JP2009220666A - 自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造 - Google Patents

自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】外観性の向上と重量低減を図りながら共振しにくい自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造を提供する。
【解決手段】左右のリヤサイドカバー74間の後部にテールランプ77が配置され、リヤサイドカバー74の後部の上部となるリヤサイドカバー74の後端部74Eがグラブレール68の下面に沿って延びるとともに、後端部74Eの上面74aに上方に延びる爪部74bが形成され、グラブレール68の下面に爪部74bが差し込まれる溝部113bが設けられ、後端部74Eの下面74cがテールランプ77にクッション部材115を介して当てられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造に関するものである。
従来の自動二輪車のリヤサイドカバーとして、シート後部の下方に配置されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3745842号公報
特許文献1の図5、図9を以下に説明する。
シート12の後部下方にリヤサイドカバーとしての車体カバー23が配置され、この車体カバー23の後端部の中央上方にテールライト50が配置され、車体カバー23の後端の左右にフラッシャランプ51,51が配置されている。
車体カバー23の後端部は、剛性を高めたり、車体の振動に対して共振しにくくするため、上下の幅を大きくしているが、例えば、後端が細くなったシャープな形状に比べて外観性の点で魅力に欠け、重量も増える。
本発明の目的は、外観性の向上と重量低減を図りながら共振しにくい自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造を提供することにある。
請求項1に係る発明は、車体の後部側部を覆う左右一対のリヤサイドカバーとグラブレールとを後部に備える自動二輪車において、左右のリヤサイドカバー間の後部にテールランプが配置され、リヤサイドカバーの後部の上部となるリヤサイドカバーの後端部がグラブレールの下面に沿って延びるとともに、後端部の上面に上方に延びる爪部が形成され、グラブレールの下面に爪部が差し込まれる溝部が設けられ、後端部の下面がテールランプにクッション部材を介して当てられることを特徴とする。
作用として、リヤサイドカバーの後部の上部となるリヤサイドカバーの後端部がグラブレールの下面に沿って延びることで、リヤサイドカバーの後端部が細長く鋭角状の形状となり、外観性として魅力あるものになるとともに、リヤサイドカバーが軽量になる。
更に、リヤサイドカバーの後端部上面に形成された爪部がグラブレールの溝部に差し込まれ、リヤサイドカバーの後端部下面がテールランプにクッション部材を介して当てられることで、リヤサイドカバーの後端部の上下面が共に支持され、リヤサイドカバーの共振が抑えられる。
請求項2に係る発明は、リヤサイドカバーの後部が、側面視くの字形状に形成されていることを特徴とする。
作用として、リヤサイドカバーの後端部がくの字の上部を構成し、後上がりの細長く鋭角状の形状となる。
請求項3に係る発明は、グラブレールでは、その表面がゴム又は軟性樹脂で形成されていることを特徴とする。
作用として、サイドカバーの爪部を軟性のグラブレールの溝部に差し込みやすくなる。また、グラブレールを握ったときにソフトな感覚が得られる。
請求項4に係る発明は、グラブレールの後部に、平面視でテールランプの上方を覆うように平坦面が設けられていることを特徴とする。
作用として、テールランプの上方がグラブレールの平坦面で覆われるため、左右のリヤサイドカバーをテールランプの上方まで延ばさずに済み、リヤサイドカバーがより軽量になる。また、テールランプがグラブレールによって保護される。
請求項1に係る発明では、左右のリヤサイドカバー間の後部にテールランプが配置され、リヤサイドカバーの後部の上部となるリヤサイドカバーの後端部がグラブレールの下面に沿って延びるとともに、後端部の上面に上方に延びる爪部が形成され、グラブレールの下面に爪部が差し込まれる溝部が設けられ、後端部の下面がテールランプにクッション部材を介して当てられるので、リヤサイドカバーの後縁が横向きV字に形成されることで、横向きV字の上部を細長く鋭角状に形成することができ、外観性を向上させ、重量を軽減することができるとともに、リヤサイドカバーの爪部をグラブレールの溝部に差し込み、リヤサイドカバーの下面をクッション材を介してテールランプで押さえることで、リヤサイドカバーの横向きV字の上部の共振を抑制することができる。
