JP5270689B2 - 時計制御部材のための耐衝撃装置 - Google Patents

時計制御部材のための耐衝撃装置 Download PDF

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Description

本発明は、時計機能を制御する部材のための耐衝撃装置に関し、具体的には、該部材に作用して該部材に関連する機能を作動させる、あらゆる衝撃を防ぐことができる、この種の装置に関する。
特にクロノグラフ機構の場合、押しボタンのような制御部材に対して大き過ぎる力をかけると、これに関連する機能に激し過ぎる作用をもたらしかねないことが知られている。すなわち、例えば、クロノグラフを動作させるために用いられる竜頭又は押しボタンにおいて、クロノグラフ機構に激しい力が伝達されると、この機構に損傷を与えることがあり、それは部品を交換しなければならないことを意味する。
こうした問題を避けるためには、押しボタン又は竜頭の縁に肩部を形成することにより、又は、完全に若しくは部分的にこれらを囲むように固定の若しくは取り外し可能なフレームを用いることさえも行って、押しボタン又は竜頭を保護することが知られている。これにより、押しボタン又は竜頭の偶発的な動きによる衝撃が防止されて、機構が保護される。しかしながら、この場合、時計ケースは複雑になり、より嵩ばって扱いにくいものになる。時には、時計ケースは魅力のないものになることもあり、それは、中級又は高級時計に望まれる効果とは相容れない。
本発明の目的は、時計ムーブメントの一部を形成し、かつ各制御部材を選択的に保護する耐衝撃装置を設けることにより、上述した欠点の全て又は一部を克服することである。
すなわち、本発明は、ケースを含み、該ケース内に時計を動作させるためのシステムが取り付けられて、該ケースから突出する制御部材により制御され、制御部材の少なくとも1つは、ケース内に取り付けられた耐衝撃装置と協働し、該耐衝撃装置が該ケースに対して可動に取り付けられた主構成要素を含むように構成された時計に関するものであって、該主構成要素は、各々のシステムにおける上記少なくとも1つの制御部材が取り付けられたパーツに対する恒久的な機械接続部を含み、該機械接続部が、少なくとも1つの制御部材上に所定の閾値より大きい力がかかったときに、少なくとも1つの制御部材から該パーツを可逆的な方法で分離することを可能にし、さらに、該機械的接続部は摺動形式のものであって、ピンに対して弾性的に取り付けられたジャンパーばねを含むことを特徴とする。
本発明の他の有利な特徴によると、
−少なくとも1つの制御部材は、並進可能に取り付けられ、
−上記主構成要素は、各々のシステムにおける該主構成要素が取り付けられたパーツと同じ方法でケースに取り付けられ、
−該主構成要素は、上記少なくとも1つの制御部材から上記のパーツに力を伝達するために、上記少なくとも1つの制御部材と各々のシステムにおける上記パーツとの間に中間構成パーツを形成し、
−該主構成パーツは、これが取り付けられた各々のシステムにおける上記パーツと同じ軸に沿って回転可能に取り付けられ、
−時計は、システムを保護するために、2つの耐衝撃装置を含み、第1の装置は、クロノグラフ機構式のシステムを作動及び非作動にするための押しボタン形式の第1の制御部材と協働し、第2の装置は、クロノグラフシステムをゼロにリセットするための押しボタン式の第2の制御部材と協働し、
−ある時間にわたって押しボタンの押下げに対する抵抗の差をほぼ同じに維持するように、2つの押しボタンを接続する、力の分配を均等にする装置をさらに含み、
−均等力分配装置は、両方の押しボタンに対して押下げ力に対するほぼ同じ抵抗を与えるように、ジャンパーばねを側方に動かすためのレバーを含み、
−該均等力分配装置のジャンパーばねと一つの耐衝撃装置のジャンパーばねとが、同じ固定手段を共有するために同じ構成パーツを形成し、
−該均等力分配装置の抵抗力が、各耐衝撃装置を分離するのに必要な所定の力の閾値より小さく、
−上記機械的接続部を分離するための力は、各システムのあらゆる劣化を防ぐために、25Nにほぼ等しい。
その他の特徴及び利点は、添付図面を参照して、非限定的な例として以下に与えられる説明から明らかになるであろう。
本発明による時計の概略図である。 本発明によるクロノグラフ機構を中心として示す概略図である。 非作動位置にあるクロノグラフ機構の全体図である。 停止/開始押しボタンにより作動させられたときの、終局位置にあるクロノグラフ機構全体図である。 開始/停止押しボタンにより過度に作動されたきの、分離位置にあるクロノグラフ機構の全体図である。 作動位置にあるクロノグラフ機構の全体図である。 リセット押しボタンにより作動させられたときの、終局位置にあるクロノグラフ機構全体図である。 リセット押しボタンにより過度に作動されたときの、分離位置にあるクロノグラフ機構の全体図である。
図1に示されるように、本発明は時計1に関し、そのケース11は、時計ムーブメント3、時間設定システム5、クロノグラフ機構7及び表示システム9を収容している。
時計ムーブメント3は機械式であることが好ましく、表示システム9のインジケータ装置13を動かし、これは、例えば、時刻目盛りと針とを備えた文字盤を含み、針は、文字盤の上を動き、かつ時計ムーブメント3に接続されている。ムーブメントは、例えば、ケース11から突出する竜頭15を操作することにより、時刻設定システム5を介して設定することができる。時計ムーブメント3は本発明により保護されるものではないので、ここではこれ以上説明しない。
二段階のクロノグラフ機構は、第2のインジケータ装置17を動かす。そのインジケータ装置17は、表示システム9に属する少なくとも1つのカウンタを含む。図2に示されるように、クロノグラフ機構7は、2つの制御部材19、21により制御され、制御システム23、リセット装置25、歯車列装置27、連結装置29、固定装置31、2つの耐衝撃装置33、35、及び力均等化装置37を含む。
本発明においては、制御部材19及び21は、ケース11から突出する押しボタンであることが好ましい。この場合、押しボタン19、21のうちの一方の19のみが、制御システム23と協働して、インジケータ装置17の停止機能及び開始機能を交互に作動させる。第1の押しボタン19はさらに、クロノグラフ機構7を開始させたときに、リセット装置25を非作動状態にする。第2の押しボタン21は、リセット装置25の作動のみを制御する。
