JP2010034947A - 通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】路側無線通信装置間の干渉を防止する。
【解決手段】路側無線通信装置1は、車載機などの移動無線通信装置2に対する同報通信のための情報を送信可能なアンテナ部11を有する。路側路側無線通信装置1は、交差点に設置されている。前記アンテナ部11は、前記交差点に接続された複数の道路方向に沿った指向性を持つように複数の指向性アンテナを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動無線通信装置に対して通信が可能な路側無線通信装置を有する通信システムに関するものである。
近年、交通安全の促進や交通事故の防止などを目的として、路上等に設置されたインフラ装置(路側無線通信装置)から車載機などの移動無線通信装置へ情報を送信し、当該情報を活用することで、車両の安全性を向上させたり、利便性を向上させたりするシステムが検討されている。
そのようなシステムとして、特許文献1には、交差点に設置された無線送信装置から信号機の情報を車両に送信し、車両がその情報を活用して、ブレーキ制御を行うものが開示されている。
特許第2806801号公報
さて、上記のような通信システムでは、路側無線通信装置が、車載無線通信装置に対して、交通情報などの情報を送信する場合、同報通信(1対多通信)が必要となる。
同報通信は、全車両に同じ情報を送信したい場合等に用いられる。このため、同報通信では、路側無線通信装置からの送信情報の送信対象となる車載無線通信装置は、特に限定されるわけではなく、図17に示すように、路側無線通信装置100が通信をカバーするエリア内にある全ての車載無線通信装置に対して交通情報などを送信する必要がある。
ここで、ある無線通信装置が、通信エリア内の多数の他の無線通信装置に対して、1対多の同報通信を行う場合、同報通信を行う無線通信装置のアンテナは、通信エリア内の任意の位置にある無線通信装置に送信できるように、無指向性アンテナであることが要求される。
しかし、ITSのような通信システムでは、交差点毎に、路側無線通信装置を設置することが必要である。この場合、比較的間隔の狭い2つの交差点に設置された路側無線通信装置それぞれが無指向性アンテナで同報通信を行うと、路側無線通信装置間で干渉が生じるおそれがある。
特に、ITSのような通信システムでは、図18に示すように、碁盤の目状に形成された道路の交差点毎に路側無線通信装置を設置することが必要な場合がある。
図18の場合、ある路側無線通信装置100aには、8個の路側無線通信装置100b〜100iが近接することなり、これらの間で干渉するおそれがある。しかも、路側無線通信装置100aからの電波が、8個の路側無線通信装置100b〜100iよりも更に遠くまで届く場合、更に多くの路側無線通信装置間で干渉が生じるおそれがある。
ここで、路側無線通信装置間での干渉を回避するには、時分割多重方式にて、各路側無線通信装置に異なる時間帯(タイムスロット)を割り当て、各路側無線通信装置は、割り当てられたタイムスロットにて、通信を行うことが考えられる。
しかし、上記のような時分割多重方式では、干渉するおそれがある路側無線通信装置の数に応じた時分割数(タイムスロット数)が必要となる。
このため、図18に示すように、干渉するおそれがある路側無線通信装置が多数存在する場合には、時分割数(タイムスロット数)が多くなり、各路側無線通信装置に割り当てられる時間が少なくなる。この結果、通信効率が低下する。
そこで、本発明は、移動無線通信装置に対する同報通信のための情報を送信可能な路側無線通信装置を備えた通信システムにおいて、路側無線通信装置間の干渉を抑制することを目的とする。
本発明は、移動無線通信装置に対する同報通信のための情報を送信可能なアンテナ部を有する路側無線通信装置を備えた通信システムであって、前記路側無線通信装置は、交差点に設置され、前記アンテナ部は、前記交差点に接続された複数の道路方向に沿った指向性を持つように複数の指向性アンテナを備えることを特徴とする通信システムである(請求項1)。
上記本発明によれば、アンテナ部が交差点に接続された複数の道路方向に沿って指向性を持ち、不要な方向への指向性を持たないため、無指向性アンテナに比べて、干渉するおそれを低減することができる。
なお、例えば、2つの直路が直交する交差点の場合、「道路方向」は4つあることになる。ただし、指向性を持たせる方向は、交差点に接続された全道路の方向でなくてもよく、複数の道路方向であれば足りる。
また、移動無線通信装置は、移動できる無線通信装置であればよく、例えば、車両に搭載されている無線通信装置(車載無線通信装置)であっても良いし、歩行者が携帯している通信装置(携帯型無線通信装置)であってもよい。
