JP2007240900A - カラー画像形成装置及び画像形成制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、連続給紙中の用紙切れの発生に画像形成性能を維持しつつ適切に対応するカラー画像形成装置及び画像形成制御方法に関する。
【解決手段】カラー画像形成装置1は、給紙部10の所定の給紙カセット11、12から所定の転写紙間隔で連続して転写紙を送給して画像形成を行っている途中に、使用中の給紙カセット11、12の転写紙残量が所定量以下になると、当該画像形成モードが露光開始タイミングが送給開始タイミングよりも前であるカラーモードであり、給紙部10に現在使用中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12があるときには、使用する給紙カセット11、12を当該他の給紙カセット11、12に変更して、当該他の給紙カセット11、12から転写紙間隔を維持した状態で転写紙を搬送する給紙カセット切換処理を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラー画像形成装置及び画像形成制御方法に関し、詳細には、連続給紙中の用紙切れの発生に対して画像形成性能を維持しつつ適切に対応する複写装置、プリンタ等のカラー画像形成装置及び画像形成制御方法に関する。
近年、画像形成装置は、フルカラー化とともに、高速化が要望され、当該要望に応える画像形成装置として、電子写真方式の光書込部と画像形成部を複数並置して画像を重ね合わせてフルカラー画像を形成する、いわゆるタンデム型と称されるカラー画像形成装置が普及してきている。
このタンデム型のカラー画像形成装置は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色の画像を形成する画像形成部と光書込部を備え、各色の画像データにより変調されたレーザを光書込部から各色の画像形成部の感光体に照射して潜像を形成し、各色の画像形成部は、この潜像の形成された感光体に各色のトナーを供給して、各色のトナー画像を現像する。
そして、タンデム型のカラー画像形成装置には、画像形成部の各色の感光体に形成した各色のトナー画像を最終的に用紙に転写する方式として、直接転写方式と中間転写方式の2種類の方式がある。
直接転写方式のカラー画像形成装置は、給紙部の複数の給紙トレイのうちの1つの給紙トレイから送り出され、搬送ベルト上を搬送されてくる用紙に各色の画像形成部の感光体上の各色のトナー画像を順次重ね合わせて転写して、用紙上にカラー画像を形成する。
一方、中間転写方式のカラー画像形成装置は、各色の画像形成部に沿って回転可能に中間転写ベルトが配設され、この回転する中間転写ベルトに、各色の画像形成部の感光体上の各色のトナー画像を順次重ね合わせて転写して、中間転写ベルト上にフルカラー画像を形成し、当該中間転写ベルト上のフルカラー画像を、給紙部の複数の給紙トレイのうちの1つの給紙トレイから搬送されてきた用紙に転写して、用紙上にカラー画像を形成する。
そして、中間転写方式の画像形成装置においては、画像形成パス(第1色目の感光体上の露光位置から用紙への転写位置までの総像搬送距離)が長くなり、給紙トレイの位置によっては、給紙を開始する前に画像形成部での作像動作を開始することが必要となる。
このように給紙を開始する前に作像動作を開始する場合、複数の画像を連続して形成するために所定の給紙間隔で連続して給紙を行う連続給紙において、給紙トレイ内の用紙が無くなってペーパーエンドが検知された時点で、既に次の用紙の画像のための作像動作を開始してしまっており、当該作像したトナーが無駄になるだけでなく、クリーニングを必要とするという問題がある。
そこで、従来、用紙の給紙を行っている給紙トレイの用紙の残量が所定値以下になると、現在使用中の給紙トレイを含む複数の給紙トレイから給紙を可能として、現在の給紙間隔を維持して給紙する画像形成装置が提案されている(特許文献1参照)。
また、従来、用紙の給紙を行っている給紙トレイの用紙の残量が所定値以下になると、他の給紙トレイに同サイズの記録紙の収納されている給紙トレイがあると、当該他の給紙トレイから給紙を行う給紙装置が提案されている(特許文献2参照)。
さらに、従来、像担持体(感光体等)の露光位置から中間転写体上のトナー画像を給紙部から搬送されてくる記録紙に転写する2次転写位置までの画像形成距離が給紙トレイに収納されている記録紙の先端位置から2次転写位置までの給紙距離よりも長く、給紙トレイからの記録紙の紙間距離が通常設定である場合に、像担持体への露光開始タイミングが給紙トレイから記録紙をピークアップする前になる画像形成装置において、連続給紙中の給紙トレイ内の記録紙残量が所定量以下になったことが検出されると、連続給紙中の紙間距離を通常設定よりも長く制御したり、他の給紙トレイに同一サイズの記録紙が収納されている場合には、当該他の給紙トレイから記録紙を給紙する画像形成装置が提案されている(特許文献3参照)。
特開平11−188947号公報 特開2005−49516号公報 特開2002−323839号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の従来技術にあっては、複数の給紙トレイからの給紙を可能としているが、現在使用中の給紙トレイ以外の他の給紙トレイの用紙切れ時に、既に作像動作が開始されている場合、すなわち、ペーパーエンド検知時に、存在しない用紙に対する作像動作が始まっている場合があり、このような場合、感光体上または中間転写ベルト上に形成されたトナー像を、上述のように、全てクリーニング部でクリーニングする必要があり、当該作像したトナーが無駄になるだけでなく、クリーニングを必要とするという問題を適切に解決することができない場合がある。
