JP2013168848A - 路側通信機及び情報送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】見通しの悪い道路にも情報を提供できるようにする。
【解決手段】アンテナを有する路側通信機は、路側通信機に割り当てられたタイムスロットで、ブロードキャスト送信を行う送信処理部23を備えている。送信処理部23は、路側通信機に割り当てられた第1タイムスロットでは、16QAMで変調してブロードキャスト送信を行い、第2タイムスロットでは、QPSKで変調してブロードキャスト送信を行う。QPSKは、16QAMよりも伝送効率が悪い。
【選択図】図3

Description

本発明は、路側通信機及び情報送信方法に関する。
近年、交通安全の促進や交通事故の防止を目的として、道路に設置されたインフラ装置からの情報を受信し、この情報を活用することで車両の安全性を向上させる高度道路交通システムが検討されている(例えば、特許文献1参照)。
かかる高度道路交通システムの一部を成す通信システムは、インフラ側の無線通信装置である複数の路側通信機を有しており、路側通信機から、各車両に搭載される車載通信機に対して情報が提供される。
特許第2806801号公報
路側通信機は、道路を走行する車両(車載通信機)に対して効率よく情報をブロードキャスト送信するために、十字路などの交差点に設置されることが検討されている。
ある交差点に設置された路側通信機は、その交差点に接続された複数の道路それぞれの方向に対して電波を放射する必要がある。しかし、交差点に接続された複数の道路の全てに対して、適切に送信を行えないことがある。
例えば、路側通信機を交通信号機の支柱に取り付けて設置する場合、交通信号機は、交差点近傍であるものの、交差点(道路が交わった部分)から少し偏って位置しているため、路側通信機も交差点から少し偏って位置することになる。
路側通信機が交差点からずれて設置されると、路側通信機からみて見通しの悪い道路ができる。つまり、路側通信機が交差点に接続された一の道路側にずれて設置された場合、当該一の道路については、路側通信機からみて見通しが良く、比較的良好な伝搬路環境が得られる道路となるが、当該一の道路に直交する道路については、路側通信機からみて見通しが悪く、電波の減衰が大きく比較的悪い伝搬路環境の道路となる。
したがって、路側通信機からみて見通しが悪い道路については、十分な通信エリア(路側通信機からの情報が得られるサービスエリア)の確保が困難となる。
このため、路側通信機からみて見通しが悪い道路について、十分な通信エリアを確保しようとすれば、見通しが悪い道路用の路側通信機をもう1台設置する必要があり、コスト高を招く。
そこで、本発明は、上記のような問題を解消することが可能な路側通信機及び情報送信方法を提供することを目的とする。
(1)本発明は、アンテナを有する路側通信機であって、前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットで、ブロードキャスト送信を行う送信処理部を備え、前記送信処理部は、前記路側通信機に割り当てられた第1タイムスロットでは、第1変調方式でブロードキャスト送信を行い、前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットであって前記第1タイムスロットとは異なる第2タイムスロットでは、第2変調方式でブロードキャスト送信を行い、前記第2変調方式は、前記第1変調方式よりも伝送効率の低い第2変調方式であることを特徴とする路側通信機である。
上記本発明によれば、第1タイムスロットでは、第1変調方式で変調された信号が送信されるのに対して、第2タイムスロットでは、第2変調方式で変調された信号が送信される。第2変調方式は、第1変調方式よりも伝送効率が低いことから、ノイズには強くなり、受信側の受信レベルが比較的低くても復調が可能となる。したがって、伝搬路環境の悪い道路に存在する車両であっても、第2タイムスロットで送信された情報であれば、受信できる可能性が高くなる。
(2) 前記路側通信機の前記アンテナは、複数の道路が接続された交差点の近傍の位置に設置され、前記位置は、前記交差点に接続された複数の道路のうち、一の道路側に偏った位置であるのが好ましい。この場合、アンテナが、前記一の道路側に偏って設置されることになるため、前記一の道路は電波の伝搬環境が比較的良好であるのに対し、交差点に接続された他の道路のいずれかは、電波の伝搬環境が比較的悪くなりやすい。しかし、アンテナを前記一の道路側に偏って設置することで、電波の伝搬環境が比較的悪い道路が発生しても、第2タイムスロットで送信された情報であれば、受信できる可能性が高い。