前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、各路側無線通信装置は、隣接する交差点に設置された他の路側無線通信装置とは異なる時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、各路側無線通信装置は、前記時分割多重によって割り当てられた時間帯において、前記複数の指向性アンテナが指向する全ての道路方向に対する送信を行うのが好ましい(請求項2)。
この場合、隣接する路側無線通信装置間で割り当て時間帯が異なるため、干渉を防止できる。また、各路側無線通信装置に割り当てられた時間帯内で、複数の指向性アンテナが指向する全ての道路方向に対する送信が行われるため、全ての道路方向への情報送信の同時性が高い。
時分割数をNとした場合、同じ時間帯で通信を行う路側無線通信装置が、N個の交差点毎に設置されているのが好ましい(請求項3)。
この場合、同じ時間帯で通信を行う路側無線通信装置間の距離(干渉距離)を、N個の交差点分の距離ほど離すことができる。つまり、干渉距離を大きくして、干渉を生じにくくすることができる。しかも、時分割数をさほど大きくしなくても、干渉距離を大きくとることが可能である。
また、時分割数Nに応じた数であるN個の交差点毎に路側無線通信装置を設置することで、全ての路側無線通信装置の干渉距離を最も長くすることができる。
前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、前記路側無線通信装置は、前記複数の指向性アンテナが指向する複数の道路方向それぞれに対し、別々の時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、互いに対向する道路方向には、異なる時間帯が割り当てられているのが好ましい(請求項4)。
この場合、各路側無線通信装置の複数の指向性アンテナが指向する複数の道路方向それぞれについて、別々の時間帯を割り当てることができる。しかも、対向する道路方向については、異なる時間帯が割り当てられているため、隣接する路側無線通信装置間の干渉を防止できる。
なお、複数の道路方向それぞれについて、別々の時間帯が割り当てられるため、それぞれの道路方向に対して、異なる情報を送信することも簡単に実現できる。
互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、同じ方位となる道路方向には、異なる時間帯が割り当てられているのが好ましい(請求項5)。
この場合、移動無線通信装置からみて、同じ方向から電波が到来する可能性を低くでき、干渉を低減することができる。
前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、前記路側無線通信装置は、一の道路方向とその反対方向である他の道路方向とに対しては同じ時間帯が割り当てられ、前記一の道路方向及び前記他の道路方向に対して交差する道路方向には異なる時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、互いに対向する道路方向には、異なる時間帯が割り当てられているのが好ましい(請求項6)。
この場合、前記一の道路方向及び前記他の道路方向に対して交差する道路方向には異なる時間帯が割り当てられるため、道路方向に応じて異なる情報を送りたい場合に好適である。しかも、対向する道路方向については、異なる時間帯が割り当てられているため、隣接する路側無線通信装置間の干渉を防止できる。
時分割数をNとした場合、同じ方位の道路方向に対して同じ時間帯が割り当てられた路側無線通信装置が、N個の交差点毎に設置されているのが好ましい(請求項7)。
この場合、同じ時間帯で通信を行う路側無線通信装置間の距離(干渉距離)を、N個の交差点分の距離ほど離すことができる。つまり、干渉距離を大きくして、干渉を生じにくくすることができる。
また、時分割数Nに応じた数であるN個の交差点毎に路側無線通信装置を設置することで、全ての路側無線通信装置の干渉距離を最も長くすることができる。
情報の受信が、前記複数の指向性アンテナのうちいずれの指向性アンテナで行われたのかによって、受信した情報の送信源の方向を判定する判定部を備えているのが好ましい(請求項8)。
無指向性アンテナの場合、受信した情報の送信源の方向を特定するのは困難であるが、上記の場合、送信源の方向を容易に判定することができる。
前記アンテナ部は、他の路側無線通信装置との間で行われる路路間通信用のアンテナも兼ねているのが好ましい。路路間通信は、指向性制御となるため、路車間通信と路路間通信でアンテナを兼用することができる(請求項9)。
本発明によれば、移動無線通信装置に対する同報通信のための情報を送信可能な路側無線通信装置を備えた通信システムにおいて、路側無線通信装置間の干渉を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を採用した通信システムを示している。この通信システムは、複数の路側無線通信装置(以下、「路側機」という)1を有している。
