JP5340778B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、リアグリップを備えた鞍乗型車両に関する。
従来、車両後部に配置されるリアグリップを下側からリアカバーで覆うとともに、リアカバーとリアグリップとが当接する部分にはリアカバー側に肉厚部を設けて、リアグリップが把持された場合の荷重を受けるようにした鞍乗型車両が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−213534号公報
ところで、上記従来の鞍乗型車両では、リアカバーの上記肉厚部がリアグリップの下側から当接するように組み付けられるため、リアカバーとリアグリップとを確実に固定するためには別の固定箇所を設ける必要があり、構造が複雑になる可能性があった。また、リアカバーが肉厚部を介して下側からのみリアグリップに当接しているため、リアグリップとリアカバーとの間の振動によって音が生じる可能性があった。
そこで、本発明は、鞍乗型車両において、リアグリップとリアカバーとを簡単な構造で固定できるとともに、リアグリップとリアカバーとの間の振動を防止することを目的とする。
上述課題を解決するため、本発明は、車両の後部を覆うリアカバーと、このリアカバーに覆われるリアグリップと、リアカバーに形成され、前記リアグリップと当接するように配置されるリブとを有し、前記リアカバーが前記リアグリップを上下から挟み込むように形成され、前記リアカバー内面の上面及び下面に形成される前記リブが、前記リアグリップを狭持するように前記リアグリップの上面及び下面のみに接触することを特徴とする鞍乗型車両を提供する。
また、上記構成において、前記リアグリップは湾曲して形成され、前記リブは前記リアグリップの湾曲部に亘って前記リアグリップの湾曲した軸線に対し直交して配置されても良い。
また、前記リアカバーはアッパリアカバー及びロアリアカバーで形成され、前記アッパリアカバー及び前記ロアリアカバーにそれぞれ前記リブを形成するとともに、前記リブが前記リアグリップの長手方向に沿って複数配置され、前記複数配置されたリブの外側で複数の前記リブを前記リアグリップの長手方向で挟む位置に、前記アッパリアカバーと前記ロアリアカバーとを締結する締結部を設けても良い。
また、前記締結部間において、凸部を前記リアカバーに設け、前記リアグリップに前記凸部が嵌合する穴を形成しても良い。
また、前記締結部の少なくとも一方側では、前記アッパリアカバーと前記ロアリアカバーと前記リアグリップとが共に締結されても良い。
さらに、前記リアカバーはアッパリアカバー及びロアリアカバーで形成され、前記リアグリップの軸線に直交する断面で、前記アッパリアカバーが上方に、前記ロアリアカバーが下方にそれぞれ膨出した膨出部が形成されると共に、前記ロアリアカバーの前記リアグリップ内方側に上方に凹む把持部が形成され、前記各膨出部を構成する壁を前記リアグリップの長手方向と交差する方向で連結するように、前記リブが前記リアグリップに沿って複数配置されても良い。
本発明に係る鞍乗型車両では、リアカバーがリアグリップを上下から挟み込むようにすることで、リアグリップによってリアカバーの位置を規制してリアカバーを支持することができる。これにより、リアカバーを支持するための他の部材を設けなくて良いため、リアグリップとリアカバーとを簡単な構造で固定できる。また、リアカバーのリブがリアグリップの上面及び下面のみに接触してリアグリップを狭持するため、リアグリップとリブと間の横方向のクリアランスの管理が不要となり、管理工数を削減できる。さらに、リブによってリアグリップを狭持するため、リブとリアグリップとの間で振動を生じにくくして振動音を低減できる。
また、リブがリアグリップの湾曲部に亘ってリアグリップの湾曲した軸線に対し直交して配置され、リアグリップに対して広い範囲にリブが形成されるため、リブとリアグリップとの間のクリアランスの管理幅を大きくとってもいずれかのリブがリアグリップと当接する。これにより、リブの高さの管理幅を大きくしてもリアカバーをリアグリップに適切に取り付けられるため、生産性が向上する。
また、アッパリアカバーとロアリアカバーとの締結部を、リアグリップの長手方向に沿って複数配置されたリブの外側で複数のリブを挟む位置に設けることで、締結部での締結力を利用して上下のリブでリアグリップを確実に狭持できるため、リアグリップ及びリブの上下方向のクリアランス管理を簡易化でき、生産性を向上できる。
また、リアカバーに設けた凸部をリアグリップの穴に嵌合させることで、簡単にリアグリップに対するリアカバー及びリブの位置を規制でき、リアカバーの組み付け性を損なうこと無くリアカバー及びリブを位置決めできる。
さらに、アッパリアカバーとロアリアカバーとの締結部にリアグリップを共に締結し、締結箇所を低減できるとともに、リアグリップとリアカバーとが組まれたアッセンブリー状態とすることができ、アッセンブリー状態のリアグリップとリアカバーとを車体に一度に取り付けできるため、生産性を向上できる。
