JP2009156598A - 取付孔の検査具及び検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナット座の径が拡大しているか否かを判定するためのナット座の座面の摩滅状態検査を行えるとともに、ボルト孔の変形検査を行える検査具などを提供する。
【解決手段】ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具30は、未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えたナット座対応面(46又は48)と当該ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる嵌め合い軸部(47又は49)とを備えた柱体により形成されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホイールの取付孔の状態検査において、ナット座の摩滅状態検査の他、ボルト孔の変形検査も行える検査具などに関する。
図8に示すように、車両のハブ1に取付けられるホイール2のディスク部には、ホイール2をハブ1に取付けるための取付孔3が形成される。ハブ1は車軸の端部に設けられた円盤状のホイール取付部である。ハブ1の表面(車両の外側に位置する面)には、ハブの回転中心を中心とした環状の取付面4が設けられ、この取付面4には車両の外側に延長するボルト5が設けられる。ボルト5は、環状の取付面4の円周に沿った方向に一定の間隔を隔てて複数本設けられる。ホイール2のディスク部には、ホイール2の回転中心を中心とした環状の取付部6が設けられる。この取付部6には複数本のボルト5に対応した複数個の取付孔3が、環状の取付部6の円周に沿った方向に一定の間隔を隔てて設けられる。取付孔3は、ハブ1より突出するように設けられたボルト5を貫通させるボルト孔7と当該ボルト孔7を貫通したボルト5に締結されるナット8のナット座9とを備える。ボルト孔7は、ハブ1の取付面4と接触するホイール2の取付部6の裏面10とホイール2の取付部6の表面11とに渡って真っ直ぐに貫通するように形成される。ナット座9は、ボルト孔7における取付部6の表面11側に形成される。ナット座9の座面12は、ボルト5に締結されるナット8の一端部面13が接触する形状に形成される。ナット座9としては、例えば、円錐面状の座面12を備えた円錐面状座(テーパー座と呼ばれる)、半球面状の座面12を備えた半球面状座、平面状の座面12を備えた平面座が知られている。
ホイール2の外周縁を形成するリム部16にタイヤゴム14が装着されてタイヤ15が形成される。このタイヤ15のホイール2における取付孔3のボルト孔7側からホイール2の取付孔3を貫通するようにハブ1のボルト5が通された後に、当該ボルト5の先端からナット8が取付けられ、ナット8の一端部面13を取付孔3のナット座9の座面12に押し付けるようにナット8がボルト5に締結されることによって、ハブ1の取付面4とホイール2の取付部6の裏面10とが接触した状態に維持されて、ホイール2がハブ1に取付けられる。
車両の走行によって、ホイール2が図9(a)に示す状態と図10(a)に示す状態とを繰り返す。即ち、図9(b)や図10(b)に示すように、ホイール2が点線で示す状態から実線で示す状態への変化を繰り返すことによって、ホイール2の取付部6の裏面10とハブ1の取付面4との間、ボルト孔7とボルト5との間、ナット座9とナット8との間で、微小な相対往復すべり運動が発生し、ホイール2の取付部6の裏面10及び取付孔3が摩滅する(フレッティング磨耗と呼ばれる)ことが知られている。
そして、ホイール2の取付部6の裏面10の摩滅状態を検査するための摩滅量測定用治具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、取付孔3のナット座9の摩滅状態を検査する検査具としては、図11に示すものがある。この検査具20は、ナット座9の座面12を形成する反円錐面の反対形状である円錐面21を備えた円錐体により形成される。
この検査具20を用いたナット座9の摩滅状態検査方法を図12を参照して説明する。使用後のホイール2のナット座9の座面12に検査具20の円錐面21を載せるようにして検査具20をナット座9に設置した場合の検査具20の底面22(円錐体の底面)の位置が、未使用のホイール2のナット座9の座面12に検査具20の円錐面21を載せるようにして検査具20をナット座9に設置した場合の検査具20の底面22の位置よりも下方に位置された場合に、ナット座9の座面12が摩滅していてナット座9の径が拡大していると判定できる。