ここで、本実施形態の通信システムが使用する周波数は、2.4GHz帯、5.8GHz帯、又は720MHz帯である。
路側機1は、交差点(交差点の近傍を含む)Jに設置されており、車両5に搭載された車載無線通信装置(以下、「車載機」という)2との間で通信が可能である。なお、路側機1と車載器2との間の通信を「路車間通信」というものとする。
また、路側機1は、他の路側機との間での通信も可能であり、路側機1同士で情報を交換することが可能となっている。なお、路側機1同士の通信を「路路間通信」というものとする。
本実施形態では、道路構造の例として、南北方向の複数の道路と、東西方向の複数の道路が交差した碁盤目構造を想定する。したがって、一つの交差点Jには、東西南北の4方位から4本の道路RE,RW,RN,RSが流入するように接続されている。
さらに、各交差点Jには、4本の各道路RE,RW,RN,RS用に4つ(複数)の交通信号灯器20a,20b,20c,20dが設置されている。
また、各交差点の角には、ビル等の障害物があるものとする。
なお、道路構造は、上記に限定されるものではない。
図2にも示すように、路側機1は、通信装置本体10と、本体10に接続されたアンテナ部11と、を有している。通信装置本体10は、無線部(送受信部)12と、通信に関する制御を行う制御部13と、を有している。
路側機1は、時分割多重方式によって通信を行うものである。このため、制御部13は、時分割スロットの管理を行う。なお、スロットの管理は、無線部12が行っても良い。
また、路側機1は、車載機2に対する同報通信(1対多通信)が可能であり、交通情報などを、近辺にある車載機2に対して一斉に送信することができる。
また、路側機1の制御部13は、情報の受信を、複数の指向性アンテナのうちいずれの指向性アンテナで行われたのかによって、受信した情報の送信源の方向を判定する判定部としての機能を有している。
本実施形態において、路側機1のアンテナ部11は、路車間通信だけでなく、路路間通信にも用いられる。
路路間通信では、通信相手となる路側機1を特定して行われるため、アンテナに指向性を持たせることが望ましい。しかし、路車間通信に無指向性アンテナを用いると、路路間通信用アンテナと路車間通信用アンテナとを別々に設ける必要がある。
これに対し、本実施形態では、路車間通信も指向性アンテナで行い、しかも、指向性アンテナが指向する方向は、必然的に他の路側機1の方向となる。この結果、路路間通信と路車間通信とにおいてアンテナを共用できる。
また、後述のように、時分割のスロットが割り当てられた場合、同一スロットにおいて、路路用のデータと路車間のデータとを共に送信することも可能となる。
車載機2は、通信装置本体20と、本体20に接続された無指向性アンテナ21とを、有している。通信装置本体20は、路側機1の本体10と同様に、無線部22と制御部13とを有している。車載機2は、路側機1との通信の他、車載機同士の通信(車車間通信)が可能である。
なお、車載機2のアンテナ21は、無指向性であるため、路側機1や他の車載機2がいずれの方向にあっても電波を受信することができる。
一方、路側機1のアンテナ部11は、交差点Jに接続された道路RE,RW,RN,RSの数に対応した複数(4本)の指向性アンテナ11aを有している。
なお、一つの路側機1が有する指向性アンテナ11aの数は、当該路側機1が設置される交差点Jに接続された道路RE,RW,RN,RSの数よりも少なくても良い。
図2において、路側機1の複数の指向性アンテナ11aは、共通の無線部12に接続されている。図1に示すように、4本の指向性アンテナ11aは、交差点Jに設置された4個の交通信号灯器20a,20b,20c,20dにそれぞれ設けられている。
各指向性アンテナ11aは、当該指向性アンテナ11aが設けられている交通信号灯器20a,20b,20c,20dが、信号の指示対象とする道路の方向に指向性を持つように形成されている。
これにより、各指向性アンテナ11aは、交差点Jに接続された複数の道路RE,RW,RN,RSの道路方向に沿った指向性を持つ。
ここで、交差点Jへ東側から接続する東道路REを走行する西行きの車両5用の交通信号灯器を、「東道路用灯器20a」というものとする。
また、同様に、交差点Jへ西側から接続する西道路RWを走行する交差点Jへ向けて走行する車両5用の交通信号灯器を、「西道路用灯器20b」といい、交差点Jへ南側から接続する南道路RSを交差点Jへ向けて走行する車両5用の交通信号用灯器を、「南道路用灯器20c」といい、交差点Jへ北側から接続する北道路RNを交差点Jへ向けて走行する車両5用の交通信号灯器を「北道路用灯器20d」というものとする。
