JP2009014870A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 残トナーを効率的に回収して、スループットの低下を抑制しつつプリントを継続させること。
【解決手段】 複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、前記複数の画像形成ユニットのそれぞれは、表面にトナー像が形成される像担持体と、前記像担持体の表面に残された残トナーを除去し、収容するクリーニング手段と、を有する。画像形成装置は、複数の画像形成ユニットの前記像担持体から一次転写されたトナー像を担持しつつ搬送し記録材に転写する中間転写体を有する。そして、トナー像を記録材へ転写した後に中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、像担持体に戻し、いずれかの画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法に関するものである。
従来、複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置として、中間転写体を使用する画像形成装置が知られている。この種の画像形成装置には、一次転写工程と二次転写工程とにより、転写材上にカラー画像(多色画像)を形成するものがある。
すなわち、まず、一次転写工程として、感光体ドラムの表面に形成された画像としてのトナー像を、中間転写体に転写する。その後、この一次転写工程を、繰り返し実行することにより、中間転写体の表面に複数色のトナー像を重ねて形成する。続けて、二次転写工程として、これらの中間転写体の表面に形成された複数色のトナー像を、紙などの転写材の表面に一括して転写する。
このような中間転写体を用いた画像形成では、中間転写体から転写材に二次転写を行った後、中間転写体の表面に、二次転写残トナーが残留してしまうという問題があった。二次転写残トナーとは転写材に転写されずに中間転写体上に僅かに残るトナーである。この二次転写残トナーを除去せずに二次転写工程を繰り返し実行すると、二次転写残トナーが中間転写体の表面に蓄積されてしまい形成される画像が劣化する可能性がでてくる。
そこで、中間転写体の表面に残留した二次転写残トナーの除去を図るための構成が、特許文献1、2に提案されている。
例えば、特許文献1には、中間転写体に残った二次転写残トナーを一次転写側に戻す構成が開示されている。
また、特許文献2における画像形成装置は、特許文献1の技術を前提として、複数のプロセスカートリッジごとに残トナー容器を備え、各残トナー容器の容量を調整する技術が開示されている。この技術により、画像の形成頻度が低いにもかかわらず残トナー容器が充満されてしまうことを低減し、これによって、カートリッジの色ごとの交換頻度の偏りを低減している。
特開平9−50167号公報 特開2004−21134号公報
しかしながら、上述した従来技術には、以下のような問題が生じていた。
すなわち、第1像担持体の表面電位と逆極性に帯電させた二次転写残トナーを、第1像担持体表面に戻す方法において、各残トナー容器の容量を使用頻度に応じて異なる設定としても、いずれは残トナーの量が残トナー容器の容量を越えてしまう。この場合、たとえ残りのカートリッジの残トナー容器に空きがあったとしても、残トナーが満杯となってしまったプロセスカートリッジを新しいプロセスカートリッジに交換するまでプリントを継続することができなくなる。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、残トナーを効率的に回収して、スループットの低下を抑制しつつプリントを継続させることにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、
前記複数の画像形成ユニットのそれぞれは、
表面にトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体の表面に残された残トナーを除去し、収容するクリーニング手段と、
を有し、
前記画像形成装置は、
前記複数の画像形成ユニットの前記像担持体から一次転写されたトナー像を担持しつつ搬送し記録材に二次転写する中間転写体と、
前記トナー像を記録材へ転写した後に前記中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、前記像担持体に戻し、いずれかの前記画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置の制御方法であって、
前記複数の画像形成ユニットのそれぞれは、
表面にトナー像が形成される像担持体と、
前記像担持体の表面に残された残トナーを除去し、収容するクリーニング手段と、
を有し、
前記画像形成装置は、前記複数の画像形成ユニットの前記像担持体から一次転写されたトナー像を担持しつつ搬送し記録材に転写する中間転写体を備え、
前記トナー像を記録材へ転写した後に前記中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、前記像担持体に戻し、いずれかの前記画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、残トナーを効率的に回収して、スループットの低下を抑制しつつプリントを継続させることができる。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
