JP2009096430A - インナーミラー - Google Patents

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Abstract

【課題】本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲とを対比したときに、サブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができるインナーミラーを提供することを課題とする。
【解決手段】インナーミラー1Aであって、車内に取り付けられるステー2と、このステー2の先端に傾動可能に軸支された本体側ハウジング10と、この本体側ハウジング10に保持されている本体側ミラー3と、本体側ハウジング10に取り付けられたサブミラー4と、を備え、本体側ミラー3とサブミラー4とは幅方向の中心位置が一致しており、サブミラー4は凸面鏡であり、サブミラー4の視認範囲は、本体側ミラー3の視認範囲の全部及びその周囲を含んでいることを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車内に設けられるインナーミラーに関して、特に、車両の後側方及び車内後部を視認するためのサブミラーを備えているインナーミラーに関するものである。
車両の運転席近傍の天井、又はフロントウインドスクリーンの内側に取り付けられるインナーミラーとしては、車内に取り付けられる本体側ハウジングと、この本体側ハウジングに保持されている本体側ミラーと、本体側ハウジングの下部に取り付けられたサブミラーと、を備えているものがある。このようなインナーミラーでは、サブミラーが凸面鏡となっており、サブミラーによって車両の後側方の視認範囲を広げることができる(例えば、特許文献1参照)。
実開昭60−46353号公報
前記した従来のインナーミラーに設けられたサブミラーでは、車両の後側方の視認範囲を広げることを目的としているため、本体側ミラーの視認範囲の全部をサブミラーで見ることができるように考慮されていない。
そして、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲とが異なっていると、本体側ミラーに映っている像とサブミラーに映っている像との関係が分かり難く、運転者はサブミラーで見ている範囲や方向が分かり難くなってしまうという問題がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲とを対比したときに、サブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができるインナーミラーを提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、インナーミラーであって、車内に取り付けられるステーと、このステーの先端に傾動可能に軸支された本体側ハウジングと、この本体側ハウジングに保持されている本体側ミラーと、本体側ハウジングに取り付けられたサブミラーと、を備え、本体側ミラーとサブミラーとは幅方向の中心位置が一致しており、サブミラーは凸面鏡であり、サブミラーの視認範囲は、本体側ミラーの視認範囲の全部及びその周囲を含んでいることを特徴としている。
この構成では、サブミラーの視認範囲に本体側ミラーの視認範囲の全部が含まれることで、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲との対応関係が明確となり、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲とを対比したときに、本体側ミラーに映っている像とサブミラーに映っている像との関係が分かり易くなるため、運転者はサブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができる。したがって、本体側ミラーよりも視認範囲が広いサブミラーによって、運転者は車両の後側方の広い範囲を的確に把握することができるとともに、車内後部の様子(後席の同乗者など)を的確に把握することができる。
また、本体側ミラーとサブミラーとは幅方向の中心位置が一致しており、本体側ハウジングの向きが変化しても、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲との対応関係は変化せず、サブミラーの視認範囲に本体側ミラーの視認範囲の全部が常に含まれるため、本体側ハウジングの向きを変化させた場合であっても、運転者はサブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができる。
なお、サブミラーの一例としては、平面鏡である本体側ミラーの縦寸法が約60mm、横寸法が200〜280mmである場合、球面鏡であるサブミラーの曲率半径を100〜300mm、縦寸法を30〜100mm、横寸法を100〜280mmとすることで、車両の後側方40度以上の視認範囲を確保することができる。
前記したインナーミラーにおいて、本体側ハウジングと、サブミラーとは、サブミラーの幅方向に延びている回動軸を介して連結されており、サブミラーは、回動軸回りに傾動自在に構成することができる。