制御システム23は、図2に短い点線で示されるように、連結装置29及び固定装置31を制御する。開始制御が作動されたとき(すなわち、第1の押しボタン19)、制御システム23は、歯車列装置27が時計ムーブメント3のホイールと選択的にかみ合って該ムーブメントの駆動力の一部を伝達するように、連結装置29を制御する。制御システム23はまた、停止制御が作動されたときに(すなわち、押しボタン19)、インジケータ装置17を動かないように保持し、固定装置31を制御して、歯車列装置27を選択的に静止させ、それによりインジケータ装置の読み取りを容易にするようになっている。
制御システム23はまた、図2において短い点線で示されるように、リセット装置25を間接的に制御する。実際に、制御システム23は、クロノグラフ機構7が動作しているときにリセット装置25が作動されることを防止する。すなわち、以下に説明されるように、リセット装置は、クロノグラフ機構7が停止しているときにのみ作動することができる。
連結装置29及び固定装置31は本発明により保護されるものではないので、以下においては、これ以上の説明はしない。しかしながら、これらは、例えば、摩擦式又はロック式といった種々の型式のものとすることができることを特に述べておく。
リセット装置25は、インジケータ装置17を再初期化するように歯車列装置27に作用する。従って、リセット制御が作動されると(すなわち、押しボタン21)、上述のように、リセット装置25は制御システム23を介して作動される。さらに、リセット装置25は、開始制御が作動される(すなわち、第1の押しボタン19)と同時に非作動状態にされる。
本発明によると、各押しボタン19、21の各々が、押しボタン19、21にかかる激しい衝撃に対してクロノグラフ機構7を保護することを意図した耐衝撃装置35、33を含むことが好ましい。このような衝撃は、例えば、時計1を落としたときに押しボタン19、21の一方が地面と接触することにより生じることがある。
一例として、1メートルの高さから落とした場合に、このような衝撃により生じる加速度は5000gに達することがある。
耐衝撃装置35、33を以下、詳細に説明する。
本発明によると、クロノグラフ機構7は、適切な機能を作動させるために、押しボタン19、21の各々にかかる力をある時間にわたって再現可能にする力均等化装置37を含むことが好ましい。必ずしも同一である必要はないので、従って、前述の力は、同じ係数に従って多かれ少なかれある時間にわたって変化しなければならず、この係数は1より小さいか又は1より大きいものとすることができる。力均等化装置37を、以下に、より詳細に説明する。
ここで、図3を参照して、制御システム23、リセット装置25、衝撃装置33、35、及び力均等化装置37を説明する。
制御システム23は、制御レバー41、動作レバーフック43及びコラムホイール45を含む。レバー41は、本質的に平坦であり、軸A1を形成するピボット101に対して回転可能に取り付けられる。レバー41のピボット101に近い一端には細長い穴47が設けられ、この中に、レバーフック43に固定されたスタッド49が摺動可能に挿入される。図3に示されるように、固定ピン51がレバー41の他端にほぼ垂直に取り付けられる。ローラ53が、ピン51の一部の外径上に自由に取り付けられることが好ましい。
さらに、ほぼ平らなレバーフック43が、その一端においてピボット101に対して回転可能に取り付けられる。レバーフック43は、該レバーフック43にほぼ垂直に取り付けられたスタッド49を介して、レバー41の回動すなわち後方への回転により駆動される。レバーフック43の他端には、屈曲部42を介して、フック44を形成するのに有効な部分が設けられており、この屈曲部は、フックを形成するのに有効な部分44をコラムホイール45の歯部に対してほぼ接線方向に方向付けることができる。
図3に示されるように、コラムホイール45は、軸A2を形成するピボット103に対して回転可能に取り付けられる。コラムホイール45は、ラチェットホイール46を含んでおり、この上にノッチ付きホイール48が取り付けられ、そのノッチはコラムとして用いられる。同じ図に見ることができるように、フック44は、ラチェットホイール46の1つの歯に面する。
リセット装置25は、ハンマー61、リセットレバー63、ハンマーレバー65及びハンマージャンパーばね67を含む。通常の方法で、ハンマー61は、歯車列装置27に固定されたハート状部材55、57、59の周辺壁に当たり、ハート状部材に機械的な力を作用させて、インジケータ装置17を再初期化する位置に戻すようにする。
図3からわかるように、歯車列装置27は、好ましくは3つのハート状部材55、57及び59を含み、これは、インジケータ装置17が、例えば、秒、分及び時の3つのカウンタを有することを意味する。本発明によると、ハンマー61は、衝突力をより良好に分配するために、互いにヒンジ取り付けされた2つのアーム60、62を有することが好ましい。
第1の、ほぼL字形状のアーム60は、第1のハート状部材59に当たるための、縦方向部分の端部に配置された停止部材58を有する。第1のアーム60の厚さを貫通するスタッド64がこの停止部材58の近傍に取り付けられる。かくして、その下部は、ハンマーレバー65内の穴71の中に滑り込むことにより協働し、上部はクロノグラフ機構7の上方に位置するパーツ内に配置された別の穴100の中に滑り込むことにより協働する。
摩擦を減らすために、ピン51の場合と同様に、下部と上部の外面上を自由に移動可能にローラが取り付けられることが好ましい。さらに、図3から図8に見られるように、穴100はその縦方向の下端部に拡大部分を有し、ローラが動いてその中に入ったときに、スタッド64の上部分のローラにより多くの自由を与えるようになっている。これは、ハンマー61がわずかに回転することを可能にし、この回転により、ハンマー61が当たる時のわずかな時間差を補償することができるようになる、という利点をもたらす。
第1のアーム60の横方向部分の端部は、第1のスタッド64と同じ種類の、すなわち第1のアーム60を突き抜ける第2のスタッド66を有する。その下部は、第2のアーム62に対して回転可能に取り付けられ、上部はクロノグラフ機構7の上方に位置するパーツ内に配置された穴102の中に摺動可能に挿入されるように取り付けられる。スタッド64の場合と同様の方法で、スタッド66は、上部に対して自由にかつ同軸に動くように取り付けられたローラを有することが好ましい。
