JP5596712B2 - 給油ミス防止装置 - Google Patents

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Description

本出願は、2009年3月12日に出願されたアメリカ合衆国仮出願シリアル番号第61/159,614号の恩恵を主張する。
本発明は概して、車両燃料システムと、該車両燃料システムに燃料を受け入れるために設けた補給構造に関する。より詳細には、本発明は、対象とする車両用の燃料とは異なるタイプの燃料を供給するための補給システムのノズルよりも大きな直径の注入用開口部を有する車両燃料システムの注入口首部組立体に関するものであり、さらに詳細には、車両燃料システムに間違った燃料を給油することを防止する構造に関する。
補給システムを操作する人が、そのシステムから供給されることになる燃料のタイプを認識できるよう、サイズの異なる複数の補給システム用ノズルを設けることで、間違った燃料(例えばディーゼル燃料)がある種の車両(例えばガソリンを燃料とする自動車)に不注意によるミスで給油されるのを防止することが知られている。例えば、ガソリンまたは尿素を供給するためのノズルよりも直径の大きなディーゼル燃料供給用ノズルを設けることが知られている。したがって自動車燃料システムの注入口端部にある注入用開口部は、ディーゼル燃料供給ノズルよりも小さな直径の開口部を有するため、ガソリンを必要とする自動車燃料システムに、うっかりしたミスでディーゼル燃料補給システムからディーゼル燃料を供給することはできない。
別の例を挙げると、尿素供給ノズルは一般に直径が19mmであり、ガソリン供給ノズルは一般に直径が21mmである。このような燃料を受け入れるための車両燃料システムには、想定する燃料のための供給ノズルよりも直径がほんのわずかに大きい燃料システム注入用開口部が設けられている。乗用車と軽トラックのためのディーゼル燃料補給システムの供給ノズルの直径は一般に23.6mm〜25.5mmであるのに対し、大型トラックのための高速流ディーゼル燃料供給ノズルでは、より大量の燃料をより速く供給できるようにするため28.5mm〜38mmの直径にされている。ここでも、ディーゼル燃料を補給するための車両燃料システム注入用開口部は、ディーゼル燃料を補給するための供給ノズルの直径よりもほんの少しだけ大きい直径にされている。
したがってディーゼル燃料供給システムのノズルは、一般に、ガソリン燃料システムまたは尿素燃料システムに補給する注入用開口部に嵌まらないことがわかる。そのためガソリンまたは尿素を必要とする燃料システムにディーゼル燃料がうっかりしたミスで補給される可能性は小さい。しかしディーゼル燃料システムに補給する注入用開口部では直径がより大きいため、ディーゼル燃料を必要とする車両には、尿素供給ノズルまたはガソリン供給ノズルを有する補給システムからうっかりしたミスで補給される可能性がある。不適切な燃料が補給されると燃料システムとエンジンが損傷する可能性があるため、それを回避せねばならない。
いくつかのノズル防止構造が知られており、その構造により、ガソリンまたは尿素の補給システムからのより小さなノズルがディーゼル燃料システムに補給する注入用開口部に挿入されるのを阻止できる。しかし公知のそのようないくつかの構造は複雑すぎるため、既存のシステムの中で組み立てたり、既存のシステムに設置したり、既存のシステムを改良したりすることは厄介である。それと同時に、状況によっては性能の信頼性が低下する。中には十分な信頼性がないものがあるため、より小さなノズルを挿入しようとするときに過剰な力または回転力で無理に嵌め込まねばならない可能性がある。したがって、ディーゼル燃料システムにうっかりしたミスで給油されることを阻止する単純だが信頼性のある構造が望まれている。
燃料システムの燃料注入口にある給油ミス防止組立体は、燃料システムの主要遮断弁の上流にあるアクチュエータを含んでいる。このアクチュエータは、その主要遮断弁と連動する相互ロック構造を備えていて、十分なサイズのノズルが挿入されたとき以外は弁が開くのを阻止する。アクチュエータが作動すると相互ロック構造が外れて主要遮断弁を開くことが可能になるため、ノズルを挿入できるようになる。アクチュエータは、特定の直径以上のノズルにしか応答しないため、想定する燃料のための標準的なノズルよりも小さな直径のノズルがアクチュエータを始動させて相互ロック構造を適合状態にすることはなく、より小さなノズルは燃料システムに近づくことが阻止される。
