JP2010126030A - 燃料タンクの開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、給油ノズルの挿入力を効率よく利用して、シャッタをスムーズかつ大きく開くことができるとともに、小型化でき、給油作業性に優れた燃料タンクの開閉装置を提供する。
【解決手段】 燃料タンクの開閉装置は、タンク開口形成部材11内に配置され、給油ノズルFZを挿入することでシャッタ本体51を開閉するシャッタ機構20を備えている。シャッタ機構20は、挿入通路20Pに配置された押圧部材31を有する押圧機構30と、押圧部材31の移動する力を機械的エネルギとして蓄積するスプリング48を有する連繋機構40と、ノズル検知機構60とを備えている。ノズル検知機構60は、給油ノズルFZによる挿入方向への移動力を受ける導入押圧部63と、シャッタ50を開き位置に移動することを許容するロック部66とを有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、給油ノズルの挿入力を利用してシャッタを開いて、燃料タンクへ給油するための燃料タンクの開閉装置に関する。
従来、この種の技術として、特許文献1に記載されているように、燃料通路の径方向へ移動するシャッタと、給油ノズルで押圧される作動リングと、作動リングに連動してシャッタを開閉させるリンク機構とを備えた構成が知られている。この構成では、給油ノズルの先端で作動リングを押すことで該作動リングを拡径させ、その拡径による移動量をリンク機構で増幅してシャッタを開き動作させ、給油ノズルの挿入を可能にしている。
しかし、従来の装置では、作動リングの拡径による移動量は、数ミリしかなく、その移動量でシャッタを開けるには、大きな増幅率のリンク機構が必要となる。このため、リンク機構やシャッタに僅かに氷結が生じていても、摩擦力によりシャッタの開閉動作に障害があるという問題があった。また、給油ノズルで作動リングの押圧部を確実に押し、給油ノズルの挿入力をシャッタの開き動作に利用するには、作動リングの押圧部を給油ノズルの外周部より僅かに大きい挿入通路に配置し、挿入通路を、押圧部を長い距離で押すことができる長さとすることが好ましいが、このような狭くかつ長い挿入通路は、給油ノズルの挿入作業性がよくないという問題もあった。
特表2007−518619
本発明は、上記従来の技術の問題を解決することを踏まえ、給油ノズルの挿入力を効率よく利用して、シャッタをスムーズかつ大きく開くことができるとともに、小型化でき、給油作業性に優れた燃料タンクの開閉装置を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
適用例1は、燃料タンクへ燃料を供給する通路を開閉する燃料タンクの開閉装置において、
給油ノズルを挿入するための挿入通路から挿入孔を経て燃料タンクに接続される通路を形成するタンク開口形成部材と、
上記タンク開口形成部材内に配置され、上記給油ノズルを挿入する挿入方向とほぼ直角の方向上で移動することで上記挿入孔を開閉するシャッタを有するシャッタ機構と、
を備え、
上記シャッタ機構は、
上記挿入通路に配置され、上記給油ノズルの挿入力を受けて移動する押圧部材を有する押圧機構と、
上記押圧部材が移動する力を機械的エネルギとして蓄積し、該蓄積された機械的エネルギにより上記シャッタを開閉する連繋機構と、
上記押圧部材と上記シャッタとの間に配置され、上記給油ノズルによる挿入方向への移動力を受ける導入押圧部と、上記シャッタを閉じ位置にロックするロック位置と上記シャッタを開き位置に移動することを許容する非ロック位置とに切り換え可能に設定するロック部とを有するノズル検知機構と
を有し、
上記ノズル検知機構のロック部が上記ロック位置に設定されシャッタが閉じ位置にあるときに、上記ロック部が上記非ロック位置に移行したときに上記連繋機構に蓄積されている機械的エネルギで上記シャッタを開き動作させるように構成したこと、
を特徴とする。
