JP2009517644A - タイムピースクロノグラフ時計のムーブメント - Google Patents

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Abstract

この発明は、特に、時間計測器を作動又は作動停止のいずれかを行なうための第1制御部材(S)により動作可能な制御レバー(17)を含む、時間計測のためのクロノグラフの時計のムーブメントに関する。この発明のクロノグラフ時計のムーブメントはまた、制御レバーに与えられた動作に応答して秒タイマーを駆動又は駆動しないためのクラッチ手段(28,29,65,68)と、前記制御レバーに与えられた動作に応答して秒タイマーを固定するための選択固定手段(28,29,65,68)を含む。秒タイマーをゼロにリセットするためのレバー(2)及びハンマー(4)もまた、備える。時計のムーブメントは、時間を計測するときに、秒タイマーが再度設定されたか否かにより、使用者が如何なる相違も感じないように配置される。さらに、前記時計のムーブメントは、レバー(2)を制御する外部リセット装置(R)がその休止位置に解放されるまで、秒タイマーの始動を実質的に遅らせて時間計測を始動可能にする構造を備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、調速輪列と、秒を計測するためのアナログ表示機関を支持するように設計されたクロノグラフの秒可動物を含む少なくとも1つの秒カウンタと、時間計測を作動又は作動停止のいずれかをするために第1制御部材によって動くように設計された制御レバーとを含む時間計測のためのクロノグラフのムーブメントに関する。
既知の態様で、このクロノグラフのムーブメントは、制御レバーに対する動作に応答して秒歯車を調速輪列に接続し又は接続を解除するための結合手段と、制御レバーに対する動作に応答して秒カウンタを固定するための選択固定手段とを含む。
さらに、秒カウンタのためのリセット手段もまた設けられ、これらのリセット手段は、少なくとも第1の固定位置と第2の可動位置との間を、第2制御部材によって動くように設計された少なくとも1つの可動リセット要素を含み、可動リセット要素は、第2の可動位置で秒カウンタに作用するように構成されている。
さらに詳細には、可動リセット要素は、ハンマーの形状に通常形成され、秒カウンタと一体であるハート形状のカムと協働する。
上記定義に対応する多くのクロノグラフのムーブメントが従来から知られている。
伝統的に、クロノグラフのムーブメントは、外部制御部材への衝撃で動かされ、かつ時間計測を作動又は作動停止するための回転制御要素に作動する制御レバーを含む。
同様に、リセットハンマーは、外部リセット押圧部品に一定の動作が与えられると、対応するハート部と接触するように動作する。リセットハンマーはこのときその固定位置でハート部に当接したままであり、クロノグラフを新たに未固定にすることは、計測された時間を示す針をその最初の位置に維持するために定められていない。従って、表示針を解放するために、持ち上げられた位置又は装備位置にハンマーを戻すことは、その主要な目的が時間計測を開始することである制御レバーに対する動作によって行われる。実際に、2つのレベルのカム又はコラムホイール型の回転制御要素は、持ち上げられた位置にハンマーを戻すために、ハンマーの一部と接触し、かつその回転を駆動する突出領域を通常有する。この回転動作は、時間計測が実行されていないときにハンマーの一部に当接するように配置されたバネの圧力がハート部に対する強固な維持を超えているときに、なされる。
しかし、これらの伝統的なクロノグラフのムーブメントは、改良されていない面がある。これらのうちの1つには、外部リセット部材がその押し込められた位置に維持されるとき、リセットレバーをその装備位置に持ち上げることが不可能であるという事実にある。その結果、リセット押圧部品が押し込められている間、ハンマーと上述した回転制御要素との間の機械的接続のために、回転制御要素の回転は、不可能である。従って、制御レバーを動かす外部制御部材は動かず、作動不可能である。この結果は、外部制御部材の操作は、連続して行うことができるのみであり、使用者が及ぼす圧力は従来のノッチ(notching)を設けることによって有効になるということである。
さらに、制御レバーを作動することよって時間計測を最初に開始するときには、時間計測機構自体を作動するのに加えて、ハンマーをより低く保つように働いているバネの力を克服するための追加の作動力が要求される。従って、使用者がある瞬間に時間計測を止めて、カウンタを前もってゼロに戻すことなく再度開始するとき、使用者が制御部材を押圧するときに受ける感覚は、最初の開始のときに受ける感覚とは異なる。この形態では、実際にハンマーはカウンタをゼロに戻すために解放されていず、時間計測機構を再度開始するためにその支持バネの力を克服する必要がない。