また、特許文献2記載の従来技術にあっては、複数の給紙トレイからの給紙を可能としているが、連続給紙中の紙間距離については、考慮されておらず、画像形成の生産性を向上させる上で、改良の必要があった。
さらに、特許文献3記載の従来技術にあっては、連続給紙中の記録紙と同一サイズの記録紙が他の給紙トレイにあると、当該他の給紙トレイから給紙を行い、同一サイズの記録紙が他の給紙トレイにないときには、紙間距離を長くしているため、用紙切れを原因とする生産性の低下をある程度回避することはできるが、なお、生産性を向上させる上で、改良の必要があった。
そこで、本発明は、転写材がなくなったことで、像担持体に無駄な現像剤像が形成されることを防止して、クリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写材間隔を一定に保ちつつ連続作像を維持して、生産性を向上させることのできるカラー画像形成装置及び画像形成制御方法を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のカラー画像形成装置は、複数並んで配設され露光手段からそれぞれ各色用に露光されて各色用の静電潜像の形成される像担持体と、当該各色の像担持体の静電潜像に各色の現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、前記複数の像担持体に沿って回転可能に配設され当該各像担持体上の前記現像剤像が転写される中間転写体と、それぞれ複数枚の転写材を収納可能な複数の転写材トレイを有し選択された転写材トレイから転写材を1枚ずつ分離して送り出す転写材送給部と、当該転写材送給部から送り出された転写材に前記中間転写体上の前記現像剤像を転写位置で転写する転写手段と、を備え、全ての前記像担持体に各色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材にカラー画像を転写するカラーモードで、当該転写位置から最も遠い第1色の前記像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも前になり、前記複数の像担持体のうち所定の単色用の像担持体に当該色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材に当該色の画像を転写する単色モードで、当該単色用の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも後になるカラー画像形成装置において、前記転写材トレイ内の転写材残量を検出する残量検知手段を備え、前記転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、前記残量検知手段が当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になったことを検知すると、当該画像形成モードが前記露光開始タイミングが前記送給開始タイミングよりも前である前記カラーモードであり、前記転写材送給部に当該使用中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあるときには、使用する転写材トレイを当該他の転写材トレイに変更して、当該他の転写材トレイから前記転写材間隔を維持した状態で転写材を搬送する転写材トレイ切換処理を行うことにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記カラー画像形成装置は、所定の選択操作手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記転写材トレイの変更を、前記転写材残量が所定量以下になったことを前記残量検知手段が検知すると、速やかに行うのか、当該所定量以下になった転写材トレイの転写材が全て送給されるのを待って行うのかを、前記選択操作手段によって予め選択されている選択内容に応じて行う処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記転写材トレイの変更を行うと、前記報知手段から前記変更前の転写材トレイへの前記送給中の転写材と同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを報知出力する処理を実行するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記残量検知手段が前記転写材残量が所定量以下になったことを検知したときに、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがないときには、当該他の転写材トレイへの当該同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを報知出力する処理を実行するものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