JP2003039981A - 車載用ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents
車載用ヘッドアップディスプレイ装置Info
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/01—Head-up displays
- G02B27/0149—Head-up displays characterised by mechanical features
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アイポイントの上下移動に伴う表示像の位置
調整を精度よく行うことができる車載用ヘッドアップデ
ィスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 車両に関する情報を含む像を表示する発
光表示器１１の表示像の光を、反射手段１３によって、
運転席前方の視野内に配置された透光性反射手段２１に
向けて反射させて、運転者にウインドシールド２０の前
方に虚像として視認させるようになっている。アイレン
ジ３１内の異なるアイポイント３０において表示を視認
する際に、表示像移動手段が、反射手段を車両の前後方
向に直線移動させる移動手段による反射手段の後方向へ
の移動に伴って発光表示器の表示像を上方に、反射手段
の前方向への移動に伴って発光表示器の表示像を下方に
それぞれ移動して、俯角が変化しないように表示位置を
調整できるようになっている。
調整を精度よく行うことができる車載用ヘッドアップデ
ィスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 車両に関する情報を含む像を表示する発
光表示器１１の表示像の光を、反射手段１３によって、
運転席前方の視野内に配置された透光性反射手段２１に
向けて反射させて、運転者にウインドシールド２０の前
方に虚像として視認させるようになっている。アイレン
ジ３１内の異なるアイポイント３０において表示を視認
する際に、表示像移動手段が、反射手段を車両の前後方
向に直線移動させる移動手段による反射手段の後方向へ
の移動に伴って発光表示器の表示像を上方に、反射手段
の前方向への移動に伴って発光表示器の表示像を下方に
それぞれ移動して、俯角が変化しないように表示位置を
調整できるようになっている。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用ヘッドアップ
ディスプレイ装置に係り、より詳細には、車両に関する
情報を含む像を表示する発光表示器の表示像の光を、反
射手段によって、運転席前方の視野内に配置された透光
性反射手段に向けて反射させて、運転者にウインドシー
ルドの前方に虚像として視認させるに当たって、アイレ
ンジ内の異なるアイポイントにおいて視認しても俯角が
変化しないように、表示位置を調整できるようにした車
載用ヘッドアップディスプレイ装置に関するものであ
る。
ディスプレイ装置に係り、より詳細には、車両に関する
情報を含む像を表示する発光表示器の表示像の光を、反
射手段によって、運転席前方の視野内に配置された透光
性反射手段に向けて反射させて、運転者にウインドシー
ルドの前方に虚像として視認させるに当たって、アイレ
ンジ内の異なるアイポイントにおいて視認しても俯角が
変化しないように、表示位置を調整できるようにした車
載用ヘッドアップディスプレイ装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の装置の一例として、例え
ば図６に示すような構成のものがあった。同図におい
て、図示しない車両のダッシュボード内には、液晶又は
蛍光表示管などの発光表示器１１１が、その表示面を車
両前方に向けて設置されている。この表示器１１１の表
示像の光を入射する反射ミラー１１３が、表示器１１１
の表示面に対して一定の角度傾斜して対向されるように
配置されている。なお、図示しないが、表示器１１１の
表示像の光をフレネルレンズなどの拡大光学系を介して
反射ミラー１１３に入射する場合もある。
ば図６に示すような構成のものがあった。同図におい
て、図示しない車両のダッシュボード内には、液晶又は
蛍光表示管などの発光表示器１１１が、その表示面を車
両前方に向けて設置されている。この表示器１１１の表
示像の光を入射する反射ミラー１１３が、表示器１１１
の表示面に対して一定の角度傾斜して対向されるように
配置されている。なお、図示しないが、表示器１１１の
表示像の光をフレネルレンズなどの拡大光学系を介して
反射ミラー１１３に入射する場合もある。
【０００３】そして、反射ミラー１１３は、表示器１１
１の表示像の光を図示しないダッシュボード上面の開口
を通じて車両のウインドシールド（フロントガラス）２
０の車室側の内面に向けて反射する。ウインドシールド
２０の車室側の内面には、反射ミラー１１３によって反
射された表示像を運転者の視線方向に反射する透光性反
射膜２１が形成されている。このことによって、運転者
は、反射ミラー１１３及び透光性反射膜２１によって反
射された表示器の表示像をウインドシールドの前方に虚
像として目視することができる。
１の表示像の光を図示しないダッシュボード上面の開口
を通じて車両のウインドシールド（フロントガラス）２
０の車室側の内面に向けて反射する。ウインドシールド
２０の車室側の内面には、反射ミラー１１３によって反
射された表示像を運転者の視線方向に反射する透光性反
射膜２１が形成されている。このことによって、運転者
は、反射ミラー１１３及び透光性反射膜２１によって反