(3)前記第1タイムスロットで送信される情報は、前記一の道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、前記第2タイムスロットで送信される情報は、前記交差点に接続された複数の道路のうちの前記一の道路に対して非直線的に接続された道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含むのが好ましい。前記一の道路に対して非直線的に接続された道路は、電波の伝搬環境が悪くなり易いが、伝搬環境の悪い道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報は、第2変調方式が用いられる第2タイムスロットで送信されるため、車両側で受信できる可能性が高くなる。
(4)前記第1タイムスロットで送信される情報は、第1道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、前記第2タイムスロットで送信される情報は、第2道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含み、前記第2道路は、前記路側通信機からみた電波の伝搬環境が前記第1道路に比べて悪い道路であるのが好ましい。この場合、伝搬路環境の悪い第2道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報は、第2変調方式が用いられる第2タイムスロットで送信されるため、車両側で受信できる可能性が高くなる。
(5)前記第1タイムスロットで送信される情報は、第1道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、前記第2タイムスロットで送信される情報は、第2道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含み、前記第1道路は、幹線道路であり、前記第2道路は、非幹線道路であるのが好ましい。幹線道路は、道幅が広く、電波の伝搬環境が比較的良好であるが、非幹線道路は、電波の伝搬環境が比較的悪くなりやすい。しかし、非幹線道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報は、第2変調方式が用いられる第2タイムスロットで送信されるため、車両側で受信できる可能性が高くなる。
(6)前記第2道路は、前記第1道路に対して非直線的に接続された道路であるのが好ましい。第1道路に対して非直線的に接続された第2道路は、第1道路とは、電波の伝搬環境が異なる可能性が高く、そのような第1道路と第2道路とで、変調方式を異ならせることで、車両による適切な受信が可能となる。
(7)前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、第2タイムスロットでの送信を停止するのが好ましい。第2タイムスロットで送信すべきデータは、第1タイムスロットであれば送信できるデータ量であっても、伝送効率の低い変調方式が用いられる第2タイムスロットでは送信できないことがある。そこで、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が所定のデータ量を超えている場合には、送信が停止するようにすることで、送信完了できないデータを無駄に送信してしまうことを防止できる。
(8)前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、前記第2タイムスロットのブロードキャスト送信における変調方式を、前記第2変調方式よりも伝送効率の良い変調方式に設定するのが好ましい。この場合、伝送効率の良い変調方式に設定することで、第2タイムスロットにおいても、データの送信が可能となる確率が高まる。
(9)前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量を、前記第2タイムスロットで送信可能なデータ量以下に制限し、第2タイムスロットでのブロードキャスト送信を行うのが好ましい。この場合、送信可能なデータ量以下に制限するため、第2タイムスロットにおいて、最低限必要な情報は送信することができる。
(10)前記所定のデータ量は、前記第2タイムスロットで送信可能なデータ量とすることができる。この場合、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、前記第2タイムスロットで送信可能なデータ量を超える場合に、前述の対策をとることができる。
