JP2010058553A - 車両用ニーエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の膝がエアバッグドアに近接等した状態でニーエアバッグが膨張展開した場合に脛への負担を軽減する。
【解決手段】グラブドアアウタ24のバッグ膨出用開口部110の隣接部位には薄肉部112が形成されている。また、グラブドアアウタ24の裏面側に振動溶着されるエアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aの板厚は車両上下方向側の側壁部の板厚よりも薄く設定されていると共に、側面視でV字状のスリット118が形成されている。これにより、グラブドアアウタ24に車両前方側への所定値以上の荷重が入力されると、グラブドアアウタ24の薄肉部112及びエアバッグドアリテーナ42の縦壁部46が荷重入力方向側に弾性変形し、ニーエアバッグ86の膨張展開領域が拡大される。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員の膝を保護するための車両用ニーエアバッグ装置に関する。
近年、衝突時の乗員保護性能を向上させる観点から、衝突時にニーエアバッグを膨張展開させて乗員の膝頭(以下、単に「膝」という。)を拘束する車両用ニーエアバッグ装置の車両への搭載が促進されている。
例えば、下記特許文献1に開示された助手席用の車両用ニーエアバッグ装置では、インストルメントパネルにおける着座乗員の膝高さにエアバッグモジュールが配設されており、衝突時には上部チャンバ、中央チャンバ及び下部チャンバに区画されたニーエアバッグが乗員の膝側へ膨張展開するようになっている。
また、下記特許文献2に開示された助手席用の車両用ニーエアバッグ装置では、グラブボックスのグラブドア内にエアバッグモジュールが配設されている。衝突時には、グラブドア内に配設されたインフレータからガスが噴出されて、折り畳み状態でグラブドア内に格納されたニーエアバッグが乗員の膝側へ膨張展開されるようになっている。
特開平11−321539号公報 特開2002−356137号公報 特開2007−161090号公報
しかしながら、上記先行技術による場合、以下の点において改良の余地がある。すなわち、特許文献1に開示された車両用ニーエアバッグ装置の場合、エアバッグモジュールのモジュールケースが車体側に支持されており、かつニーエアバッグが乗員の脛の上部(膝頭の直ぐ下)付近(以下、単に「脛上部」という。)の高さで膨張展開するため、膝がエアバッグドアに近接した状態又は接触した状態(以下、両者を併せて「近接等した状態」という。)で乗員が車両用シートに着座していると、ニーエアバッグの展開反力によって脛上部が車両後方側へ押圧されて脛に負担がかかることがある。なお、特許文献2に開示された車両用ニーエアバッグ装置の場合でも、エアバッグモジュールを収納したグラブドアがグラブボックス本体を介して車体側に支持されており、かつニーエアバッグが乗員の脛上部の高さで膨張展開するため、同様の課題がある。
本発明は上記事実を考慮し、乗員の膝がエアバッグドアに近接等した状態でニーエアバッグが膨張展開した場合に脛への負担を軽減することができる車両用ニーエアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1の発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共に着座状態の乗員の膝の高さに配置されかつガス発生手段から供給されたガスによって乗員の膝側へ向けて膨張展開するニーエアバッグと、ガス発生手段及びニーエアバッグを収容するモジュールケースと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、モジュールケースの開口側端部を覆いかつ所定値以上のバッグ膨張圧が作用することにより展開するドア部を備えたエアバッグドアと、このエアバッグドアの車室内側に配置されると共にエアバッグドアが一体的に取り付けられ、前記ドア部が展開することによりニーエアバッグの膨出用開口部が形成される内装パネル材と、この内装パネル材及びエアバッグドアの少なくとも一方における前記膨出用開口部の車両幅方向側の隣接領域に設けられ、ニーエアバッグを介して当該隣接領域に車両前方側への所定値以上の荷重が入力されることにより荷重入力方向側に変形してニーエアバッグの展開領域を拡大する脆弱部と、を有している。