JP2010085107A - 検査治具、電極構造及び電極構造の製造方法 - Google Patents

検査治具、電極構造及び電極構造の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】筒状接触子と棒状接触子のような構造を有する接触子(同軸接触子)を利用する場合に、このような接触子に好適に利用され、電極部の構成の微細化及び簡易化が図れる検査治具、電極構造及び電極構造の製造方法を提供する。
【解決手段】プローブ1は、導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子2と、導電材料により細長く形成され、第1接触子2と絶縁された状態で第1接触子2内に挿入された第2接触子3とを備える。この第1及び第2接触子2,3に接触導通する第1電極部22と第2電極部23とは、平面視において第1電極部22の中心と第2電極部23の中心とが離反するように配置されている。また、平面視における第1電極部22の最大幅が第1接触子2の外径よりも小さく設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、被検査基板の検査対象の電気的特性を検査するために用いられる検査治具、電極構造及び電極構造の製造方法に関する。
被検査基板に設けられた配線パターン等の検査対象電気的特性に関する検査手法として、電流供給用の接触子と電圧計測用の接触子の2つの接触子を設け、その2つの接触子を検査点に同時に接触させて検査対象の検査を行う手法(いわゆる4接点法)がある(例えば、特許文献1)。この4接点法では、電流供給用の接触子と電圧計測用の接触子とを分離したことで、電圧計測用の接触子と検査点との間に流れる電流が実質的に無視できる程度に抑えられるため、電圧計測用の接触子と検査点との接触抵抗の影響を実質的に除外して、電圧計測用の接触子が接触する2箇所の検査点間の電圧が正確に計測できる。
このような4接点法に用いられる従来のプローブ及び検査治具は、絶縁状態で並列配置された針状の2つの針状の接触子をセットにして各検査点に対応させて設けており、その2つの接触子を各検査点に同時に接触させるようになっている。
また、近年、基板に設けられる配線パターン等の細密化が急速に進展しているため、検査治具にも検査対象の細密化への対応が求められている。
このような微細化に対応するために、特許文献2に開示されるような基板検査治具の提案がなされている。この特許文献2に開示される技術では、導電性の筒状接触子とこの筒状接触子の内部に棒状接触子を内部に収容することにより、狭ピッチに対応することを可能としている。
特開2004−184374号公報 特開2007−205808号公報
特許文献2に開示されるような接触子を利用する場合には、検査装置と導通接続される電極部を接触子の断面形状と同様に形成するか、筒状接触子を収容する凹部形状のコネクタを用いるなどの方法が行われている。
しかしながら、このような電極部の構造では、筒状接触子の外径よりも大きい径の電極部(部材)になり、電極部のピッチが狭ピッチに対応することができなかったり、電極部の構造が複雑になったりする問題を有していた。
そこで、本発明の解決すべき課題は、上記の如き筒状接触子と棒状接触子のような構造を有する接触子(同軸接触子)を利用する場合に、このような接触子に好適に利用され、電極部の構成の微細化及び簡易化が図れる検査治具、電極構造及び電極構造の製造方法を提供するものである。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明では、検査治具であって、一端が被検査基板の検査対象の検査点に導通接触し、他端が電気的特性を検査するための検査装置に電気的に接続される電極部へ導通接触する複数のプローブと、前記プローブの両端を夫々所定の前記検査点及び前記電極部へ案内するとともに、該プローブを保持する保持体と、複数の前記電極部を備える電極体とを備え、前記プローブは、導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子と、導電材料により細長く形成され、前記第1接触子と絶縁された状態で前記第1接触子の内部空間に収容された第2接触子とを備え、前記電極部は、前記第1接触子と導通接触するための第1電極部と、前記第1電極部と電気的に非接触で前記第2接触子と導通接触する第2電極部とを備え、前記第1電極部と前記第2電極部とは、平面視において前記第1電極部の中心と前記第2電極部の中心とが離反するように配置され、平面視における前記第1電極部の最大幅が前記第1接触子の外径よりも小さい。
また、請求項2の発明では、請求項1の発明に係る検査治具において、前記第1電極部は、平面視において、前記第2電極部と略同じ大きさかつ略同じ形状、又は、前記第2電極部の大きさよりも小さくかつ相似な形状を有する。
また、請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の発明に係る検査治具において、前記第2電極部は、プローブの径方向に関して略中央に配置され、前記第1電極部は、該第1電極部と該第2電極部とを結ぶ直線が、複数のプローブが配列される配列方向に対して所定角度傾斜して配置される。
また、請求項4の発明では、請求項3の発明に係る検査治具において、前記所定角度が約45度である。
