JP2014017716A - 半導体装置およびその製造方法、並びに電子情報機器 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法、並びに電子情報機器 Download PDF

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Abstract

【課題】受光素子と発光素子を同一のパッケージ内に収容する場合、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされ、しかも受光素子に対する発光素子の実質的な光学的干渉のない半導体装置を得る。
【解決手段】受光素子110と発光素子120a〜120cとを有し、受光素子と発光素子とを同一パッケージ1内に収容したカメラモジュール100において、パッケージ1を構成するパッケージ基板10の、受光素子の配置領域R1と発光素子の配置領域R2との間の中間領域R3に、受光素子110が発光素子120a〜120cによる光学的干渉を受けないように遮光板20bを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法、並びに電子情報機器に関し、特に小型の情報機器に用いられる、カメラ部とストロボ部を一体化した小型カメラ装置などの半導体装置およびその製造方法、並びにこのような半導体装置を備えた電子情報機器に関するものである。
従来、受光素子を備えた小型のカメラ装置(カメラモジュール)は、小型化を求めた構造からストロボを内蔵しておらず、このような小型のカメラ装置を内蔵した携帯電話では、暗い場所での撮影や夜間の撮影はできなかったが、ストロボも独自に小型化されたことから、近年の携帯電話などには、カメラモジュールとともにストロボ装置を組み合わせて使用したものがあった(例えば、特許文献1)。
図7は、この特許文献1に開示の携帯電話を説明する図であり、図7(a)は、この携帯電話の外観を示し、図7(b)は、この携帯電話の断面構造を部分的に示している。
この携帯電話81では、図7(a)に示すように、その前面側の液晶画面89の上側に撮像素子モジュール82が配置されており、この撮像素子モジュール82の周囲に120度間隔で3つのLED(発光ダイオード)85が埋め込まれている。撮像素子モジュール82は、FPC(フレキシブルプリント基板)83aに取り付けられ、FPC83aはFPCコネクタ84によりメイン基板83に接続されている。
このようにLED85を撮像素子モジュール82とともに内蔵した携帯電話では、暗い所での撮影や夜間の撮影は、LED85の発光により被写体を照明することで行うことができる。
特開2003−101836号公報
ところが、撮像素子モジュール(カメラモジュール)とともにLEDなどのストロボ装置を内蔵した従来の携帯電話では、カメラモジュールとストロボ装置とが別々の部品として内蔵されており、このため、携帯電話の組立工程では、カメラモジュールとストロボ装置とを別々に携帯電話の実装基板上に実装する必要があり、実装に手間がかかるといった問題、さらに、カメラモジュールとストロボ装置という2つの部品を所定の間隔を空けて配置するためのスペースを確保する必要があり、小型化の障害になるといった問題があった。
また、カメラモジュール内にストロボ装置を配置してカメラモジュールとストロボ装置とを一体化すると、カメラモジュールとストロボ装置とを別々に実装する手間は省けるが、受光素子と発光素子(LED)をベアチップで、つまり半導体チップの状態で並べて実装すると、受光素子が発光素子からの光による光学的な干渉を受けるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、受光素子と発光素子とを同一のパッケージ内に、受光素子を発光素子から光学的に分離して収容することができ、これにより、ストロボ発光可能なカメラモジュールとして、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされ、しかも受光素子に対する発光素子の実質的な光学的干渉のないものを実現できる半導体装置およびその製造方法、およびこのような半導体装置を備えた電子情報機器を得ることを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、受光素子および発光素子を同一パッケージ内に収容した半導体装置であって、該パッケージを構成するパッケージ基板と、該パッケージ基板上に実装された受光素子と、該パッケージ基板上に該受光素子と隣接して位置するように実装された発光素子と、該パッケージ基板上に該受光素子および該発光素子を覆うように取り付けられた、遮光部材からなるパッケージ蓋部材とを備え、該パッケージ蓋部材は、該受光素子と該発光素子との間に、該受光素子が該発光素子による光学的干渉を受けないように配置された遮光板を有するものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明は、上記半導体装置において、前記パッケージ蓋部材は、前記受光素子および前記発光素子を覆う蓋本体と、該受光素子と該発光素子との間に配置した遮光板とを一体構造としたものであることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記蓋本体は、その天面壁の、前記発光素子の発光面に対向する発光面対向部と、該天面壁の、前記受光素子の受光面に対向する受光面対向部とで、前記パッケージ基板からの高さが異なる構造となっており、該天面壁の発光面対向部には、該発光素子から発光光を該パッケージ外部に放出するための光放出用開口が形成され、該天面壁の受光面対向部には、該パッケージ外部から光を該受光素子に導入するための光導入用開口が位置していることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記パッケージ基板は、前記発光素子および前記受光素子を実装する実装面に該受光素子に隣接するように設けられ、該受光素子の端子と接続された受光素子用電極と、該実装面に該発光素子に隣接するように設けられ、該発光素子の端子と接続された発光素子用電極とを有し、該パッケージ基板の実装面における、該受光素子の配置領域と該発光素子の配置領域との間に位置する領域には、この領域の長手方向に沿って、1以上の該受光素子用電極からなる受光素子用電極群と、1以上の該発光素子用電極からなる発光素子用電極群とが互い違いに配置されていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記遮光板は、前記受光素子の配置領域と前記発光素子の配置領域とを仕切るように配置されており、前記受光素子用電極群に含まれる受光素子用電極は、該遮光板に対して該受光素子の配置領域側に位置するように配置され、前記発光素子用電極群に含まれる発光素子用電極は、該遮光板に対して該発光素子の配置領域側に位置するように配置されていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記発光素子の