本発明の1つの実施形態の1つの特徴では、ノズルの直径によって燃料ノズルの進入を制限する、車両燃料システムへの補給用注入口組立体のための防止装置として、注入口組立体への進入を阻止する移動可能な障害物を備える防止装置が提供される。障害物の上流にあってノズルの直径に応答するアクチュエータが、拡張可能な開口部を有する。アクチュエータに接続されたロック部材が、拡張可能な開口部のサイズに依存して障害物を選択的に係合させたり外したりする。
本発明の別の実施形態の別の特徴では、ノズルの直径によって燃料ノズルの進入を制限する防止装置を備える、車両燃料システムの注入口首部組立体が提供される。防止装置は、その内部を貫通する拡張可能な開口部を有する。主要遮断弁が、防止装置に対し、拡張可能な開口部を通じて挿入される補給ノズルを受け入れる位置にある。主要遮断弁は、その主要遮断弁から下流の位置に、燃料システムに入るのを阻止する移動可能な障害物を含んでいる。防止装置は、拡張可能な開口部を規定する移動可能な部分を有するアクチュエータを含んでいて、その移動可能な部分は、確立した最小直径の補給ノズルに応答して拡張可能な開口部を広げる。ロック用アームが移動可能な部分から突起していて、確立した最小直径のノズルがないときには移動可能な障害物と係合し、拡張可能な開口部を通じて挿入された少なくとも確立した最小直径のノズルが存在しているときには移動可能な障害物から外れる。
本発明のさらに別の実施形態のさらに別の特徴では、ノズルの直径によって燃料ノズルの進入を制限する、車両燃料システムへの補給用ノズル注入口防止装置として、周辺部が接続された第1と第2のグループの区画を有するアクチュエータを備えていて、これら区画が、ノズルの許容可能な最小直径よりも小さく、ノズルの許容できない最大直径よりも大きい直径を持つ開口部を規定している補給用ノズル注入口防止装置が提供される。開口部は、少なくとも許容可能な最小直径のノズルを挿入することによって及ぼされる力を受けて広がってそれらの区画を移動させる。第1と第2のロック用アームが、それらの区画のうちの2つの区画から互いのほうに延びている。
本発明の1つの実施形態の1つの利点は、給油ミス防止装置を自動車燃料システムの注入口首部組立体で用いることで、車両に不適切な燃料が補給される機会を最少にできることである。
本発明の別の実施形態の別の利点は、補給操作の間、想定する補給ノズルのサイズよりも小さな補給ポンプ用ノズルが車両燃料システムに入るのを制限できることである。
本発明のさらに別の実施形態のさらに別の利点は、ガソリンと尿素の補給ポンプのための一般的なサイズのノズルがディーゼル燃料システムの注入口首部組立体に入るのを阻止できるため、ディーゼル燃料システムにガソリンまたは尿素が補給される可能性が小さくなることである。
本発明の他の特徴と利点は、以下の詳細な説明、特許請求の範囲、図面を検討するときに当業者に明らかになろう。なお図面では、同様の特徴を示すのに同じ番号を使用してある。
給油ミス防止装置を内部に有する車両燃料システムの注入口首部組立体の斜視図である。 図1に示した車両燃料システムの注入口首部組立体の一部、より詳細には外側部分の斜視図である。 注入口首部組立体の図2に示した部分の分解図である。 図1に示した車両燃料システムの注入口首部組立体の別の一部、より詳細には内側部分の斜視図である。 注入口首部組立体の図4に示した部分の分解図である。 図1に示した車両燃料システムの注入口首部組立体の断面図である。 ロックされた状態の注入口首部組立体を端部から見た図である。 ロックされていない状態の注入口首部組立体の斜視図である。 一部を取り除いて示した斜視図であり、注入口首部組立体に挿入されつつあるノズルを示している。 注入口首部組立体とその外側部分を端部から見た図である。 給油ミス防止装置の中にあるアクチュエータの斜視図である。 図11に示したアクチュエータの正面図である。
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明の適用が、以下の説明または図面に示した部品の構造や配置の詳細に限定されないことを理解する必要がある。本発明は別の実施形態が可能であり、さまざまな方法で実践または実施することができる。また、この明細書で用いる表現や用語は説明を目的としたものであり、本発明がそれに制限されると見なしてはならないことを理解する必要がある。この明細書で用いる“含んでいる”、“備えている”や、そのバリエーションは、その語のあとに列挙された項目とその等価物のほか、追加の項目とその等価物を包含することを意味する。