また、請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明に係る検査治具において、前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電極体の表面から突出して形成されている。
また、請求項6の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれかの発明に係る検査治具において、前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電極体に設けられた貫通孔に挿入され、前記被検査基板側の端面が前記電極体の表面と面一に位置された線状の電極本体と、前記電極本体の前記電極保持部材の前記端面にめっきにより形成され、前記電極体の前記表面から前記被検査基板側に盛り上がる突出部とをそれぞれ備える。
また、請求項7の発明では、請求項2の発明に係る検査治具において、前記第2電極部の外径は、前記第1接触子の内径よりも小さく、前記第2電極部は、前記第1接触子の内周よりも内側に位置するように配置され、前記第1電極部は、前記第2接触子の外周よりも外側の位置であって前記第1接触子の端部と当接可能な位置に配置される。
また、請求項8の発明では、請求項7の発明に係る検査治具において、前記第2電極部は、その中心が前記第2接触子の中心軸と略一致するように配置される。
また、請求項9の発明では、請求項7の発明に係る検査治具において、前記第2電極部は、その中心が前記第2接触子の中心軸からずれるように配置される。
また、請求項10の発明では、請求項7ないし請求項9のいずれかの発明に係る検査治具において、前記第1電極部の外径は、前記第2電極部の外径よりも小さい。
また、請求項11の発明では、一端が被検査基板の検査対象の検査点に導通接触し、他端が電気的特性を検査するための検査装置に電気的に接続される電極部へ導通接触するプローブを複数備えてなる基板検査用治具に備えられる電極構造であって、前記プローブは、導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子と、導電材料により細長く形成され、前記第1接触子と絶縁された状態で前記第1接触子の内部空間に収容された第2接触子とを備え、前記電極部は、前記第1接触子と導通接触するための第1電極部と、前記第1電極部と電気的に非接触で前記第2接触子と導通接触する第2電極部とを備え、前記第1電極部と前記第2電極部とは、平面視において前記第1電極部の中心と前記第2電極部の中心とが離反するように配置され、平面視における前記第1電極部の最大幅が前記第1接触子の外径よりも小さい。
また、請求項12の発明では、請求項11の発明に係る電極構造の製造方法であって、前記第1電極部及び前記第2電極部をそれぞれ形成する導電性の線状部材を、前記線状部材を保持する保持孔を有する保持体に貫通配置し、前記保持体から突出した前記線状部材の突出部分を、該保持体と面一となるように切断除去する。
請求項1、請求項11及び請求項12に記載の発明によれば、第1電極部と第2電極部とは、平面視において第1電極部の中心と第2電極部の中心とが離反するように配置され、平面視における第1電極部の最大幅が第1接触子の外径よりも小さいため、同軸接触子の如き接触子を利用する場合に、電極部間のピッチを狭くすることができ、4接点法による検査であっても高い信頼性で実施できる。
請求項2に記載の発明によれば、第1電極部が、平面視において、第2電極部と略同じ大きさかつ略同じ形状、又は、第2電極部の大きさよりも小さくかつ相似な形状を有するため、さらに電極部間のピッチを短くすることができる。
特に、第1電極部と第2電極部が同じ形状を有している場合には、同一部材を利用することができ、コスト低減を行うことができる。またその一方で、相似の形状の場合には、第1及び第2電極部の位置を容易に把握することができる。
請求項3に記載の発明によれば、第2電極部はプローブの径方向に関して略中央に配置され、第1電極部は、第1電極部と第2電極部とを結ぶ直線が、複数のプローブが配列される配列方向に対して所定角度傾斜して配置されるので、さらに、電極部間のピッチを短くすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、所定角度が約45度であるので、さらに電極部間のピッチを短くすることができる。
請求項5に記載の発明によれば、第1電極部及び第2電極部が、電極体の表面から突出して形成されているので、第1及び第2接触子に各電極部が導通接触する場合により安定して接触することができる。
請求項6に記載の発明によれば、第1電極部及び第2電極部が線状の電極本体と、この電極本体よりめっきにより突出する突出部から形成されるので、簡単に電極部を製造することができる。また、突出部が厚み調節の比較的容易なめっきにより形成されるため、第1及び第2電極部の突出部の電極保持部材の表面からの盛り上がり高さを容易に調節できる。
請求項7に記載の発明によれば、第2電極部の外径が、第1接触子の内径よりも小さく、第2電極部が、第1接触子の内周よりも内側に位置するように配置され、第1電極部は、第2接触子の外周よりも外側の位置であって第1接触子の端部と当接可能な位置に配置されるので、各電極部と各接触子が安定して電気的接触することができる。
請求項8に記載の発明によれば、第2電極部は、その中心が第2接触子の中心軸と略一致するように配置されるので、第2電極部と第2接触子とをより安定して接触することができる。