本発明にかかる燃料タンクの開閉装置では、タンク開口形成部材の挿入通路に給油ノズルを挿入すると、給油ノズルの先端が押圧機構の押圧部材を押す。押圧部材が移動する力は、連繋機構に機械的エネルギとして蓄積される。そして、給油ノズルがノズル検知機構の導入押圧部に達して、導入押圧部を押すと、ロック部がシャッタを閉じ位置から非ロック位置に切り換える。これにより、連繋機構に蓄積されている機械的エネルギでシャッタを開き動作させる。シャッタは、挿入孔を開き、これにより給油ノズルから給油することができる。
連繋機構は、押圧機構の押圧部材が給油ノズルの先端で押されたときに移動する力を、機械的エネルギとして蓄積し、給油ノズルの先端がノズル検知機構の導入押圧部を押したときに、該蓄積された機械的エネルギをシャッタの開き動作に利用している。したがって、押圧機構は、ノズル検知機構の位置に規制されることなく、ノズル検知機構より挿入側に長い距離で配置できるから、押圧部材が大きく移動する力を利用して蓄積した大きな機械的エネルギでシャッタを開けることができる。よって、シャッタに氷結などにより摩擦力が増大していても、確実に開閉動作させることができる。
また、押圧機構およびノズル検知機構は、挿入通路内に別々の機構で離れて設置され、つまり押圧機構が挿入通路の挿入孔側の広い開口面積の導入口に配置され、ノズル検知機構がシャッタに近い位置に配置されている。よって、このような広い導入口とした挿入通路に給油ノズルを挿入することができるので、給油作業性に優れている。
さらに、シャッタは、押圧機構の押圧部材が給油ノズルで押されているときであっても、ノズル検知機構の導入押圧部が給油ノズルに押されるまで開かないから、給油ノズルから誤って燃料が吐出されても、その燃料を遮断し、燃料タンクへ送ることがない。
シャッタ機構は、給油ノズルにより、押圧機構の押圧部材を押した後にノズル検知機構の導入押圧部を押圧すればシャッタが開くから、開閉操作するためのスイッチやモータなどの駆動機構を設ける必要がなく、構成が簡単である。
[適用例2]
適用例2の連繋機構は、上記押圧部材に機械的に連結され押圧部材に連動して移動する連繋部材と、該連繋部材の移動により機械的エネルギを蓄積する蓄積部材とを備えた構成をとることができる。
[適用例3]
適用例3の連繋部材は、シャッタの上にスライド可能に載置された作動部材本体であり、上記蓄積手段は、上記作動部材本体と上記シャッタとに掛け渡された弾性部材である構成をとることができる。この構成により、簡単な構成で連繋機構を実現できる。ここで、弾性部材としては、コイルスプリングのほかに、樹脂製のスプリングを適用することができる。
[適用例4]
適用例4のノズル検知機構は、上記開口形成部材で支持されるとともに上記連繋部材の上方に配置されたU字形に形成されたノズル検知部材を備え、上記ノズル検知部材の内周部に上記導入押圧部を設け、上記ノズル検知部材の端部に上記ロック部を設けた構成をとることができる。また、弾性部材は、ノズル検知部材と一体に形成した樹脂のスプリングで構成することができる。
[適用例5]
適用例5は、挿入孔に対向して配置された注入口を有する注入口形成部材と、上記シャッタに対して燃料タンク側に配置され、上記給油ノズルにより押圧されることで上記注入口を開くフラップバルブ機構を備えている構成をとることができる。この構成において、誤った種類の給油ノズルを挿入通路に誤って挿入しても、シャッタ機構で阻止され、フラップバルブ機構に直接当たらないから、フラップバルブ機構の損傷に至らず、また、このような事態を想定してフラップバルブ機構の構成自体も強固にすることを要しない。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料タンクの開閉装置の概略構成