ここで特に図1と図2を参照すると、車両燃料システムの補給用入口首部組立体20は、想定する燃料のために設けられたノズルよりも直径が小さい補給ノズルの挿入を阻止するため、この組立体の一部として給油ミス防止装置22を有する状態が示されている。注入口首部組立体20は、主要遮断弁24と、キャップなし外側サービス・カバー組立体26とを有するキャップなし補給システムとして示してある。しかし当業者であれば、給油ミス防止装置22を、取外し可能な外側キャップを有する車両燃料システムの注入口首部にも組み込めることが容易にわかるであろう。図示したキャップなし構造は、給油ミス防止装置をうまく利用できる単なる1つの適切な構成だが、本発明の適用や利用をそれに限定する意図はなく、特許請求の範囲をそれだけに限定する意図もない。
給油ミス防止装置22は、外側サービス・カバー組立体26と主要遮断弁24の間に位置して動作するようにされており、構造的には主要遮断弁24と協働し、補給ノズルが挿入されたときにその主要遮断弁24が開くことを可能にしたり不可能にしたりする。これから説明する給油ミス防止装置22、主要遮断弁24、外側サービス・カバー組立体26の諸部品は、適切な燃料耐性材料で製造することができる。その材料には、当業者に知られているさまざまなプラスチックや金属が含まれる。
外側サービス・カバー組立体26(図3)は、サービス・カバー30と、環状外側本体32と、シール34とを含んでいる。環状外側本体32は、耳部38、40を有するサービス・フラッパ扉保持部36を軸回転可能に保持する。フラッパ扉保持部36は、環状外側本体のチャネル44と耳部38、40の穴46、48に収容されるピボット・ピン42によって環状外側本体32に保持される。フラッパ扉保持部36は、サービス・フラッパ扉50とフラッパ扉シール52を保持する。サービス・カバー30は開口部54と内側肩部56を規定している(図6)。サービス・フラッパ扉用バネ58がフラッパ扉保持部36を閉鎖位置に向かわせていて、その位置でフラッパ扉50が開口部54の中に位置し、シール52が肩部56に係合している。
主要遮断弁24(図5)は、一般に、環状本体70と、環状シール72と、ノズル・ガイド74を含んでいる。ノズル・ガイド74は、環状本体70のタブ76と78の間に収容され、これらタブによって支持される。ノズル・ガイド74は、環状本体70にそのノズル・ガイド74を確実に接続するため、タブのウインドウに収まる突起部を含んでいてもよい。耳部82、84を有する主要遮断弁のフラッパ扉保持部80が、耳部82、84の穴88、90に収容されるピボット・ピン86によって環状本体70に保持される。フラッパ扉保持部80は、主要遮断弁のフラッパ扉92とフラッパ扉用シール94を保持する。バネ96がフラッパ扉92を閉鎖位置に向かわせていて、その位置でシール94が肩部98に支持されている(図6)。
給油ミス防止装置22は、アクチュエータ110と、そのアクチュエータ110の中へと導くノズル・ガイド112を含んでいる。例として図示した実施形態では、ノズル・ガイド112は、アクチュエータ110の上流にある実質的に半円筒形の突起である。アクチュエータ110は、ドーム部116に接続されたブリッジ区画114を含んでいる。
アクチュエータ110(図11と図12)はさらに、ブリッジ区画114の両端から延びる側方翼部118、120を含んでいる。翼部118、120は、それぞれ、複数の翼区画を含んでいる。例として図示した実施形態では、翼部118は翼区画122、124を含んでおり、翼部120は翼区画126、128を含んでいる。比較的薄い接続領域が、ブリッジ区画114と各翼部118、120の間と、翼部に含まれる隣り合った翼区画122と124の間と、翼部に含まれる隣り合った翼区画126、128の間に設けられている。したがって比較的薄い接続領域130がブリッジ区画114と翼区画122の間に設けられ、外に向かって閉じた径方向の空間131がブリッジ区画114と翼区画122の間に設けられている。比較的薄い接続領域132と外に向かって閉じた径方向の空間133が、翼区画122と翼区画124の間に設けられている。比較的薄い接続領域134と外に向かって閉じた径方向の空間135が、ブリッジ区画114と翼区画126の間に設けられ、比較的薄い接続領域136と外に向かって閉じた径方向の空間137が、翼区画126と翼区画128の間に設けられている。