ほぼ波形の第2のアーム62は、後の2つのハート状部材55及び57の各々にそれぞれ係合する2つの停止部材54及び56を有する。第1のアーム60と第2のアーム62との間のいずれかの相対運動の大きさを制限するために、第2のアーム62上に、第1のアーム60の溝69に摺動可能に挿入されるフィンガ68が設けられる。このハンマー61の構成はまた、リセット局面の間の動きの許容差を可能にし、これによりハンマー61は、各々の停止部材54、56、58が関連付けられたハート状部材55、57、59に対して係合する時のわずかな時間差を補償することが可能になる。
ハンマーレバー65は、その作動位置(すなわち、図3、図5、図7におけるように、停止部材54、56、58がハート状部材55、57、59に当たっているとき)と、その非作動位置(すなわち、図4、図6、及び図8におけるように、停止部材54、56、58がハート状部材55、57、59から離れているとき)との間でハンマー61を動かすことができる。ハンマーレバー65は、軸A3を形成するピボット105に対して回転可能に取り付けられる。このレバーは、一端にピン72を、他端にアーム73を含む。ピン72は、レバー65の逃げ面上に固定的に取り付けられ、レバー41のピン51に対してほぼ平行に方向付けられる。ピン72は、ハンマージャンパーばね67に接触する。ピン72はさらに、摩擦を減少させるための同軸ローラを含むことが好ましい。
アーム73は、屈曲部74が存在することにより、ピン72を含む端部に対してほぼ垂直に方向付けられる。アーム73の端部は穴71を含み、この穴はスタッド64の下部のローラと協働することが好ましい。穴71により許容される遊びに関連するアーム73の向きが、レバー65が軸A3の周りを回転したときに、ハンマー61の推力を、このハンマーを穴100及び102に対してほぼ平行に方向付けることにより最適化する。
リセットレバー63は、ハンマー61を、その非作動位置(すなわち、図4、図6、図8におけるように、停止部材54、56、58がハート状部材55、57、59から離れているとき)から、その作動位置(すなわち、図3、図5、図7におけるように、停止部材54、56、58がハート状部材55、57、59に当たっているとき)に向けて動かす。リセットレバー63は、軸A4を形成するピボット107上に回転可能に取り付けられる。リセットレバーは、ほぼw字形状であり、その一端にアーム81を含み、このアーム81は、ハンマー61を動かすために、スタッド66の第2のローラに接触することが好ましい。
リセットレバー63は、そのおよそ中央の端部に、クロノグラフ機構7の動作モードに従って、すなわち、この機構が停止位置又は開始位置のどちらにあるかに応じて、該レバーの回転を制限するための、フィンガ83を含むことが好ましい。このように、フィンガ83は、ノッチ付きホイール48と協働し、フィンガ83がノッチ付きホイール48のコラムの1つに対向したときに、リセットレバー63の回転を制限し(図4及び図6に示されるように)、フィンガ83が2つのコラムの間に位置したときに、その回転を可能にする(図3、図5、図7及び図8に示されるように)ようになっている。
本発明の1つの有利な特徴によると、ハンマージャンパーばね67は双安定であり、すなわち、ハンマー61がその作動位置にあるとき及びその非作動位置にあるときの両方の場合において、ハンマー61を安定させることが可能である。ジャンパーばねは、概ねU字形状であり、その縦方向パーツの一方82は非常に剛性であり、レバー65のピン72のローラに接触することが好ましい。かくして、縦方向パーツ82は、軸A5を形成するピボット109の周りを回転することによりピン72にどのように応力がかかるかに応じて、他方の縦方向パーツから離れるように又はこれに近付くように弾性的に動くことが可能になる。第2の縦方向パーツ85は、必要な弾性を与えるために、第1の縦方向パーツよりも薄いことが好ましい。
結果として、ハンマージャンパーばね67は、縦方向パーツ82が他方の縦方向パーツから離れる方向に運動Mを行う間に、反作用力、すなわちピン72がハンマーレバー65をその運動の開始時に動かすのに必要な力を発生させるために用いられる。ハンマージャンパーばね67はまた、弾性が緩む間に駆動力を発生させるように用いることができ、すなわち、ジャンパーばね67が、その平衡位置に戻るのに十分な力を供給し、これによって、以下に説明されるように、ピン72の移動を終了させることができるようにすることが利点をもたらす。
図3、図5及び図7に示す例において、ハンマー61が作動中の安定位置にある場合、すなわち、ハンマーレバー65が、そのピン72によってハンマージャンパーばね67の縦方向パーツ82の頂面86に当たる位置に保持されている場合が図示されている。ハンマージャンパーばね67は、このようにして、その頂面86を介して、ハンマー61がその非作動位置に向かう運動L及びKに対抗し得る力を及ぼす。
図4、図6、及び図8に示す例において、ハンマー61が非作動中の安定位置にある場合、すなわち、ハンマーレバー65が、そのピン72によってハンマージャンパーばね67の縦方向パーツ82の横面88に配置されたノッチに当たる位置に保持されている場合が図示されている。したがって、ハンマージャンパーばね67は、その横面88を介して、ハンマー61がその作動位置に向かう運動に対抗する力(作動位置において頂面86により及ぼされる力に対してほぼ垂直の方向の力)を及ぼす。もちろん、ジャンパーばね67の各有効面86、88の勾配は、それらが適用される機構に応じて、その勾配を増大及び/又は減少させ、及び/又は、多かれ少なかれ直線的にすることが可能である。
本発明の別の有利な特徴によると、時計1は、所定の応力より大きい力がかけられたときに関連する機構の制御部材を離すことができる、耐衝撃装置33及び35を含む。以下の例においては、押しボタン19及び21を用いて、本発明による耐衝撃装置の動作を説明する。しかしながら、説明は、これらの実施形態に限定されるものではない。従って、これらの装置は、例えば、時計1の時間再設定装置5を制御する竜頭15のような別の制御部材を保護するために設けることもできる。
耐衝撃装置33は、リセットレバー63のあらゆる偶発的な作動に対してクロノグラフ機構7を保護する。この装置は、リセットレバー63と同じ軸A4に沿って回転可能に取り付けられる。耐衝撃装置33は、フィンガ92−溝94組立体と、ほぼC字形状の主パーツ91とを含み、該主パーツは、一端に係合ゾーン93を含み、他端にピン96−ジャンパーばね95組立体を含む。パーツ91は、押しボタン21とリセットレバー63との間の中間パーツとして働き、これらの要素を分離するために用いられる。