射された表示器の表示像をウインドシールドの前方に虚
像として目視することができる。
【０００４】なお、図示しないが、発光表示器１１１、
反射ミラー１１３などは単一のケースに収容されてユニ
ットとしてまとめられる。図中３０で示す表示の見える
範囲であるアイポイントの他に、装置として保証しなけ
ればならない表示の見える範囲として、運転姿勢や体格
の異なる運転者の視域のばらつく範囲である図中３１で
示すアイレンジが存在する。
反射ミラー１１３などは単一のケースに収容されてユニ
ットとしてまとめられる。図中３０で示す表示の見える
範囲であるアイポイントの他に、装置として保証しなけ
ればならない表示の見える範囲として、運転姿勢や体格
の異なる運転者の視域のばらつく範囲である図中３１で
示すアイレンジが存在する。
【０００５】従来、運転者のアイポイントがアイレンジ
内を移動しても表示が見えることを保証するため、表示
像の位置調整を行うアジャスト機構が設けられている。
アジャスト機構は、運転者のアイポイントがアイレンジ
内を例えば上下移動したことに伴う位置調整の前後で、
アイポイントから表示を見る方向である俯角が一定に保
たれるように、図中に示すように、反射ミラー１１３
を、表示器１１１の表示面からの距離が変わるように直
線移動させると同時に、表示器１１１の表示面に対する
傾斜角が変わるように回動させるようにしたものが考え
られていた。
内を移動しても表示が見えることを保証するため、表示
像の位置調整を行うアジャスト機構が設けられている。
アジャスト機構は、運転者のアイポイントがアイレンジ
内を例えば上下移動したことに伴う位置調整の前後で、
アイポイントから表示を見る方向である俯角が一定に保
たれるように、図中に示すように、反射ミラー１１３
を、表示器１１１の表示面からの距離が変わるように直
線移動させると同時に、表示器１１１の表示面に対する
傾斜角が変わるように回動させるようにしたものが考え
られていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来考えられていたアジャスト機構では、アイレンジ
内でアイポイントが上下移動しても俯角を一定に保って
表示が見えるようにするために、反射ミラーを回転させ
る角度調整も一緒に行っているが、ＲＶ車両やトラック
などのように、ウインドシールドが比較的立っていて傾
きがない場合には、反射ミラーの調整角度α、βが微少
なものとなり、調整精度を出すことが非常に難しいとい
う問題があった。
た従来考えられていたアジャスト機構では、アイレンジ
内でアイポイントが上下移動しても俯角を一定に保って
表示が見えるようにするために、反射ミラーを回転させ
る角度調整も一緒に行っているが、ＲＶ車両やトラック
などのように、ウインドシールドが比較的立っていて傾
きがない場合には、反射ミラーの調整角度α、βが微少
なものとなり、調整精度を出すことが非常に難しいとい
う問題があった。
【０００７】よって、本発明は上述した状況に鑑み、ア
イポイントの上下移動に伴う表示像の位置調整を精度よ
く行うことができる車載用ヘッドアップディスプレイ装
置を提供することを課題としている。
イポイントの上下移動に伴う表示像の位置調整を精度よ
く行うことができる車載用ヘッドアップディスプレイ装
置を提供することを課題としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ためなされた請求項１記載の本発明は、車両に関する情
報を含む像を表示する発光表示器の表示像の光を、反射
手段によって、運転席前方の視野内に配置された透光性
反射手段に向けて反射させて、運転者にウインドシール
ドの前方に虚像として視認させるに当たって、アイレン
ジ内の異なるアイポイントにおいて視認しても俯角が変
化しないように、表示位置を調整できるようにした車載
用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記反射手
段を車両の前後方向に直線移動させる移動手段と、該移
動手段による前記反射手段の後方向への移動に伴って前
記発光表示器の表示像を上方に、前記反射手段の前方向
への移動に伴って前記発光表示器の表示像を下方にそれ
ぞれ移動する表示像移動手段とを備えることを特徴とす
る車載用ヘッドアップディスプレイ装置に存する。
ためなされた請求項１記載の本発明は、車両に関する情
報を含む像を表示する発光表示器の表示像の光を、反射
手段によって、運転席前方の視野内に配置された透光性
反射手段に向けて反射させて、運転者にウインドシール
ドの前方に虚像として視認させるに当たって、アイレン
ジ内の異なるアイポイントにおいて視認しても俯角が変
化しないように、表示位置を調整できるようにした車載
用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記反射手
段を車両の前後方向に直線移動させる移動手段と、該移
動手段による前記反射手段の後方向への移動に伴って前
記発光表示器の表示像を上方に、前記反射手段の前方向
への移動に伴って前記発光表示器の表示像を下方にそれ
ぞれ移動する表示像移動手段とを備えることを特徴とす
る車載用ヘッドアップディスプレイ装置に存する。
【０００９】請求項１記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、車両に関する情報を含む像を表示
する発光表示器の表示像の光を、反射手段によって、運
転席前方の視野内に配置された透光性反射手段に向けて
反射させて、運転者にウインドシールドの前方に虚像と
して視認させるようになっている。アイレンジ内の異な