内向きのアーム138、140が、それぞれ翼部118、120の遠位端に設けられている。アーム138、140は、主要遮断弁のフラッパ扉92と係合して動作する。これについてはあとで説明する。アーチ状バネ142がアクチュエータ110を取り囲んでいて、翼部118、120の遠位翼区画124、128と係合している。アーチ状バネ142は、翼部118、120を圧縮することで、その翼部が外向きに広がるのを妨げている。
翼部118、120の遠位端または遠方端部は自由な状態であるため、アーチ状バネ142で相互に接続される以外は互いに接続されておらず、アクチュエータ内の他の構造にも接続されていない。したがって補給操作の間に挿入されるノズルから及ぼされる圧力がアーチ状バネ142によって提供される抵抗力に打ち勝つのに十分であるときには、その圧力を受けて、上に説明した比較的薄い接続領域と径方向の空間によって翼部118、120を曲げることが可能である。広げようとするこのような圧力がないと、翼部118、120は、アーチ状バネ142によって圧縮された状態に保たれる。
主要遮断弁のフラッパ扉92は、そのフラッパ扉92の底部の位置で柱154の両側と背後に凹部領域150、152を規定している。アクチュエータ110が閉鎖された状態または圧縮された状態では、アーム138、140が凹部領域150、152を貫通して柱154の背後に突起する。したがってアクチュエータ110が圧縮された状態だと、アーム138、140はフラッパ扉92と係合し、そのフラッパ扉を閉鎖状態にロックする。翼部118、120が両方とも外向きに十分に広がると、各アーム138、140は柱154の背後から外向きに移動し、そのことによって主要遮断弁のフラッパ扉が移動できるようになる。
クリップ160とピン162、164を用いて給油ミス防止装置22を組立体に取り付けて保持することができる。ブリッジ区画114を固定位置にピン止めすることで、翼部118、120は独立に動けるようになる。1つの翼部が動くことで他方の翼部が動くことはない。
翼部118、120は、その径方向内向き縁部の位置に拡張可能な開口領域を規定している。翼部118、120の内向き縁部の間に規定されるこの開口領域は、アクチュエータ110を通過する拡張可能な軸方向通路を規定する。この通路は、翼部が外向きに曲がることによって広がる。アクチュエータ110が弛緩している状態では、アーチ状バネ142の影響を受けて、規定されるその開口領域は、燃料システムに受け入れる許容可能な最小補給ノズルの直径よりも小さく、注入口首部組立体20の中に完全に入ることを阻止すべき許容できない燃料のための補給ノズルの直径よりも大きくなっている。
図10に点線(参照番号166で示す)で示してあるように、所定の直径以下の物体は、翼部を広げることなく挿入することができ、所定の直径以上の補給ノズル170(図9)などの物体は、翼部118、120を外側に向けて曲げるだけで押してアクチュエータ110を通過させることができる。翼部が外側に向かって十分な距離曲がるとアーム138、140は主要遮断弁のフラッパ扉92から外れるため、フラッパ扉は動けるようになる。したがって必要な直径よりも小さな補給ノズルが挿入される場合には、翼部は外側に向かって曲がらず、アーム138、140は主要遮断弁のフラッパ扉92と係合したままになり、フラッパ扉はロックされた状態に留まる。必要な直径よりも小さなノズルはアクチュエータ110を通過してそれよりも先に行くことができない。それに対して所定の直径以上のノズルが挿入される場合には、翼部118、120がアーム138、140とともに外向きに曲がり、アーム138、140が主要遮断弁のフラッパ扉92から外れる。フラッパ扉はロックされていないため、動くことが可能である。ノズルを挿入する力がさらに加わるとフラッパ扉は上方に移動して離れるため、ノズルはアクチュエータ110内の広がった開口部を通過して主要遮断弁よりも先に行くことが可能になる。