係合ゾーン93は、パーツ91の主平面に対してほぼ垂直で、押しボタン21の裏面に対向するフランジを含む。係合ゾーンは、押しボタン21に接触し、該押しボタンの力をパーツ91に伝達する。フィンガ92−溝94組立体は、リセットレバー63と主パーツ91との間の相対運動を制限する。図3に示す例においては、フィンガ92は、パーツ91とリセットレバー63の溝94とに固定される。しかしながら、逆の組立体も明らかに可能である。さらに、フィンガ92は、フィンガの全体としての動きを制限するために、穴100及び102とほぼ同じ面内にある上部穴87の中に取り付けられることが好ましい。
最後に、耐衝撃装置33は、ピン96−ジャンパーばね95組立体を含むようにすることが有利である。本発明によると、この組立体は、押しボタン21、係合ゾーン93及びパーツ91により連続的に伝達される力が強過ぎる場合、すなわち、伝達される力によりクロノグラフ機構7に損傷を生じる可能性がある場合を機械的に検出する。もちろん、予期する用途に応じて、他の接続を想定することもできる。
ピン96とジャンパーばね95のノッチとの間の機械的接続は、押しボタン21によって25Nを超える力がそこに伝達されたときに分離されるようにすることが好ましい。もちろん、反対の状況、すなわち、力がその所定の力よりも小さい場合には、リセットレバー63は、主パーツ91と同時に始動される。
ピン96−ジャンパーばね95組立体を選択することが好ましい理由は、この組立体が、平常位置ではいかなる力もクロノグラフ機構7に及ぼさないからであり、これは、この組立体により機構にかけられる応力が可能な限り小さくなることを意味する。さらに、分離力は、ジャンパーばね95のその他の部分に対するノッチの幾何学的形状に主として依存するので、構成するのが非常に容易であり、これは分離力を容易に再現できることを意味する。
図3に示す例においては、ピン96は、リセットレバー63の、アーム81を含む端部とは反対側の端部に取り付けられ、ジャンパーばね95は、パーツ91の、係合ゾーン93を含む端部とは反対側の端部に配置される。しかしながら、ピン96−ジャンパーばね95組立体を逆のやり方で取り付けることも可能であることが明らかである。
他方の耐衝撃装置35は、レバー41のあらゆる偶発的な作動に対してクロノグラフ機構7を保護する。この装置は、レバー41と同じ軸A4に沿って回転可能に取り付けられる。耐衝撃装置35は、フィンガ112−溝114組立体と、ほぼ円弧形状の主パーツ111とを含み、該主パーツは、一端に係合ゾーン113を含み、他端にピン116−ジャンパーばね115組立体を含む。パーツ111は、押しボタン19とリセットレバー41との間の中間部分として働き、これらの要素を離すために用いられる。
係合ゾーン113は、パーツ111の主平面に対してほぼ垂直で、押しボタン19の裏面と対向するフランジを含む。該係合ゾーンは、押しボタン19に接触し、該押しボタンの力をパーツ111に伝達する。フィンガ112−溝114組立体は、レバー41と主パーツ111との間の相対運動を制限する。図3に示す例においては、フィンガ112は、パーツ111とレバー41の溝114とに固定される。しかしながら、逆の組立体も明らかに可能である。さらに、フィンガ92の場合と同様に、フィンガ112は、フィンガの全体としての動きを制限するために、さらに、穴100及び102とほぼ同じ面内にある上部穴89の中に取り付けられることが好ましい。
耐衝撃装置35は、ピン116−ジャンパーばね115組立体を含むようにすることが有利である。本発明の構成によると、この組立体は、ブッシュボタン19、係合ゾーン113及びパーツ111により連続的に伝達された力が強過ぎる場合、すなわち、伝達された力によりクロノグラフ機構7に損傷を生じる可能性がある場合を機械的に検出する。
図3に示す例においては、ピン116は、主パーツ11の、軸A1とは反対側の端部に、ほぼ垂直に取り付けられる。ジャンパーばね115はレバー41の上に付加される。好ましくは、ピン117及び118を介してレバー41に接続されたフランジ(図を煩雑にすることを避けるために図示せず)を用いて、該フランジと該レバーとの間にジャンパーばね115を捕らえるようにすることによって、組立体が形成される。ピン116とジャンパーばね115のノッチとの間の機械的接続は、押しボタン19によって25Nを超える力がそこに伝達されたときに分離するようにされることが好ましい。
もちろん、反対の状況、すなわち、力がその所定の力よりも小さい場合には、レバー41は、主パーツ111と同時に作動される。最後に、耐衝撃装置33の場合と同様に、ピン116−ジャンパーばね115組立体を逆の手法で取り付けることも可能であることが明らかである。
主パーツ91、111は、リセットレバー63、レバー41とほぼ同じ厚さを有することが好ましい。従って、主パーツの各々の厚さは、0.5mmより薄くすることができる。
付加的な有利な特徴によると、時計1は、2つの制御部材の間の力を均等化するための装置37を含む。図2から図8に示される例において、力均等化装置37は、押下げられたときにクロノグラフ機構7を制御する押しボタン19、21の押下げ感度を個別に調節するためのものである。しかしながら、時計1の他の2つの制御部材間で力を均等化する装置37を想定することもできる。この個別調節は、両方の押しボタンに対して1つの装置を用いて、各々の押しボタン19、21が押下げられたときに反作用力を発生させるものとすることが有利である。
図3に示す例において、力均等化装置37は、中間レバー121、ジャンパーばね123、第1のフィンガ122−溝120組立体及び第2のフィンガ126−溝124組立体を含む。中間レバー121は、ほぼ中央において、軸A1に対して回転可能に取り付けられる。中間レバー121は、前述の反作用力を押しボタン19、21のための運動伝達機構に選択的に伝達し、これは、以下に説明されるように作動される。反作用力は、レバー121の概ね尖った端部125とレバー41に付加されたジャンパーばね123のノッチとの間の相対運動により誘起される。