端子の配列と、該発光素子の端子に接続された前記発光素子用電極の配列とが対向して配置されており、該発光素子の端子に接続された該発光素子用電極が、前記受光素子と該発光素子との間に配置されていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記発光素子は、該発光素子の端子が1列に並び、かつ該発光素子の端子の配列と該発光素子の端子に接続された前記発光素子用電極の配列とが対向するように配置されていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記発光素子の端子と前記発光素子用電極とはワイヤにより電気的に接続され、前記受光素子の端子と前記受光素子用電極とはワイヤにより電気的に接続されており、該発光素子の配置領域内の隣接する3個の発光素子は、それぞれが1つの三角形の頂点に位置し、かつ、該3個の発光素子のうちの対向する2個の発光素子の間を、残り1個の発光素子の端子と該発光素子用電極とを接続するワイヤが通るように配置されていることが好ましい。
本発明は、上記半導体装置において、前記受光素子は、被写体の撮像を行うCCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサであり、前記発光素子は発光ダイオードであることが好ましい。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、上述した本発明に係る半導体装置を製造する方法であって、前記パッケージ基板上に前記受光素子および前記発光素子をこれらが隣接するように配置し、該受光素子の端子および該発光素子の端子をそれぞれ該パッケージ基板に形成された電極と電気的に接続する工程と、該パッケージ基板上に該受光素子および該発光素子を覆うように前記パッケージ蓋部材を固定する工程とを含み、前記遮光板は、該パッケージ蓋部材を該パッケージ基板に固定する時に同時に該パッケージ基板に固定されるものであり、そのことにより上記目的が達成される。
本発明に係る電子情報機器は、被写体の撮像を行う撮像部を備えた電子情報機器であって、該撮像部は、上述した本発明に係る半導体装置であり、そのことにより上記目的が達成される。
次に作用について説明する。
本発明においては、受光素子と発光素子とを有する半導体装置において、受光素子と発光素子とを同一パッケージ内に収容して一体化したので、ストロボ発光可能なカメラモジュールとして、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされたものを得ることができる。
また、受光素子と発光素子とをワンパッケージ化したことで、受光素子と発光素子の光軸中心がより近付くこととなり、これにより、両素子の光軸中心のズレによる影の発生を抑制することができる。
また、パッケージを構成するパッケージ蓋部材を、受光素子と発光素子との間に、受光素子が発光素子による光学的干渉を受けないように配置された遮光板を有する構造としたので、パッケージ内での受光素子に対する発光素子の光学的干渉による撮像画像の画質劣化を回避することができる。
この結果、ストロボ発光機能を搭載したカメラモジュールとして、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされ、しかも受光素子に対する発光素子の実質的な光学的干渉のないものを得ることができ、引いては、このようなカメラモジュールとしての半導体装置を搭載した電子情報機器の小型化、低コスト化が可能になる。
また、本発明においては、パッケージ蓋部材では、蓋本体と遮光板とを一体構造としているので、パッケージ蓋部材をパッケージ基板に対して位置決めして取り付けることで、遮光板はパッケージ蓋部材と同時にパッケージ基板に固定することができ、その際、遮光板はパッケージ基板に対して位置決めされることとなる。従って、パッケージ基板に対する遮光板の位置合わせは不要である。
さらに、本発明においては、パッケージ蓋部材では、天面壁の光放出用開口が形成された、発光素子の発光面に対向する発光面対向部が、天面壁の光導入用開口が位置する、受光素子の受光面に対向する受光面対向部より、パッケージ基板に対して高くなっているので、光放出用開口から放出された光が乱反射などにより光導入用開口から受光素子に入り込むのを抑えることができる。
また、本発明においては、パッケージ基板の実装面における、受光素子配置領域と発光素子配置領域との間に位置する中間領域には、1以上の受光素子用電極からなる受光素子用電極群と、1以上の発光素子用電極からなる発光素子用電極群とを互い違いに配置しているので、受光素子配置領域と発光素子配置領域との間の中間領域を、受光素子用電極と発光素子用電極とで有効に利用することができ、つまり、受光素子用電極の配置されていないスペースに発光素子用電極が位置することとなり、両素子の電極の占める配置スペースを縮小することができる。このため、受光素子と発光素子との配置間隔を狭めることが可能となり、これによって互いの光軸を近接させることができ、ストロボ内蔵のカメラモジュールのさらなる小型化が可能となる。
また、本発明においては、複数の発光素子を、これらの発光素子の端子が一列に並ぶように受光素子の1つの側辺に沿って一列に配列しているので、発光素子配置領域の、該発光素子配置領域と受光素子配置領域とが並ぶ方向における寸法を小さくすることができ、カメラモジュールの更なる小型化が可能となる。
さらに、本発明においては、発光素子配置領域における3つの発光素子を、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生するものとして、三角形の頂点に位置するように配置しているので、これらの3つの発光素子からの光(例えば、赤色光、緑色光、青色光)の色むらがでないようにするなど、発色性の向上を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、受光素子と発光素子とを同一のパッケージ内に、受光素子を発光素子から光学的に分離して収容することができ、これにより、ストロボ発光可能なカメラモジュールとして、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされ、しかも受光素子に対する発光素子の実質的な光学的干渉のないものを実現することができる半導体装置を得ることができ、さらにこのような半導体装置の製造方法およびこのような半導体装置を備えた電子情報機器を得ることができる。