(発明の簡単な説明)
この発明は、特に、時間計測を動作可能にする構造を有し、かつ外部リセット機構がその固定位置に解除される前に、計測された時間単位のカウンタをその最初の位置に維持するクロノグラフのムーブメントを提案することによって従来技術の上述した欠点を補うことを目的とする。従って、この発明によるクロノグラフのムーブメントが設けられている時計の使用者が、リセット押圧部品を解除するときに、時間計測が事実上開始される。この型の特長は、使用者による計測の開始が益々正確になることであり、なぜなら従来から知られているムーブメントの場合のように、この使用者はノッチを超えるのに必要とされる最小限の力を与えることがないからである。
この発明のさらなる目的は、時間計測を動作させるときのクロノグラフの使用者が受ける感覚を改善することである。特に、この発明の目的の1つは、計測された時間単位のカウンタが前もってゼロに戻されているか否かによって、使用者が時間計測の動作に対していかなる違和感もないクロノグラフのムーブメントを提案することである。このタイプの目的は、特に可動リセット要素が固定位置を有し、そこではクロノグラフカウンタと接触して配置されず、かつ七つ車に結合しないという事実のおかげで達成される。
この目的を達成するために、この発明は、上記の型のクロノグラフのムーブメントに関し、それはリセット手段に戻り力を与える弾性手段を含むという事実によって、及び固定位置から可動位置へは第2の制御部材によって、及び可動位置から固定位置へは弾性手段によって可動リセット要素の動きはもっぱら制御されるという事実によって特徴付けられる。
この発明の他の特徴及び利点は、限定されない例として与えられる添付図面に関してなされた、以下のある好ましい実施形態における詳細な説明を読むことによりさらに明確になるだろう。
(発明の詳細な説明)
この発明によるタイムピースクロノグラフ時計のムーブメントは、伝統的な型のアナログ表示(図示せず。)を有するクロノグラフ時計に配置されるように設計される。
この型の時計は、特に計測された時間単位、通常秒を表示するための少なくとも1つの機関を含む。図示され、本願明細書に記載されているような好ましい実施形態では、時計のムーブメントは、計測された秒の表示機構を駆動させるための秒カウンタに加えて、従来から知られているように、計測された分の表示機構を駆動させるための分カウンタを含む。
図1及び2は、クロノグラフ機能を作動又は作動停止する間に、又は秒カウンタ及び分カウンタがゼロに戻る間に関与する、この発明による時計のムーブメントにおける部品要素の単純化した図である。明確性への配慮からこの発明を良く理解するのに不可欠である、時計のムーブメントの要素が主として示されている。
また、以下の説明では、特定の部品の位置を時に関して定義することがある。この部品の位置は、針が時を表示する従来技術の文字盤上で占める位置に対応する。
図1及び2では、このムーブメントの地板1の外周部分は、対応するタイムピースの外部制御部材(図示せず。)と協働するように設計された領域に示されている。リセットレバー2は、図において参照符号Rの軸線で示された外部リセット制御部材によって作動される。より詳細には、レバー2は、地板1と軸支旋回型接続を有し、その結果外部制御部材に与えられる圧力に応答して地板に対して回転動作をする。この軸支旋回型接続は、対応する寸法を有する地板の孔(図示せず。)に圧入可能な、軸又は支柱3によって与えられる。
設定部材又は巻真(図示せず。)の位置は、参照符号Tの軸線で示されている。同様に、別の制御部材の位置は、参照符号Sの軸線で示され、この制御部材はクロノグラフ機能を作動又は作動停止するように設計されている。本発明を制限しない情報として、時計のムーブメントを搭載してタイムピースを組立てる場合には、軸Rは4時の位置に、軸Tは3時の位置に、そして軸Sは2時の位置に合わせる。
リセットハンマー4は、外部リセット制御部材への動作に応答して動くように、その基部5でリセットレバー2と一体となって搭載される。
ハンマー4の動きの特徴はこの発明に直接的には関係せず、この発明の実施に適応するいかなるタイプのものであっても良い。このように、この実施形態では、リセットハンマー4のように時計のムーブメントの地板1に関して軸支回動できるように、レバー2は配置される。特に、図1でハンマー4の基部5は、支柱3に配置された孔6を有し、この支柱はこれによってハンマー4の回転軸を構成する。
レバー2とハンマー4とは、この発明の範囲を逸脱せずに、リセットレバー2からハンマー4へ回転の伝達を確実にすることのできる、あらゆる適当な手段を使用して一体に形成されることができる。
