JP2009023350A - 回転する印刷表面を処理液で処理するための装置および方法 - Google Patents

回転する印刷表面を処理液で処理するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1つまたは好ましくは(連続する)複数の処理液の均一な分配を、処理されるべき印刷表面の回転軸と平行な方向で可能にする。
【解決手段】再画像形成可能な版3の回転する印刷表面を、洗浄液、被覆液、すすぎ液などの処理液11で処理する装置であって、印刷表面の回転軸12と平行な直線に沿って揺動可能に配置された複数のノズル6a−6eと、回転軸12と平行に配置されたブランケット装置4を備え、ノズル6a−6eが、回転軸12に対して垂直な揺動軸13を中心としてそれぞれ揺動可能なジェットノズルとして構成され、処理液11を回転軸12と平行な方向に均一に分配する。セグメント分割部を有するブランケット5を備えたブランケット装置4により、ブランケット5における処理液11の拡散が、ブランケット5の給送方向と平行な方向に制限され、処理液11が回転軸12と平行な方向に均一に分配される。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の前提項に記載されている、回転する印刷表面を処理液で処理するための装置に関する。さらに本発明は、請求項9および請求項11の前提項に記載されている、回転する印刷表面を処理液で処理するためのそれぞれの方法に関する。
印刷機、例えば枚葉紙を処理する輪転印刷機において、画像形成可能な版、および特に再画像形成可能な版を使用することが、従来技術からすでに知られている。その場合、画像形成、あるいは再画像形成の処理は、多くの場合、例えば洗浄、消去、コーティングまたは被覆、画像形成、および現像といった複数の処理ステップを含んでいる。これら処理ステップのいくつかでは、画像形成されるべき版の表面に処理液が塗布されたり、余剰の処理液がその表面から再回収されたりもする。それらの一例としては、洗浄液の塗布、洗浄液や印刷インキの回収、コーティング/被覆媒体、および/または現像媒体の塗布、および、すすぎ液の塗布と回収などがある。さらには、処理液の塗布をスプレーノズルによって行うこと、また処理液の回収や、インキあるいは汚れの回収をブランケットによって行うことも、すでに知られている。
例えば特許文献1には、消去可能な版とその利用、また版を消去および再生するための方法が記載されており、そこでは、例えば洗浄液や親水化剤といったさまざまな薬剤を、版2に直接噴射したり洗浄用ブランケット8に噴射したりする、好ましくは角度調整可能なノズル14が用いられている。このノズルによって、版への直接噴射も洗浄用ブランケットへの噴射も可能なので、ノズルの揺動軸と版を支持する版胴1の回転軸とは互いに平行に配置されている。スプレーノズルによりスプレー噴霧が生成されるので、スプレー噴霧が制御できずに拡散するのを防ぐハウジングを備えたブランケット装置を設けることが必要となる。さらには、スプレーノズルを使用することで、塗布されるべき薬剤が版やブランケットの塗布させたい箇所には正確に付着しなかったり、所望した量の薬剤が版やブランケットに付着しなかったりすることにつながる可能性がある。
特許文献2から、印刷ローラの軸方向長さにわたってバランス良く配置されて、洗浄剤を洗浄されるべき印刷ローラへ噴射可能な洗浄ノズル26が、同様に公知である。この装置も、スプレー噴霧が所望しない箇所に付着したり、所望しない分布状態で付着したりするといった欠点を有する可能性がある。さらに、洗浄ノズルが揺動可能かどうかという点については開示されていない。
さらに特許文献3から、輪転印刷機のインキ機構を洗浄するための装置が公知である。その印刷機は、4つのノズル15−18を装着した分配器14を備えた洗浄装置8を有しており、分配器は揺動可能に配置されている。分配器はスプレーノズルと共に往復運動を行うが、往復運動の折り返し地点で分配器の揺動が起こるため、洗浄液は往復運動の際に2つの異なる角度で噴射されることになる。しかし、ローラ3の表面を向いたノズル18はこの揺動運動には関与しておらず、つまり表面に対しては常に同じ角度で噴射を行っている。このように横断運動するスプレー装置は、スプレー装置の上述の欠点のほかにも、特に印刷機が幅広く横断距離が長くなる場合には、運動することになる構成部品やその質量のために、所望の動的特性(Dynamik)、または必要な動的特性が得られないといった欠点を有する可能性がある。
