JP2009194556A - 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 - Google Patents

固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009194556A
JP2009194556A JP2008032196A JP2008032196A JP2009194556A JP 2009194556 A JP2009194556 A JP 2009194556A JP 2008032196 A JP2008032196 A JP 2008032196A JP 2008032196 A JP2008032196 A JP 2008032196A JP 2009194556 A JP2009194556 A JP 2009194556A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solid
holder
imaging device
state imaging
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008032196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4949289B2 (ja
Inventor
Kazuo Kinoshita
一生 木下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2008032196A priority Critical patent/JP4949289B2/ja
Priority to US12/322,949 priority patent/US8130315B2/en
Publication of JP2009194556A publication Critical patent/JP2009194556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4949289B2 publication Critical patent/JP4949289B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/0203Containers; Encapsulations, e.g. encapsulation of photodiodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L31/00Semiconductor devices sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L31/02Details
    • H01L31/0232Optical elements or arrangements associated with the device
    • H01L31/02325Optical elements or arrangements associated with the device the optical elements not being integrated nor being directly associated with the device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/54Mounting of pick-up tubes, electronic image sensors, deviation or focusing coils
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/57Mechanical or electrical details of cameras or camera modules specially adapted for being embedded in other devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/301Electrical effects
    • H01L2924/3025Electromagnetic shielding

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

【課題】レンズバレルを透光性蓋部から容易に着脱することができ、透光性蓋部上へレンズバレルを容易に固定および位置合わせすることのできる固体撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明の固体撮像装置100は、透光性蓋部3上にレンズバレル8aを固定するホルダ4を備え、ホルダ4が、透光性蓋部3の外側部に嵌合した状態で、レンズバレル8aを下方に押圧することによって、レンズバレル8aが透光性蓋部3上に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置およびそれを備えた電子機器に関するものであり、より詳細には、例えば、カメラ付き携帯電話、ディジタルスチルカメラ、監視カメラやドアホンなどのセキュリティカメラなどの各種電子機器に好適に利用できる固体撮像装置に関するものである。
カメラモジュールは、携帯電話やインターネットカメラなどに応用され、ますます高画素化、高機能化が進んでいる。この高画素化および高機能化を牽引しているのは、CCDセンサデバイスまたはCMOSセンサデバイスの高画素化である。この高画素化は、各センサデバイスの画素の微細化により実現される。これにより、レンズの高解像度化、レンズの明るさの向上、オートフォーカス機能およびズーム機能などの光学機構の進歩などにつながっている。
また、携帯電話の需要は年々高まっており、携帯電話用カメラモジュールの生産量は、1機種につき数万〜数十万台/月と、非常に多い。このため、カメラモジュールを生産する上では、この生産量を無視できない。従って、この生産量を達成するために、いかに組み立てやすく工程数を削減するか(作業時間を短縮するか)、いかに不良品を減らすかが重要なファクタとなる。
一方、固体撮像素子を組み上げて製造されたカメラモジュールは、出荷前に出荷試験を行う。この出荷試験で不良と判定された原因を分析すると、カメラモジュールの撮像画像に、黒い傷またはシミが写りこんで不良となっているケースが多い。このようなケースは、故障というよりむしろ、単にカメラモジュール内部のレンズと固体撮像素子との間の光路上のごみや埃が、撮像画像に影を落としているだけである。これらのごみや埃は、カメラモジュール筐体の樹脂から発塵したもの、工程内の組み立て装置の磨耗によるもの、工程内の人員に起因するものなど、さまざまである。しかし、カメラモジュール内のごみ、埃を取り除く又はごみ、埃の付着した部品を交換すれば、よいはずである。
このように、カメラモジュールを製造する上では、組み立てやすさだけでなく、不良の原因となるゴミ対策も重要となる。
そこで、例えば、特許文献1には、ゴミ対策が施されたカメラモジュールが記載されている。図36は、特許文献1の固体撮像装置の平面図および断面図である。このカメラモジュール400は、固体撮像素子402の有効画素領域403が透光性部材404で覆われている。これにより、固体撮像素子402の受光面(撮像面)へのゴミの侵入を、透光性部材404によって防ぐことが可能となっている。
また、特許文献2にも、ゴミ対策が施されたカメラモジュールが記載されている。図37は、特許文献2のカメラモジュール500の断面図である。カメラモジュール500では、組み立て工程の早い段階で、固体撮像素子502の感光領域503を透光板504で覆うことにより、ゴミの影響を受けにくいカメラモジュール500を実現している。また、カメラモジュール500では、レンズ507を保持したレンズホルダ508も含めて、封止樹脂509により封止されている。
また、特許文献3および4には、組み立てが容易なカメラモジュールが開示されている。図38は、特許文献3のカメラモジュールの分解斜視図であり、図39は、特許文献4のカメラモジュールの分解斜視図である。特許文献3および4では、接着剤または樹脂固定をせずに、レンズバレルが配線基板に実装される。
具体的には、図38のように、特許文献3のカメラモジュール600は、ネジ606を用いたネジ締めにより、レンズ604(レンズバレル)を、固体撮像素子602が実装された配線基板601に固定する。
また、図39のように、特許文献4のカメラモジュール700は、レンズバレル708に形成されたタブ709が、配線基板701に形成された穴部703に挿入される。さらに、レンズバレル708に形成された位置決めピン710が、配線基板701に形成された受承穴704に挿入される。
特開2004−296453号公報(2004年10月21日公開) 特開2006−005211号公報(2006年01月05日公開) 特開2004−289572号公報(2004年10月14日公開) 特開平06−177271号公報 (1994年06月24日公開)
しかしながら、特許文献1〜4のカメラモジュールでは、レンズホルダの着脱が困難である。
具体的には、特許文献1の構成では、カメラモジュールを構成するために、特許文献2のように、樹脂によりレンズバレルを封止する必要がある。しかし、レンズバレルが封止されると、レンズバレルを取り外すことが困難である。このため、例えば、レンズバレル以外に不良が生じたカメラモジュールであっても、レンズバレルを再利用することなく、カメラモジュールごと廃棄することになる。
また、特許文献3のように、ネジ止めによる固定では、ネジの締め具合で位置決めが左右される上、部品点数も増える。さらに、ネジ締めは人手で行うことになる。このため、人件費の増大、生産コストにつながり、生産効率が、著しく低下する。また、人手の作業は、ばらつきが生じやすい。
また、特許文献4では、位置合わせの精度が、タブ709、穴部703、位置決めピン710、受承穴704の形状や精度に左右されてしまう。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、レンズバレルを透光性蓋部から容易に着脱することができ、透光性蓋部上へレンズバレルを容易に固定および位置合わせすることのできる固体撮像装置およびその固体撮像装置を備えた電子機器を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、
固体撮像素子と、
固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部と、
外部の光を固体撮像素子の受光部に導くレンズと、
そのレンズを保持したレンズバレルとを備えた固体撮像装置であって、
さらに、透光性蓋部上にレンズバレルを固定するホルダを備え、
上記ホルダが、透光性蓋部の外側部に嵌合した状態で、レンズバレルを押圧することによって、レンズバレルが透光性蓋部上に固定されていることを特徴としている。
上記の発明によれば、透光性蓋部の外側部にホルダが嵌合すると、レンズバレルが透光性蓋部上に固定される。しかも、このような嵌合状態で、ホルダは、レンズバレルを押圧する。これにより、ホルダおよび透光性蓋部の嵌合と、ホルダの押圧力とによって、レンズバレルが透光性蓋部上に固定される。従って、透光性蓋部上にレンズバレルを固定するために、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダと透光性蓋部との嵌合は、着脱可能である。このため、レンズバレルまたは固体撮像素子に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、ホルダが透光性蓋部に嵌合すると、ホルダの透光性蓋部への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダによって固定されるレンズバレルの透光性蓋部上への位置合わせも可能となる。