この場合、東道路用灯器20aは、その正面側(点灯面側)が、東道路REに向いている。この東道路用灯器20aに設けられた指向性アンテナ11aは、当該灯器20aの正面側に指向性を持つように、当該灯器20aに取り付けられている。この結果、東道路用灯器20aに取り付けられた指向性アンテナ11aは、灯器20aが交差点に設置されると、東道路REの道路方向に沿った指向性を持つ。
また、他の灯器20b,20c,20dに設けられた指向性アンテナ11aも、同様に、灯器20b,20c,20dの正面側に指向性を持つように、灯器20b,20c,20dに取り付けられている。
この結果、西道路用灯器20bの指向性アンテナ11aは西道路RWの道路方向に沿った指向性を持ち、南道路用灯器20cの指向性アンテナ11aは南道路RSの道路方向に沿った指向性を持ち、北道路用灯器20dの指向性アンテナ11aは北道路RNの道路方向に沿った指向性を持つ。
上記のように、灯器の正面側に指向性を持つように指向性アンテナ11aを設けておくと、灯器を交差点に設置するだけで、指向性アンテナ11aの指向性を、交差点Jに接続された道路の方向と一致させることができる。
なお、指向性アンテナ11aとしては、例えば、パッチアンテナを採用できる。指向性アンテナ11aは、灯器20a,20b,20c,20dに外付けしてもよいが、内蔵させるのが好ましい。特に、灯器の発光部に、アンテナ11aを内蔵させるのが好ましい。灯器の発光部は、車両のドライバーが視認できるように、正面が車両に向けられ、車両との間に障害物が存在しないため、アンテナ11a設置箇所として好適である。
図3は、路側機1の他の構成例を示している。図3に示すように、無線部12を、指向性アンテナ11aの数に対応させて複数設けている。この場合、無線部12と指向性アンテナ11aのセットを、互いに離して設置したり、制御部13から離して設置したりすることが可能である。無線部12とアンテナ11aの間が長距離になるとノイズの影響を受けやすくなるが、無線部12がアンテナ11a毎に設けられていることで、無線部12とアンテナ11aをセットにして設置することができ、無線部12とアンテナ11aの間の距離を短く保つことが可能となるので、アンテナ同士を離して設置したりしても、ノイズの影響を抑えることができる。
つまり、アンテナ11aと無線部12とをセットで各灯器20a,20b,20c,20dに設けることで、図1に示すように、アンテナ11aを複数の灯器20a,20b,20c,20dに分散配置しても、ノイズの影響を抑えることができる。
さて、本実施形態では、複数の指向性アンテナの指向性を複数の道路方向に沿うようにしたため、交差点Jに接続される4本の道路に存在する任意の車両(車載機2)に対しては、無指向性アンテナと同様の電波の送受信性が確保される。
図4は、指向性アンテナから道路方向に沿って発射する電波の指向性をイメージにしたものである。ここでは、電波の到達距離を示しているわけではなく、電波の方向を示したものである。
図4に示すように、指向性アンテナを用いると、道路が存在しない斜め方向(北東、北西、南東、南西)への指向性を持たないため、無指向性アンテナの場合と比べて、干渉を生じる対象となる他の路側機1の数が少なくなっており、干渉可能性が低減している。
また、碁盤目状の道路構造において、道路間にビル等の建物が存在する場合、斜め方向へ電波を送る必要がないため、本実施形態のように道路方向だけに指向性を向けても問題は少ない。
さて、複数の道路方向に沿った指向性を持つアンテナ部を有する路側機1であっても、隣接する各路側機1が同時に車載機2に対する同報通信を行うと、干渉が生じる場合が残る。そこで、本実施形態では、時分割多重によって、通信タイミングをずらして同報通信を行うことにより、さらに干渉を回避する。
[時分割多重の第1パターン]
図5〜図7は、時分割多重の第1パターンを示している。ここで、路側機1は、碁盤目状の道路構造における各交差点に設置されている。図5に示すように、第1パターンでは、各路側機1に異なる時間帯(タイムスロット)が割り当てられる。ただし、時分割数N=5(タイムスロット数=5)であり、同じ時間帯(タイムスロット)で通信を行う路側機1は、南北方向又は東西方向にみて、N=5個の交差点毎に設置されている。
路側機1からの電波の到達距離は、電波送信e.i.r.p(equivalent isotropically radiated power.)、電波伝搬環境、電波伝搬損失、電波受信感度などから決定される。複数の路側機1から電波を受信する状況にある場合、所望していない路側機1からの電波が大きな干渉波になりうる。一般的には、受信地点での所望波対干渉波比DUR(Disired signal power to Undesired signal power Ratio)が受信側、つまりこの場合では車載機2の性能(所望波と干渉波を分離可能な閾値)以上であれば、所望波により送られるデータを受信することができる。