請求項2に係る発明では、リヤサイドカバーの後部が、側面視くの字形状に形成されているので、リヤサイドカバーの後端部が後上がりの細長く鋭角状の形状となり、側面視での外観性を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、グラブレールの表面がゴム又は軟性樹脂で形成されているので、リヤサイドカバーの爪部の組付け性を向上させることができるとともに、グラブレールを握ったときにソフトな感覚を与えることができる。
請求項4に係る発明では、グラブレールの後部に、平面視でテールランプの上方を覆うように平坦面が設けられているので、テールランプの上方がグラブレールの平坦面で覆われるため、特別にテールランプの上方をリヤセンタカバーなどで覆う必要がなく、リヤサイドカバーの面積を減らすことができ、リヤサイドカバーを軽量にすることができる。
また、テールランプ上方からの荷重をグラブレールの平坦面で受けることができ、テールランプを保護することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るリヤサイドカバー支持構造が採用された鞍乗り型車両の側面図であり、鞍乗り型車両10は、車体フレーム11の前端を構成するヘッドパイプ12に操舵自在にフロントフォーク13が取付けられ、このフロントフォーク13の上端にバーハンドル14、下端に前輪16がそれぞれ取付けられ、ヘッドパイプ12から後方斜め下方に延びるメインフレーム17及びメインフレーム17の後端部から下方に延びるピボットプレート18にエンジン20のクランクケース21が取付けられ、ピボットプレート18にピボット軸22を介して上下スイング自在にスイングアーム23が取付けられ、このスイングアーム23の後端に後輪24が取付けられ、メインフレーム17の後部から後方斜め上方に左右一対のシートレール25,26(手前側の符号25のみ示す。)が延び、これらのシートレール25,26の上部にシート27が取付けられ、ピボットプレート18及びシートレール25,26の中間部のそれぞれに左右一対のサブフレーム31,32(手前側の符号31のみ示す。)が渡され、スイングアーム23の後端部及びシートレール25,26の中間部のそれぞれに渡された左右一対のリヤクッションユニット33,33(一方の符号33のみ示す。)とからなるスクータ型自動二輪車である。
車体フレーム11は、上記のヘッドパイプ12、メインフレーム17、ピボットプレート18、シートレール25,26及びサブフレーム31,32からなる。
ヘッドパイプ12の前方はフロントカバー35に覆われ、ヘッドパイプ12及びメインフレーム17の両側方及びメインフレーム17の前部の上方はメインフレームカバー36に覆われ、このメインフレームカバー36の両側部の下部は左右一対のメインフレームサイドカバー37,38(手前側の符号37のみ示す。)の上部で覆われ、これらのメインフレームサイドカバー37,38の下縁にエンジン20のシリンダ部41の両側方及びメインフレーム17の後部の両側方を覆うロアカバー43,44(手前側の符号43のみ示す。)が接続されている。
エンジン20は、前後にほぼ水平に延びる駆動源であり、クランクケース21の前端にシリンダブロック51が取付けられ、このシリンダブロック51にシリンダヘッド52が取付けられ、シリンダヘッド52の前端がヘッドカバー53で覆われ、クランクケース21の後部に一体的に変速機55が設けられる。
シリンダヘッド52は、上部に吸気装置57、下部に排気装置58が接続されている。
吸気装置57は、シリンダヘッド52に吸気マニホールド61を介して接続されたスロットルボディ62と、このスロットルボディ62にコネクティングチューブ(不図示)を介して接続されたエアクリーナ64とからなり、エアクリーナ64の上部はメインフレーム17の前部で支持されている。
排気装置58は、シリンダヘッド52に接続された排気管66と、この排気管66の後端に接続されたマフラ67とからなる。
シートレール25,26の後端部には、シート27の後部に着座した同乗者が掴むグラブレール68が取付けられている。