図1は、本発明に実施形態1による半導体装置を説明する図であり、図1(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図1(b)は、図1(a)に示すカメラモジュールにおける、Ib−Ib線を含むパッケージ基板の実装面に平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図、図1(c)は、図1(b)のIc−Ic線断面の構造を示す図であり、図1(d)は、該カメラモジュールにおけるレンズホルダの構造を示す図である。 図2は、本発明の実施形態1による半導体装置(カメラモジュール)の組立て順序の一例を説明する図であり、図2(a)は、図1に示すカメラモジュールのパッケージ蓋部材にレンズホルダを装着する工程を示し、図2(b)は、レンズホルダを装着したパッケージ蓋部材をパッケージ基板に取り付ける工程を示している。 図3は、本発明の実施形態1による半導体装置(カメラモジュール)の組立て順序の他の例を説明する図であり、図3(a)は、図1に示すカメラモジュールのパッケージ蓋部材をそのパッケージ基板に取り付ける工程を示し、図3(b)は、パッケージ基板に取り付けたパッケージ蓋部材にレンズホルダを装着する工程を示している。 図4は、本発明の実施形態2による半導体装置を説明する図であり、図4(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図4(b)は、図4(a)に示すカメラモジュールにおける、IVb−IVb線を含むパッケージ基板の実装面に平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図である。 図5は、本発明の実施形態3による半導体装置を説明する図であり、図5(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図5(b)は、図5(a)に示すカメラモジュールにおける、Vb−Vb線を含むパッケージ基板の実装面に平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図である。 図6は、本発明の実施形態4として、実施形態1ないし実施形態3のいずれかによる半導体装置を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。 図7は、特許文献1に開示の携帯電話を説明する図であり、図7(a)は、この携帯電話の外観を示し、図7(b)は、この携帯電話の断面構造を部分的に示している。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1による半導体装置を説明する図であり、図1(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図1(b)は、図1(a)に示すカメラモジュールにおける、Ib−Ib線を含むパッケージ基板の実装面と平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図、図1(c)は、図1(b)のIc−Ic線断面の構造を示す図であり、図1(d)は、レンズホルダの構造を示す図である。
この実施形態1のカメラモジュール100は、イメージセンサチップなどの受光素子110と、LED(発光ダイオード)チップなどの発光素子120a〜120cとを有し、この受光素子110と発光素子120a〜120cとを同一パッケージ1内に収容したものである。なお、イメージセンサチップとしては、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどを構成する固体撮像素子チップが用いられる。これらの発光素子120a、120b、および120cはそれぞれ、赤色光、緑色光、青色光を発するものであり、これらの発光素子は、白色ストロボ光を発生させるために同時に発光させることも、種々の色の光を発生させるためにそれぞれ独立させて発光させることもできるようになっている。
このパッケージ1は、パッケージ基板10とホルダーと呼ばれるパッケージ蓋部材20とを有し、パッケージ基板10上には受光素子110と発光素子120a〜120cとが隣接して位置するように実装され、パッケージ基板10には、受光素子110および発光素子120a〜120cを覆うように、パッケージ蓋部材20が接着樹脂A1により取り付けられている。この接着樹脂A1は、例えば黒色の樹脂などの遮光性を有する樹脂であり、パッケージ基板10とパッケージ蓋部材20の下端との間にできた隙間を埋めて、パッケージ1の遮光性を確保する機能を有している。この接着樹脂A1の材料としては、パッケージ基板10とパッケージ蓋部材20との接着強度として十分な強度が得られるものが用いられる。
ここで、上記パッケージ基板10は四角形形状のプリント基板であり、このパッケージ基板10の受光素子配置領域R1には、ダイボンドペーストと呼ばれる受光素子用のダイボンド接着剤B1により平面四角形形状の受光素子110が固着されており、このパッケージ基板10の発光素子配置領域R2には、発光素子用のダイボンド接着剤B2により平面四角形形状の3つの発光素子120a〜120cが固着されている。これらのダイボンド接着剤B1およびB2には、パッケージ基板10と各素子とを接着する接着層をできるだけ薄くできる接着剤を用いている。これらの3つの発光素子120a〜120cは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生するものであり、平面四角形形状の受光素子110の1つの側辺(発光素子側の側辺)に沿って一列に並ぶように配列されている。なお、図1(b)では、受光素子110および発光素子120a〜120cは平面長方形形状のものを示しているが、これらの素子の平面形状は長方形形状に限定されるものではなく、正方形形状であってもよい。
そして、パッケージ蓋部材20は、受光素子110および発光素子120a〜120cを覆う蓋本体20aと、受光素子110と発光素子120a〜120cとの間に受光素子110が発光素子120a〜120cによる光学的干渉を受けないように配置された遮光板20bとを有し、蓋本体20aと遮光板20bとを一体構造としたものであり、遮光性樹脂、例えば黒色樹脂の一体成形により形成されている。
この蓋本体20aは、その天面壁21の、発光素子120a〜120cの発光面Efに対向する発光面対向部P2と、該天面壁21の、受光素子110の受光面Rfに対向する受光面対向部P1とで、パッケージ基板10からの高さが異なる構造となっており、天面壁21の発光面対向部P2には、発光素子120a〜120cから発光光をパッケージ外部に放出するための光放出用開口Ap2が形成され、この光放出用開口Ap2には透明部材からなる透明カバー部材Cvが取り付けられている。この透明カバー部材Cvは、用途に応じて、発光素子からの光の光束を広げたりあるいは平行光束にしたりするレンズ機能を持たせている。また、天面壁21の受光面対向部P1には、レンズLを保持したバレルと呼ばれるレンズホルダLhを装着する部品装着孔21aが形成されている。この部品装着孔21aにはレンズホルダLhが螺着されており、レンズホルダLhの中央部分にはパッケージ外部から光を受光素子110に導入するための光導入用開口Ap1が形成されている。
ここでは、具体的には、天面壁21の光放出用開口Ap2が形成された、発光素子120a〜120cの発光面Efに対向する発光面対向部P2は、天面壁21の光導入用開口Ap1が位置する受光素子110の受光面Rfに対向する受光面対向部P1よりパッケージ基板10に対して高くなっている。
なお、上記レンズホルダLhと部品装着孔21aとはこれらの隙間に粘性の低い低粘度の接着剤(図示せず)が流し込まれて固着されている。また、部品装着孔21aの下端には、赤外線カットフィルタとしてリッドガラスLgが取り付けられている。また、上記レンズホルダLhは、遮光性樹脂で構成されており、このレンズホルダLhには、図1(d)に示すように2枚のレンズ部材L1およびL2が上下に重ねて保持されている。上側のレンズ部材L1は、中央部分を上方に湾曲した構造としてその中央部分にレンズ機能を持たせており、下側のレンズ部材L2は、中央部分を下方に湾曲した構造としてその中央部分にレンズ機能を持たせており、これらの2つのレンズ部材L1およびL2により、パッケージ外部からの光が受光素子110の受光面Rf上に集光するようになっている。ここで、レンズ部材L1およびL2は全体が透明樹脂により構成されている。
ただし、上記レンズホルダLhは、図1(c)および(d)に示す構造に限定されるものではなく、保持するレンズの枚数やレンズの形状は用途などに合わせて設計され、また、レンズホルダLhはレンズLを固定して保持する構造に限定されるものではなく、レンズホルダは、レンズを移動可能に保持する構造としてもよく、このようなレンズを移動可能の保持するレンズホルダは、オートフォーカス機能を搭載するカメラなどで用いられる。つまり、本発明において、上記レンズホルダは、被写体からの光を受光素子110に導く光学系を構成するものであればどのようなものでもよい。
上記パッケージ基板10は、受光素子110および発光素子120a〜120cを実装する実装面10a上に受光素子110に隣接するように設けられ、受光素子の端子111と接続された受光素子用電極11と、上記実装面10a上に発光素子120a〜120cに隣接するように設けられ、発光素子の端子121と接続された発光素子用電極12とを有している。これらの受光素子用電極11および発光素子用電極12は、このパッケージ基板10を構成する絶縁性部材の表面に形成された、表面が金メッキされた導電性層から構成されている。
受光素子用電極11は、受光素子110の端子111の配列と、受光素子の端子111に接続された受光素子用電極11の配列とが対向するように受光素子110の端子11の配列に沿って配置されており、また、発光素子用電極12は、発光素子120a〜120cの端子121の配列と、発光素子の端子121に接続された該発光素子用電極12の配列とが対向するように発光素子の端子121の配列に沿って配置されている。ここで、受光素子の端子111と受光素子用電極11とは金線などのワイヤWにより接続されており、発光素子の端子121と発光素子用電極12とは同様に、金線などのワイヤWにより接続されている。
さらに、パッケージ基板10の実装面10aにおける、受光素子配置領域R1と発光素子配置領域R2との間に位置する中間領域R3には、複数の受光素子用電極11からなる受光素子用電極群G1と、複数の発光素子用電極12からなる発光素子用電極群G2とが互い違いに配置されている。なお、受光素子用電極群G1に含まれる受光素子用電極11は1つでもよく、また、発光素子用電極群G2に含まれる発光素子用電極12は1つでもよい。
さらに、上記遮光板20bは、受光素子配置領域R1と発光素子配置領域R2とを仕切るように配置されており、受光素子用電極群G1に含まれる受光素子用電極11は、遮光板20bに対して受光素子配置領域R1側に位置するように配置され、発光素子用電極群G2に含まれる発光素子用電極12は、遮光板20bに対して発光素子配置領域R2側に位置するように配置されている。
次に、本実施形態1によるカメラモジュールの製造方法について説明する。
図2は、本発明の実施形態1による半導体装置(カメラモジュール)の組立て順序の一例を説明する図であり、図2(a)は、図1に示すカメラモジュールのパッケージ蓋部材にレンズホルダを装着する工程を示し、図2(b)は、レンズホルダを装着したパッケージ蓋部材をパッケージ基板に取り付ける工程を示している。
まず、蓋本体20aと遮光板20bとを有するパッケージ蓋部材20を遮光性樹脂の一体成形により形成し、このパッケージ蓋部材20の部品装着孔21aの下端側にリッドガラスLgを固着し、パッケージ蓋部材20の光放出用開口Ap2に透明カバー部材Cvを取り付ける。
その後、図2(a)に示すように、パッケージ蓋部材20の部品装着孔21aに、レンズLを組み込んだレンズホルダLhを取り付ける。なお、部品装着孔21aは内面にネジ溝が形成されたネジ孔となっており、また、レンズホルダLhはその外周側面にはネジ山が形成された構造となっており、レンズホルダLhの取り付けは、レンズホルダLhのネジ山が部品装着孔21aのネジ溝に螺合するようにレンズホルダLhを部品装着孔21aにねじ込むことにより行う。ただし、焦点位置の調整を後の工程で行うため、レンズホルダLhは部品装着孔21aに対して回転可能な状態にしておく。
一方、パッケージ基板10の受光素子配置領域R1には受光素子110を受光素子用のダイボンド接着材B1により固着し、また、発光素子配置領域R2には発光素子120a〜120cを発光素子用のダイボンド用接着材B2により固着する。このとき、これらのダイボンド接着剤B1およびB2は、受光素子110および発光素子120a〜120cをパッケージ基板10に固着する直前に、パッケージ基板の受光素子配置領域R1および発光素子配置領域R2に塗布し、受光素子および発光素子を対応するこれらの領域に配置した後、ダイボンド接着剤B1およびB2を乾燥させることで、受光素子110および発光素子120a〜120cがパッケージ基板10に固着されることとなる。その後、受光素子110の端子111を金線などのワイヤWにより、パッケージ基板10の実装面10aに形成されている受光素子用電極11と接続し、さらに、発光素子120a〜120cの端子121をワイヤWにより、パッケージ基板10の実装面10aに形成されている発光素子用電極12と接続する。
次に、図2(b)に示すように、受光素子110および発光素子120a〜120cを実装したパッケージ基板10に、リッドガラスLgおよびレンズホルダLhを取り付けたパッケージ蓋部材20を接着樹脂A1により固着する。このとき、接着樹脂A1はパッケージ蓋部材20の下端面に塗布しておき、パッケージ蓋部材20をパッケージ基板10に対して位置合わせして貼り合せた後に該接着樹脂A1を乾燥硬化させることにより、パッケージ基板10にパッケージ蓋部材20が固着される。なお、接着樹脂A1はパッケージ蓋部材20ではなくパッケージ基板10に塗布しておいてもよい。
その後、レンズホルダLhを部品装着孔21aに対して回転させてレンズホルダLhを光軸に沿って最適焦点位置まで移動させ、この状態で、レンズホルダLhと部品装着孔21aとの隙間に低粘度の接着剤を流し込んでレンズホルダLhと部品装着孔21aとを固着する。
これにより、受光素子110および発光素子120a〜120cを同一パッケージ1内に収容してなるカメラモジュール100を得ることができる。このようなカメラモジュール100はフレキシブル配線基板に実装して携帯電話などの電子情報機器に組み込むことができる。なお、カメラモジュールを実装する基板は、フレキシブルプリント基板に限定されるものではなく、通常のプリント基板であってもよい。また、実装の方法としては、ソケット実装、ACF実装(異方性導電フィルムを用いた実装)、リフロー実装等、種々の既存の実装方法を使用することができる。
なお、パッケージ1を組み立てる順序は、図2に示す順序に限定されるものではなく、例えば、レンズホルダLhは、パッケージ基板10にパッケージ蓋部材20を取り付けた後に、該パッケージ蓋部材20の部品取付孔21aに装着してもよい。
図3は、本発明の実施形態1による半導体装置(カメラモジュール)の組立て順序の他の例を説明する図である。
図3(a)は、図1に示すカメラモジュールのパッケージ蓋部材をそのパッケージ基板に取り付ける工程を示し、図3(b)は、パッケージ基板に取り付けたパッケージ蓋部材にレンズホルダを装着する工程を示している。
まず、図2を用いて説明した組立方法と同様に、蓋本体20aと遮光板20bとを有するパッケージ蓋部材20を遮光性樹脂の一体成形により形成し、このパッケージ蓋部材20の部品装着孔21aの下端側にリッドガラスLgを固着し、パッケージ蓋部材20の光放出用開口Ap2に透明カバー部材Cvを取り付ける。
また、図2を用いて説明した組立方法と同様に、パッケージ基板10の実装面10aに受光素子110を受光素子配置領域R1に位置するように実装し、また、パッケージ基板10の実装面10aに発光素子120a〜120cを発光素子配置領域R2に位置するように実装する。
次に、図3(a)に示すように、受光素子110および発光素子120を実装したパッケージ基板10に、リッドガラスLgおよび透明カバー部材Cvを取り付けたパッケージ蓋部材20を接着樹脂A1により固着する。このとき、接着樹脂A1はパッケージ蓋部材20の下端面に塗布しておき、パッケージ蓋部材20をパッケージ基板10に対して位置合わせして貼り合せた後に該接着樹脂A1を乾燥硬化させることにより、パッケージ基板10にパッケージ蓋部材20が固着される。なお、接着樹脂A1はパッケージ蓋部材20ではなくパッケージ基板10に塗布しておいてもよい。
その後、図3(b)に示すように、パッケージ蓋部材20aの部品装着孔21aに、レンズLを組み込んだレンズホルダLhを螺合させ、レンズホルダLhを部品装着孔21aに対して回転させてレンズホルダLhを光軸に沿って最適焦点位置まで移動させ、この状態で、レンズホルダLhと部品装着孔21aとの隙間に低粘度の接着剤を流し込んでレンズホルダLhと部品装着孔21aとを固着する。
これにより、受光素子110および発光素子120a〜120cを同一パッケージ20内に収容してなるカメラモジュール100を得ることができる。
次に本実施形態1の作用効果について説明する。
本実施形態1では、カメラモジュール100を、同一パッケージ1内に受光素子110としてのイメージセンサチップと、発光素子120a〜120cとしてのLEDチップとを収容した構造としているので、発光素子をカメラモジュールと別に実装する手間を省くことができる。また、受光素子110と発光素子120a〜120cとをワンパッケージ化したことで、受光素子と発光素子の光軸中心がより近付くこととなり、これにより、両素子の光軸中心のズレによる影の発生を抑制することができる。
また、パッケージ1を構成するパッケージ蓋部材20を、受光素子110と発光素子120a〜120cとの間に、受光素子が発光素子による光学的干渉を受けないように配置された遮光板20bを有する構造としたので、パッケージ内での受光素子に対する発光素子の光学的干渉により撮像画像の画質が劣化するのを回避することができる。
また、パッケージ蓋部材20では、蓋本体20aと遮光板20bとを一体構造としているので、パッケージ基板10に対してパッケージ蓋部材20を位置決めして取り付けることで、遮光板20bをパッケージ基板10に対する適切な位置に位置決めすることができる。つまり、遮光板20bはパッケージ蓋部材20をパッケージ基板10に固定するのと同時にパッケージ基板10に固定することができ、パッケージ基板10に対する遮光板20bの位置合わせは不要である。さらに、パッケージ蓋部材20は、受光素子110を覆う部分と発光素子120a〜120cを覆う部分とが一体となっているので、両素子の被覆もパッケージ蓋部材20をパッケージ基板10に取り付けることで一括して行うことができる。
またさらに、パッケージ蓋部材20では、天面壁21の光放出用開口Ap2が形成された、発光素子120a〜120cの発光面Efに対向する発光面対向部P2が、天面壁21の光導入用開口Ap1が位置する受光素子110の受光面Rfに対向する受光面対向部P1より、パッケージ基板10に対して高くなっているので、光放出用開口Ap2から放出された光が乱反射などにより光導入用開口Ap1から受光素子110に入り込むのを抑えることができる。
また、パッケージ基板10の実装面10aにおける、受光素子配置領域R1と発光素子配置領域R2との間に位置する中間領域R3には、複数の受光素子用電極11からなる受光素子用電極群G1と、複数の発光素子用電極12からなる発光素子用電極群G2とを互い違いに配置しているので、受光素子配置領域R1と発光素子配置領域R2との間の領域R3を、受光素子用電極と発光素子用電極とで有効に利用することができ、つまり、受光素子用電極11の配置されていないスペースに発光素子用電極12が位置することとなり、両素子の電極の配置スペースの縮小が可能となる。
このため、受光素子110と発光素子120a〜120cとの配置間隔を狭めることが可能となり、これによって互いの光軸を近接することができる。この結果、ストロボ内蔵のカメラモジュールの小型化を図ることができる。
このように本実施形態1のカメラモジュール100では、受光素子110と発光素子120a〜120cとを同一のパッケージ1内に、受光素子110を発光素子120a〜120cから光学的に分離して収容することができ、これにより、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされたストロボ発光可能なカメラモジュール100を、受光素子110に対する発光素子120a〜120cの光学的干渉を実質的に回避しつつ実現することができ、引いては、このようなカメラモジュールとしての半導体装置を搭載した電子情報機器の小型化、低コスト化が可能になる。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2による半導体装置であるカメラモジュールを説明する図であり、図4(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図4(b)は、図4(a)に示すカメラモジュールにおける、IVb−IVb線を含むパッケージ基板の実装面に平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図である。
この実施形態2のカメラモジュール200は、実施形態1のカメラモジュール100と同様に、イメージセンサチップなどの受光素子210と、LEDなどの発光素子220a〜220cとを有し、この受光素子210と発光素子220a〜220cとを同一パッケージ2内に収容したものである。
このパッケージ2は、パッケージ基板30とパッケージ蓋部材40とを有し、パッケージ基板30上には受光素子210と発光素子220a〜220cとが隣接して位置するように実装され、パッケージ基板30には、受光素子210および発光素子220a〜220cを覆うように、遮光部材からなるパッケージ蓋部材40が接着樹脂A1(図1(c)参照)により取り付けられている。
ここで、上記パッケージ基板30は平面略四角形形状のプリント基板であり、このパッケージ基板30の受光素子配置領域R1aには、受光素子用のダイボンド接着剤B1(図1(c)参照)により平面四角形形状の受光素子210が固着されており、このパッケージ基板30の発光素子配置領域R2aには、発光素子用のダイボンド接着剤B2(図1(c)参照)により平面四角形形状の3つの発光素子220a〜220cが固着されている。これらの3つの発光素子220a〜220cは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生するものであり、その長手方向が四角形形状の受光素子210の1つの側辺(発光素子側の側辺)に平行になるように、該側辺に沿って一列に配列されている。なお、図4(b)では、受光素子210および発光素子220a〜220cは平面長方形形状のものを示しているが、これらの素子の平面形状は長方形形状に限定されるものではなく、正方形形状であってもよい。
そして、パッケージ蓋部材40は、受光素子210および発光素子220a〜220cを覆う蓋本体40aと、受光素子210と発光素子220a〜220cとの間に受光素子210が発光素子220a〜220cによる光学的干渉を受けないように配置された遮光板40bとを有し、蓋本体40aと遮光板40bとを一体構造としたものである。
この蓋本体40aは、その天面壁41の、発光素子220a〜220cの発光面(上面)に対向する発光面対向部P2と、該天面壁41の、受光素子210の受光面(上面)に対向する受光面対向部P1とで、パッケージ基板30からの高さが異なる構造、具体的には発光面対向部P2が受光面対向部P1より高い構造となっており、天面壁41の発光面対向部P2には、発光素子220a〜220cから発光光をパッケージ外部に放出するための光放出用開口Ap2が形成され、この光放出用開口Ap2には透明部材からなる透明カバー部材Cv(図1(c)参照)が取り付けられている。また、天面壁41の受光面対向部P1には、レンズLを保持したレンズホルダLhを装着する部品装着孔41aが形成されている。この部品装着孔41aにはレンズホルダLhが螺着されており、レンズホルダLhの中央部分にはパッケージ外部から光を受光素子210に導入するための光導入用開口Ap1が形成されている。なお、上記レンズホルダLhと部品装着孔41aとはこれらの隙間に低粘度の接着剤(図示せず)が流し込まれて固定されている。
上記パッケージ基板30は、受光素子210および発光素子220a〜220cを実装する実装面30a上に受光素子210に隣接するように設けられ、受光素子の端子211と接続された受光素子用電極31と、上記実装面30a上に発光素子220a〜220cに隣接するように設けられ、発光素子の端子221と接続された発光素子用電極32とを有している。
受光素子用電極31は、受光素子210の端子211の配列と、受光素子の端子211に接続された受光素子用電極31の配列とが対向するように受光素子210の端子211の配列に沿って配置されており、また、発光素子用電極32は、発光素子220a〜220cの端子221の配列と、発光素子の端子221に接続された該発光素子用電極32の配列とが対向するように発光素子の端子221の配列に沿って配置されている。ここで、受光素子の端子211と受光素子用電極31とは金線などのワイヤWにより接続されており、発光素子の端子221と発光素子用電極32とは同様に、金線などのワイヤWにより接続されている。
さらに、パッケージ基板30の実装面30aにおける、受光素子配置領域R1aと発光素子配置領域R2aとの間に位置する中間領域R3aには、複数の受光素子用電極31からなる受光素子用電極群G1aと、複数の発光素子用電極32からなる発光素子用電極群G2aとが互い違いに配置されている。なお、受光素子用電極群G1aに含まれる受光素子用電極31は1つでもよく、また、発光素子用電極群G2aに含まれる発光素子用電極32は1つでもよい。
さらに、上記遮光板40bは、受光素子配置領域R1aと発光素子配置領域R2aとを仕切るように配置されており、受光素子用電極群G1aに含まれる受光素子用電極31は、遮光板40bに対して受光素子配置領域R1a側に位置するように配置され、発光素子用電極群G2aに含まれる発光素子用電極32は、遮光板40bに対して発光素子配置領域R2a側に位置するように配置されている。
本実施形態2によるカメラモジュール200の製造は、図2(a)および図2(b)、あるいは図3(a)および図3(b)に示すように、実施形態1によるカメラモジュール100の製造と同様に行われる。
次に作用効果について説明する。
このように本実施形態2のカメラモジュール200では、実施形態1のカメラモジュール100と同様に、受光素子210と発光素子220a〜220cとを同一のパッケージ2内に、受光素子210を発光素子220a〜220cから光学的に分離して収容することができ、これにより、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされたストロボ発光可能なカメラモジュール200を、受光素子210に対する発光素子220a〜220cの光学的干渉を実質的に回避しつつ実現することができる効果がある。
さらに、本実施形態2によるカメラモジュール200では、発光素子220a〜220cを、その長手方向が四角形形状の受光素子210の1つの側辺(発光素子側の側辺)に平行になるように、該側辺に沿って一列に配列し、さらに3つの発光素子220a〜220cの端子221が一列に並ぶようにしているので、3つの発光素子220a〜220cの端子221の配列と発光素子用電極32の配列とが2列に平行に並ぶこととなり、発光素子配置領域R2aの、該発光素子配置領域R2aと受光素子配置領域R1aとが並ぶ方向における寸法を小さくすることができ、更なるカメラモジュールの小型化を図ることができる効果がある。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3による半導体装置であるカメラモジュールを説明する図であり、図5(a)は、この半導体装置としてのカメラモジュールの外観を示す図、図5(b)は、図5(a)に示すカメラモジュールにおける、Vb−Vb線を含むパッケージ基板の実装面に平行な面での断面構造をカメラモジュールの上方から見た図である。
この実施形態3のカメラモジュール300は、イメージセンサチップなどの受光素子310と、LEDチップなどの発光素子320a〜320cとを有し、この受光素子310と発光素子320a〜320cとを同一パッケージ3内に収容したものである。
このパッケージ3は、パッケージ基板50とパッケージ蓋部材60とを有し、パッケージ基板50上には受光素子310と発光素子320a〜320cとが隣接して位置するように実装され、パッケージ基板50には、受光素子310および発光素子320a〜320cを覆うように、遮光部材からなるパッケージ蓋部材60が接着樹脂A1(図1(c)参照)により取り付けられている。
ここで、上記パッケージ基板50は平面略四角形形状のプリント基板であり、このパッケージ基板50の受光素子配置領域R1bには、受光素子用のダイボンド接着剤B1(図1(c)参照)により平面四角形形状の受光素子310が固着されており、このパッケージ基板50の発光素子配置領域R2bには、発光素子用のダイボンド接着剤B2(図1(c)参照)により平面四角形形状の3つの発光素子320a〜320cが固着されている。これらの3つの発光素子320a〜320cは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生するものであり、底辺が受光素子310の1辺(発光素子側の側辺)と平行な二等辺三角形の頂点に位置するように配置されている。なお、図5(b)では、受光素子310および発光素子320a〜320cは平面長方形形状のものを示しているが、これらの素子の平面形状は長方形形状に限定されるものではなく、正方形形状であってもよい。
そして、パッケージ蓋部材60は、受光素子310および発光素子320a〜320cを覆う蓋本体60aと、受光素子310と発光素子320a〜320cとの間に受光素子310が発光素子320a〜320cによる光学的干渉を受けないように配置された遮光板60bとを有し、蓋本体60aと遮光板60bとを一体構造としたものである。
この蓋本体60aは、その天面壁61の、発光素子320a〜320cの発光面(上面)に対向する発光面対向部P2と、該天面壁61の、受光素子310の受光面(上面)に対向する受光面対向部P1とで、パッケージ基板50からの高さが異なる構造、具体的には発光面対向部P2が受光面対向部P1より高い構造となっており、天面壁61の発光面対向部P2には、発光素子320a〜320cから発光光をパッケージ外部に放出するための光放出用開口Ap2が形成され、この光放出用開口Ap2には透明部材からなる透明カバー部材Cv(図1(c)参照)が取り付けられている。また、天面壁61の受光面対向部P1には、レンズLを保持したレンズホルダLhを装着する部品装着孔61aが形成されている。この部品装着孔61aにはレンズホルダLhが螺着されており、レンズホルダLhの中央部分にはパッケージ外部から光を受光素子310に導入するための光導入用開口Ap1が形成されている。なお、上記レンズホルダLhと部品装着孔61aとはこれらの隙間に低粘度の接着剤(図示せず)が流し込まれて固定されている。
上記パッケージ基板50は、受光素子310および発光素子320a〜320cを実装する実装面50aに受光素子310に隣接するように設けられ、受光素子の端子311と接続された受光素子用電極51と、上記実装面50aに発光素子320a〜320cに隣接するように設けられ、発光素子の端子321と接続された発光素子用電極52とを有している。
ここで、受光素子310の端子311と受光素子用電極51とは金線などのワイヤWにより接続されており、発光素子の端子321と発光素子用電極52とは同様に、金線などのワイヤWにより接続されている。また、3個の発光素子320a〜320cの配置は、3個の発光素子320a〜320cのうちの対向する2個の発光素子320aおよび320cが二等辺三角形の底辺の両端に位置し、残り1個の発光素子320bが二等辺三角形の底辺を臨む頂点に位置しており、2個の発光素子320aおよび320cの間を、残りの1個の発光素子320bの端子321と発光素子用電極52とを接続するワイヤWが通る配置となっている。
さらに、パッケージ基板50の実装面50aにおける、受光素子配置領域R1bと発光素子配置領域R2bとの間に位置する中間領域R3bには、複数の受光素子用電極51からなる受光素子用電極群G1bと、複数の発光素子用電極52からなる発光素子用電極群G2bとが互い違いに配置されている。なお、受光素子用電極群G1bに含まれる受光素子用電極51は1つでもよく、また、発光素子用電極群G2bに含まれる発光素子用電極52は1つでもよい。
さらに、上記遮光板60bは、受光素子配置領域R1bと発光素子配置領域R2bとを仕切るように配置されており、受光素子用電極群G1bに含まれる受光素子用電極51は、遮光板60bに対して受光素子配置領域R1b側に位置するように配置され、発光素子用電極群G2bに含まれる発光素子用電極52は、遮光板60bに対して発光素子配置領域R2b側に位置するように配置されている。
本実施形態3によるカメラモジュール300の製造は、図2(a)および図2(b)、あるいは図3(a)および図3(b)に示すように、実施形態1によるカメラモジュール100の製造と同様に行われる。
次に作用効果について説明する。
このように本実施形態3のカメラモジュール300では、実施形態1のカメラモジュール100と同様に、受光素子310と発光素子320a〜320cとを同一のパッケージ3内に、受光素子310を発光素子320a〜320cから光学的に分離して収容することができ、これにより、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされたストロボ発光可能なカメラモジュール300を、受光素子310に対する発光素子320a〜320cの光学的干渉を実質的に回避しつつ実現することができる効果がある。
さらに、本実施形態3によるカメラモジュール300では、3つの発光素子320a〜320cを、それぞれ赤色光、緑色光、青色光を発生するものとし、さらに、これらが1つの三角形の頂点に位置するように配置しているので、例えば、赤色光、緑色光、青色光の3色の光の色むらがでないようにするなど発色性の向上を図ることができる。
さらに、上記実施形態1ないし実施形態3では、特に説明しなかったが、上記実施形態1ないし3の固体撮像装置の少なくともいずれかを撮像部に用いた、例えばデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラなどのデジタルカメラや、画像入力カメラ、スキャナ、ファクシミリ、カメラ付き携帯電話装置などの、画像入力デバイスを有した電子情報機器について以下簡単に説明する。
(実施形態4)
図6は、本発明の実施形態4として、実施形態1ないし実施形態3の少なくともいずれかの半導体装置(カメラモジュール)を撮像部に用いた電子情報機器の概略構成例を示すブロック図である。
図6に示す本発明の実施形態4による電子情報機器90は、本発明の上記実施形態1ないし3の半導体装置(カメラモジュール)の少なくともいずれかを、被写体の撮影を行う撮像部91として備えたものであり、このような撮像部による撮影により得られた高品位な画像データを記録用に所定の信号処理した後にデータ記録する記録メディアなどのメモリ部92と、この画像データを表示用に所定の信号処理した後に液晶表示画面などの表示画面上に表示する液晶表示装置などの表示部93と、この画像データを通信用に所定の信号処理をした後に通信処理する送受信装置などの通信部94と、この画像データを印刷(印字)して出力(プリントアウト)する画像出力部95とのうちの少なくともいずれかを有している。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明は、半導体装置およびその製造方法、並びに電子情報機器の分野において、受光素子と発光素子とを同一のパッケージ内に、受光素子を発光素子から光学的に分離して収容することができ、これにより、ストロボ発光可能なカメラモジュールとして、小型化、実装部品点数の削減、および実装工程の簡略化がなされ、しかも受光素子に対する発光素子の実質的な光学的干渉のない半導体装置を実現することができ、さらにはこのような半導体装置の製造方法、およびこのような半導体装置を備えた電子情報機器を実現することができる。
1〜3 パッケージ
10、30、50 パッケージ基板
11、31、51 受光素子用電極
12、32、52 発光素子用電極
20、40、60 パッケージ蓋部材
20a、40a、60a 蓋本体
20b、40b、60b 遮光板
21、41、61 天面壁
21a、41a、61a 部品装着孔
90 電子情報機器
91 撮像部
92 メモリ部
93 表示部
94 通信部
95 画像出力部
100、200、300 カメラモジュール
110、210、310 受光素子
120a〜120c、220a〜220c、320a〜320c 発光素子
111、211、311 受光素子の端子
121、221、321 発光素子の端子
Ap1 光導入用開口
Ap2 光放出用開口
B1 受光素子用のダイボンド接着材
B2 発光素子用のダイボンド接着材
Cv 透明カバー部材
Ef 発光面
G1、G1a、G1b 受光素子用電極群
G2、G2a、G2b 発光素子用電極群
L レンズ
Lg リッドガラス
Lh レンズホルダ
P1 受光面対向部
P2 発光面対向部
R1、R1a、R1b 受光素子配置領域
R2、R2a、R2b 発光素子配置領域
R3、R3a、R3b 中間領域
Rf 受光面
W ワイヤ

Claims (11)

  1. 受光素子および発光素子を同一パッケージ内に収容した半導体装置であって、
    該パッケージを構成するパッケージ基板と、
    該パッケージ基板上に実装された受光素子と、
    該パッケージ基板上に該受光素子と隣接して位置するように実装された発光素子と、
    該パッケージ基板上に該受光素子および該発光素子を覆うように取り付けられた、遮光部材からなるパッケージ蓋部材と
    を備え、
    該パッケージ蓋部材は、該受光素子と該発光素子との間に、該受光素子が該発光素子による光学的干渉を受けないように配置された遮光板を有する、半導体装置。
  2. 前記パッケージ蓋部材は、前記受光素子および前記発光素子を覆う蓋本体と、該受光素子と該発光素子との間に配置した遮光板とを一体構造としたものである、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記蓋本体は、その天面壁の、前記発光素子の発光面に対向する発光面対向部と、該天面壁の、前記受光素子の受光面に対向する受光面対向部とで、前記パッケージ基板からの高さが異なる構造となっており、
    該天面壁の発光面対向部には、該発光素子から発光光を該パッケージ外部に放出するための光放出用開口が形成され、
    該天面壁の受光面対向部には、該パッケージ外部から光を該受光素子に導入するための光導入用開口が位置している、請求項1または請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記パッケージ基板は、
    前記発光素子および前記受光素子を実装する実装面に該受光素子に隣接するように設けられ、該受光素子の端子と接続された受光素子用電極と、
    該実装面に該発光素子に隣接するように設けられ、該発光素子の端子と接続された発光素子用電極とを有し、
    該パッケージ基板の実装面における、該受光素子の配置領域と該発光素子の配置領域との間に位置する領域には、この領域の長手方向に沿って、1以上の該受光素子用電極からなる受光素子用電極群と、1以上の該発光素子用電極からなる発光素子用電極群とが互い違いに配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記遮光板は、前記受光素子の配置領域と前記発光素子の配置領域とを仕切るように配置されており、
    前記受光素子用電極群に含まれる受光素子用電極は、該遮光板に対して該受光素子の配置領域側に位置するように配置され、
    前記発光素子用電極群に含まれる発光素子用電極は、該遮光板に対して該発光素子の配置領域側に位置するように配置されている、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記発光素子の端子の配列と、該発光素子の端子に接続された前記発光素子用電極の配列とが対向して配置されており、
    該発光素子の端子に接続された該発光素子用電極が、前記受光素子と該発光素子との間に配置されている、請求項5記載の半導体装置。
  7. 前記発光素子は、該発光素子の端子が1列に並び、かつ該発光素子の端子の配列と該発光素子の端子に接続された前記発光素子用電極の配列とが対向するように配置されている、請求項5記載の半導体装置。
  8. 前記発光素子の端子と前記発光素子用電極とはワイヤにより電気的に接続され、前記受光素子の端子と前記受光素子用電極とはワイヤにより電気的に接続されており、
    該発光素子の配置領域内の隣接する3個の発光素子は、
    それぞれが1つの三角形の頂点に位置し、かつ、該3個の発光素子のうちの対向する2個の発光素子の間を、残り1個の発光素子の端子と該発光素子用電極とを接続するワイヤが通るように配置されている、請求項5記載の半導体装置。
  9. 前記受光素子は、被写体の撮像を行うCCDイメージセンサあるいはCMOSイメージセンサであり、前記発光素子は発光ダイオードである、請求項1に記載の半導体装置。
  10. 請求項1に記載の半導体装置を製造する方法であって、
    前記パッケージ基板上に前記受光素子および前記発光素子をこれらが隣接するように配置し、該受光素子の端子および該発光素子の端子をそれぞれ該パッケージ基板に形成された電極と電気的に接続する工程と、
    該パッケージ基板上に該受光素子および該発光素子を覆うように前記パッケージ蓋部材を固定する工程と
    を含み、
    前記遮光板は、該パッケージ蓋部材を該パッケージ基板に固定する時に同時に該パッケージ基板に固定される、半導体装置の製造方法。
  11. 被写体の撮像を行う撮像部を備えた電子情報機器であって、
    該撮像部は、請求項1に記載の半導体装置である電子情報機器。
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