2つの押しボタン19、21が押下げられたときに応力均等化装置37が動作するようにするために、レバー121は、2つのフィンガ−溝組立体を用いて、レバー41、すなわち押しボタン19に関連する運動伝達機構の一部、及び、リセットレバー63、すなわち押しボタン21に関連する運動伝達機構の一部をそれぞれ接続する。
すなわち、フィンガ122は、レバー121の先端部125と同じ端部上にほぼ垂直に取り付けられ、レバー41内に配置された溝120の中に摺動可能に挿入される。さらに、フィンガ126は、先端部125とは反対の他端上にほぼ垂直に取り付けられ、リセットレバー63内に配置された溝124に摺動可能に挿入される。
本発明によると、耐衝撃装置35のジャンパーばね115及び力均等化装置37のジャンパーばね123は、レバー41上に取り付けられた同じ固定手段117、118を共有することが有利である。すなわち、これらは二重ジャンパーばねを形成する一体部分127を備える。
図3に示されるように、軸A1の領域において、種々の線により表わされる、互いに少なくとも部分的に重なる少なくとも4つのパーツがある。好ましくは、連続した重なりの一方の端は中間レバー121であり、次いでレバー41、主パーツ111及びレバーフック43である。
ここで、時計1、より具体的にはクロノグラフ機構7の動作を図3から図8を参照して説明する。これらの図は、本発明の理解を助けるために、クロノグラフ機構7の一部のみを示す。さらに、図面間で押しボタン19、21により遂行される動きの量をより分かり易く示すために、押しボタン19及び21は、意図的に常に同じ押下げられていない位置に置かれている。
図3は、非作動中であるとき、すなわち、インジケータ装置17が用いられていないときのクロノグラフ機構7を示す。リセット装置25が作動中であり、すなわちインジケータ装置17が初期化されており、この位置は、好ましくはピン72のローラとジャンパーばね67の頂面86との間の接触によって安定であることが分かる。
さらに、耐衝撃装置33及び35は、その通常位置にあり、それぞれがそのリセットレバー63、レバー41に連結されている。さらに、力均等化装置37はその平衡位置にあり、中間レバー121の先端部125がジャンパーばね123のノッチ内に収容されている。最後に、制御システム23のコラムホイール45は、リセット装置25を作動させることが可能な位置にある。
クロノグラフ機構7が正常に作動しているとき、ユーザは、図3に示された矢印B方向に開始/停止押しボタン19を作動させる。第1段階において、押しボタン19は、押しボタン19の裏面が耐衝撃装置35の係合ゾーン113に接触するまで、並進方向Bにほぼ沿って動く。第2段階において、押しボタン19の運動が耐衝撃装置35の主パーツ111に伝達され、これが、次に軸A1周りの回転Cを与える。
押しボタン19に及ぼされる運動Bの速度が、ジャンパーばね115−ピン116のリンク上に、好ましくは25Nより大きい力を生じさせた場合には、耐衝撃装置35は分離位置になる。これは、主パーツ111のピン116とレバー41上に取り付けられたジャンパーばね115のノッチとの間のリンクが外れることを意味する。その結果として、ほぼハート状部材59に向けられた押しボタン19の並進方向Bの動きは、耐衝撃装置35の主パーツ111の逆方向の回転Cのみを生じさせる。主パーツ111の回転Cは、図5に示されるように、フィンガ112が穴89の端に当たったときに制限される。
好ましくは、この段階又はその直前に、押しボタン19のつば129(図5に示す)が時計1のケース11に当接し、それが押しボタン19の移動をより確実に制限する。代替的な又は相補的な要素として、移動停止部材の一端を係合ゾーン113内に設けることもできる。押しボタン19が離されるといつでも、ジャンパーばね115の戻り力が、ピン116をジャンパーばね115のノッチへと戻す。このようにして、耐衝撃装置35は、レバー41に付随する運動伝達機構を保護し、自動的かつ機械的に再配置される。
押しボタン19に及ぼされる運動Bの速度が、ジャンパーばね115−ピン116のリンク上に好ましくは25Nより小さい力を生じさせた場合には、耐衝撃装置35は通常位置のままであり、第3段階において、その運動をレバー41に伝達する。レバー41は、軸A1の周りを同じ逆回転Cで駆動される。レバー41が移動している間に、第3段階で生じた回転Cの大きさにより、ハンマーレバー65のピン51が運動方向Dに動かされ、レバーフック43は、その穴47が運動方向Eに動かされる。
結果として、第4段階において、穴47に係合する、レバーフック43のスタッド49もまた、該レバーフック43を軸A1周りで逆C回転方向に駆動する。従って、フック44は、ほぼ接線方向の運動Fを通じて、対向するラチェットホイール46の歯に近付くように動く。第5段階において、フック44は、ラチェットホイール46と接触し、コラムホイール45に力を作用させて、軸A2の周りの回動運動Gを生じさせる。
フック44の最大移動に対応する第5段階の終局において、図4に示されるように、コラムホイール45は、30度にほぼ等しい角度だけ旋回しており、ノッチ付きホイール48の1つのコラムがリセットレバー63のフィンガ83に面するようになる。これにより、リセット装置25の作動が妨げられている間に、制御システム23は状態を変化させることが可能になる。
図面を煩雑にすることを避けるために図示されていない方法で、前述の状態変化は、連結装置29を作動方向に制御し、すなわち、クロノグラフ機構7を時計ムーブメント3と一体にし、かつ、固定装置31を非作動方向に制御し、すなわち、歯車列装置27が固定されない状態にする。実際は、コラムホイール45は、ラチェットホイール46の下に第3の歯付きホイールを含み、これにより、前述の装置を制御できるようにすることが好ましい。
前述の第4及び第5の段階の間に、ピン51の推力運動Dが、ハンマーレバー65を動かす。ハンマーレバー65の運動は、軸A3の周りの逆回転運動Hである。好ましくは第4段階の開始後である第1の期間内に、ピン51は、好ましくはローラ53を介して、ピン51に面するハンマーレバー65の端部に接触する。レバー65は、そのピン72とジャンパーばね67の頂面86との間の接触のために、安定位置にある。
従って、レバー41の回転Cの開始の際(すなわち、第5段階と第1の期間の前)に、ユーザが感じる押しボタン19にかかる戻り力は、主として、中間レバー121の先端部125に対する、レバー41による軸A1の周りの運動Jで駆動されるジャンパーばね123の相対運動により発生するようにすることが有利である。