同時に通信を行う路側機1の距離(以下、「同時通信路側機間距離」という)が大きければ大きいほど、干渉波の電界強度が低くなるため、車載機2では受信しやすくなる。同時通信路側機間距離の最大値は、タイムスロットの数を増やすほど、大きくすることができる。また、図5に示すように、同時通信路側機間距離(=5交差点分の距離)が、タイムスロット数(時分割数)に応じた最大値(=5)をとるように路側機1へのスロット割り当てを行うことで、同時通信路側機間距離を大きくとることができる。また、図5に示すように、タイムスロット数に応じて同時通信路側機間距離をとることで、全ての路側機1の同時通信路側機間距離を最も大きくすることができる。
図6及び図7は、時分割数N=5において、タイムスロットT=1〜T=5の各スロットにおける通信状況を示している。各スロットでは、南北方向又は東西方向にみて、5個の路側機1ごとに、情報を送信(同報通信)する行う路側機1が存在する。
つまり、T=1のスロットでは、図6(a)に示す路側機1が4方に情報を送信し、T=2のスロットでは、図6(b)に示す路側機1が4方に情報を送信し、T=3のスロットでは、図6(c)に示す路側機1が4方に情報を送信し、T=4のスロットでは、図7(a)に示す路側機1が4方に情報を送信し、T=5のスロットでは、図7(b)に示す路側機1が4方に情報を送信する。
以下、T=1〜5のスロットが繰り返される。
第1パターンでは、各路側機1に割り当てられたスロットにおいて、複数の指向性アンテナ11aが指向する全ての道路方向(4方)へ送信(同報通信)を行うため、各道路方向への同時送信性が高い。つまり、1つのスロットで、全道路方向への同報通信が行える。
また、第1パターンでは、同時に通信する路側機1が散点的に位置するため、干渉も少ない。
[時分割多重の第2パターン]
図8〜図10は、時分割多重の第2パターンを示している。図8に示すように、第2パターンでは、路側機1の複数の指向性アンテナ11aが指向する複数の道路方向それぞれに対し、別々の時間帯(タイムスロット)が割り当てられている。ここでは、一つの交差点に接続された道路の数(の最大値)が4であることから、時分割数=4とされている。
また、道路方向と割り当てスロットの関係は、各路側機1について一定ではなく、路側機1ごとに、道路方向に対する割り当てスロットを異ならせている。
例えば、交差点Bに設置された路側機1の場合、南向きにT=1のスロットが割り当てられ、東向きにT=2のスロットが割り当てられ、北向きにT=3のスロットが割り当てられ、西向きにT=4のスロットが割り当てられている。
また、交差点Cに設置された路側機1の場合、西向きにT=1のスロットが割り当てられ、南向きにT=2のスロットが割り当てられ、東向きにT=3のスロットが割り当てられ、北向きにT=4のスロットが割り当てられている。
また、交差点Dに設置された路側機1の場合、北向きにT=1のスロットが割り当てられ、西向きにT=2のスロットが割り当てられ、南向きにT=3のスロットが割り当てられ、東向きにT=4のスロットが割り当てられている。
さらに、交差点Eに設置された路側機1の場合、東向きにT=1のスロットが割り当てられ、北向きにT=2のスロットが割り当てられ、西向きにT=3のスロットが割り当てられ、南向きにT=4のスロットが割り当てられている。
このように、道路方向に対するスロットの割り当てからみると、路側機1は、上記の4種類に分類される。第2パターンでは、南北方向又は東西方向にみて、4個の路側機1ごとに、同じ種類の路側機1が存在する。
また、交差点BとCのように、互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側機1において、互いに対向する道路方向には、異なるスロットが割り当てられている。つまり、交差点Bの路側機1の東向きには、T=2のタイムスロットが割り当てられ、交差点Cの路側機1の西向きには、T=1のタイムスロットが割り当てられている。したがって、交差点BとCとの間にある車載機2は、交差点B及びCの路側機1から同時に電波を受信することがない。
さらに、交差点BとCのように、互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側機1において、同じ方位(東西南北)となる道路方向には、異なるスロットが割り当てられている。つまり、交差点Bの路側機1の東向きには、T=2のタイムスロットが割り当てられ、交差点Cの路側機1の東向きには、T=3のタイムスロットが割り当てられている。したがって、交差点CとDの間にある車載機2は、交差点B及びCの路側機1から同時に電波を受信することがない。
なお、方位は、多少異なっても、干渉が問題になる程度に近い方位であれば、「同じ方位」であるとみなす。