また、リブを膨出部の壁部間を連結するように設けたため、リアカバーの強度及び剛性を確保できるとともに、リブの強度及び剛性も確保できるため、樹脂等により構成される軽量なリアカバーを用いたとしても、把持部として十分な強度及び剛性を有する把持部を設けることができる。
以下、本発明の実施の形態に係る車両について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で、上下、前後、左右の方向は、車両の運転者から見た方向をいう。
図1は、本発明の実施の形態に係る車両としての自動二輪車1の左側面図である。
自動二輪車1は、車体フレーム11の中央部にエンジン12が配置され、車体フレーム11の前端にフロントフォーク13が操舵可能に支持され、車体フレーム11の後部下部に上下に揺動可能なスイングアーム14が支持された鞍乗型車両である。
車体フレーム11は、フロントフォーク13を操舵可能に支持するヘッドパイプ16と、ヘッドパイプ16の上部から後下方に延びる左右一対のメインフレーム17と、ヘッドパイプ16の下部から後下方に延びる左右一対のダウンフレーム18と、メインフレーム17の中間部から後方へ延びる左右一対のシートレール19と、シートレール19の中間部とメインフレーム17の下部との間に掛け渡された左右一対のサブフレーム25を備えて構成されている。メインフレーム17の下部には、スイングアーム14を支持するピボット軸22が挿通される左右一対のピボットプレート23が設けられている。また、ヘッドパイプ16の近傍には、ダウンフレーム18とメインフレーム17との間を繋ぐ左右一対の第1補助フレーム26が設けられ、ピボットプレート23の後方には、サブフレーム25とメインフレーム17の下部とを繋ぐ左右一対の第2補助フレーム27が設けられている。第2補助フレーム27には、図示しないピリオンステップが取り付けられ、シートレール19の後部には、パイプ状のリアグリップ28が取り付けられている。
操行ハンドル31はフロントフォーク13の上部に取り付けられ、前輪WFはフロントフォーク13の下部に取り付けられている。燃料を貯留する燃料タンク33は、左右のメインフレーム17の上部の外側に跨るように取り付けられている。乗員用のシート71は、燃料タンク33と連続するようにシートレール19に沿って後方に延在している。シート71は、燃料タンク33の後方で運転者が着座する前シート部71Aと、前シート部71Aの後方に一段高く形成された後シート部71Bとを有している。
スイングアーム14は、左右のアームを有し、左右のピボットプレート23を貫通するピボット軸22を回動中心として後方に延び、スイングアーム14の後端には駆動輪としての後輪WRが支持されている。また、スイングアーム14の後端とシートレール19の中間部との間には、左右一対のリヤクッション36が掛け渡されている。
エンジン12は、シリンダ軸線が前傾して設けられ、クランク軸が収容されるクランクケース42の側から順に、ピストンが内部を摺動するシリンダブロック43、シリンダヘッド44及びシリンダヘッドカバー45を備えて構成されている。クランクケース42の後部には変速機41が一体的に設けられている。クランクケース42の前部には、スタータモータ75が設けられている。
また、エンジン12は、クランクケース42の前部に形成された前ハンガ部52、53が、ダウンフレーム18の下端に取り付けられたマウントプレート39に締結されるとともに、クランクケース42の後部に形成された後ハンガ部56、57が、メインフレーム17の下部に設けられたエンジンブラケット54、55に締結されることで、車体フレーム11に固定されている。
吸気装置46は、シート71の下方に配置されたエアクリーナ63と、エアクリーナ63にコネクティングチューブ62を介して接続された燃料供給装置61と、燃料供給装置61とシリンダヘッド44の吸気口44aとを接続する吸気管59とを備えている。
排気装置80は、シリンダヘッド44の前部に開口する排気口44bに接続されて後下方に延びる排気管81と、排気管81に接続されてエンジン12の下方で後方に延びる触媒収容部82と、触媒収容部82に連結されて後上がりに延びるマフラー83とを有している。
自動二輪車1は、樹脂製の車体カバーCを有し、車体カバーCは、エンジン12の上方を覆う上サイドカバー76、エアクリーナ63の側方を覆うサイドカバー77、シート71の下方を覆う後部サイドカバー78、及び、シートレール19の後部及びリアグリップ28を覆うリアカバー85を有している。上サイドカバー76、サイドカバー77及び後部サイドカバー78は車両の左右側面にそれぞれ設けられ、左右一対で構成されている。リアカバー85の後部には、テールライト67が取り付けられている。
また、符号79はヘッドライト、65は計器ユニット、66はフロントフェンダである。
図2は、車両後部の斜視図である。図3は、車両後部の正面図である。