(11)他の観点からみた本発明は、アンテナを有する路側通信機から情報を送信する方法であって、前記路側通信機に割り当てられた第1タイムスロットでは、第1変調方式でブロードキャスト送信を行い、前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットであって前記第1タイムスロットとは異なる第2タイムスロットでは、前記第1変調方式よりも伝送効率の低い第2変調方式でブロードキャスト送信を行うことを特徴とする方法である。
本発明によれば、伝搬路環境の悪い道路に存在する車両であっても、第2タイムスロットで送信された情報であれば、受信できる可能性が高くなる。
通信システムの構成図である。 交差点の平面図である。 送信制御処理のフローチャートである。 (a)は、タイムスロットの第1の使用例を示す図であり、(b)は、タイムスロットの第2の使用例を示す図である。 (a)は、16QAMの場合の受信可能範囲を示す図であり、(b)は、QPSKの場合の受信可能範囲を示す図である。 第1情報及び第2情報を示す図である。 第1情報及び第2情報それぞれの受信可能範囲を示す図である。 (a)は、例外処理の第1例を示すフローチャートであり、(b)は、例外処理の第2例を示すフローチャートであり、(c)は、例外処理の第3例を示すフローチャートである。 幹線道路と非幹線道路とが交わる交差点の平面図である。 交差点の他の例を示す平面図である。 交差点の他の例を示す平面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、高度道路交通システムに用いられる通信システム1を構成する路側通信機2、及び、中央装置4を示している。
路側通信機2は、複数の交差点それぞれに設置されており、有線通信回線8を介して、交通管制センター内の中央装置4に接続されている。
路側通信機2は、車両に搭載された車載通信機に対して、運転支援情報などの情報を、無線通信(ブロードキャスト送信)によって提供する。
路側通信機2は、無線通信部21と、送信制御などの処理を行う送信処理部23と、を備えている。
無線通信部21は、アンテナ20を介して、信号の送受信を行う送受信機である。
送信処理部23は、送信に関する処理を行うものであり、変調部23aと、送信情報生成部23bと、を備えている。
変調部23aは、送信信号に対する変調を行う。変調部23aは、複数の変調方式で変調が行える。本実施形態に係る変調部23aが採用する変調方式は、16QAM(第1変調方式)及びQPSK(第2変調方式)である。
16QAMは、伝送効率がQPSKよりも良く、伝送速度を早くすることができる。ただし、通信品質の確保に必要な受信レベルがQPSKよりも高い。QPSKは、伝送効率が16QAMよりも悪く、伝送速度が遅くなる。ただし、通信品質の確保に必要な受信レベルが16QAMよりも低い。QPSKで変調すると、16QAMよりも伝送速度が遅くなるため、同じデータ量を送信するのに必要な時間が長くなる。
なお、変調部23aは、他の変調方式(BPSK、32QAM、64QMA、256QAMなど)による変調が行えるものであってもよい。
送信情報生成部23bは、路側通信機2に割り当てられたタイムスロットにおいて、路側通信機2が送信すべき情報(提供情報)を生成する。路側通信機2が送信すべき情報は、道路交通情報、運転支援情報などを含む。送信情報生成部23bは、中央装置4から得た情報、及び、路上に設置されたセンサ(車両感知器や監視カメラ)から得た情報などに基づいて、提供情報を生成する。
図2に示すように、路側通信機2は、交差点の近傍に設置される。路側通信機2は、一つの交差点に、1台設置される。路側通信機2のアンテナ20は、例えば、交通信号機7に取り付けられる。より具体的には、アンテナ20は、交通信号機7を構成する交通信号灯器、又は、交通信号灯器を支持する支柱に取り付けられる。
図2の交差点は、十字路であり、4本の道路(第1道路R1、第2道路R2、第3道路R3、第4道路R4)が接続されている。
交差点用の交通信号機7としては、少なくとも4つの交通信号機7A,7B,7C,7Dが設置される。交通信号機7は、交差点(道路が交わった部分)の外側に設置されることが多いため、交通信号機に取り付けられたアンテナ20も、交差点の外側に位置することになる。
図2では、第1道路R1上に設けられた交通信号機7A(第3道路R3から交差点に進入しようとする車両用の交通信号機)に、路側通信機2のアンテナ20が取り付けられている。つまり、アンテナ20は、第1道路R1側に偏って設置されている。
