JP2010058554A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な管理作業で、効率的かつ確実に中間陸部列の偏摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による内圧を正規内圧の1/2として、路面に接地する接地面のうち、中央陸部列6のタイヤ周方向に沿った接地長さをLcとし、中間陸部列7,8のタイヤ周方向に沿った接地長さをLmとし、両側陸部列9,10のタイヤ周方向に沿った接地長さをLsとした場合に、それぞれの接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定している。
【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、例えば小型トラック等の車両に用いられ、トレッド部の偏摩耗を抑制する空気入りタイヤに関する。
一般に、小型トラック等の車両においては、トレッド部に形成された各陸部列の一部が最も大きく摩耗する、いわゆる偏摩耗が生じるという問題があった。
例えば、空車の小型トラックにおいて、接地面積を増やすために内圧を下げ、直進走行を主体とした、空気入りタイヤに対して与える負荷が小さい場合には、タイヤ幅方向中央の中央陸部列とタイヤ幅方向最外端の両側陸部列との間に配置された中間陸部列の摩耗が最も進行する偏摩耗が問題となっていた。
この偏摩耗を抑制するため、従来から、それぞれの陸部列の接地長さ同士の比率を所定範囲内に設定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された技術は、中央陸部列の周方向に沿った接地長さをLとし、両側陸部列の最もタイヤ幅方向外側端における接地長さをAとし、両側陸部列の所定位置における接地長さをBとし、中間陸部列の所定位置における接地長さをCとした場合に、0.02≦(A−B)/L≦0.1、および、0.02≦(C−B)/L≦0.1を満足するように接地長さを規定するものである。
WO 2006/001290公報
しかしながら、前述した従来の空気入りタイヤでは、各陸部列の接地長さ同士の関係が非常に複雑であるため、接地長さの管理が非常に複雑で作業負荷が大きくなるという問題があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な管理作業で、効率的かつ確実に中間陸部列の偏摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴において、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝(主溝2〜5)によって、タイヤ幅方向中央に配置される中央陸部列(中央陸部列6)と、タイヤ幅方向最外側の両側に配置される両側陸部列(両側陸部列9,10)と、これらの中央陸部列および両側陸部列の間に配置される中間陸部列(中間陸部列7,8)とがトレッド部(トレッド部1)に形成された空気入りタイヤであって、負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による内圧を正規内圧の1/2として、路面に接地する接地面のうち、前記中央陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLcとし、前記中間陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLmとし、前記両側陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLsとした場合に、接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定している。
このように簡単な接地長さの寸法設定によって、中間陸部列の摩耗の進行度が他の陸部列よりも大きくなる偏摩耗を効率的に抑制することができる。
その他の特徴において、前記負荷する荷重を正規荷重とし、充填する空気による内圧を正規内圧とした場合に、それぞれの接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定したことを特徴とする。
その他の特徴において、前記トレッド部(トレッド部1)を形成するトレッドゴムの60℃における損失正接tanδは、0.22以下であることを特徴とする。
その他の特徴において、前記接地長さの大小関係をLm>Lcに設定したことを特徴とする。
本発明によれば、簡単な管理作業で、効率的かつ確実に中間陸部列の偏摩耗を抑制することができる空気入りタイヤを提供することができる。
次に、本発明に係る空気入りタイヤの実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は概略的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