図1に本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略断面図を示す。本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成の順序が早い、中間転写体の搬送方向上流側のものから順番に第1〜第4ステーションまで、4つの画像形成ユニットを備えている。また、本実施形態では、第1ステーションをイエロー(Y)のステーション、第2ステーションをマゼンタ(M)のステーション、第3ステーションをシアン(C)のステーション、第4ステーションをブラック(K)のステーションとしている。ただし、この順番は、例に過ぎず、これらのステーションが如何様な順番で並んでいても、本発明の範疇に含まれる。つまり、以下の説明でイエローステーション、マゼンダステーションなる言葉を用いた場合、これらは、上流側、第1ステーション、下流側第2ステーションと言い換えることもできる。
第1ステーションにおいて、1aは第1像担持体としてのOPC感光ドラムである。感光ドラム1aは金属円筒上に感光して電荷を生成するキャリア生成層、発生した電荷を輸送する電荷輸送層などからなる機能性有機材料が複数層積層されたものであり、最外層は電気的導電性が低くほぼ絶縁である。感光ドラム1aには帯電手段としての帯電ローラ2aが当接している。感光ドラム1aの回転にともない、帯電ローラ2aが従動回転しなから感光ドラム1aの表面を均一に帯電する。帯電ローラ2aには直流電圧若しくは交流電圧を重畳した電圧が印加され、帯電ローラ2aと感光ドラム1aの当接ニップ部から上下流側の微小な空気ギャップで放電を発生させて、感光ドラム1aを帯電する。また第1ステーションには、感光ドラム1a上の一次転写残トナーを除去し、回収するクリーニング手段としてのクリーニングユニット3a、現像手段としての現像ユニット8aを備えている。現像ユニット8aは、現像ローラ4a、非磁性一成分現像剤5a、現像剤塗布ブレード7aを備える。画像形成装置から着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9aは、上記構成1a〜8aを含む。
11aは露光手段であり、レーザ光を多面鏡によって走査させるスキャナユニット又はLEDアレイから構成され、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12aを感光ドラム1a上に照射する。
また、帯電ローラ2a、現像ローラ4a、1次転写ローラ81aのそれぞれは、それぞれのローラへ電圧供給する帯電バイアス電源20a、現像バイアス電源21a、一次転写バイアス電源84aに接続されている。
以上が第1ステーションの構成であり、第2、第3、第4ステーションも同様の構成をしている。同一の構成については、同一の数字を用いており、数字の後ろにb、c、dを付けることで区別している。
中間転写体としての中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、駆動ローラ14、テンションローラ15の3本のローラにより支持されており、適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラ14を駆動させることにより中間転写ベルト80は感光ドラム1a〜dに対して順方向に略同速度で移動する。中間転写ベルト80の構成としては、厚さ100μm、体積抵抗率1011ΩcmのPVDFを用いている。張架部材としての駆動ローラ14は、Al芯金にカーボンを導電剤として分散した抵抗104Ω、肉厚1.0mmのEPDMゴムを被覆したΦ30のものを用いている。張架部材としてのテンションローラ15は、Φ30のAlの金属棒を用いており、テンションは片側19.6N、総圧39.2Nとしている。
また、中間転写ベルト80は矢印方向に回転し、一次転写ローラ81aは中間転写ベルト80をはさんで感光ドラム1aと反対側に配置されている。
また、一次転写ローラ81a〜dからみて、中間転写ベルト80の下流側には除電部材23a〜dが配置されている。駆動ローラ14、テンションローラ15、除電部材23a〜d、及び二次転写対向ローラ86は電気的に接地されている。
第1〜4ステーションの一次転写ローラ81a〜dとしては、Φ6のニッケルメッキ鋼棒に、NBRの発泡スポンジ状の弾性体を肉厚4mmで被覆したものを用いている。抵抗値は、絶対水分量1g/m3においては、500V印加時に4×108Ω、絶対水分量25g/m3においては、500V印加時に2.5×107Ωである。
図2は画像形成装置の動作を説明するブロック図を示す。ホストコンピュータ40は印刷指令を出し、印刷画像の画像データを画像形成装置47内に設置されるインターフェースボード41に転送する役割を担う。インターフェースボード41はホストコンピュータ40からの画像データを露光データに変換し、DCコントローラ42に印刷指令を出す。DCコントローラ42は低圧電源43から電力供給されて動作し、印刷指令を受け取ると各種センサ54の状態を監視しながら画像形成シーケンスをスタートさせる。DCコントローラ42には不図示のCPU、メモリ等が搭載されており、予めプログラムされた動作を行う。具体的にはメインモータ、現像装置、感光ドラムの駆動装置等の各種駆動装置56の動作を制御する。同時に露光光量が安定するよう露光装置59の制御を行う。また定着装置58に接続された電力制御装置57を制御して定着装置58の温度が所定の温度を維持するよう電力制御を行う。さらにカラーモード、モノモードを識別して黒現像装置の現像離間装置61、色現像離間装置60の動作を制御する。またDCコントローラ42は高圧電源44に設けられた複数の高圧電源の印加電圧、電流をモニタしながら予めプログラムされた制御電圧、制御電流、タイミングで高圧電源の制御を行う。