記転写材トレイ切換処理として、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがないときに、当該他の転写材トレイに当該同一サイズの転写材の補給が行われると、使用する転写材トレイを当該補給された転写材トレイに変更する処理を実行するものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段と、所定の処理選択操作手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記残量検知手段が前記転写材残量が所定量以下になったことを検知したときに、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがない場合に、当該他の転写材トレイへの当該同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを前記報知手段から報知出力する報知処理と作像間隔を長くする作像間隔調整処理のうち、前記処理選択操作手段によって予め選択されている処理を実行する処理を行うものであってもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記カラー画像形成装置は、前記転写材トレイ切換処理として、前記画像形成モードが前記露光開始タイミングが前記送給開始タイミングよりも後になる前記単色モードであると、前記転写材送給部に当該送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあっても、少なくとも当該使用中の転写材トレイの転写材を全て送給するまで、転写材トレイの切り換えを禁止する処理を実行するものであってもよい。
請求項8記載の発明の画像形成制御方法は、複数並んで配設され露光手段からそれぞれ各色用に露光されて各色用の静電潜像の形成される像担持体と、当該各色の像担持体の静電潜像に各色の現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、前記複数の像担持体に沿って回転可能に配設され当該各像担持体上の前記現像剤像が転写される中間転写体と、それぞれ複数枚の転写材を収納可能な複数の転写材トレイを有し選択された転写材トレイから転写材を1枚ずつ分離して送り出す転写材送給部と、当該転写材送給部から送り出された転写材に前記中間転写体上の前記現像剤像を転写位置で転写する転写手段と、を備え、全ての前記像担持体に各色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材にカラー画像を転写するカラーモードで、当該転写位置から最も遠い第1色の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも前になり、前記複数の像担持体のうち所定の単色用の像担持体に当該色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材に当該色の画像を転写する単色モードで、当該単色用の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも後になるカラー画像形成装置の画像形成制御方法であって、前記転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、転写材トレイ内の転写材残量を検出する残量検知手段が当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になったことを検知すると、請求項1から請求項7に記載の転写材トレイ切換処理を実行することにより、上記目的を達成している。
本発明のカラー画像形成装置によれば、転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になると、当該画像形成モードが露光開始タイミングが送給開始タイミングよりも前であるカラーモードであり、転写材送給部に当該使用中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあるときには、使用する転写材トレイを当該他の転写材トレイに変更して、当該他の転写材トレイから転写材間隔を維持した状態で転写材を搬送する転写材トレイ切換処理を行うので、転写材がなくなったことで、像担持体に無駄な現像剤像が形成されることを適切に防止して、無駄に形成された現像剤像をクリーニングするクリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写材間隔を一定に保ちつつ連続作像を維持することができ、生産性を向上させることができる。
本発明の画像形成制御方法によれば、転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になると、当該画像形成モードが露光開始タイミングが送給開始タイミングよりも前であるカラーモードであり、転写材送給部に当該使用中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあるときには、使用する転写材トレイを当該他の転写材トレイに変更して、当該他の転写材トレイから転写材間隔を維持した状態で転写材を搬送する転写材トレイ切換処理を行うので、転写材がなくなったことで、像担持体に無駄な現像剤像が形成されることを適切に防止して、無駄に形成された現像剤像をクリーニングするクリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写材間隔を一定に保ちつつ連続作像を維持することができ、生産性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図5は、本発明のカラー画像形成装置及び画像形成制御方法の一実施例を示す図であり、図1は、本発明のカラー画像形成装置及び画像形成制御方法の一実施例を適用したカラー画像形成装置1の要部概略構成図である。