図9及び図10は、時分割数N=4において、タイムスロットT=1〜T=4の各スロットにおける通信状況を示している。
つまり、T=1のスロットでは、図9(a)に示すように、各路側機1において、指向性を有する4方の道路方向うち、一つの道路方向だけに情報が送信される。同様に、T=2のスロットでは、図9(b)に示すように他の道路方向へ情報が送信され、T=3のスロットでは、図10(a)に示すように更に他の道路方向へ情報が送信され、T=4のスロットでは、図10(b)に示すように更に他の道路方向へ情報が送信される。
上記第2パターンによれば、複数の道路方向それぞれについて、別々の時間帯が割り当てられるため、それぞれの道路方向に対して、異なる情報を送信することも簡単に実現できる。
さて、第2パターンにおいて、例えば、図11に示すように、交差点Cに車両(車載機2)が存在し、その車両は西行きであるとする。すると、車載機2は、T=2のスロットのタイミングにおいて、交差点Bに設置された路側機1からの電波Waと交差点Dに設置された路側機1からの電波Wbとを受信する。しかし、車載機2が交差点Cの東側にいるか、西側にいるかによって、電波Waと電波Wbのいずれの強度が強くなるかが異なる。
ここで、西行きの車載機2が交差点Cの西側にいるとすると、車載機2は、進行方向の先にある交差点Bからの情報が必要となる。したがって、所望波対干渉波比DUR(Disired signal power to Undesired signal power Ratio)は、Wa/Wbとなる。
一般に、DURが受信機の性能以上であれば、データを受信することができる。車載機2が、交差点Bから100mの位置にあり、交差点Dから300mの位置にあるとすると、100m距離減衰したWaと、300m距離減衰したWbの強度比は、本発明者のシミュレーション結果によると6dB程度となる。
したがって、仮に、受信機の性能(所望波と干渉波を分離可能な閾値)が10dB程度であれば、車載機2は、データ受信ができないことになってしまう。しかし、実環境とシミュレーションによる簡素化した環境モデルでは、一般的に差があり、実環境に存在する路上の車両、人体、看板、街灯、電灯、樹木、その他の小建物の影響を考慮すると、電波伝搬の距離減衰はさらに大きくなる。このため、実際には、上記のような場合でも、十分なDURを確保できる可能性が高い。
第2パターンは、前述の第1パターンや後述の第3パターンに比べて、干渉距離(同一スロットを使用する路側機1間の距離)が短いところが生じやすい。ただし、スロット数(時分割数)を多くすれば、干渉距離を大きくすることが可能である。
逆に、第1パターンや第3パターンでは、スロット数が比較的少なくても、干渉距離を比較的大きく確保することが可能である。スロット数が少なければ、無線資源(タイムスロット)が有効活用される。
また、第2パターンにおいて、例えば図12に示すように、交差点Gから交差点Fに向かって走行する車両(車載機2)を想定する。この場合、その車載機2は、T=2のスロットにおいて、交差点Bの路側機1からの電波Waと、交差点Fの路側機1からの電波Wcと、を受信する。この場合、所望波はWc、干渉波Wa<Wcであり、本発明者のシミュレーション結果によりWaとWcの強度比は、15dBとなる。この場合、仮に、受信機性能(所望波と干渉波が分離可能な閾値)が10dB程度であれば、車載機は問題なくデータを受信することができる。
そして、電波Waと電波Wcを受けるのは、交差点Gに設置された路側機1からみた、路路間通信の場合も同様である。本実施形態では、路路間通信においても、指向性アンテナ11aを用いるため、一つの指向性アンテナ11aは、1方向からしか電波を受信しない。このため、路路間通信の場合では、それ以外の方向からの電波干渉を考慮する必要がない。
例えば、アンテナが無指向性であると、交差点Bの路側機1が電波Waを送信しているとき、交差点B近傍の路側機1は、同じタイミングで電波を送出できない。しかし、指向性アンテナ11aの指向方向ごとにスロットを割り当てておくと、交差点Bの一つ南側の交差点から北方向に電波を送信したり、受信したりすることができる。
さらに、指向性アンテナ11aを利用することは、路側機1が車載機2から情報を受信する場合にもメリットがある。例えば、交差点Cから交差点Bに向かって走行している車両の車載機2が、路側機1に対してデータを送信したとする。交差点Bの路側機1のアンテナが無指向性アンテナであると、車両(車載機2)が交差点Bのどの方角にいるのか、路側機1は判断できない。