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用ニーエアバッグ装置において、前記脆弱部は、前記内装パネル材の前記隣接領域の一部又は全部に形成された薄肉部とされている、ことを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の車両用ニーエアバッグ装置において、前記エアバッグドアは、前記ドア部とその外周部に延設されて前記内装パネル材に固定される固定部とを備えた基部と、この基部におけるドア部の外周側に立設されると共に前記モジュールケースが取り付けられる縦壁部と、を含んで構成されており、前記脆弱部は、前記基部の固定部及び前記縦壁部の少なくとも一方に形成されている、ことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3記載の車両用ニーエアバッグ装置において、前記基部の固定部及び前記縦壁部の少なくとも一方における車両上下方向の略中央部に前記脆弱部が形成されている、ことを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ニーエアバッグ装置において、前記エアバッグモジュールは、インストルメントパネルの助手席側に配置されるグラブドアに内蔵されていると共に、前記内装パネル材はグラブドアの車室内側の面を構成するグラブドアアウタとされており、かつニーエアバッグの展開初期に当該グラブドアアウタがグラブドアの厚さ方向に部分的に変形する、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、ガス発生手段が作動すると、ガスが発生する。このガスはモジュールケース内に折り畳み状態で収容されたニーエアバッグ内に流入され、これを膨張させる。これにより、モジュールケースの開口側端部を覆うエアバッグドアのドア部にバッグ膨張圧が作用し、そのバッグ膨張圧が所定値以上になるとドア部が展開される。ドア部が展開すると、エアバッグドアの車室内側に配置された内装パネル材にニーエアバッグの膨出用開口部が形成される。その結果、ニーエアバッグが膨出用開口部から乗員の両膝に向けて膨張展開される。
ここで、本発明では、内装パネル材及びエアバッグドアにおける膨出用開口部の車両幅方向側の隣接領域に脆弱部が設けられている。このため、ニーエアバッグの膨張展開の初期に、ニーエアバッグの展開反力によって、内装パネル材の前記隣接領域にニーエアバッグを介して車両前方側への所定値以上の荷重が作用すると、内装パネル材及びエアバッグドアの少なくとも一方における前記隣接領域に位置する部分が、荷重入力方向側(車両前方側)へ変形する。これにより、内装パネル材の前記隣接領域と乗員の膝との間に隙間(即ち、ニーエアバッグの展開領域)が形成され、或いは既に存在する狭い隙間が車両前後方向に拡大される。よって、ニーエアバッグの車両幅方向への展開性が向上されると共に、ニーエアバッグが乗員の脛上部を車両後方側へ押圧する押圧力が低減される。
請求項2記載の本発明によれば、内装パネル材の前記隣接領域の一部又は全部に薄肉部を形成することにより脆弱部を構成したので、脆弱部を備えた内装パネル材を作り易い。また、薄肉部の板厚を変えることで、内装パネル材の剛性を容易に変更することができる。
請求項3記載の本発明によれば、エアバッグドアがドア部及び固定部を備えた基部と縦壁部とを含んで構成されており、脆弱部は当該基部の固定部と縦壁部の少なくとも一方に形成されているので、エアバッグドアを成形する際に脆弱部を設定することができる。従って、脆弱部を備えたエアバッグドアを作り易い。また、脆弱部を基部の固定部のみに設定することもでき、又脆弱部を縦壁部のみに設定することもでき、更には脆弱部を両方に設定することもできるので、脆弱部をどこに設けるかの選定の自由度が高い。
請求項4記載の本発明によれば、エアバッグドアの基部の固定部及び縦壁部の少なくとも一方における車両上下方向の略中央部に脆弱部を形成したので、所定値以上の荷重が内装パネル材の前記隣接領域に入力された場合に、エアバッグドアは効果的に荷重入力方向側に曲げ変形される。つまり、同じ入力荷重に対してエアバッグドアの変形量が多くなる。
請求項5記載の本発明によれば、車両用ニーエアバッグ装置がグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置とされており、内装パネル材はグラブドアアウタとされる。そして、ニーエアバッグの展開初期にグラブドアアウタの膨出用開口部の車両幅方向側の隣接領域に車両前方側への所定値以上の荷重が入力されると、当該グラブドアアウタの前記隣接領域がグラブドアの厚さ方向に部分的に変形する。これにより、グラブドアアウタと乗員の両膝との隙間が非常に狭くても、ニーエアバッグの展開領域を車両前後方向に拡大することができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、乗員の膝がエアバッグドアに近接等した状態でニーエアバッグが膨張展開した場合に脛への負担を軽減することができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、内装パネル材の製造コストを抑えつつ、脆弱部の脆弱度合いのチューニングを簡単に行うことができるという優れた効果を有する。