図1は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部の展開図である。
本実施形態による空気入りタイヤのトレッド部1には、タイヤ周方向に沿って計4本の主溝2,3,4,5が形成されている。これらの主溝2〜5は、タイヤ幅方向に所定間隔をおいて配置されており、車両内側から車両外側に向かって第1主溝2、第2主溝3、第3主溝4および第4主溝5からなる。
これら第1主溝〜第4主溝によって、トレッド部1は、タイヤ幅方向中央に配置された中央陸部列6と、該中央陸部列6のタイヤ幅方向両側に一対に配置された中間陸部列7,8と、該中間陸部列7,8のタイヤ幅方向両側に配置された両側陸部列9,10とに画成されている。
なお、中央陸部列6の中央には、タイヤ幅方向の中央を通るタイヤ赤道線CLに沿ってタイヤ周方向に延びる周方向細溝11が形成され、中央陸部列6のタイヤ幅方向両端部には、タイヤ幅方向に沿って延びる横溝12,13が、タイヤ周方向に所定間隔をおいて複数形成されている。また、中間陸部列7,8には、前記横溝12,13と略平行に延びる副溝14,15が、タイヤ周方向に所定間隔をおいて複数形成されている。さらに、両側陸部列9,10には、周方向に沿って周方向溝16,17が所定間隔をおいて破線状に形成されている。
図2は、本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの接地面を示す概略図である。なお、この空気入りタイヤは、未だ摩耗していない初期状態における接地面を示している。
本実施形態では、空気入りタイヤに負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による空気圧を正規内圧の1/2としている。ここで、正規荷重および正規内圧は、空気入りタイヤが生産または使用されている地域毎の産業規格、例えば、ETRTO(European Tyre and Rim Thechnical Organisation)が発行するSTANDARDS MANUALに準拠するものとする。例えば、サイズが205/70R15Cの単輪の場合における空気入りタイヤの正規内圧は、450kPaであり、正規荷重は、950kgである。
また、路面に接地する接地面のうち、前記中央陸部列6のタイヤ周方向に沿った接地長さをLcとし、前記中間陸部列7,8のタイヤ周方向に沿った接地長さをLmとし、前記両側陸部列9,10のタイヤ周方向に沿った接地長さをLsとする。ここで、前記Lcは、中央陸部列6のタイヤ幅方向の中央における接地長さであり、前記Lmは、中間陸部列7,8のタイヤ幅方向の中央における接地長さである。また、前記Lsは、両側陸部列9,10のタイヤ幅方向に沿った幅寸法に対してタイヤ幅方向外側端から2/3の部位(即ち、タイヤ幅方向内側端から1/3の部位)における接地長さを示している。この場合に、それぞれの接地長さの関係は、Lm≧Lc>Lsに設定されている。
つまり、中間陸部列7,8の接地長さLmは、中央陸部列6の接地長さLcと同一か、または、Lcよりも長い。また、中央陸部列6の接地長さLcは、両側陸部列9,10の接地長さLsよりも長く設定されている。なお、図2では、Lm>Lc>Lsに設定した例を示している。
ここで、それぞれの接地長さLm、Lc、Lsは、クラウンRやベルトの剛性を変える等の周知・慣用の手段を適宜用いることができる。例えば、充填する空気による空気圧が正規内圧の1/2の場合に、中央陸部列6のクラウンRを大きくすれば中央陸部列6の接地長さLcを短くすることができ、両側陸部列9,10のクラウンRを小さくすれば両側陸部列9,10の接地長さLsを短くすることができる。また、トレッド部1における中央陸部列近傍に、タイヤ周方向の剛性が高いベルトを配設すれば、中央陸部列6の接地長さLcを短くすることができる。
そして、前記トレッド部1を形成するトレッドゴムの60℃における損失正接tanδは、低転がり抵抗タイヤの場合、0.22以下に設定されている。なお、tanδを小さくする事で、タイヤの転がり抵抗は、改善できる。
この損失正接は、貯蔵剪断弾性率(G')に対する損失剪断弾性率(G")の比であるG"/G'を意味し、tanδで表す。ゴム材料が変形する際にどのくらいエネルギーを吸収して熱に変えるかを示す数値であり、測定は動的粘弾性測定装置を用いて行う。損失正接tanδの値が大きいほど変形エネルギーを吸収し、衝撃緩衝試験では反発弾性率が小さくなる。