やはり図10からわかるように、翼部118、120とブリッジ区画114は、一般に、底部の位置で径方向に開いた逆U字形の構造を規定しており、翼部118、120の遠位端の間に規定される開口部とは実質的に反対側にブリッジ区画114の固定部を有する。したがって直径が不十分なノズルからの上向きの力または下向きの力によって翼区画が広がることはなく、主要遮断弁のフラッパ扉92は、閉じられてロックされた状態に留まる。さらに、直径が不十分なノズルによって及ぼされる横方向の力も、主要遮断弁のフラッパ扉のロックを解除できない。必要な値よりも小さな直径のノズルが翼部118または120に対して横方向から押し付けられる場合には、力が及ぼされる翼部は外向きに移動する可能性がある。しかし翼部のアームが十分に移動して主要遮断弁のフラッパ扉92から外れる場合でさえ、他方の翼部と、その翼部に接続されたアームは、内向きの位置または圧縮された位置に留まるため、主要遮断弁のフラッパ扉は閉じられてロックされた状態に留まるであろう。
さまざまな翼区画122、124、126、128には、上流を向いた面を設けることができる。これらの面は、その面の外周から翼区画の内側縁部によって規定される内径まで、下流に向かって径方向内向きに曲がっている。したがって補給ノズルが挿入されていくと、ノズルは自然に、アクチュエータの翼部の間にある開口部の一般に中心位置へと向かう。そのことにより、十分な直径のノズルの連続的な挿入が、両方の翼部に対して一様になされる。斜めになった面および/または角度のある面を組立体全体に設けて補給ノズルの挿入を容易にするとともに方向付けることができる。
補給操作の間、サービス・フラッパ扉50に対して及ぼされる力によって補給ノズルを外側サービス・カバー組立体26を通じて挿入する。ノズルが挿入されていくとサービス・フラッパ扉保持部36がピボット・ピン42のまわりを回転するため、ノズルは開口部54を通過することができる。ノズルの端部が主要遮断弁のフラッパ扉92に近づくとき、ロックされたフラッパ扉は、ノズルがさらに挿入されるのを妨げる移動可能な障害物となる。アクチュエータ110は所定の許容可能な直径よりも小さな直径のノズルと、所定の許容可能な直径以上のノズルを識別する。所定の許容可能な直径よりも小さなノズルは翼区画122、124、126、128と係合せず、両方のアーム138、140が主要遮断弁のフラッパ扉92から外れるのに十分なだけそれらの翼区画を広げることはないため、フラッパ扉はロックされたままになる。許容可能な最小直径と少なくとも同じ直径のノズルは係合し、アクチュエータを通じて翼区画122、124、126、128を外側に向かって十分に移動させて開口部を広げることでアームを主要遮断弁のフラッパ扉92から外し、そのことによってフラッパ扉のロックを外してそのフラッパ扉が移動できるようにする。ノズルがさらに挿入されていくと、主要遮断弁のフラッパ扉は十分に曲がるため、ノズルの端部を貫通させて補給操作を完了させることができる。完了してノズルを取り出すとき、主要遮断弁のフラッパ扉92とサービス・フラッパ扉50は、フラッパ扉用バネ58と96の作用をそれぞれ受けて閉鎖位置に戻る。
したがって、必要な最小直径以上の直径を持つノズルの挿入を可能にする一方で、それよりも小さな直径を持つノズルを除外する構造が提供される。アクチュエータ110の構造は、翼区画のすべてではなくて翼区画のいくつかに力が加えられたとしても開かないため、より小さなノズルは入ることができない。狭くされた開口部よりも大きな直径のノズルを挿入するときには必要な多方向の力が加わるが、狭くされた開口部よりも小さなノズルを挿入する場合には、そのより小さなノズルを翼区画122、124、126、128のいくつかに押し付けるとしても、必要な多方向の力は実現されない。
これまでの説明に対するバリエーションや変更は本発明の範囲に含まれる。ここに開示し規定した本発明は、本文および/または図面で言及するか、本文および/または図面から明らかな個々の特徴の2つ以上のあらゆる別の組み合わせに拡張されることを理解する必要がある。これらのさまざまな組み合わせはすべて、本発明のさまざまな別の態様を構成する。この明細書に記載した実施形態は、本発明の実施に関してわかっている最良の形態を説明しており、他の当業者が本発明を利用することを可能にするであろう。特許請求の範囲は、先行技術によって許される範囲で別の実施形態を含むものとする。
本発明のさまざまな特徴を特許請求の範囲に示す。

Claims (14)

  1. ノズルの直径によって燃料ノズルの進入を制限する、車両燃料システムへの補給用注入口組立体のための防止装置であって、
    前記注入口組立体の中を通って進入することを阻止する移動可能な障害物と、
    前記移動可能な障害物の上流にあってノズルの直径に応答する、拡張可能な開口部を有するアクチュエータと、
    前記アクチュエータに接続されていて、前記拡張可能な開口部のサイズに依存して前記移動可能な障害物を選択的に係合させたり外したりするロック部材とを備え、