高圧電源には画像形成を司る各種の機能部品が接続される。各ステーションに設けられた感光体帯電部材45は高圧電源44から高圧電圧の給電を受けて各ステーションの感光ドラムと当接又は近接して感光ドラム表面を均一な電位に帯電する役割を担う。この帯電電位の制御は高圧電源44内が生成する高圧電圧をDCコントローラが制御することにより行われる。同様に各ステーションに設けられた現像ローラ4、1次転写部材48〜51、2次転写部材52、二次転写残トナー帯電部材53にも高圧電圧が高圧電源44から給電され、その印加電圧、印加電流はDCコントローラ42で制御される。
次に画像形成装置の画像形成動作を図1を参照して説明する。画像形成装置は待機状態から印刷指令を受けると画像形成動作がスタートする。感光ドラム1a〜1dや中間転写ベルト80等は所定のプロセススピードで矢印方向に回転を始める。感光ドラム1aは帯電ローラ2aに電源20aよって一様に負極性(本例では感光ドラム表面電位を−500Vとした)に帯電され、続いて露光手段11aからの走査ビーム12aによって画像情報に従った静電潜像が形成される。
現像ユニット8a内のトナー5aは、現像剤塗布ブレード7aによって負極性に帯電されて現像ローラ4aに塗布される。そして、現像ローラ4aには、現像バイアス電源21aより、−300Vのバイアスが供給され、感光ドラム1aが回転して感光ドラム1a上に形成された静電潜像が現像ローラ4aに到達する。すると、静電潜像は負極性のトナーによって可視化され、感光ドラム1a上には第1色目(本実施の形態では、Y)のトナー像が形成される。他のM,C,Kステーションも同様に動作し、各色の一次転写位置間の距離に応じて、各色毎、一定のタイミングでコントローラからの書き出し信号を遅らせながら、露光による静電潜像を各感光ドラム1a〜1d上に形成する。そして、それぞれの一次転写ローラ81a〜81dに適当なトナーと逆極性(すなわち正極性)のDCバイアスを印加する。以上の工程により、順に中間転写ベルト80にトナー像を転写していき、中間転写ベルト80上に多重画像が形成される。
その後、露光による静電潜像の作像に合わせて、転写材カセット16に積載されている転写材Pは、給紙ローラ17によりピックアップされ、不図示の搬送ローラによりレジストローラ18にまで搬送される。転写材Pは中間転写ベルト80上のトナー像に同期してレジストローラ18によって、中間転写ベルト80と二次転写ローラ82とで形成される当接部へ搬送される。その後、二次転写ローラ82には二次転写バイアス電源85により、トナーと逆極性(すなわち正極性)のバイアスの印加を行い、転写材P上に転写ベルト80上に担持された4色の多重トナー像は一括して二次転写される。
なお、二次転写ローラ82は、Φ6のニッケルメッキ鋼棒に、NBRの発泡スポンジ状の弾性体を肉厚5mmで被覆したものを用いている。抵抗値は、絶対水分量1g/m3においては、500V印加時に4×107Ω、絶対水分量25g/m3においては、500V印加時に2.5×106Ωである。二次転写ローラ82は、中間転写ベルト80に対して、5〜15g/cm程度の線圧で当接させ、かつ中間転写ベルト80の移動方向に対して順方向に略等速度で回転する様に配置した。
一方、二次転写を終えた後、中間転写ベルト80上に残留した二次転写残トナーは、中間転写ベルト80に当接配置された残トナー帯電ローラ88により帯電される。残トナー帯電ローラ88はΦ6のニッケルメッキ鋼棒にEPDMゴムにカーボンが分散されたソリッド弾性体を肉厚5mmで被覆したものを用いている。抵抗値は、絶対水分量1g/m3においては、100V印加時に4×106Ω、絶対水分量25g/m3においては、100V印加時に2.5×106Ωである。残トナー帯電ローラ88は高圧電源89が接続され周波数1kHzでピーク間電圧が1800VのAC電圧に+500VのDC電圧が重畳された電圧が印加されている。
2次転写前に正規の帯電極性(負極性)を持つトナーは2次転写工程で記録紙上に転移するため、二次転写残トナーは、正規の帯電極性(負極性)とは逆極性(正極性)に帯電されているものが多い。しかし、全ての二次転写残トナーが正極性に反転しているわけではなく、中和され電荷をもたないトナーや、負極性を維持しているトナーも一部存在する。残トナー帯電ローラ88と中間転写ベルト80間には当接ニップ部の上流側及び下流側の微小ギャップ部で放電が起きており、中間転写ベルト80上の残余トナーを正規の帯電極性とは逆極性(すなわち正極性)側により帯電する作用がある。帯電を受けた二次転写残トナーは中間転写ベルト80上に乗ったまま画像形成ステーションへと移動し、感光ドラムに逆転写され、そのステーションの残トナー容器3a〜dに回収される。
二次転写終了後の転写材は定着部19へと搬送され、トナー像の定着を受けて画像形成物(プリント、コピー)として画像形成装置外へと排出される。画像形成物が画像形成装置外に正常に排出されたことを不図示の各種センサで検知すると画像形成装置は各駆動装置の動作を停止して待機状態に戻る。