なお、路側通信機2のアンテナ20とそれ以外の部分(路側通信機2の本体)とは、別々の位置に設置されていてもよい。
図2のように、アンテナ20が第1道路R1側に偏って設置されている場合、第1道路R1及び第1道路R1に対して連続的に接続された道路である第3道路R3は、路側通信機2からみて見通しの良い道路(以下、「見通し内道路」という)となる。
一方、第1道路R1に対して非直線的に接続された道路(左折又は右折が必要な道路)である第2道路R2及び第4道路R4は、路側通信機2からみて見通しの悪い道路(以下、「見通し外道路」という)となる。
図3は、路側通信機2の送信制御処理を示している。以下の説明では、路側通信機2は、図2に示すように第1道路R1側に偏って設置されているものとする。
まず、送信処理部23は、タイムスロット判定を行う(ステップS1)。
ここで、高度道路交通システムに用いられる通信システム1では、無線フレームの時間長さが、100msecであり、その無線フレームの中に、路側通信機2が送信するための路側通信機用タイムスロットと、車載通信機が送信するための車載通信機用タイムスロットと、が、それぞれ複数個、設けられている。なお、路側通信機用タイムスロット及び車載通信機用タイムスロットは、時間軸方向に交互に配置されている。
路側通信機2には、一つの無線フレームに含まれる複数の路側通信機用タイムスロットのうち、一つのタイムスロットが割り当てられる。路側通信機2は、自機2に割り当てられたタイムスロットにおいて、情報の送信(車両への情報提供のための送信)が可能である。なお、路側通信機2には、一つの無線フレームに含まれる複数の路側通信機用タイムスロットのうち、複数のタイムスロットが割り当てられてもよい。
送信処理部23は、前述のタイムスロット判定(ステップS1)において、自機2に割り当てられたタイムスロット(路側通信機2が送信に使用可能なタイムスロット)を、第1タイムスロットとして用いるか、第2タイムスロットとして用いるかを判定する。
第1タイムスロットは、信号が16QAMで変調されて送信されるタイムスロットであり、第2タイムスロットは、信号がQPSKで変調されて送信されるタイムスロットである。第1タイムスロット及び第2タイムスロットについての詳細は、後述する。
本実施形態では、第1タイムスロットとしての使用と、第2タイムスロットとしての使用が、交互に実施されるようにタイムスロット判定(S1)が行われる。ただし、第1タイムスロットとしての使用と、第2タイムスロットとしての使用が交互に実施される必要はない。また、第1タイムスロットとしての使用と、第2タイムスロットとしての使用が、同じ数ほど実施される必要もない。
路側通信機2が、自機2に割り当てられたタイムスロットを、第1タイムスロット又は第2タイムスロットとして用いる方法として、例えば、図4(a)に示すように、第1無線フレーム中において自機2に割り当てられたタイムスロットを、第1タイムスロットとして用い、第1無線フレームに続く第2無線フレーム中において自機に割り当てられたタイムスロットを、第2タイムスロットとして用いても良い。
また、図4(b)に示すように、各無線フレーム中において自機2に割り当てられた一つのタイムスロットのうちの一部を、第1タイムスロットして用い、他の一部を第2タイムスロットとして用いても良い。
送信処理部23は、第1タイムスロットで送信する際には、変調部23aにおける変調方式を16QAMに設定する(ステップS2)。そして、送信処理部23は、第1タイムスロットにおいて、車両への提供情報(第1情報)のブロードキャスト送信を、無線通信部21に実施させる(ステップS3)。
また、送信処理部23は、第2タイムスロットで送信する際には、送信可能か否かの判定(ステップS4;詳細は後述)を行ったあと、送信可能であれば変調部23aにおける変調方式をQPSKに設定する(ステップS5)。そして、送信処理部23は、第2タイムスロットにおいて、車両への提供情報(第2情報)のブロードキャスト送信を、無線通信部21に実施させる(ステップS6)。
なお、ステップS4において送信可能でないと判定された場合、例外処理(ステップS7)が実行される。
図3に示す送信制御処理が行われることで、路側通信機2は、第1タイムスロットでは、16QAMで変調した信号を送信し、第2タイムスロットでは、QPSKで変調した信号を送信することになる。
図5は、路側通信機2から電波が届く範囲(路側通信機2からの信号を車載通信機が受信可能な範囲)を、変調方式ごとに示している。