最後に、特許文献4にも、印刷機において表面に画像形成するための方法または装置が記載されており、そこでは、消去ユニット61を備えた横断運動する装置6が用いられている。この装置も、その横断運動によって、例えば幅の広い印刷機の場合、必要な動的特性が得られないといった欠点を有する可能性があり、このことは、やはりそれぞれの処理時間にとって不利に作用することになる。
ブランケットの給送方向に対して垂直に延びたストライプ状の凹部2を備え、シリコンオイルで前処理された(含浸された)トナー粒子用洗浄ブランケット1が、特許文献5から知られている。ブランケットは、ストライプ状の凹部−すなわち圧縮されていない箇所ではなく圧縮された箇所−でトナーをより一層吸収する。それに対して特許文献6には、図3に、合成高分子材料で作成され、ストライプ50を備えたトナー粒子用洗浄ブランケット30が開示されている。しかし、それぞれのブランケットが異なる処理液を処理するために利用できるのかどうか、またどのように利用できるのか、という点については、両方の文献のいずれにも記載されていない。
特許文献7にも、洗浄装置のためのブランケットが記載されている。このブランケットは、例えば円形、棒形、菱形、三角形、および、重なりを有する形状または有さない形状などのカレンダー加工部を備えたマイクロファイバー不織布として構成されており、カレンダー加工部によって均一な洗浄効果が実現されている。
独国特許発明第4426012号明細書 独国実用新案第20317975号明細書 独国特許出願公表第69508152号明細書 独国特許出願公開第10032703号明細書 米国特許第4,686,132号明細書 米国特許第5,227,844号明細書 独国特許発明第19627748号明細書 独国特許出願公開第10227054号明細書
こうした背景の下、本発明の目的は、1つまたは好ましくは(連続する)複数の処理液を、処理されるべき印刷表面の回転軸と平行な方向に均一に分配することを可能にする、従来技術に比べて改良された装置を提供することである。さらに、本発明の他の、または代替の目的は、上述した均一な分配を短時間に、および/または高動的特性で実現することが可能となる、従来技術に比べて改良された装置を提供することである。
また、本発明の目的は、1つまたは好ましくは(連続する)複数の処理液を、処理されるべき印刷表面の回転軸と平行な方向に均一に分配することを、特に短時間に、および/または高動的特性で可能にする、従来技術に比べて改良された方法を提供することでもある。さらに、本発明の他の、または代替の目的は、印刷表面を処理する際のコスト、特に処理液と1つ/複数のブランケットの消費コストを削減することが可能となる、従来技術に比べて改良された方法を提供することである。
本発明によれば、これらの目的は、請求項1の特徴を備えた装置によって達成され、請求項9および11の特徴を備えたそれぞれの方法によって達成される。本発明の好適な発展例は、従属請求項、および明細書と付属の図面から明らかである。
−好ましくは胴の表面に設置された再画像形成可能な版の−回転する印刷表面を処理液で処理するための装置であって、前記印刷表面の回転軸と実質的に平行な直線に沿って揺動可能に配置された複数のノズルと、前記回転軸と実質的に平行に配置されたブランケット装置と、を備えた本発明による装置は、前記ノズルが、前記回転軸に対して実質的に垂直な揺動軸を中心としてそれぞれ揺動可能であるジェットノズルとして構成されていることを特徴とする。
本発明に基づき、直線に沿って揺動可能に配置されたノズルあるいは供給部材がジェットノズルとして構成されること、および、ジェットノズルの各揺動軸が印刷表面の回転軸に対して実質的に垂直な方向に方向付けされることによって、処理液を回転軸と平行な方向に、実質的に均一に、あるいは均質に分配することが実現可能となることは有利であり、こうした均一な分配が高速かつ特に高動的特性で実現可能となることも、やはり有利である。さらに、本発明による解決方法は、わずかな設置スペースしか必要としない。
従来技術の教示に反して、本発明によれば、スプレー噴霧を生成するスプレーノズルではなく、それぞれジェット噴霧を生成し、好ましくは別々に制御可能なジェットノズルが用いられる。また、このジェットノズルは−やはり従来技術の教示に反して−回転する印刷表面の回転軸と平行な揺動軸を中心としてではなく、回転軸に対して垂直な揺動軸を中心として揺動する。
