A (ja) * 2005-10-05 2014-01-09 Qualcomm Incorporated アドホック無線通信網におけるピアツーピア通信
US8942130B2 (en) 2005-10-05 2015-01-27 Qualcomm Incorporated Peer-to-peer communication in ad hoc wireless network
JP2009523332A (ja) * 2005-12-12 2009-06-18 マイクロソフト コーポレーション ワイヤレスデバイスのパフォーマンスと効率の向上
JP2007174145A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Yaskawa Electric Corp ネットワークシステム
JP2007208586A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Sony Corp 無線通信システム及び無線通信装置
WO2007123209A1 (ja) * 2006-04-21 2007-11-01 Ntt Docomo, Inc. 移動通信システムにおけるパケットスケジューリング方法、基地局及び移動局
US8102821B2 (en) 2006-04-21 2012-01-24 Ntt Docomo, Inc. Packet scheduling method, base station, and mobile station in mobile communication system
US8355716B2 (en) 2006-06-08 2013-01-15 Sony Corporation Communication system, communication apparatus, communication method and computer program
JP4740049B2 (ja) * 2006-06-29 2011-08-03 富士通株式会社 無線通信装置および無線通信方法
JP2008011130A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Fujitsu Ltd 無線通信装置および無線通信方法
US7831283B2 (en) 2006-09-14 2010-11-09 Hitachi, Ltd. Sensor network system and sensor node
JP2008311733A (ja) * 2007-06-12 2008-12-25 Oki Electric Ind Co Ltd 通信制御装置、方法及びプログラム、並びに、車々間通信装置
US9398113B2 (en) 2007-07-07 2016-07-19 Qualcomm Incorporated Methods and systems for providing targeted information using identity masking in a wireless communications device
US9485322B2 (en) 2007-07-07 2016-11-01 Qualcomm Incorporated Method and system for providing targeted information using profile attributes with variable confidence levels in a mobile environment
JP2013218713A (ja) * 2007-07-07 2013-10-24 Qualcomm Inc モバイル通信デバイスにおけるユーザープロフィールに基づくターゲット特定情報の引き渡しのための方法及びシステム
US9497286B2 (en) 2007-07-07 2016-11-15 Qualcomm Incorporated Method and system for providing targeted information based on a user profile in a mobile environment
US9596317B2 (en) 2007-07-07 2017-03-14 Qualcomm Incorporated Method and system for delivery of targeted information based on a user profile in a mobile communication device
US9392074B2 (en) 2007-07-07 2016-07-12 Qualcomm Incorporated User profile generation architecture for mobile content-message targeting
US9705998B2 (en) 2007-11-14 2017-07-11 Qualcomm Incorporated Method and system using keyword vectors and associated metrics for learning and prediction of user correlation of targeted content messages in a mobile environment
US9203912B2 (en) 2007-11-14 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and system for message value calculation in a mobile environment
US9203911B2 (en) 2007-11-14 2015-12-01 Qualcomm Incorporated Method and system for using a cache miss state match indicator to determine user suitability of targeted content messages in a mobile environment
US9391789B2 (en) 2007-12-14 2016-07-12 Qualcomm Incorporated Method and system for multi-level distribution information cache management in a mobile environment
US9357500B2 (en) 2008-09-05 2016-05-31 Mediatek Inc. Power management for multi-carrier transmission
US8515481B2 (en) 2008-09-05 2013-08-20 Mediatek Inc. Power management for multi-carrier transmission
US8489152B2 (en) 2008-09-05 2013-07-16 Mediatek Inc. Power management for multi-carrier transmission
CN101828340B (zh) * 2008-09-05 2013-03-13 联发科技股份有限公司 多载波无线网络中移动台电源管理的方法、移动台及操作方法
US9265056B2 (en) 2008-09-05 2016-02-16 Mediatek Inc. Methods for responding to co-located coexistence (CLC) request from a mobile electronic device and communications apparatuses capable of controlling multi-radio coexistence
US8730853B2 (en) 2008-09-05 2014-05-20 Mediatek Inc. Methods for responding to co-located coexistence (CLC) request from a mobile electronic device and communications apparatuses capable of controlling multi-radio coexistence
WO2010025681A1 (en) * 2008-09-05 2010-03-11 Mediatek Inc. Power management for multi-carrier transmission
JP2010087579A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Casio Computer Co Ltd 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP4678055B2 (ja) * 2008-12-22 2011-04-27 カシオ計算機株式会社 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
JP2010148000A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Casio Computer Co Ltd 無線端末装置、無線中継装置及びプログラム
US9838967B2 (en) 2008-12-31 2017-12-05 Intel Corporation Downstream device service latency reporting for power management
US10983585B2 (en) 2008-12-31 2021-04-20 Intel Corporation Platform and processor power management
US10182398B2 (en) 2008-12-31 2019-01-15 Intel Corporation Downstream device service latency reporting for power management
JP2010191945A (ja) * 2008-12-31 2010-09-02 Intel Corp プラットフォームおよびプロセッサの電力管理
JP2010165350A (ja) * 2008-12-31 2010-07-29 Intel Corp 電力管理のための下流デバイスのサービス待ち時間報告
JP2010165349A (ja) * 2008-12-31 2010-07-29 Intel Corp 電力管理のためのアイドル期間報告
US8898499B2 (en) 2008-12-31 2014-11-25 Intel Corporation Platform and processor power management
US9459684B2 (en) 2008-12-31 2016-10-04 Intel Corporation Idle duration reporting for power management