請求項9に記載の発明によれば、第2電極部は、その中心が第2接触子の中心軸からずれるように配置されるので、第2接触子が筒状部材である場合に、第2電極部が第2接触子の筒状の端部に当接して接触することになり、より安定して接触することができる。
請求項10に記載の発明によれば、第1電極部の外径は、第2電極部の外径よりも小さいので、電極部同士間のピッチをより短くして形成することができる。このため、本発明を利用することにより、よりバンプピッチ等の短い検査物の測定を実施することができる。
請求項12に記載の発明によれば、第1電極部及び第2電極部をそれぞれ形成する導電性の線状部材を、線状部材を保持する保持孔を有する保持体に貫通配置し、保持体から突出した線状部材の突出部分を、該保持体と面一となるように切断除去するため、電極構造を容易に製造できる。
[プローブの構成]
図1は本発明の一実施形態に係る検査治具に用いられるプローブを側方から見た図である。図2(a)は図1のプローブに備えられる第1接触子を側方から見た図であり、図2(b)は図1のプローブに備えられる第2接触子を側方から見た図である。
本実施形態に係るプローブ1は、図1、図2(a)及び図2(b)に示すように、略筒状形状を有する第1接触子2及び細長い形状の第2接触子3を備えて構成されており、被検査基板の検査対象の電気的特性を検査するために用いられる。検査対象としては、例えば、被検査基板に設けられた配線パターン、その配線パターンに付与された半田バンプ、又は、配線パターン及び半田バンプの両方が挙げられる。検査の内容としては、例えば、配線パターンが導通しているか否か等を検査する導通検査、配線パターン同士が絶縁されているか否か等を検査する絶縁検査等が挙げられる。特に、本実施形態に係るプローブ1は、後述するように第1接触子2内に第2接触子3を絶縁状態で挿入した同軸構造を有しており、これらの2つの第1及び接触子2,3を検査対象の同一の検査点に電気的に接触させることにより、検査対象の電気的特性を4接点法により検査できるようになっている。なお、図1等では、第1接触子2よりも第2接触子3が、僅かに長い状態を示している。
第1接触子2は、図2(a)に示すように略筒形形状を有している。図1で示されるプローブの構成では、第1接触子2は、後述する第2接触子3よりも僅かに短く形成されているが、検査点に接触して検査が実施される場合に、第1及び第2接触子とも接触することができれば、その長さは特に限定されず、また、どちらか一方(第1接触子2又は第2接触子)を長く形成し、長く形成された接触子に伸縮部材(例えば、スプリング部材)を設けることにより、検査点に当接した場合にその長さ分だけ収縮することで、両接触子が同時に検査点に接触することを可能とすることもできる。
図1又は図2で示される接触子2,3は、被検査基板の検査点と電極部22,23を電気的に接続する際に、検査点と電極部22,23から挟持されることにより、接触子2,3自身が湾曲して、接触子2,3の両端が夫々検査点と電極部を押圧する。このように接触子2,3が湾曲することにより、検査点と電極部22,23の導通状態を得ることができる。
例えば、この第1接触子2は、その軸方向の少なくとも1カ所(本実施形態では図示せず)に伸縮部が設けられていてもよく、この伸縮部を備えることによって、第2接触子3も検査点に接触する場合に、検査時に同時に接触することができるように形成される。この伸縮部は、第1接触子2の軸方向に弾性的に伸縮する略コイルバネ形状に形成することができる。なお、変形例として伸縮部を第1接触子2の軸方向の複数箇所に設けてもよい。この伸縮部は、第1接触子2を形成する筒状部材の一部が、レーザ光等を用いて略螺旋状にカットされて形成される。第1接触子2を形成する筒状部材の材料は、金属材料(例えば、ニッケル(Ni)又はベリリウム銅(CuBe)等)が用いられる。
第2接触子3は、導電材料により細長く形成され、第1接触子2内(より具体的には、その中心軸が第1接触子2と中心軸が略一致するように第1接触子2内)に挿入される。この第2接触子3は、図2(b)で示す如く、細長い棒状に形成することもできるが、第1接触子2よりも径の細い筒状形状にも形成することができる。
本実施形態での詳細な説明は行わないが、第2接触子3を略筒形形状に形成した場合には、第1接触子2と同様に、その軸方向の少なくとも1カ所に伸縮部を設けることができる。この場合、伸縮部は、第2接触子3の軸方向に弾性的に伸縮する略コイルバネ形状を有している。なお、変形例として伸縮部を第2接触子3の軸方向の複数箇所に設けてもよい。伸縮部は、第1接触子2を形成する筒状部材の一部が、レーザ光等を用いて略螺旋状にカットされて形成される。第1接触子2を形成する筒状部材の材料は、金属材料(例えば、ニッケル(Ni)又はベリリウム銅(CuBe)等)が用いられる。
第2接触子3は第1接触子2内に挿入されるため、第2接触子3の外径は第1接触子2の内径よりも小さく設定されている。また、第1接触子2と第2接触子3との間の絶縁を確保するため、第2接触子3の外周側面(外周面における径方向外方を向いた面)には絶縁材料(例えば、樹脂)からなる絶縁層が付与されている。第2接触子3を構成する棒状部材や筒状部材に絶縁層を付与してから伸縮部を形成する方法、又は、筒状部材や棒状部材に伸縮部を形成してから絶縁層を付与する方法が採用可能である。