このように、上記の発明によれば、レンズバレルを透光性蓋部から着脱することができ、透光性蓋部上へレンズバレルを容易に固定および位置合わせすることも可能となる。このため、些細な不具合であれば、簡便に部品交換やリペアにより再利用することができる。それゆえ、廃棄損や、金額的な損失を軽減することができる。
本発明の固体撮像装置では、上記ホルダは、配線基板上に、固体撮像素子を内部に収容しており、
上記ホルダは、配線基板に着脱可能に固定されているとともに、透光性蓋部の側面部に対して垂直に圧力を加え、透光性蓋部を挟持していることが好ましい。
上記の発明によれば、ホルダは、配線基板に固定された状態で、透光性蓋部の側面を挟持する。しかも、ホルダは、透光性蓋部の側面に対して垂直に、透光性蓋部を押圧している。これにより、配線基板へのホルダの固定と、透光性蓋部に対するホルダの押圧力とによって、固体撮像素子が配線基板上に固定される。従って、配線基板上に固体撮像素子を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダと配線基板とは、着脱可能である。このため、配線基板または固体撮像素子に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、ホルダが配線基板に固定され、ホルダが透光性蓋部の側面を挟持することによって、ホルダの配線基板への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダの内部に収容される固体撮像素子の配線基板への位置合わせも可能となる。
このように、上記の発明によれば、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることも可能となる。
なお、ホルダは、透光性蓋部の側面を挟持するため、透光性蓋部の表面(上面)から固体撮像素子の受光部までの光路は確保される。
本発明の固体撮像装置では、上記ホルダは、
透光性蓋部の側面ごとに独立して設けられ、各側面部に接触する接触部と、
接触部を回動自在に保持し、配線基板に着脱可能に固定された固定部と、
接触部の外側部に嵌め込まれて接触部を固定するフレームとを備えることが好ましい。
上記の発明によれば、透光性蓋部の側面ごとに設けられた接触部が、固定部によって、回動自在に保持されている。これにより、接触部を固体撮像素子よりも拡げて、配線基板に固体撮像素子を実装した後、接触部を固体撮像素子よりも狭めて、接触部を透光性蓋部の側面部に当接させることができる。従って、配線基板への固体撮像素子の実装が容易になる。
本発明の固体撮像装置では、上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
上記接続部は、ホルダが透光性蓋部を挟持した状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触するようになっていることが好ましい。
上記の発明によれば、ホルダが透光性蓋部を挟持した状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触する接続部を備えている。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、接続部を介して、配線基板に送ることができる。
上記の発明によれば、ホルダが配線基板に係止されることにより、ホルダは配線基板に固定される。しかも、このような係止状態で、ホルダは、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を押圧する。これにより、ホルダおよび配線基板の係止と、ホルダの押圧力とによって、固体撮像素子が配線基板上に固定される。従って、配線基板上に固体撮像素子を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダと配線基板との係止は、着脱可能である。このため、配線基板または固体撮像素子に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、配線基板にホルダが係止されると、ホルダの配線基板への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダの内部に収容される固体撮像素子の配線基板への位置合わせも可能となる。
このように、上記の発明によれば、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることも可能となる。
本発明の固体撮像装置では、上記ホルダは、配線基板上に、固体撮像素子を内部に収容しており、
上記ホルダは、配線基板に係止されているとともに、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込んでいることが好ましい。
上記の発明によれば、ホルダが配線基板に係止されることにより、ホルダは配線基板に固定される。しかも、このような係止状態で、ホルダは、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を押圧する。これにより、ホルダおよび配線基板の係止と、ホルダの押圧力とによって、固体撮像素子が配線基板上に固定される。従って、配線基板上に固体撮像素子を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダと配線基板との係止は、着脱可能である。このため、配線基板または固体撮像素子に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、配線基板にホルダが係止されると、ホルダの配線基板への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダの内部に収容される固体撮像素子の配線基板への位置合わせも可能となる。
このように、上記の発明によれば、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることも可能となる。
本発明の固体撮像装置では、上記配線基板およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることが好ましい。
上記の発明によれば、係止フックが係止溝に係合することによって、ホルダと配線基板とを係止するとともに、配線基板とホルダおよび固体撮像素子との位置合わせが可能となる。
本発明の固体撮像装置では、上記固体撮像素子の周囲に、配線基板上に半田付けされた台座を備えており、
上記台座およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることが好ましい。
上記の発明によれば、係止フックが係止溝に係合することによって、ホルダと配線基板とを係止するとともに、配線基板とホルダおよび固体撮像素子との位置合わせが可能となる。
本発明の固体撮像装置では、上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
上記接続部は、ホルダが配線基板に係止された状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触するようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、ホルダが配線基板に係止された状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触する接続部を備えている。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、接続部を介して、配線基板に送ることができる。
本発明の固体撮像装置では、上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、
上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触するようになっていることが好ましい。
上記の発明によれば、ホルダが配線基板に係止されたときにのみ、配線基板とホルダとが互いに電気的に接続される。つまり、誤った配置状態でホルダが配線基板に実装された場合には、配線基板とホルダとが互いに電気的に接続されなくなる。従って、配線基板とホルダとの位置合わせを確実に行うことができる。
本発明の固体撮像装置では、上記接続部は、プローブ端子であることが好ましい。
これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、プローブ端子を介して、配線基板に送ることができる。
本発明の固体撮像装置では、上記接続部は、導電性ゴムであることが好ましい。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、導電性ゴムを介して、配線基板に送ることができる。
本発明の固体撮像装置では、上記透光性蓋部の側面部に溝が形成されており、
上記ホルダは、上記溝に係止される突起を備えることが好ましい。
上記の発明によれば、ホルダが透光性蓋部の側面を挟持した状態で、ホルダに形成された突起が、透光性蓋部の側面部に形成された溝に係止される。これにより、配線基板に対するホルダおよび固体撮像素子の位置合わせを高精度に行うことができる。
本発明の電子機器は、前記いずれかの固体撮像装置を備えている。それゆえ、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることのできる電子機器を提供することができる。
本発明の固体撮像装置は、透光性蓋部上にレンズバレルを固定するホルダを備え、上記ホルダが、透光性蓋部の外側部に嵌合した状態で、レンズバレルを押圧することによって、レンズバレルが透光性蓋部上に固定されている構成である。それゆえ、レンズバレルを透光性蓋部から容易に着脱することができ、透光性蓋部上へレンズバレルを容易に固定および位置合わせすることが可能となるという効果を奏する。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、本発明の固体撮像装置の斜視図である。
図1のように、固体撮像装置100は、配線基板1、固体撮像素子2、透光性蓋部3、ホルダ4、レンズ7、およびレンズバレル8aを備えている。また、固体撮像装置100は、図2のように、ホルダ4によって、レンズバレル8aが、透光性蓋部3上に固定された構成となっている。なお、説明の便宜上、配線基板1側(配線基板1に近づく方)を下方、レンズバレル8a側(配線基板1から離れる方)を上方とする。
配線基板1は、固体撮像素子2の電気信号を取り出すものであり、図示しないパターニングされた配線を有する基板である。この配線と、固体撮像素子2とは、ボンディングワイヤにより接続されている。これにより、互いに電気信号の送受が可能となっている。配線基板1は、例えば、プリント基板,ガラスエポキシ基板、またはセラミック基板などである。なお、配線基板1の裏面には、外部接続用の電極(図示せず)が形成されており、外部装置と電気的に接続することが可能となっている。