請求項3記載の本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、エアバッグドアの製造コストを抑えつつ、脆弱部の最適化を行い易いという優れた効果を有する。
請求項4記載の本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、エアバッグドアを効果的に曲げることで、広い隙間を迅速に形成(エアバッグ展開領域を拡大)することができるという優れた効果を有する。
請求項5記載の本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置は、エアバッグモジュールがグラブドアに内蔵される場合に、ニーエアバッグの車両幅方向への展開性を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図10を用いて、本発明に係る車両用ニーエアバッグ装置の幾つかの実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図8には、本実施形態に係るグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置が搭載されたインストルメントパネルの外観正面図が示されている。また、図7には、非作動時におけるグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置の要部拡大縦断面図(図8の7−7線に沿った拡大断面図)が示されている。さらに、図6には、当該グラブドアの分解斜視図が示されている。また、図5には、当該グラブドアと着座乗員との位置関係を車両側方から見て示す概略縦断面図が示されている。最初に、これらの図を用いて、装置全体の構成について説明する。
図8に示されるように、インストルメントパネル10の助手席側で乗員の膝と略対向する位置(より正確には、インストルメントパネル10の下部を構成するインストルメントパネルロア12の上部)には、小物を入れるためのグラブボックス14が配設されている。図7に示されるように、グラブボックス14は、ボックス状に形成された樹脂製のグラブボックス本体16と、このグラブボックス本体16の開口部18を開閉するグラブドア20と、によって構成されている。グラブボックス本体16は、車両後方側(車室内側)に開口部18が臨むように配置されている。
図6及び図7に示されるように、上述したグラブボックス本体16の開口部18を閉塞するグラブドア20には、グラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40が内蔵されている。グラブドア20は、車室内側に配置されて意匠面を形成する矩形パネル状の内装パネル材としてのグラブドアアウタ24と、このグラブドアアウタ24の車両前方側に配置されてグラブドアアウタ24に被嵌される矩形枠状のグラブドアインナ26と、を備えている。グラブドアアウタ24及びグラブドアインナ26は、いずれも樹脂製とされている。
グラブドアアウタ24は、略矩形パネル状に形成された基材28と、この基材28の車室内側の面を覆う表皮30との二層構造として構成されている。基材28及び表皮30はいずれも樹脂製とされているが、表皮30の方が基材28よりも軟質な樹脂材料で構成されている。基材28の下縁側両サイドには、左右一対のストッパ32が立設されている。各ストッパ32は、基材28の一般部28Aから面直角方向(車両前方側)へ向けて延出されており、グラブドア20が全開状態となったときに先端部がグラブボックス本体16の壁面に干渉してグラブドア20を全開位置に保持する役目を果たしている。
さらに、ストッパ32の内側には、側面視で略L字状に形成されたヒンジ34が設けられている。ヒンジ34の一端部はグラブボックス本体16にビス等で固定されており、グラブドア20が開閉される際には、図7の回転中心Q回りにグラブドア20が回転するようになっている。
また、図4、図6及び図7に示されるように、グラブドアアウタ24の一般部28Aにおける車室外側の面(グラブドアインナ26側の面)には、後述するエアバッグドアリテーナ42を介して所定値以上のバッグ膨張圧が作用すると破断(開裂)する略「日」の字状のティア部36が設定されている。ティア部36は、一般部28Aの車両上下方向中間部に車両幅方向に沿って延在する横方向中央ティア部36Aと、横方向中央ティア部36Aの両端部から車両上下方向へ延びる左右一対の縦方向ティア部36Bと、これらの縦方向ティア部36Bの先端部同士を繋ぐ横方向上下ティア部36Cと、によって構成されている。
一方、グラブドアインナ26は、グラブドアアウタ24の基材28の一般部28Aと対向する矩形枠状の底壁部26Aと、この底壁部26Aの車両幅方向の両側部に一体に形成された左右一対の側壁部26Bと、これらの左右一対の側壁部26Bのグラブドアアウタ24側の端部から車両幅方向外側へ向けて張出された左右一対の張り出し部26Cと、を含んで構成されている。張り出し部26Cの下縁側には、グラブドアアウタ24のストッパ32と対向する位置に切欠38が形成されている。この切欠38内にストッパ32が挿入されている。