例えば、未使用のホイール2のナット座9の座面12に検査具20の円錐面21を載せるようにして検査具20をナット座9に設置した場合の検査具20の底面22とホイール2の取付部6の表面11とが同一平面上に位置するような寸法に形成された検査具20を用意し、使用後のホイール2のナット座9の座面12に検査具20の円錐面21を載せるようにして検査具20をナット座9に設置した場合の検査具20の底面22の位置が、取付部6の表面11よりも低位置であるナット座9内に位置した場合に、ナット座9の座面12が摩滅していてナット座9の径が拡大していると判定できる。
特開2003−287416号公報
しかしながら、上述した円錐体により形成された検査具では、使用後のホイールのボルト孔が変形しているか否かを検査するボルト孔の変形検査を行えないという課題があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、ナット座の径が拡大しているか否かを判定するためのナット座の座面の摩滅状態検査を行えるとともに、ボルト孔の変形検査を行える検査具などを提供する。
本発明による第1の検査具は、ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えたナット座対応面と当該ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる嵌め合い軸部とを備えた柱体により形成されたことを特徴とする。
本発明による第2の検査具は、ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、軸の周面の円弧の径が未使用のナット座の入口孔径よりも大きい寸法に形成された大軸部と当該大軸部の一端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えたナット座対応面と当該ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる嵌め合い軸部とを備えた柱体により形成されたことを特徴とする。
本発明による第3の検査具は、ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、軸の周面の円弧の径が未使用のナット座の入口孔径よりも大きい寸法に形成された大軸部と当該大軸部の一端に設けられた第1検査部と当該大軸部の他端に設けられた第2検査部とを備えた柱体により形成され、第1検査部は、大軸部の一端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えた第1ナット座対応面と当該第1ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる第1嵌め合い軸部とを備え、第2検査部は、大軸部の他端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えた第2ナット座対応面と当該第2ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる第2嵌め合い軸部とを備え、第1嵌め合い軸部の軸の直径寸法と第2嵌め合い軸部の軸の直径寸法とが異なることを特徴とする。
柱体は、円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された周面欠け柱体により形成されたことも特徴とする。
円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された後の面が平面であり、この平面においてナット座対応面と大軸部との境界を示す直線が設けられたことも特徴とする。
周面欠け柱体は、円柱状体の中心軸に沿って円柱状体を半分に分割した分割体よりも大きいことも特徴とする。
周面欠け柱体の重量が、円柱状体の重量の60%〜80%であることも特徴とする。
本発明の検査具を用いた取付孔の検査方法は、検査具の嵌め合い軸部が使用後のボルト孔に嵌らない場合には、ボルト孔が変形していると判定することを特徴とする。
検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面と大軸部との境界位置がナット座内に位置した場合には、ナット座の径が拡大していると判定することも特徴とする。
検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面とナット座の座面との間に生じた隙間の大きさが所定の大きさ以上である場合には、ナット座が変形又は陥没していると判定することも特徴とする。
第1嵌め合い軸部と第2嵌め合い軸部とのうち使用後のボルト孔内に入った状態でがたつきの小さいほうの嵌め合い軸部を有した検査部を用いて検査を行うことも特徴とする。
本発明の第1の検査具によれば、嵌め合い軸部とナット座対応面とを備えた検査具としたので、嵌め合い軸部が使用後のボルト孔に嵌らない場合には、ボルト孔が変形していると判定できるようになる。即ち、ボルト孔の変形検査を行える検査具を提供できる。また、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面がナット座の内側に位置した場合には、ナット座の座面が摩滅してナット座の径が拡大していると判定できるようになる。即ち、ボルト孔の変形検査及びナット座の座面の摩滅状態検査を行える検査具を提供できる。