なお、検査対象又は後述する電極部と電気的に接続される筒状の第2接触子3の軸方向の両端面(又は、両端面及びその近傍に位置する外周側面)では、絶縁層は設けられていない。変形例として、第2接触子3の外周側面と第2接触子2の内周面との間に絶縁性のスペーサを介在させてもよい。スペーサの構成としては、例えばリング状、円筒状又はシート状のものが挙げられる。シート状のスペーサの場合は、第2接触子3の外周側面に巻き付けて第1接触子2内に挿入する等の構成が採用可能である。
ここで、第1接触子2の軸方向の長さは、例えば5〜100mmに設定される。また、後述する図4に示すように、第1接触子2の外径R21は例えば50〜100μmに設定され、その内径R22は例えば40〜90μmに設定される。第2接触子3の軸方向の長さは、例えば5〜100μmに設定され、その外径R31は例えば20〜80μmに設定される。なお、第2接触子3が図4に示されるように筒状部材である場合には、その内径R32は例えば10〜70μmに設定される。
上記のように、本実施形態に係るプローブ1によれば、導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子2内に、導電材料により細長く形成された第2接触子3が、第1接触子2と絶縁された状態で挿入されるいわゆる同軸構造となっている。それ故、外側の第1接触子2と内側の第2接触子3とを絶縁状態を確保しながら容易に高い位置精度で近接配置できる。その結果、被検査基板に設けられた検査対象(例えば、配線パターン)の細密化に十分に対応して、4接点法による検査を高い信頼性で実施できる。
また、プローブ1を構成する第1及び第2接触子2,3が略筒形形状又は棒状形状を有しているため、第1及び第2接触子2,3の先端を被検査基板の検査対象に接触させたときに、第1及び第2接触子2,3の先端から半田バンプ等のダメージを受けやすい検査対象であっても、その検査対象が受けるダメージを軽減しながら、第1及び第2接触子2,3と検査対象との電気的な接続状態(例えば、接触抵抗)を安定させることができる。この点に関して、例えば従来のような針状の接触子では、接触子を検査対象に接触させたときに、接触子の先端が半田バンプ等の検査対象に食い込み、検査対象のダメージが大きくなる場合がある。
また、プローブ1を構成する第1及び第2接触子2,3の少なくとも1カ所(本実施形態では1カ所)に軸方向に弾性的に伸縮する伸縮部がそれぞれ設けられていることが好ましい。このような伸縮部が設けられることによって、軸方向に圧縮されたときの反発力が安定する。その結果、第1及び第2接触子2,3の先端が被検査基板の検査対象に接触されたときに、第1及び第2接触子2,3の先端と検査対象との間、及び、第1及び第2接触子2,3の後端と基板検査装置本体側の電極部との間の押圧力を安定させることができ、第1及び第2接触子2,3と検査対象及び電極部との間の電気的な接続状態(例えば、接触抵抗)を安定させることができる。
なお、伸縮部は、第1及び第2接触子2,3を形成する筒状部材の一部が略螺旋状にカットされて形成されるため、略コイルバネ状の伸縮部を有する第1及び第2接触子2,3を容易に作製できる。
上記する説明のプローブ1は、伸縮部を利用することにより、検査点と電極部へ圧接されるプローブ構造を説明したが、第1接触子2及び/又は第2接触子3自体が可撓性を有する部材で形成し、両端から押圧された場合にどちらか又は両接触子が湾曲することによって、同時に検査点と電極部へ接触するように形成されるように形成することもできる。
本発明の電極構造は、伸縮部を有する場合であっても、接触子自体の可撓性を利用する場合、また両方を利用する場合であっても、上記に説明するような同軸接触子であれば好適に利用することができる。
[検査治具の構成]
図3は図1のプローブを用いた本発明の一実施形態に係る検査治具の構成を示す断面図である。図4は図3の構成の一部を拡大して示す図である。図5は図3の検査治具における各プローブに備えられる第1及び第2接触子と第1及び第2電極部との位置関係等を示す図である。なお、図4、及び後述する図8、図10ではプローブ保持部材21が便宜上省略されている。また、図3、図8、図9の構成では、第2接触子3が棒状部材の場合を示し、図4、図5、図10、図11の構成では、第2接触子3が筒状部材の場合を示している。
この検査治具20は、図3ないし図5に示すように、少なくとも1つのプローブ1、プローブ保持部材21、プローブ1と同数セットの第1及び第2電極部22,23、及び電極保持部材24を備えており、被検査基板6の検査対象の電気的特性を検査するために用いられる。なお、本発明に係る保持体にはプローブ保持部材21が相当し、電極部には第1及び第2電極部22,23が相当し、電極体には第1及び第2電極部22,23、及び電極保持部材24等が組み立てられてなる部材が相当している。
図3に示す例では、プローブ1の先端1aが被検査基板6の配線パターンに付与された半田バンプ7に接触されるようになっている。このため、被検査基板6の1つ検査点(半田バンプ7等)にプローブ1の第1及び第2接触子2,3の先端2a,3aが接触されるようになっている。第1及び第2接触子2,3うちの一方を介して被検査基板6側に検査用の電流の供給が行われ、他方を介して検査点の電位計測が行われる。これによって、被検査基板6に設けられた検査対象の電気的特性に関する4接点法による検査が行われる。