しかし、本実施形態では、路側機1の制御部13は、どのアンテナ11aで受信したかによって、当該車両(車載機2)の位置を判定する機能を有しているため、車両の方向を容易に判定できる。例えば、図13に示すように、交差点Bの路側機1が、東向きの指向性を有する指向性アンテナ11aで情報を受信した場合、車両は東側にいると判定することができる。また、同一交差点Bに向かって、複数の車両が異なる方向から接近してきた場合、それぞれに方向に対向した指向性アンテナを用いることによって、同時に受信することができる。仮に、アンテナが無指向性であると、複数の受信波が干渉してしまい、同時に受信することができない。なお、この点については、第1パターン及び第3パターンについても同様である。
[時分割多重の第3パターン]
図14〜図16は、時分割多重の第3パターンを示している。図14に示すように、第3パターンでは、路側機1が設置されている交差点に交わる直路ごとに異なる時間帯(タイムスロット)が割り当てられている。
つまり、交差点に接続されている一つの道路の方向(例えば、東方向)とその反対方向の道路の方向(例えば、西方向)の組には、同じスロットが割り当てられている。また、道路方向についての他の組(例えば、北方向と南方向)には、前記組に割り当てられたスロットとは別のスロットが割り当てられる。
図14に示すように、第3パターンでは、道路方向とスロット割り当てから見た路側機1の種類は5種類であり、同じ種類の路側機1は、南北方向又は東西方向にみて、5個の交差点毎に設置されている。
同時に通信を行う路側機1の距離である同時通信路側機間距離の最大値は、タイムスロットの数を増やすほど、大きくすることができる。また、図14に示すように、同時通信路側機間距離(=5交差点分の距離)が、タイムスロット数(時分割数)に応じた最大値(=5)をとるように路側機1へのスロット割り当てを行うことで、第1パターンと同様に、干渉距離を大きくとることができる。また、図14に示すように、タイムスロット数に応じて同時通信路側機間距離をとることで、全ての路側機1の同時通信路側機間距離を最も大きくすることができる。
また、第2パターンにおいて、互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側機1において、互いに対向する道路方向には、異なる時間帯が割り当てられている。例えば、交差点Bに設置された路側機1の東向きには、T=2のスロットが割り当てられ、交差点Cに設置された路側機1の西向きには、T=3のスロットが割り当てられている。これにより、交差点BとCとの間にある車載機2は、交差点B及びCの路側機1から同時に電波を受信することがない。
図15及び図16は、第3パターンにおいて、タイムスロットT=1〜T=5の各スロットにおける通信状況を示している。
つまり、T=1のスロットでは、図15(a)に示す路側機1が2方に情報を送信し、T=2のスロットでは、図15(b)に示す路側機1が2方に情報を送信し、T=3のスロットでは、図15(c)に示す路側機1が2方に情報を送信し、T=4のスロットでは、図16(a)に示す路側機1が2方に情報を送信し、T=5のスロットでは、図16(b)に示す路側機1が2方に情報を送信する。
第3パターンにおいても、同時に通信する路側機1が散点的に位置するため、干渉が少ない。また、第3パターンでは、直路毎にタイムスロットを割り当てているため、一つの直路(例えば、東西方向の道路)と他の直路(例えば、南北方向の道路)とで、異なる情報を送ることができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、路側無線通信装置と無線通信を行うのは、車載無線通信装置に限定されず、歩行者が携帯している通信装置であってもよい。
通信システムの全体図である。 路側機1と車載機2のブロック図である。 路側機1の他の構成例を示すブロック図である。 本実施形態の通信システムにおいて干渉が回避される路側機1を示す図である。 時分割多重の第1パターンを示す図である。 前記第1パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=1のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=2のタイムスロットにおける通信状況、(c)はT=3のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 前記第1パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=4のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=5のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 時分割多重の第2パターンを示す図である。 