シート27の下方には、メインフレームカバー36、メインフレームサイドカバー37,38及びロアカバー43,44に連続するセンタカバー71と、シートレール25,26の両側方を覆う左右一対のボディサイドカバー72,73(手前側の符号72のみ示す。)及び左右一対のリヤサイドカバー74,76(手前側の符号74のみ示す。)が配置され、左右のリヤサイドカバー74,76の後部の間にテールランプ77が配置され、左右のリヤサイドカバー74,76の下部の間に、後輪24の上方を覆うリヤフェンダ78が配置されている。
ここで、符号85はバーハンドル14を覆うハンドルカバー、86は前輪16の上方を覆うフロントフェンダ、87はフロントカバー35の下部から露出するように配置されたヘッドランプ、88,88(手前側の符号88のみ示す。)はクランクケース21から側方に突出する左右一対の運転者用ステップ、89,89(手前側の符号のみ示す。)はサブフレーム31,32にステップホルダ91を介してそれぞれ取付けられた同乗者用ステップ、92は変速機55から側方に突出する出力軸、93は出力軸92に取付けられたドライブスプロケット、94は後輪24に一体的に設けられたドリブンスプロケット、96はドライブスプロケット93及びドリブンスプロケット94のそれぞれに掛け渡されたチェーン、97はチェーン93の上方を覆うチェーンカバー、98はピボットプレート18に取付けられたメインスタンドである。
図2は本発明に係る鞍乗り型車両の要部平面図(図中の矢印(FRONT)は車両前方を示している。以下同じ。)であり、シート27の後方に前部から後部にいくにつれてすぼまる形状に形成されたグラブレール68が配置されている。
グラブレール68は、テールランプ77の上方に配置されてテールランプ77を上方から覆う部品であり、前方に大きく開いたハの字状に左右に配置された山部68a,68bと、これらの山部68a,68bの間に山部68a,68bよりも低く且つ平坦状に形成された谷部68cとを備え、山部68a,68bの側縁68d,68eに同乗者の手が掛けられ、平坦部68cが荷台として利用される。
ボディサイドカバー72,73の側縁72a,73aは、シート27の前部左右の側縁27a,27bに連続するように設けられ、グラブレール68の側縁68d,68eは、ボディサイドカバー72,73の側縁72a,73aの延長線に連続するように設けられているので、平面視で鞍乗り型車両10の後部の輪郭がシート27の前端からグラブレール68の後端まで滑らかな流線形のように形成され、外観性の向上と空気抵抗の低減とが図られている。
図3は図2の3−3線断面図であり、グラブレール68は、金属製の棒状芯材105、この棒状芯材105の車幅方向外側に取付けられた金属製で左右一対の外側板状芯材106,107(一方の符号106のみ示す。)、及び棒状芯材105の車幅方向内側に取付けられた金属製の内側板状芯材108からなる芯材110と、シートレール25,26(図1参照。符号25のみ図示。)側に取付けるための左右一対の取付部材(不図示)と、これらの芯材110及び取付部材を覆うように形成されたゴム又は軟質樹脂製の被覆材113とからなる。
棒状芯材105、外側板状芯材106,107、内側板状芯材108の棒状芯材105に隣接する部分と、これらの部分を包む被覆材113とは、同乗者の手で把持される把持部68L,68R(符号68Rは図2参照)を形成している。
把持部68L,68Rは、車幅方向外側にいくにつれて下がり且つグラブレール68の中央部側よりも厚肉にされているので掴みやすく、更に、芯材110によって剛性が高くなり、ゴム又は軟質樹脂製の被覆材113によって掴んだときのソフト感が得られる部分である。
グラブレール68の下面、即ち被覆材113の下面に下方に突出する左右一対の凸部113a,113a(一方の符号113aのみ示す。)が一体に形成され、これらの凸部113a,113aの下面にそれぞれ溝部113bが形成されている。
上記の溝部113bは、リヤサイドカバー74,76(一方の符号74のみ示す。)の後端部74E,76E(一方の符号74Eのみ示す。)の上面74a,76a(一方の符号74aのみ示す。)に上方に突出するように一体に形成された爪部74b,76b(一方の符号74bのみ示す。)が挿入されている。
また、リヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eの下面74c,76c(一方の符号74cのみ示す。)には、テールランプ77の上部に取付けられたクッション部材115が当てられている。