固体撮像素子2は、配線基板1の中央部に配置されており、半導体回路が形成された半導体基板(例えばシリコン単結晶基板)が平面視矩形形状に形成されたものである。固体撮像素子2は、例えば、CCD(charge-coupled device)イメージセンサ、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサ、VMISイメージセンサ(Threshold Voltage Modulation Image Sensor)である。固体撮像素子2には、複数の受光素子(画素)がマトリクス状に配置された受光部21が形成されている。受光部21は、固体撮像素子2における有効画素領域(撮像面)である。受光部21は、固体撮像素子2の主面(表面)の中央部に、平面視矩形形状に形成されている。また、受光素子は、受光部21に結像された被写体像(透光性蓋部3を透過した光)を電気信号に変換する。
透光性蓋部3は、固体撮像素子2の受光部21が形成された面に、受光部21と対向して配置されている。つまり、透光性蓋部3は、受光部21を覆うように設けられる。図3は、固体撮像装置100における、固体撮像素子2および透光性蓋部3を示す側面図であり、図4は同じく断面図である。図3および図4のように、透光性蓋部3は、受光部21の周囲に形成された接着部5により、固体撮像素子2上に接着される。透光性蓋部3は、受光部21との間に、間隔(隙間・空隙)Sが形成されるように設けられている。接着部5は、受光部21の周囲全域に形成されているため、この間隔Sは密閉空間となる。これにより、受光部21への湿気の浸入および塵埃の浸入や付着等を防止することができ、受光部21での不良の発生を防ぐことができる。透光性蓋部3は、透光性を有するガラスや樹脂などの透光性部材から構成されている。なお、透光性蓋部3には、固体撮像素子2に入射する赤外線をカットする赤外線カットフィルタ等の光学フィルタが形成されていてもよい。これにより、透光性蓋部3が、外部からの赤外線を遮断する機能を備えるようになる。
なお、接着部5は、例えば、シート状の接着剤を貼着し、フォトリソグラフィ技術で露光及び現像等の処理をすることにより、パターンニングされて形成される。このようにフォトリソグラフィ技術を用いれば、接着部5のパターンニングを高精度に行うことができる。また、シート状の接着剤を用いれば、接着部5の厚さを均一にすることができる。これにより、透光性蓋部3を受光部21に対して高精度に接着することができる。
レンズ7およびレンズバレル8aは、被写体像を形成する撮影光学系である。つまり、レンズ7およびレンズバレル8aは、被写体からの光を、固体撮像素子2に結像するための光学系である。レンズ7の光軸は、レンズバレル8aの中心軸と一致している。
レンズバレル8aは、外部の光を固体撮像素子2の受光部21に導くレンズ7を、内部に保持するものである。レンズバレル8aは、ホルダ4によって、透光性蓋部3上に固定される。つまり、レンズバレル8aの固定には、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着はなされていない。レンズ7およびレンズバレル8aは、いずれも、例えば樹脂製とすることができる。
本実施形態の固体撮像装置100では、レンズバレル8aは、底部に、フランジ部8bを有している。このフランジ部8bは、レンズバレル8aよりも外側に延設された部分である。つまり、フランジ部8bは、レンズバレル8aにおいて、光路から離れる方向に延設された部分である。そして、ホルダ4が透光性蓋部3の外側部(周縁部)に嵌合したとき、ホルダ4の開口Aにレンズバレル8aが挿入され、かつ、ホルダ4がフランジ部8bを下方に押圧するようになっている。
ホルダ4は、レンズバレル(鏡胴)8aを押圧することによって、透光性蓋部3上に、レンズバレル8aを固定するものである。ホルダ4は、透光性蓋部3の外側部に嵌合するようになっており、嵌合した状態でレンズバレル8aが固定される。このとき、レンズ7の光軸と、受光部21の中心とが一致(略一致)するようになっている。
具体的には、ホルダ4の中央部には、開口Aが形成されている。この開口Aのサイズは、レンズバレル8aの外径よりも大きく、かつ、フランジ部8bの外径よりも小さい。これにより、ホルダ4が、透光性蓋部3の外側部に嵌合したときに、この開口Aにレンズバレル8aが挿入されると共に、フランジ部8bを下方へ押さえ込む。これによって、ホルダ4により、レンズバレル8aが透光性蓋部3上に固定される。つまり、ホルダ4が透光性蓋部3の外側部に嵌合したときに、ホルダ4は、受光部21に対して垂直に、透光性蓋部3の上面を押圧する。
このように、レンズバレル8aがフランジ部8bを有する場合、ホルダ4の開口Aのサイズは、フランジ部8bの一部をホルダ4が押圧できるサイズとなっている。このため、開口Aのサイズに余裕を持たせることができる。
一方、レンズバレル8aがフランジ部8bを有さない場合、ホルダ4の開口Aのサイズを、レンズバレル8aの外径と同一にすればよい。これにより、ホルダ4が、レンズバレル8aを横方向(受光面に対して平行)に押圧する。その結果、透光性蓋部3上にレンズバレル8aが固定される。この場合、透光性蓋部3にホルダ4をはめ込んだときに、その開口Aにレンズバレル8aが嵌合する。このため、透光性蓋部3に対するレンズバレル8aの位置合わせが正確になる。
なお、ホルダ4は、透光性蓋部3の外側部に嵌合したときに、レンズバレルを押圧することによって、レンズバレル8aを透光性蓋部3上に固定する構成であればよい。また、この構成に加え、ホルダ4は、透光性蓋部3の外側部に嵌合したときに、透光性蓋部3の表面に当接する構成となっていてもよい。これにより、レンズバレル8aを確実に固定しつつ、透光性蓋部3上に確実に位置合わせすることもできる。
また、本実施形態の固体撮像装置100では、図2のように、ホルダ4が透光性蓋部3に嵌合したとき、透光性蓋部3および接着部5が、ホルダ4の内部に収容される。これにより、固体撮像素子2の受光部21へ不要な光が入り込むのを防ぐことができる。
なお、配線基板1上には、固体撮像装置100を駆動するための各種電子部品(図示せず)が搭載されていてもよい。このような電子部品は、例えば、固体撮像素子2の信号処理を行う信号処理回路である。具体的には、この信号処理回路は、固体撮像素子2の動作を制御し、固体撮像素子2から出力された信号を適宜処理して必要な信号を生成する制御部(画像処理装置)として機能する。例えば、信号処理回路は、受光部21の受光素子により変換された電気信号を増幅処理し、その電気信号をアナログ信号として出力する増幅回路部(アナログ信号回路部)、そのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換処理回路部、固体撮像素子2の動作を制御するDSP(digital signal processor)、プログラムに従って各種演算処理を行うCPU,そのプログラムを格納するROM,各処理過程のデータ等を格納するRAMなどの電子部品を備えている。この電子部品には、抵抗やコンデンサも含まれる。
このような固体撮像装置100は、レンズ7を介して取り込まれた外部からの光を、透光性蓋部3を通して固体撮像素子2の内部に取り込み、固体撮像素子2の受光部21に配置された受光素子によりイメージ画像を受光する。固体撮像装置100は、受光部21および透光性蓋部3の間が中空となっているため、透光性蓋部3を透過した外部からの光は、そのまま受光部21へ入射されることになり、光路途中での光損失を生じることがない。
このように、固体撮像装置100では、透光性蓋部3の外側部にホルダ4が嵌合すると、レンズバレル8aが透光性蓋部3上に固定される。しかも、このような嵌合状態で、ホルダ4は、レンズバレル8aを押圧する。これにより、ホルダ4および透光性蓋部3の嵌合と、ホルダ4の押圧力とによって、レンズバレル8aが透光性蓋部3上に固定される。従って、透光性蓋部3上にレンズバレル8aを固定するために、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダ4と透光性蓋部3との嵌合は、着脱可能である。このため、レンズバレル8aまたは固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、ホルダ4が透光性蓋部3に嵌合すると、ホルダ4の透光性蓋部3への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダ4によって固定されるレンズバレル8aの透光性蓋部3への位置合わせも可能となる。
このように、本実施形態の固体撮像装置100では、接着や圧着をせずに、レンズバレル8aが透光性蓋部3から容易に着脱できるように固定されるとともに、透光性蓋部3上へレンズバレル8aを容易に位置合わせすることも可能となる。
〔実施の形態2〕
実施の形態2では、レンズバレル8aが透光性蓋部3から着脱可能であるのに加え、固体撮像素子2が配線基板1から着脱可能である固体撮像装置について説明する。なお、実施の形態1で用いた各図の部材と同一または類似の機能を有する部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
実施の形態1の固体撮像装置100では、固体撮像素子2が配線基板1にワイヤボンディング6により接続されていた。また、従来の固体撮像装置では、固体撮像素子を配線基板に接着または圧着(物理的な作用により固着)させていた。しかし、これらの構成では、配線基板から固体撮像素子を取り外すことが困難である。その上、配線基板上への固体撮像素子の位置合わせも困難であり、製造工程も複雑になる。このため、固体撮像素子および配線基板の一方にのみ不良が生じた場合、交換するのが困難である。
このため、固体撮像素子2は、配線基板1から容易に着脱可能な構成であることが好ましい。これにより、配線基板1、固体撮像素子2、レンズバレル8aのいずれの固定にも、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。このため、配線基板1、固体撮像素子2、レンズバレル8aのいずれに不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
具体的には、図5は、実施の形態2の固体撮像装置200の概略構成を示す分解斜視図である。図6は、実施の形態2の固体撮像装置200のの斜視図である。固体撮像装置200は、実施の形態1の固体撮像装置100において、ワイヤボンディング6によって固体撮像素子2と配線基板1とが電気的に接続されていないことを除けば、実施の形態1の固体撮像装置100と略同様の構成である。実施の形態2の固体撮像装置200では、固体撮像素子2の電気信号は、ホルダ4を介して、配線基板1に流れるようになっている。
図5および図6のように、固体撮像装置200でも、実施の形態1と同様に、ホルダ4が、透光性蓋部3の外側部に嵌合した状態で、レンズバレル8aを押圧することによって、レンズバレル8aが透光性蓋部3に固定される。さらに、固体撮像装置200では、ホルダ4が、配線基板1に着脱可能に固定されており、透光性蓋部3の側面部に対して垂直に圧力を加え、透光性蓋部3を挟持している。なお、図6のように、ホルダ4は、固体撮像素子2を内部に収容している。つまり、固体撮像装置200は、配線基板1から固体撮像素子2を容易に着脱可能な構成とするために、固体撮像素子2の配線基板1への実装には、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着はなされていない。