路側通信機2には、自機2から車両(車載通信機)に情報を提供することを意図するエリア(サービスエリア)が通信エリアとして設定されている。この通信エリアは、路側通信機2を中心として、例えば、200m程度の範囲である。
図5(a)に示すように変調方式が16QAMであると、見通し内道路である第1道路R1及び第3道路R3の方向へは、通信エリアの外縁付近まで電波が届く場合であっても、見通し外道路である第2道路R2及び第4道路R4の方向へは、電波の減衰が大きくなり、通信エリアの外縁まで電波が届きにくく、車載通信機が路側通信機2からの信号を受信できない受信不可範囲S1,S2が生じる。
一方、図5(b)に示すように変調方式がQPSKであると、16QAMよりも、受信側の受信レベルが低くても受信可能となる。したがって、16QAMの場合と同じ送信電力で路側通信機2が送信した場合であっても、見通し外道路である第2道路R2及び第4道路R4の方向の通信エリアの外縁付近において、車載通信機が路側通信機2からの信号を受信することができる。
送信信号が16QAMで変調される第1タイムスロットでは、第1情報がブロードキャスト送信され、送信信号がQPSKで変調される第2タイムスロットでは、第2情報がブロードキャスト送信される。
図6は、第1情報及び第2情報の例を示している。第1情報及び第2情報は、それぞれ、運転支援情報などの車両への提供情報を含んでいる。運転支援情報としては、出会い頭衝突防止支援のための情報、出会い頭自転車衝突防止支援のための情報、右折時衝突防止支援のための情報、左折時衝突防止支援のための情報、歩行者横断見落とし防止支援のための情報、追突防止支援のための情報、信号見落とし支援のための情報、一時規制見落とし防止支援のための情報などがある。
路側通信機2から車載通信機に送信される情報(運転支援情報)には、車両が存在する道路の区別なく車載通信機が利用する情報(共通情報)と、特定の道路(方路)に存在する車両に向けた情報(特定道路(特定方路)向け情報)と、がある。
共通情報としては、例えば、交通信号機に関する情報がある。特定の道路向けの情報としては、例えば、右折しようとする車に対して、対向する直進車の存在を知らせて右折衝突防止を図るための情報がある。
特定の道路向けの情報には、その情報が利用されるべき道路(方路)を識別するための道路識別情報が含まれている。車載通信機は、道路識別情報に基づいて、車両が存在する道路が、特定道路向けの情報を利用すべき特定道路であるか否かを判別し、利用すべき道路であれば、特定道路向けの情報を利用し、利用すべき道路でなければ、特定道路向けの情報を破棄する。
図6に示す第1情報では、共通情報としての運転支援情報のほか、第1道路R1に存在する車両向けの運転支援情報(第1道路用の運転支援情報)と、第3道路R3に存在する車両向けの運転支援情報(第3道路用の運転支援情報)と、が含まれている。
図6に示す第2情報では、共通情報としての運転支援情報のほか、第2道路R2に存在する車両向けの運転支援情報(第2道路用の運転支援情報)と、第4道路R4に存在する車両向けの運転支援情報(第4道路用の運転支援情報)と、が含まれている。
このように、第1タイムスロットで送信される第1情報は、見通し内道路である第1道路R1又は第3道路R3向けとなっており、第2タイムスロットで送信される第2情報は、見通し外道路である第2道路R2又は第4道路R4向けとなっている。
なお、本実施形態において、第1情報には、第2道路R2又は第4道路R4用の特定道路向け情報は含まれておらず、第2情報には、第1道路R1又は第3道路R3用の特定道路向け情報は含まれていないものとする。
特定道路向けの情報を基準に考えると、図7に示すように、見通し内道路である第1道路R1及び第3道路R3には、第1タイムスロットにおいて16QAMで送信され、見通し外道路である第2道路R2及び第4道路R4には、第2タイムスロットにおいてQPSKで送信されることになる。
第2タイムスロットで用いられるQPSKは、16QAMに比べて、受信側の受信レベルが低くても復調可能であるため、図7に示すように、見通し外道路R2,R4であっても、見通し内道路R1,R3と同様に通信エリアの外縁付近までの受信可能範囲を確保することができる。
すなわち、第2情報を送信する第2タイムスロットの変調方式が、16QAMであると、図5(a)に示すように、見通し外道路R2,R4において受信不可範囲S1,S2が生じ、実質的な通信エリアが不足することになる。しかし、第2情報を送信する第2タイムスロットの変調方式がQPSKであることで、見通し外道路R2,R4においても、設定された通信エリアの外縁まで、受信可能範囲を拡張することができる。