図1及び図2に示すように、後部サイドカバー78は、それぞれシートレール19に沿うように後方に延び、後シート部71Bの下方まで延びている。リアカバー85は、上下2分割で構成され、後シート部71Bに連続して上側に設けられるアッパリアカバー86と、後部サイドカバー78に連続して下側に設けられるロアリアカバー87とを有している。アッパリアカバー86は、平面視でU字状に形成されて後シート部71Bの左右及び後部の縁に沿うように設けられており、左右の外側に張り出した張り出し部88Aを有している。
図3に示すように、ロアリアカバー87は、車両の左右に分割して一対で構成され、左ロアリアカバー87Lと、右ロアリアカバー87Rとを有している。
左ロアリアカバー87L及び右ロアリアカバー87Rは左右対称に形成されて車両の後部まで延び、車両後部の左右側面を覆っている。ロアリアカバー87はアッパリアカバー86の下方に連続して設けられており、張り出し部88Aに対応して張り出し部88Aの下方で張り出した張り出し部88Bを有している。この張り出し部88Bは後シート部71Bの幅よりも左右に張り出している。また、ロアリアカバー87の張り出し部88Bには、左ロアリアカバー87L及び右ロアリアカバー87Rの下面が上方に凹んで形成された把持部89をそれぞれ有している。
把持部89は、運転者及び同乗者が車両を把持できるように設けられており、例えば、後シート部71Bに着座した同乗者は走行中等に把持部89を掴むことができる。また、図2に示すように、アッパリアカバー86の張り出し部88Aには、後シート部71Bの縁部に沿って下方に窪んだ上側凹部90が形成されている。後シート部71Bに着座した同乗者は、親指を把持部としての張り出し部88Aに乗せ、他の手指を把持部89に回り込ませて把持することで上下から把持でき、把持し易い。
図3に示すように、車両後部において左ロアリアカバー87Lと右ロアリアカバー87Rとの間には、アッパリアカバー86の後部86Aが位置するとともに、テールライト67が設けられている。テールライト67は車幅方向の中央に設けられ、テールライト67の下方には、左右のウインカ9等が取り付けられるリアフェンダ8が設けられている。
図4は、車両後部を拡大して示した側面図である。図5は、車両後部の斜視図である。ここで、図5では、シート71及びアッパリアカバー86を取り外した状態を示している。
図4及び図5に示すように、シートレール19の後端には、左右のシートレール19間を繋ぐクロスメンバ19Aが設けられている。左右のシートレール19上においてクロスメンバ19Aの前方には、リアグリップ28が固定されるグリップ固定ブラケット19Bが設けられている。また、左右のシートレール19の間には、リアフェンダ8(図3参照)と一体に形成されたインナーカバー72が位置している。
リアグリップ28はシートレール19の後部上面に設けられ、シートレール19よりも大きく後上がりに傾斜してシートレール19の後端よりもさらに後方に延在している。リアグリップ28はリアカバー85を支持するフレーム部材として機能し、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとの間に介在している。また、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rの各々との合わせ面の境界85Aは、図4に示すように、リアグリップ28の上面に沿って後上がりに延在している。
リアグリップ28は、シートレール19よりも小径の複数のパイプ部材を組み合せて構成され、左右のシートレール19からそれぞれ後方に延びる左右一対のアーム部29と、車幅方向中央に設けられて左右のアーム部29を連結するU字部30とを有している。
各アーム部29は、シートレール19の幅よりも車幅方向に張り出すように湾曲して形成されており、グリップ固定ブラケット19Bから左右の幅を拡げながら後方に延びるブラケット接続部29Aと、ブラケット接続部29Aに連続して後方に延びて内側に湾曲するグリップ本体部29Bとを有している。各アーム部29は、前端部に挿通される固定ボルト15を介してグリップ固定ブラケット19Bに固定されている。
また、各ブラケット接続部29Aの前部には、ロアリアカバー87が連結される前部ステー91Aが設けられている。前部ステー91Aは車幅方向の内側を向いて配設されている。さらに、グリップ本体部29Bの各後端には、ロアリアカバー87が連結される後部ステー91Bが設けられている。後部ステー91Bは各グリップ本体部29Bの外側側面に板部材を設けて構成されている。また、図4の側面視では、左右ロアリアカバー87L,87Rの把持部89は、グリップ本体部29Bと重なっている。
U字部30は平面視でU字状に形成されており、車幅方向に延びる基部30Aと、基部30Aから屈曲して左右でそれぞれ前後に延びる腕部30Bとを有している。左右の腕部30Bは、その後端がそれぞれグリップ本体部29Bの後端に連結されて前方へ延び、基部30Aは、クロスメンバ19Aのすぐ後方に位置している。すなわち、U字部30は、U字の開き側が車両後部を向く向きで配設され、基部30Aはグリップ本体部29Bの後端よりも内側に位置している。