なお、図3で示されるプローブ1では、第1接触子2の後端2bと第2接触子3の後端3bは略面一となるように配置され、第1接触子2の先端2aと第2接触子3の先端3aは、検査対象となるバンプの表面形状である円弧状の形状に沿う配置となるように配置されており、図3で示される如く、第2接触子3の先端3aは第1接触子2の先端2aより突出した位置に配置されることになる。上記の如く、第1接触子2と第2接触子3が配置されることによって、夫々の接触子2,3が電極部22,23と検査点に確実に接触することができる。
プローブ保持部材21は、図3に示すように、プローブ1を保持する部材であり、主に絶縁材料によって形成され、例えば、プローブ1が挿通される複数の挿通孔26が設けられている。そして、プローブ1が挿通孔26内に保持されている状態で、プローブ1の先端1a側がプローブ保持部材21の被検査基板6側の面から突出するようになっている。一方、プローブ1の後端1bは、後述する電極保持部材24によって保持された第1及び第2電極部22,23と当接可能な状態となっている。なお、プローブ保持部材21は、複数のプレートをプローブ1の軸方向に重ね合わせて構成してもよい。また、この場合、プローブ保持部材21を構成するプレート間にプローブ1の軸方向に間隔をあけた状態で配置してもよい。
第1電極部22と第2電極部23とは、図3や図4に示すように、プローブ1の第1接触子2毎及び第2接触子3毎に電気的に独立して設けられ、第1接触子2の後端2b及び第2接触子3の後端3bと接触(当接)されて電気的に接続される。このような第1及び第2電極部22,23のセットは、そのセットの数がプローブ1の数と同数になるように設けられている。第1及び第2電極部22,23のより詳細な構成については後述する。
電極保持部材24は、主に絶縁材料によって形成され、第1及び第2電極部22,23がそれぞれ挿入され貫通孔27,28が設けられており、各貫通孔27,28に挿入された第1及び第2電極部22,23を保持する。
第1及び第2電極部22,23は、電極本体31,32及び突出部33,34をそれぞれ備えて構成されている。電極本体31,32は、略線状の導電体(例えば、金属線、又は金属線の外周側面が絶縁被覆された被覆付金属線)によって構成され、その被検査基板側の部分が電極保持部材24の貫通孔27,28に電極保持部材24の被検査基板6と反対側の面から挿入されて保持されている。この保持された状態で、電極本体31,32の被検査基板6側の端面31a,32aは、電極保持部材24の被検査基板6側の表面24aと略同一平面上に位置されている。
突出部33,34は、電極本体31,32の端面31a,32aにめっきにより形成され、電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に盛り上がっている。突出部33,34の電極保持部材24の表面24aからの盛り上がり高さH3,H4(図4参照)は、例えば、0.1〜5μmに設定されている。なお、突出部33,34の作製工程に関するより詳細な内容については、図6(a)及び図6(b)に基づいて後述する。
そして、プローブ1が装着されたプローブ保持部材21と第1及び第2電極部22,23が設けられた電極保持部材24とが所定の固定具によって互いに固定されると、各セットの第1及び第2電極部22,23の突出部33,34が、対応するプローブ1の第1及び第2接触子2,3の後端2b,3bに当接して電気的に接続される。
上記のように、第1及び第2電極部22,23の被検査基板6側の端部に、電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に盛り上がった突出部33,34が設けられているため、第1及び第2電極部22,23の突出部33,34を対応する第1及び第2接触子2,3の後端2b,3bに簡単かつ確実に当接させて電気的に接続することができる。
また、第1及び第2電極部22,23の電極本体31,32が、電極保持部材24に設けられた貫通孔27,28に挿入されて保持され、その被検査基板6側の端面31a,32aが電極保持部材24の表面24aと略同一平面上に位置される。そして、第1及び第2電極部22,23の電極本体31,32の被検査基板6側の端面31a,32aに、電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に盛り上がる突出部33,34がめっきにより形成されている。このため、被検査基板6側の端部が電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に盛り上がった第1及び第2電極部22,23を簡単に作製できる。
また、突出部33,34が厚み調節の比較的容易なめっきにより形成されるため、第1及び第2電極部22,23の突出部33,34の電極保持部材24の表面24aからの盛り上がり高さH3,H4を容易に調節できる。
ここで、図6(a)及び図6(b)を参照して、第1及び第2電極部22,23の突出部33,34の作製工程について説明する。まず、図6(a)に示すように、第1及び第2電極部22,23の電極本体31,32が作製される。この図6(a)の構成では、電極本体31,32が、電極保持部材24に設けられた貫通孔27,28に挿入されて保持され、その被検査基板6側の端面31a,32aが電極保持部材24の表面24aと略同一平面上に位置されている。この構成の作製方法としては、例えば、電極本体31,32を作製する金属線(又は被覆付金属線)を電極保持部材24の貫通孔27,28に挿通し、その金属線(又は被覆付金属線)の電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に突出した部分(突出部分)を切除手段(例えば、カッター)により切除する方法が採用可能である。この方法により、第1及び第2電極部22,23を容易に作製できる。