この発明の好ましい一実施形態によると、図1に示されるように、リセットレバー2は、ハンマーの基部5に重ね合わせて配置されたレバー2の領域に設けられた孔(参照されない。)に圧入されたピン7が提供される。基部5はまたピン7を収容するのに適合した孔を有し、それによって回転動作中にリセットレバー2をハンマー4と一体にさせる。
リセットレバー2は、支柱3から離れた位置に補助ピン8を有し、補助ピンは力を及ぼすバネ(図示せず。)の端部を支持するように設計され、図2ではF1で参照される矢印で示され、レバー2上でこの力は、その固定位置に、すなわち図1の太線で示された位置にレバーを維持しようとする。従来からこのようなバネに設けられているノッチをこのバネに設けて、リセット制御の動作をすばやくするのが好ましい。
ハンマー4は、特に限定されないが図に示された実施形態において合計2つの支持表面9及び10を備え、クロノグラフカウンタがゼロに戻されるときハート部11及び12に接触するように動くように設計されている。
ハート部11及び12は、それらが従来からのものであり当業者にとって特に困難を与えるものではない範囲で図示された。ハート部は各々測定された時間単位を示す針を支持するカウンタ可動物(明確さを考慮して図1及び2には示されていない。)に搭載される。
従って、計測秒を表示する針13と計測分を表示する針14とが、図に示されている。針13と14とは、図1にその最初の位置が示され、これはクロノグラフ機能がゼロに戻されたあとの停止状態に一致する。ハンマー4は、持ち上げられた位置のとき実線で示され、このとき回転軸15及び16それぞれに対して、クロノグラフのハート部11,12が回転できるようになる。我々は、レバー2がクロノグラフカウンタをゼロに戻すように作動し、ハート部11及び12が図1のように方向付けられているときのハンマーを、参照符号4Aを付した細線で示している。
計測秒可動物は、一般に、時計のムーブメントの中心に配置され、計測秒の表示は、クロノグラフ文字盤の中心に設置された大型秒針によってなされる。図に示された実施形態に一致する場合には、回転軸15はムーブメントのものと併合される。
我々は、また時間計測を開始又は停止するように設計された制御装置を図1に示している。
特にこの発明による時計のムーブメントの制御装置は、地板1の外周部に面して、2時と6時の位置の間で実質的に延在している制御レバー17を含む。制御レバー17の一般的な製品は従来からのものである。
2時の位置に配置されている制御レバーの第1端部は、ムーブメントがタイムピースのケースに収納されているとき、外部制御部材に対向して配置される。
制御レバーの第2端部19は、従来から公知の型の操作レバー掛け爪20を支持している。図示され、本願明細書に記載されている好ましい形態によると、制御装置は、複数のねじ22を使用して制御レバー17と一体に形成された小板21を含む。小板21は、前記制御レバーの大部分、具体的には、3時の位置から第2端部19に亘って前記制御部材と重なるような形状をしている。複数のねじ22のうちの1つは、制御レバーの第2端部19の位置に取り付けられ、操作レバー掛け爪20に設けられた適当な孔(図では見えない。)を貫通し、このねじ22の軸を中心として小さな角度で自由に回動しつつ、操作レバー掛け爪を制御レバー17と小板21との両方と一体にする。
好ましくは、1つ又はいくつかの何もない空間が制御レバー17と小板21との間に設けられる。特に、何もない空間は、リセットハンマー4の基部5の領域に設けられ、前記ハンマーは、制御レバー17と小板21との間に挿入される。このタイプの構造的な特長によると、ハンマーの基部5を制御要素によって定義される2つの平面部の間に好適に押し込むことができる。ハンマーの末端部、すなわち支持表面9及び10を有している部分がクロノグラフバーの適当な支持表面にある。
さらに、制御レバー17は、リセットレバー2とハンマー4の各回動点として配置された回動点を有するのが好ましい。従って、支柱3は、制御レバー17の適当な孔(図では見えない。)の内側に延在し、好ましくは、小板21に類似した孔23の内側に延在する。
この部品構成において、リセットレバー2とハンマー4との間に、そこで制御レバー17が自由に動くのに十分な空間が設けられなければならないことに注意されたい。さらに、制御レバー17は、リセットレバーとハンマーとを結合しているピン7が、動作中に動けるように、図1では点線で示されている対応窪地24を有する。
軸Sに沿った制御部材の伝達を介して制御レバー17を作動すると、七つ車25の形状でここに示された回転制御要素に作動する操作レバー掛け爪20が動くようになる。