従って、第1の期間の開始時点で、押しボタン19にかかる推力は、主として、ジャンパーばね123が先端部125から離れる向きの運動J及びジャンパーばね67の縦方向パーツ82がピン72から離れる向きの運動Mによって及ぼされる複合反作用力に対抗しなければならない。
第2の期間は、レバー41がその移動の3分の2を完了したときに開始することが好ましい。該第2の期間は、レバー65のピン72のローラが、ジャンパーばね67の縦方向パーツ82の頂面86と横面88との間の共通の縁部を通過する時点に対応するものとすることが好ましい。その時点においては、押しボタン19の運動Bは、もはやジャンパーばね67を運動M方向である離間方向に動かす力を作用させるものではなく、逆に、ジャンパーばね67が平衡位置に戻ろうとするのを可能にするものである。
結果として、第2の期間のほぼ開始時点で、ハンマーレバー65はもはや押しボタン19に及ぼされる力によって動くことはなくなるが、ほぼ、ジャンパーばね67の縦方向パーツ82の軸45の周りでの戻り回動によって及ぼされる力により動かされるようになる。リセット装置25の運動(H、K、L)の終了は、その後、「自動的に」行なわれる。
図4に見られるように、第2の期間の終了時点(第5段階の終局にほぼ一致する)においては、ピン51のローラ53は、ハンマーレバー65と接触しておらず、そのピン72のローラは、ジャンパーばね67の横部分88のノッチ内に収容される。レバー65の運動は、ハンマー61のスタッド64を穴100内で並進方向Kに沿って直接的に駆動し、ハンマー61の第2のスタッド66を穴102内で並進方向Lに沿って間接的に駆動し、その結果、ハンマー61は、ハート状部材55、57及び59から離れるように動かされる。結果として、図4に示されるリセット装置25は、その安定した非作動位置にある。
かくして、ほぼ同時である第5段階及び第2の期間のそれぞれの終了時に、クロノグラフ機構7が作動すること、すなわち、インジケータ装置17が経過時間の表示を開始することが明らかである。しかしながら、押しボタン19に及ぼされる力が、ジャンパーばね115−ピン116のリンク上に25Nを超える力を生じさせた場合には、いつでも、レバー41は耐衝撃装置35によって駆動されなくなる。
図4は、また、力均等化装置37が図3に示される平衡位置に対して最も遠い位置にあることも示す。ジャンパーばね123に対する中間レバー121の先端部125の相対的運動は、このジャンパーばね123とレバー41との相互の動きにより完了していることがわかる。これは、レバー41上の溝120が中間レバー121のフィンガ122に向かって動くことにより可能となる。
結果として、単に押しボタン19を離すことで、中間レバー121の先端部125とジャンパーばね123との間の力が機械的に解除される。次いで、力均等化装置37は、その平衡位置に戻ろうとし、レバー41をその運動方向に駆動し、そして付随的に、上述の運動伝達機構により、リセット装置25の動作の状況を変えることなく、レバーフック43及び主パーツ111を駆動する。
図6に示されるように、クロノグラフ機構7は作動状態にあり、すなわち、インジケータ装置17が経過時間を計測し続け、リセット装置25はその非作動の安定位置にあり、力均等化装置37は平衡位置にあり、押しボタン19及び21に接続された運動伝達機構は静止位置にある。この段階においては、制御システム23のコラムホイール45のために、リセット装置25を作動させることは不可能である。さらに、上述のように、連結装置29が作動され、固定装置31が非作動にされる。
ユーザが、時間の計測を停止すること、すなわち、インジケータ装置17を停止することを望む場合には、押しボタン19を再度押下げる。前述のように、押しボタン19に及ぼされた力がジャンパーばね115−ピン116のリンク上に25Nより大きい力を生じさせた場合には、耐衝撃装置35は分離位置になり、レバー41を駆動させない。押しボタン19に対する圧力が所定の力より小さい場合には、上述の運動伝達機構はレバーフック43を接線方向である運動方向Fに駆動し、これにより、コラムホイール45上に、ほぼ30度の角度にわたる回動Gが与えられる。
その結果、制御システム23は、図3に対してほぼ対称な状態に戻り、これは、リセット装置25が再び作動可能にされることを意味する(リセットレバー63のフィンガ83は、ノッチ付きホイール48の2つのコラム間の空間に再び面する)。この状態はまた、例えば、上述のようにコラムホイール45の前述の第3のホイールを用いて、連結装置29を非作動にし(すなわち、クロノグラフ機構7を時計ムーブメント3から離す)、固定装置31を作動させる(すなわち、歯車列装置27を静止させる)。そこで、ユーザは、表示システム9のインジケータ装置17(固定されている)を通じて、計測することを望んだ経過時間を満足に読み取ることができる。
ユーザがクロノグラフ機構7を再始動させることを望む場合には、ユーザは押しボタン19を押下げて制御システムに状態変化を再び生じさせるが、これは、ユーザがクロノグラフ機構7を最初に始動させたときとまさに同じように感じられる。このことは、力均等化装置37により可能にされる。
ユーザが、例えば、新しい時間計測を行うために、インジケータ装置17を再初期化することを望む場合には、ユーザは、図7に示されるように、押しボタン21を押下げる。第1のステップにおいて、押しボタン21は、押しボタン21の裏面が耐衝撃装置33と接触するまで、並進方向Nにほぼ沿って動く。第2のステップにおいて、押しボタン21の運動は耐衝撃装置33の主パーツ91に伝達され、これが次に軸A4の周りの逆回転Pを生じさせる。
押しボタン21に及ぼされる運動方向Nの速度が、ジャンパーばね95−ピン96のリンク上に好ましくは25Nより大きい力を生じさせた場合には、耐衝撃装置33は分離位置になる。これは、リセットレバー63のピン96と主パーツ91上に配置されたジャンパーばね95のノッチとの間のリンクが外れることを意味する。その結果として、ほぼハート状部材59に向けられた押しボタン21の並進方向Nの動きは、耐衝撃装置33の主パーツ91の逆回転Pのみを生じさせる。主パーツ91の回転Pは、図8に示されるように、フィンガ92が穴87の端に当たったときに制限される。