続いて、図6(b)に示すように、上記のように電極保持部材24に設けられた電極本体31,32の被検査基板6側の端面31a,32aがめっき槽36のめっき溶液37に浸され、電極本体31,32の端面31a,32aに対するめっきが施される。これによって、電極本体31,32の端面31a,32aに、電極保持部材24の表面24aから被検査基板6側に盛り上がる突出部33,34が形成される。
次に、図4及び図5を参照して、プローブ1の第1及び第1接触子2,3と第1及び第2電極部22,23との位置関係等について説明する。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、第1電極部22と第2電極部23とは、平面視において第1電極部22の中心と第2電極部23の中心とが離反するように配置されている。第1電極部22の中心と第2電極部23の中心との距離は、第1電極部22の半径と第2電極部23の半径との和よりも大きく設定されている。また、平面視における第1電極部22の最大幅(本実施形態では、外径R5)が第1接触子2の外径R21よりも小さく設定されている。すなわち、本実施形態における第1電極部22と第2電極部23との配置形態は、第2電極部23が第1電極部22の外周を囲むような多重構造(例えば、同心円状構造)とは異なっている。このため、第1及び第2電極部22,23のセット間のピッチを狭くすることができ、4接点法による検査であっても高い信頼性で実施できる。
第1及び第2電極部22,23の被検査基板6側から見た平面形状は、略円形となっているが、矩形等、任意の形状を採用できる。また、図4及び図5に示す構成では、第1電極部22の平面形状と第2電極部23の平面形状について、大きさ及び形状が同一に設定されている。このため、同一部材を利用して第1及び第2電極部22,23を形成でき、コスト低減が図れる。他の構成として、例えば、後述の図11に示す構成のように、第1電極部22の平面形状と第2電極部23の平面形状とについて、大きさが異なる相似の形状にしてもよい。相似の形状の場合には、第1及び第2電極部22,23の位置を容易に把握できるという利点がある。
また本実施形態では、図4及び図5に示すように、第2電極部23の突出部34の外径R6は、第2接触子3の内径R32以上で、かつ第1接触子2の内径R22よりも小さいサイズに設定されている。より具体的には、本実施形態では、突出部34の外径R6は、第2接触子3の内径R32よりも大きく、第2接触子3の外径R31よりも小さいサイズに設定されている。なお、第1電極部22の突出部33の外径R5については特に制限はないが、本実施形態では第2電極部23の突出部34の外径R6とほぼ同サイズになっている。
そして、第2電極部23は、その外縁部が対応するプローブ1の第1接触子2の内周2cよりも内側に位置するように配置されている。より具体的には、本実施形態では、第2電極部23は、その外縁部が対応するプローブ1の第2接触子3の外周3cよりも内側に位置するように配置されている。
一方、第1電極部22は、対応するプローブ1の第2接触子3の後端3bの外周3cよりも外側の位置であって、第1接触子2の後端2bと当接可能な位置に配置されている。より好ましくは、第1電極部22は、対応するプローブ1の中心軸C1に最も近接する部分22aが、第1接触子2の後端2bの内周2cと外周2dとの間にほぼ位置するように配置されている。
このような構成により、検査治具20の組み立て時に、第1電極部22が誤って第2接触子3と接触する、又は第2電極部23が誤って第1接触子2と接触する等の不都合を確実に回避しながら、第1及び第2接触子2,3の後端2b,3bと第1及び第2電極部22,23とを確実に当接させて電気的に接続することができる。
また本実施形態では、第2電極部23は、その中心C23が対応する第2接触子3が備えられるプローブ1の中心軸C1(この中心軸C1は第2接触子3の中心軸と略一致している)と略一致するように配置されている。これによって、第2電極部23の周縁部のいずれかの部分(又はほぼ全周に渡る部分)を第2接触子3の後端3bと確実に当接させて電気的に接続することができる。
また本実施形態では、図5に示すように、各セットにおける第2電極部23を基準として見たときの第2電極部23に対する第1電極部22の離反方向を変更させることができる。図5に示す構成では、各セットの第1電極部22の中心と第2電極部23の中心とを結ぶ直線L1が複数のプローブ1が並ぶ配列方向L2に対して所定角度θ(例えば、約45度)で傾斜するように、第1及び第2電極部22,23が配置されている。これによって、プローブ1間のピッチが短くなった場合であっても、第1及び第2電極部22,23の各セット間のピッチを容易に短くして対応することができる。この効果は、所定角度θを約45度に設定した場合に最も有効に発揮される。
この点に関する変形例として、図7に示すように、各セットの第1電極部22の中心と第2電極部23の中心とを結ぶ直線L1が複数のプローブ1が並ぶ配列方向L2と略平行になるように、第1及び第2電極部22,23を配置してもよい。