七つ車25はつめ車26とつめ車26と一体となったコラム(柱)27とを備え、つめ車に接触して操作レバー掛け爪20が作動し、コラムの本数がつめ車の歯数の半分に等しいと好ましい。従って、制御レバー17に及ぼされる各圧力に応答して、七つ車25は反時計回りに1/2ピッチづつ回転する。なお、1ピッチは1つのコラム27と隣のコラムとの間の角度である。七つ車ジャンパー(図示せず。)が、従来からつめ車の歯をその各位置に固定するために配置され、つめ車の隣接する2つの歯の位置は1/2ピッチ分の角度で離れている。
コラム27は、この発明によるムーブメントにおける多数の部品要素と協働し、これらの部品要素については、地板1に関する七つ車25の角度状態に依存していることが以下に詳細に記載されるであろう。
ハンマー4が、七つ車25とは直接的な機械的接続を全く有しないことに、注意されたい。上述したように、このような特徴によりクロノグラフ機能の最初の始動と途中でリセットせずに最初の計測間隔に続いて始動することとの間で受ける感覚の違いを除去するという結果になる。
勿論、この発明によるタイムピースにおけるムーブメントは、回転制御要素としての七つ車に限定されず、代わりに従来のカムを使用することもできる。
図2は、クロノグラフのムーブメントにおける七つ車25の主要な役割を示している。
ムーブメントは、この従来から既に知られている構造を有する軸型カップリングを含む。軸カップリングは、図3の詳細な記述から明らかなように、秒カウンタに同時に作動するように配置された、一対のカップリングクランプ28及び29を含む。
それぞれのクランプ28,29は、地板1と一体となった支柱30,31に回転可能に搭載され、支柱に近接する第1端部32,33を含み、第1端部はもう一方のクランプの第1端部に当接して配置される。それぞれのクランプ28,29は、秒カウンタを連結又は非連結の状態にさせるように設計された傾斜支持表面34,35を有する第2端部を含む。
クランプバネ(図示せず。)は、クランプ29の第1端部33に当接して配置され、この力は、図2において矢印で示されたF2によって図示されており、前記クランプ29をもう一方のクランプ28の第1端部32の方向に押すのに役立っている。このように、力F2は、秒カウンタを解放するために、第2の端部34及び35の各側面を互いに離すようにクランプ28,29の距離をおき、図2における秒カウンタの位置は、その軸15で図示されている。
クランプ28は、七つ車25の方向に向けられた側面突出部を形成するように延在している部分36を含む。クランプ28,29は、図2において近接した位置が普通線で示され、離れた位置が細線で示されている。
図2に示された七つ車25の形態において、クランプ28の側面突出部36は、七つ車のコラム27に当接して配置される。コラム27は、クランプ28の土手の役割を果たし、クランプ28,29を相対的に近接した位置に維持することになる。
同様に、制御レバー17が動作するとき、七つ車25が、図2で示される方向に1/2ピッチ分回転駆動されることが理解できる。側面突出部36を横切っていないときに、コラムは回転駆動される。側面突出部36の土手が一旦取り除かれると、クランプ29の第1端部33に対してカップリングバネによってかけられる圧力F2の影響で、クランプ28はクランプ29から離れることができる。クランプ28,29におけるこの離れた位置は、図2の細線で示されている。
当業者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、これらのクランプが互いに離れているときに、クランプ28及び29の回転角度を限定するのに適した既知の手段を提供することができるだろう。
好ましくは、地板1と一体となった支柱38に回転可能に搭載された連結要素37が付加的に設けられる。連結要素37の第1端部は、クランプ28に当接して配置され、連結要素の第2端部40はリセットレバー2の自由端に近接している。
クランプ28が、クランプ29から離れているか近づいているかにより、連結要素37もまた2つの極限位置を有し、図2においてクランプ28の近づいている位置に対応する位置が普通線で示され、クランプ28の離れている位置に対応する位置が細線で示されている。
図示されていないバネが、第1端部39とクランプ28との間の接触を維持させる圧力F3を連結要素37にかけるために、本発明によるムーブメントに配置されることに注意されたい。
クランプ28が、クランプ29から離れた位置にあるとき、連結要素37の第2端部40は、リセットレバー2の自由端に対向して配置される。連結要素37のこの位置において、リセットレバー2は作動不可能であり、その結果として、ムーブメントのリセット機構の始動は、この位置では不可能であることは、図2から明らかである。