    前記アクチュエータの拡張可能な開口部は、径方向開口部の反対側の固定部と移動可能な翼部とによって、それらの間に形成される、防止装置。
  2. 前記翼部のそれぞれが、複数の翼区画を含み、
    前記翼部のそれぞれの遠位区画が、前記移動可能な障害物と選択的に係合するアームを有する、請求項1に記載の防止装置。
  3. 前記移動可能な障害物が、主要遮断弁のフラッパ扉である、請求項1または請求項2に記載の防止装置。
  4. 前記翼部のそれぞれの遠位区画が、前記フラッパ扉と選択的に係合するアームを有する、請求項3に記載の防止装置。
  5. 隣り合った翼区画が可撓性接続部によって互いに接続されている、請求項2から請求項4のいずれか一つの請求項に記載の防止装置。
  6. 前記アクチュエータは、周辺部が接続された第1と第2のグループの区画を有し、これらの区画が、前記アクチュエータを貫通して、ノズルの許容可能な最小直径よりも小さく、ノズルの許容できない最大直径よりも大きい直径を持つ軸方向開口部を規定しており、
    前記軸方向開口部は、少なくとも許容可能な最小直径のノズルを挿入することによって及ぼされる力を受けて広がって前記区画を移動させ、
    前記区画のうちの2つの区画から互いのほうに、第1と第2のロック用アームが延びている、請求項1に記載の防止装置。
  7. 前記移動可能な障害物が、主要遮断弁のフラッパ扉であり、
    前記第1と第2のロック用アームが、前記開口部を広げることなく前記フラッパ扉と係合していて、前記開口部が広がったときに前記フラッパ扉が外れる、請求項6に記載の防止装置。
  8. 前記アクチュエータが、径方向開口部と、該径方向開口部とは反対側の固定部とを有する実質的にU字構造を規定していて、互いに向かい合った移動可能な部分を備えており、該移動可能な部分の間に前記拡張可能な軸方向開口部を規定している、請求項6または請求項7に記載の防止装置。
  9. 前記アクチュエータが、独立に移動できる第1と第2の翼部を含み、
    独立に移動できる前記第1と第2の翼部が、それぞれ、独立に移動できる複数の翼区画を含む、請求項6から請求項8のいずれか一つの請求項に記載の防止装置。
  10. 車両燃料システムの注入口首部組立体であって、
    ノズルの直径によって燃料ノズルの進入を制限する防止装置であって請求項1から請求項9のいずれか一つの請求項に記載の防止装置を備えていて、該防止装置は、その内部を貫通する拡張可能な開口部であって、径方向開口部の反対側の固定部と移動可能な翼部によって、それらの間に形成される拡張可能な開口部を備え、
    前記防止装置に対し、前記拡張可能な開口部を通じて挿入される補給ノズルを受け入れる位置にある主要遮断弁を備えていて、該主要遮断弁は、該主要遮断弁から下流の位置に、燃料システムに入るのを阻止する移動可能な障害物を含んでおり、
    前記防止装置は、前記拡張可能な開口部を規定する移動可能な部分を有するアクチュエータを含んでいて、前記移動可能な部分が、確立した最小直径の補給ノズルに応答して前記拡張可能な開口部を広げ、
    前記移動可能な部分から突起していて、確立した最小直径のノズルがないときには前記移動可能な障害物と係合し、拡張可能な開口部を通じて挿入される少なくとも確立した最小直径のノズルによって前記移動可能な障害物から外れるロック用アームを備えている、注入口首部組立体。
  11. 前記アクチュエータが、固定部と、該固定部の両端にある移動可能な翼部とを有し、前記移動可能な翼部が互いに独立に移動できる、請求項10に記載の注入口首部組立体。
  12. 前記翼部のそれぞれが、前記移動可能な障害物に付随するロック用アームを有し、前記翼部のそれぞれが、互いに対して移動可能な複数の翼区画を有する、請求項11に記載の注入口首部組立体。
  13. 前記移動可能な障害物がフラッパ扉である、請求項11または請求項12に記載の注入口首部組立体。
  14. 前記アクチュエータが、径方向開口部と、該径方向開口部とは反対側の固定部とを有する実質的にU字構造を規定していて、互いに向かい合った移動可能な部分を備えており、該移動可能な部分の間に前記拡張可能な開口部を規定している、請求項10から請求項13のいずれか一つの請求項に記載の注入口首部組立体。
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