U字部30の基部30Aには、側面視でL字状に形成されたL字ステー38が固定されている。L字ステー38は、クロスメンバ19Aに固定されるクロスメンバ連結部38Aと、下方に延びるテールライト連結部38Bとを有している。U字部30は、クロスメンバ連結部38Aに挿通される固定ボルト15によってクロスメンバ19Aに固定されている。
また、U字部30には、左右の腕部30Bの間に掛け渡されたテールライトステー30Cが設けられている。
図5に示すように、テールライト67は、前方側へ突出したステー部67Aを有し、ステー部67Aに挿通されるネジ(図示略)を介してテールライトステー30Cに固定される。また、テールライト67は、前後方向に延びる固定具67Bによってテールライト連結部38B(図4参照)に固定されている。
本実施の形態では、ブラケット接続部29Aをグリップ固定ブラケット19Bに連結するとともに、クロスメンバ連結部38Aをクロスメンバ19Aに連結し、リアグリップ28を補強部材として活用したため、シートレール19の剛性を向上させることができる。
また、L字ステー38のクロスメンバ連結部38Aを介してリアグリップ28をシートレール19に固定するとともに、L字ステー38のテールライト連結部38Bにテールライト67を固定し、リアグリップ28の取付部材であるL字ステー38を有効に活用してテールライト67を固定したため、部品点数を削減してテールライト67を確実に固定できる。
さらに、グリップ本体部29Bをシートレール19の後端よりも後方へ延ばしたため、リアグリップ28の長さを十分に確保した上でシートレール19の長さを短くできる。これにより、比較的大径のシートレール19を短くして軽量化を図ることができる。
図6は、左ロアリアカバー87Lを示す図であり、図6(a)は平面図、図6(b)は左側面図である。図7は、リアカバー85の近傍を下方から見た図である。ここで、左ロアリアカバー87L及び右ロアリアカバー87Rは、車両幅方向の中心線に対して左右対称に構成されており、左右で同様な構造を有するため、図6では右ロアリアカバー87Rの図示を省略する。
図5〜図7に示すように、左ロアリアカバー87L及び右ロアリアカバー87Rは、アーム部29の下方において、アーム部29に沿うように後方へ延在している。
左右ロアリアカバー87L,87Rは、側面視で後上がりに形成されるとともに、車幅方向では、上縁部ほど外側に位置し、下縁部にかけて内側に位置するように形成されている。
左右ロアリアカバー87L,87Rの後部には、後部固定孔92A(締結部)が形成されており、この後部固定孔92Aには、左右ロアリアカバー87L,87Rをリアグリップ28の後部ステー91Bに固定する固定ネジ32(図5参照)が挿通される。
左右ロアリアカバー87L,87Rの前後方向の中間部には、中間部固定孔92B(締結部)が形成されており、この中間部固定孔92Bには、左右ロアリアカバー87L,87Rとアッパリアカバー86とをそれぞれ連結するカバー連結ネジ37(図5参照)が挿通される。
左右ロアリアカバー87L,87Rの前部には、組付け状態においてアーム部29より車両内側に位置するロアカバー側固定部92Cがそれぞれ設けられており、ロアカバー側固定部92Cは、前部ステー91Aに締結されるボルト40によって固定される。ロアカバー側固定部92Cよりもさらに前方側には、各後部サイドカバー78の後部に形成された爪部78Aが嵌合する嵌合部92Dがそれぞれ設けられている。
また、左右ロアリアカバー87L,87Rの後端には、アッパリアカバー86の後部86A(図3参照)に嵌め込まれる突出部92Eが形成されている。
把持部89は、左右の張り出し部88Bにおいて中間部固定孔92Bと後部固定孔92Aとの間にそれぞれ設けられている。把持部89は左右ロアリアカバー87L,87Rの各外縁部93から離れた内方側でその裏面側が上方に突出して形成されるとともに、車両前後方向に延在し、外縁部93と把持部89との間には、グリップ本体部29Bの下面に当接してグリップ本体部29Bを支持する下グリップ支持部94が形成されている。また、把持部89は、図7に示すように、グリップ本体部29Bと腕部30Bとの間において各後部サイドカバー78の後端の後方に位置している。
下グリップ支持部94は前後に延在し、グリップ本体部29Bは下グリップ支持部94を通って後方に延びている。
下グリップ支持部94は、外縁部93と把持部89とを繋ぐ複数の横リブ95(リブ)と、複数の横リブ95の間を繋ぐ縦リブ96とを有している。複数の横リブ95は、互いに間隔をあけてグリップ本体部29Bの軸線に略直交して配設され、リアグリップ28の長手方向に沿って並べて配置されている。縦リブ96はグリップ本体部29Bの軸線に沿って前後方向に延在し、各横リブ95の間を前後に繋いでいる。
下グリップ支持部94では、各横リブ95が縦リブ96の高さよりも高く形成されており、各横リブ95がグリップ本体部29Bに下方から当接してグリップ本体部29Bを支持するようになっている。縦リブ96は下グリップ支持部94の補強部材として機能している。また、横リブ95及び縦リブ96は、側面視で後上がりに形成されたグリップ本体部29Bの形状に対応して後上がりに配置されており、複数の横リブ95の各々がグリップ本体部29Bに当接可能となっている。