空気入りタイヤにおいては、tanδの値を0.22よりも大きくすると、タイヤの転がり抵抗が大きくなってしまうため、60℃におけるtanδを0.22以下に設定することが好ましい。また、この場合、接地長さの関係をLm>Lcにすることが好ましい。その理由は、tanδの値を0.22以下のトレッドゴムは、路面との摩擦係数が小さく、すべりが、発生しやすい。これにより、Lm<Lcの場合、中央陸部列6に対して、中間陸部列7,8のすべりが大きくなり、中間陸部列7,8の偏摩耗が発生しやすくなってしまうからである。
<作用・効果>
(1)本発明の実施形態にあっては、タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝によって、タイヤ幅方向中央に配置される中央陸部列と、タイヤ幅方向最外側の両側に配置される両側陸部列と、これらの中央陸部列および両側陸部列の間に配置される中間陸部列とがトレッド部に形成された空気入りタイヤであって、負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による内圧を正規内圧の1/2として、路面に接地する接地面のうち、前記中央陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLcとし、前記中間陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLmとし、前記両側陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLsとした場合に、それぞれの接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定している。
このように簡単な接地長さの管理によって、効率的かつ確実に、中間陸部列の摩耗の進行度が他の陸部列よりも大きくなる偏摩耗を抑制することができる。
例えば、小型トラック等において、荷物を搭載せずに空気入りタイヤの内圧を小さくし、かつ主に直進走行を行うような、空気入りタイヤに掛かる負荷が非常に小さい場合には、中央陸部列と両側陸部列との間に設けられた中間陸部列が最も大きく摩耗する、いわゆる偏摩耗が生じやすいという問題がある。
ここで、前記背景技術において説明したように、従来は、中央陸部列の接地長さをLとし、両側陸部列の接地長さをAとし、両側陸部列の接地長さをBとし、中間陸部列の接地長さをCとした場合に、0.02≦(A−B)/L≦0.1、および、0.02≦(C−B)/L≦0.1を満足するように接地長さを規定する技術によって中間陸部列の偏摩耗を防止していた。
しかし、本発明によれば、従来よりも大幅に簡単な接地長さの管理で、中間陸部列の偏摩耗を効率的に抑制することができる。
(2)また、本発明の実施形態にあっては、前記負荷する荷重を正規荷重とし、充填する空気による内圧を正規内圧とした場合に、それぞれの接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定している。このように、負荷荷重と内圧を正規荷重と正規内圧にした場合でも、接地長さをLm≧Lc>Lsとなるように設定することが好ましい。この場合も、従来よりも大幅に簡単な接地長さの管理で、中間陸部列の偏摩耗を効率的に抑制することができる。
(3)前記トレッド部を形成するトレッドゴムの60℃における損失正接tanδを0.22以下に設定することによって、転がり抵抗を低減できる。
(4)また、損失正接tanδが0.22以下の場合、前記接地長さの大小関係をLm>Lcに設定すると、中間陸部列7,8の偏摩耗を抑制することができる。
<その他の実施形態>
前述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、前記実施形態では、空気入りタイヤに負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による空気圧を正規内圧の1/2とした。しかし、本発明はこれに限定されず、負荷する荷重を正規荷重と同一とし、充填する空気による空気圧を正規内圧と同一とした場合でも、各陸部列の接地長さの関係は、Lm≧Lc>Lsであることが好ましい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、前述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
次に、本発明の効果を明確にするため、従来例1,2および本発明例1に係る空気入りタイヤを用いて行った試験結果について説明する。具体的には、実施例1では、新品状態の空気入りタイヤにおける各陸部列の接地長さを検出し、実施例2では、所定距離走行後におけるタイヤ転がり抵抗指数を検出し、実施例3では、所定距離走行後における各陸部列間の摩耗による段差量を検出した。
[実施例1]
従来例1,2および実施例1に係る空気入りの供試タイヤの構成は、下記のとおりである。