図1は本発明の一実施例に係るディーゼルエンジンを搭載した自動車の後部を示し、給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。自動車の車体の後部には、燃料(軽油)を給油するための給油蓋FLが開閉可能に支持されている。給油蓋FLは、車体の外板に倣った蓋本体FLaがヒンジFLbを介して車体の外板に開閉可能に支持されている。給油蓋FLを開いたスペースは、給油室FRになっており、この給油室FR内に、基板BPに支持された燃料タンクの開閉装置10が配置されている。燃料タンクの開閉装置10は、燃料キャップを用いないで、燃料タンクに燃料を供給するための機構であり、給油蓋FLを開いた後に、給油ノズルからの外力で燃料通路を開閉することで、給油ノズルから燃料タンクへ燃料を供給することができる機構である。以下、燃料タンクの開閉装置の詳細な構成について説明する。
(2) 各部の構成および動作
図2は燃料タンクの開閉装置10の開口部を示す平面図、図3は図2の3−3線に沿った断面図である。図3において、燃料タンクの開閉装置10は、燃料タンク(図示省略)に接続される燃料通路11Pを有するタンク開口形成部材11と、燃料通路11Pを開閉するシャッタ機構20と、フラップバルブ機構70とを備えている。
(2)−1 タンク開口形成部材11
タンク開口形成部材11は、燃料通路11Pを有する管体であり、燃料タンクに接続される接続管12と、接続管12の上部に固定された開口形成部材16と、接続管12の上部に装着された注入口形成部材18とを備えている。
接続管12は、燃料タンク側を徐々に縮径した縮径部12aと、縮径部12aに接続された直管部12bとを備え、これらを一体に形成している。開口形成部材16は、接続管12の上部に装着され、円筒状の側壁部16aと、側壁部16aの上部に一体形成された上面部16bとを備えている。側壁部16aの下部は、やや拡径された拡径部16eから下部円筒部16fになっている。上面部16bの中央部には、導入口16cが形成されている。
注入口形成部材18は、接続管12の上部に固定され、フラップバルブ機構70の一部を支持するための部材であり、燃料通路11Pの一部を形成する注入口18aを有する円板部18bと、円板部18bの外周部から円筒状に突設され接続管12に嵌合する嵌合部18cとを備えている。
(2)−2 シャッタ機構20
図4は図3のシャッタ機構20を示す断面図である。シャッタ機構20は、給油ノズルFZの先端で押されることにより開き動作を行なう機構であり、その主要な構成として、支持部材19と、押圧機構30と、連繋機構40と、シャッタ50と、ノズル検知機構60とを備えている。
図5はシャッタ機構20を分解した斜視図である。支持部材19は、注入口形成部材18(図3)上に装着されており、円板状の支持基板19aと、支持基板19aに貫通形成された挿入孔19bと、支持基板19aの外周部に形成された所定幅の円弧状のガイド部19c,19cとを備えている。挿入孔19bは、注入口18a(図3)とほぼ同じ内径でありかつ給油ノズルを挿入するための孔である。
押圧機構30は、給油ノズルFZを挿入したときの力により連繋機構40を介してシャッタ50を開閉するための機構であり、押圧部材31を備えている。押圧部材31は、板状の押圧部材本体32と、押圧部材本体32の端部に一体形成された回動支持部33とを備え、軸体35により開口形成部材16(図3)に軸支されている。押圧部材本体32は、その上面に給油ノズルFZとの当たりをスムーズにするための湾曲した曲面32aを有している。軸体35は、弦巻式のスプリング36を装着しており、押圧部材本体32を閉じ方向に付勢している。この押圧機構30の構成により、給油ノズルFZにより押圧部材本体32が押圧されると、スプリング36のスプリング力に抗して軸体35を中心に押圧部材本体32が回動する。
連繋機構40は、押圧機構30が移動する力を機械的エネルギとして蓄積し、該蓄積された機械的エネルギによりシャッタ50を開閉する機構であり、連繋部材41と、連繋部材41と押圧機構30とを機械的に連結する棒状のリンク部材45と、機械的エネルギを蓄積するスプリング48(蓄積部材)とを備えている。連繋部材41は、平板の作動部材本体42を備えている。作動部材本体42の前端には、湾曲部42aが形成されている。作動部材本体42の両側には、拡張部43が形成されている。拡張部43には、スプリング48の一端を支持するためのスプリング支持端43aおよびシャッタ50を押圧するための押圧端43bが形成されている。また、作動部材本体42の上端部には、リンク支持部44が突設されている。リンク部材45は、棒状の部材であるリンク本体45aを備え、その上端で押圧部材本体32の下部に突設されたリンク支持部34にピン46を介して回動可能に連結され、その下端でリンク支持部44にピン47を介して回動可能に連結されている。
