JP2009091051A - エスカレータの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客が所持する物体がステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故を的確に予知し未然に防止するエスカレータの安全装置を提供する。
【解決手段】スカートガード14内部に設けられ、ステップ側面の特定箇所が通過するのを検知するステップ検知手段5と、隣接するステップ3bのライザ面2に近接する危険位置にある物体11をステップ検知手段5に連動して検出する投光部と受光部とからなる一対の物体検出手段6と、その物体11を所持する乗客に通報する安全乗車通報手段7と、ステップ検知手段5がステップ3の特定箇所が通過したことを検知し、かつ、物体検出手段6が隣接するステップ3bの危険位置にある物体11を検出した場合には、安全乗車通報手段7にその乗客に対して隣接するステップ3bのライザ面2から離間した安全位置での乗車を通報させる安全装置制御部4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータの安全装置に係り、特に、エスカレータに乗車した乗客がその足などをステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故を未然に防止するエスカレータの安全装置に関する。
エスカレータの乗客が、その所持する物体である、例えば、サンダルや長靴などをステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故が発生している。この事故は、エスカレータの乗客が、その所持するサンダルや長靴などをステップのクリートライザに擦った場合に、ステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まり、その挟まったサンダル等が抜けなくなるものである。そして、乗客は乗降口に設置されているコム(くし板)に当たり思わぬ怪我をする。このエスカレータでの事故は年間20件程度発生しており社会問題化している。
図8に、エスカレータのステップ(踏段)を斜視図で示す。このエスカレータ20は図中の矢印の方向に走行している。エスカレータ20の乗客が乗車するステップ3aには、乗客の所持するサンダルや長靴などの物体11が挟まれる事故に対し、乗客に注意を促すために黄色のセイフティ・ライン8が設けられている。このセイフティ・ライン8は、ステップ3とスカートガード14との間隙に挟まれる事故に対して注意を促すスカートガード側危険位置9を示すラインと、ステップ3aと隣接するステップ3bのライザ面2との間隙に挟まれる事故に対して注意を促す隣接ステップ側危険位置10を示すラインとから構成される。本発明は、エスカレータの乗客がこの隣接ステップ側危険位置10に乗車してステップ3aと隣接するステップ3bのライザ面2との間の5mm程度の間隙に挟まれる事故を対象とする。
従来、エスカレータ20の乗客が隣接ステップ側危険位置10に乗車してステップ3aと隣接するステップ3bのライザ面2との間隙に挟まれる事故に対して各種の対策が採られている。例えば、エスカレータ20の乗客に対しては、エスカレータ20の乗り口にて、「手摺を掴みステップの黄色いラインの内側にお乗りください」等のアナウンスが繰り返し流され、乗客に対して安全な乗車を促している。
また、図8に示すように、エスカレータ20には、エスカレータ20のステップ3bの異常な持ち上がりを検出する踏段異常走行検出スイッチ(CRS)30がステップ3の内部に設けられている。すなわち、エスカレータ20の乗客が隣接ステップ側危険位置10に乗車し、隣接するステップ3bのライザ面2に挟まれ、上昇走行時の終端部においてステップ3aとステップ3bとの段差が縮まるとステップ3bが上方に持ち上がる。踏段異常走行検出スイッチ30はこの持ち上がったステップ3bを検出して動作し、エスカレータ20は急停止する。
一方、特許文献1には、マンコンベアの安全装置が開示されている。ここでは、マンコンベアにおける踏段の端縁部に設けられた荷重検出手段により、乗客の踏段端縁部への乗り込みを検出し、この検出結果により出力される動作信号に基づいて報知手段が乗客に対して注意喚起する。また、特許文献2には、マンコンベア踏段危険位置搭乗防止装置が開示されている。ここでは、踏段面のライザ側を除く3側端部に注意帯を区面し、乗客に踏板面の外周危険区域を明示するようにしたマンコンベアにおいて、注意帯上にある乗客の足を自動的に検出し、これを警告、放送装置を用いて乗客に報知する。
特開平5−338980号公報 実開昭58−56763号公報
エスカレータの乗客に対して乗り口にて注意を促すアナウンスは、慢性的となっているため乗客の反応は鈍く事故の防止とはなっていないのが現状である。
また、踏段異常走行検出スイッチ(CRS)は、乗客の所持する物体が挟まれたことを検知して動作するものであり、挟まれること自体を未然に防止するものではない。また、踏段異常走行検出スイッチが動作するとエスカレータは急停止し、事故のさらなる悪化は防止できるが、その急停止によりその乗客やエスカレータに乗車中の他の乗客が転倒する虞があり好ましい事故防止策とはいえない。
本願の目的は、かかる課題を解決し、乗客が所持する物体がステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故を的確に予知し未然に防止するエスカレータの安全装置を提供することである。
上記目的を達成するため、本発明に係るエスカレータの安全装置は、エスカレータのスカートガード内部に設けられ、エスカレータのステップ側面の特定箇所が通過するのを検知するステップ検知手段と、エスカレータの両側のスカートガード内部にそれぞれ設けられ、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体をステップ検知手段に連動して検出する投光部と受光部とからなる一対の物体検出手段と、その物体を所持するエスカレータの乗客に通報する安全乗車通報手段と、ステップ検知手段がステップ側面の特定箇所の通過を検知し、かつ、物体検出手段がステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を検出した場合には、安全乗車通報手段にその乗客に対してステップ面上において隣接するステップのライザ面から離間した安全位置での乗車を通報させる安全装置制御部と、を備えることを特徴とする。
また、エスカレータの安全装置は、安全装置制御部が、ステップ検知手段がステップ側面の特定箇所の通過を検知し、かつ、物体検出手段がステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を検出した場合には、エスカレータを所定の速度まで減速させることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、ステップ検知手段が、通過するステップ側面のうち乗客側のステップ先端部を検知することが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、物体検出手段が、ステップ面上の危険位置にある物体が検知可能な、投光部と受光部とからなる一対の透過型光電センサであることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、ステップ検知手段が、ステップ側面の特定箇所の通過が検知可能な反射型の近接センサであることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、安全装置制御部が、ステップ検知手段がステップ面上において物体を検出し、かつ、物体検出部が通過するステップの一部を検知した場合には、安全乗車通報手段にその乗客に対してステップ面上における安全位置での乗車を通報させることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、安全乗車通報手段が、スカートガード内に設けられ、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に向けてアナウンスにより通報するスピーカであることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、安全乗車通報手段が、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に向けてアナウンスにより通報する超指向性スピーカであることが好ましい。
また、エスカレータの安全装置は、安全乗車通報手段が、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所有する乗客が乗車するステップ面を点灯して通報するスポットライトであることが好ましい。
さらに、エスカレータの安全装置は、安全乗車通報手段が、エスカレータの手摺の近傍に設置され、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に対して点灯して通報するパトライトであることが好ましい。
上記構成により、エスカレータの安全装置は、安全装置制御部が、ステップ検知手段によるステップの特定箇所の通過の検知と、ステップ検知手段に連動する物体検出手段によるステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体の検出とのAND条件の成立により事故発生の可能性を判断する。これにより、乗客が所持する物体がステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故を的確に予知することができる。
また、安全装置制御部は、ステップ検知手段による検知と、物体検出手段による物体の検出とにより、安全乗車通報手段にその乗客に対してステップ面上において隣接するステップのライザ面から離間した安全位置での乗車を通報させる。このように、その物体を所持する乗客に危険な状況を直接的に通報することで事故を未然に防止することができる。
以上のように、本発明に係るエスカレータの安全装置によれば、乗客が所持する物体がステップ面と隣接するステップのライザ面との間隙に挟まれる事故を的確に予知し未然に防止することが可能となる。
以下に、図面を用いて本発明に係るエスカレータの安全装置の実施の形態につき、詳細に説明する。
図1に、エスカレータの安全装置の1つの実施形態の概略構成をエスカレータの上面から俯瞰し、一部ブロック図とした平面図で示す。エスカレータの安全装置1は、エスカレータ20のスカートガード14の内部に設けられた安全制御ボックス13内に収納される。そして、エスカレータの安全装置1は、安全装置制御部4、ステップ検知手段であるステップ検知センサ5、物体検出手段である物体検出センサ6、及び安全乗車通報手段である通報スピーカ7から構成される。ここで、安全制御ボックス13内に設けられる安全装置制御部4はブロック図により示す。また、エスカレータ20のステップ3の面上には、一般的に黄色いセイフティ・ライン8が設けられ、乗客に対して隣接ステップ側危険位置10を表示している。
また、図2に、エスカレータの安全装置の1つの実施形態の概略構成をエスカレータの断面で示す。エスカレータ20のステップ3は、スカートガード14に挟まれた空間において、ステップレール15上をステップ前輪16及びステップ後輪17により上昇又は下降する。図2では、図中の矢印が示すようにエスカレータ20は上昇している場合を示す。また、ステップ3の上部の面は、ステップ前輪16及びステップ後輪17を接続する三角形のステップフレーム12により支持されている。エスカレータの安全装置1は、図2中に破線で示す安全制御ボックス13内に収納され、安全装置制御部4(図示せず)、ステップ検知センサ5、物体検出センサ6、及び通報スピーカ7から構成される。
図3に、エスカレータの安全装置1の設置位置を示す。図3(a)には、一般的なエスカレータ20の平面を示し、図3(b)には、一般的なエスカレータ20の側面を示す。図3中の矢印は、エスカレータ20の移動方向を示し、このエスカレータ20は上り専用のエスカレータ20とする。そして、乗客は乗り口25からエスカレータ20に乗車して降り口26から降車する。本実施形態では、エスカレータの安全装置1は、上昇するエスカレータ20の上部1箇所の両側であって、エスカレータ20の降り口26から約2m程度の位置に取付けられる。この位置は斜めに上昇するステップ3が水平方向に移る直前の位置である。これは、例えば、上昇時のエスカレータ20の場合、ステップ3が水平方向に移るとステップ3aとステップ3bとの段差が縮まり事故が発生し易いことによる。但し、このエスカレータの安全装置1の設置位置はこの位置に限るものではなく、エスカレータ20の他の位置であっても良い。また、エスカレータの安全装置1は、エスカレータ20に沿って複数の位置に設置しても良い。また、エスカレータ20が、上りと下りと併用される場合には、エスカレータの安全装置1は、少なくとも上下2箇所(エスカレータの安全装置1´が追加される)に設置され得る。
図1及び図2に示すステップ検知センサ5は、通過するステップ3の側面の特定箇所が通過するのを検知可能な反射型の近接センサである。本実施形態では、このステップ検知センサ5は乗客側のステップ先端部18が検知可能な位置に取付けられる。この反射型の近接センサは、0mm〜10mm程度にあるステップ先端部18の有無を検知する。
図1及び図2に示す物体検出センサ6は、ステップ3の面上の隣接ステップ側危険位置10にあるサンダルや靴などの物体11が検出可能な投光部と受光部とからなる一対の透過型の光電センサである。この物体検出センサ6は、物体11により光が遮断されることで物体11の有無を検知する。
安全装置制御部4は、ステップ検知センサ5が、ステップ先端部18が通過したことを検知し、かつ、物体検出センサ6がステップ3の面上の隣接ステップ側危険位置10にあるサンダルや靴などの物体11を検出した場合には、通報スピーカ7にその乗客に対してステップ3の面上においてライザ面2から離間した安全位置での乗車を通報させる。
図4に、エスカレータの安全装置1の拡大した断面を示す。物体検出センサ6は、図4中のステップ3の移動方向に沿ったライン(n、n´)上の物体11を検出する。しかし、このライン(n、n´)上においては、検出すべき物体11の他、例えば、ステップ3の上面、ライザ面27、ステップフレーム12などが通過して光を遮断する。一方、ステップ検知センサ5は、図4中のステップ3の移動方向に沿ったライン(m、m´)上の物体11を検出する。このライン(m、m´)上のステップ検知センサ5から0mm〜30mm程度の範囲内にはステップ先端部18以外のエスカレータ20に関する物体11が通過することはない。従って、ステップ検知センサ5は、順次移動するエスカレータ20のステップ3の位置を確実に把握することができる。また、ステップ検知センサ5は、エスカレータ20の移動速度が変化してもそれに追従してステップ3の動きを捉えることができる。
従って、物体検出センサ6による物体11の検出をステップ検知センサ5によるステップ先端部18の検知に連動させることによって確実となる。すなわち、ステップ検知センサ5がステップ先端部18を検知した瞬間において、物体検出センサ6は、図4中に示すようにステップ3の移動方向にL1だけ離れている。この距離(L1)は、ステップ検知センサ5及び物体検出センサ6がスカートガード14の内部に固定されているため、エスカレータ20の速度が一定であれば変わらない。また、物体検出センサ6は、図4中に示すように、ステップ3の移動方向にL2の間隔にわたりサンダルや靴等の物体11を検出できる。この範囲を超えると、ステップ3の面又はライザ面27を検出してしまう。このステップ検知センサ5及び物体検出センサ6の位置関係から、ステップ検知センサ5によるステップ先端部18の検知と物体検出センサ6の物体11の検出を連動させ、物体検出センサ6の物体11の検出タイミングを調整することで確実な検出が可能となる。
しかし、ステップ検知手段5がステップ3の面上において乗客の所持する物体11を検出し、かつ、物体検出部6が通過するステップ3の一部を検知する場合がある。例えば、乗客がステップ3bの面上のスカートガード面2に隣接するスカートガード側危険位置9に立っていることでステップ検知手段5に検出され、さらに、上述したタイミングで物体検出部6が通過するステップ3の一部を検知した場合である。この場合、安全装置制御部4は、安全乗車通報手段7にその乗客に対してステップ3bの面上において安全位置での乗車を通報させる。すなわち、本実施形態の安全装置制御部4は、物体11に対して隣接ステップ側危険位置10だけではなく、スカートガード側危険位置9にある場合についても検出できる場合がある。
通報スピーカ7は、サンダルや靴などの物体11を所持するエスカレータ20の乗客に通報する。この通報スピーカ7は、エスカレータ20のスカートガード14の内部に設けられた安全制御ボックス13内に収納されるため、その所持するサンダルや靴等がステップ3の面上の隣接ステップ側危険位置10にある乗客に直接通報し警告することができる。また、乗客が子供や幼児である場合には、エスカレータ20に同乗している親などの同伴者に通報し警告することができる。
図5に、エスカレータの安全装置1の一つの実施例での回路構成を示す。まず、エスカレータ20が上り運転である場合にはエスカレータUP用リレー21がONとなり、エスカレータ20が下り運転である場合にはエスカレータDOWN用リレー22がONとなる。そして、ステップ検知センサ5による検知と物体検出センサ6による検出とがAND条件でONとなると、検出リレー(A)23がピックアップする。そして、接点(A)24により通報スピーカ7が起動して乗客への通報が発報される。この通報スピーカ7はブザーであっても良い。
図6に、エスカレータの安全装置における他の安全乗車通報手段の実施例を示す。また、図7に、エスカレータの安全装置における他の安全乗車通報手段の実施例を含む回路構成を示す。ここでは、超指向性スピーカアナウンス装置31、スポットライト32、パトライト33などの安全乗車通報手段を示す。
エスカレータ20の天井部分に設けられた超指向性スピーカアナウンス装置31が接続され接点がONとなると、録音された「ステップの中央にお乗りください」等の注意メッセージがエスカレータの安全装置の位置に立つ乗客28に向かい一定時間流される。従って、乗客28は自分宛の通報であると認識する。
エスカレータ20の天井部分に設けられたスポットライト32が接続され接点がONとなると、エスカレータの安全装置の位置の近傍に立つ乗客28に向かいスポットライト32が一定時間点灯される。従って、乗客28は通報スピーカ7による通報が自分宛であると認識する。
エスカレータ20の手摺近傍に設けられたパトライト33が接続され接点がONとなると、エスカレータの安全装置1の位置の近傍に立つ乗客28に向かいパトライト33が点灯する。従って、乗客28は通報スピーカ7による通報が自分宛であると認識する。
エスカレータ20がインバータ制御であり可変速の場合には、図7に示すように、エスカレータ減速指令34が接続され接点がONとなると、20は一定時間減速され低速度となる。このようにエスカレータ20を減速させることで、乗客28は余裕を持ってその危険な状態に対して処置できる。
本発明に係るエスカレータの安全装置の1つの実施形態の概略構成を示す一部ブロック図を含む平面図である。 エスカレータの安全装置の1つの実施形態の概略構成を示すエスカレータの断面図である。 エスカレータの安全装置の設置位置を示す平面図及び側面図である。 エスカレータの安全装置の拡大断面図である。 エスカレータの安全装置の一つの実施例での回路構成を示すブロック図である。 エスカレータの安全装置における他の安全乗車通報手段の実施例を示す説明図である。 エスカレータの安全装置における他の安全乗車通報手段の実施例を含む回路構成を示すブロック図である。 エスカレータのステップ(踏段)を示す斜視図である。
符号の説明
1 エスカレータの安全装置、2 ライザ面、3a、3b ステップ(踏段)、4 安全装置制御部、5 ステップ検知センサ(ステップ検知手段)、6 物体検出センサ(物体検出手段)、7 通報スピーカ(安全乗車通報手段)、8 セイフティ・ライン、9 スカートガード側危険位置、10 隣接ステップ側危険位置、11 物体、12 ステップフレーム、13 安全制御ボックス、14 スカートガード、15 ステップレール、16 ステップ前輪、17 ステップ後輪、18 ステップ先端部、19 エスカレータ減速指令、20 エスカレータ、21 エスカレータUP用リレー、22 エスカレータDOWN用リレー、23 検出リレー、24 検出リレー接点、25 エスカレータ乗り口、26 エスカレータ降り口、27 ライザ面、28 乗客、30 踏段異常走行検出スイッチ(CRS)、31 超指向性スピーカアナウンス装置、32 スポットライト、33 パトライト、34 エスカレータ減速指令。

Claims (10)

  1. エスカレータのスカートガード内部に設けられ、エスカレータのステップ側面の特定箇所が通過するのを検知するステップ検知手段と、
    エスカレータの両側のスカートガード内部にそれぞれ設けられ、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体をステップ検知手段に連動して検出する投光部と受光部とからなる一対の物体検出手段と、
    その物体を所持するエスカレータの乗客に通報する安全乗車通報手段と、
    ステップ検知手段がステップ側面の特定箇所の通過を検知し、かつ、物体検出手段がステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を検出した場合には、安全乗車通報手段にその乗客に対してステップ面上において隣接するステップのライザ面から離間した安全位置での乗車を通報させる安全装置制御部と、
    を備えることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  2. 請求項1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全装置制御部は、ステップ検知手段がステップ側面の特定箇所の通過を検知し、かつ、物体検出手段がステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を検出した場合には、エスカレータを所定の速度まで減速させることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエスカレータの安全装置であって、ステップ検知手段は、通過するステップ側面のうち乗客側のステップ先端部を検知することを特徴とするエスカレータの安全装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、物体検出手段は、ステップ面上の危険位置にある物体が検知可能な、投光部と受光部とからなる一対の透過型光電センサであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、ステップ検知手段は、ステップ側面の特定箇所の通過が検知可能な反射型の近接センサであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全装置制御部は、ステップ検知手段がステップ面上において物体を検出し、かつ、物体検出部が通過するステップの一部を検知した場合には、安全乗車通報手段にその乗客に対してステップ面上における安全位置での乗車を通報させることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全乗車通報手段は、スカートガード内に設けられ、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に向けてアナウンスにより通報するスピーカであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全乗車通報手段は、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に向けてアナウンスにより通報する超指向性スピーカであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全乗車通報手段は、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所有する乗客が乗車するステップ面を点灯して通報するスポットライトであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1に記載のエスカレータの安全装置であって、安全乗車通報手段は、エスカレータの手摺の近傍に設置され、ステップ面上において隣接するステップのライザ面に近接する危険位置にある物体を所持する乗客に対して点灯して通報するパトライトであることを特徴とするエスカレータの安全装置。
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