供試タイヤのタイヤサイズは、従来例1,2および実施例1ともに、205/70R15C 106Sであり、ホイールサイズは15×6JJとし、内圧は225kPa、荷重は475kgとした。これらの内圧は、正規内圧(450kPa)の1/2であり、荷重は正規荷重(950kg)の1/2である。なお、前記正規内圧と正規荷重は、単輪の場合の値である。
この状態の空気入りタイヤを車両に装着し、各陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さを測定した。その結果を、下記表1に示す。
Figure 2010058554
表1から明らかなように、従来例1,2に係る空気入りタイヤでは、Lc>Lm>Ls、即ち、中央陸部列の接地長さLcが最も長く、中間陸部列の接地長さLmが次に長く、両側陸部列の接地長さLsが最も短くなった。
一方、本発明例1に係る空気入りタイヤでは、Lm>Lc>Ls、即ち、中間陸部列の接地長さLmが最も長く、中央陸部列の接地長さLcが次に長く、両側陸部列の接地長さLsが最も短くなった。
なお、トレッド部を形成するトレッドゴムの60℃における損失正接tanδは、従来例1では0.25であり、従来例2では0.15、本発明例では0.15であった。
[実施例2]
次いで、実施例2では、タイヤ転がり抵抗指数を検出した。
供試タイヤのタイヤサイズおよびホイールサイズは、前記実施例1の場合と同じサイズであり、内圧は200kPa、荷重は4.3kNとした。この空気入りタイヤを車両に装着し、速度80km/時で走行させた。その結果、前記表1に示すように、本発明例1は、従来例1よりも良好な結果を示した。
[実施例3]
次いで、実施例3では、各陸部列間の摩耗による段差量を検出した。
供試タイヤのタイヤサイズおよびホイールサイズは、前記実施例1の場合と同じサイズであり、内圧は200kPa、荷重は4.3kNとした。この空気入りタイヤを車両に装着し、速度80km/時で3.6万kmの距離を走行させた。なお、タイヤサイドフォース入力は0kNであり、キャンバー角は0°であった。その結果を前記表1に示す。
ここで、段差量H1、H2について図3を用いて簡単に説明する。
図3は、中間陸部列の摩耗が進行した状態の陸部列の断面を示す概略図であり、トレッド部に配設されたベルトを省略している。
中央陸部列6のタイヤ径方向外側端と中間陸部列7のタイヤ径方向外側端とのタイヤ径方向に沿った高さの差を段差量H1とする。また、中間陸部列7のタイヤ径方向外側端と両側陸部列9のタイヤ径方向外側端とのタイヤ径方向に沿った高さの差を段差量H2とする。
表1に示すように、本発明例1は、従来例2よりも段差量H1,H2ともに小さく、中間陸部列7,8の摩耗度が小さいことが判明した。このように、本発明例1は、従来例2よりも良好な結果を示した。
本発明の実施形態に係る空気入りタイヤのトレッド部を示す展開図である。 本発明の実施形態に係る空気入りタイヤの接地面を示す概略図である。 中間陸部列の摩耗が進行した状態の断面を示す概略図である。
符号の説明
1…トレッド部
2,3,4,5…主溝
6…中央陸部列
7,8…中間陸部列
9,10…両側陸部列
11…周方向細溝
12,13…横溝
14,15…副溝
16,17…周方向溝

Claims (4)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる複数の主溝によって、タイヤ幅方向中央に配置される中央陸部列と、タイヤ幅方向最外側の両側に配置される両側陸部列と、前記中央陸部列および前記両側陸部列の間に配置される中間陸部列とがトレッド部に形成された空気入りタイヤであって、
    負荷する荷重を正規荷重の1/2とし、充填する空気による内圧を正規内圧の1/2として、路面に接地する接地面のうち、前記中央陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLcとし、前記中間陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLmとし、前記両側陸部列のタイヤ周方向に沿った接地長さをLsとした場合に、前記接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記負荷する荷重を正規荷重とし、充填する空気による内圧を正規内圧とした場合に、前記接地長さの大小関係をLm≧Lc>Lsに設定したことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記トレッド部を形成するトレッドゴムの60℃における損失正接tanδは、0.22以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記接地長さの大小関係をLm>Lcに設定したことを特徴とする請求項3に記載の空気入りタイヤ。
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