ホルダ4は、、実施の形態1のように、レンズバレル8aを透光性蓋部3上に固定する。また、ホルダ4は、透光性蓋部3に嵌合するとともに、配線基板1上に着脱可能に固定されており、内部に固体撮像素子2を収容する。さらに、ホルダ4は、透光性蓋部3の側面部に対して垂直に圧力を加え、透光性蓋部3を挟持する。それに加えて、ホルダ4は、受光部21に対して垂直(図5の場合、一点鎖線で示す光軸に対して平行)に、透光性蓋部3の上面を押さえ込んでいる。なお、ホルダ4は、図示しない導電性の配線を有しており、配線基板1と固体撮像素子2との電気導通を行う役割を担っている。ホルダ4が透光性蓋部3の側面を挟持する点については後述する。
さらに、ホルダ4は、配線基板1に固定された状態で、透光性蓋部3の側面に当接する。これにより、ホルダ4の透光性蓋部3に対する位置合わせが可能となる。しかも、このようにホルダ4が配線基板1に固定された状態で透光性蓋部3へ位置合わせされれば、固体撮像素子2の配線基板1上への位置合わせも可能となる。なお、ホルダ4は、透光性蓋部3の側面を挟持しており、透光性蓋部3の表面(上面)はホルダ4から露出しているため、固体撮像素子2の受光部21までの光路は確保される。つまり、ホルダ4は、固体撮像素子2の受光部21までの光路を避けて、また、固体撮像素子2および透光性蓋部3を内部に収容するように、配線基板1上に設けられている。
このように、固体撮像装置200では、ホルダ4が、配線基板1に固定された状態で、ホルダ4は、透光性蓋部3の側面を挟持する。しかも、ホルダ4は、透光性蓋部3の側面部に対して垂直に、透光性蓋部3を押圧している。これにより、配線基板1へのホルダ4の固定と、透光性蓋部3に対するホルダ4の押圧力とによって、固体撮像素子2が配線基板1上に固定される。従って、配線基板1上に固体撮像素子2を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダ4と配線基板1とは、着脱可能である。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、ホルダ4が配線基板1に固定され、ホルダ4が透光性蓋部3の側面を挟持することによって、ホルダ4の配線基板1への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダ4の内部に収容される固体撮像素子2の配線基板1への位置合わせも可能となる。
このように、本実施形態の固体撮像装置200では、接着や圧着をせずに、固体撮像素子2を配線基板1上に固定できるとともに、配線基板1に対する固体撮像素子2の位置合わせも可能となる。
ここで、ホルダ4が透光性蓋部3の側面を挟持する点について、図5および図7に基づいて説明する。図5のように、ホルダ4は、透光性蓋部3を保持する保持部41と、保持部41を固定するフレーム42とを備えている。固体撮像装置200では、保持部41は、透光性蓋部3の側面ごとに独立して設けられている。つまり、図5では、方形の透光性蓋部3の4辺の各辺ごとに、保持部41が設けられている。そして、各保持部41が、対応する透光性蓋部3の各側面部に接触するようになっている。フレーム42は、この保持部41の外側面に沿って枠状に形成され、保持部41に嵌め込まれている。
より具体的には、図7は、ホルダ4(保持部41・フレーム42)が透光性蓋部3の側面を挟持する構成を示す断面図である。図7のように、保持部41は、透光性蓋部3の側面ごとに独立して設けられ、各側面部に接触する接触部41aと、接触部41aを回動自在に保持する固定部41bとから構成されている。固定部41bは、例えば、配線基板1に形成された穴(図示せず)に差し込むなどして、配線基板1に着脱可能に固定される。
接触部41aは、透光性蓋部3の側面を挟持するため、基本的には、図7上部の図の矢印方向(透光性蓋部3に近づく方向)の圧力が作用している。しかし、固定部41bは、屈曲性を有しており、接触部41aを回動させて、上記の矢印と逆方向(透光性蓋部3から離れる方向)にも、接触部41aを移動させることができる。
このような構成により、固体撮像素子2を配線基板1に実装するときには、接触部41aを固体撮像素子2よりも拡げる。そして、実装後には、接触部41aを固体撮像素子よりも狭めて、接触部41aを透光性蓋部3の側面に当接させることができる。従って、配線基板1への固体撮像素子2の実装が容易になる。なお、接触部41aに透光性蓋部3を挟持させた後は、接触部41aの外側部に、フレーム42がはめ込まれる。このため、接触部41aは、回動せずに固定される。
次に、固体撮像装置200における、配線基板1と固体撮像素子2との電気的な接続について説明する。固体撮像装置200では、固体撮像素子2の電気信号を配線基板1に取り出す方法は、特に限定されるものではない。例えば、固体撮像素子2の電気信号を、直接、配線基板1に取り出してもよいし、ホルダ4を経由して配線基板1に取り出してもよい。図8〜図9は、固体撮像素子2とホルダ4(保持部41)との電気的な接続例を示す断面図である。また、図10は、図8の構成における保持部41およびフレーム42の裏面図である。また、図11は、図9の構成における保持部41およびフレーム42の裏面図である。これらの構成では、ホルダ4および固体撮像素子2の一方に、ホルダ4と固体撮像素子2とを互いに電気的に接続する接続部を備えている。そして、この接続部は、ホルダ4が透光性蓋部3を挟持した状態で、ホルダ4および固体撮像素子2に接触するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、接続部を介して、配線基板1に送ることができる。
具体的には、図8および図10の構成は、上記接続部として、プローブ端子44を用いた例を示している。すなわち、図8では、保持部41の裏面に、プローブ端子44が形成されている。図10のように、このプローブ端子44は、保持部41の裏面全体に形成されている。そして、図8のように、ホルダ4が透光性蓋部3を挟持した状態で、固体撮像素子2に形成された電極端子(図示せず)と接触する。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、プローブ端子44を介して、配線基板1に送ることができる。
プローブ端子44を用いた場合、プローブ(針)の先端に圧力が集中する。このため、この圧力が、プローブ端子44と、固体撮像素子2上に形成された電極端子(パッド端子)との接触のために、適度に作用する。しかも、この接触の際、プローブ端子44の先が、固体撮像素子2の電極端子に引っ掻き傷をつける。これにより、固体撮像素子2の電極端子の表面の酸化された部分およびその他汚れがついた部分が、削り取られる。このため、プローブ端子44と固体撮像素子2の電極端子との接触状態が、常に良好となる。従って、プローブ端子44を介して、固体撮像素子2と配線基板1とを確実に接続することができる。
一方、図9および図11の構成は、上記接続部として、導電性ゴム45を用いた例を示している。すなわち、図9では、保持部41の裏面に、導電性ゴム45が形成されている。図10のように、この導電性ゴム45は、保持部41の裏面全体に形成されている。ここで、導電性ゴム45は、図9に要部が示されているように、ゴム(エラストマ)からなる樹脂部45aと、複数本の銅線からなる導電部45bとからなっている。この導電部45bは、一方向(上下方向)にのみ導通するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、導電性ゴム45を介して、配線基板1に送ることができる。しかも、導電部45bには複数本の銅線が形成されているため、固体撮像素子2およびホルダ4の各々に電気接続のために形成された端子(図示せず)に厳密に一致させて導電性ゴム45を配置しなくても、固体撮像素子2とホルダ4との導通が可能となる。さらに、導電性ゴム45は弾性力を有するため、透光性蓋部3が押さえ込まれたときに、導電性ゴム45がクッションとして機能する。
このような固体撮像装置200は、例えば、図12のようなLCCタイプの構造や、図13のようなBGAタイプの構造とすることができる。図12および図13は、各構造における裏面図および側面図であり、裏面に形成された端子50により、各種撮像装置(電子機器)の基板に半田付けされる。
このように、固体撮像装置200では、ホルダ4が、保持部41およびフレーム42から構成されている。また、保持部41が透光性蓋部3の側面に当接することによって、透光性蓋部3を挟持している。このため、透光性蓋部3上へのレンズバレル8aの固定および位置合わせは、フレーム42によって行うことになる。
具体的には、図14は、円形または矩形のフランジ部8bを有するレンズバレル8aが、透光性蓋部3上に載置された状態を示す上面図である。同図に示すように、接触部41aが透光性蓋部3の側面に当接することにより、透光性蓋部3を挟持する。この状態では接触部41aは、レンズバレル8aおよびフランジ部8bに接触していない。このため、レンズバレル8aは、透光性蓋部3上に位置合わせも固定もされていない。しかし、フレーム42を接触部41aの外側部にはめ込むと、フレーム42の開口Aにレンズバレル8aが挿入され、かつ、フレーム42がフランジ部8bを下方に押圧するようになる。従って、レンズバレル8aが、透光性蓋部3上に位置合わせされた状態で固定される。またこのとき、レンズ7の光軸と、受光部21の中心とが一致(略一致)する。なお、フランジ部8bの形状は、円形または矩形に限定されるものではない。
このように、固体撮像装置200では、固定部41bが、配線基板1に固定された状態で、接触部41aが、透光性蓋部3の側面を挟持する。これにより、配線基板1への保持部41の固定と、接触部41aが透光性蓋部3を挟持する圧力とによって、固体撮像素子2が配線基板1上に固定される。従って、配線基板1上に固体撮像素子2を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、保持部41と配線基板1とは、着脱可能である。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、固定部41bが配線基板1に固定され、接触部41aが透光性蓋部3の側面を挟持することによって、保持部41の配線基板1への位置合わせが可能となる。これによって、固体撮像素子2の配線基板1への位置合わせも可能となる。
また、フレーム42が、接触部41aの外側部にはめ込まれると、フレーム42の開口Aにレンズバレル8aが挿入され、かつ、フレーム42がフランジ部8bを下方に押圧するようになる。これにより、フレーム42によって、レンズバレル8aの透光性蓋部3への位置合わせも可能になる。
なお、フレーム42が接触部41aの外側部にはめ込まれたときに、フレーム42が、フランジ部8bに加え、透光性蓋部3の表面に当接する構成となっていてもよい。これにより、フレーム42が、接触部41aの外側部にはめ込まれると、フレーム42が透光性蓋部3を下方(受光部21に垂直)に押圧する。このため、配線基板1への保持部41の固定と、接触部41aが透光性蓋部3を挟持する圧力とに加え、フレーム42が透光性蓋部3を下方に押圧する押圧力とによって、固体撮像素子2が配線基板1上に固定される。従って、レンズバレル8aを確実に固定しつつ、透光性蓋部3上に確実に位置合わせすることもできる。
また、このようにフレーム42が透光性蓋部3の表面に当接する構成である場合、接触部41aは、図15〜図17のように、フランジ部8bに当接する構成であることが好ましい。図15は、図14において、接触部41aが、円形のフランジ部8bに当接する構成を示す上面図である。図16は、図14において、接触部41aが、矩形のフランジ部8bに当接する構成を示す上面図である。図17は、図15および図16における接触部41aの断面図である。図18は、接触部41aがフランジ部8bに当接する構成を示す断面図である。