図1において、カラー画像形成装置1は、本体筐体内に、給紙部10、中間転写ベルト20、中間転写ベルト20に沿って配設されているイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色の画像形成部30Y、30M、30C、30K、光書込部40及び転写ローラ50等を備えており、これらの他に、図示しないが、カラー画像形成装置1の各部を制御する制御部やモータ及びモータにより駆動される各部に駆動源を伝達する駆動機構部、定着部、操作表示部等を備えている。カラー画像形成装置1は、中間転写方式を用いたタンデム型のカラー画像形成装置であり、カラープリンタ装置、カラーファクシミリ装置、カラー複写装置、カラー複合装置等である。
給紙部(転写材送給部)10は、2つの給紙カセット(転写材トレイ)11、12、搬送ローラ対13、14及びレジストローラ対15等を備えており、給紙カセット11、12には、それぞれ同一サイズまたは異なるサイズの複数枚の転写紙(転写材)が収納される。給紙部10は、2つの給紙カセット11、12のうち選択された給紙カセット11、12内の転写紙を、図示しない送り出し機構(例えば、給紙コロと分離部材)で1枚ずつ分離して送り出し、給紙カセット11、12から送り出された転写紙を搬送ローラ対13、14でレジストローラ対15に搬送する。レジストローラ対15は、搬送ローラ対13、14により搬送されてきた転写紙をタイミング調整して、中間転写ベルト20と転写ローラ50との接触位置である転写位置に搬送する。
そして、図示しないが、給紙部10には、各給紙カセット11、12にそれぞれ転写紙残量検出センサ(残量検知手段)が設けられており、転写紙残量検出センサは、各給紙カセット11、12内の転写紙の残量を検出する。
また、カラー画像形成装置1は、画像形成動作中においても、給紙部10の各給紙カセット11、12をそれぞれ独立して本体筐体から引き出して、転写紙の補給が可能な構造となっている。
中間転写ベルト20は、無端ベルト状に形成され、図示しない搬送機構により回転可能に保持されて、図1の反時計方向に搬送される。
各色の画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、各色の感光体31Y、31M、31C、31Kが中間転写ベルト20の搬送方向に沿って所定間隔で配設されており、これらの感光体31Y、31M、31C、31Kの周囲に、それぞれ現像部32Y、32M、32C、32K及び図示しない帯電部、転写部、クリーニング部、除電部等が配設されている。
各画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、その感光体31Y、31M、31C、31Kが、図外の駆動機構により図1の時計方向に回転駆動され、カラーモードでは、この回転される各感光体31Y、31M、31C、31Kに、帯電部で一様に帯電された後、光書込部40から各色用の画像データに基づいて変調されたレーザ光が所定の露光位置に照射されて露光されることで、それぞれ静電潜像が形成され、また、単色モードでは、当該色用の感光体31Y、31M、31C、31Kに対して、光書込部40から当該色用の画像データに基づいて変調されたレーザ光が所定の露光位置に照射されて露光されることで、当該色用の静電潜像が形成される。例えば、画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、モノクロモードでは、ブラック用の感光体31Kに光書込部40からモノクロ用の画像データに基づいて変調されたレーザ光が所定の露光位置に照射されて露光されることで、モノクロ用の静電潜像が形成される。
画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、静電潜像が形成されると、当該静電潜像の形成された感光体31Y、31M、31C、31Kに、現像部32Y、32M、32C、32Kで、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー(現像剤)を付着させて、各色のトナー像(現像剤像)を形成する。そして、画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、感光体31Y、31M、31C、31K上のトナー像が中間転写ベルト20との接触位置にくると、中間転写ベルト20の背面に配設された転写部が、転写電位を付与して、カラーモードでは、感光体31Y、31M、31C、31K上のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色のトナー画像を順次中間転写ベルト20上に重ね合わせて転写させて、カラーのトナー画像を形成し、単色モードでは、当該色の感光体31Y、31M、31C、31Kのトナー画像を中間転写ベルト20に転写させて単色のトナー画像を形成する。