また、グリップ本体部29Bは下グリップ支持部94内で湾曲しているが、各横リブ95は、グリップ本体部29Bの湾曲部に亘って、グリップ本体部29Bの湾曲した軸線に対して直行して配置されている。
さらに、複数並んで配置された横リブ95のうち、中間部に位置する横リブ95の中央には、この横リブ95の上面よりも高く突出した円柱状の凸部97が形成されている。
図8は、アッパリアカバー86を示す図であり、図8(a)は平面図、図8(b)は左側面図である。
アッパリアカバー86はシート71の外縁に沿うように平面視でU字状に形成され、車幅方向の中心線を基準にして左右対称に形成されている。また、シート71の後方のテールライト67は、平面視においてアッパリアカバー86に覆われるようにしてアッパリアカバー86下方に位置し、テールライト67の後端はアッパリアカバー86の後端よりも車両前後方向の前側に位置している。
側面視では、アッパリアカバー86はリアグリップ28のアーム部29に沿って後上がりに配置される。アッパリアカバー86の後部の縁部には、リアグリップ28の後部ステー91Bに固定される後部固定孔102A(締結部)が形成されている。
アッパリアカバー86の前部には、左右ロアリアカバー87L,87Rの各中間部固定孔92B(図5、6参照)が固定されるカバー固定部102B(締結部)が形成されている。
また、カバー固定部102Bの近傍においてアッパリアカバー86の内方側には、左右ロアリアカバー87L,87Rの各ロアカバー側固定部92C(図5、6参照)に連結されるアッパリアカバー側固定部102Cが設けられている。
左右の張り出し部88Aにおいて、上側凹部90とアッパリアカバー86の外縁部103との間には、グリップ本体部29Bの上面に当接してグリップ本体部29Bを支持する上グリップ支持部104が形成されている。
上グリップ支持部104は前後方向に延在し、グリップ本体部29Bは上グリップ支持部104を通って後方に延びている。
上グリップ支持部104は、外縁部103と上側凹部90とを繋ぐ複数の横リブ105と、複数の横リブ105の間を繋ぐ縦リブ106とを有している。図7及び図8に示すように、複数の横リブ105は、互いに間隔をあけてグリップ本体部29Bの軸線に略直交して配設され、リアグリップ28の長手方向に沿って並べて配置されている。縦リブ106はグリップ本体部29Bの軸線に沿って前後方向に延在し、各横リブ105の間を前後に繋いでいる。
上グリップ支持部104では、各横リブ105が縦リブ106の高さよりも高く形成されており、各横リブ105がグリップ本体部29Bに上方から当接してグリップ本体部29Bを支持するようになっている。縦リブ106は上グリップ支持部104の補強部材として機能している。また、横リブ105及び縦リブ106は、側面視で後上がりに形成されたグリップ本体部29Bの形状に対応して後上がりに配置されており、複数の横リブ105の各々がグリップ本体部29Bに当接可能となっている。
また、各横リブ105は、グリップ本体部29Bの湾曲部に亘って、グリップ本体部29Bの湾曲した軸線に対して直行して配置されている。
さらに、上グリップ支持部104は下グリップ支持部94よりも幅広に形成されており、横リブ105の長さは横リブ95の長さよりも長くなっている。
図9は、図6のIX−IX断面図である。ここで、図9では、アッパリアカバー86を組付けた状態を示している。
図9に示すように、リアグリップ28の軸線を直交する断面では、アッパリアカバー86は、張り出し部88Aが上方に膨出して形成された上膨出部98を有し、左右ロアリアカバー87L,87Rは、張り出し部88Bが下方に膨出して形成された下膨出部108を有している。
下膨出部108はその内部にグリップ本体部29Bが収まる大きさに形成されており、グリップ本体部29Bは、下膨出部108内に収容されている。
把持部89は、グリップ本体部29Bに隣接して車幅方向の内方側に位置し、リアグリップ28の上面29Cと同等の高さまで上方に向けて凹んでおり、下膨出部108の内方側の壁94Aを構成している。
各横リブ95は、壁94Aと下膨出部108の外方側の壁を構成する壁94Bとを、リアグリップ28の長手方向と交差する方向で連結するように、下膨出部108内の下部に形成されている。各横リブ95の上面は平坦に形成されており、各横リブ95がグリップ本体部29Bに接触する部分は、グリップ本体部29Bの下面29Dのみとなっている。また、各横リブ95はグリップ本体部29Bの軸線に略直交するように設けられており、接触部である下面29Dに対して広い範囲に形成されている。
グリップ本体部29Bの下面29Dには、凸部97が嵌合する位置決め穴29E(穴)が形成されている。位置決め穴29Eは、リアグリップ28と左右ロアリアカバー87L,87Rとの組付けの位置関係に合わせた位置に形成されており、凸部97を位置決め穴29Eに嵌め込むことで左右ロアリアカバー87L,87Rを車幅方向及び前後方向の正しい位置に位置決めできる。