図3は画像形成装置47での画像形成動作のフローチャートである。画像形成装置47はホストコンピュータ40からの画像形成予約コマンドの順に画像形成の実行準備を行い、ホストコンピュータ40からの画像形成開始コマンドを待つ。画像形成装置47では、画像形成予約コマンドを受信すると、画像形成開始コマンドの受信を待って(S501)、画像形成動作を行うための前処理(以後、「前回転シーケンス」という)を実行する(S502)。画像形成装置47は前回転シーケンス終了後、ホストコンピュータ40に、ビデオ信号の出力の基準タイミングを出力し(以後、/TOP信号)、1枚目の画像形成予約コマンドにしたがって画像形成動作を開始する(S503)。画像形成装置47は、次の画像形成動作開始タイミング(以後、「通常画像形成開始タイミング」という)を待ち(S504)、そのタイミングになったら、次の画像形成予約コマンドを受信したか否か判定する(S505)。受信していない場合は、後処理(以下、「後回転シーケンス」という)を実行し、画像形成動作を終了する(S509)。次の通常画像形成開始タイミングまでに、画像形成予約コマンドを受信している場合で、かつ、その画像形成予約コマンドに対する画像形成開始コマンドを受信している場合には、1枚目に引き続き、2枚目の画像形成動作を開始する(S506、S503)。次の通常画像形成開始タイミングまでに、画像形成予約コマンドを受信している場合で、かつ、画像形成開始コマンドを受信していない場合は、後回転シーケンスを実行して画像形成開始コマンド待ちの状態となる(S508)。そして、画像形成開始コマンドを受信するのを待って、前回転シーケンスを開始する(S502)。
次に具体的にカラーモード時の動作について図4のタイミングチャートを用いて説明する。図4において、横軸は時間であり、縦軸は出力タイミングである/TOP(第1ステーションの露光位置)を基準にした距離である。第1ステーション(イエローステーション)の1次転写部の動作タイミングをYst.で示している。第2ステーション(マゼンタステーション)の1次転写部の動作タイミングをMst.で示している。また、第3ステーション(シアンステーション)の1次転写部の動作タイミングをCst.で示している。更に、第4ステーション(ブラックステーション)の1次転写部の動作タイミングをKst.で示している。
2ndXferのラインは2次転写部の動作タイミングを説明するラインである。図4は1回の印刷指令で4枚の画像の連続プリントを行った場合について例示している。第1ステーションの一次転写バイアスはトナー像が1次転写部に到達するタイミングよりも充分前(好ましくは感光ドラムが1周分より前)に画像形成中の電圧レベル、本例では500Vを出力する。同様に第2、3、4ステーションも順次1次転写バイアスを500Vにオンする。その後、第1ステーションの現像部で形成されたトナー像が中間転写ベルトに転写される。
時刻t0はイエローステーションの画像出力タイミングである。時刻t1はイエローステーションの1次転写部で中間転写体上に1枚目のトナー像が転写を開始する時刻である。t1からt2の間にトナー像の先端がベルト上でマゼンタステーションの1次転写部まで移動する。時刻t2でイエローのトナー像の上にマゼンタのトナー像が重ねて転写され始める。同様にt3は中間転写体上に形成された1枚目のトナー像先端がシアンステーションに到達する時刻、t4は同様にブラックステーションに到達する時刻である。t5は中間転写体上のトナー像が2次転写部まで到達し、記録材上にトナー像の2次転写を開始する時刻である。時刻t6は一枚目のトナー像の二次転写残トナーが残トナー帯電ローラで帯電を受けたのちに、イエローステーションの転写ニップ部に戻る時刻である。すなわちt1からt6までに中間転写ベルトが1周回転する。t7は、2枚目の画像出力タイミングである。
WY1は1枚目(WYに続く数字で枚数を示す)の二次転写残トナーが第1ステーションの1次転写部を通過する期間を示している。また、WY2、WY3、WY4はそれぞれ2枚目、3枚目、4枚目の二次転写残トナーがイエローステーションの1次転写部を通過する期間を示す。この間に1次転写部に正極性のバイアスが印加されていると、二次転写残トナーは感光ドラム1aに逆転写される。
ここで図4に表わされているように、帯電された二次転写残トナーが1次転写ニップに戻る期間WY1と、感光体ドラム1aに形成されたトナー像を中間転写体に1次転写する期間Y3とが重複している場合には、次のような現象が起こる。中間転写体の表面上に存在し逆帯電された2次転写後の残トナーと、感光ドラム上にあって1次転写される正規トナーとは、感光体ドラムと中間転写体とのニップ部で、電気的に殆ど中和しない。つまり、正規帯電しているトナー像Y3は中間転写体へ、逆帯電されたトナー像WY1は感光体ドラムへ、各々独立に移動する。すなわち、転写と同時に回収を行っている。
しかし図4では全て色の残トナーがイエローステーションに回収されることになる。そのため、イエローステーションのクリーニングユニット3aが残トナーで満杯になりやすい。満杯なった場合には、プロセスカートリッジを新しいものと交換する必要が生じる。従って、残りのステーションのクリーニングユニットに空きがあったとしても、残トナーが満杯となってしまったプロセスカートリッジを新しいプロセスカートリッジに交換するまでプリントを継続することができなくなる。
ここで残トナー量の検知方法について図10に基づき説明する。クリーニングユニット3aに残トナー量を検出するための光学式のセンサとして発光素子60と受光素子61とからなるセンサを設けて検知する。クリーニングユニット3aには光を透過させるための窓部62が設けられている。この窓部62は例えば透明なプラスチックを用いて形成すればよい。そして、予め定められた一定時間、発光手段60から光を照射して窓部62を光が通過し、受光手段61で光が一定時間受光されるか否かを判断する。一定時間光が受光されなければクリーニングユニット3a内に所定量以上のトナーが収容されたと判断することができる。図10においては、この所定量をトナー収容量が満杯の状態の略90%の量とし、その位置に窓部62を設ける構成としている。しかし本発明においては、これに限定されるものではなく、満杯の80%を所定量として検出しても良いし、それ以下の割合でも良い。
なお、略100%(満杯)を検知する場合には、上記の光学式のセンサをもう1つ設けて、クリーニングユニット3aにも窓部をもう一つ設ければよい。この場合、発光素子及び受光素子、窓部は略100%を検知できる位置に設けることになる。
以上、検知方法として、光学式のセンサを用いる方法を説明したが、このようなセンサを用いずに残トナー量を推測する方法を用いることもできる。例えば、プリント枚数を累積カウントして、カウントした累積値から残トナー量を推測する(累積値と残トナー量との関係を示すテーブルを用いる)方式を採用してもよい。
そこで、イエローステーションのクリーニングユニットが所定量以上の残トナーを収容した場合にもスループットの低下を最小限してプリントを継続させるため、図5に示す制御を行なう。
図5は、イエローステーションのクリーニングユニット3a収容の残トナー量が所定量以上になった場合の制御結果を示すタイミングチャートである。図4では残トナーをイエローステーションで回収していたが、イエローステーションのクリーニングユニット3aの残トナー量が所定量以上になると、図5に示すようにマゼンタステーションで残トナー回収を行う。
図4と図5の違いは2枚目以降の/TOP出力タイミングt7である。t0からt6に関しては先に説明した通りである。またWM1は1枚目の二次転写残トナーが第2ステーションの1次転写部を通過する期間を示している。
二次転写残トナーが第1ステーションを通過している間t6〜t9は、二次転写残トナーを回収させずに安定して通過させる制御を行なう。すなわち、まず、1次転写バイアスを−500Vとする。感光ドラム表面は絶縁性があるため、当接する部材若しくはトナーの電荷を受けて電位が不安定に変動しやすく、画像形成を行わないステーションにおいて帯電バイアス、露光装置をオフした状態で中間転写ベルトと接していると逆転写が不安定に発生してしまう。そこで、感光ドラムと転写ベルトが当接した状態で二次転写残トナーを回収させずに通過させるために、感光ドラム表面から転写ベルトに向けてトナーの正規の帯電特性とは逆極性の電界を積極的に設ける必要がある。この電界を安定的に維持するために感光ドラム電位を安定して制御しておく必要があり、具体的には感光ドラムに当接する帯電ローラに帯電電圧を印加する、若しくは感光ドラムを露光することが好ましい。このように画像形成ステーションの感光ドラムに帯電電圧を印加する、若しくは感光ドラムを露光することで二次転写残トナーを回収させずに安定して通過させることができる。したがって、上述した手段を用いることで二次転写残トナーはイエローステーションで回収されずにほぼ全量通過し、マゼンタステーションでの回収が可能となる。
ただし、このように第1ステーションを制御して、その転写位置を通過させるためには、第1ステーションで画像形成を行なっていない期間に、転写ベルト上の残トナーを通過させる必要がある。なぜなら、上記のような通過用の電圧制御は、画像形成時の制御と相容れないからである。逆に言うと、転写ベルト上の残トナーが通過するタイミングでは、第1ステーションの画像形成を行なうことができない。このため、図4に対し、画像形成タイミングを遅延制御する。この場合、スループットは落ちるが、第1ステーションの残トナー容器が満杯になることによる画像形成の中断を避けるため、図5のタイミングチャートに従った画像形成制御を行う。
2枚目の/TOP出力タイミングであるt7の算出方法について説明する。イエローステーションのクリーニングユニットは残トナーを所定量以上収容しているため、イエローステーションでの残トナー回収はできない。そのため、2枚目の1次転写部の動作Yst.は、1枚目の残トナー先端がイエローステーションに戻るタイミングt6までに完了しておかなければならない。よって、t6までに2枚目のYst.が完了するタイミングt7で/TOP出力する。
3枚目の/TOP出力タイミングであるt8の算出方法について説明する。イエローステーションのクリーニングユニットは残トナーを所定量以上収容しているため、イエローステーションでの残トナー回収はできない。しかし、通常のスループットを維持した状態では先の図4で説明した通り、イエローステーションでの正規帯電しているトナー像Y3と残トナー回収であるWY1が重なってしまう。したがって、1枚目の残トナー後端がイエローステーションを通過するまでは、1枚目の残トナーを通過させてマゼンタステーションでの残トナー回収が可能なようにY3の画像形成を実施すれば問題が解決できる。つまり、1枚目の残トナー後端がイエローステーションを通過するタイミング(t9)で3枚目のYst.を実行できるタイミングt8で/TOPを出力すればよい。
なお、4枚目以降は3枚目と同様に/TOP出力タイミングを決定すればよい。