本発明の第2の検査具によれば、嵌め合い軸部とナット座対応面と大軸部とを備えた検査具としたので、ボルト孔の変形検査を行えるとともに、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面と大軸部との境界位置がナット座内に位置した場合には、ナット座の座面が摩滅してナット座の径が拡大していると判定できるようになる。即ち、ボルト孔の変形検査及びナット座の座面の摩滅状態検査を行える検査具を提供できる。また、大軸部を掴んで検査具が水平状態となるように検査具の姿勢を容易に調整できるようになる。
本発明の第3の検査具によれば、大軸部と、大軸部の一端に設けられた第1嵌め合い軸部と第1ナット座対応面とを備えた第1検査部と、大軸部の他端に設けられた第2嵌め合い軸部と第2ナット座対応面とを備えた第2検査部とを備え、第1嵌め合い軸部の軸の直径寸法と第2嵌め合い軸部の軸の直径寸法とを異ならせた検査具としたので、上記効果が得られるとともに、第1嵌め合い軸部と第2嵌め合い軸部とのうち使用後のボルト孔内に入った状態でがたつきの小さいほうの嵌め合い軸部(使用後のボルト孔にきつく嵌め合わされた嵌め合い軸部)を有した検査部を用いて検査を行うことができることで、ボルト孔にきつく嵌め合わされた嵌め合い軸部を持つ検査部を用いて検査を行うことにより、ボルト孔の孔の中心と嵌め合い軸部の軸の中心とのずれの少ない状態とできるので、ナット座の座面の摩滅状態検査を1つの検査具で正確に行える。さらに、ボルト孔の内面にバリがないような場合とボルト孔の内面に小さなバリがある場合とに対応した、ボルト孔の変形検査及びナット座の座面の摩滅状態検査を1つの検査具で正確かつ容易に行える。
また、円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された周面欠け柱体により形成された検査具としたので、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座の座面とナット座対応面との間の隙間を、周面の一部が除去された部分を通して容易に目視確認することが出来るようになり、ナット座の変形又は陥没等の有無を検査するナット座の座面状態検査を容易かつ正確に行えるようになる。
円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端部と他端部とに渡って連続して除去された後の面が平面であり、この平面においてナット座対応面と大軸部との境界を示す直線が設けられたので、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態において、直線と取付部の表面との平行を確認することで、検査具の水平状態を容易に確認でき、ナット座の座面の摩滅状態検査における判定の信頼性を向上できる。
周面欠け柱体を、円柱状体を円柱状体の中心軸に沿って半分に分割した分割体よりも大きくしたので、検査具をナット座の座面に設置したときの検査具の直立安定性が良くなり、検査を容易かつ正確に行えるようになる。
周面欠け柱体の重量を、円柱状体の重量の60%〜80%としたので、検査具をナット座の座面に設置したときの直立安定性がさらに良くなり、検査を容易かつ正確に行える。
本発明の検査具を使用した検査方法によれば、嵌め合い軸部が使用後のボルト孔に嵌らない場合には、ボルト孔が変形していると判定するので、ボルト孔が変形しているか否かの判定が容易となる。
検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面と大軸部との境界位置がナット座内に位置した場合には、ナット座の径が拡大していると判定するので、ナット座の径が拡大しているか否かの判定が容易となる。
検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面とナット座の座面との間に生じた隙間の大きさが所定の大きさ以上である場合には、ナット座が変形又は陥没していると判定するので、ナット座の座面状態検査が容易となる。
第1嵌め合い軸部と第2嵌め合い軸部とのうち使用後のボルト孔内に入った状態でがたつきの小さいほうの嵌め合い軸部を有した検査部を用いて検査を行うことにより、ボルト孔の孔の中心と嵌め合い軸部の軸の中心とのずれの少ない状態とできるので、検査を正確に行える。
最良の形態1
図1乃至図5を参照し、最良の形態1による検査具の構成を説明する。尚、図8乃至図12と同一部分は同一符号を付してその説明を省略する。最良の形態1では、円錐面状座により形成されたナット座9に対応したナット座対応面を備えた検査具を例にして説明する。
検査具30は、アルミニウムやステンレスのような金属により形成された図2に示すような円柱状体60の周面の一部が円柱状体60の一端61と他端62とに渡って連続して除去された図1に示すような周面欠け柱体31により形成される。当該周面欠け柱体31は、両端部が検査部に形成され、両端部の検査部を互いに繋ぐ中間部分が大軸部41に形成される。つまり、当該周面欠け柱体31により形成された検査具30は、大軸部41と、大軸部41の一端に設けられた第1検査部42と、大軸部41の他端に設けられた第2検査部43とを備える。
上記円柱状体60は、断面円形の大軸部63と、断面円形の大軸部63の両端部において大軸部63と同軸に設けられた断面円形の嵌め合い軸部64;65と、大軸部63の端部の外周面と嵌め合い軸部64;65の端部の外周面とを繋ぐ周面が未使用(新品)のナット座9の形状と反対の形状に形成されたナット座対応面66;67とを備える。このナット座対応面66に形成された外周面を備えた円錐状軸部68を軸と直交する面で切断した断面は円形である。円柱状体60の断面円形の大軸部63は、円形軸の直径aが、未使用のホイール2のナット座9の入口55の孔径D(ホイールの取付部の表面に位置するナット座の入口を形成する円孔縁の円の直径)に比べて1mm大きく形成される。円柱状体60の一方の断面円形の嵌め合い軸部64は、円形軸の直径cが、未使用のホイール2のボルト孔7の直径D1と比べて0.5mm小さく形成される。円柱状体60の他方の断面円形の嵌め合い軸部65は、円形軸の直径eが、未使用のホイール2のボルト孔7の直径D1と比べて1.0mm小さく形成される。円柱状体60のナット座対応面66;67は、円錐体の頂部側を除いた円錐面のような形状に形成される。即ち、円柱状体60のナット座対応面66;67は、ナット座9の形のキャビティを備えた成形型のキャビティによって形成される面形状と等しい。
図1に示す検査具30を構成する周面欠け柱体31は、例えば、図3に示すように、円柱状体60の中心線Aと平行な面35であって円柱状体60の中心線Aを含まない面35を境として円柱状体60が中心線Aに沿って分断されることによって得られる円柱状体60の分割体のうちの重量の重い方の分割体60Aによって構成される。即ち、周面欠け柱体31は、円柱状体60の中心線Aに沿って円柱状体60を半分に等分割した分割体よりも大きく形成される。周面欠け柱体31の重量は、円柱状体60の重量の60%〜80%とした。
検査具30を構成する周面欠け柱体31は、大軸部41と、大軸部41の一端側に設けられた第1検査部42と、大軸部41の他端側に設けられた第2検査部43とを備える。大軸部41は、軸の断面形状が円形の周囲の一部を除去した異形断面形状に形成され、軸の周面を形成する円弧面の円弧の径が未使用のホイール2のナット座9の入口55の孔径Dよりも1.0mm大きい寸法に形成される。第1検査部42は、第1ナット座対応面46と第1嵌め合い軸部47とを備える。第1ナット座対応面46は、大軸部41の一端の周面より延長して設けられて未使用のナット座9の座面12と反対の形状の面を60%以上残した面により形成される。第1嵌め合い軸部47は、第1ナット座対応面46の終端の周面より延長して軸の断面形状が円形の周囲の一部を除去した異形断面形状に形成され、軸の周面を形成する円弧面の円弧の径が未使用のホイール2のボルト孔7の直径D1よりも0.5mm小さい寸法に形成される。第2検査部43は、第2ナット座対応面48と第2嵌め合い軸部49とを備える。第2ナット座対応面48は、大軸部41の他端の周面より延長して設けられて未使用のナット座9の座面12と反対の形状の面を60%以上残した面により形成される。第2嵌め合い軸部49は、第2ナット座対応面48の終端の周面より延長して軸の断面形状が円形の周囲の一部を除去した異形断面形状に形成され、軸の周面を形成する円弧面の円弧の径が未使用のホイール2のボルト孔7の直径D1よりも1.0mm小さい寸法に形成される。第1ナット座対応面46及び第2ナット座対応面48は、円錐体の頂部側を除いた円錐面の周面の一部をさらに除いたような形状に形成される。
周面欠け柱体31は、円柱状体60の周面の一部が円柱状体60の一端61と他端62とに渡って連続して除去された後の面が平面36に形成される。この周面欠け柱体31の平面36には、第1ナット座対応面46と大軸部41との境界を示す直線がナット座摩滅判定線50として形成されるとともに、第2ナット座対応面48と大軸部41との境界を示す直線がナット座摩滅判定線51として形成される。
検査具30を使用した検査方法を図5乃至図7に基いて説明する。例えば、数年間、走行に用いられたホイール2の取付孔3を点検する場合において、図5に示すように、ホイール2の取付部6の表面11が水平となって上を向くようにホイール2を検査場に設置してから、検査具30を用いて取付孔3の検査を行う。尚、検査開始前には、ホイール2の取付孔3内及び取付孔3近辺位置の錆や汚れを除去しておく。
まず、図7に示すように、検査具30の第2検査部43の第2嵌め合い軸部49が取付孔3のボルト孔7に入るか否かを検査する(ステップS1)。即ち、第1嵌め合い軸部47よりも径が小さくて未使用のホイール2のボルト孔7の直径D1よりも1.0mm小さい小径の第2嵌め合い軸部49がボルト孔7に入らない場合は、ボルト孔7が変形している可能性があるので、ユーザにホイール2の交換を推奨する。
そして、第1嵌め合い軸部47と第2嵌め合い軸部49とをそれぞれボルト孔7に挿入してみてボルト孔7にきつく嵌め合わされた嵌め合い軸部を持つ検査部(即ち、使用後のボルト孔7内に入った状態でがたつきの小さいほうの嵌め合い軸部を有した検査部)を用いて、ナット座9の座面12の摩滅状態検査及びナット座9の座面状態検査を行う(ステップS2)。このように、ボルト孔7にきつく嵌め合わされた嵌め合い軸部を持つ検査部を用いて検査を行うことにより、ボルト孔7の孔の中心と嵌め合い軸の軸の中心とのずれの少ない状態とできるので、正確な検査を行うことが可能となる。
ボルト孔7にきつく嵌め合わされた嵌め合い軸部を持つ検査部のナット座対応面(ナット座対応面46又はナット座対応面48のうちの一方)をナット座9の方向に押し込んでナット座摩滅判定線(ナット座摩滅判定線50又はナット座摩滅判定線50のうちの一方)とホイール2の表面11とが平行となるようにナット座対応面をナット座9に設置する。この場合に、ナット座摩滅判定線の位置がホイールの取付部6の表面11よりもナット座9の内側に位置した場合は(ステップS3及び図6(a)参照)、ナット座9の径が1mm以上拡大している可能性があるので、ユーザにホイールの交換を推奨する。
さらに、検査具30のナット座対応面がナット座9に設置された状態において、ナット座9の入口55に近い位置においてのナット座対応面とナット座9との間に生じた隙間h(図6(b)参照)の大きさが0.5mm以上である場合には(ステップS4)、ナット座9が変形又は陥没していると判定し、ユーザにホイール2の交換を推奨する。
未使用のボルト孔7の直径よりも1.0mm小さい寸法に形成された小径の第2嵌め合い軸部49は、ボルト孔7の内面に小さなバリがある場合の検査用として用いることができ、未使用のボルト孔7の直径よりも0.5mm小さい寸法に形成された大径の第1嵌め合い軸部47は、ボルト孔7の内面にバリがないかバリが微小な場合の検査用として用いることができる。大径の第1嵌め合い軸部47を備えた第1検査部42だけを用いて検査を行うと、ボルト孔7の内面にバリがある場合において第1嵌め合い軸部47がボルト孔7内に入らずにボルト孔7が変形していると判断される可能性がある。しかしながら、径の異なる2つの嵌め合い軸部を用いたことにより、大径の第1嵌め合い軸部47がボルト孔7内に入らずとも小径の第2嵌め合い軸部49がボルト孔7内に入れば、ボルト孔7の変形ではなくボルト孔7の内面に小さな(0.5mm以下程度)バリがあるだけなので、この程度のバリがあったとしてもホイール交換推奨の対象とはしないようにできる。逆に、小径の第2嵌め合い軸部49を備えた第2検査部43だけを用いて検査を行うと、ボルト孔7の内面にバリがないかバリが微小な場合に、第2嵌め合い軸部49がボルト孔7内でがたついてしまって、ナット座対応面66の傾斜角度とナット座9の座面12の傾斜角度とが合わなくなる可能性があり、上述したナット座9の座面12の摩滅状態検査や、ナット座9の変形又は陥没等の有無を検査するナット座9の座面状態検査を正確に行えなくなる可能性がある。従って、第1検査部42及び第2検査部43の両方を用いて取付孔3の検査を行うことによって、ボルト孔7の内面にバリがないような場合とボルト孔の内面に小さなバリがある場合とに対応した、ボルト孔7の変形検査、ナット座9の座面12の摩滅状態検査、ナット座9の座面状態検査のすべてを正確かつ容易に行える。検査具30を用いれば、1つの検査具で、ボルト孔7の変形検査、ナット座9の座面12の摩滅状態検査、ナット座9の座面状態検査のすべてを正確かつ容易に行える。
最良の形態1による検査具30によれば、ボルト孔7の変形検査、ナット座9の座面12の摩滅状態検査、ナット座9の座面状態検査のすべてを正確かつ容易に行える。
最良の形態1による検査具30によれば、重量が、円柱状体の重量の60%〜80%である周面欠け柱体31により形成された検査具30としたので、上述したナット座9の検査の際の目視検査の容易化が図れるとともに、取付孔3に検査部を設置した場合の検査具30の直立安定性が向上するので、検査具30の倒れや傾きが少なくなり、検査の容易化が図れる。
最良の形態1による検査具30によれば、大軸部41を掴んで検査具30が水平状態となるように検査具30の姿勢を容易に調整できるようになる。
上述した円柱状体60を検査具30として用いてもよいが、円柱状体60を検査具30として用いる場合には、ナット座9の座面12の摩滅状態検査において、円柱状体60の周面に形成された大軸部63とナット座対応面67との境界線部が取付部6の表面11よりもナット座9の内側に位置しない場合には、ナット座9の入口55の孔縁が境界線部の下に位置してナット座9の上方からナット座9の入口55の孔縁と境界線部との間の間隔を目視できないため、ナット座9の入口55の孔縁と境界線部との間の間隔を真横方向から目視しなければならず、ナット座9の摩滅がどれくらい進んでいるかを目視検査することが難しくなる。また、円柱状体60を検査具30として用いる場合には、ナット座9の変形又は陥没の有無を検査できない。
一方、最良の形態1による検査具30によれば、周面欠け柱体31により形成された検査具30を用いたので、検査部を取付孔3内に設置してナット座9の座面12の摩滅状態を検査する場合において、周面欠け柱体31の除去された後に残った部分である平面36の部分を取付孔3の上方から目視することが可能となり、上述した円柱状体60を用いた目視検査に比べて目視検査が容易となる。
最良の形態1による検査具30によれば、円柱状体60の周面の一部が円柱状体60の一端と他端とに渡って連続して除去された後の平面36が、円柱状体60の中心線Aと平行な面であって円柱状体60の中心線Aを含まない平面36に形成された周面欠け柱体31であって、周面欠け柱体31の除去された後の平面36にナット座摩滅判定線50;51を設けたので、ナット座9の座面12の摩滅状態検査において、摩滅具合の目視検査をより容易に行える。
最良の形態1による検査具30によれば、検査部を取付孔3内に設置した状態において、周面欠け柱体31の除去された後に残った部分である平面36の部分を取付孔3の上方から目視することができるようになったことで、ナット座9の変形又は陥没検査、即ち、ナット座9の座面状態検査を容易に行える。
最良の形態2
第1の検査部42と大軸部41とを備えた検査具30と、第2検査部43と大軸部41とを備えた検査具30とを別々に用意し、これら2つの検査具30を用いて検査を行っても良い。
最良の形態3
第1の検査部42のみを備えた検査具30と、第2検査部43のみを備えた検査具30とを別々に形成し、これら2つの検査具30を用いて検査を行っても良い。
最良の形態4
上述した円柱状体60により形成された検査具でもよい。
また、円柱状体60の一方の検査部と大軸部63とにより形成された検査具と、円柱状体60の他方の検査部と大軸部63とにより形成された検査具とを別々に形成し、これら2つの検査具を用いて検査を行っても良い。
さらに、円柱状体60の一方の検査部のみで形成された検査具と、円柱状体60の他方の検査部のみで形成された検査具とを別々に形成し、これら2つの検査具を用いて検査を行っても良い。
以上のような円柱状体により形成された検査具を用いた場合でも、本願の所期の目的である、ボルト孔7の変形検査及びナット座9の座面12の摩滅状態検査が可能であるからである。
他の形態
円柱状体60の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された後の面が平面36でない周面欠け柱体により形成された検査具としてもよい。
円柱状体60の中心線Aに沿って円柱状体60を半分に等分割した分割体よりも大きく形成された周面欠け柱体を用いれば、取付孔3に検査部を設置した場合の直立安定性が向上する。
円柱状体60の中心線Aに沿って円柱状体60を半分に等分割した分割体よりも小さい周面欠け柱体により形成された検査具を用いてもよい。この場合、取付孔3に検査部を設置した場合の直立安定性が悪くなるが、検査具を手で支えながら検査を行うことによって、ボルト孔の変形検査、ナット座の座面の摩滅状態検査、ナット座の座面状態検査のすべてを正確かつ容易に行えるようになる。
尚、ナット座9としては、上述した円錐面状座の他、半球面状座、平面座があるので、ナット座対応面66は、ナット座9の種類に応じて形成すればよい。
本発明の検査具及び検査方法は、構造上、フレッティング磨耗(摩滅)が生じ易いトラックやバスのような大型車に使用されるホイールの取付孔の状態検査に特に適しているが、一般車両に使用されるホイールの取付孔の状態検査にも使用できる。
検査具を示す斜視図(最良の形態1)。 図1の検査具をB方向からみた正面図(最良の形態1)。 検査具を示す斜視図(最良の形態1;2)。 図3の検査具をB方向からみた正面図(最良の形態1;2)。 検査方法を示す図(最良の形態1)。 検査方法を示す図(最良の形態1)。 検査方法の手順を示すフローチャート(最良の形態1)。 タイヤの断面図。 フレッティング磨耗(摩滅)の起こる過程を示す説明図。 フレッティング磨耗(摩滅)の起こる過程を示す説明図。 従来の検査具及び検査方法を示す図。 従来の検査方法を示す図。
符号の説明
1 ハブ、2 ホイール、3 取付孔、4 取付面、5 ボルト、6 取付部、
7 ボルト孔、8 ナット、9 ナット座、12 座面、30 検査具、
31 周面欠け柱体、36 平面、41 大軸部、42 第1検査部、
43 第2検査部、46 第1ナット座対応面、47 第1嵌め合い軸部、
48 第2ナット座対応面、49 第2嵌め合い軸部、