図15および図16のように、接触部41aは、円形または矩形のフランジ部8bの側面の少なくとも一部に当接する当接部41cを有している。この当接部41cは、図17のように、接触部41aの上部が内側へ延設された部分である。そして、図18のように、接触部41aが、透光性蓋部3の側面を挟持したときに、当接部41cが透光性蓋部3の表面に当接するとともに、フランジ部8bの一部に当接する。
これにより、フレーム42を接触部41aの外側にはめ込む前に、レンズバレル8aの透光性蓋部3上への位置合わせが可能となる。しかも、フレーム42もフランジ部8bを下方に押圧する。このため、レンズバレル8aを透光性蓋部3上に正確に位置合した状態で確実に固定することができる。
また、この構成では、製造工程を簡素化することもできる。すなわち、図14のように、接触部41aが当接部41cを有さない場合、フレーム42のない状態では、透光性蓋部3上へのレンズバレル8aの位置合わせができていない。このため、フレーム42を接触部41aの外側部にはめ込むときに、フレーム42の開口Aの位置を予測しつつ、開口Aにレンズバレル8aを挿入させることになる。
これに対し、接触部41aが当接部41cを有する場合、フレーム42のない状態でも、透光性蓋部3上へのレンズバレル8aの位置合わせがある程度できている。このため、図14の場合よりも、フレーム42を接触部41aの外側部に容易にはめ込むことができる。つまり、製造工程を簡素化することができる。
なお、本実施形態では、透光性蓋部3の側面部は、平坦であった。しかし、図19のように、透光性蓋部3の側面部に溝31が形成されており、ホルダ4が透光性蓋部3を挟持した状態で、この溝31に係止される突起48が、ホルダ4に形成された構成とすることもできる。これにより、配線基板1に対するホルダ4および固体撮像素子2の位置合わせを高精度に行うことができる。
〔実施の形態3〕
実施の形態3でも、実施の形態2と同様に、レンズバレル8aが透光性蓋部3から着脱可能であるのに加え、固体撮像素子2が配線基板1から着脱可能である固体撮像装置について説明する。なお、実施の形態1,2で用いた各図の部材と同一または類似の機能を有する部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
実施の形態2では、ホルダ4が、透光性蓋部3を保持する保持部41と、保持部41を固定するフレーム42とを備えていた。これに対し、実施の形態3では、ホルダ4が単一の部材である構成について説明する。
具体的には、図20は、本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。図21は、本発明の固体撮像装置の斜視図である。
図20および21のように、固体撮像装置300でも、実施の形態1および2と同様に、ホルダ4が、透光性蓋部3の外側部に嵌合した状態で、レンズバレル8aを押圧することによって、レンズバレル8aが透光性蓋部3に固定される。さらに、ホルダ4は、配線基板1に係止されているとともに、固体撮像素子2の受光部21に対して垂直に、透光性蓋部3を固体撮像素子2側へ押さえ込んでいる。なお、固体撮像装置300でも、実施の形態2の固体撮像装置200と同様に、固体撮像素子2の電気信号は、ホルダ4を介して、配線基板1に流れるようになっている。また、固体撮像素子2の配線基板1への実装には、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着はなされていない。図21のように、固体撮像装置300では、固体撮像素子2はホルダ4の内部に収容された構成となっている。
ホルダ4は、配線基板1上に係止されており、内部に固体撮像素子2を収容するものである。また、ホルダ4は、図示しない導電性の配線を有しており、配線基板1と固体撮像素子2との電気導通を行う役割を担っている。ホルダ4の上面の中央部には、開口Aが形成されている。この開口Aのサイズは、固体撮像素子2の受光部21の面積よりも大きく、透光性蓋部3の上面(表面)の面積よりも小さく、かつ、フランジ部8bの外径よりも大きくなっている。これにより、ホルダ4が、透光性蓋部3およびレンズバレルを下方へ押さえ込むようになっている。つまり、ホルダ4は、受光部21に対して垂直(図20の一点鎖線で示す光軸に対して平行)に、透光性蓋部3の上面を固体撮像素子2側へ押さえ込んでいる。このように、ホルダ4は、透光性蓋部3の上面およびフランジ部8bを、鉛直下向きに付勢する。
さらに、ホルダ4は、配線基板1に係止された状態で、透光性蓋部3の外縁部(表面の周囲および側面)およびフランジ部8bに当接する。また、このとき、開口A内に、固体撮像素子2の受光部21と、レンズバレル8aとが配置される。これにより、ホルダ4の透光性蓋部3に対する位置合わせが可能となる。さらに、レンズバレル8aの透光性蓋部3に対する位置合わせも可能となる。しかも、このようにホルダ4が配線基板1に係止された状態で透光性蓋部3へ位置合わせされれば、固体撮像素子2の配線基板1上への位置合わせも可能となる。なお、開口A内に、固体撮像素子2の受光部21と、レンズバレル8aとが配置されているため、レンズ7から透光性蓋部3を経て受光部21までの光路は確保されている。つまり、ホルダ4は、固体撮像素子2の受光部21までの光路を避けて、配線基板1上に設けられている。ホルダ4と配線基板1との係止構造については後述する。
このように、固体撮像装置300では、ホルダ4が配線基板1に係止されることにより、ホルダ4は配線基板1に固定される。しかも、このような係止状態で、ホルダ4は、固体撮像素子2の受光面(受光部21)に対して垂直に、透光性蓋部3を押圧する。これにより、ホルダ4および配線基板1の係止と、ホルダ4の押圧力とによって、固体撮像素子2が配線基板1上に固定される。従って、配線基板1上に固体撮像素子2を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。
しかも、ホルダ4と配線基板1との係止は、着脱可能である。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、配線基板1にホルダ4が係止されると、ホルダ4の配線基板1への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダ4の内部に収容される固体撮像素子2の配線基板1への位置合わせも可能となる。
このように、本実施形態の固体撮像装置300では、接着や圧着をせずに、固体撮像素子2を配線基板1上に固定できるとともに、配線基板1に対する固体撮像素子2の位置合わせも可能となる。
ここで、配線基板1とホルダ4との係止構造について説明する。図22〜図24は、配線基板1とホルダ4との係止構造を示す断面図である。これらの図のように、配線基板1とホルダ4との係止は、例えば、配線基板1およびホルダ4の一方に形成された係止爪と、他方に形成された係止爪が係合される係止溝とによって実現することができる。また、このような係止構造により、配線基板1とホルダ4との位置合わせが可能となる。
具体的には、図22の構成では、ホルダ4の底面に係止用の係止爪342が形成されており、配線基板1に係止爪(フック)342を係合する係止溝11が形成されている。これにより、係止爪342が係止溝11に引っ掛り、係止爪342と係止溝11とが互いに係合する。そして、この係合によって、配線基板1上の特定の位置にホルダ4が固定される。つまり、配線基板1上に位置合わせされた状態で、ホルダ4が配線基板1上に固定される。このような係止状態で、ホルダ4は、透光性蓋部3の上面を下方(固体撮像素子2側)へ、付勢する。これにより、固体撮像素子2も配線基板1に位置合わせされた状態で、固定(固着)されることになる。従って、固体撮像装置300では、配線基板1に固体撮像素子2を実装するために、接着剤および圧着などが不要となる。しかも、配線基板1とホルダ4とが係止構造であるため、容易に着脱することができる。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。なお、係止爪342は、例えば、金型を用いた樹脂成型により、ホルダ4と同時に形成することができる。図22の構成は最もシンプルであり、製造が容易である。
図23の構成は、図22の係止溝11と係止爪342との関係が逆になっている。すなわち、図23の構成では、配線基板1に係止用の係止爪12が形成されており、ホルダ4の底面に係止爪12を係合する係止溝43が形成されている。このような構成でも、図22の構成と同様の効果を得ることができる。なお、係止爪12は、樹脂成型等により形成し、配線基板1上に嵌め込むことにより実現できる。図23の構成は、配線基板1に係止溝11を形成できない場合(例えば、スペースがない、強度が保てないなど)に有効である。
一方、図24は、図23のように配線基板1上に係止爪12が形成されるのではなく、係止爪307が形成された台座308を備えた構成である。この係止爪307は、ホルダ4に形成された係止溝43に係合する。この台座308は、配線基板1上の固体撮像素子2の周囲を囲む枠体であり、台座308の内側に固体撮像素子2が配置される。また、台座308の裏面(配線基板1との接触面)には、図示しない金属端子が形成されている。そして、台座308の裏面と配線基板1とが半田付けにより面実装されている。このような構成でも、図22の構成と同様の効果を得ることができる。図24の構成は、配線基板1に半田付けにより台座308が面実装されている。このため、配線基板1上に他の面実装部品がある場合に有効である。また、配線基板1の配線パターンの設計自由度も高くなり、配線基板1の単価を安くすることができる。なお。台座308の構成については後述する。
次に、固体撮像装置300における、配線基板1と固体撮像素子2との電気的な接続について説明する。固体撮像装置300では、固体撮像素子2の電気信号を配線基板1に取り出す方法は、特に限定されるものではない。例えば、固体撮像素子2の電気信号を、直接、配線基板1に取り出してもよいし、ホルダ4を経由して配線基板1に取り出しても良い。図25〜図26は、固体撮像素子2とホルダ4との電気的な接続例を示す断面図である。これらの構成では、ホルダ4および固体撮像素子2の一方に、ホルダ4と固体撮像素子2とを互いに電気的に接続する接続部を備えている。そして、この接続部は、ホルダ4が配線基板1に係止された状態で、ホルダ4および固体撮像素子2に接触するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、接続部を介して、配線基板1に送ることができる。
具体的には、図25の構成は、上記接続部として、プローブ端子44を用いた例を示している。すなわち、図25では、ホルダ4の内側面に、プローブ端子44が形成されている。このプローブ端子44は、ホルダ4が配線基板1に係止された状態で、固体撮像素子2に形成された電極端子(図示せず)と接触する。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、プローブ端子44を介して、配線基板1に送ることができる。
プローブ端子44を用いた場合、プローブ(針)の先端に圧力が集中する。このため、この圧力が、プローブ端子44と、固体撮像素子2上に形成された電極端子(パッド端子)との接触のために、適度に作用する。しかも、この接触の際、プローブ端子44の先が、固体撮像素子2の電極端子に引っ掻き傷をつける。これにより、固体撮像素子2の電極端子の表面の酸化された部分およびその他汚れがついた部分が、削り取られる。このため、プローブ端子44と固体撮像素子2の電極端子との接触状態が、常に良好となる。従って、プローブ端子44を介して、固体撮像素子2と配線基板1とを確実に接続することができる。