処理液の均一な分配の実現にとって有利な本発明の発展例によれば、好ましくは互いに間隔を置いて位置するノズルが、互いに同期し、特に相互に揺動可能であるような構成になっていてよい。このために、各ジェットノズルは1つ以上の機械的連結を介して互いに連結可能であると好ましい。
特に複数の処理液を必要とする画像形成方法の場合に有利である、本発明の他の好適な発展例によれば、ノズルが、好ましくは互いに間隔を置いて位置する(したがって軸方向にバランス良く配置された)ノズル群あるいはノズルパッケージとなるように、直線に沿って配置され、ノズル群の各ノズルが、一緒に揺動可能であって、異なる処理液を放出するようになっていてよい。1つのノズル群あたり、約3つから約5つのノズルが設けられているのが好ましい。この場合、各ノズル群が、互いに同期して揺動すること、特に相互に揺動することはさらに有利であり、このことが1つ以上の機械的連結によって行われるのがやはり好ましい。
処理液の均一な分配の実現に関して有利であり、そのために好適な本発明の発展例は、それぞれのノズル群のノズルが実質的に同じ箇所に向けられていること、つまり、噴流の衝突箇所が、例えば版やブランケットの表面で、互いに狭い間隔を置いて位置し、互いに隣接し、互いに重なり合い、あるいは実質的に同一でさえあることを特徴とすることができる。ここで、ノズル群が揺動運動をする際には、次のようになっていてよい。すなわち、衝突箇所が、揺動運動の中心部では実質的に互いに重なり合って、揺動運動の端部/折り返し地点では単に互いに狭い間隔を置いて位置しているようになっていてよい。揺動運動している間は、ノズル群の1つのノズルだけが常に動作中なのが通常なので、衝突箇所は通常、実際にではなく、概観したときのみ−すなわち複数回の揺動運動とこれに伴うノズル動作をまとめて観察した場合に−上記したように併置されることになる。各ノズルの作動および揺動運動の実施は、実質的に同時に行われる。しかし、揺動運動の端部/折り返し地点では、ノズルの作動/停止も時間をずらして(ノズルのオンオフを早く、あるいは遅く)行うようになっていてよい。
処理液の均一な分配にとって同様に有利である本発明の発展例は、ブランケット装置が、回転軸と実質的に平行に延びるセグメント分割部を備えたブランケットを有するようになっていてよい。このようなセグメント分割部を設けることで、処理液を回転軸と平行な方向に実質的に均一に分配することがサポートされうることは有利である。さらに、ブランケットにおける処理液の拡散/クリープ/移動が、ブランケットの給送方向と平行な方向に制限されること、あるいはセグメント分割部の方向に対して垂直な方向に制限されることで、ブランケット消費量を削減できることが利点となる。例えば、セグメント分割部を、回転軸と実質的に平行に延びる、ブランケットのカレンダー加工部として構成するようになっていてよい。それにより、簡単に製造され低コストなブランケットが利点となる。
本発明に関して上記した少なくとも1つの装置を有することを特徴とする、被印刷体処理機械、例えば印刷機、特に平版オフセット印刷用の、枚葉紙を処理する輪転印刷機、または印刷後処理機械−あるいは、版を処理する機械、例えば印刷機、特に平版オフセット印刷用の、枚葉紙を処理する輪転印刷機、または版露光器−も、本発明の範囲内にあると見なされる。
好ましくは版の回転する印刷表面を処理液で処理するための方法であって、前記印刷表面の回転軸と実質的に平行な直線に沿って揺動可能に配置された複数のノズルから、前記処理液を放出し、前記回転軸と実質的に平行に配置されたブランケット装置のブランケットで、前記処理液を少なくとも部分的に吸収する本発明による方法は、揺動可能なジェットノズルを用い、前記ジェットノズルを、前記回転軸に対して実質的に垂直な揺動軸を中心としてそれぞれ揺動させることを特徴とする。
本発明による方法を実施するにあたっては、本発明による装置とその発展例に関して上述したのと同じ利点が得られる。特に、正確で的確な塗布と均一な分配とによる処理液消費量の削減や、処理時間の短縮といった他の利点と同様に、処理液を回転軸と平行な方向に均一に分配することを実現できることを、ここで再度言及しておく。
回転する印刷表面を処理液で処理するための方法であって、前記印刷表面の回転軸と実質的に平行な直線に沿って揺動可能に配置された複数のノズルから、前記処理液を放出し、前記回転軸と実質的に平行に配置されたブランケット装置の、給送方向へ移動可能なブランケットで、前記処理液を少なくとも部分的に吸収する本発明による他の方法は、前記回転軸と実質的に平行に設けられたセグメント分割部を備えたブランケットが用いられ、前記ブランケットの給送と前記セグメント分割部とを調整することで、前記ブランケットにおける前記処理液の拡散が、前記給送方向と平行な方向に実質的に制限されることを特徴とする。