逆に、リセットレバー2が押されると、この例ではクランプ28と29との距離を直ちに離すような回転はなく、制御レバー17を作動することにより七つ車25を回転させることは可能であることが分かる。実際に、この場合、クランプバネの圧力F2を受けているにもかかわらず、クランプ28に対する連結要素37の第1端部39の作用下において、クランプ28と29とは、近づいたままであり、連結要素自体がリセットレバー2の自由端によって第2端部40を固定されている。クランプ28,29の距離は、クランプ29の第1端部33に当接するクランプバネの圧力F2に起因して、リセットレバー2を解放して連結要素37を回転させることによってのみ離すことができる。
タイムピースのムーブメントを使用する時間計測器の作動及び作動停止と、クランプ28,29と秒カウンタとの間の関係が、図3に基づいて説明される。
図3は、本発明によるクロノグラフのムーブメントの中心部における、図2の線分III−IIIの部分横断面図を示している。
秒カウンタは、地板1とクロノグラフバー50との間のクロノグラフムーブメントに配置される。この目的のために、クロノグラフの秒可動物は、2つの石52及び53で上記に規定された回転軸15に同軸である心棒51によってムーブメントに設置され、石のうちの1つは、地板に圧入されもう一方の石はクロノグラフバーに圧入されている。
クロノグラフバー50から心棒51に沿って進むと、図3には、石53に収納された第1端部54が示され、次いで心棒51の第1円筒部55が示され、最後に第1肩部56が示されている。これに続いて第1円筒部55よりも大きい直径を有する第2円筒部57となり、第2肩部58で終わっている。第3円筒部59が、肩部58から続き、2つの円筒部55及び57よりも直径及び長さが小さい。第3円筒部59は、心棒51と一体となった円盤形状段部60で通常終わっている。段部60に続けて、石52に嵌合された支軸を形成する前に、心棒51の直径は狭くなり、心棒は文字盤上に計測秒を示す針を支持するように設計された秒自由端(図示せず。)に延在する。
従来から、地板1とクロノグラフバー50との間に配置する前に、多数の要素が心棒51に配置される。
心棒51における地板側から、秒可動歯車61が心棒51の第3円筒部59の周りに配置され、段部60の環状***部63に支えられているのが分かる。歯車61は、心棒51に対して自由に回転できるように搭載されている。
歯車61はまた、ムーブメントの調速輪列の要素62と恒久的に嵌合されるように配置され、調速輪列は図3に一部だけ示されている。調速輪列の要素62は、本発明の範囲を逸脱することなく、別の既知の変形例に応じてムーブメントの異なる部分に対応させることができ、例えば、クロノグラフを駆動する歯車は、調速輪列の秒可動物と又はガンギ車と直接に一体となっても良い。従って、秒歯車を回転するための所望のリズムに一致している、歯車61を駆動するのに適合した手段が提供されるべきである。
ブッシュ64は、心棒51に圧着し、第2肩部58に対して隣接して配置され、特に心棒51の長手方向に対して多少の遊びをもって歯車61が割り込めるようになっている。
ブッシュ64はまた、円形の中心開口部を有するバネ65を支持し、バネはブッシュにおける歯車61とは反対側の端部にある適合凹部66に堅く嵌め込まれている。ブッシュ64とバネ65とは互いに一体になっている。
好ましくは、そして既知の形態で、バネ65は、初期応力の影響で地板1の方向に湾曲している複数の放射状腕部67を有する。
環状部68はまた、ブッシュ64の周りに自由に取り付けられる。環状部68は第1管状部69を含み、その一端は、歯車61の平面に実質的に平行な平面である環状面70の形状に形成された第2の部分に延在する。環状面70の直径は、実質的にバネ65の腕部67の長さに等しい。環状面70は、初期応力が与えられた腕部67を支える環状ボス71をその外周部に有する。
管状部69における歯車61側のもう一方の端部は、段部60の環状***部63と実質的に対面して配置された環状支持表面72を有する。
従って、環状面70にバネ65によってかけられた圧力の影響で環状部68が歯車61の方向に押され、歯車が一方は段部60の環状***部63に他方は環状部68の支持表面72に圧縮されることが分かるだろう。
バネ65、環状部68、歯車61及び環状***部63の機械的特徴は、歯車61と心棒51とが一体に回転するように固定されるとき、環状部68に対するバネ65の圧力が十分に満たされるように、当業者にとって特に困難なく、ムーブメントの製造中に調整される。図3では、このような環状部68が固定された状態が破線で示されている。本発明によるムーブメントがタイムピースで実行されるとき、このような状態は、心棒51によって支持されている秒を計測する針が回転駆動される間であって、時間間隔を測定する一定の期間に一致する。
クランプ28及び29の各端部は、図3に図示されており、特に、傾斜支持面34及び35が、環状部68の両側に見える。クランプ28,29は、実線で近接位置が示されており、破線で離れた位置が示されており、離れた位置は、上述したように、環状部68が固定された位置に相当する。