一方、図26の構成は、上記接続部として、導電性ゴム22を用いた例を示している。すなわち、図26では、固体撮像素子2上の接着部5の外側(周囲)に、導電性ゴム22が形成されている。ここで、導電性ゴム22は、図26に要部が示されているように、ゴム(エラストマ)からなる樹脂部22aと、複数本の銅線からなる導電部22bとからなっている。この導電部22bは、一方向(上下方向)にのみ導通するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、導電性ゴム22を介して、配線基板1に送ることができる。しかも、導電部22bには複数本の銅線が形成されているため、固体撮像素子2およびホルダ4の各々に電気接続のために形成された端子(図示せず)に厳密に一致させて導電性ゴム22を配置しなくても、固体撮像素子2とホルダ4との導通が可能となる。さらに、導電性ゴム22は弾性力を有するため、仮に、ホルダ4が透光性蓋部3を押さえ込みすぎたとしても、導電性ゴム22がクッションとして機能する。従って、透光性蓋部3が割れるのを確実に防ぐことができる。
なお、図25および図26では、配線基板1とホルダ4との係止状態が図22の構成となっているが、図23または図24の構成であってもよい。
次に、固体撮像装置300における、配線基板1とホルダ4との電気的な接続について説明する。図27〜図29は、配線基板1とホルダ4との電気的な接続例を示す断面図である。これらの構成では、配線基板1およびホルダ4にそれぞれ端子が形成されており、ホルダ4が配線基板1に係止されたときに、配線基板1およびホルダ4の各端子が互いに接触するようになっている。これにより、ホルダ4が配線基板1に係止されたときにのみ、配線基板1とホルダ4とが互いに電気的に接続される。つまり、誤った配置状態でホルダ4が配線基板1に実装された場合には、配線基板1とホルダ4とが互いに電気的に接続されなくなる。従って、配線基板1とホルダ4との位置合わせを確実に行うことができる。
具体的には、図27の構成では、ホルダ4にピン端子345が底面から突出して形成されている。一方、配線基板1にはこのピン端子345が挿入される貫通孔13が形成されている。また、貫通孔13が形成された配線基板1の内側面には、プローブ14が形成されている。そして、ホルダ4が配線基板1に係止されると、ピン端子345が貫通孔13に挿入され、ピン端子345とプローブ14とが互いに接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
一方、図28の構成では、ホルダ4に、バネ端子346が底面から突出して形成されている。このバネ端子346は、負荷がかかると、内部に引っ込む。一方、配線基板1上に、平坦な端子15が形成されている。そして、ホルダ4が配線基板1に係止されると、バネ端子346が配線基板1上の端子15に接触する。このとき、バネ端子346には、配線基板1から離れる方向の力が作用するため、バネ端子346はホルダ4の内部に引っ込む。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
また、図29の構成では、図28の構成におけるバネ端子346が、プローブ端子47となっている。このプローブ端子47も、プローブ端子44と同様に、プローブ(針)の先端に圧力が集中する。このため、この圧力が、プローブ端子47と、配線基板1上に形成された端子15との接触のために、適度に作用する。しかも、この接触の際、プローブ端子47の先が、配線基板1の端子15に引っ掻き傷をつける。これにより、配線基板1の端子15の表面の酸化された部分およびその他汚れがついた部分が、削り取られる。このため、プローブ端子47と配線基板1の端子15との接触状態が、常に良好となる。従って、プローブ端子47を介して、配線基板1とホルダ4とを確実に接続することができる。
なお、図28および12のように、配線基板1に平坦な端子15を形成すれば、図27の構成のように、配線基板1に貫通孔13を形成する必要がない。このため、配線基板1の構成を簡素化することができる。また、図27〜図29における、配線基板1とホルダ4との係止状態は、図22〜図24のいずれの構成であってもよい。
本実施形態の固体撮像装置300は、このような図22〜図29の構成を適宜組み合わせて、固体撮像素子2の電気信号を、ホルダ4を介して、配線基板1へ送ることができる。図30および図33は、このような組合せの一例を示す断面図である。
図30は、図22,図26,および図27の構成を組み合わせた固体撮像装置301である。図30の固体撮像装置301では、配線基板1およびホルダ4は、例えば、図31および15のような構成となっている。図31は、図30の固体撮像装置301における配線基板1の上面図(ホルダ4との対向面の図)である。図32は、図30の固体撮像装置301におけるホルダ4の裏面図(配線基板1との対向面の図)である。図31のように、配線基板1の周縁部には、係止溝11、貫通孔13およびプローブ14が形成されている。一方、ホルダ4には、配線基板1の係止溝11に対応する位置に係止爪342が形成されており、貫通孔13およびプローブ14に対応する位置にピン端子345が形成されている。これにより、配線基板1にホルダ4を設置すると、係止爪342と係止溝11とが互いに係合する。さらに、このとき、ピン端子345が貫通孔13に挿入され、ピン端子345とプローブ14とが互いに接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
なお、図32のように、各ピン端子345の形成領域の内側には、端子49が形成されている。この端子49には、配線基板1にホルダ4を設置したときに、上述の導電性ゴム22が接触するようになっている。また、各ピン端子345および端子49は、配線350によって、接続されている。
このような構成により、固体撮像素子2の電気信号は、導電性ゴム22、端子49、ピン端子345の順に、配線基板1まで送ることができる。
一方、図33は、図24の台座308に、図25,および図28の構成を組み合わせた固体撮像装置302である。図34は、図33の固体撮像装置302における配線基板1および台座308の上面図である。なお、固体撮像装置302では、図32のホルダ4の係止爪342が係止溝43となり、ピン端子345がバネ端子346となる以外は、ホルダ4の構成は同様であるため図を省略する。
図34のように、台座308には、係止爪307および端子15が形成されている。一方、ホルダ4には、台座308の係止爪307に対応する位置に係止溝43(図24参照)が形成されており、台座308の端子15に対応する位置にバネ端子346(図28参照)が形成されている。これにより、台座308にホルダ4を設置すると、係止爪307と係止溝43とが互いに係合する。さらに、このとき、バネ端子346が端子15に接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
このようにして、固体撮像装置301・302では、固体撮像素子2の電気信号を、ホルダ4を介して、配線基板1に送ることができる。なお、本発明の構成はこれらに限定されるものではない。
また、上述の例では、透光性蓋部3の側面は、平坦であった。しかし、図35のように、透光性蓋部3の側面に溝31が形成されており、ホルダ4が配線基板1に係止されたときにこの溝31に係止される突起48が形成された構成とすることもできる。これにより、配線基板1に対するホルダ4および固体撮像素子2の位置合わせを高精度に行うことができる。
本発明の固体撮像装置は、カメラ付き携帯電話,ディジタルスチルカメラ,ビデオカメラ,セキュリティカメラなどの撮影可能な電子機器に好適である。上述のような構成によって、電子機器の撮像部に、固体撮像装置を確実に装着および固定することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、カメラ付き携帯電話、ディジタルスチルカメラ、監視カメラやドアホンなどのセキュリティ用カメラなど、固体撮像装置を備えた各種電子機器に適用することができる。
本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の固体撮像装置の斜視図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子および透光性蓋部を示す側面図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子および透光性蓋部を示す断面図である。 本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の固体撮像装置の斜視図である。 図5の固体撮像装置における、ホルダが透光性蓋部を挟持する構成を示す断面図である。 図5の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図5の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図8の固体撮像装置における、保持部およびフレームの裏面図である。 図9の固体撮像装置における、保持部およびフレームの裏面図である。 LCC構造の固体撮像装置を示す側面図および裏面図である。 BGA構造の固体撮像装置を示す側面図および裏面図である。 円形または矩形のフランジ部を有するレンズバレルが、透光性蓋部上に載置された状態を示す上面図である。 図14において、接触部が、円形のフランジ部に当接する構成を示す上面図である。 図14において、接触部が、矩形のフランジ部に当接する構成を示す上面図である。 図15および図16における接触部の断面図である。 接触部41aがフランジ部8bに当接する構成を示す断面図である。 本発明の固体撮像装置において、透光性蓋部の側面部に溝が形成された構成を示す断面図である。 本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の固体撮像装置の斜視図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図20の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 本発明における別の固体撮像装置の構成を示す側面図および断面図である。 図30の固体撮像装置における配線基板の上面図である。 図30の固体撮像装置におけるホルダの裏面図である。 本発明における別の固体撮像装置の構成を示す側面図および断面図である。 図33の固体撮像装置における配線基板および台座の上面図である。 本発明の固体撮像装置において透光性蓋部の側面に形成された溝とホルダに形成された突起とが係止される構成を示す断面図である。 特許文献1の固体撮像装置の平面図および断面図である。 特許文献2の固体撮像装置の断面図である。 特許文献3の固体撮像装置の分解斜視図である。 特許文献4の固体撮像装置の分解斜視図である。
符号の説明
1 配線基板
2 固体撮像素子
3 透光性蓋部
4 ホルダ
5 接着部
7 レンズ
8a レンズバレル
8b フランジ部
11 係止溝
12 係止爪
13 貫通孔
14 プローブ
15 端子
21 受光部
22 導電性ゴム
41 保持部
41a 接触部
41b 固定部
41c 当接部
42 フレーム
43 係止溝
44 プローブ端子
45 導電性ゴム
47 プローブ端子
48 突起
100 固体撮像装置