このとき、ブランケットの給送とセグメント分割部との調整は、例えば、送り幅とセグメント幅(2つのセグメント分割部間のブランケット幅とセグメント分割部の幅との合計)とが互いに同期するように行うことができる。送り幅は、特に、セグメント幅あるいはその整数倍n(好ましくはn<10あるいはn<5)に、実質的に一致していてよい。
本発明によるこの方法の実施もまた、すでに上記した利点(均一な分配、処理液消費量の削減)につながり、特に、処理液を回転軸と平行な方向に均一に分配することを実現できることにつながる。しかしながら、本発明による方法の実施は、ブランケットの給送とセグメント分割部との調整によって、ブランケット消費量とそれに応じた処理コスト(消費コスト)とをさらに削減でき、処理時間を短縮できるというさらに別の利点にもつながる。
本発明による方法の特別な利点として、セグメントに分割されたブランケットを使用することで、(水性、界面活性、油性といった異なる粘度や表面張力を有する)多種多様な処理液をブランケットの浸潤範囲にわたってそのつど供給することが可能で、それにより印刷表面上にそれぞれの均質な液膜が形成可能であるという点が挙げられる。すなわち、ブランケットにセグメント分割部を設置することで、給送方向またはこれと逆方向への1つ/複数の処理液の所望しない拡散を甘受する必要なく、1つ以上の処理液に対して高吸収力のブランケットを使用することが可能となる。したがって、さまざまな液体を処理するためにそれぞれ別のブランケットを使用するのを回避できることは有利である。
本発明による方法の有利な発展例によれば、処理液が、ブランケットと印刷表面との間の楔状部に供給されるようになっていてよい。これにより、例えば、選択された処理液の処理時に、ブランケットと印刷表面との間の楔状部で処理液によるメニスカスの形成が実現可能となり、このメニスカスによって、処理液の、回転軸と平行な方向での均一な分配、およびそれに連続した印刷表面の円周方向での均一な分配を実現することがさらにサポートされることは有利である。
上記の本発明による装置および方法、また上述した本発明の有利な発展例は、互いに組み合わせても、本発明それ自体の有利な発展例となる。例えば、ノズルがノズル群として1つにまとめられ、さらにノズル群が相互に揺動可能であるように構成され、それぞれのノズル群のノズルが実質的に同じ箇所に向けられていると有利である。同様に、揺動可能なジェットノズルと、回転軸と実質的に平行に設けられたセグメント分割部を備えたブランケットとを用い、ジェットノズルを、回転軸に対して実質的に垂直な揺動軸を中心としてそれぞれ揺動させ、ブランケットの給送とセグメント分割部とを調整することで、ブランケットにおける処理液の拡散が、給送方向と平行な方向に実質的に制限されると有利である。この場合、揺動はブランケットの停止時に行われるのが好ましい。
次に、本発明それ自体と、構成的および/または機能的に有利な本発明の発展例とを、少なくとも1つの好適な実施形態に基づき、付属の図面を参照して詳細に説明する。図面中で、互いに対応する部材にはそれぞれ同じ符号が付されている。
図1は、印刷表面3、特に再画像形成可能な版(以下、一般性を損なうことなく「版」という)がその外套面上に装着された回転可能な胴2(好ましくは版胴)を備えた被印刷体処理機械1、特に平版オフセット印刷用の、枚葉紙またはウエブを処理する輪転印刷機を示している。さらに図1は、給送可能で、巻き戻しかつ巻き取り可能なブランケット5を備え、ブランケットが圧接リップによって版3の表面に対して押し当て可能(anstellbar)である、特に圧接可能であるブランケット装置4を示している。さらに、一例として5つのノズルあるいは供給部材6a−6eを備えた、ノズル群あるいはノズルパッケージ6が示されており、これらのノズルは、それぞれの供給管7を通じて、制御ユニット8およびそれぞれの貯蔵容器9に接続されている。