以上、二次転写ベルト上の残トナーを逆転写させてプロセスカートリッジ内の残トナー容器に回収させる場合に、上流側の残トナー容器が残トナーを所定量収容すれば、上流側を通過させて下流側の残トナー容器に、二次転写ベルト上の残トナーを回収させる。この時、二次転写ベルト上の残トナーが、上流側の逆転写位置を通過するタイミングと、上流側のプロセスカートリッジでの画像転写タイミングとが重ならないようにタイミング制御を行なう。
つまり、本画像形成装置は、トナー像を記録材へ転写した後に中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、像担持体に戻し、いずれかの前記画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御する。この制御は、DCコントローラ42が行なう。また制御手段としてのDCコントローラ42は、二次転写残トナーを回収する画像形成ユニットのクリーニング手段において、残トナー収容量が所定量以上になった場合に、他の画像形成ユニットに、二次転写残トナーを収容させるよう制御する。
次に本実施形態における典型的な処理の流れについて、図6のフローチャートを用いて説明する。S200では第1ステーションが備える残トナー容器に収容された残トナー量を確認し、所定量未満なら、ステップS201に移行して通常のスループットでプリントを継続し、イエローステーションで残トナーを回収する(S202)。一方、イエローステーションが収容した残トナーが所定量以上なら、スループットダウンして、図5に示すタイミングで画像データを出力し(S203)、残トナーを第2ステーションとしてのマゼンタステーションで回収する(S204)。
以上の制御によれば、上流側カートリッジの残トナー容器が所定量以上になった場合にも、スループットの低下を最小限に抑えつつプリントを継続することが可能となる。
次に、第1ステーションの下流側の第2ステーションにおいても残トナーが所定量以上になった場合、図7に示すようにタイミング制御を行なう。図7は転写残トナーにより、イエローステーションのクリーニングユニット3aとマゼンタステーションのクリーニングユニット3bが収容するトナー量が所定量以上になった場合のタイミングチャートを示している。図7では、イエローステーションのクリーニングユニット3a、マゼンタステーションのクリーニングユニット3bで収容されている残トナー量が所定量以上であるため、シアンステーションでの残トナー回収を行う。
具体的に図7のタイミングチャートの説明を行う。なお、WC1は1枚目(3番目の数字)の二次転写残トナー(一文字目のW)が第3ステーション(2文字目のC:シアン)の1次転写部を通過する期間を示している。
2枚目の/TOP出力タイミングであるt7の算出方法について説明する。先に説明した通り、イエローステーションとマゼンタステーションのクリーニングユニットが収容する残トナー量が所定量以上のため、イエローステーション並びにマゼンタステーションでの残トナー回収はできない。そのため、2枚目の1次転写部の動作Mst.は少なくとも1枚目の残トナー先端がマゼンタステーションに到達する(t6')までに完了しておかなければならない。よって、t7はt6'までに2枚目のYst.が完了するタイミングで/TOP出力すればよい。
3枚目の/TOP出力タイミングであるt8の算出方法について説明する。イエローステーションとマゼンタステーションのクリーニングユニットは残トナー量が所定量以上のため、イエローステーション並びにマゼンタステーションでの残トナー回収はできない。しかし、通常のスループットを維持した状態では先の図4で説明した通り、イエローステーションでの正規帯電しているトナー像Y3と残トナー回収であるWY1が重なってしまう。したがって、1枚目の残トナー後端がマゼンタテーションを通過するまでは、1枚目の残トナーを通過させてシアンステーションでの残トナー回収が可能なようにY3を実施する。つまり、t8は1枚目の残トナー後端がマゼンタステーションを通過するタイミング(t10)で3枚目のMst.を実行できるように/TOPを出力する。なお、4枚目以降は3枚目と同様に/TOP出力タイミングを決定すればよい。
簡単にまとめると、転写ベルト上に残存したトナーが、上流側のステーションの転写位置を通るタイミングでは画像形成を行なわないように、上流側ステーションでの画像形成開始タイミングを制御する。そして、上流側の通過ステーションでは、残トナーが通過する間、1次転写バイアスを−500Vとし、感光ドラム表面から転写ベルトに向けて逆極性の電界を印加するため、帯電ローラに帯電電圧を印加するか、若しくは感光ドラムを露光する。
次に図8のフローチャートを用いて処理の流れについて説明する。まず、S300では第1ステーション(ここではイエロー)の残トナーの収容量を確認し、所定量未満であれば通常のスループット(S301)でプリントを継続し、第1ステーションで残トナーを回収する(S302)。しかし、S300にて第1ステーションの残トナー量が所定量以上と判定された場合には、S303にて第2ステーションでの残トナー量を確認する。そして、S103にて第2ステーションの残トナーが所定量未満であれば、図6で説明した通りにスループットダウンを行い(S304)、残トナーを第2ステーションで回収する(S305)。次にS303にて第2ステーションの残トナー収容量が所定量以上と判断された場合には、S109にて第3ステーションでの残トナー収容量を確認する。そして、S109にて第3ステーションの残トナー収容量が所定量未満であれば、スループットダウンを行い(S307)、残トナーを第3ステーションで回収する(S308)。次に、S109にて第3ステーションの残トナー量が所定量以上と判断された場合には、上述と同様にスループットダウンを行って第4ステーションでの残トナー回収を行う。