上記構成のグラブドアアウタ24とグラブドアインナ26とは、両者の少なくとも一方に形成された縦方向、横方向のリブ39(図7参照)を介して相互に接合されている。具体的には、リブ39の先端部にて、振動溶着されているが、締結具による締結を利用してもよいし、振動溶着と締結とを併用してもよく、グラブドアアウタ24とグラブドアインナ26とを一体化できる構成であればよい。
図3、図6及び図7に示されるように、上述したグラブドアアウタ24とグラブドアインナ26との間には、略矩形平板状に形成された樹脂製のエアバッグドアリテーナ42が配設されている。エアバッグドアリテーナ42は、矩形平板状の基部44と、この基部44の外周部近傍から立設された矩形枠状の縦壁部46と、を備えている。縦壁部46の車両上下方向側の側壁部46Bには、各々矩形状の開口として構成された複数の係止孔48が所定の間隔で形成されている。なお、基部44の外周部44Aと縦壁部46との間には、両者に跨るように配置されかつ側面視で直角三角形状に形成された補強用のリブ50(図6参照)が複数個立設されている。
また、エアバッグドアリテーナ42の基部44の中央部(縦壁部46で囲まれた部分)には、左右一対の縦溝52Aとこれらの縦溝52A同士を繋ぐ横溝52Bとから成る正面視で略H形状の溝52が形成されている。この溝52により、基部44の中央部に正面視で略H形状とされた上下一対のドア部としてのエアバッグドア54が形成されている。なお、各エアバッグドア54の横溝52B側のコーナー部54Aは、円弧状に形成されている。また、各エアバッグドア54の回転中心側には、側面視で略V字状に形成された弛み部56(図7参照)が形成されている。エアバッグドア54が展開する際には、この弛み部56が伸長されることで、エアバッグドア54が円滑に展開するようになっている。
図7に示されるように、前述したグラブドアインナ26の底壁部26Aにおける中央開口部58の上縁側及び下縁側には、エアバッグドアリテーナ42側へ延出する上下一対のリブ60が一体に形成されている。グラブドア20の組付状態では、これらのリブ60は、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の上壁部及び下壁部の外側に平行に立設されており、各先端部はエアバッグドアリテーナ42の基部44に溶着(振動溶着)されている。これにより、エアバッグドアリテーナ42の基部44は、グラブドアアウタ24の基材28の一般部28Aとグラブドアインナ26のリブ60とに挟持された状態で固定されている。
また、図6及び図7に示されるように、グラブドアインナ26の中央開口部58には、エアバッグモジュール62が装着されている。エアバッグモジュール62は、金属製のモジュールケース64を備えている。モジュールケース64は、底が浅い箱体形状を成している。モジュールケース64の底壁部64Aの中央下部には、車両前方側から等脚台形状に打ち出されることにより車両後方側へ膨出されたインフレータ固定部66が設けられている。インフレータ固定部66の縦断面形状は山型とされている。このインフレータ固定部66における車両上方側の傾斜部66Aには、左右一対のボルト挿通孔68が形成されている。これらのボルト挿通孔68内へインフレータ70の軸方向中間部から半径方向外側へ突出された一対のスタッドボルト72(図7参照)が挿入されて裏面側からナット74が螺合されることにより、インフレータ70がインフレータ固定部66の傾斜部66Aに締結固定されている。
また、モジュールケース64の両側部の合計4箇所には、中央部にねじ挿通孔76が形成されたL字状の取付片78がそれぞれ取り付けられている。これに対応して、グラブドアインナ26の中央開口部58の両サイドにはねじ挿通孔76と同軸上にねじ挿通孔80が形成されている。そして、各取付片78のボルト挿通孔76をグラブドアインナ26側のねじ挿通孔80に対応させ、ねじ81(図1参照)等の締結具で締結固定することにより、モジュールケース64がグラブドアインナ26の中央開口部58に車両前方側から固定されている。
また、モジュールケース64の上部及び下部には、長尺状の係止金具82が取り付けられている。係止金具82の一辺(エアバッグドアリテーナ42側)には、側面視でL字状の係止片84が一体に形成されている。係止片84は、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46に形成された前述した係止孔48に対応して複数個設けられている。そして、各係止孔48に各係止片84を挿入して係止させることにより、エアバッグドアリテーナ42がモジュールケース64に取り付けられている。