200 固体撮像装置
300 固体撮像装置
301 固体撮像装置
302 固体撮像装置
307 係止爪
308 台座
342 係止爪
350 配線
A 開口
S 間隔

Claims (13)

  1. 固体撮像素子と、
    固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
    固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部と、
    外部の光を固体撮像素子の受光部に導くレンズと、
    そのレンズを保持したレンズバレルとを備えた固体撮像装置であって、
    さらに、透光性蓋部上にレンズバレルを固定するホルダを備え、
    上記ホルダが、透光性蓋部の外側部に嵌合した状態で、レンズバレルを押圧することによって、レンズバレルが透光性蓋部上に固定されていることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 上記ホルダは、配線基板上に、固体撮像素子を内部に収容しており、
    上記ホルダは、配線基板に着脱可能に固定されているとともに、透光性蓋部の側面部に対して垂直に圧力を加え、透光性蓋部を挟持していることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 上記ホルダは、
    透光性蓋部の側面ごとに独立して設けられ、各側面部に接触する接触部と、
    接触部を回動自在に保持し、配線基板に着脱可能に固定された固定部と、
    接触部の外側部に嵌め込まれて接触部を固定するフレームとを備えることを特徴とする請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
    上記接続部は、ホルダが透光性蓋部を挟持した状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触するようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載の固体撮像装置。
  5. 上記ホルダは、配線基板上に、固体撮像素子を内部に収容しており、
    上記ホルダは、配線基板に係止されているとともに、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込んでいることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 上記配線基板およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。
  7. 上記固体撮像素子の周囲に、配線基板上に半田付けされた台座を備えており、
    上記台座およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。
  8. 上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
    上記接続部は、ホルダが配線基板に係止された状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触するようになっていることを特徴とする請求項5に記載の固体撮像装置。
  9. 上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、
    上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触するようになっていることを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 上記接続部は、プローブ端子であることを特徴とする請求項4または8に記載の固体撮像装置。
  11. 上記接続部は、導電性ゴムであることを特徴とする請求項4または8に記載の固体撮像装置。
  12. 上記透光性蓋部の側面部に溝が形成されており、
    上記ホルダは、上記溝に係止される突起を備えることを特徴とする請求項2〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の固体撮像装置を備えた電子機器。
JP2008032196A 2008-02-13 2008-02-13 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 Expired - Fee Related JP4949289B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032196A JP4949289B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
US12/322,949 US8130315B2 (en) 2008-02-13 2009-02-09 Solid image capture device and electronic device incorporating same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008032196A JP4949289B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009194556A true JP2009194556A (ja) 2009-08-27
JP4949289B2 JP4949289B2 (ja) 2012-06-06

Family

ID=40938560

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008032196A Expired - Fee Related JP4949289B2 (ja) 2008-02-13 2008-02-13 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8130315B2 (ja)
JP (1) JP4949289B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215628A (ja) * 2015-07-09 2015-12-03 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラユニット、およびカメラ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010243793A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Shinko Electric Ind Co Ltd カメラモジュール及び携帯端末機
CN102906638B (zh) * 2010-05-20 2015-09-30 Lg伊诺特有限公司 具有mems执行器的相机模块
US9176608B1 (en) 2011-06-27 2015-11-03 Amazon Technologies, Inc. Camera based sensor for motion detection
KR101298454B1 (ko) * 2011-12-22 2013-08-23 삼성전기주식회사 카메라 모듈
US9538052B2 (en) 2012-07-26 2017-01-03 Apple Inc. Electronic device with input-output component mounting structures
US9386204B2 (en) * 2012-07-31 2016-07-05 Sony Corporation Lens mounting mechanism, lens mounting method, and image pickup device
US20140118257A1 (en) * 2012-10-29 2014-05-01 Amazon Technologies, Inc. Gesture detection systems
JP5998962B2 (ja) * 2013-01-31 2016-09-28 三菱電機株式会社 半導体光装置
US20180315894A1 (en) * 2017-04-26 2018-11-01 Advanced Semiconductor Engineering, Inc. Semiconductor device package and a method of manufacturing the same
EP3637466A1 (en) * 2018-10-11 2020-04-15 STMicroelectronics (Research & Development) Limited Electronic device comprising a chip having an optical sensor
EP4013027A1 (en) * 2020-12-11 2022-06-15 Aptiv Technologies Limited Camera assembly for a vehicle and method of manufacturing the same

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457710A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Nec Corp Manufacture of chip type solid electrolytic capacitor
JPH05259424A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Sony Corp 固体撮像素子のコネクタ及び実装方法
JPH09284617A (ja) * 1995-05-31 1997-10-31 Sony Corp 撮像装置およびその製造方法、撮像アダプタ装置、信号処理装置および信号処理方法、並びに情報処理装置および情報処理方法
JPH11261861A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡枠用撮像ユニット
JPH11331659A (ja) * 1998-05-20 1999-11-30 Konica Corp 電子カメラ
JP2001188155A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Kuurii Components Kk 撮像素子の固定手段
JP2002281400A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Fuji Photo Optical Co Ltd 固体撮像素子ユニット保持装置
JP2002320150A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Rohm Co Ltd イメージセンサモジュール、およびイメージセンサモジュールの製造方法
JP2003046824A (ja) * 2001-08-03 2003-02-14 Fuji Film Microdevices Co Ltd 固体撮像装置
JP2004055959A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Kyocera Corp 固体撮像素子収納用パッケージ