50;51 ナット座摩滅判定線(直線)。

Claims (11)

  1. ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えたナット座対応面と当該ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる嵌め合い軸部とを備えた柱体により形成されたことを特徴とする取付孔の検査具。
  2. ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、軸の周面の円弧の径が未使用のナット座の入口孔径よりも大きい寸法に形成された大軸部と当該大軸部の一端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えたナット座対応面と当該ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる嵌め合い軸部とを備えた柱体により形成されたことを特徴とする取付孔の検査具。
  3. ホイールを車両のハブに取付けるためにホイールに形成された取付孔の状態を検査する検査具であって、取付孔は、ハブより突出するように設けられたボルトを貫通させるボルト孔と当該ボルト孔を貫通したボルトに締結されるナットのナット座とを備え、検査具は、軸の周面の円弧の径が未使用のナット座の入口孔径よりも大きい寸法に形成された大軸部と当該大軸部の一端に設けられた第1検査部と当該大軸部の他端に設けられた第2検査部とを備えた柱体により形成され、第1検査部は、大軸部の一端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えた第1ナット座対応面と当該第1ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる第1嵌め合い軸部とを備え、第2検査部は、大軸部の他端の周面より延長して設けられて未使用のナット座の座面と反対の形状の面を備えた第2ナット座対応面と当該第2ナット座対応面の終端の周面より延長する軸により形成され軸の周面の円弧の径が未使用のボルト孔の直径よりも小さい寸法に形成されて使用後のボルト孔に嵌められる第2嵌め合い軸部とを備え、第1嵌め合い軸部の軸の直径寸法と第2嵌め合い軸部の軸の直径寸法とが異なることを特徴とする取付孔の検査具。
  4. 柱体は、円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された周面欠け柱体により形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の取付孔の検査具。
  5. 円柱状体の周面の一部が円柱状体の一端と他端とに渡って連続して除去された後の面が平面であり、この平面においてナット座対応面と大軸部との境界を示す直線が設けられたことを特徴とする請求項4に記載の取付孔の検査具。
  6. 周面欠け柱体は、円柱状体の中心軸に沿って円柱状体を半分に分割した分割体よりも大きいことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の取付孔の検査具。
  7. 周面欠け柱体の重量が、円柱状体の重量の60%〜80%であることを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の取付孔の検査具。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の取付孔の検査具を用いた取付孔の検査方法であって、検査具の嵌め合い軸部が使用後のボルト孔に嵌らない場合には、ボルト孔が変形していると判定することを特徴とする取付孔の検査方法。
  9. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の取付孔の検査具を用いた取付孔の検査方法であって、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面と大軸部との境界位置がナット座内に位置した場合には、ナット座の径が拡大していると判定することを特徴とする取付孔の検査方法。
  10. 請求項4乃至請求項7のいずれかに記載の取付孔の検査具を用いた取付孔の検査方法であって、検査具のナット座対応面が使用後のナット座の座面に設置された状態においてナット座対応面とナット座の座面との間に生じた隙間の大きさが所定の大きさ以上である場合には、ナット座が変形又は陥没していると判定することを特徴とする取付孔の検査方法。
  11. 請求項9又は請求項10に記載の取付孔の検査方法であって、第1嵌め合い軸部と第2嵌め合い軸部とのうち使用後のボルト孔内に入った状態でがたつきの小さいほうの嵌め合い軸部を有した検査部を用いたことを特徴とする取付孔の検査方法。
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