図5と図7の2枚目以降の/TOP出力タイミングは同じであり、違いは残トナーを回収するステーションがマゼンタステーションになったことのみである。したがって、仮に第1乃至第3ステーションの残トナー容器で所定量以上であった場合も、図5、図7と同じタイミングで/TOP信号を出力しつつ、回収ステーションを第4ステーションとすることで、プリント継続が可能となる。
なお、本実施形態は、中間転写体の搬送方向上流側から順番に、二次転写残トナーを回収する回収ステーションを選択しているが、本発明はこれに限定されるものではない。ただし、高スループットを実現する観点から言えば、上流側から順番に回収ステーションを選択した方が望ましい。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2実施形態では、第1実施形態に対して、さらにピクセルカウント情報を採用する。第2実施形態では第1実施形態で説明した内容と同じ部分については詳細な説明を省略し、図表も同一の番号を付すものとする。
図9は第2実施形態を説明するフローチャートであり、所定のステーションのクリーニングユニットが収容する残トナー量が所定量以上になった場合に、ピクセルカウントを併用したスループットと残トナー回収ステーションの決定方法を示している。
S100では第1ステーション収容の残トナー量を確認し、所定量未満なら通常のスループットでプリントを継続し(S101)、残トナーは第1ステーションで行う(S102)。しかし、S100において、第1ステーション収容の残トナー量を確認し、所定量以上なら、S103に進み、第2ステーションでの残トナーを確認する。そして、S103にて第2ステーション収容の残トナー量が所定量未満なら、S104に進みピクセルカウント情報からそのページに、第1ステーションを利用して形成すべき画像が含まれているか否かを判定する。つまり、例えば、イエローのピクセルが含まれているか否かを判定する。もし、S104にて第1ステーションを利用して形成すべき画像が含まれていないと判断した場合には、ステップS105に進む。この場合、第1ステーションについては、画像形成タイミングであっても、残トナーを第1ステーションで回収させないための設定(1次転写バイアスと感光ドラムに対する露光と帯電電圧の設定)を行なうことができる。従って、図4に示したように、通常スループットで、残トナーを第1ステーションで回収させないための設定(1次転写バイアスと感光ドラムに対する露光と帯電電圧の設定)を行う。したがって、第2ステーションでの残トナー回収が可能となる(S106)。一方、S104にて第1ステーションを利用して形成すべき画像が含まれている場合は、トナー像Y1を形成する必要があるため、図5に示すようにスループットダウンを行い(S107)、S108において、残トナーを第2ステーションで回収する。
次にS103にて第2ステーションの残トナー量が所定量以上と判断された場合には、S109にて第3ステーションでの残トナーを確認する。そして、S109にて第3ステーションの残トナー量が所定量未満であれば、S110にてピクセルカウント情報からそのページに含まれる第1又は第2ステーションを利用する画像の出力状況を確認する。もし、S110にて第1又は第2ステーションを利用する画像が含まれていないと判断した場合には、第1ステーション、及び第2ステーションでトナー像Y1、Y2を形成する必要がない。そのため、それらのステーションの画像形成タイミングであっても、残トナーを第1ステーション、及び第2ステーションで回収させないための制御を行うことができる。したがって、通常スループットでプリントを行いながら(S111)、第3ステーションでの残トナー回収を行なう(S112)。第1又は第2ステーションを利用する画像が含まれる場合は、第1及び第2ステーションでトナー像Y1、Y2を形成する必要があるため、図7のようにスループットダウンを行い(S113)、残トナーを第3ステーションで回収する(S114)。
次に、S109にて第3ステーションの残トナー量が所定量以上と判断された場合には、S115に進む。そしてS115からS119にて、ピクセルカウント情報から通常のスループットを維持して第4ステーションでの残トナー回収を行うか、あるいはスループットダウンを行って第4ステーションでの残トナー回収を行うかを判断する。
以上で述べた通り、第2実施形態によれば、ピクセルカウントにより各ステーションでの画像形成有無を判断することで、スループットをできるだけダウンさせずに、生産性を確保することが可能である。たとえ残トナーが所定量以上のステーションがあっても、画像形成を停止させずに、他のステーションで残トナーを回収させ、かつ、スループットをダウンさせる機会を最低限にすることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態として画像形成装置について詳述したが、本発明は、複数の機器から構成される画像形成システムに適用しても良いし、また、複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリ等の一つの機器からなる装置に適用しても良い。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のシステム構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の印刷フローである。 