クランプ28,29が離れると、それらは環状部68と接触することはなく、この環状部は歯車61に圧力をかけていることが、この型の説明図から分かる。逆に、環状面70の外周部は、クランプが離れた位置から近接位置に移動するとき、クランプの傾斜支持面34,35と協働するように設計された面取り部73を有する。この型のムーブメントでは、支持表面34及び35は、環状面70の下で横滑りし、バネ65の圧力に対抗する力を環状部68にかけることにより、段部60から環状部68を離している。段部60から環状部が離れていると、歯車61は解放され、歯車は心棒51に対して再度回転摺動可能となる。従って、調速輪列要素62から歯車61への駆動が、心棒51に伝達されることはない。
クランプ28及び29が共に近づくとき、一方はクランプ28,29と環状面70との間に生じる摩擦、もう一方は環状ボス71とバネ65の腕部67との間に生じる摩擦が、同時に心棒51の回転をすばやくかつ正確に止めるのに十分に働くことに注目することは重要である。勿論、クランプの形状及び制御方法も、このような結果を達成するのに貢献している。
さらに、心棒51の第1肩部56に当接するように、図1に関連して記載されている秒カウンタのリセットハート部は、第1円筒部55に圧着される。従来からの型であって、心棒51に対して可動物の慣性が働くときに、リセットハート部11の寄与を調整することのできるカウンタ均衡部74は、それがハート部に対して当接するように第1円筒部55に圧着される。
また、図3に示されているように、リセットハート部11は、既知の中間カウンタ歯車76を駆動するように設計された指状部又はインデックス75を支持し、前記歯車は、部分的に図示されているのみであり、図1に認められるハート部12の分カウンタ可動物を駆動するように設計されている。
また、リセットハンマー4が、持ち上げられた位置又は固定位置にあるときの前記ハンマーの支持表面9を図3に示している。
図1〜3に基づいて、記載されているムーブメントの動作について詳述する。
まず、図1〜3の図面に対応する本発明によるクロノグラフムーブメントの固定された配置は、図1及び2の細線で、そして図3の実線で示される。
このように、リセットレバー2及びハンマー4は、固定されており、すなわち、持ち上げられた位置にあり、そしてクランプ28の側面突出部36は七つ車25のコラム27に当接配置されている。その結果、クランプ28,29は、近接位置にあり、環状部68は歯車61から離れている。前述したように、クランプ28,29の動きで、環状部68がバネ65に作用し、歯車61と段部60との間の摩擦力が不十分であるために、このような状態で、秒カウンタの心棒51は、調速輪列要素62によって駆動されない。まず、秒13と分14とを示す針は、そのために停止しており、時間計測器のゼロに相当する位置にある。
この配置から、時間計測は、従来通りに、すなわち、制御レバー17に作用する(Sにおける)外部制御部材への動作によって開始されることができる。このような動作により、七つ車25は1/2ピッチ分だけ回転し、クランプ28及び29が互いに距離をおくことになる。クランプが離れることにより、環状部68は解放され、バネ65の圧力を受けて歯車61に圧力がかけられる。歯車は、恒久的に調速輪列要素62によって駆動され、段部60への強い摩擦力を介してその動きを心棒51に伝達し、心棒は動き始める。指状部75は、秒カウンタの回転動作を分カウンタに再伝達するように、中間カウンタ歯車76に作動する。
代わって及び好ましくは、時間計測は、制御レバー17に作用する(Sにおける)外部制御部材への動作よりも前に、リセットレバー2への動作によって始動される。この場合、リセットハンマー4は、リセットハート部11及び12に当接するように配置され、秒カウンタ及び分カウンタが回転しないようにする。しかし、上述したギアを入れるための従来の方法とは異なり、リセットレバー2を先に作動することは、図2の実線で示された位置のように、連結要素37を固定することになる。従って、制御レバー17に対する動作に続いて、七つ車25が回転駆動するとき、クランプ28の側面突出部36はコラム27によって拘束されることはなく、クランプ28は、あらゆる部品があるにもかかわらず、連結要素37の第1端部39によって動かなくなる。同時に、クランプ28は、その端部32によってクランプ29に作用し、2つのクランプは、近接位置に維持されたままとなり、秒及び分カウンタの駆動は、心棒51に対して歯車61が摺動することによりニュートラルになる。リセットレバー2が解放されると、連結要素37は、再び自由になり、図2の細線で示される位置になるように、支柱38を中心にして回転する。同時に、クランプ28及び29は、クランプ28の端部32に作用するクランプ29へのカップリングバネの圧力F2の影響で、互いに離れる。従って、上述したように、リセットレバー2の解放により、調速輪列により駆動される歯車61と心棒51とは、環状部68で結合される。