凸部97及び位置決め穴29Eは、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとを連結する締結部である後部固定孔92Aと中間部固定孔92Bとの間に位置しており、各締結部の近くに位置している。これにより、凸部97を位置決め穴29Eに嵌合させた状態で各締結部を締結し易いため、組立て性が良い。
上膨出部98は、上側凹部90側の壁98Aと、外縁部103の側に下る壁98Bとによって構成されている。
各横リブ105は、壁98Aと壁98Bとを、リアグリップ28の長手方向と交差する方向で連結するように上膨出部98内に形成され、その下面は上膨出部98の下面の近傍まで延びている。各横リブ105の下面は平坦に形成されており、各横リブ105がグリップ本体部29Bに接触する部分は、グリップ本体部29Bの上面29Cのみとなっている。また、各横リブ105はグリップ本体部29Bの軸線に略直交するように設けられており、接触部である上面29Cに対して広い範囲に形成されている。
また、各横リブ105の下面には、外縁部103とグリップ本体部29Bとの間で下方に突出する突起105Aが形成されており、さらに、突起105Aと外縁部103との間には上方へ凹んだ溝部105Bが形成されている。左右ロアリアカバー87L,87Rは、外縁部93の上端が溝部105Bに嵌めこまれた状態でアッパリアカバー86に組付けられている。
グリップ本体部29Bは、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとによって上下から挟み込まれており、リアカバー85の上膨出部98及び下膨出部108の内面側にそれぞれ形成された横リブ105と横リブ95とによって上下から狭持されている。
このように、グリップ本体部29Bに横リブ95,105を上下から接触させて挟み込むようにすることで、アッパリアカバー86及び左右ロアリアカバー87L,87Rの位置を規制してグリップ本体部29Bによってリアカバー85を支持することができる。
そして、横リブ105及び横リブ95は、それぞれグリップ本体部29Bの上面29C及び下面29Dのみに接触してグリップ本体部29Bを狭持しており、グリップ本体部29Bの横方向の側面には接触していない。これにより、グリップ本体部29Bと横リブ95,105との間の横方向のクリアランスの管理が不要となり、管理工数を削減することができる。
また、各横リブ95,105はグリップ本体部29Bの湾曲部に亘ってグリップ本体部29Bの湾曲した軸線に直交しており、グリップ本体部29Bに対して広い範囲に各横リブ95,105が形成されているため、各横リブ95,105とグリップ本体部29Bとの間のクリアランスの管理幅を大きくとってもいずれかの横リブ95をグリップ本体部29Bと当接させることができる。
さらに、各横リブ95を壁94Aと壁94Bとを連結するように設け、各横リブ105を壁98Aと壁98Bとを連結するように設けたため、下膨出部108及び上膨出部98の強度及び剛性を確保できるとともに横リブ95,105の強度及び剛性も確保できる。これにより、樹脂により構成される軽量なリアカバー85に上側凹部90及び把持部89を設けた構成とした場合であっても、上側凹部90及び把持部89に把持部としての十分な強度及び剛性を持たせることができる。
ここで、図5〜図8を参照して、リアカバー85の組付け手順を説明する。
まず、リアグリップ28の単体に対し、ステー部67A及びテールライト連結部38B(図4参照)を介してテールライト67を取り付ける。次いで、位置決め穴29Eに凸部97を嵌合させるようにして、リアグリップ28に対し左右ロアリアカバー87L,87Rを仮組みする。
そして、リアグリップ28の上方からアッパリアカバー86を被せ、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとを合わせ、各締結部で固定する。詳細には、リアグリップ28の後部ステー91Bに、左右ロアリアカバー87L,87Rの後部固定孔92Aとアッパリアカバー86の後部固定孔102Aとを合わせて、固定ネジ32によって後部固定孔92A及び後部固定孔102Aを後部ステー91Bに共締めする。また、左右ロアリアカバー87L,87Rの中間部固定孔92Bと、アッパリアカバー86のカバー固定部102Bとを、カバー連結ネジ37によって締結する。さらに、リアグリップ28の前部ステー91Aに、左右ロアリアカバー87L,87Rのロアカバー側固定部92Cとアッパリアカバー86のアッパリアカバー側固定部102Cとを合わせて、ボルト40によってロアカバー側固定部92C及びアッパリアカバー側固定部102Cを前部ステー91Aに共締めする。これにより、リアグリップ28と左右ロアリアカバー87L,87Rとアッパリアカバー86とテールライト67とが一体に組付けられたリアカバーアッセンブリー体110(図4参照)が組み立てられる。ここでは、リアカバーアッセンブリー体110にはテールライト67が組み付けられているものとして説明したが、テールライト67は後で組み付けられても良い。
その後、リアカバーアッセンブリー体110を、シートレール19のグリップ固定ブラケット19B及びクロスメンバ19Aに固定ボルト15を介して固定することにより、リアカバー85を車体に組付けることができる。