るアイポイントにおいて表示を視認する際に、表示像移
動手段が、反射手段を車両の前後方向に直線移動させる
移動手段による反射手段の後方向への移動に伴って発光
表示器の表示像を上方に、反射手段の前方向への移動に
伴って発光表示器の表示像を下方にそれぞれ移動して、
俯角が変化しないように表示位置を調整できるようにな
っている。したがって、アイレンジ内の異なるアイポイ
ントにおいて表示を視認する際に、表示像が上下に移動
されるだけで反射手段については、前後方向に直線移動
させるだけでよくなっている。
プレイ装置によれば、車両に関する情報を含む像を表示
する発光表示器の表示像の光を、反射手段によって、運
転席前方の視野内に配置された透光性反射手段に向けて
反射させて、運転者にウインドシールドの前方に虚像と
して視認させるようになっている。アイレンジ内の異な
るアイポイントにおいて表示を視認する際に、表示像移
動手段が、反射手段を車両の前後方向に直線移動させる
移動手段による反射手段の後方向への移動に伴って発光
表示器の表示像を上方に、反射手段の前方向への移動に
伴って発光表示器の表示像を下方にそれぞれ移動して、
俯角が変化しないように表示位置を調整できるようにな
っている。したがって、アイレンジ内の異なるアイポイ
ントにおいて表示を視認する際に、表示像が上下に移動
されるだけで反射手段については、前後方向に直線移動
させるだけでよくなっている。
【００１０】請求項２記載の発明は、請求項１記載の車
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
像移動手段は、前記発光表示器を上下方向に移動させる
表示器移動手段からなることを特徴とする車載用ヘッド
アップディスプレイ装置に存する。
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
像移動手段は、前記発光表示器を上下方向に移動させる
表示器移動手段からなることを特徴とする車載用ヘッド
アップディスプレイ装置に存する。
【００１１】請求項２記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、表示像移動手段は発光表示器を上
下方向に移動させる表示器移動手段からなるので、反射
手段の前後方向への移動に伴って発光表示器を上下方向
に移動すればよい。
プレイ装置によれば、表示像移動手段は発光表示器を上
下方向に移動させる表示器移動手段からなるので、反射
手段の前後方向への移動に伴って発光表示器を上下方向
に移動すればよい。
【００１２】請求項３記載の発明は、請求項２記載の車
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器の上下方向への移動にと
もなって、前記発光表示器の光軸を一定に保つように前
記発光表示器の表示面を傾倒させる表示器傾倒手段を有
することを特徴とする車載用ヘッドアップディスプレイ
装置に存する。
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器の上下方向への移動にと
もなって、前記発光表示器の光軸を一定に保つように前
記発光表示器の表示面を傾倒させる表示器傾倒手段を有
することを特徴とする車載用ヘッドアップディスプレイ
装置に存する。
【００１３】請求項３記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、表示像移動手段の表示器傾倒手段
は、発光表示器の上下方向への移動に伴って、発光表示
器の光軸を一定に保つように発光表示器の表示面を傾倒
させるので、アイレンジ内でアイポイントが移動しても
視認する表示が変化することがない。
プレイ装置によれば、表示像移動手段の表示器傾倒手段
は、発光表示器の上下方向への移動に伴って、発光表示
器の光軸を一定に保つように発光表示器の表示面を傾倒
させるので、アイレンジ内でアイポイントが移動しても
視認する表示が変化することがない。
【００１４】請求項４記載の発明は、請求項２記載の車
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器を移動するように駆動す
る駆動装置と、該駆動装置による駆動によって移動する
前記発光表示器を上下方向に案内するとともに、上下方
向の移動の際に前記発光表示器の光軸を一定に保つよう
に前記発光表示器の表示面を傾倒させる円弧状溝からな
る案内手段とを有することを特徴とする車載用ヘッドア
ップディスプレイ装置に存する。
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器を移動するように駆動す
る駆動装置と、該駆動装置による駆動によって移動する
前記発光表示器を上下方向に案内するとともに、上下方
向の移動の際に前記発光表示器の光軸を一定に保つよう
に前記発光表示器の表示面を傾倒させる円弧状溝からな
る案内手段とを有することを特徴とする車載用ヘッドア
ップディスプレイ装置に存する。
【００１５】請求項４記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、表示器移動手段の駆動装置が発光
表示器を移動するように駆動することによって、円弧状
溝からなる案内手段が上下方向に案内するとともに、上
下方向の移動の際に表示器の光軸を一定に保つように前
記発光表示器の表示面を傾倒させるので、アイレンジ内
でアイポイントが移動しても視認する表示が変化するこ
とがない。
プレイ装置によれば、表示器移動手段の駆動装置が発光
表示器を移動するように駆動することによって、円弧状
溝からなる案内手段が上下方向に案内するとともに、上
下方向の移動の際に表示器の光軸を一定に保つように前
記発光表示器の表示面を傾倒させるので、アイレンジ内
でアイポイントが移動しても視認する表示が変化するこ
とがない。
【００１６】請求項５記載の発明は、請求項２記載の車
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器を移動するように駆動す
る駆動装置と、該駆動装置による駆動によって移動する
前記発光表示器を上下方向に直線的に案内する案内手段
とを有することを特徴とする車載用ヘッドアップディス
プレイ装置に存する。
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
器移動手段は、前記発光表示器を移動するように駆動す
る駆動装置と、該駆動装置による駆動によって移動する
前記発光表示器を上下方向に直線的に案内する案内手段
とを有することを特徴とする車載用ヘッドアップディス
プレイ装置に存する。
【００１７】請求項５記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、表示器移動手段の駆動装置が発光
表示器を上下方向に移動するように駆動することによっ
て、移動する発光表示器を案内手段が上下方向に直線的
に案内するので、俯角が変化しないように表示位置を調
整できる。
プレイ装置によれば、表示器移動手段の駆動装置が発光
表示器を上下方向に移動するように駆動することによっ
て、移動する発光表示器を案内手段が上下方向に直線的
に案内するので、俯角が変化しないように表示位置を調
整できる。
【００１８】請求項６記載の発明は、請求項１記載の車
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
像移動手段は、前記発光表示器の表示面上で表示像を上
下方向に移動させる手段からなることを特徴とする車載
用ヘッドアップディスプレイ装置に存する。
載用ヘッドアップディスプレイ装置において、前記表示
像移動手段は、前記発光表示器の表示面上で表示像を上
下方向に移動させる手段からなることを特徴とする車載
用ヘッドアップディスプレイ装置に存する。
【００１９】請求項６記載の車載用ヘッドアップディス
プレイ装置によれば、表示像移動手段は発光表示器の表
示面上で表示像を上下方向に移動させるので、発光表示
器については機械的に移動することなく、反射手段だけ
を機械的に前後方向に移動するだけでよくなっている。
プレイ装置によれば、表示像移動手段は発光表示器の表
示面上で表示像を上下方向に移動させるので、発光表示
器については機械的に移動することなく、反射手段だけ
を機械的に前後方向に移動するだけでよくなっている。
【００２０】
【発明の実施の形態】以下、本発明による車載用ヘッド
アップディスプレイ装置の実施の形態を図面を参照して
以下説明する。
アップディスプレイ装置の実施の形態を図面を参照して
以下説明する。
【００２１】図１は本発明による車載用ヘッドアップデ
ィスプレイ装置の一実施の形態を示す側面図であり、同
図において、図示しない車両のダッシュボード内には、
液晶又は蛍光表示管などの表示器としての発光表示器１
１が、その表示面が車両前方に向けて設置されている。
発光表示器１１は、発光表示可能となっている。この発
光表示器１１の表示像の光を入射する反射手段としての
ミラー１３が、発光表示器１１の表示面に対して一定の
角度傾斜して対向されて光軸上に配置されている。
ィスプレイ装置の一実施の形態を示す側面図であり、同
図において、図示しない車両のダッシュボード内には、
液晶又は蛍光表示管などの表示器としての発光表示器１
１が、その表示面が車両前方に向けて設置されている。
発光表示器１１は、発光表示可能となっている。この発
光表示器１１の表示像の光を入射する反射手段としての
ミラー１３が、発光表示器１１の表示面に対して一定の
角度傾斜して対向されて光軸上に配置されている。
【００２２】そして、ミラー１３は、発光表示器１１の
表示像の光を図示しないダッシュボード上面の開口を通
じて車両のウインドシールド（フロントガラス）２０の
車室側の内面に向けてそれぞれ反射する。ウインドシー
ルド２０の車室側の内面には、運転席前方の視野内に、
ミラー１３によって反射された表示像を運転者の視線方
向に反射する透光性反射手段としての透光性反射膜２１
が形成されている。
表示像の光を図示しないダッシュボード上面の開口を通
じて車両のウインドシールド（フロントガラス）２０の
車室側の内面に向けてそれぞれ反射する。ウインドシー
ルド２０の車室側の内面には、運転席前方の視野内に、
ミラー１３によって反射された表示像を運転者の視線方
向に反射する透光性反射手段としての透光性反射膜２１
が形成されている。
【００２３】ミラー１３は、発光表示器１１の表示像の
光を透光性反射膜２１の反射面に向けて反射させる。こ
のことによって、運転者はミラー１３によって反射され
た後、さらに透光性反射膜２１の反射面で反射された表
示器の表示像をウインドシールドの前方に虚像として視
認することができる。
光を透光性反射膜２１の反射面に向けて反射させる。こ
のことによって、運転者はミラー１３によって反射され
た後、さらに透光性反射膜２１の反射面で反射された表
示器の表示像をウインドシールドの前方に虚像として視
認することができる。
【００２４】また、図１の車載用ヘッドアップディスプ
レイ装置においては、アイポイントがアイレンジ内で移
動したとき、移動したアイポイントにおいて表示を視認
できるように、表示位置を調整できるようにするための
アジャスト機構が組み込まれている。アジャスト機構
は、反射手段としてのミラー１３を車両の前後方向に直
線移動させる移動手段としての図示しないミラー移動装
置と、ミラー１３の後方向への移動に伴って発光表示器
としての発光表示器１１の表示像を上方に、ミラー１３
の前方向への移動に伴って発光表示器１１の表示像を下
方にそれぞれ移動する表示像移動手段としての図示しな
い表示像移動装置とを備える。
レイ装置においては、アイポイントがアイレンジ内で移
動したとき、移動したアイポイントにおいて表示を視認
できるように、表示位置を調整できるようにするための
アジャスト機構が組み込まれている。アジャスト機構
は、反射手段としてのミラー１３を車両の前後方向に直
線移動させる移動手段としての図示しないミラー移動装
置と、ミラー１３の後方向への移動に伴って発光表示器
としての発光表示器１１の表示像を上方に、ミラー１３
の前方向への移動に伴って発光表示器１１の表示像を下
方にそれぞれ移動する表示像移動手段としての図示しな
い表示像移動装置とを備える。
【００２５】上記ミラー移動装置は、ミラー１３が車両
の前後方向に平行を保って直線移動するように案内する
案内手段と、案内手段によって案内されたミラー１３を
案内に沿って直線移動させる駆動装置とから構成でき
る。駆動装置としては、ミラー１３の一部分に螺合され
たねじ軸と、このねじ軸を正逆回転させるモータとによ
って構成される。この構成により、アイレンジ内の下端
位置にアイポイントがあるときには、モータを正転また
は逆転させてこのアイポイントに対応する車両前方位置
までミラー１３を移動し、アイレンジ内の上端位置にア
イポイントがあるときには、モータを逆転または正転さ
せてこのアイポイントに対応する車両後方位置までミラ
ーを移動することになる。
の前後方向に平行を保って直線移動するように案内する
案内手段と、案内手段によって案内されたミラー１３を
案内に沿って直線移動させる駆動装置とから構成でき
る。駆動装置としては、ミラー１３の一部分に螺合され
たねじ軸と、このねじ軸を正逆回転させるモータとによ
って構成される。この構成により、アイレンジ内の下端
位置にアイポイントがあるときには、モータを正転また
は逆転させてこのアイポイントに対応する車両前方位置
までミラー１３を移動し、アイレンジ内の上端位置にア
イポイントがあるときには、モータを逆転または正転さ
せてこのアイポイントに対応する車両後方位置までミラ
ーを移動することになる。
【００２６】表示像移動装置は、図２及び図３に示すよ
うに、ミラー１３の前後方向の移動に応じて発光表示器
１１を円弧軌跡を描いて上下動させるように案内し、表
示器の上下動に伴って傾倒動作も同時に行わせる案内手
段１４と、案内手段１４によって案内された発光表示器
１１を案内に沿って移動させる駆動装置１５とから構成
されている。
うに、ミラー１３の前後方向の移動に応じて発光表示器
１１を円弧軌跡を描いて上下動させるように案内し、表
示器の上下動に伴って傾倒動作も同時に行わせる案内手
段１４と、案内手段１４によって案内された発光表示器
１１を案内に沿って移動させる駆動装置１５とから構成
されている。
【００２７】具体的には、案内手段１４は、図２に示し
たように、Ｕ字状の支持案内体の一対の対向板１４ａ及
び１４ｂにそれぞれ形成した円弧状溝１４ａ１及び１４
ｂ１からなる。一方の対向板１４ａの円弧状溝１４ａ１
には、発光表示器１１の左側に突設した２つの突起１１
ａが、他方の対向板１４ｂの円弧状溝１４ｂ１には発光
表示器１１の右側に突設した１つの突起１１ｂがそれぞ
れ勘合されている。このことによって、発光表示器１１
は上下動に伴って円弧軌跡を描いて移動する。
たように、Ｕ字状の支持案内体の一対の対向板１４ａ及
び１４ｂにそれぞれ形成した円弧状溝１４ａ１及び１４
ｂ１からなる。一方の対向板１４ａの円弧状溝１４ａ１
には、発光表示器１１の左側に突設した２つの突起１１
ａが、他方の対向板１４ｂの円弧状溝１４ｂ１には発光
表示器１１の右側に突設した１つの突起１１ｂがそれぞ
れ勘合されている。このことによって、発光表示器１１
は上下動に伴って円弧軌跡を描いて移動する。
【００２８】駆動装置は、図２及び図３に示すように、
発光表示器１１の背面に取り付けられたモータユニット
１５からなり、このユニット１５から突出させたモータ
出力軸には、ピニオン歯車１５ａが固着されている。こ
のピニオン歯車１５ａは他方の対向板１４ｂに円弧状溝
１４ｂ１に沿って形成したラック１４ｂ２に噛合されて
おり、このことによって、発光表示器１１はモータユニ
ット１５内のモータが正逆回転することによってピニオ
ン歯車１５ａが正逆回転しラック１４ｂ２上を上下移動
することで一緒に上下動される。
発光表示器１１の背面に取り付けられたモータユニット
１５からなり、このユニット１５から突出させたモータ
出力軸には、ピニオン歯車１５ａが固着されている。こ
のピニオン歯車１５ａは他方の対向板１４ｂに円弧状溝
１４ｂ１に沿って形成したラック１４ｂ２に噛合されて
おり、このことによって、発光表示器１１はモータユニ
ット１５内のモータが正逆回転することによってピニオ
ン歯車１５ａが正逆回転しラック１４ｂ２上を上下移動
することで一緒に上下動される。
【００２９】なお、図示しないが、発光表示器１１、ミ
ラー１３などは単一のケースに収容されてユニットとし
てまとめられている。また、ダッシュボードの操作面に
は、表示位置を調整操作するための図示しない操作つま
みが設けられている。
ラー１３などは単一のケースに収容されてユニットとし
てまとめられている。また、ダッシュボードの操作面に
は、表示位置を調整操作するための図示しない操作つま
みが設けられている。
【００３０】以上の構成により、表示位置を調整する必
要が生じて図示しない操作つまみが操作されると、図示
しない駆動装置が動作され、ミラー１３が図示しない案
内手段によって車両の前後方向に平行を保って直線移動
される。このミラー１３の直線移動に連動して、モータ
ユニット１５内のモータが正転または逆転されてピニオ
ン歯車１５ａが正転または逆転されると、ピニオン歯車
１５ａが回転しながらラック１４ｂ２に沿って上下方向
に移動する。このピニオン歯車１５ａの移動によって、
発光表示器１１が円弧状溝１４ａ１及び１４ｂ１に案内
されて上下動され、この上下動に伴って発光表示器１１
の表示面の向きを変える傾倒動作も同時に行われる。よ
って、円弧状溝１４ａ１及び１４ｂ１は発光表示器１１
の上下方向への移動に伴って、発光表示器１１の光軸を
一定に保つようにその表示面を傾倒させる表示器傾倒手
段として働いている。
要が生じて図示しない操作つまみが操作されると、図示
しない駆動装置が動作され、ミラー１３が図示しない案
内手段によって車両の前後方向に平行を保って直線移動
される。このミラー１３の直線移動に連動して、モータ
ユニット１５内のモータが正転または逆転されてピニオ
ン歯車１５ａが正転または逆転されると、ピニオン歯車
１５ａが回転しながらラック１４ｂ２に沿って上下方向
に移動する。このピニオン歯車１５ａの移動によって、
発光表示器１１が円弧状溝１４ａ１及び１４ｂ１に案内
されて上下動され、この上下動に伴って発光表示器１１
の表示面の向きを変える傾倒動作も同時に行われる。よ
って、円弧状溝１４ａ１及び１４ｂ１は発光表示器１１
の上下方向への移動に伴って、発光表示器１１の光軸を
一定に保つようにその表示面を傾倒させる表示器傾倒手
段として働いている。
【００３１】なお、発光表示器１１の傾倒動作は、アイ
レンジ３１内でのアイポイント３０の移動に伴ってミラ
ー１３が直線移動されることによって、表示面、ミラー
１３及びアイポイント３０の光軸が変化しても、表示面
に対して光軸が直角を保ち、運転者が視認する表示像の
傾きがアイポイント位置によって変化しないように一定
に保つために行われるもので、アイポイント位置が変化
しても表示像を視認できるようにする光軸を決定するも
のではない。
レンジ３１内でのアイポイント３０の移動に伴ってミラ
ー１３が直線移動されることによって、表示面、ミラー
１３及びアイポイント３０の光軸が変化しても、表示面
に対して光軸が直角を保ち、運転者が視認する表示像の
傾きがアイポイント位置によって変化しないように一定
に保つために行われるもので、アイポイント位置が変化
しても表示像を視認できるようにする光軸を決定するも
のではない。
【００３２】したがって、ミラー１３の直線移動に伴っ
て行われる発光表示器１１の傾倒の角度はそれほど精度
よく行われる必要がない。仮に、精度よく傾倒角度を制
御しようとした場合であっても、位置移動範囲が長い間
に徐々に角度を変化すればよいので、比較的容易に実現
できる。
て行われる発光表示器１１の傾倒の角度はそれほど精度
よく行われる必要がない。仮に、精度よく傾倒角度を制
御しようとした場合であっても、位置移動範囲が長い間
に徐々に角度を変化すればよいので、比較的容易に実現
できる。
【００３３】また、ミラー１３の直線移動によって、表
示面に対する光軸の角度変化が大きくない場合には、表
示器の傾倒動作によって表示像の傾倒を行わせなくても
よく、図２に示す案内手段の円弧状溝１４ａ１及び１４
ｂ１を直線状溝として、図４に示すように、発光表示器
１１を単に上下移動させるだけでよいので、機構を簡略
化でき、設計及び制作が容易となる。このように表示像
の傾倒を行わなくてもよい場合には、発光表示器１１と
して表示面の大きなものを使用することで、図５に示す
ように、発光表示器１１を固定しておき、表示面上で表
示像を上下移動することによっても同様のことが実現で
きるので、表示器は大きくなるものの、表示器を移動さ
せるための機械的な駆動手段が必要なくなり、構成がさ
らに単純化されるようになる。
示面に対する光軸の角度変化が大きくない場合には、表
示器の傾倒動作によって表示像の傾倒を行わせなくても
よく、図２に示す案内手段の円弧状溝１４ａ１及び１４
ｂ１を直線状溝として、図４に示すように、発光表示器
１１を単に上下移動させるだけでよいので、機構を簡略
化でき、設計及び制作が容易となる。このように表示像
の傾倒を行わなくてもよい場合には、発光表示器１１と
して表示面の大きなものを使用することで、図５に示す
ように、発光表示器１１を固定しておき、表示面上で表
示像を上下移動することによっても同様のことが実現で
きるので、表示器は大きくなるものの、表示器を移動さ
せるための機械的な駆動手段が必要なくなり、構成がさ
らに単純化されるようになる。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１記載の発
明によれば、アイレンジ内の異なるアイポイントにおい
て表示を視認する際に、表示像が上下に移動されるだけ
で反射手段については、前後方向に直線移動させるだけ
でよくなっているので、アイポイントの上下移動に伴う
表示像の位置調整を精度よく行うことができる車載用ヘ
ッドアップディスプレイ装置が得られる。
明によれば、アイレンジ内の異なるアイポイントにおい
て表示を視認する際に、表示像が上下に移動されるだけ
で反射手段については、前後方向に直線移動させるだけ
でよくなっているので、アイポイントの上下移動に伴う
表示像の位置調整を精度よく行うことができる車載用ヘ
ッドアップディスプレイ装置が得られる。
【００３５】請求項２記載の発明によれば、発光表示器
を上下方向に移動させるので、請求項１記載の発明の効
果に加え、反射手段の前後方向への移動に伴って発光表
示器を上下方向に移動して表示像を上下方向に移動して
いるので、表示像の上下を簡単な構成によって実現でき
る車載用ヘッドアップディスプレイ装置が得られる。
を上下方向に移動させるので、請求項１記載の発明の効
果に加え、反射手段の前後方向への移動に伴って発光表
示器を上下方向に移動して表示像を上下方向に移動して
いるので、表示像の上下を簡単な構成によって実現でき
る車載用ヘッドアップディスプレイ装置が得られる。
【００３６】請求項３記載の発明によれば、発光表示器
の上下方向への移動に伴って、発光表示器の光軸を一定
に保つように発光表示器の表示面を傾倒させ、アイレン
ジ内でアイポイントが移動しても視認する表示が変化す
ることをなくしているので、請求項２記載の発明の効果
に加え、表示品質の優れた表示を行うことができる車載
用ヘッドアップディスプレイ装置が得られる。
の上下方向への移動に伴って、発光表示器の光軸を一定
に保つように発光表示器の表示面を傾倒させ、アイレン
ジ内でアイポイントが移動しても視認する表示が変化す
ることをなくしているので、請求項２記載の発明の効果
に加え、表示品質の優れた表示を行うことができる車載
用ヘッドアップディスプレイ装置が得られる。
【００３７】請求項４記載の発明によれば、円弧状溝か
らなる案内手段が上下方向に案内するとともに、上下方
向の移動の際に表示器の光軸を一定に保つように前記発
光表示器の表示面を傾倒させ、アイレンジ内でアイポイ
ントが移動しても視認する表示が変化することがないの
で、請求項２記載の発明の効果に加え、簡単な構成によ
って表示品質の優れた表示を行うことができる車載用ヘ
ッドアップディスプレイ装置が得られる。
らなる案内手段が上下方向に案内するとともに、上下方
向の移動の際に表示器の光軸を一定に保つように前記発
光表示器の表示面を傾倒させ、アイレンジ内でアイポイ
ントが移動しても視認する表示が変化することがないの
で、請求項２記載の発明の効果に加え、簡単な構成によ
って表示品質の優れた表示を行うことができる車載用ヘ
ッドアップディスプレイ装置が得られる。
【００３８】請求項５記載の発明によれば、駆動装置が
発光表示器を上下方向に移動するように駆動することに
よって、案内手段が上下方向に直線的に移動するように
案内し、俯角が変化しないように表示位置を調整してい
るので、請求項２記載の発明による効果に加え、表示品
質の優れた表示を行うことができる車載用ヘッドアップ
ディスプレイ装置が得られる。
発光表示器を上下方向に移動するように駆動することに
よって、案内手段が上下方向に直線的に移動するように
案内し、俯角が変化しないように表示位置を調整してい
るので、請求項２記載の発明による効果に加え、表示品
質の優れた表示を行うことができる車載用ヘッドアップ
ディスプレイ装置が得られる。
【００３９】請求項６記載の発明によれば、表示像移動
手段は発光表示器の表示面上で表示像を上下方向に移動
させるので、発光表示器については機械的に移動するこ
となく、反射手段だけを機械的に前後方向に移動するだ
けでよくなっているので、請求項１記載の発明による効
果に加え、表示像の上下を発光表示器の機械的な移動に
よらず、簡単な構成によって実現できる車載用ヘッドア
ップディスプレイ装置が得られる。
手段は発光表示器の表示面上で表示像を上下方向に移動
させるので、発光表示器については機械的に移動するこ
となく、反射手段だけを機械的に前後方向に移動するだ
けでよくなっているので、請求項１記載の発明による効
果に加え、表示像の上下を発光表示器の機械的な移動に
よらず、簡単な構成によって実現できる車載用ヘッドア
ップディスプレイ装置が得られる。
【図１】本発明の車載用ヘッドアップディスプレイ装置
の一実施の形態を示す側面図である。
の一実施の形態を示す側面図である。
【図２】図１中の一部分の詳細を示す斜視図である。
【図３】図１中の他の部分の詳細を示す斜視図である。
【図４】図１中の一部分の変形例を示す側面図である。
【図５】図１中の一部分の他の変形例を示す側面図であ
る。
る。
【図６】従来の車載用ヘッドアップディスプレイ装置の
一例を示す側面図である。
一例を示す側面図である。
１１、１１′発光表示器
１３ 反射手段（ミラー）
２０ ウインドシールド
２１ 透光性反射手段（透光性反射膜）
３０ アイポイント
３１ アイレンジ
１４ 案内手段
１４ａ１ 表示器傾倒手段（円弧状溝）
１４ｂ１ 表示器傾倒手段（円弧状溝）
１５ 駆動装置（モータユニット）
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Ｆターム(参考） 3D044 BA14 BA21 BB01 BC25 BC27
BD01 BD13
5G435 AA01 BB19 EE16 EE17 GG10
LL17
Claims (6)
- 【請求項１】 車両に関する情報を含む像を表示する発
光表示器の表示像の光を、反射手段によって、運転席前
方の視野内に配置された透光性反射手段に向けて反射さ
せて、運転者にウインドシールドの前方に虚像として視
認させるに当たって、アイレンジ内の異なるアイポイン
トにおいて視認しても俯角が変化しないように、表示位
置を調整できるようにした車載用ヘッドアップディスプ
レイ装置において、 前記反射手段を車両の前後方向に直線移動させる移動手
段と、 該移動手段による前記反射手段の後方向への移動に伴っ
て前記発光表示器の表示像を上方に、前記反射手段の前
方向への移動に伴って前記発光表示器の表示像を下方に
それぞれ移動する表示像移動手段とを備えることを特徴
とする車載用ヘッドアップディスプレイ装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の車載用ヘッドアップディ
スプレイ装置において、 前記表示像移動手段は、前記発光表示器を上下方向に移
動させる表示器移動手段からなることを特徴とする車載
用ヘッドアップディスプレイ装置。 - 【請求項３】 請求項２記載の車載用ヘッドアップディ
スプレイ装置において、 前記表示器移動手段は、前記発光表示器の上下方向への
移動に伴って、前記発光表示器の光軸を一定に保つよう
に前記発光表示器の表示面を傾倒させる表示器傾倒手段
を有することを特徴とする車載用ヘッドアップディスプ
レイ装置。 - 【請求項４】 請求項２記載の車載用ヘッドアップディ
スプレイ装置において、 前記表示器移動手段は、前記発光表示器を移動するよう
に駆動する駆動装置と、該駆動装置による駆動によって
移動する前記発光表示器を上下方向に案内するととも
に、上下方向の移動の際に前記発光表示器の光軸を一定
に保つように前記発光表示器の表示面を傾倒させる円弧
状溝からなる案内手段とを有することを特徴とする車載
用ヘッドアップディスプレイ装置。 - 【請求項５】 請求項２記載の車載用ヘッドアップディ
スプレイ装置において、 前記表示器移動手段は、前記発光表示器を移動するよう
に駆動する駆動装置と、該駆動装置による駆動によって
移動する前記発光表示器を上下方向に直線的に案内する
案内手段とを有することを特徴とする車載用ヘッドアッ
プディスプレイ装置。 - 【請求項６】 請求項１記載の車載用ヘッドアップディ
スプレイ装置において、 前記表示像移動手段は、前記発光表示器の表示面上で表
示像を上下方向に移動させる手段からなることを特徴と
する車載用ヘッドアップディスプレイ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225772A JP4490605B2 (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 車載用ヘッドアップディスプレイ装置 |
| DE10226907A DE10226907B4 (de) | 2001-07-26 | 2002-06-17 | Head-Up-Display-System in einem Kraftfahrzeug |
| US10/171,617 US6654177B2 (en) | 2001-07-26 | 2002-06-17 | Vehicle-use head-up display system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225772A JP4490605B2 (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 車載用ヘッドアップディスプレイ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003039981A true JP2003039981A (ja) | 2003-02-13 |
| JP4490605B2 JP4490605B2 (ja) | 2010-06-30 |
Family
ID=19058707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001225772A Expired - Lifetime JP4490605B2 (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 車載用ヘッドアップディスプレイ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6654177B2 (ja) |
| JP (1) | JP4490605B2 (ja) |
| DE (1) | DE10226907B4 (ja) |
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| WO2020158034A1 (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-06 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 表示装置および表示装置の設置方法 |
| WO2020161954A1 (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-13 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 表示装置および表示装置の設置方法 |
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| US7840482B2 (en) * | 2006-06-19 | 2010-11-23 | Exegy Incorporated | Method and system for high speed options pricing |
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| KR101463876B1 (ko) | 2014-05-09 | 2014-11-20 | 주식회사 에스피텍 | 헤드업 디스플레이용 프리셋 장치 |
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