しかも、路側通信機2としては、自機2に割り当てられたタイムスロットを、第1情報送信用(第1タイムスロット)と、第2情報送信用(第2タイムスロット)と、に分けて使用するものの、共通情報については、第1タイムスロット及び第2タイムスロットの双方で送信されるため、車載通信機では、第1タイムスロット及び第2タイムスロットの双方で受信可能である。
つまり、16QAMで送信される第1タイムスロットでは、見通し外道路R2,R4において、受信不可範囲S1,S2が生じる可能性があるものの、交差点の近傍(例えば、100m以内)では、信号を受信可能(復調可能)である。したがって、見通し外道路R2,R4においても、交差点の近傍に位置する車載通信機は、第2タイムスロットだけでなく、第1タイムスロットにおいても、共通情報を受信して利用することができる。
さて、第2タイムスロットで用いられるQPSKは、16QAMに比べて、伝送効率が悪く、同じデータ量を送信するのに、16QAMよりも長い時間がかかる。したがって、第2タイムスロットの時間長さを多く確保できない場合、16QAMでは伝送可能なデータ量であっても、QPSKでは、伝送できないことがありえる。したがって、第1タイムスロットと第2タイムスロットの時間長さが同じ場合、第2タイムスロットで送信可能なデータ量は、第1タイムスロットで送信可能なデータ量よりも少なくなる。
前述のステップS4の判定(送信可能な否かの判定)は、第2タイムスロットで送信すべき第2情報のデータ量が、第2タイムスロットで送信可能なデータ量を超えているか否かの判定である。第2タイムスロットで送信すべき第2情報のデータ量が、第2タイムスロットで送信可能なデータ量を超えており、そのままでは送信可能ではないと判定された場合、図8に示す例外処理が実行される。
図8(a)は、例外処理の第1例を示している。例外処理の第1例では、第2タイムスロットにおける第2情報(見通し外道路R2,R4向けの情報)の送信を停止する。第2情報の送信を停止したことを、中央装置4に把握させるため、路側通信機2の送信処理部23は、第2情報の送信を停止したことを、中央装置4へ通知する(ステップS7−1)。なお、第2情報の送信を停止した場合、第2タイムスロットは、第1情報のブロードキャスト送信(変調方式は、16QAM)に用いることができる。
図8(b)は、例外処理の第2例を示している。例外処理の第2例では、変調部23aによる変調方式を16QAMに設定し(ステップS7−2)、第2タイムスロットにおける第2情報のブロードキャスト送信を実行する。第2情報のデータ量が多い場合には、例外的に、16QAM(QPSKよりも伝送効率が変調方式)で変調することで、第2情報の送信が可能となる。
図8(c)は、例外処理の第3例を示している。例外処理の第3例では、送信される情報を第2情報の一部に制限して送信されるデータ量を少なくする(ステップS7−3)。変調方式は、QPSKとし(ステップS7−4)、データ量が制限された第2情報のブロードキャスト送信が行われる(ステップS7−5)。
第2情報のデータ量を制限する場合、第2情報に含まれる特定道路向け情報を全部削除して、共通情報だけを送信してもよいし、第2情報に含まれる特定道路向け情報の一部を削除して送信してもよい。
また、第2情報のデータ量を制限する場合、情報の提供が停止されていることを示す情報、及び、路側通信機2のIDなど、特定の路側通信機2について、情報の提供が停止されていることを車載通信機が認識するための最低限の情報だけを、第2情報としてもよい。
さらに、第2情報に含まれる特定道路向け情報又は共通情報の一部を削除して送信する場合、削除されずに提供されている情報の一覧を示す情報を含めて送信することができる。
さて、路側通信機2は、交差点に接続される複数の道路R1,R2,R3,R4のうち、いずれの道路R1,R2,R3,R4側に偏って配置させてもよい。
ただし、図9に示すように路側通信機2が存在する道路(第1道路R1)は、幹線道路を構成する道路であるのが好ましい。例えば、路側通信機2は、図9に示すP1の位置(交差点から第1道路(幹線道路)R1側に偏った位置)に設けることができる。
幹線道路とは、国道、都道府県道等の道路である。幹線道路は、主要地点間を結ぶ重要路線として設けられ、交通量が多い。幹線道路は、一般に、片側2車線(往復4車線)以上の道路であり、道幅が広いため、比較的良好な伝搬路環境(見通し)が得られる。
図9に示す交差点は、幹線道路R1,R3と非幹線道路R2,R4とが交差したものである。非幹線道路とは、幹線道路以外の道路をいい、多くの場合、幹線道路よりも道幅が狭く、又は、幹線道路よりも車線数が少ない。非幹線道路は、例えば、片側1車線(往復2車線)の道路、又は、中央車線のない道路である。