時間計測が実行中のときは、連結要素37は、図2の細線で示される位置にあり、リセットレバーを固定する機能が、その第2端部40により提供される。
このように、本発明によるクロノグラフのムーブメントは、外部制御部材に対して2つの異なる一連の操作を使用者が選択することにより、すなわち、Sにおける制御部材への押圧のみ、又はRにおけるリセット機構への押圧を持続し、次いでSにおける制御部材を押圧し、それからリセット機構が解放される、といういずれかの操作を使用者が選択することにより、使用者が時間計測を開始できるようになっている。
上述した計測状態から制御レバー17を新たに作動させると、七つ車25は1/2ピッチ分だけ回転し、クランプ28の側面突出部36に圧力をかけている前記七つ車の1つのコラムが、前記クランプを近接位置に押し戻すのに貢献する。同時に、クランプ29はまた、側面突出部36にかけられ、カップリングバネの圧力F2に対抗して、クランプ28の端部32から伝達された圧力の影響で、近接位置の方に押される。
クランプ28,29が共に近づくことにより、歯車61に対して心棒51が未結合になり、時間計測を示す針13及び14が確実に動かないようになる。
近接位置の方に移動することにより、図2の実線で示されるように圧力F3の影響で固定位置に再び戻る連結要素37をクランプ28は解放する。
この段階で、時間計測の結果は、本発明によるムーブメントに一体となっているタイムピースの表示手段で読み取ることができる。
次のステップは、時間計測を続けるか又は秒及び分カウンタをゼロに戻すかのいずれかになる。
時間計測を続けることは、制御レバー17を作動することにより行い、これは七つ車25を回転させ、かつ秒針13及び分針14の最初の位置がゼロではなく、最初に測定された時間計測値に一致していること以外は、始動に関連する上述の一連の記載のすべてが行われる。
時間計測は、一方は、カウンタがゼロの位置から始まり、他方では、ゼロに戻さずにクロノグラフ可動物の位置により異なる、2つの計測の間の休止位置に一致する中間の位置から始まる。
実際に、クロノグラフカウンタが休止されるとき、カウンタがゼロ位置にあっても、最初の計測から続く中間の位置にあっても、本発明によるムーブメントの配置は同じである。
従って、このような状態で制御レバー17を作動すると、どちらの場合もムーブメントの同じ部品要素が同じように作動される。その結果、本発明によるムーブメントを統合しているタイムピースの制御部材を、時間を計測するために操作している使用者は、クロノグラフカウンタがゼロを指しているか否かにより違いを感じることはない。
この型の特徴は、従来技術におけるムーブメントにおいて制御部材にかけられる力が、時間計測をクロノグラフカウンタがゼロの状態から作動するのか、ゼロではない状態から作動するのかにより、顕著に相違したのに対し、使用者に快適さが提供されるという利点がある。与えられる付加的な力は、リセットハンマーが持ち上げられている位置に相当し、その固定位置は、従来技術におけるムーブメントでは通常下方位置である。
休止位置から秒及び分カウンタのリセットは、リセットレバー2への動作により行なわれることができる。このような動作により、リセットハンマー4が動かされ、従来通りに、針がその固定位置に戻るようにハンマーがクロノグラフカウンタのハート部11及び12を打つ。
リセットの動作時は、クランプ28及び29は近接位置にあり、クロノグラフ可動物は確実に動かないことに注意されたい。リセットハンマー4がハート部11及び12を打つとき、心棒51はハート部11の回転により回転駆動し、これは、ハンマー4により心棒51に伝達された偶力の影響で、環状部68の環状ボス71にバネ65の腕部67が摺動することにより行なわれる。
さらに、当業者は、時間計測が行なわれていないときに、従来通りに分カウンタが確実に動かないようにするジャンパーを設けることができる。ジャンパーは、リセットが作動している間に分カウンタを解放するような既知の手段を挙げることができる。
先の記載は、特に限定のない例として記載される本発明の好ましい実施形態に相当する。特に、クロノグラフのムーブメントにおける種々の部品要素として示され、記載された形状は、限定されるものではない。
勿論、ここに記載された特徴は、発明の範囲を超えることなく、カム型のクロノグラフのムーブメントにおいても実行できる。同様に、当業者であれば、例えば時カウンタを含むクロノグラフのムーブメントを製造するために、このような教示を適用することに対して、困難に直面することはないであろう。