なお、図4及び図5では、第2接触子3が筒状部材の場合を説明したが、棒状部材であっても同様の効果を奏することができる。
以下では、上述の実施形態に係る構成の変形例について記載する。
図8及び図9に示す変形例では、第2電極部23が、その中心C23が対応する第2接触子3が備えられるプローブ1の中心軸C1(この中心軸C1は第2接触子3の中心軸と略一致している)から僅かにずれるように配置されている。
この場合では、第1電極部22と第2電極部23は、第1接触子2と第2接触子3の後端面にそれぞれ接触することができように設定される。このため、第1電極部22と第2電極部23の離間距離は、第1接触子2と第2接触子3のクリアランス分の寸法を有するように形成される。
また、第2接触子3が筒状部材で形成される場合には、第2電極部23の突出部34の外径R6は、第2接触子3の内径とほぼ一致するサイズに設定され、第2電極部3の突出部34が第2接触子3の後端面の一部と導通接触するように形成され、第1電極部2の突出部33が第1接触子2の後端面の一部と導通接触するように形成される。
図10及び図11に示す変形例では、第1電極部22の外径R5が第1接触子2の後端面の一部と導通接触するために第1接触子2の径方向の厚みと略同じ又は僅かに大きく形成される。第2電極部23の外径R6は第2接触子の外径よりも小さく又は略同じになるように形成される。また、第1電極部22の外径R5が、第2電極部23の外径R6よりも小さく設定されている。これによって、第1及び第2電極部22,23の各セット間の狭ピッチ化が可能となる。この場合では、第1電極部22の突出部23が第2接触子3の周縁と導通接触するとともに、突出部23の先端の一部が第2接触子3の内部へ一部収容されるようになる。このように形成されることにより、第2電極部23が安定して第2接触子3が安定して導通接触することができるとともに、第2接触子3の位置を安定させることができ、確実に各電極部22,23と各接触子2,3を導通接触させることができる。なお、この図10の構成では、第2接触子3に筒状部材を利用しているが、棒状部材を利用することもできる。
また、図11では、夫々の電極部22,23が並列配置になるように配置されているが、図5の如き45度の位置に配置して、更なる電極部22,23同士間のピッチを短くすることもでき、この場合には、更に、バンプの狭ピッチ化に対応することができる。
また、他の変形例として、上述のプローブ1の第1接触子2の外周側面から径方向外方に張り出す鍔部を設けるとともに、プローブ保持部材21の挿通孔26内に、その鍔部に被検査基板6側から当接してプローブ1を抜け止めする当接部(例えば、段差部)を設け、その当接部と電極部22,23との間でプローブ1を軸方向に圧縮した状態で保持するようにしてもよい。
また、図3、図4及び図10に示す電極構造では、第2電極部23の中心軸と第2接触子3の中心軸とが、略同軸に配置されるように形成されている場合を示している。この際には、第2接触子3が筒状部材の場合に、第2電極部23の外径が第2接触子23の内径よりも大きくなるように形成される。また、第2接触子3が棒状部材の場合に、第2電極部23の外径は第1接触子2の内径よりも小さく又は第2接触子3の外径よりも小さくなるように形成される。
一方、図8で示される電極構造では、第2電極部23の中心軸と第2接触子3の中心軸とが僅かにずれて配置されるように形成されている。この際には、第2接触子3が筒状部材の場合に、第2電極部23の外径が第2接触子23の厚みよりも大きくなるように形成されるとともに、第2接触子3の一部底面と導通接触するように配置する。また、第2接触子3が棒状部材の場合に、第2電極部23の外径は第1接触子2と第2接触子3のクリアランスと厚みを考慮して、第1接触子2に接触しない程度の大きさに形成される。
なお、第1電極部22と第2電極部23同じ外径を有することが好ましい。これは、上記の如き製造方法で形成されるため、第1又は第2電極部22,23に用いられる部材を区別して用いる必要がないため、同じ部材である導電線を用いることにより容易に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る検査治具に用いられるプローブを側方から見た図である。 図2(a)は図1のプローブに備えられる第1接触子を側方から見た図であり、図2(b)は図1のプローブに備えられる第2接触子を側方から見た図である。 図1のプローブを用いた本発明の一実施形態に係る検査治具の構成を示す断面図である。 図3の構成の一部を拡大して示す図である。 図3の検査治具における各プローブに備えられる第1及び第2接触子と第1及び第2電極部との位置関係等を示す図である。 図6(a)及び図6(b)は第1及び第2電極部の突出部の作製工程の説明図である。 図5に示す構成の変形例を示す図である。 図3及び図4に示す検査治具の変形例と示す図である。 図8に示す構成における各プローブに備えられる第1及び第2接触子と第1及び第2電極部との位置関係等を示す図である。 図3及び図4に示す検査治具の他の変形例と示す図である。 図10に示す構成における各プローブに備えられる第1及び第2接触子と第1及び第2電極部との位置関係等を示す図である。
符号の説明
1 プローブ、2 第1接触子、3 第2接触子、6 被検査基板、7 半田バンプ、20 検査治具、21 プローブ保持部材、22 第1電極部、23 第2電極部、24 電極保持部材、26挿通孔、27,28 貫通孔、31,32 電極本体、33,34 突出部。