好ましくは、この段階又はその前に、押しボタン21のつば131(図8に示される)が時計1のケース11に当接し、それが、押しボタン21の移動をより確実な方法で制限する。代替的な又は相補的な要素として、移動停止部材の一端を係合ゾーン93内に設けることもできる。押しボタン21が離されると常に、ジャンパーばね95の戻り力が、これをピン96の方向に戻す。このようにして、耐衝撃装置33は、リセットレバー63に付随する運動伝達機構を保護し、かつ機械的な手法で自動的に再配置される。
押しボタン21に及ぼされる運動Nの速度が、ジャンパーばね95−ピン96のリンク上に好ましくは25Nより小さい力を生じさせた場合には、耐衝撃装置33は通常位置のままであり、第3のステップにおいて、その運動をリセットレバー63に伝達する。リセットレバー63と、付随的にそのフィンガ83及びアーム81は、軸A4の周りに同じ逆回転P方向に駆動される。
第4のステップにおいて、アーム81は、ほぼハート状部材55、57及び59に向けられた運動Oを通じて、スタッド66の第2のローラに接触し、そのローラを駆動し始める。リセット装置25の運動伝達機構を通じて、リセットレバー63のアーム81の運動Oは、スタッド66の運動L'(上述のLのほぼ逆)、スタッド64のK'(上述のKのほぼ逆)、及びハンマーレバー65のH'(上述のHのほぼ逆)に変換される。しかしながら、ハンマーレバー65のピン72のローラがジャンパーばね67の横面88に対して接触しており、該ハンマーレバー65は安定位置にあるので、これは、移動Oに対して反作用力を生じる。
リセットレバー63の回転Pの開始のとき(すなわち、第4のステップの前)に、ユーザが感じる押しボタン21上の戻り力は、主として、フィンガ126−溝124組立体を介してリセットレバー63により与えられる軸A1の周りの運動Rで、中間レバー121の先端部125をジャンパーばね123に対して相対的に駆動する運動により発生するようにすることが有利である。
従って、第4のステップの開始時点で、押しボタン21にかかる推力は、主として、ジャンパーばね123が先端部125から離れる向きの運動J及びジャンパーばね67の縦方向パーツ82がピン72から離れる向きの運動Mによって及ぼされる複合反作用力に対抗するものでなければならない。
第5のステップは、リセットレバー63がその移動の3分の2を完了したときに開始するようにすることが好ましい。第5のステップは、レバー65のピン72のローラが、ジャンパーばね67の縦方向パーツ82の頂面86と横方向面88との間の共通の縁部を通過する時点に対応する。実際、その時点においては、押しボタン21の運動Nにより、ジャンパーばね67に運動M方向である離間方向に動く力が作用することはなく、逆に、ジャンパーばね67が平衡位置に戻ろうとするのを可能にする。
結果として、第5のステップのほぼ開始時点で、ハンマーレバー65は押しボタン21に作用する力によって動くことはなくなるが、ほぼ、ジャンパーばね67の縦方向パーツ82の軸45の周りでの戻り回動による力で動かされるようになる。リセット装置25の運動(H'、K'、L')の終了は、その後、「自動的に」行なわれる。
図7に示されるように、第5のステップの終了時点では、リセットレバー63のアーム81は、ハンマー61のスタッド66の第2のローラと接触しておらず、ハンマーレバー65のピン72のローラは、ジャンパーばね67の上部分に押し当たった状態にある。レバー65の運動は、ハンマー61のスタッド64を穴100内で並進方向K'に沿って直接的に駆動し、ハンマー61の第2のスタッド66を穴102内で並進方向L'に沿って間接的に駆動し、その結果、ハンマー61は、ハート状部材55、57及び59と接触するようになる。リセット装置25は、このようにして再作動される。
上で説明したハンマー61の二重アーム61、62構成は、ハンマー61の停止部材54、56、58がハート状部材55、57、59に当たる打撃力の釣り合いを改善する。さらに、打撃力は、押しボタン21に作用する力に依存せず、ジャンパーばね67の戻り力に依存するようにすることが有利である。
かくして、第5のステップの終了時に、クロノグラフ機構7は非作動にされ、そのインジケータ装置17は再初期化されていることが明らかである。しかしながら、押しボタン21に及ぼされる力が、ジャンパーばね95−ピン96のリンク上に25Nを超える力を生じさせた場合には、リセットレバー63は耐衝撃装置33によって駆動されることはなくなる。
耐衝撃装置33、35は、このようにしてクロノグラフ機構7を、押しボタン19、21のあらゆる激しい作動から保護する。装置33、35は、押しボタン19、21の両方が同時に作動された場合にも、クロノグラフ機構7を保護する。実際に、一方の押しボタン19は、リセットシステム25を非作動にさせようとするものであり、他方のボタン21は、リセットシステムを作動させるよとするものである。装置33、35のため、リンク116−115及び95−96の少なくとも一方が好ましくは25Nに等しいその所定の応力閾値に達すると直ちに、このリンクは分離され、他方のリンクはリセット装置25の制御下に残される。同様に、コラムホイール45のノッチ付きホイール48は、フィンガ83がリセットレバー63を激しく押した場合にも損傷を受けにくくなる。
図7は、また、力均等化装置37が図3に示される平衡位置から最も遠い位置にある状態を示す。特に、ジャンパーばね123に対する中間レバー121の先端部125の動きは、中間レバー121の動きにより完全に達成されていることがわかる。これは、レバー41上に配置された溝120内のフィンガ122の移動により可能となる。
単に押しボタン21を離すことで、中間レバー121の先端部125とジャンパーばね123との間の力が機械的に解除されるようにすることが有利である。次いで、力均等化装置37は、その平衡位置に戻ろうとし、その運動で、フィンガ126−溝124組立体を介してリセットレバー63を駆動させ、そして付随的に、ピン96−ジャンパーばね95組立体により、主パーツ91を駆動させる。
かくして、クロノグラフ機構7は、再び図3の構成になる。それゆえ、クロノグラフ機構7は非作動になり、リセット装置25は安定した作動位置になり、力均等化装置37はその平衡位置になり、押しボタン19、21に接続された運動伝達機構はその静止位置になる。
好ましくは、押しボタン19、21に触れる感覚が、ある時間にわたってほぼ等しくなるようにするために、ジャンパーばね115/95と耐衝撃装置35/33のピン116/96との組立体を分離するための力は、先端部125−ジャンパーばね123組立体を分離するための力より大きく、この後者の力は、ジャンパーばね67のピン72−表面86/88組立体を分離するための力より大きい。