図7に示されるように、上記モジュールケース64内には、ガス発生手段としてのインフレータ70と、このインフレータ70から噴出されたガスによって膨張するニーエアバッグ86とが組付けられている。インフレータ70は、モジュールケース64に納まる外径の円柱形状に形成されている。また、インフレータ70の軸方向の一端部には、ガス噴出部88が同軸上に形成されている。さらに、ガス噴出部88の外径はインフレータ70の外径よりも短く、又ガス噴出部88の周壁部には複数のガス噴出孔(図示省略)が形成されている。
一方、ニーエアバッグ86は、折り畳み状態でモジュールケース64内に収納されている。より具体的には、平面展開状態のニーエアバッグ86の上部及び下部をそれぞれ蛇腹折りして中央部に寄せていくことにより、モジュールケース64に収納可能な大きさに折り畳まれている。そして、ニーエアバッグ86の中央部(高さ方向中間部)に上記インフレータ70が挿入されて、インフレータ70から突出されたスタッドボルト72がニーエアバッグ86を貫通し、前述した要領でモジュールケース64のインフレータ固定部66に固定されている。従って、ニーエアバッグ86はインフレータ70とインフレータ固定部66との間に挟持された状態で組付けられている。また、グラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40の車両への組付状態で、ニーエアバッグ86のインフレータ70がガス流入部87(図5参照)とされている。
また、グラブドアインナ26の中央開口部58は、エアバッグモジュール62の組付後に矩形平板状に形成された樹脂製の裏面カバー92によって閉塞されている。裏面カバー92の四辺からは、グラブドアインナ26側へ向けて複数の脚部94が一体に形成されている。各脚部94の先端部には爪が形成されている。これに対応して、グラブドアインナ26の底壁部26Aにおける中央開口部58の外周部には複数の矩形状の差込み孔96が形成されている。そして、この差込み孔96内へ脚部94を挿入させ、弾性的に係合させることにより、裏面カバー92がグラブドアインナ26の車両前方側の面に取り付けられている。
次に、本実施形態の要部に係るティア構造及び溶着部の構成について説明する。
図1には、上述した縦方向ティア部36Bでの横拡大断面図(図4の1−1線拡大断面図)が示されている。この図に示されるように、モジュールケース64の側壁部62Bの外側には、上述したエアバッグドアリテーナ42の縦壁部46が隙間47をあけて配置されている。なお、モジュールケース64の側壁部62Bの先端部は、ニーエアバッグ86が膨張展開する際にニーエアバッグ86に損傷を与えないように、カーリング加工により外側へ曲げられている。また、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の外側に位置する基部44のグラブドアアウタ24側の面には、複数の溶着部100、102、104が車両幅方向に設定されている。これらの複数の溶着部100、102、104が溶着(振動溶着)されることにより、エアバッグドアリテーナ42の基部44の固定部としての外周部44Aが、グラブドアアウタ24の基材28に取り付けられている(一体化されている)。
ここで、上述した上下一対のエアバッグドア54が車両上下方向に展開することにより、グラブドアアウタ24の中央部には略矩形状のバッグ膨出用開口部110(図2参照)が形成されるが、本実施形態では、図4に示されるように、正面視でグラブドアアウタ24及びエアバッグドアリテーナ42における前記バッグ膨出用開口部110の車両幅方向両側の隣接領域Sに、脆弱部が設けられており、以下に詳細に説明する。
まず、図1及び図2に示されるように、グラブドアアウタ24の基材28において、エアバッグドアリテーナ42の基部44の外周部(エアバッグドア54の外側の部分)44Aが固定される部位の板厚t1が、基材28の一般部28Aの板厚t2よりも薄く設定されている。以下、この部分を「薄肉部112」と称す。この脆弱部としての薄肉部112を設定したことにより、エアバッグドア54の展開後の状態では、薄肉部112は一般部(厚肉部)24Aとの接続部位116を起点として車両前後方向(グラブドアアウタ24の板厚方向)に弾性変形可能とされている。なお、本実施形態では、前記隣接領域Sの全部に薄肉部112を設定しているが、これに限らず、前記隣接領域Sの一部に薄肉部を設定してもよい。