このとき、回転可能な版3を少なくとも1つの処理液11で処理するための本発明による装置10は、ノズル6a−6eおよびブランケット装置4を含んでいる。このときノズル6a−6eは、版3の回転軸12と実質的に平行な直線に沿って(それぞれ)揺動可能に配置され(図2参照)、ブランケット装置4もまた回転軸12と実質的に平行に配置されている。さらに本発明によれば、ノズル6a−6eはそれぞれ、ジェットノズルとして構成されており、回転軸12に対して実質的に垂直な(それぞれの)揺動軸13を中心として揺動可能に配置されるようになっている。装置10は、胴2に対して相対的に押し当てと押し離しを行うために、全体として移動することができ、特に揺動することができる。本発明による装置10は、いわゆる両親媒性分子のレーザ画像形成可能なナノ被覆あるいは分子被覆を備えた再画像形成可能な版3を処理する場合に、特に適用可能である(このような版は、例えば特許文献8に記載されている)。
図1からわかるように、ノズル群6のノズルは実質的に同じ箇所14に向けられており、この箇所14は、ブランケット5と版3の表面との間の楔状部15に位置している。したがって、1つ/複数の処理液の供給は楔状部15に行われることになる。このときノズル群6の調節を行うことで、箇所14を、版3の表面やブランケット5の表面に配置したり、あるいはその間、つまり楔状部15に処理液のメニスカスが形成されるように配置したりすることが可能である。
装置10を、図1に示した配置に代えて、印刷機1にではなく、画像形成胴を備えた、印刷機とは別個の画像形成装置、例えば版露光器に設けるようになっていてもよい。
図2に示した平面図からわかるように、複数(一例として5つ)のノズル6a−6eをそれぞれ備えた複数のノズル群6が、直線17に沿って配置されており、ノズル群の該当するノズルも、(それぞれの)直線に沿って配置されている(すべてのノズル6a−6e等がそれぞれの直線上に配置されている)。このとき直線17は、版3あるいは胴12の回転軸12と実質的に平行に配置されている。ノズル群6が、あるいは1つのノズル群の各ノズルが揺動可能に配置されていることで、1つ/複数の処理液が衝突する箇所14を、領域18内で変化させることができる。このとき、各ノズル群6のそれぞれの(揺動)領域18は、それぞれの処理液を版3の回転軸12方向全体わたって実質的に均一に塗布することが可能となるように、互いに隣接しているか、または互いに重なり合っている。このとき、各領域18における処理液11が(版3の表面上で、また表面上というよりはブランケット5かメニスカス16で)回転軸12と平行な方向に実質的に均一に分配されるように、ノズル群6の相互間隔、およびノズル群6の可能な揺動運動は選択される。
さらに図2からわかるように、ブランケット5は、回転軸12と実質的に平行に延びる、あるいは平行に形成されたセグメント分割部19を有している(図4および図5参照)。ブランケット5は、そのために設けられた、好ましくはモータ駆動のリール装置によって、正逆どちらの方向にも巻かれることが可能である。したがって「給送」という用語は、ブランケットの本来の給送にも、これと逆方向への動きにも使用されることになる。ブランケットの逆行運動は、例えば、ブランケットのセグメントがわずかな処理液しか吸収せず、そのため(少なくとも大まかな洗浄ステップのために)二度使用される可能性がある場合に行うようになっていてよく、それにより、ブランケット消費量をさらに減らすことができる。
図3には、本発明による装置の機能、あるいは本発明による方法の実施が明確に記載されている。図示した装置10は複数のノズル群6を有しており、これらがそれぞれさらに複数の、例えば6aから6eまでのノズルを有している。ノズル群6は、機械的連結部20および22を介して互いに連結されている。機械的連結部20および22を操作すると、ノズル群は、それぞれの処理液11の衝突箇所14が実質的に直線(あるいは若干湾曲した曲線)に沿って移動するように、それぞれの揺動点21を中心として揺動可能となる。このとき、ノズル/ノズル群の揺動運動の速度および角度範囲は共に可変であることが好ましい。
版3の表面とブランケット5との間の楔状部15にそれぞれの処理液のメニスカス16を形成するために、まず最初に、衝突箇所14が境界領域あるいは重複領域24へと移動するように(例えば+30°だけ)ノズル群6を揺動させることができる。次いで、ノズル群6のノズルの1つが作動し(例えば付属のバルブによっておよそ150ms間開放され)、処理液11が(所望の量あるいは供給量で)噴流状に放出される。このとき、ノズル群6は実質的に一定の速度で同時に揺動し、衝突箇所14は実質的に領域18に沿って他の境界領域あるいは重複領域24へと(例えば−30°だけ)移動するか、あるいは案内される。こうして形成された部分的な処理液のメニスカスは、版3の幅方向にわたって1つにまとまって、版とブランケットの間の楔状部に共通の連続したメニスカス16を形成することになる。このようにして、多数の異なる処理液を、所望の供給量かつ均一な分配で、版とブランケットの間の楔状部へ放出すること、あるいは供給することが可能となる。
処理液の供給中、およびその後の一定期間においても、胴2は回転していることが好ましい。あるいは、供給の後で初めて胴2の回転を開始させてもよく、それにより、メニスカス16の処理液11が版上に均一な膜として広げられる。その後、ノズル装置が作動停止した際に、ブランケットの給送と胴2の回転を開始することができ、それにより、余剰の処理液が版から再び取り除かれる。このとき、給送はセグメントごとに実施可能であるため、常に1つのセグメントまたは少数のセグメントだけが処理液の吸収に利用されることになる。
つまり要約すると、処理は、例えば以下のように進行してよい。すなわち、
−ブランケットが停止状態で、版が回転し;
−ノズル群の対応するノズルが同時に作動して、ノズル群が揺動し(楔状部にメニスカスが形成され);
−ノズルが同時に作動停止して、ノズル群が停止状態となり;
−回転可能な版の上で膜が形成され;
−ブランケットの給送が行われ;ブランケットが停止状態となり;
−回転可能な版から膜が除去され;
−ブランケットの給送が行われ;ブランケットが停止状態となる。
版上に均一な膜を形成するために、版が1回または複数回回転している間に、何度か供給を行うようになっていてもよい(例えば前供給、供給、後供給など)。
上記の実施形態に代えて、本発明による装置10を用いて、あるいは本発明による方法を実施する際に、例えばノズル弁の異なる制御によって、版に関して側方方向あるいは軸方向、および/または円周方向で膜厚を変化させることも可能である。
図3に示した対称的な揺動範囲に代えて、例えば、(印刷機の駆動部側ASにある)ノズル群6の半分を0°から最大約+30°の間でのみ揺動させ、一方で(印刷機の対向する操作部側BSにある)ノズル群6の残りの半分を0°から最大約−30°の間でのみ揺動させるようになっていてもよい。このとき揺動範囲は、処理液の噴流11が(位置0°の場合を除いて)常に印刷機中心に向くように選択されることになる。要するに、左側に配置されたノズルは右方向に噴射することが好ましく、右側に配置されたノズルは左方向に噴射することが好ましい。それにより、処理液11を所望の量だけ処理されるべき版3の端部に塗布でき、特に、好ましくない液滴を回避できるようになることが有利となる。メニスカス16における処理液11は部分的に噴流の前方へ押し出されるので、上述した非対称の揺動運動によって、装置10の側端部での処理液が所望しないずっと外側まで、場合によっては端部を越えたところまで届かなくすることも可能である。さらに−もちろん利点は同じだが−これに代えて、側端部に配置された(外側にある)2つのノズル群6だけを、0°から最大約+30°まで、あるいは0°から最大約−30°までの間で揺動させ、一方でこれらの間に配置された(内側にある)ノズル群6をすべて、最大約+30°から最大約−30°の間で対称的に揺動させるようになっていてよい。ここで、30°という角度の境界値の指定は好適な実施形態に対応するものであり、もちろん約45°やそれ以上のより大きな値も可能である。
図4(a)には、例えば不織布(特にマイクロファイバ不織布)であるブランケット5が示されている。ブランケットは、回転軸12と実質的に平行に設けられたセグメント分割部25を有し、例えばセグメント分割部の幅は約0.1mmから約5mm(好ましくは約1mm)、中間領域(セグメント)の幅は約0.5mmから約10mm(好ましくは約3mm)である。処理液11は、ブランケット5には直接達するか、あるいは版3の表面またはメニスカス16を介して間接的に達するが、ブランケットの給送方向26と平行にスムースにブランケットに拡散できるのではなく、その拡散は、設けられたセグメント分割部25によって実質的に制限されることになる。そのため、図4(a)では、セグメント分割部25の間のブランケット部分に、例えば洗浄液や、版の表面をコーティングしたり分子被覆したりするための液体、またはすすぎ液といった、印刷表面を処理する際に使用されるさまざまな処理液11が吸収されている様子を確認することができる。セグメント分割部25を設けることで、処理液あるいは処理ステップあたりのブランケット消費量を削減でき、それにより全ブランケット消費量も大幅に削減できることになる。