もちろん、本発明は、図示された例に限定されるものではなく、当業者には明らかである種々の変形及び代替が可能である。特に、穴47−スタッド49組立体及び/又はフィンガ68/122/126−溝69/120/124組立体は、時計1の動作に影響を与えることなく逆にすることができる。このことは、もちろん、時計の組立体を取り付けるその他の方法にも当て嵌まる。
さらに、押しボタン19、21を作動させるための運動B、Nは、並進運動に限られるものではなく、どのような運動も可能であり、及び/又は、押しボタン以外の制御部材も想定することができる。
時計1を単純にするために、一方又は両方の押しボタン19、21が、それらに関連する機能を直接、すなわち、いずれかの中間の耐衝撃装置33、35なしで制御すること、すなわち押すことを想定することができる。
ローラのユーザは、上述の図における例に限定されず、いずれの時計も、もっと多くの又はもっと少ないローラ及び/又は異なるローラ構成(ローラが取り付けられるアーバーの直径、ローラの厚さ等)を含むことができる。
コラムホイール45の各々の状態を安定させるために、コラムホイールの歯部の1つと協働するように、ジャンパーばねを設けることができる。さらに、第2の期間は、レバー41の移動の3分の2よりも前又はその後に開始されるものとすることができる。
同様の方法で、第2の期間は、リセットレバー63の移動の3分の2よりも前又はその後に開始するようにすることができる。
最後に、ハンマーレバー65がレバー41を介して旋回するのに必要な力の作用及び強さを変化させるために、ピン51のローラと接触するハンマーレバー65の端部にカムを配置することができる。
1 時計; 3 時計ムーブメント; 5 時間設定システム;
7 クロノグラフ機構; 9 表示システム; 11 ケース;
13、17 インジケータ装置; 15 竜頭; 19、21 押しボタン;
23 制御システム; 25 リセット装置; 27 歯車列装置;
29 連結装置; 31 固定装置; 33、35 耐衝撃装置;
37 力均等化装置; 41 レバー; 43 レバーフック;
45 コラムホイール; 55、56、58 ハート状部材; 61 ハンマー;
63 リセットレバー; 65 ハンマーレバー; 67 ハンマージャンパーばね;
91、111 主構成パーツ; 95、115、123 ジャンパーばね;
96、116、117、118 ピン; 121 中間レバー。

Claims (10)

  1. 時計(1)を動作させるためのシステム(3、5、7、9)を内部に取り付けたケース(11)を含み、前記システムは前記ケースから突出する制御部材(15、21、19)により制御され、前記制御部材(15、21、19)の少なくとも1つが、前記ケース(11)内に取り付けられた耐衝撃装置(33、35)と協働し、前記耐衝撃装置(33、35)が、前記ケース(11)に対して可動に取り付けられた主構成要素(91、111)を含むように構成された時計であって、
    前記主構成要素(91、111)は、前記少なくとも1つの制御部材が取り付けられたシステム(25、23)のパーツ(63、41)との恒久的な機械接続部を含み、該機械的接続部が、前記少なくとも1つの制御部材(15、19、21)上に所定の閾値より大きい力がかかったときに前記少なくとも1つの制御部材から前記パーツを可逆的な方法で分離でき、前記機械的接続部は摺動形式のものであって、ピン(96、116)に対して弾性的に取り付けられたジャンパーばね(95、115)を含む
    ことを特徴とする時計。
  2. 前記主構成要素(91、111)が、前記制御部材(15、19、21)の少なくとも1つから前記パーツ(63、41)に力を伝達するために、前記制御部材(15、19、21)の少なくとも1つと各々の前記システム(25、23)の前記パーツ(63、41)との間の中間パーツとして働くことを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 前記少なくとも1つの制御部材が、前記ケース(11)上に並進運動可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の時計。
  4. 前記主構成要素(91、111)は、前記主構成要素が取り付けられた各々の前記システム(25、23)の前記パーツ(63、41)と同じ軸(A1、A4)に沿って回転可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに1項に記載の時計。
  5. 2つの耐衝撃装置(35、33)を含み、前記システム(7)の保護のために、第1の装置(35)は、クロノグラフ機構型のシステム(7)を始動及び停止するための押しボタン式の第1の制御部材(19)と協働し、第2の装置(33)は、前記クロノグラフシステムをリセットするための押しボタン式の第2の制御部材(21)と協働することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の時計。
  6. ある時間にわたって2つの押しボタン(19、21)の押下げに対する抵抗の差がほぼ同じになるようにするために、前記押しボタンを接続する、均等力分配装置(37)をさらに含むことを特徴とする請求項に記載の時計。
  7. 均等力分配装置(37)は、両方の前記押しボタン(19、21)に対し押下げ力に対するほぼ同じ抵抗を与えるように、ジャンパーばね(123)を側方に動かす(J)ためのレバー(121)を含むことを特徴とする請求項に記載の時計。
  8. 前記均等力分配装置(37)の前記ジャンパーばね(123)と前記耐衝撃装置の一方(35)のジャンパーばね(115)とが同じ構成パーツ(127)を形成し、同じ固定手段(117、118)を共有するようなっていることを特徴とする請求項に記載の時計。
  9. 前記均等力分配装置(37)の抵抗力が、各耐衝撃装置(33、35)を分離するのに必要な前記所定の力の閾値より小さいことを特徴とする請求項又は請求項に記載の時計。
  10. 前記機械的接続部の分離力が、前記各システムの損傷を防ぐために25Nにほぼ等しいことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の時計。
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