シャッタ50は、支持部材19上で、押圧機構30および連繋機構40に連動してスライドすることにより挿入孔19bを開閉する機構であり、ほぼ長方形の板状のシャッタ本体51を備えている。シャッタ本体51の両側部には、連繋部材41の両側辺をガイドするためのガイド突条52が形成されている。シャッタ本体51の両側であってガイド突条52,52を隔てて拡張部53,53が形成されている。各々の拡張部53には、スプリング48の一端を支持するスプリング支持部53aおよびスプリング収納凹所53bが形成されている。スプリング48は、連繋機構40の移動力を、シャッタ50を移動させる前に機械的エネルギとして蓄積する蓄積部材として作用している。拡張部53の端部には、連繋機構40の押圧端43bで押される押圧端55および後述するノズル検知機構60の一部で押される被ロック部56が形成されている。
なお、押圧部材31にスプリング力を加えるためのスプリング36は、押圧部材31が開き方向へ移動したときに、押圧部材31を初期位置に戻すための回動力を加えるとともに、シャッタ50を閉める方向へ移動させる機械的エネルギを蓄積する蓄積部材としても作用している。
ノズル検知機構60は、所定の外径の給油ノズルFZの先端で押されることにより、連繋機構40のロック位置を解除する機構であり、開口形成部材16の係合部16dに装着しかつ連繋部材41上に支持されたノズル検知部材62を備えている。ノズル検知部材62は、挿入通路20Pに臨みかつその両側に配置された導入押圧部63,63と、導入押圧部63,63を連結する連結アーム64と、連結アーム64の両端下部に突設されたロック部66,66とを備え、これらが一体に形成されている。連結アーム64は、連繋部材41の上面に沿うように支持されている。各々の導入押圧部63は、押圧本体63aと、押圧本体63aから挿入通路20P側に向けかつ下方に向かうにしたがって傾斜した押圧斜面63bとを備えている。押圧斜面63bは、給油ノズルFZの先端の外径が所定径以上の場合に給油ノズルFZの先端で押すように配置されている。図6はノズル検知機構60を説明する説明図である。すなわち、導入押圧部63,63に対向する内端で形成される挿入通路20Pの内径をD0、軽油用の給油ノズルFZ(a)の先端の外径をDa、ガソリン用の給油ノズルFZ(b)をDbとすると、Db<D0<Daに設定されている。例えば、外径Dbは20mm、内径D0は22mm、外径Daは25mmに設定されている。連結アーム64は、半円環状に形成され、導入押圧部63,63を連結することで、スプリングとして作用する。図5および図6に示すように、ロック部66は、シャッタ50の両端の被ロック部56に係脱する部位であり、ロック部本体66aと、ロック部本体66aの外周部に被ロック部56に向けて突設されたロック爪66bとを備えている。ノズル検知部材62は、開口形成部材16の係合部16dを中心に連結アーム64を介して回動可能に支持され、係合部16dを中心に回動することにより、ロック部66が被ロック部56に対してロック位置と非ロック位置とに切り替わる。このノズル検知機構60の構成により、図6(B)に示すように挿入通路20Pに給油ノズルFZ(a)を挿入すると、導入押圧部63の押圧斜面63bを押圧して、ロック部66がシャッタ50の被ロック部56から外れることにより、シャッタ50の開き動作が可能になる。
なお、挿入通路20Pの内径D0は、ガソリン用の給油ノズルFZ(b)の外径Dbより小さい径とした場合であっても、給油ノズルFZ(b)の先端外周部が押圧斜面63bを押圧したときにロック部66がシャッタ50の被ロック部56から外れず、給油可能にならない径であれば、多少の寸法範囲は許容される。
(2)−3 フラップバルブ機構70
図3において、フラップバルブ機構70は、開閉部材71と、スプリング72と、図示しないガスケットとを備えている。開閉部材71は、注入口形成部材18の嵌合部18cに軸支され、注入口18aを開閉する部材である。スプリング72は、弦巻スプリングであり、そのコイル状の一端部が注入口形成部材18に支持され、他端部が開閉部材71に支持されて開閉部材71を閉じる方向に付勢している。ガスケットは、ゴム材料から形成され、開閉部材71内に配置されており、開閉部材71と注入口18aの開口周縁部との間をシールした状態で閉じる。なお、フラップバルブ機構70の開閉部材71には、燃料タンクの圧力を調節する調圧弁(図示省略)が収納されている。
(3) 燃料タンクの開閉装置の開閉動作
(3)−1 開き動作
図1に示すように、給油蓋FLを開けると、給油室FR内に配置された燃料タンクの開閉装置10が表れる。図7に示すように給油ノズルFZを開口形成部材16の導入口16cから挿入して、給油ノズルFZの先端が押圧機構30の押圧部材31を押すと、図8に示すように押圧部材31が回動支持部33を中心に回動する。このとき、スプリング36を捻ることでスプリング力を蓄積する。押圧部材31が回動すると、リンク支持部34で軸支されているリンク部材45が回動して、連繋機構40の連繋部材41が水平方向へ移動する。連繋部材41の移動により、連繋機構40のスプリング48(図5参照)が伸ばされることで、連繋部材41が移動する力を機械的エネルギとして蓄積する。そして、給油ノズルFZがノズル検知機構60の導入押圧部63に達して、導入押圧部63を押すと、ロック部66(図6)がシャッタ50を閉じ位置から非ロック位置に切り換える。これにより、スプリング48(蓄積部材)に蓄積されている機械的エネルギで、図9に示すようにシャッタ50を開き動作させる。シャッタ50は、挿入孔19bを開き、これにより給油ノズルから給油することができる。
こうしたシャッタ機構20の開閉動作を図10ないし図13を用いて説明する。図10ないし図13はシャッタ機構20を上方から見た説明図である。図10に示すように、タンク開口形成部材11の挿入通路20Pに給油ノズルFZを挿入して、給油ノズルFZの先端が押圧機構30の押圧部材31(図7)を押すと、図11に示すように、リンク部材45を介して連繋機構40の連繋部材41が水平方向へ移動する。連繋部材41の水平方向への移動により、スプリング48が伸ばされて、機械的エネルギとして蓄積される。そして、図12に示すように、給油ノズルFZがノズル検知機構60の導入押圧部63に達して、導入押圧部63の押圧斜面63bを押す。押圧斜面63bは、給油ノズルFZから径方向の力を受けると、連結アーム64がスプリング力を蓄積するように撓みつつ、ノズル検知部材62が連結アーム64の中央部を中心に拡開する。ノズル検知部材62が拡開すると、ロック部66がシャッタ50の被ロック部56から外れて、非ロック位置に切り換えられる。これにより、スプリング48に蓄積されている機械的エネルギが解除されて、つまり、図13に示すように、スプリング48がシャッタ50を引っ張って開き動作させる。シャッタ50は、挿入孔19bを開き、これにより給油ノズルから給油することができる。
さらに、給油ノズルFZを押し入れると、図3に示すフラップバルブ機構70の開閉部材71がスプリング72の付勢力に抗して押され、開閉部材71が支持軸を中心に回動し、注入口18aが開かれる。そして、給油ノズルが注入口18aに挿入されると、燃料通路11Pに給油する。このように、給油ノズルFZでシャッタ機構20の押圧部材31を押し、さらに、ノズル検知部材62の導入押圧部63を押し、そしてフラップバルブ機構70の開閉部材71を押せば、開閉部材71が注入口18aを開き、給油することができる。
(3)−2 閉じ動作
給油を終えて、給油ノズルFZを注入口18aから抜くと、フラップバルブ機構70の開閉部材71がスプリング72の復元力により注入口18aを閉じ、さらに給油ノズルFZが抜かれると、図9から図8を経て図7の初期の状態に戻り、つまり、スプリング36のスプリング力により押圧部材31が回動支持部33を中心に回動し、リンク部材45を介して連繋部材41が閉じ方向へ移動する。このとき、図5に示す連繋部材41の押圧端43bがシャッタ50の押圧端55を押して、スプリング48が縮んだ状態を維持して連繋部材41と一体にシャッタ50が閉じ方向へ移動して挿入孔19bを閉じる。そして、被ロック部56がロック部66に達したときに、ノズル検知部材62は、その弾性力で縮径してロック部66が被ロック部56に係合する。そして、シャッタ機構20は、初期状態に戻り、さらに給油蓋FL(図1)を閉じる。
(4) 燃料タンクの開閉装置の作用・効果
上記実施例にかかる燃料タンクの開閉装置10により、以下の作用効果を奏する。
(4)−1 連繋機構40は、押圧機構30の押圧部材31が給油ノズルFZの先端で押されたときに移動する力を、機械的エネルギとして蓄積し、給油ノズルFZの先端がノズル検知機構60の導入押圧部63を押したときに、該蓄積された機械的エネルギをシャッタ50の開き動作に利用している。この構成において、押圧機構30は、ノズル検知機構60の位置に規制されることなく、ノズル検知機構60より挿入側に長い距離で配置できるから、押圧部材31が大きく移動する力を利用して蓄積した大きな機械的エネルギでシャッタ50を開けることができる。よって、シャッタ50に氷結などにより摩擦力が増大していても、確実に開閉動作させることができる。
(4)−2 押圧機構30およびノズル検知機構60は、挿入通路20P内に別々の機構で離れて設置され、つまり押圧機構30が挿入通路20Pの挿入孔側の広い開口面積の導入口16cに配置され、ノズル検知機構60がシャッタ50に近い位置に配置されている。よって、このような広い導入口16cとした挿入通路20Pに給油ノズルFZを挿入することができるので、給油作業性に優れている。
(4)−3 シャッタ50は、押圧機構30の押圧部材31が給油ノズルFZで押されているときであっても、ノズル検知機構60の導入押圧部63が給油ノズルFZに押されるまで開かないから、給油ノズルFZから誤って燃料が吐出されても、その燃料を遮断し、燃料タンクへ送ることがない。
(4)−4 給油するために、給油ノズルFZを挿入すると、シャッタ機構20のシャッタ50が開くとともに、フラップバルブ機構70の開閉部材71が注入口18aを開くから、燃料キャップをネジ式で外すタイプと比べて、給油時に取り外した燃料キャップの置き場に困ることがなく、操作性に優れている。
(4)−5 図6に示すようにノズル検知機構60は、給油ノズルFZの先端の外径が所定径以上の場合に押圧されるように配置されている導入押圧部63を備えているので、軽油用の給油ノズルFZ(a)の場合には、シャッタ50が挿入孔19bを開くが、ガソリン用の給油ノズルFZ(b)の場合には、シャッタ50が挿入孔19bを開かない。したがって、給油ノズルFZの外径によって燃料の種類が異なる場合に、給油ノズルFZを誤って挿入しても、シャッタ50が開かないから、間違った種類の燃料を供給することもない。
(4)−6 フラップバルブ機構70の手前に、シャッタ50が配置されているから、高圧洗車に対しても防水機能を有する。
(4)−7 ノズル検知機構60は、押圧機構30と別に構成されているから、その交換だけで、種々の給油ノズルFZの外径に対応できる。
(4)−8 シャッタ機構20は、給油ノズルFZにより、押圧機構30の押圧部材31を押した後にノズル検知機構60の導入押圧部63を押圧すればシャッタ50が開くから、開閉操作するためのスイッチやモータなどの駆動機構を設ける必要がなく、構成が簡単である。
(4)−9 ガソリン用の給油ノズルを挿入通路20Pに誤って挿入しても、シャッタ機構20で阻止され、フラップバルブ機構70に直接当たらないから、フラップバルブ機構70の損傷に至らず、また、このような事態を想定してフラップバルブ機構70の構成自体も強固にすることを要しない。
(4)−10 図5に示すように、ノズル検知部材62のロック部66は、ロック部本体66aの外周部に突設したロック爪66bを設けることで、ノズル検知部材62の閉じ状態から開き動作に移行する際に(図11から図12への移行)、ロック爪66bが被ロック部56に当たり被ロック部56に対する摺動抵抗を増してノズル検知部材62の拡開を抑制し、ノズル検知部材62の導入押圧部63による検知動作を確実にするようにしている。一方、ロック部66は、シャッタ50が閉じる際に、ロック部本体66aが円筒面であるからシャッタ50の側面に対して摩擦抵抗が小さくシャッタ50の戻り動作をスムーズにしている(図13参考)。
(5) 他の実施例
この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
上記実施例では、連繋機構40の蓄積部材は、スプリングを用いたが、これに限らず、機械的エネルギを蓄積できる手段であれば、エアーシリンダなどを用いてもよい。
本発明の一実施例に係る燃料タンクの開閉装置を搭載した車両の後部を示し、給油蓋を開いた状態を示す斜視図である。 燃料タンクの開閉装置の開口部を示す平面図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 図3のシャッタ機構を示す断面図である。 シャッタ機構を分解した斜視図である。 ノズル検知機構を説明する説明図である。 燃料タンクの開閉装置の動作を説明する説明図である。 図7に続く動作を説明する説明図である。 図8に続く動作を説明する説明図である。 シャッタ機構の動作を説明する説明図である。 図10に続く動作を説明する説明図である。 図11に続く動作を説明する説明図である。 図12に続く動作を説明する説明図である。
符号の説明
10…燃料タンクの開閉装置
11…タンク開口形成部材
11P…燃料通路
12…接続管
12a…縮径部
12b…直管部
16…開口形成部材
16a…側壁部
16b…上面部
16c…導入口
16d…係合部
16e…拡径部
16f…下部円筒部
18…注入口形成部材
18a…注入口
18b…円板部
18c…嵌合部
19…支持部材
19a…支持基板
19b…挿入孔
19c…ガイド部
20…シャッタ機構
20P…挿入通路
30…押圧機構
31…押圧部材
32…押圧部材本体
32a…曲面
33…回動支持部
34…リンク支持部
35…軸体
36…スプリング
40…連繋機構
41…連繋部材
42…作動部材本体
42a…湾曲部
43…拡張部
43a…スプリング支持端
43b…押圧端
44…リンク支持部
45…リンク部材
45a…リンク本体
46…ピン
47…ピン
48…スプリング
50…シャッタ
51…シャッタ本体
52…ガイド突条
53…拡張部
53a…スプリング支持部
53b…スプリング収納凹所
55…押圧端
56…被ロック部
60…ノズル検知機構
62…ノズル検知部材
63…導入押圧部
63a…押圧本体
63b…押圧斜面
64…連結アーム
66…ロック部
66a…ロック部本体
66b…ロック爪
70…フラップバルブ機構
71…開閉部材
71a…支持軸
72…スプリング
BP…基板
FL…給油蓋
FLa…蓋本体
FLb…ヒンジ
FR…給油室
FZ…給油ノズル

Claims (10)

  1. 燃料タンクへ燃料を供給する通路を開閉する燃料タンクの開閉装置において、
    給油ノズル(FZ)を挿入するための挿入通路(20P)から挿入孔(19b)を経て燃料タンクに接続される通路を形成するタンク開口形成部材(11)と、
    上記タンク開口形成部材(11)内に配置され、上記給油ノズル(FZ)を挿入する挿入方向とほぼ直角の方向上で移動することで上記挿入孔(19b)を開閉するシャッタ(50)を有するシャッタ機構(20)と、
    を備え、
    上記シャッタ機構(20)は、
    上記挿入通路(20P)に配置され、上記給油ノズル(FZ)の挿入力を受けて移動する押圧部材(31)を有する押圧機構(30)と、
    上記押圧部材(31)が移動する力を機械的エネルギとして蓄積し、該蓄積された機械的エネルギにより上記シャッタ(50)を開閉する連繋機構(40)と、
    上記押圧部材(31)と上記シャッタ(50)との間に配置され、上記給油ノズル(FZ)による挿入方向への移動力を受ける導入押圧部(63)と、上記シャッタ(50)を閉じ位置にロックするロック位置と上記シャッタ(50)を開き位置に移動することを許容する非ロック位置とに切り換え可能に設定するロック部(66)とを有するノズル検知機構(60)と
    を有し、
    上記ノズル検知機構(60)のロック部(66)が上記ロック位置に設定されシャッタ(50)が閉じ位置にあるときに、上記ロック部(66)が上記非ロック位置に移行したときに上記連繋機構(40)に蓄積されている機械的エネルギで上記シャッタ(50)を開き動作させるように構成したこと、
    を特徴とする燃料タンクの開閉装置。
  2. 請求項1に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記押圧機構(30)は、上記給油ノズル(FZ)に押圧される板状の押圧部材本体(32)と、該押圧部材本体(32)の一端に設けられ該押圧部材本体(32)を回動可能に支持する回動支持部(33)とを有する燃料タンクの開閉装置。
  3. 請求項2に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記押圧機構(30)は、上記押圧部材本体(32)に加えられる上記給油ノズル(FZ)の挿入力に抗して付勢するスプリング(36)を備えている燃料タンクの開閉装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記連繋機構(40)は、上記押圧部材(31)に機械的に連結され押圧部材(31)に連動して移動する連繋部材(41)と、該連繋部材(41)の移動により機械的エネルギを蓄積する蓄積部材とを備えた燃料タンクの開閉装置。
  5. 請求項4に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記連繋部材(41)は、上記シャッタ(50)の上にスライド可能に載置された作動部材本体(42)を有し、
    上記蓄積手段は、上記作動部材本体(42)と上記シャッタ(50)とに掛け渡された弾性部材である燃料タンクの開閉装置。
  6. 請求項5に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記弾性部材は、スプリング(48)である燃料タンクの開閉装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記ノズル検知機構(60)は、上記開口形成部材(16)で支持されるとともに上記連繋部材(41)の上方に配置されかつU字形に形成されたノズル検知部材(62)を備え、上記ノズル検知部材(62)の内周部に上記導入押圧部(63)を設け、上記ノズル検知部材(62)の端部に上記ロック部(66)を設けた燃料タンクの開閉装置。
  8. 請求項7に記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記ノズル検知部材(62)と弾性部材は、一体に形成されている燃料タンクの開閉装置。
  9. 請求項5ないし請求項8のいずれかに記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記弾性部材は、樹脂である燃料タンクの開閉装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の燃料タンクの開閉装置において、
    上記挿入孔(19b)に対向して配置された注入口(18a)を有する注入口形成部材(18)と、
    上記シャッタ(50)に対して燃料タンク側に配置され、上記給油ノズル(FZ)により押圧されることで上記注入口(18a)を開くフラップバルブ機構(70)と、
    を備えている燃料タンクの開閉装置。
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