また、グラブドア20の正面視で、エアバッグドアリテーナ42の前記隣接領域Sに含まれる部分は、弱体化(脆弱化)されている。具体的には、図3に示されるように、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aの板厚t3は、車両上下方向側の側壁部46Bの板厚t4よりも薄く設定されている。さらに、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aには、上下一対のスリット118が形成されている。上下一対のスリット118は、上下に展開するエアバッグドア54の境界位置である横溝52Bを挟んだ両側に跨って形成されている。また、各スリット118は、車両幅方向側の側壁部46Aの上縁側から切り込まれており、側面視でV字状に形成されている。これにより、縦壁部46の剛性は、車両幅方向側の側壁部46Aが車両上下方向側の側壁部46Bよりも低く設定されている。つまり、縦壁部46において、側壁部46Aの全体が脆弱部であると共に、スリット118が形成された部位がより剛性が低い脆弱部とされている。
最後に、後述する本実施形態の作用効果を説明する際の便宜のため、以下に補足説明する。図5には、グラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40が作動した状態が側面視で図示されている。この図5のX線矢視部が乗員の「脛上部」である。脛上部Xは、膝頭(膝関節)Yの直ぐ下あたりの部位のことである。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
上記構成のグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40を搭載した車両が前面衝突すると、図示しない衝突検知手段によってその状態が検知され、検知信号がエアバッグECUへ出力される。エアバッグECUでエアバッグ作動と判定されると、運転席側の各種エアバッグ装置が作動する他、助手席側のグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40も作動する。すなわち、グラブドア20に内蔵されたエアバッグモジュール62のインフレータ70のスクイブに所定電流が通電されてインフレータ70が作動される。これにより、インフレータ70からガスが発生し、当該ガスは折り畳み状態でグラブドア20内に格納されているニーエアバッグ86内へ供給され、これを膨張させる。
折り畳み状態のニーエアバッグ86が膨張し、エアバッグドアリテーナ42を介してティア部36に作用するバッグ膨張圧が所定値に達すると、ティア部36が破断(開裂)し、一対のエアバッグドア54が上下に展開される。これにより、グラブドアアウタ24にバッグ膨出用開口部110が形成され、ニーエアバッグ86は、バッグ膨出用開口部110から乗員の膝とグラブドア20(インストルメントパネル10)との間の隙間に膨張展開される。その結果、乗員の膝がニーエアバッグ86によって拘束されて保護される。
ところで、乗員の膝がグラブドアアウタ24に近接等した状態にあると、ニーエアバッグ86が膨張展開する際(膨張展開初期)の展開反力によって、グラブドアアウタ24におけるバッグ膨出用開口部110の車両幅方向両側に位置する隣接領域Sに、車両前方側への押圧力が作用する。
ここで、本実施形態では、グラブドアアウタ24及びエアバッグドアリテーナ42における前記隣接領域Sに位置する部分を弱体化させたので、図2に示されるように、グラブドアアウタ24及びエアバッグドアリテーナ42が荷重入力方向である車両前方側へ弾性変形する。具体的には、グラブドアアウタ24にあっては、前記隣接領域Sの全部に薄肉部112を設けたので(即ち、薄肉部112の板厚t1を一般部28Aの板厚t2よりも薄く設定したので)、薄肉部112は一般部28Aに片持ち支持された状態となる。従って、所定値以上の車両前方側への荷重が前記隣接領域Sに作用すると、薄肉部112は一般部28Aとの接続部位116を起点として車両前方側へ弾性変形する。また、エアバッグドアリテーナ42にあっては、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aの板厚t3を車両上下方向側の側壁部46Bの板厚t4より薄く設定し、かつ車両幅方向側の側壁部46Aに上下一対のスリット118を形成したので、所定値以上の車両前方側への荷重が前記隣接領域Sに作用すると、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46は、荷重入力方向側に湾曲するように弾性変形する。つまり、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aは車両上下方向側の側壁部46Bよりも板厚が薄くかつ車両幅方向側の側壁部46Aには肉が欠損されたスリット118が形成されているため、車両上下方向には湾曲し易く、車両幅方向には湾曲し難い性状になっている。従って、各スリット118が開き方向へ変形しながら、車両幅方向側の側壁部46Aが車両前方側に凸となるように湾曲される。なお、図2では、車両幅方向側の側壁部46Aがモジュールケース64の取付片78に当接して前端部がエアバッグドア54の中央側へ弾性変形しているが、これは車両幅方向側の側壁部46Aの先端部がモジュールケース64の取付片78に干渉すれば、それに応じて先端部が弾性変形することを現しているのみで、仮に車両幅方向側の側壁部46Aの先端部がモジュールケース64の取付片78に干渉しないレイアウトであれば、当然ながら車両幅方向側の側壁部46Aの先端部は変形しない。つまり、この変形自体はあまり重要ではなく、重要なのは、車両幅方向側の側壁部46A自体が荷重入力方向側に撓むことである。