グラブレール68はシートレール25,26に取付けられ、テールランプ77も後述するようにシートレール25,26側に取付けられているため、グラブレール68の下面の溝部113b,113bにそれぞれ爪部74b,76bが差し込まれリヤサイドカバー74,76の下面74c,76cがテールランプ77にクッション部材115を介して当てられることで、リヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eが固定され、車体の振動に伴う共振を抑えることができる。
図4は本発明に係るリヤサイドカバーを示す斜視図であり、リヤサイドカバー74,76は、ボディサイドカバー72,73(図2参照)に取付ける取付部74f,74g,74h及び取付部76f,76g,76hをそれぞれ備え、後端部74E,76Eにグラブレール68(図2参照)側に支持される爪部74b,76bが形成されている。
図5は本発明に係るリヤサイドカバーの側面図であり、リヤサイドカバー74は、後縁74kが前すぼまりの横向きV字形状に形成され、横向きV字の上部、即ち、後端部74Eは、細長く鋭角状に車両後方斜め上方に延び、この後端部74Eの上面74aに爪部74bが形成されている。
後端部74Eの前方に設けられた凹部74mは、グラブレール68(図1参照)との干渉を避けるための部分である。なお、74nはリヤフェンダ78(図1参照)を取付けるための取付穴である。
リヤサイドカバー76(図4参照)については、リヤサイドカバー74と左右対称な形状であり、基本形状は同一であるため、説明は省略する。
図6は本発明に係るグラブレールを示す第1斜視図であり、グラブレール68は、左右の把持部68L,68Rの車幅方向内側にシートレール25,26(図1参照。符号25のみ図示。)に取付けるための取付部68M,68Nを備え、これらの取付部68M,68Nに取付用のボルトを挿入するボルト挿入穴68hが開けられている。
図7は本発明に係るグラブレールを示す第2斜視図であり、グラブレール68の底面を示す図である。
グラブレール68の底面には、後部の左右に凸部113a,113aが形成され、これらの凸部113a,113aにそれぞれ溝部113bが形成されている。なお、113cはグラブレール68の底面からテールランプ77(図1参照)の後部上面まで垂れ下がり、グラブレール68とテールランプ77との隙間を覆うスカート部である。
図8は本発明に係るリヤサイドカバーの後端部及びその周囲を示す斜視図であり、テールランプ77は、車両前方に延びる左右一対の前方突出部77a,77bが設けられ、これらの前方突出部77a,77bが、シートレール25,26(一方の符号25のみ示す。)の後端部間に渡されたリヤクロス部材117、詳しくは、クロス部材117に後方に延びるように設けられた左右一対のリヤステイ117a,117bに取付けられている。
テールランプ77の上面には左右一対の帯状のクッション部材115,115(一方の符号115のみ示す。)が貼り付けられ、これらのクッション部材115,115の上面がリヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eの下面に当てられている。
図9は本発明に係る自動二輪車の要部背面図であり、グラブレール68の底面に設けられたスカート部113cで、グラブレール68とテールランプ77との間の隙間を覆ったことを示している。この結果、自動二輪車10の背面視での外観性を向上させることができる。
以上の図1、図3〜図5、図8に示したように、車体の後部側部を覆う左右一対のリヤサイドカバー74,76と、同乗者が掴むグラブレール68とを後部に備える自動二輪車10において、左右のリヤサイドカバー74,76間の後部にテールランプ77が配置され、リヤサイドカバー74,76の後部の上部となるリヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eがグラブレール68の下面に沿って延びるとともに、後端部74E,76Eの上面74a,76aに上方に延びる爪部74b,76bが形成され、グラブレール68の下面に爪部74b,76bが差し込まれる溝部113b,113bが設けられ、後端部74E,76Eの下面74c,76c(一方の符号74cのみ示す。)がテールランプ77にクッション部材115を介して当てられるので、リヤサイドカバー74,76の後部(詳しくは、後縁74k,76k)が横向きV字(側面視V字形状)に形成されることで、後端部74E,76Eを細長く鋭角状に形成することができ、外観性を向上させ、重量を軽減することができるとともに、リヤサイドカバー74,76の爪部74b,76bをグラブレール68の溝部113b,113bに差し込み、リヤサイドカバー74,76の下面74c,76cをクッション材115を介してテールランプ77で押さえることで、リヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eの共振を抑制することができる。