本発明の第1実施形態に係る第1ステーションで残トナーを回収するタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る第2ステーションで残トナーを回収するタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係るスループットの変更処理及び二次転写残トナー回収ステーションの選択処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る第3ステーションで残トナーを回収するタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係るスループットの変更処理及び二次転写残トナー回収ステーションの選択処理を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るスループットの変更処理及び二次転写残トナー回収ステーションの選択処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る残トナー量の検知方法について説明するための図である。
符号の説明
1‥‥OPC感光ドラム
2‥‥帯電ローラ
3‥‥クリーニングユニット
4‥‥現像ローラ
5‥‥非磁性一成分現像剤
7‥‥現像剤塗布ブレード
8‥‥現像ユニット
9‥‥プロセスカートリッジ
11‥‥露光手段
16‥‥転写材カセット
17‥‥給紙ローラ
18‥‥レジストローラ
19‥‥定着手段
80‥‥中間転写ベルト
81‥‥一次転写ローラ
82‥‥二次転写ローラ
86‥‥二次転写対向ローラ

Claims (7)

  1. 複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、
    前記複数の画像形成ユニットのそれぞれは、
    表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面に残された残トナーを除去し、収容するクリーニング手段と、
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記複数の画像形成ユニットの前記像担持体から一次転写されたトナー像を担持しつつ搬送し記録材に二次転写する中間転写体と、
    前記トナー像を記録材へ転写した後に前記中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、前記像担持体に戻し、いずれかの前記画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記二次転写残トナーを回収する前記画像形成ユニットのクリーニング手段において、残トナー収容量が所定量以上になった場合に、他の画像形成ユニットに、前記二次転写残トナーを収容させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記中間転写体の搬送方向上流側に位置する画像形成ユニットから順番に、前記二次転写残トナーを回収させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記中間転写体上の残トナーを、前記像担持体の表面で画像を構成するトナーとは逆極性に帯電する帯電手段と、
    前記中間転写体上の残トナーを回収しないで通過させる前記画像形成ユニットの前記像担持体を、画像形成時とは逆の極性に帯電する手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    二次転写残トナーを回収しないで通過させる画像形成ユニットが存在する場合、中間転写体上の二次転写残トナーが該画像形成ユニットの転写位置を通過するタイミングでは、該画像形成ユニットによる画像形成を行なわないように、画像形成タイミングを遅延制御することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、
    二次転写残トナーを回収しないで通過させる画像形成ユニットが存在する場合であっても、該画像形成ユニットによる画像形成が行なわない場合には、前記画像形成タイミングを遅延制御しないことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 複数の画像形成ユニットを有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記複数の画像形成ユニットのそれぞれは、
    表面にトナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面に残された残トナーを除去し、収容するクリーニング手段と、
    を有し、
    前記画像形成装置は、前記複数の画像形成ユニットの前記像担持体から一次転写されたトナー像を担持しつつ搬送し記録材に転写する中間転写体を備え、
    前記トナー像を記録材へ転写した後に前記中間転写体の表面に残された二次転写残トナーを、前記像担持体に戻し、いずれかの前記画像形成ユニットに選択的に回収させるよう制御することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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