しかしながら、こうしたブランケット消費量の削減は、処理液11が、所望の供給量で所望の箇所へ的確に放出され、かつできるだけ迅速にあるいは高動的特性で放出されることも前提条件となる。各セグメントにおけるブランケットから吸収された処理液が、−ブランケットの給送とセグメント分割部の遮断効果とによって−以後の処理に影響を残さないことが有利である。例えば−従来技術で提案されているような−スプレーノズルが使用されたとすると、隣接するセグメント分割部25間のブランケット部分にもスプレー噴霧が付着すること、またそれによりブランケットが汚れることを、場合によっては防止できない可能性がある。そのために、図4(a)の右側では、セグメントに分割されていないブランケットが、ブランケットをかなり大量に消費している様子、および処理された処理液がかなり大きな範囲で入り交じっている様子が示されている。
セグメント分割部25は、ブランケットにカレンダー加工部として設けられるのが好ましいが、これとは別の種類のセグメント分割部も可能である(図5参照)。各処理ステップごとに前もって、ブランケットの給送運動により清潔なブランケット部分が供給されるのが好ましい。ブランケットがセグメント分割部によってブランケット部分に非常に細かく細分されていれば、処理ステップあたり複数のブランケット部分を使用するようになっていてもよい(その場合は、あらかじめ複数のセグメント分だけ早送り(vorspulen)しておくか、処理作業中に繰り返しその消費に応じて1つのセグメントの早送りを行う)。
さらに、図4(b)に示したのは、回転軸12と実質的に平行に延びるセグメント分割部を切れ間なく設ける必要がないということではなく、むしろ、例えばカレンダー加工された、あるいはエンボス加工された、回転軸12と平行に延びる線のようなパターンが設けられていてもよいということである。
図5の図面から、ブランケット5にセグメント分割部25を設けるのにさまざまな方法があることが推測できる。例えば、図5(a)は、回転軸と実質的に平行に延びるカレンダー加工部25を備えたブランケット5が設けらている、好適な実施形態を示している。このカレンダー加工部によって、ブランケットの繊維がセグメント分割部25で圧縮されて、ブランケットにおいて処理液12が給送方向26と平行な方向に拡散するのを実質的に制限している。それに対して、図5(b)は、例えば、処理液11に対してブランケット5の給送方向26への障壁となる、周囲温度で硬化する液体プラスチックを設けることで、別の方法でもセグメント分割部25がブランケット5で実現できることを示している。さらに、図5(c)に示すように、塗布された処理液と結合してその拡散を防止する媒体を用いてブランケット5を処理するようになっていてもよく、その結果、媒体を設けることでセグメント分割部25が可能となっている。したがって、さまざまな処理液を処理する際には、さまざまな結合媒体がセグメントごとにブランケットに設けられることになる。
こうして、本発明による装置10によって、多数の、特に2つ以上の異なる処理液で印刷表面3を処理することが可能となり、処理液もブランケット5も、その消費量を少なく抑えることが可能となる。すなわち、本発明による利点は、特に、互いに同期し、かつ互いに同期して動作する構成部材である、ノズル装置およびブランケット装置によって得られることになる。それに対し、従来技術に応じて、スプレーノズルとセグメントに分割されていないブランケットとを使用すると、多数の、特に2つ以上の異なる処理液で印刷表面の所望した処理を行う場合、処理液とブランケットの消費量は増加することが予想される。
本発明による装置の好適な一実施形態を示す概略断面図である。 本発明による装置の好適な一実施形態を示す概略平面図である。 本発明による装置のノズルパッケージの好適な一実施形態における概略的な構成および作用形態を示す図である。 本発明による装置で使用するためにセグメントに分割されたブランケットを従来技術と対比して示す概略図である。 本発明による装置で使用するために種々のセグメントに分割されたブランケットを示す概略断面図である。
符号の説明
1 印刷機
3 版
4 ブランケット装置
5 ブランケット
6a−6e ノズル
10 装置
11 処理液
12 回転軸
13 揺動軸
14 箇所
15 楔状部
17 直線
19、25 セグメント分割部
26 給送方向

Claims (13)

  1. 回転する印刷表面を処理液で処理するための装置であって、
    前記印刷表面(3)の回転軸(12)と実質的に平行な直線(17)に沿って揺動可能に配置された複数のノズル(6a−6e)と、