また、リヤサイドカバー74,76の後部が、側面視くの字形状に形成されているので、リヤサイドカバー74,76の後端部74E,76Eが後上がりの細長く鋭角状の形状となり、側面視での外観性を向上させることができる。
更に、図3に示したように、グラブレール68の表面がゴム又は軟性樹脂で形成されているので、リヤサイドカバー74,76の爪部74b,76bをグラブレール68の溝部113b,113bに差し込みやすくすることができ、爪部74b,76bの組付け性を向上させることができるとともに、グラブレール68を握ったときにソフトな感覚を与えることができる。
また更に、図2に示したように、グラブレール68の後部に、平面視でテールランプ77の上方を覆うように平坦面としての谷部68cが設けられているので、テールランプ77の上方がグラブレール68の谷部68cで覆われる、又は山部68a,68b及び谷部68cで覆われるため、特別にテールランプ77の上方をリヤセンタカバーなどで覆う必要がなく、リヤサイドカバー74,76(図4参照)の面積を減らすことができ、リヤサイドカバー74,76を軽量にすることができる。
また、テールランプ77の上方からの荷重を谷部68c、ひいてはグラブレール68の全体で受けることができ、テールランプ77を保護することができる。
尚、本実施形態では、図3に示したように、グラブレール68に溝部113bを設け、テールランプ77をクッション部材115を介してリヤサイドカバー74に当てたが、これに限らず、テールランプ77の上部に溝部を設け、リヤサイドカバー74に溝部に挿入される下方に突出する爪部を設け、グラブレール68をクッション部材115を介してリヤサイドカバー74に当ててもよい。
本発明のリヤサイドカバー支持構造は、自動二輪車に好適である。
本発明に係るグラグレール構造が採用された鞍乗り型車両の側面図である。 本発明に係る鞍乗り型車両の要部平面図である。 図2の3−3線断面図である。 本発明に係るリヤサイドカバーを示す斜視図である。 本発明に係るリヤサイドカバーの側面図である。 本発明に係るグラブレールを示す第1斜視図である。 本発明に係るグラブレールを示す第2斜視図である。 本発明に係るリヤサイドカバーの後端部及びその周囲を示す斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の要部背面図である。
符号の説明
10…鞍乗り型車両、11…車体(車体フレーム)、68…グラブレール、68c…平坦面(谷部)、74,76…リヤサイドカバー、74b,76b…爪部、74c,76c…下面、74k,76k…後縁、74E,76E…後端部、77…テールランプ、113…被覆材、113b…溝部、115…クッション部材。

Claims (4)

  1. 車体の後部側部を覆う左右一対のリヤサイドカバーとグラブレールとを後部に備える自動二輪車において、
    前記左右のリヤサイドカバー間の後部にテールランプが配置され、リヤサイドカバーの後部の上部となる前記リヤサイドカバーの後端部が前記グラブレールの下面に沿って延びるとともに、前記後端部の上面に上方に延びる爪部が形成され、前記グラブレールの下面に前記爪部が差し込まれる溝部が設けられ、前記後端部の下面が前記テールランプにクッション部材を介して当てられることを特徴とする自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造。
  2. 前記リヤサイドカバーの後部は、側面視くの字形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のサイドカバー支持構造。
  3. 前記グラブレールは、その表面がゴム又は軟性樹脂製の被覆材で覆われていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造。
  4. 前記グラブレールの後部に、平面視で前記テールランプの上方を覆うように平坦面が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の自動二輪車のリヤサイドカバー支持構造。
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