この構成では、車両の後側方や車内後部をサブミラーで見る必要がない場合には、本体側ハウジングに対してサブミラーを傾動させて折り畳むことで、車両前方の視界を広げることができる。
前記したインナーミラーにおいて、少なくとも本体側ミラーの一部は、ミラー状態と透過状態とを切り替え可能なミラー液晶ディスプレイによって構成されており、サブミラーはミラー液晶ディスプレイの背面側で、本体側ハウジング内に取り付けられているように構成することができる。
この構成では、サブミラーは常に本体側ハウジング内に収められた状態であり、必要に応じてミラー液晶ディスプレイを透過状態にすることで、サブミラーによって車両の後側方及び車内後部を見ることができるため、インナーミラー全体を小型化することができ、車両前方の視界を広げることができる。
本発明のインナーミラーによれば、本体側ミラーの視認範囲とサブミラーの視認範囲とを対比したときに、本体側ミラーに映っている像とサブミラーに映っている像との関係が分かり易くなるため、サブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができる。したがって、本体側ミラーよりも視認範囲が広いサブミラーによって、運転者は車両の後側方の広い範囲を的確に把握することができるとともに、車内後部の様子を的確に把握することができる。
また、本体側ハウジングの向きが変化しても、サブミラーの視認範囲に本体側ミラーの視認範囲の全部が常に含まれるため、本体側ハウジングの向きを変化させた場合であっても、サブミラーで見ている範囲や方向を即座に把握することができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
また、以下の説明では、車両の走行方向に対応させて、インナーミラーの前後左右方向が定められている。この前後左右方向は、インナーミラーを説明する上で便宜上設定した方向であり、インナーミラーの構成を限定するものではない。
[第一実施形態]
図1に示す第一実施形態のインナーミラー1Aは、自動車(図示せず)の運転席近傍の天井、又はフロントウインドスクリーンの内側に取り付けられるステー2と、このステー2の先端に軸支されていることにより、車内に据え付けられている本体側ハウジング10と、この本体側ハウジング10に保持されている本体側ミラー3と、本体側ハウジング10の上部に取り付けられたサブミラーブラケット20と、このサブミラーブラケット20に保持されているサブミラー4と、を備えている。
図3(a)に示すステー2は、上端部が自動車(図示せず)の天井やフロントウインドスクリーンの内側に固着され、下端部(先端)には球状継手(図示せず)が形成されている。
本体側ハウジング10は、図1に示すように、上下左右前後に各面が形成され、左右方向に幅広な中空の樹脂部材であり、図3(b)に示すように、その前面に形成された開口部(図示せず)から嵌入されたステー2の球状継手(図示せず)が後面の内側に固定されている。これにより、本体側ハウジング10はステー2の下端部に対して全周方向に傾動自在となっている。
図1に示す本体側ミラー3は、車内後部(センターピラー、ベルトライン、リアガラスなど)を視認範囲とする左右方向に幅広な長方形の鏡であり、図3(b)に示すように、本体側ハウジング10の後面に保持されている。
この実施形態では、本体側ミラー3にプリズムミラーを用いており、図3(b)に示すように、本体側ミラー3の鏡面が垂直に配置された通常状態(高反射率の状態)から本体側ミラー3を上向きに傾動させることで、防眩状態(低反射率の状態)に切り替えることができる。なお、本実施形態では、本体側ハウジング10に設けられた図示しないレバー部材を用いて、本体側ハウジング10全体を上下方向に向けて傾動させることで、本体側ミラー3が通常状態及び防眩状態の角度になるように構成されている。
サブミラーブラケット20は、図3(b)に示すように、本体側ハウジング10の上面に固定されるベース部材21と、サブミラー4を保持するパネル部材22と、を備えている。
ベース部材21は、左右方向に幅広な板状の樹脂部材であり(図1参照)、本体側ハウジング10の上面にボルト(図示せず)を用いて固定されている。このベース部材21の後側の縁部には、左右端部を残して切り欠き部21aが形成されている。
パネル部材22は、左右方向に幅広な板状の樹脂部材であり(図1参照)、ベース部材21に対して後方に向けて僅かに傾斜した状態(約5度)で使用される。使用状態におけるパネル部材22の下端縁には、前方に突出した回動部22aが形成されており、この回動部22aには左右方向に貫通孔22bが形成されている。
回動部22aの貫通孔22bには、回動軸23が挿通されており、この回動軸23の左右両端部は、ベース部材21の切り欠き部21aの左右側面に支持されている。貫通孔22bに挿通された回動軸23は左右幅方向に延びており、本体側ミラー3の鏡面の左右幅方向と平行に配置されている。このように、ベース部材21とパネル部材22とは、回動軸23を介して連結されており、パネル部材22は、左右幅方向に延びている回動軸23回りに傾動自在となっている。
また、使用状態におけるパネル部材22の下端縁には、後方に突出した突起部22cが形成されている。この突起部22cは、パネル部材22の下端縁に沿って形成されており(図1参照)、パネル部材22が立てられた使用状態では(図3(b)の状態)、本体側ハウジング10の上面に接触することで、パネル部材22が後方に倒れないようにストッパの役割りを果たしている。
本実施形態では、突起部22cが本体側ハウジング10の上面に接触した状態では、パネル部材22が本体側ハウジング10(ベース部材21)の上面に対して後方に向けて僅かに傾斜した状態(約5度)となる。このように、通常時にパネル部材22を後方に向けて僅かに傾斜させることで、本体側ミラー3を通常状態から防眩状態に切り換えるために、本体側ハウジング10を上向きに傾動させたときでも、パネル部材22の後面が上向きに傾斜しないように構成されている。
また、突起部22cは、図2及び図3(a)に示すように、パネル部材22を前方に向けて傾動させて折り畳んだ状態では、上方に向けて突出している。この状態で、運転者は突起部22cを指で後方に向けて引き倒し、パネル部材22を後方に向けて傾動させることで、図1及び図3(b)に示すように、パネル部材22を立てることができる。
サブミラー4は、車両側部に取り付けられたドアミラーの死角を低減するために、車両の後側方の視認範囲を確保するための左右方向に幅広な球面鏡であり、図3(b)に示すように、サブミラーブラケット20のパネル部材22の後面に保持されている。
サブミラー4としては、クロム鏡やアルミニウム鏡を用いることができ、その構成は限定されるものではない。また、サブミラー4は、凸面鏡であれば非球面鏡でもよく、さらには、平面鏡と凸面鏡とを組み合わせることで、車両の後側方の視認範囲を確保しつつ歪みの少ない像を映すように構成してもよい。
なお、サブミラー4は車両の後側方の視認範囲を広げることを目的としたものであるため、左右幅方向の曲率半径よりも上下高さ方向の曲率半径を小さくした方が望ましい。
インナーミラー1Aでは、図4に示すように、本体側ミラー3とサブミラー4との左右幅方向の中心位置が一致するように、本体側ハウジング10に対してサブミラーブラケット20が取り付けられている。
また、サブミラー4の視認範囲は、本体側ミラー3の視認範囲の全部及びその周囲を含んでいる。すなわち、サブミラー4の中央領域Aには、本体側ミラー3に見えている車内後部(リアガラスなど)の像が映っており、さらに、中央領域Aの周囲の領域Bには、本体側ミラー3に見えている車内後方の像よりも広い範囲(本体側ミラー3では見ることができない範囲)が映ることで、車両の後側方が広く見えている。
また、図3(b)に示すように、通常時にパネル部材22が本体側ハウジング10の上面に対して後方に向けて僅かに傾斜しており、本体側ミラー3を通常状態から防眩状態に切り換えるために、本体側ハウジング10を上向きに傾動させたときでも、パネル部材22の後面が上向きにならないように構成されているため、サブミラー4では、本体側ミラー3が通常状態及び防眩状態の何れでも上記の視認範囲を確保することができる。
具体的には、図4に示すように、平面鏡である本体側ミラー3の縦寸法が約60mm、横寸法が200〜280mmである場合、球面鏡であるサブミラー4の曲率半径を100〜300mm、縦寸法を30〜100mm、横寸法を100〜280mmとすることで、図5に示すように、車両の後側方40度以上の視認範囲を確保することができる。図5にはサブミラー4(図4参照)による車両の後側方の視認範囲を示されており、符号Cは車両のセンターピラーで遮られて見えない範囲、符号Dは車内後部が見えている範囲であり、車両の後側方が見え難い範囲である。なお、図5では車両の左後側方について示しているが、右後側方についても同様である。
このようなインナーミラー1A(図1参照)では、サブミラー4の視認範囲に本体側ミラー3の視認範囲の全部が含まれることで、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲との対応関係が明確となり、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲とを対比したときに、本体側ミラー3に映っている像とサブミラー4に映っている像との関係が分かり易くなるため、運転者はサブミラー4で見ている範囲や方向を即座に把握することができる。したがって、本体側ミラー3よりも視認範囲が広いサブミラー4によって、運転者は車両の後側方の広い範囲を的確に把握することができるとともに、車内後部の様子(後席の同乗者など)を的確に把握することができる。
また、本体側ミラー3とサブミラー4とは幅方向の中心位置が一致しており、本体側ハウジング10の向きが変化しても、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲との対応関係は変化せず、サブミラー4の視認範囲に本体側ミラー3の視認範囲の全部が常に含まれる。そのため、運転者の目線に合わせて本体側ミラー3を調整したり、本体側ミラー3の通常状態(高反射率状態)と防眩状態(低反射率状態)とを切り替えたりするために、本体側ハウジング10の向きを変化させた場合であっても、運転者はサブミラー4で見ている範囲や方向を即座に把握することができる。
さらに、サブミラー4を保持するパネル部材22は、回動軸23回りに傾動自在であるため、車両の後側方や車内後部をサブミラー4で見る必要がない場合には、図2や図3(a)に示すように、本体側ハウジング10に対してパネル部材22(サブミラー4)を傾動させて折り畳むことで、車両前方の視界を広げることができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。例えば、本実施形態では、本体側ミラー3にプリズムミラーを用いており、本体側ハウジング10を上下方向に傾動させることで、本体側ミラー3の通常状態と防眩状態とを切り換えるように構成されている。したがって、本体側ハウジング10の傾動に伴ってサブミラー4が傾動(約5度)することを考慮して、サブミラー4の視認範囲が広く設定されているが、本体側ミラー3に平面鏡を用いた場合には、本体側ハウジング10を傾動させることがなくなり、サブミラー4の向きが変化しないため、本体側ミラー3にプリズムミラーを用いたときよりも、サブミラー4の視認範囲を狭くすることができ、サブミラー4を小さくすることができる。
また、樹脂板にクロムやアルミニウムによるめっき処理を施した樹脂製の鏡を用いてサブミラー4を構成することで、サブミラー4を軽量化することができる。
また、パネル部材22(図3(b)参照)の前面にクロムやアルミニウムをめっき処理して鏡面を作り出すことで、インナーミラー1Aを軽量化することができる。
また、サブミラー4をハーフミラーで構成し、パネル部材22に形成された開口部にサブミラー4を嵌め込んだ場合には、サブミラー4に後方視界とともに前方視界も映すことができ、サブミラー4を通して車両前方の信号や標識を確認することができる。
さらに、ハーフミラーであるサブミラー4の背面側(前側)に車両の方向指示器に連動してピクトグラフを点滅させるLED発光体などの光源を設け、サブミラー4に映し出したピクトグラフによって、運転者に確認すべき方向を示すことができる。
また、図3に示すサブミラーブラケット20のベース部材21とパネル部材22との間にばね部材を介在させ、図3(a)に示すように折り畳まれた状態のパネル部材22を、図3(b)に示すように立ち上げるときに、ばね部材の付勢力を利用するように構成してもよい。このとき、折り畳まれた状態でパネル部材22を保持する保持部材を設け、この保持部材を車内のスイッチで動かして、パネル部材22の保持状態を解除することで、運転者は容易にパネル部材22を立ち上げることができる。
また、図3に示すサブミラーブラケット20のベース部材21とパネル部材22とを一体に形成し、パネル部材22が立てられた状態で本体側ハウジング10の上部に固定されるように構成してもよい。
また、サブミラー4をサブミラーブラケット20に対して脱着自在としてもよい。この構成では、サブミラーブラケット20から取り外したサブミラー4を手鏡として利用したり、サングラスとして利用したりすることもできる。なお、サブミラーブラケット20に対してサブミラー4を脱着させる構成としては、サブミラーブラケット20に形成した溝部にサブミラー4を嵌め込んで保持する構成や、サブミラーブラケット20とサブミラー4とをマグネットで固着させる構成など限定されるものではない。
また、サブミラーブラケット20のパネル部材22を本体側ハウジング10よりも車内後方に張り出させ、パネル部材22の下面に光源を設けた場合には、運転者が地図を見るときの照明を確保することができる。
また、サブミラーブラケット20を本体側ハウジング10の下部に取り付けてもよく、この構成では、車両の前方上部の視界が広くなるため、運転者は車両前方の信号や標識を確認し易くなる。
[第二実施形態]
第二実施形態のインナーミラー1Bは、図6(a)及び(b)に示すように、本体側ミラー3の一部に、ミラー状態と透過状態とを切り替え可能なミラー液晶ディスプレイ5が設けられており、サブミラー4は、ミラー液晶ディスプレイ5の背面側(前側)で、本体側ハウジング10内に取り付けられている。
本体側ミラー3の中央部には、左右方向に幅広な長方形の開口部3aが形成されており、この開口部3aを通じてサブミラー4の鏡面全体を車内側から見ることができるように構成されている。
ミラー液晶ディスプレイ5は、板状に形成され、本体側ミラー3に形成された開口部3aに嵌め込まれており、ミラー液晶ディスプレイ5と本体側ミラー3とは同一平面状に配置されている。
図7(a)に示すように、ミラー液晶ディスプレイ5がミラー状態のときには、本体側ミラー3と連続的な像を映すように構成されており、図7(b)に示すように、透過状態のときには、ミラー液晶ディスプレイ5の背面側に配置されたサブミラー4を見ることができる。
また、本体側ハウジング10の下部中央には、ミラー液晶ディスプレイ5のミラー状態と透過状態とを切り替えるための切り換えスイッチ11が設けられており、運転者は必要に応じて切り替えスイッチ11をオン・オフすることで、サブミラー4を見ることができる。
第二実施形態のインナーミラー1Bでは、図7(b)に示すように、本体側ミラー3とサブミラー4との左右幅方向の中心位置が一致するように、本体側ハウジング10に対してサブミラー4が取り付けられている。