前記第2パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=1のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=2のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 前記第2パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=3のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=4のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 図9(b)の拡大図である。 図9(b)の他の拡大図である。 路側機が複数の方向から電波を受信する様子を示す図である。 時分割多重の第3パターンを示す図である。 前記第3パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=1のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=2のタイムスロットにおける通信状況、(c)はT=3のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 前記第3パターンにおける通信状況を示す図であって、(a)はT=4のタイムスロットにおける通信状況、(b)はT=5のタイムスロットにおける通信状況を示す図である。 従来の同報通信を示す模式図である。 無指向性アンテナで同報通信を行った場合の干渉を示す図である。
符号の説明
1 路側無線通信装置(路側機)
2 移動無線通信装置(車載機)
5 車両
10 通信装置本体
11 アンテナ部
11a 指向性アンテナ
12 無線部
13 制御部(判定部)

Claims (9)

  1. 移動無線通信装置に対する同報通信のための情報を送信可能なアンテナ部を有する路側無線通信装置を備えた通信システムであって、
    前記路側無線通信装置は、交差点に設置され、
    前記アンテナ部は、前記交差点に接続された複数の道路方向に沿った指向性を持つように複数の指向性アンテナを備えることを特徴とする通信システム。
  2. 前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、各路側無線通信装置は、隣接する交差点に設置された他の路側無線通信装置とは異なる時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、
    各路側無線通信装置は、前記時分割多重によって割り当てられた時間帯において、前記複数の指向性アンテナが指向する全ての道路方向に対する送信を行う請求項1記載の通信システム。
  3. 時分割数をNとした場合、同じ時間帯で通信を行う路側無線通信装置が、N個の交差点毎に設置されている請求項2記載の通信システム。
  4. 前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、
    前記路側無線通信装置は、前記複数の指向性アンテナが指向する複数の道路方向それぞれに対し、別々の時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、
    互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、互いに対向する道路方向には、異なる時間帯が割り当てられている請求項1記載の通信システム。
  5. 互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、同じ方位となる道路方向には、異なる時間帯が割り当てられている請求項4記載の通信システム。
  6. 前記路側無線通信装置は、複数の交差点に設置されており、
    前記路側無線通信装置は、一の道路方向とその反対方向である他の道路方向とに対しては同じ時間帯が割り当てられ、前記一の道路方向及び前記他の道路方向に対して交差する道路方向には異なる時間帯が割り当てられる時分割多重によって通信を行うように構成され、
    互いに隣接する交差点それぞれに設置された各路側無線通信装置において、互いに対向する道路方向には、異なる時間帯が割り当てられている請求項1記載の通信システム。
  7. 時分割数をNとした場合、同じ方位の道路方向に対して同じ時間帯が割り当てられた路側無線通信装置が、N個の交差点毎に設置されている請求項6記載の通信システム。
  8. 情報の受信が、前記複数の指向性アンテナのうちいずれの指向性アンテナで行われたのかによって、受信した情報の送信源の方向を判定する判定部を備えている請求項1〜7のいずれか1項に記載の通信システム。
  9. 前記アンテナ部は、他の路側無線通信装置との間で行われる路路間通信用のアンテナも兼ねている請求項1〜8のいずれか1項に記載の通信システム。
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