このように、リアカバー85では、後部固定孔92Aと後部固定孔102Aとを締結する部分に後部ステー91Bを共締めし、前部ステー91Aにおいてもロアカバー側固定部92Cとアッパリアカバー側固定部102Cとを前部ステー91Aに共締めしたため、締結箇所を低減できるとともに、リアカバー85とリアグリップ28とを一体に組付けたリアカバーアッセンブリー体110を構成できる。
また、本実施の形態では、後部固定孔92A及び後部固定孔102Aを、リアグリップ28の長手方向に並べてそれぞれ配置された横リブ95,105の並びの外側の後方側に設け、中間部固定孔92B及びカバー固定部102Bを、横リブ95,105の並びの外側の前方側に設け、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとの締結部を、複数配置された横リブ95,105を挟む位置に設けている。これにより、締結部での締結力を利用して横リブ95,105によって上下からグリップ本体部29Bを確実に狭持できる。
また、図3に示すように、リアカバー85では、リアグリップ28は、アッパリアカバー86及び左右ロアリアカバー87L,87Rによって覆われており、外側に露出していない。このため、リアカバー85の周辺をすっきりと見せることができ、外観性を向上できる。さらに、固定ネジ32及びカバー連結ネジ37は、左右ロアリアカバー87L,87Rの張り出し部88Bの下面側に設けられており、視認されにくいため、車両の外観性を向上できる。
以上説明したように、本発明を適用した実施の形態によれば、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとが、横リブ95,105によってリアグリップ28のグリップ本体部29Bを上下から挟み込んでグリップ本体部29Bに当接するため、グリップ本体部29Bによってアッパリアカバー86及び左右ロアリアカバー87L,87Rの位置を規制してリアカバー85を支持することができる。これにより、リアカバー85を支持するための他の部材を設けなくて良いため、リアグリップ28とリアカバー85とを簡単な構造で固定できる。また、横リブ95,105がグリップ本体部29Bの上面29C及び下面29Dのみに接触してグリップ本体部29Bを狭持するため、グリップ本体部29Bと横リブ95,105との間の横方向のクリアランスの管理が不要となり、管理工数を削減できる。さらに、横リブ95,105によってグリップ本体部29Bを狭持するため、横リブ95,105とグリップ本体部29Bとの間で振動を生じにくくして振動音を低減できる。
また、横リブ95,105がグリップ本体部29Bの湾曲部に亘ってグリップ本体部29Bの湾曲した軸線に対し直交して複数配置され、グリップ本体部29Bに対して広い範囲に横リブ95,105が形成されるため、横リブ95,105とグリップ本体部29Bとの間のクリアランスの管理幅を大きくとってもいずれかの横リブ95,105が上下からグリップ本体部29Bと当接する。これにより、横リブ95,105の高さの管理幅を大きくしてもアッパリアカバー86及び左右ロアリアカバー87L,87Rをリアグリップ28に適切に取り付けられるため、生産性が向上する。
また、固定ネジ32によって後部ステー91Bに締結される後部固定孔92A及び後部固定孔102Aを、横リブ95,105の並びの外側の後方側に設け、カバー連結ネジ37によって締結される中間部固定孔92B及びカバー固定部102Bを、横リブ95,105の並びの外側の前方側に設け、アッパリアカバー86と左右ロアリアカバー87L,87Rとの締結部が、複数配置された横リブ95,105をリアグリップ28の長手方向で挟む位置に設けられている。このため、横リブ95,105の前後に配置された締結部での締結力を利用して横リブ95,105によって上下からグリップ本体部29Bを確実に狭持できる。これにより、グリップ本体部29B及び各横リブ95,105の上下方向のクリアランス管理を簡易化でき、生産性を向上できる。
また、左右ロアリアカバー87L,87Rの横リブ95上に設けた凸部97をリアグリップ28の位置決め穴29Eに嵌合させることで、簡単にリアグリップ28に対する左右ロアリアカバー87L,87R及び各横リブ95の位置を規制でき、左右ロアリアカバー87L,87Rの組み付け性を損なうこと無く左右ロアリアカバー87L,87R及び各横リブ95を位置決めできる。
さらに、横リブ95,105を挟むように配置された締結部のうちの一方側の締結部である後部固定孔92Aと後部固定孔102Aとの締結部に後部ステー91Bを共締めすることで、締結箇所を低減できるとともに、リアカバー85とリアグリップ28とを一体に組付けたリアカバーアッセンブリー体110を構成できる。これにより、リアカバーアッセンブリー体110をシートレール19に組付けることで、リアカバー85及びリアグリップ28を一度に車体に組付けることができるため、生産性を向上できる。