上記の如くして、グラブドアアウタ24及びエアバッグドアリテーナ42が車両前方側へ弾性変形すると、その分、グラブドアアウタ24の前記隣接領域Sと乗員の膝との間に隙間(即ち、ニーエアバッグ86の展開領域Z)が車両前後方向に拡大される。よって、ニーエアバッグ86の車両幅方向への展開性が向上されると共に、ニーエアバッグ86が乗員の脛上部Xを車両後方側へ押圧する押圧力が低減される。その結果、本実施形態によれば、乗員の膝がエアバッグドア54に近接等した状態でニーエアバッグ86が膨張展開した場合に脛への負担を軽減することができる。
また、本実施形態では、グラブドアアウタ24の隣接領域Sに薄肉部112を設けることでグラブドアアウタ24をピンポイント的に弱体化させる構成であるので、グラブドアアウタ24の成形と同時に薄肉部112を形成することができる。このため、薄肉部112を備えたグラブドアアウタ24を形成し易い。また、薄肉部112の板厚を容易に変えることができるので、グラブドアアウタ24の隣接領域Sの剛性を容易に変更することができる。その結果、本実施形態によれば、グラブドアアウタ24の製造コストを抑えつつ、薄肉部112の脆弱度合いのチューニングを簡単に行うことができる。
さらに、本実施形態では、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aの板厚を車両上下方向側の側壁部46Bよりも薄くして更に上下一対のスリット118を形成することにより、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aを弱体化させる構成を採ったので、エアバッグドアリテーナ42を成形する際にこれらの構成を付加することができる。従って、弱体化させるための構成を作り易い。また、本実施形態のように縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aのみに弱体化させる構成を付加することもでき、又基部44の外周部44Aのうち車両幅方向側の側部のみに弱体化させる構成を付加することもでき、更には両方に弱体化させる構成を付加することもできる。従って、エアバッグドアリテーナ42のどこに弱体化させる構成を設定するのか選定の自由度が高い。その結果、本実施形態によれば、エアバッグドアリテーナ42の製造コストを抑えつつ、弱体化させる構成の最適化を行い易い。
〔上記実施形態の補足説明〕
(1) 上述した実施形態では、前面衝突時にグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置40が作動するものとして説明したが、これに限らず、プリクラッシュセンサ等の衝突予知手段を車両に搭載させて、衝突予知手段によって衝突することが予知された場合にはグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置を作動させるようにしてもよい。
(3) 上述した実施形態では、インストルメントパネル10の助手席側に設けられるグラブボックス14のグラブドア20に(グラブドア内蔵型の)ニーエアバッグ装置40を内蔵させたが、本発明の適用対象はこれに限らず、インストルメントパネルのグラブドア以外のところに車両用ニーエアバッグ装置を設けてもよい。
(3) 上述した実施形態では、略「日」の字状にティア部36が形成されていたが、これに限らず、正面視で略H形状のティア部が形成される構成を採ってもよい。
(4) 上述した実施形態では、エアバッグドアリテーナ42を弱体化させるために、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aを車両上下方向側の側壁部46Bよりも薄くしたり、車両幅方向側の側壁部46AにV字状のスリット118を形成する構成を採ったが、これに限らず、種々の構成が適用可能である。例えば、図9に示されるように、縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aに脆弱部としての複数の貫通孔120を形成するようにしてもよい。また例えば、図10に示されるように、エアバッグドアリテーナ42の縦壁部46の車両幅方向側の側壁部46Aの中央部に側面視で等脚台形状の脆弱部としての切欠122を形成してもよい。さらにこの例では、エアバッグドアリテーナ42の基部44の外周部44Aの両側部でかつ前記切欠122の車両幅方向の外側にも、車両幅方向に延在する直線状の横溝124が形成されている。これにより、エアバッグドアリテーナ42の全体がその車両上下方向の中間位置(一点鎖線R)で弱体化されるので、車両前方側への荷重入力時に荷重入力方向側へ湾曲し易い。