また、サブミラー4の視認範囲は、本体側ミラー3の視認範囲の全部及びその周囲を含んでいる。すなわち、サブミラー4の中央領域Aには、本体側ミラー3に見えている車内後部(リアガラスなど)の像が映っており、さらに、中央領域Aの周囲の領域Bには、本体側ミラー3に見えている車内後方の像よりも広い範囲(本体側ミラー3では見ることができない範囲)が映ることで、車両の後側方が広く見えている。
このようなインナーミラー1Bでは、図7(b)に示すように、サブミラー4の視認範囲に本体側ミラー3の視認範囲の全部が含まれることで、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲との対応関係が明確となり、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲とを対比させたときに、本体側ミラー3に映っている像とサブミラー4に映っている像との関係が分かり易くなるため、運転者はサブミラー4で見ている範囲や方向を即座に把握することができる。
また、本体側ミラー3とサブミラー4とは幅方向の中心位置が一致しており、本体側ハウジング10の向きが変化しても、本体側ミラー3の視認範囲とサブミラー4の視認範囲との対応関係は変化せず、サブミラー4の視認範囲に本体側ミラー3の視認範囲の全部が常に含まれる。そのため、運転者の目線に合わせて本体側ミラー3を調整したり、本体側ミラー3の高反射率状態と低反射率状態とを切り替えたりするために、本体側ハウジング10の向きを変化させた場合であっても、運転者はサブミラー4で見ている範囲や方向を即座に把握することができる。
また、サブミラー4は常に本体側ハウジング10内に収められた状態であり、必要に応じてミラー液晶ディスプレイ5を透過状態にすることで、運転者は車両の後側方及び車内後部をサブミラー4で見ることができるため、インナーミラー1B全体を小型化することができ、車両前方の視界を広げることができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は前記第二実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に設計変更が可能である。例えば、本体側ミラー3全体をミラー液晶ディスプレイによって構成し、サブミラー4を見る場合には、本体側ミラー3の中央部を透過状態にして、他の部位には像を映さないようにすることで、サブミラー4の視認性を高めることができる。
また、本体側ミラー3の左右両端部や下端部の領域にミラー液晶ディスプレイを設け、ミラー液晶ディスプレイに車両の方向指示器に連動するピクトグラムを表示することで、運転者に確認すべき方向を示すようにしてもよい。
第一実施形態のインナーミラーを示した斜視図である。 第一実施形態のインナーミラーを示した図で、サブミラーを折り畳んだ状態の斜視図である。 第一実施形態のインナーミラーを示した図で、(a)はサブミラーを折り畳んだ状態の側断面図、(b)はサブミラーを立てた状態の側断面図である。 第一実施形態のインナーミラーを示した正面図である。 第一実施形態のインナーミラーにおける車両の後側方の視認範囲を示した図である。 第二実施形態のインナーミラーを示した図で、(a)は斜視図、(b)は側断面図である。 第二実施形態のインナーミラーを示した図で、(a)はミラー液晶ディスプレイがミラー状態の正面図、(b)はミラー液晶ディスプレイが透過状態の正面図である。
符号の説明
1A インナーミラー(第一実施形態)
1B インナーミラー(第二実施形態)
2 ステー
3 本体側ミラー
4 サブミラー
5 ミラー液晶ディスプレイ
10 本体側ハウジング
20 サブミラーブラケット
22 パネル部材
23 回動軸

Claims (3)

  1. 車内に取り付けられるステーと、
    前記ステーの先端に傾動可能に軸支された本体側ハウジングと、
    前記本体側ハウジングに保持されている本体側ミラーと、
    前記本体側ハウジングに取り付けられた前記サブミラーと、を備え、
    前記本体側ミラーと前記サブミラーとは幅方向の中心位置が一致しており、
    前記サブミラーは凸面鏡であり、前記サブミラーの視認範囲は、前記本体側ミラーの視認範囲の全部及びその周囲を含んでいることを特徴とするインナーミラー。
  2. 前記本体側ハウジングと、前記サブミラーとは、前記サブミラーの幅方向に延びている回動軸を介して連結されており、
    前記サブミラーは、前記回動軸回りに傾動自在であることを特徴とする請求項1に記載のインナーミラー。
  3. 少なくとも前記本体側ミラーの一部は、ミラー状態と透過状態とを切り替え可能なミラー液晶ディスプレイによって構成されており、前記サブミラーは、前記ミラー液晶ディスプレイの背面側で、前記本体側ハウジング内に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のインナーミラー。
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