図1は、この発明の第1の好ましい実施形態によるクロノグラフのムーブメントの一部である簡単な上面図を示している。 図2は、図1のクロノグラフのムーブメントにおける付加的な構成が示されている、図1の上面図に類似した図である。 図3は、図2におけるIII−III線分に沿ったクロノグラフのムーブメントの簡単な横断面図を示している。

Claims (10)

  1. 調速輪列、
    計測された秒をアナログ表示するための機関(13)を支持するように設計されたクロノグラフ秒可動物(51)を含む少なくとも1つの秒カウンタ、
    時間計測を作動又は作動停止のいずれかをするために第1制御部材(S)によって動かされるように設計された制御レバー(17)、
    前記制御レバーへの動作に応答して、前記秒可動物を前記調速輪列に接続又は非接続にするための結合手段(28,29,65,68)、
    前記制御レバー(17)への動作に応答して、前記秒カウンタを固定するための選択固定手段(28,29,65,68)、及び
    少なくとも第1の固定位置と第2の可動位置との間を、第2制御機関(R)によって動かされるように設計された、少なくとも1つの可動リセット要素(4)を含む、前記秒カウンタのためのリセット手段(2,4)を含み、前記可動リセット要素は、前記第2の位置で前記秒カウンタに作動するように配置されて成る、時間を計測するためのクロノグラフ機能を有する時計のムーブメントであって、
    少なくとも間接的に前記リセット手段に戻り力(F1)をかけている弾性手段を含み、前記固定位置から前記可動位置への前記可動リセット要素(4)の動きは、もっぱら前記第2制御部材(R)によって制御され、前記可動位置から前記固定位置への動きは、前記弾性手段によって制御され、
    前記秒カウンタは、前記可動リセット要素の前記可動位置からの解放だけに応答して実質的に始動するように、前記制御レバー(17)は、前記可動リセット要素(4)が前記可動位置にあるときに動作可能であることを特徴とする時計のムーブメント。
  2. 少なくとも第1の状態及び第2状態といった異なる状態を有することのできる回転制御要素(25)を含み、1つの状態からもう一方の状態への移動は、前記制御レバー(17)の動作に応答して生じ、前記回転制御要素は少なくとも間接的に、
    前記第1の状態で結合し、前記第2の状態で非結合になるような前記結合手段(28,29,65,68)と、
    前記第1の状態で固定し、前記第2の状態で可動するような前記固定手段(28,29,65,68)と
    に接続されることを特徴とする請求項1に記載の時計のムーブメント。
  3. 前記回転制御要素は七つ車(25)であることを特徴とする請求項2に記載の時計のムーブメント。
  4. 前記結合手段(28,29,65,68)は、前記固定手段としての機能も果たすことを特徴とする請求項2又は3に記載の時計のムーブメント。
  5. 前記結合手段(28,29,65,68)はまた、前記秒カウンタに配置され、かつ前記回転制御要素(25)の状態に依存してクランプ同士の間隔が異なる一対のクランプ(28,29)で動かされる軸カップリングを含むことを特徴とする請求項4に記載の時計のムーブメント。
  6. 前記秒可動物は、前記調速輪列の要素(62)と恒久的に噛合う秒歯車(61)が配置されている段部(60)を含み、前記秒歯車(61)は、前記秒可動物(51)に対して自由に回転可能であり、環状部(68)は前記秒歯車に同軸に搭載され、前記秒可動物と一体となったバネ(65)は、前記クランプ(28,29)同士の間隔に依存して、前記秒歯車(61)に前記環状部(68)を押圧する圧力をかけるように、前記環状部に対して当接配置され、前記秒歯車自体が、摩擦により前記秒歯車から前記秒可動物(51)を駆動させるように、前記段部(60)に圧力をかけることを特徴とする請求項5に記載の時計のムーブメント。
  7. 前記回転制御要素(25)が前記第1の状態にあるとき、前記第1の固定位置で前記可動リセット要素(4)を固定するために配置された固定連結要素(37)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の時計のムーブメント。
  8. 前記固定連結要素(37)は、結合手段のクランプ(28)のうちの1つと接触するように配置された第1端部(39)を有することを特徴とする請求項7に記載の時計のムーブメント。
  9. 前記固定連結要素(37)は、前記リセット手段(2,4)の領域に配置された第2端部を有することを特徴とする請求項8に記載の時計のムーブメント。
  10. 前記請求項のうちのいずれか一項に記載のムーブメントを備えて成るクロノグラフ機能を有するタイムピース。
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