    前記回転軸(12)と実質的に平行に配置されたブランケット装置(4)と、
    を備えた装置において、
    前記ノズルが、前記回転軸(12)に対して実質的に垂直な揺動軸(13)を中心としてそれぞれ揺動可能であるジェットノズル(6a−6e)として構成されていることを特徴とする装置。
  2. 前記ノズル(6a−6e)が、互いに同期し、特に相互に揺動可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ノズル(6a−6e)が、前記直線(17)に沿ってノズル群(6)となるように配置され、前記ノズル群(6)の各前記ノズル(6a−6e)が、一緒に揺動可能であって、異なる前記処理液(11)を放出する、請求項1または2に記載の装置。
  4. それぞれの前記ノズル群(6)の前記ノズル(6a−6e)が実質的に同じ箇所(14)に向けられている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記ブランケット装置(4)が、前記回転軸(12)と実質的に平行に延びるセグメント分割部(19、25)を備えたブランケット(5)を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記ブランケット(5)が、前記回転軸(12)と実質的に平行に延びるカレンダー加工部(19、25)を有する、請求項5に記載の装置。
  7. 被印刷体処理機械、例えば印刷機、特に平版オフセット印刷用の、枚葉紙を処理する輪転印刷機、または印刷後処理機械において、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の少なくとも1つの装置(11)を有することを特徴とする被印刷体処理機械。
  8. 版を処理する機械、例えば印刷機、特に平版オフセット印刷用の、枚葉紙を処理する輪転印刷機、または版露光器において、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の少なくとも1つの装置(11)を有することを特徴とする版を処理する機械。
  9. 回転する印刷表面を処理液で処理するための方法であって、
    前記印刷表面(3)の回転軸(12)と実質的に平行な直線(17)に沿って揺動可能に配置された複数のノズル(6a−6e)から、前記処理液(11)を放出し、
    前記回転軸(12)と実質的に平行に配置されたブランケット装置(4)のブランケット(5)で、前記処理液(11)を少なくとも部分的に吸収する
    方法において、
    揺動可能なジェットノズル(6a−6e)を用い、
    前記ジェットノズル(6a−6e)を、前記回転軸(12)に対して実質的に垂直な揺動軸(13)を中心としてそれぞれ揺動させることを特徴とする方法。
  10. 前記ジェットノズル(6a−6e)が揺動することで、前記処理液(11)を前記回転軸(12)と平行な方向に実質的に均一に分配することが実現される、請求項9に記載の方法。
  11. 回転する印刷表面を処理液で処理するための方法であって、
    前記印刷表面(3)の回転軸(12)と実質的に平行な直線(17)に沿って揺動可能に配置された複数のノズル(6a−6e)から、前記処理液(11)を放出し、
    前記回転軸(12)と実質的に平行に配置されたブランケット装置(4)の、給送方向(26)へ移動可能なブランケット(5)で、前記処理液(11)を少なくとも部分的に吸収する
    方法において、
    前記回転軸(12)と実質的に平行に設けられたセグメント分割部(19、25)を備えたブランケット(5)を用い、
    前記ブランケット(5)の給送と前記セグメント分割部(19、25)とを調整することで、前記ブランケット(5)における前記処理液(11)の拡散が、前記給送方向(19、25)と平行な方向に実質的に制限されることを特徴とする方法。
  12. 前記セグメント分割部(19、25)を設けることで、前記処理液(11)を前記回転軸(12)と平行な方向に実質的に均一に分配することが実現される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記処理液(11)が、前記ブランケット(5)と前記印刷表面(3)との間の楔状部(15)に供給される、請求項9から12のいずれか1項に記載の方法。
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