非幹線道路は、幹線道路に比べて、道幅が狭いため、伝搬路環境(見通し)が比較的悪くなる。
したがって、路側通信機2を、元々、伝搬路環境(見通し)の良い幹線道路R1側に偏って、設置させることで、幹線道路R1,R3における伝搬路環境(見通し)が低下せず、幹線道路R1,R3における良好な伝搬路環境を維持することができる。
また、交差点に接続された複数の道路間における伝搬路環境の良し悪しは、路側通信機2が、交差点内の位置(図9のP2の位置)に設置された場合にも生じうる。幹線道路(道路幅がより広い道路)R1,R3と非幹線道路(道路幅がより狭い道路)R2,R4とが交差する交差点の場合、路側通信機2が、交差点内の位置(図9のP2の位置)に設置されても、非幹線道路R2,R4の方向へは電波の減衰が大きくなり易く、幹線道路R1,R3に比べて電波の伝搬環境が悪くなる場合がある。
このような場合にも、図3に示す送信制御処理は、有用である。つまり、図3に示す送信制御処理は、路側通信機2が、交差点に接続された複数の道路のうちのいずれかの道路側に偏っていない場合にも、有用である。
具体的には、路側通信機2は、第1タイムスロットでは、変調方式=16QAMで、幹線道路である第1道路R1及び第3道路R3(幹線道路)に存在する車両向けの第1情報を送信し、第2タイムスロットでは、変調方式=QPSKで、非幹線道路である第2道路R2及び第4道路R4に存在する車両向けの第2情報を送信する。
また、図3に示す送信制御処理は、交差点に接続された複数の道路R1,R2,R3,R4の道幅が、ほぼ等しい場合にも、有用である。例えば、図10に示すように、交差点に接続された複数の道路R1,R2,R3,R4の道幅には大きな差はないが、第2道路R2には、電波の進行に対する障害物(例えば、看板、歩道橋、高架道路、高架線路、樹木など)が多く存在して、伝搬路環境としては劣悪になっている場合がある。
この場合、路側通信機2は、第1タイムスロットでは、変調方式=16QAMで、伝搬路環境の良い第1道路R1、第3道路R3及び第4道路R4に存在する車両向けの第1情報を送信し、第2タイムスロットでは、変調方式=QPSKで、伝搬路環境の悪い第2道路R2に存在する車両向けの第2情報を送信すればよい。
図11は、変形した十字路において、路側通信機2を第1道路R1側に偏って配置させた場合を示している。図2では、第3道路R3は、路側通信機2が設置された第1道路R1に対して直線的に接続されていたが、図11では、第3道路R3は、第1道路R1に対して直線的に接続されておらず、角度を持って接続されている。この角度が大きい場合、路側通信機2からの電波は、第3道路R3への方向への減衰も大きくなり、第3道路R3は、伝搬路環境の悪い道路(見通し外道路)となる。
この場合、路側通信機2は、第1タイムスロットでは、変調方式=16QAMで、見通し内道路である第1道路R1に存在する車両向けの第1情報を送信し、第2タイムスロットでは、変調方式=QPSKで、見通し外道路である第2道路R2、第3道路R3及び第4道路R4に存在する車両向けの第2情報を送信すればよい。
本実施形態に係る路側通信機2が設置される場所は、十字状の交差点に限らず、T字状の交差点、Y字状の交差点、又は、5本以上の道路が接続される交差点であってもよい。また、交差点は、道路が複数に分岐する分岐点も含むものとする。
また、本実施形態に係る路側通信機2は、道路がカーブする地点に設置されてもよい。この場合、道路のカーブ部分に接続する一方の道路を第1道路と考え、他方の道路を第2道路と考える。路側通信機2は、カーブした道路を構成する第1道路及び第2道路のうち、伝搬路環境が良好な方の道路に存在する車両向けの第1情報を、変調方式=16QAMでブロードキャスト送信し、伝搬路環境が悪い方の道路に存在する車両向けの第2情報を、変調方式=QPSKでブロードキャスト送信すればよい。
なお、本発明に関して、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信システム
2 路側通信機
4 中央装置
7A,7B,7C,7D 交通信号機
8 有線通信回線
20 アンテナ
21 無線通信部
23 送信処理部
23a 変調部
23b 送信情報生成部
R1 第1道路
R2 第2道路
R3 第3道路
R4 第4道路

Claims (11)

  1. アンテナを有する路側通信機であって、
    前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットで、ブロードキャスト送信を行う送信処理部を備え、
    前記送信処理部は、