Claims (12)

  1. 検査治具であって、
    一端が被検査基板の検査対象の検査点に導通接触し、他端が電気的特性を検査するための検査装置に電気的に接続される電極部へ導通接触する複数のプローブと、
    前記プローブの両端を夫々所定の前記検査点及び前記電極部へ案内するとともに、該プローブを保持する保持体と、
    複数の前記電極部を備える電極体と、
    を備え、
    前記プローブは、
    導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子と、
    導電材料により細長く形成され、前記第1接触子と絶縁された状態で前記第1接触子の内部空間に収容された第2接触子と、
    を備え、
    前記電極部は、
    前記第1接触子と導通接触するための第1電極部と、
    前記第1電極部と電気的に非接触で前記第2接触子と導通接触する第2電極部と、
    を備え、
    前記第1電極部と前記第2電極部とは、平面視において前記第1電極部の中心と前記第2電極部の中心とが離反するように配置され、平面視における前記第1電極部の最大幅が前記第1接触子の外径よりも小さいことを特徴とする検査治具。
  2. 請求項1に記載の検査治具において、
    前記第1電極部は、平面視において、前記第2電極部と略同じ大きさかつ略同じ形状、又は、前記第2電極部の大きさよりも小さくかつ相似な形状を有することを特徴とする検査治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の検査治具において、
    前記第2電極部は、プローブの径方向に関して略中央に配置され、
    前記第1電極部は、該第1電極部と該第2電極部とを結ぶ直線が、複数のプローブが配列される配列方向に対して所定角度傾斜して配置されることを特徴とする検査治具。
  4. 請求項3に記載の検査治具において、
    前記所定角度が約45度であることを特徴とする検査治具。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の検査治具において、
    前記第1電極部及び前記第2電極部は、前記電極体の表面から突出して形成されていることを特徴とする検査治具。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検査治具において、
    前記第1電極部及び前記第2電極部は、
    前記電極体に設けられた貫通孔に挿入され、前記被検査基板側の端面が前記電極体の表面と面一に位置された線状の電極本体と、
    前記電極本体の前記電極保持部材の前記端面にめっきにより形成され、前記電極体の前記表面から前記被検査基板側に盛り上がる突出部と、
    をそれぞれ備えることを特徴とする検査治具。
  7. 請求項2に記載の検査治具において、
    前記第2電極部の外径は、前記第1接触子の内径よりも小さく、
    前記第2電極部は、前記第1接触子の内周よりも内側に位置するように配置され、
    前記第1電極部は、前記第2接触子の外周よりも外側の位置であって前記第1接触子の端部と当接可能な位置に配置されることを特徴とする検査治具。
  8. 請求項7に記載の検査治具において、
    前記第2電極部は、その中心が前記第2接触子の中心軸と略一致するように配置されることを特徴とする検査治具。
  9. 請求項7に記載の検査治具において、
    前記第2電極部は、その中心が前記第2接触子の中心軸からずれるように配置されることを特徴とする検査治具。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の検査治具において、
    前記第1電極部の外径は、前記第2電極部の外径よりも小さいことを特徴とする記載の検査治具。
  11. 一端が被検査基板の検査対象の検査点に導通接触し、他端が電気的特性を検査するための検査装置に電気的に接続される電極部へ導通接触するプローブを複数備えてなる基板検査用治具に備えられる電極構造であって、
    前記プローブは、
    導電材料により略筒形形状に形成された第1接触子と、
    導電材料により細長く形成され、前記第1接触子と絶縁された状態で前記第1接触子の内部空間に収容された第2接触子と、
    を備え、
    前記電極部は、
    前記第1接触子と導通接触するための第1電極部と、
    前記第1電極部と電気的に非接触で前記第2接触子と導通接触する第2電極部と、
    を備え、
    前記第1電極部と前記第2電極部とは、平面視において前記第1電極部の中心と前記第2電極部の中心とが離反するように配置され、平面視における前記第1電極部の最大幅が前記第1接触子の外径よりも小さいことを特徴とする電極構造。
  12. 請求項11に記載の電極構造の製造方法であって、
    前記第1電極部及び前記第2電極部をそれぞれ形成する導電性の線状部材を、前記線状部材を保持する保持孔を有する保持体に貫通配置し、
    前記保持体から突出した前記線状部材の突出部分を、該保持体と面一となるように切断除去することを特徴とする電極構造の製造方法。
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