US11740686B2 (en) 2008-12-31 2023-08-29 Tahoe Research, Ltd. Platform and processor power management
JP2010193290A (ja) * 2009-02-19 2010-09-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 省電力通信制御方法、無線通信システムおよび無線基地局
JP2011044928A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Ntt Docomo Inc 無線通信方法及び無線通信装置
JP2011055079A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Hitachi Ltd 電波障害回避方法、マルチホップ無線システム、および無線通信装置
US8798026B2 (en) 2009-09-24 2014-08-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication device and communication program
JP5475790B2 (ja) * 2009-09-24 2014-04-16 株式会社東芝 無線通信装置および通信プログラム
WO2011036701A1 (ja) * 2009-09-24 2011-03-31 株式会社 東芝 無線通信装置および通信プログラム
US8634780B2 (en) 2010-01-12 2014-01-21 Electronics And Telecommunications Research Institute Terminal, method, and wireless communication for power saving
US8781444B2 (en) 2010-09-28 2014-07-15 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus and method
US10063472B2 (en) 2011-02-04 2018-08-28 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal
US9112814B2 (en) 2011-02-04 2015-08-18 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal
US9544227B2 (en) 2011-02-04 2017-01-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal
US8705422B2 (en) 2011-02-04 2014-04-22 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication terminal
WO2012144763A3 (ko) * 2011-04-18 2013-03-07 엘지전자 주식회사 반송파 집성 기법이 적용된 무선 통신 시스템에서 전력 제어 방법 및 이를 위한 장치
US9232467B2 (en) 2011-04-18 2016-01-05 Lg Electronics Inc. Method for controlling power in a wireless communication system adopting a carrier aggregation technique, and apparatus for same
JP2013046165A (ja) * 2011-08-23 2013-03-04 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信装置及び通信装置の省電力化方法
JP2015228655A (ja) * 2011-08-31 2015-12-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
US9781671B2 (en) 2011-08-31 2017-10-03 Qualcomm Incorporated Power save with end of data indication
US9591573B2 (en) 2011-08-31 2017-03-07 Qualcomm Incorporated Power save with data fetch time period
JP2015228654A (ja) * 2011-08-31 2015-12-17 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
JP2015222950A (ja) * 2011-08-31 2015-12-10 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated データフェッチ時間と、データ終了指示と、モアデータ肯定応答とを用いた省電力
US9717049B2 (en) 2012-03-01 2017-07-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Wireless communication apparatus and method
US9569256B2 (en) 2012-09-25 2017-02-14 Sony Corporation Method for controlling schedule of executing application in terminal device and terminal device implementing the method
US10338936B2 (en) 2012-09-25 2019-07-02 Sony Corporation Method for controlling schedule of executing application in terminal device and terminal device implementing the method
US11764891B2 (en) 2021-05-20 2023-09-19 Itron, Inc. Time synchronization of mesh network nodes
EP4093106A1 (en) * 2021-05-20 2022-11-23 Itron, Inc. Unicast transmissions in mesh network nodes
US11824634B2 (en) 2021-05-20 2023-11-21 Itron, Inc. Unicast transmissions in mesh network nodes

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004320153A (ja) 無線通信システム及びその電力制御方法
US7697457B2 (en) Wireless communication apparatus and wireless communication method
US20100278065A1 (en) Traffic Load Estimation for Access Point Functionality Enabled Mobile Devices
US8547853B2 (en) Adaptive periodic power-save (PS) polling
JP3644503B2 (ja) 無線端末およびそのエンド間遅延制御方法とプログラム
KR101097657B1 (ko) 무선 네트워크에서 스테이션들을 위한 스탠바이 시간 개선들
US8045494B2 (en) System and method for hibernation mode for beaconing devices
EP1658740B1 (en) Method and apparatus for facilitating data transmissions
RU2619920C2 (ru) Системы и способы передачи сообщений об изменении конфигурации между точкой доступа и станцией
US20100317374A1 (en) Apparatus for and method of managing paging interval access on a mobile station
US20050129009A1 (en) Power saving in a wireless local area network
US20040264397A1 (en) Power-saving mechanism for periodic traffic streams in wireless local-area networks
Chen et al. Power management for VoIP over IEEE 802.11 WLAN
US9485728B1 (en) Power saving with WNM-sleep mode
US20130028156A1 (en) Access category-based power-save for wi-fi direct group owner
MX2010010890A (es) Mecanismo de ahorro de energia para dispositivo de comunicacion inalambrica.
KR20060130356A (ko) 휴대통신장치의 절전방법
Keshav et al. Energy efficient scheduling in 4G smart phones for mobile hotspot application
US20110158115A1 (en) Power Efficiency and Packet Delivery Ratio Through Micro Rate Control at Access Point Functionality Enabled Devices
Agrawal et al. Opsm-opportunistic power save mode for infrastructure ieee 802.11 wlan
Jung et al. Power-saving strategy for balancing energy and delay performance in WLANs
KR20220038425A (ko) 전력 절감 신호 전송 방법, 기지국 및 단말 기기
Jung et al. Energy efficient wifi tethering on a smartphone
CN114286310A (zh) 一种通信方法、装置及***
JP5409191B2 (ja) 無線通信方法及び無線通信装置