    前記路側通信機に割り当てられた第1タイムスロットでは、第1変調方式でブロードキャスト送信を行い、
    前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットであって前記第1タイムスロットとは異なる第2タイムスロットでは、第2変調方式でブロードキャスト送信を行い、
    前記第2変調方式は、前記第1変調方式よりも伝送効率の低い第2変調方式である
    ことを特徴とする路側通信機。
  2. 前記路側通信機の前記アンテナは、複数の道路が接続された交差点の近傍の位置に設置され、
    前記位置は、前記交差点に接続された複数の道路のうち、一の道路側に偏った位置である
    請求項1記載の路側通信機。
  3. 前記第1タイムスロットで送信される情報は、前記一の道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、
    前記第2タイムスロットで送信される情報は、前記交差点に接続された複数の道路のうちの前記一の道路に対して非直線的に接続された道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含む、
    請求項2記載の路側通信器。
  4. 前記第1タイムスロットで送信される情報は、第1道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、
    前記第2タイムスロットで送信される情報は、第2道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含み、
    前記第2道路は、前記路側通信機からみた電波の伝搬環境が前記第1道路に比べて悪い道路である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の路側通信機。
  5. 前記第1タイムスロットで送信される情報は、第1道路に存在する車両に対して提供すべき第1情報を含み、
    前記第2タイムスロットで送信される情報は、第2道路に存在する車両に対して提供すべき第2情報を含み、
    前記第1道路は、幹線道路であり、
    前記第2道路は、非幹線道路である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の路側通信機。
  6. 前記第2道路は、前記第1道路に対して非直線的に接続された道路である
    請求項4又は5記載の路側通信機。
  7. 前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、第2タイムスロットでの送信を停止する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の路側通信機。
  8. 前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、前記第2タイムスロットのブロードキャスト送信における変調方式を、前記第2変調方式よりも伝送効率の良い変調方式に設定する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の路側通信機。
  9. 前記送信処理部は、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量が、所定のデータ量を超えている場合、前記第2タイムスロットで送信すべきデータ量を、前記第2タイムスロットで送信可能なデータ量以下に制限し、第2タイムスロットでのブロードキャスト送信を行う
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の路側通信機。
  10. 前記所定のデータ量は、前記第2タイムスロットで送信可能なデータ量である
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の路側通信機。
  11. アンテナを有する路側通信機から情報を送信する方法であって、
    前記路側通信機に割り当てられた第1タイムスロットでは、第1変調方式でブロードキャスト送信を行い、
    前記路側通信機に割り当てられたタイムスロットであって前記第1タイムスロットとは異なる第2タイムスロットでは、前記第1変調方式よりも伝送効率の低い第2変調方式でブロードキャスト送信を行う
    ことを特徴とする方法。
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