JP2005121912A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Sony Corp レンズ鏡筒および撮像装置
JP2005176185A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Nec Access Technica Ltd カメラモジュール実装構造
JP2005286422A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置
JP2006222501A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮像ユニット、撮像装置及び撮像ユニットの製造方法
JP2007049458A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Fujifilm Corp 撮像素子ユニット及びカメラシステム

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE469864B (sv) 1992-06-30 1993-09-27 Icl Systems Ab Anordning vid en bildavläsningsenhet
US5302778A (en) * 1992-08-28 1994-04-12 Eastman Kodak Company Semiconductor insulation for optical devices
EP0773673A4 (en) * 1995-05-31 2001-05-23 Sony Corp IMAGE RECORDING DEVICE, METHOD FOR THE PRODUCTION THEREOF, IMAGE RECORDING ADAPTER, DEVICE AND METHOD FOR THE SIGNAL AND INFORMATION PROCESSING
JPH10321827A (ja) 1997-05-16 1998-12-04 Sony Corp 撮像装置及びカメラ
JP2001021976A (ja) 1999-07-13 2001-01-26 Casio Comput Co Ltd 撮影装置
JP4017908B2 (ja) 2002-04-24 2007-12-05 富士フイルム株式会社 カメラ
US6696738B1 (en) * 2002-11-12 2004-02-24 Kingpak Technology Inc. Miniaturized image sensor
JP2004296453A (ja) * 2003-02-06 2004-10-21 Sharp Corp 固体撮像装置、半導体ウエハ、光学装置用モジュール、固体撮像装置の製造方法及び光学装置用モジュールの製造方法
JP4009546B2 (ja) 2003-03-24 2007-11-14 オリンパス株式会社 固体撮像素子カメラユニットとその組立方法
TW579169U (en) 2003-05-28 2004-03-01 Benq Corp Optical module for a digital camera
KR100541654B1 (ko) * 2003-12-02 2006-01-12 삼성전자주식회사 배선기판 및 이를 이용한 고체 촬상용 반도체 장치
JP2005348275A (ja) 2004-06-04 2005-12-15 Sharp Corp 撮像素子およびカメラモジュール
JP2006005211A (ja) 2004-06-18 2006-01-05 Iwate Toshiba Electronics Co Ltd 固体撮像装置及びその製造方法
KR100674833B1 (ko) * 2005-02-16 2007-01-26 삼성전기주식회사 카메라 모듈
JP4233535B2 (ja) * 2005-03-29 2009-03-04 シャープ株式会社 光学装置用モジュール、光路画定器及び光学装置用モジュールの製造方法
JP2007049369A (ja) 2005-08-09 2007-02-22 Fujifilm Holdings Corp 撮像素子パッケージの保持構造、及びレンズユニット
US20080099866A1 (en) * 2006-10-25 2008-05-01 Impac Technology Co., Ltd. Image sensing module and method for packaging the same
US8269883B2 (en) * 2008-01-10 2012-09-18 Sharp Kabushiki Kaisha Solid image capture device and electronic device incorporating same

Patent Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457710A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Nec Corp Manufacture of chip type solid electrolytic capacitor
JPH05259424A (ja) * 1992-03-12 1993-10-08 Sony Corp 固体撮像素子のコネクタ及び実装方法
JPH09284617A (ja) * 1995-05-31 1997-10-31 Sony Corp 撮像装置およびその製造方法、撮像アダプタ装置、信号処理装置および信号処理方法、並びに情報処理装置および情報処理方法
JPH11261861A (ja) * 1998-03-11 1999-09-24 Olympus Optical Co Ltd レンズ鏡枠用撮像ユニット
JPH11331659A (ja) * 1998-05-20 1999-11-30 Konica Corp 電子カメラ
JP2001188155A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Kuurii Components Kk 撮像素子の固定手段
JP2002281400A (ja) * 2001-03-19 2002-09-27 Fuji Photo Optical Co Ltd 固体撮像素子ユニット保持装置
JP2002320150A (ja) * 2001-04-24 2002-10-31 Rohm Co Ltd イメージセンサモジュール、およびイメージセンサモジュールの製造方法
JP2003046824A (ja) * 2001-08-03 2003-02-14 Fuji Film Microdevices Co Ltd 固体撮像装置
JP2004055959A (ja) * 2002-07-23 2004-02-19 Kyocera Corp 固体撮像素子収納用パッケージ
JP2005121912A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Sony Corp レンズ鏡筒および撮像装置
JP2005176185A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Nec Access Technica Ltd カメラモジュール実装構造
JP2005286422A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Fuji Photo Film Co Ltd 撮影装置
JP2006222501A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Konica Minolta Photo Imaging Inc 撮像ユニット、撮像装置及び撮像ユニットの製造方法
JP2007049458A (ja) * 2005-08-10 2007-02-22 Fujifilm Corp 撮像素子ユニット及びカメラシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015215628A (ja) * 2015-07-09 2015-12-03 ミツミ電機株式会社 レンズ駆動装置、カメラユニット、およびカメラ

Also Published As

Publication number Publication date
JP4949289B2 (ja) 2012-06-06
US8130315B2 (en) 2012-03-06
US20090201414A1 (en) 2009-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4949289B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP4324623B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
US7391458B2 (en) Image sensor module
TW527727B (en) Small image pickup module
US8269883B2 (en) Solid image capture device and electronic device incorporating same
KR20070109475A (ko) 렌즈 하우징 일체형 카메라 모듈
JP2008258921A (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP2005101711A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2009130220A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2008131397A (ja) 撮像装置の防塵部材、撮像装置の防塵構造、及び撮像装置
JP4932745B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
KR100771366B1 (ko) 카메라 모듈
KR20060095281A (ko) 카메라 모듈
JP2010098449A (ja) カメラモジュール装置、カメラモジュール装置を備えた電子機器、カメラモジュール装置用のカメラモジュールおよびソケット
JP2014017716A (ja) 半導体装置およびその製造方法、並びに電子情報機器
JP2006245118A (ja) 撮像装置及び撮像装置の製造方法
JP4360244B2 (ja) 撮像装置
JP2008124673A (ja) 撮像装置
JP2009038741A (ja) デジタルカメラ、制御装置および撮像素子ユニット
JP2008160757A (ja) 撮像装置
JP6163828B2 (ja) 撮像ユニット及び撮像装置
JP4949275B2 (ja) 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器
JP5479972B2 (ja) 撮像装置
JP2008131396A (ja) 撮像装置の防塵部材、撮像装置の防塵構造、及び撮像装置
JP2014229674A (ja) 固体撮像装置及び電子カメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110927

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees