JP2009175592A - 蓋開閉機構 - Google Patents

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淳 才木
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Abstract

【課題】蓋の開閉動作を繰り返しても係止能力が低下することなく、省スペースで、使用者の使い勝手がよく、かつ簡単な作業で組立可能な蓋開閉機構を提供する。
【解決手段】本発明の蓋開閉機構は、当接部材40を有する蓋30と、軸部材50を有し前記蓋30を摺動可能に支持する本体21と、を備え、前記蓋30は、蓋閉状態、前記本体21に対して摺動可能である蓋閉中状態、に遷移可能であり、前記蓋30が前記蓋閉状態から前記蓋閉中状態に遷移するときに、前記当接部材40が前記軸部材50に当接し、前記蓋閉状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋30がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなる、ように構成される。
【選択図】図7

Description

本発明は、バッテリーや記録メディア等を収納することができる電子機器の蓋開閉機構に関する。
近年、デジタルスチルカメラや携帯電話等に代表される携帯型の電子機器は、バッテリーや記録メディア等の付属品が出し入れ可能に構成されていることが多く、このような付属品は使用時に脱落しないよう蓋で保護されている。
また、これらの携帯型の電子機器は、年々生産数が増加するとともに、その使用環境も多岐にわたり、小型軽量化も進んでいるなか、省スペースで簡単に組立ができ、耐久性のある蓋開閉機構が求められている。
特許文献1には、「摺動させることによってロックが外れ蓋が回動自在になり、蓋を回動することによって開くことができる長寿命の蓋機構」が開示されている。
特開2005−289479号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている構成では、図1に示すように、蓋10に一体に設けられたツメ10A、10Bが、本体11に一体に設けられた係合部11A、11Bに係合することによって蓋10が係止されるが、この様な構成の場合、ツメ10A、10Bは蓋10と同じ材料となり、一般的には樹脂成形材料で構成される。また、係合部11A、11Bにおいても同様に本体11と同じ材料となり、一般的には樹脂成形材料で構成されることとなる。
従って、ツメ10A、10Bと係合部11A、11Bは蓋10の開閉動作によって樹脂成形材料同士で係合と解除を繰り返すことになるが、樹脂成形材料は擦り減ったり、変形や経年劣化を発生し、係止能力を徐々に失うこととなる。
また、ツメ10A、10Bと係合部11A、11Bは、蓋10の摺動方向両側と本体11の対応する箇所とに設けられるので、所定のスペースを必要とする。
本発明は、蓋の開閉動作を繰り返しても係止能力が低下することなく、省スペースで、使用者の使い勝手がよく、かつ簡単な作業で組立可能な電子機器の蓋開閉機構を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の蓋開閉機構は、当接部材を有する蓋と、軸部材を有し前記蓋を摺動可能に支持する筐体と、を備え、前記蓋は、蓋閉状態、前記筐体に対して摺動可能である蓋閉中状態、に遷移可能であり、前記蓋が前記蓋閉状態から前記蓋閉中状態に遷移するときに、前記当接部材が前記軸部材に当接し、前記蓋閉状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなり、前記蓋が前記蓋閉中状態から前記蓋閉状態に遷移するときに、前記当接部材が前記軸部材に当接し、前記蓋閉中状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなる、ように構成される。
また、本発明の蓋開閉機構は、軸部材を有する蓋と、当接部材を有し前記蓋を摺動可能に支持する筐体と、を備え、前記蓋は、蓋閉状態、前記筐体に対して摺動可能である蓋閉中状態、に遷移可能であり、前記蓋が前記蓋閉状態から前記蓋閉中状態に遷移するときに、前記軸部材が前記当接部材に当接し、前記蓋閉状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなり、前記蓋が前記蓋閉中状態から前記蓋閉状態に遷移するときに、前記軸部材が前記当接部材に当接し、前記蓋閉中状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなる、ように構成されてもよい。
また、本発明の蓋開閉機構の前記蓋は、前記筐体に対して回動可能である蓋開状態にも遷移可能であり、前記蓋閉状態および前記蓋閉中状態において、前記蓋が前記筐体に対して回動しないように前記筐体に係合する係止部を有する、ことを特徴としてもよい。
この構成では、軸部材が挿通される部位に当接部材が設けられるので、省スペースな蓋開閉機構を提供することができる。
また、本発明の蓋開閉機構の前記当接部材は、前記軸部材に対抗する凸部を有する板バネである、ことを特徴としてもよい。
また、本発明の蓋開閉機構の前記軸部材および前記当接部材は、金属材料で形成される、ことを特徴としてもよい。
これらの構成では、蓋の開閉動作を繰り返しても係止能力が低下することなく、省スペースな蓋開閉機構を提供することができる。
また、本発明の蓋開閉機構の前記当接部材は、前記軸部材によって固定される、ことを特徴としてもよい。
この構成では、軸支持孔に軸部材が挿通されることで当接部材が固定されるので、簡単な作業で組立可能な蓋開閉機構を提供することができる。
また、本発明の蓋開閉機構の前記筐体は、突起部を有し、前記蓋開状態において、前記当接部材が前記突起部に当接することで前記蓋が回動する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明の蓋開閉機構の前記筐体は、内部に収納される収納部材を前記蓋に向かう方向に押圧する押圧機構を有し、前記蓋開状態において、前記収納部材が前記蓋に当接することで前記蓋が回動する、ことを特徴としてもよい。
また、本発明の蓋開閉機構の前記筐体は、内部に収納される収納部材を前記蓋に向かう方向に押圧する押圧機構を有し、前記蓋は、突起部を有し、前記蓋開状態において、前記収納部材が前記突起部に当接することで前記蓋が回動する、ことを特徴としてもよい。
これらの構成では、蓋開状態において、蓋が自動的に半開状態となるので、使用者の使い勝手がよい蓋開閉機構を提供することができる。
また、本発明の蓋開閉機構の前記蓋は、前記蓋開状態において、前記当接部材に併設されたバネによって自動的に全開状態となる、ことを特徴としてもよい。
この構成では、蓋開状態において、蓋が自動的に全開状態となるので、使用者の使い勝手がさらによい蓋開閉機構を提供することができる。
また、本発明の蓋開閉機構の前記収納部材は、少なくともバッテリーおよび/または記録メディアを含む、ことを特徴としてもよい。
本発明の蓋開閉機構によれば、蓋の開閉動作を繰り返しても係止能力が低下することなく、省スペースで、使用者の使い勝手がよく、かつ簡単な作業で組立可能な蓋開閉機構を提供することができる。
(概要)
本発明の蓋開閉機構について、デジタルスチルカメラを例において説明する。図2は、デジタルスチルカメラの全体斜視図である。図3は、蓋の分解斜視図である。図4は、当接部材の斜視図である。図5は、実施の形態1におけるデジタルカメラの部分断面図である。図6は、デジタルカメラの斜視断面図である。図7は、デジタルカメラの分解説明図である。図8は、実施の形態2におけるデジタルカメラの部分断面図である。
デジタルスチルカメラ20において、蓋30は、当接部材40を軸部材50が挿通される部位に設けるための当接部材収納部31を有する。
当接部材40および軸部材50はステンレス等の金属材料で形成され、当接部材40に形成された凸部41を軸部材50が乗り越える際に発生する抵抗を係止機構としているとともに、当接部材40は軸支持孔33A、33Bに軸部材50を挿通することで固定される。
蓋30は、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)まで摺動(蓋閉中状態)すると、当接部材40に一体に設けられた板バネ42に対して本体21に設けられた突起部24により押圧がかかり、自動的に半開状態となる。
(実施の形態1)
(構成)
本発明の電子機器の蓋開閉機構では、図2に示すように、デジタルスチルカメラ20の本体21内にバッテリー100や記録メディア200等を収納する空間と、バッテリー100や記録メディア200等を出し入れ可能にする開口部22、23と、開口部22,23を覆うとともに本体21に固定された軸部材50を介して摺動および回動可能な状態で設けられた蓋30と、を備えている。
次に、図3に示すように、蓋30には、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)までの間で摺動が可能(蓋閉中状態)となるよう、軸部材50に対して蓋30の摺動方向に延長した長円形の軸支持孔33A、33Bと、回動を規制するための摺動ツメ32A、32B、32Cと、が設けられている。摺動ツメ32A、32B、32Cは、本体21に設けられた摺動ツメ25A、25B、25C(図2参照)と係合している間、蓋30の回動を禁止する。摺動ツメ32A、32B、32Cは、本発明の係止部の一例である。
さらに、蓋30は、蓋30の摺動を係止するための当接部材40を軸部材50が挿通される部位に設けるために、当接部材収納部31を有する。当接部材40および軸部材50は、ステンレス等の金属材料で形成され、当接部材40に形成された凸部41を軸部材50が乗り越える際に発生する抵抗を係止機構としている。
さらに、蓋30は、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)まで摺動(蓋閉中状態)すると、蓋30に設けられた摺動ツメ32A、32B、32Cと本体21に設けられた摺動ツメ25A、25B、25Cとの係合が解除され、図4に示すように、当接部材40に一体に設けられた板バネ42に対して本体21に設けられた突起部24により押圧がかかり、自動的に半開状態となる。
(動作)
蓋30において、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)までの動きについて、図5、図6を用いてそのメカニズムを説明する。
図5(a)は、蓋30の回動が禁止され係止された状態(蓋閉状態)を示している。蓋30に設けられた当接部材40に一体に設けられた凸部41が軸部材50に当接し、蓋30は矢印A方向に摺動することができず係止された状態(蓋閉状態)となっている。
図5(b)は、蓋30に矢印A方向の力を加えることにより摺動が開始され、当接部材40が変形することによりクリック感を発生させながら、係止が解除される直前の状態を示している。
図5(c)および図6は、蓋30の摺動(蓋閉中状態)が終了し回動が可能になる状態(蓋開状態)を示している。このとき、本体21に設けられた突起部24により、当接部材40に一体に設けられた板バネ42に押圧がかかる。
図5(d)は、板バネ42にかかった押圧に反発し蓋30が自動的に半開になった状態(蓋開状態)を示している。
蓋30において、回動が可能になる位置(蓋開状態)から回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)までの動きについては、この逆となる。
(組み立て)
次に、組み立てに関して、図3、図4、図6、図7を用いて説明する。
当接部材40に一体に形成された曲げ43を蓋30に設けられた孔34に挿入することにより、当接部材40を蓋30に設けられた当接部材収納部31に挿着する。当接部材40には、さらに曲げ44A、44Bが一体に形成されており、曲げ44A、44Bが当接部材収納部31に設けられた孔36A、36Bに嵌合することにより、当接部材40が軸部材50方向および蓋30の摺動方向に対して位置決めされる。
次に、蓋30の摺動方向に延長した長円形の軸支持孔33A、33Bに軸部材50を挿通することにより、軸部材50が当接部材40の摺動面45に当接し、当接部材40に一体に形成された曲げ43が蓋30に設けられた孔34の壁35に当接するので、当接部材40が当接部材収納部31に固定される。これにより、本発明の電子機器の蓋開閉機構を簡単な作業で組み立てることができる。
軸部材50および当接部材40は、ステンレスに代表されるような曲げの繰り返し応力や腐食、温度変化に強い金属材料で形成することにより、擦り減ったり、変形や経年劣化を抑えることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1で説明した自動的に蓋30が半開状態となる構成の別の構成を、実施の形態2として、図8を用いて説明する。その余の構成は、実施の形態1と同様であるので、説明を省略する。
軸部材50および当接部材40は、ステンレス等の金属材料で形成され、当接部材40に形成された凸部41を軸部材50が乗り越える際に発生する抵抗を係止機構とし、蓋30は、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)まで摺動(蓋閉中状態)すると、蓋30に設けられた摺動ツメ32A、32B、32Cと本体21に設けられた摺動ツメ25A、25B、25Cとの係合が解除されるところまでは、実施の形態1と同様であるが、このとき、蓋30に設けられたリブ37がバッテリー100を押し下げる状態となり、蓋30はバッテリー100がバッテリー基準位置101に復帰しようとする押圧に反発し自動的に半開状態となる。
蓋30において、回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)から回動が可能になる位置(蓋開状態)までの動きについて、図8を用いてそのメカニズムを説明する。
図8(a)は、蓋30の回動が禁止され係止された状態(蓋閉状態)を示している。蓋30に設けられた当接部材40に一体に設けられた凸部41が軸部材50に当接し、蓋30は矢印A方向に摺動することができず係止された状態(蓋閉状態)となっている。
図8(b)は、蓋30に矢印A方向の力を加えることにより摺動が開始され、当接部材40が変形することによりクリック感を発生させながら、係止が解除される直前の状態を示している。ここまでは、実施の形態1と同様である。
図8(c)は、蓋30の摺動(蓋閉中状態)が終了し回動が可能になる状態(蓋開状態)を示している。このとき、本体21に収納されているバッテリー100が、蓋30に設けられたリブ37によって、バッテリー基準位置101から押下位置102へ押し下げられている(図8(c)においては上方向)。図示しないが、本体21のバッテリー収納部の底部に圧縮バネが設けられ、バッテリー100を固定する係止を解除した際に、バッテリー100を取り出し易いよう、バッテリー100を突出させる機能を有している。また、バッテリー100を本体21に挿入し係止する際に、係止不完全とならないよう、あらかじめオーバーストロークLを持っており、最大位置103まで後退することができる。
図8(d)は、バッテリー100がバッテリー基準位置101に復帰し、蓋30に一体に設けられたリブ37を押し上げる(図8(d)においては下方向)ことにより、蓋30が自動的に半開になった状態(蓋開状態)を示している。
蓋30において、回動が可能になる位置(蓋開状態)から回動が禁止され係止される位置(蓋閉状態)までの動きについては、この逆となる。
以上のことから、蓋の開閉動作を繰り返しても係止能力が低下することなく、省スペースで、使用者の使い勝手がよく、かつ簡単な作業で組立可能な電子機器の蓋開閉機構を提供することができる。
(実施の形態3)
実施の形態2で説明した当接部材40の構成の別の構成を、実施の形態3として、図9を用いて説明する。図9は、実施の形態3におけるデジタルカメラの部分断面図である。その余の構成は、実施の形態2と同様であるので、説明を省略する。実施の形態2との違いは、当接部材40をより簡単な形状としているところである。
図9(a)は、蓋30の回動が禁止され係止された状態(蓋閉状態)を示している。蓋30に設けられた当接部材40に一体に設けられた凸部41が軸部材50に当接し、蓋30は矢印A方向に摺動することができず係止された状態(蓋閉状態)となっている。実施の形態2との違いは、当接部材40に一体に設けられた凸部41が、実施の形態2では、当接部材40の本体21側に一体に設けられていたが、実施の形態3では、当接部材40の蓋30側に一体に設けられており、形状の簡単化が図られている。
図9(b)は、蓋30に矢印A方向の力を加えることにより摺動が開始され、当接部材40が変形することによりクリック感を発生させながら、係止が解除される直前の状態を示しており、以降、図9(c)、図9(d)についても、実施の形態2の図8(c)、図8(d)についての説明と同じである。
(実施の形態4)
実施の形態3で説明した当接部材40の構成の別の構成を例にとり、蓋開状態において、蓋30が自動的に完全に開く構成を、実施の形態4として、図10を用いて説明する。図10は、実施の形態4におけるデジタルカメラの斜視断面図である。
実施の形態3で説明した当接部材40の構成の別の構成に加え、当接部材40に巻きバネ60が併設される。巻きバネ60は軸部材50に挿通された状態で、一方の端部61が蓋30に、もう一方の端部62が本体21側に設けられたバネ孔26にかかった状態を示している。
巻きバネ60は、端部62が本体21側に設けられたバネ孔26を押す方向に、端部61が蓋30を開こうとする方向に付勢されるよう形成されている。このことから蓋30には常に開こうとする付勢力が加わっているので、蓋30が蓋開状態に達すると、巻きバネ60の付勢力により、蓋30が自動的に全開状態となる。
従って、実施の形態4の場合、実施の形態1から3で説明した蓋30を半開状態にする構成は不要であり、より使用者の使い勝手を良くすることができる。
(その他の実施の形態)
以上説明した実施の形態1から4では、蓋閉中状態において、摺動ツメ32A、32B、32Cが、本体21に設けられた摺動ツメ25A、25B、25Cと係合している間、蓋30の回動が禁止されることとしたが、これに限定するものではない。蓋30は、摺動ツメ32A、32B、32C以外の係止部を有してもよいし、係止部を有さなくてもよい。蓋30が係止部を有さない場合は、蓋閉中状態においても蓋30の回動が可能になるが、蓋30と本体21がより簡単な形状となるので、部品コストを削減することができる。
また、以上説明した実施の形態1から4では、本体21が軸部材50を備え、蓋30が当接部材40を備える構成としたが、これとは逆に、本体21が当接部材40を備え、蓋30が軸部材50を備える構成としてもよい。
本発明の蓋開閉機構は、バッテリーや記録メディア等を収納することができるデジタルスチルカメラに代表される電子機器に搭載可能である。
特許文献1の説明図 デジタルスチルカメラの全体斜視図 蓋の分解斜視図 当接部材の斜視図 実施の形態1におけるデジタルカメラの部分断面図 デジタルカメラの斜視断面図 デジタルカメラの分解説明図 実施の形態2におけるデジタルカメラの部分断面図 実施の形態3におけるデジタルカメラの部分断面図 実施の形態4におけるデジタルカメラの斜視断面図
符号の説明
10 特許文献1の蓋
10A、10B 特許文献1のツメ
11 特許文献1の本体
11A、11B 特許文献1の係合部
20 デジタルスチルカメラ
21 本体
22 開口部
23 開口部
24 突起
25A、25B、25C 摺動ツメ
30 蓋
31 当接部材収納部
32A、32B、32C 摺動ツメ
33A、33B 軸支持孔
34 孔
35 壁
36A、36B 孔
37 リブ
40 当接部材
41 凸形状
42 板バネ
43 曲げ
44A、44B 曲げ
45 摺動面
50 軸部材
60 巻きバネ
61 端部
62 端部
100 バッテリー
101 バッテリー基準位置
102 押下位置
103 最大位置
200 記録メディア

Claims (11)

  1. 当接部材を有する蓋と、軸部材を有し前記蓋を摺動可能に支持する筐体と、
    を備え、
    前記蓋は、蓋閉状態、前記筐体に対して摺動可能である蓋閉中状態、に遷移可能であり、
    前記蓋が前記蓋閉状態から前記蓋閉中状態に遷移するときに、前記当接部材が前記軸部材に当接し、前記蓋閉状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなり、
    前記蓋が前記蓋閉中状態から前記蓋閉状態に遷移するときに、前記当接部材が前記軸部材に当接し、前記蓋閉中状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなる、
    ように構成された蓋開閉機構。
  2. 軸部材を有する蓋と、当接部材を有し前記蓋を摺動可能に支持する筐体と、
    を備え、
    前記蓋は、蓋閉状態、前記筐体に対して摺動可能である蓋閉中状態、に遷移可能であり、
    前記蓋が前記蓋閉状態から前記蓋閉中状態に遷移するときに、前記軸部材が前記当接部材に当接し、前記蓋閉状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなり、
    前記蓋が前記蓋閉中状態から前記蓋閉状態に遷移するときに、前記軸部材が前記当接部材に当接し、前記蓋閉中状態に戻る方向の反発力を受け、前記蓋がその反発力に抗してさらに移動すると、その反発力が減少するかまたはなくなる、
    ように構成された蓋開閉機構。
  3. 前記蓋は、
    前記筐体に対して回動可能である蓋開状態にも遷移可能であり、
    前記蓋閉状態および前記蓋閉中状態において、前記蓋が前記筐体に対して回動しないように前記筐体に係合する係止部を有する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蓋開閉機構。
  4. 前記当接部材は、
    前記軸部材に対向する凸部を有する板バネである、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  5. 前記軸部材および前記当接部材は、
    金属材料で形成される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  6. 前記当接部材は、
    前記軸部材によって固定される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  7. 前記筐体は、突起部を有し、
    前記蓋開状態において、前記当接部材が前記突起部に当接することで前記蓋が回動する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  8. 前記筐体は、内部に収納される収納部材を前記蓋に向かう方向に押圧する押圧機構を有し、
    前記蓋開状態において、前記収納部材が前記蓋に当接することで前記蓋が回動する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  9. 前記筐体は、内部に収納される収納部材を前記蓋に向かう方向に押圧する押圧機構を有し、
    前記蓋は、突起部を有し、
    前記蓋開状態において、前記収納部材が前記突起部に当接することで前記蓋が回動する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  10. 前記蓋は、
    前記蓋開状態において、前記当接部材に併設されたバネによって自動的に全開状態となる、
    ことを特徴とする請求項3から請求項6のいずれかに記載の蓋開閉機構。
  11. 前記収納部材は、
    少なくともバッテリーおよび/または記録メディアを含む、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9のいずれかに記載の蓋開閉機構。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013195600A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Casio Comput Co Ltd 開閉蓋構造、及び電子機器
JP2019219592A (ja) * 2018-06-22 2019-12-26 キヤノン株式会社 電子機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7154834B2 (ja) 2018-06-22 2022-10-18 キヤノン株式会社 電子機器

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