本実施形態に係るグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置を示しており、弱体化構造を中心に示す図4の1−1線に沿った横拡大断面図である。 図1に示される状態からニーエアバッグの展開反力によってグラブドアアウタ及びエアバッグドアリテーナが弾性変形した状態を示す横拡大断面図である。 図1に示されるエアバッグドアリテーナの要部拡大斜視図である。 グラブドアの拡大正面図である。 グラブドアと着座乗員との位置関係を車両側方から見て示す概略縦断面図である。 グラブドアの分解斜視図である。 本実施形態に係るグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置の要部拡大縦断面図(図8の7−7線に沿った拡大断面図)である。 本実施形態に係るグラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置が搭載されたインストルメントパネルの外観正面図である。 エアバッグドアリテーナの別の実施形態を示す図3に対応する要部拡大斜視図である。 エアバッグドアリテーナの更に別の実施形態を示す側面図である。
符号の説明
10 インストルメントパネル
20 グラブドア
24 グラブドアアウタ(内装パネル材)
40 グラブドア内蔵型のニーエアバッグ装置(車両用ニーエアバッグ装置)
42 エアバッグドアリテーナ(エアバッグドア)
44 基部
44A 外周部(固定部)
46 縦壁部
46A 縦壁部の車両幅方向側の側壁部
54 エアバッグドア(ドア部)
62 エアバッグモジュール
64 モジュールケース
70 インフレータ(ガス発生手段)
86 ニーエアバッグ
110 バッグ膨出用開口部
112 薄肉部(脆弱部)
118 スリット(脆弱部)
120 貫通孔(脆弱部)
122 切欠(脆弱部)
S 隣接領域
Z 展開領域

Claims (5)

  1. 作動することによりガスを発生するガス発生手段と、折り畳み状態で格納されると共に着座状態の乗員の膝の高さに配置されかつガス発生手段から供給されたガスによって乗員の膝側へ向けて膨張展開するニーエアバッグと、ガス発生手段及びニーエアバッグを収容するモジュールケースと、を含んで構成されたエアバッグモジュールと、
    モジュールケースの開口側端部を覆いかつ所定値以上のバッグ膨張圧が作用することにより展開するドア部を備えたエアバッグドアと、
    このエアバッグドアの車室内側に配置されると共にエアバッグドアが一体的に取り付けられ、前記ドア部が展開することによりニーエアバッグの膨出用開口部が形成される内装パネル材と、
    この内装パネル材及びエアバッグドアの少なくとも一方における前記膨出用開口部の車両幅方向側の隣接領域に設けられ、ニーエアバッグを介して当該隣接領域に車両前方側への所定値以上の荷重が入力されることにより荷重入力方向側に変形してニーエアバッグの展開領域を拡大する脆弱部と、
    を有する車両用ニーエアバッグ装置。
  2. 前記脆弱部は、前記内装パネル材の前記隣接領域の一部又は全部に形成された薄肉部とされている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ニーエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグドアは、前記ドア部とその外周部に延設されて前記内装パネル材に固定される固定部とを備えた基部と、この基部におけるドア部の外周側に立設されると共に前記モジュールケースが取り付けられる縦壁部と、を含んで構成されており、
    前記脆弱部は、前記基部の固定部及び前記縦壁部の少なくとも一方に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両用ニーエアバッグ装置。
  4. 前記基部の固定部及び前記縦壁部の少なくとも一方における車両上下方向の略中央部に前記脆弱部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用ニーエアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグモジュールは、インストルメントパネルの助手席側に配置されるグラブドアに内蔵されていると共に、
    前記内装パネル材はグラブドアの車室内側の面を構成するグラブドアアウタとされており、
    かつニーエアバッグの展開初期に当該グラブドアアウタがグラブドアの厚さ方向に部分的に変形する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車両用ニーエアバッグ装置。
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