さらにまた、各横リブ95を壁94Aと壁94Bとを連結するように設け、各横リブ105を壁98Aと壁98Bとを連結するように設けたため、下膨出部108及び上膨出部98の強度及び剛性を確保できるとともに横リブ95,105の強度及び剛性も確保できる。これにより、樹脂により構成される軽量なリアカバー85に張り出し部88A及び把持部89を設けた場合であっても、張り出し部88A及び把持部89に把持部としての十分な強度及び剛性を持たせることができる。従って、リアグリップ28をリアカバー85で覆ってリアグリップ28が外側に露出しない構成とし、自動二輪車1の同乗者等が直接リアグリップ28を把持しない構成とした場合においても、十分な強度及び剛性を有した張り出し部88A及び把持部89を設けることができる。
なお、上記実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は上記実施の形態に限定されない。
上記実施の形態では、中間部固定孔92Bとカバー固定部102Bとがカバー連結ネジ37によって締結されるものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、中間部固定孔92Bの近傍のリアグリップ28にカバー連結ネジ37が締結されるステーを設け、このステーに中間部固定孔92B及びカバー固定部102Bをカバー連結ネジ37によって共締めしても良い。
また、本発明は、自動二輪車1に限らず、三輪又は四輪を越える車輪数の車両に適用することができる。その他の自動二輪車1の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態に係る自動二輪車の左側面図である。 車両後部の斜視図である。 車両後の正面図である。 車両後部を拡大して示した側面図である。 車両後部の斜視図である。 左ロアリアカバーを示す図である。 リアカバーの近傍を下方から見た図である。 アッパリアカバーを示す図である。 図6のIX−IX断面図である。
1 自動二輪車(鞍乗型車両)
28 リアグリップ
29B グリップ本体部
29C 上面
29D 下面
29E 位置決め穴(穴)
85 リアカバー
86 アッパリアカバー
87 ロアリアカバー
87L 左ロアリアカバー
87R 右ロアリアカバー
89 把持部
92A 後部固定孔(締結部)
92B 中間部固定孔(締結部)
94A、94B 壁
95、105 横リブ(リブ)
97 凸部
98 上膨出部
98A、98B 壁
102A 後部固定孔(締結部)
102B カバー固定部(締結部)
108 下膨出部

Claims (6)

  1. 車両の後部を覆うリアカバーと、このリアカバーに覆われるリアグリップと、リアカバーに形成され、前記リアグリップと当接するように配置されるリブとを有し、
    前記リアカバーが前記リアグリップを上下から挟み込むように形成され、
    前記リアカバー内面の上面及び下面に形成される前記リブが、前記リアグリップを狭持するように前記リアグリップの上面及び下面のみに接触すること、
    を特徴とする鞍乗型車両。
  2. 前記リアグリップは湾曲して形成され、
    前記リブは前記リアグリップの湾曲部に亘って前記リアグリップの湾曲した軸線に対し直交して配置されたこと、
    を特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
  3. 前記リアカバーはアッパリアカバー及びロアリアカバーで形成され、
    前記アッパリアカバー及び前記ロアリアカバーにそれぞれ前記リブを形成するとともに、前記リブが前記リアグリップの長手方向に沿って複数配置され、
    前記複数配置されたリブの外側で複数の前記リブを前記リアグリップの長手方向で挟む位置に、前記アッパリアカバーと前記ロアリアカバーとを締結する締結部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1または2記載の鞍乗型車両。
  4. 前記締結部間において、凸部を前記リアカバーに設け、前記リアグリップに前記凸部が嵌合する穴を形成したこと、
    を特徴とする請求項3記載の鞍乗型車両。
  5. 前記締結部の少なくとも一方側では、前記アッパリアカバーと前記ロアリアカバーと前記リアグリップとが共に締結されること、
    を特徴とする請求項3または4記載の鞍乗型車両。
  6. 前記リアカバーはアッパリアカバー及びロアリアカバーで形成され、
    前記リアグリップの軸線に直交する断面で、前記アッパリアカバーが上方に、前記ロアリアカバーが下方にそれぞれ膨出した膨出部が形成されると共に、前記ロアリアカバーの前記リアグリップ内方側に上方に凹む把持部が形成され、
    前記各膨出部を構成する壁を前記リアグリップの長手方向と交差する方向で連結するように、前記リブが前記リアグリップに沿って複数配置されたこと、
    を特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両。
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