画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、トナー画像の転写の完了した感光体31Y、31M、31C、31K上の残留トナーをクリーニング部でクリーニングし、除電部で感光体31Y、31M、31C、31Kを除電した後、再度、帯電部で帯電させて、次の作像動作を行う。
中間転写ベルト20は、回転駆動されることで、転写されたトナー画像を転写ローラ50との転写位置に搬送し、転写ローラ50は、この転写位置に給紙部10から搬送されてきた転写紙に、圧力と転写電位を印加することで、転写する。
そして、画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、上記作像動作において、カラーモードでは、画像形成部30Y、30M、30C、30Kのうち、転写位置から最も遠いイエロー(Y)を第1作像色として、当該イエロー(Y)の画像形成部30Yの感光体31Yから露光を開始して静電潜像を形成して上記トナー画像を形成し、順次、マゼンタ(M)の画像形成部30M、シアン(C)の画像形成部30C及びブラックの画像形成部30Kの順にトナー画像を形成する作像動作を行って、各色の感光体31Y、31M、31C、31K上のトナー画像を上述のように中間転写ベルト20上に重ね合わせて転写する。
また、画像形成部30Y、30M、30C、30Kは、単色モード、例えば、モノクロモードでは、ブラック(K)の画像形成部30Kの感光体31Kに露光を行って静電潜像を形成して上記トナー画像を形成し、当該ブラックの感光体31K上のトナー画像を上述のように中間転写ベルト20上に転写する。
そして、カラー画像形成装置1は、図2に示すように、カラーモードにおいて、画像形成部30Y、30M、30C、30Kのうち、転写位置から最も遠く最初に作像される色(第1作像色)であるイエロー(Y)の画像形成部30Yの感光体31Yへの露光位置から転写紙への転写位置まで像を搬送するカラーモード像搬送距離Xが、給紙カセット11、12の転写紙の先端位置から転写位置までの転写紙搬送距離(転写材搬送距離)Yよりも長くなっており、また、モノクロモードにおいて、作像される色(モノクロ第1作像色)であるブラック(B)の画像形成部30Kの感光体31Kへの露光位置から転写紙への転写位置まで像を搬送するモノクロモード像搬送距離Zが、転写紙搬送距離Yよりも短くなっている。
カラー画像形成装置1は、その操作表示部には、カラー画像形成装置1に各種動作を行わせるのに必要な操作キー、液晶ディスプレイ等の表示部60(図4、図5参照)及び音声を拡声出力するスピーカ(報知手段)等が設けられており、操作キーとしては、特に、後述する給紙カセット切換処理において、給紙カセット11、12の切り換えを、転写紙残量検出センサが現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙の残量が予め設定されている所定量以下になったことを検出した時点で速やかに給紙カセット11、12の切り換えを行うのか、現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙が全て給紙されるのを待ってから給紙カセット11、12の切り換えを行うのかを予め選択設定する切換設定キー(選択操作手段)、転写紙残量検出センサが現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙の残量が予め設定されている所定量以下になったことを検出したときに、現在送給中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12がない場合に、当該他の給紙カセット11、12への当該同一サイズの転写紙の補給を促す旨のメッセージを表示部60に表示出力またはスピーカから音声出力する報知処理と転写紙間隔を長くして作像間隔を長くする作像間隔調整処理のうち、いずれの処理を行うかを予め選択設定する処理選択キー(処理選択操作手段)等を備えている。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のカラー画像形成装置1は、連続給紙して中に現在給紙中の給紙カセット11、12の転写紙の残量が所定量以下になると、設定に応じて、同じ紙サイズの転写紙を収納している他の給紙カセット11、12に使用する給紙カセット11、12を切り換えて、転写紙間隔を変更することなく、給紙を行う給紙カセット切換処理を行う。
すなわち、カラー画像形成装置1は、図3に示すように、所定の転写紙間隔で、給紙カセット11、12のうちの一方から転写紙を連続給紙して、画像形成を行っているときに(ステップS101)、当該給紙中の給紙カセット11、12の転写紙残量検出センサが当該給紙カセット11、12の転写紙の残量が予め設定されている所定量以下になったかチェックし(ステップS102)、転写紙の残量が所定量よりも多いときには、連続給紙を継続して画像形成装置を行う(ステップS101)。
ステップS102で、転写紙残量が所定量以下になると、画像形成部30Y、30M、30C、30Kのうち、最初に作像される色(第1作像色)の画像形成部30Y、30M、30C、30Kの感光体31Y、31M、31C、31Kへの露光位置から転写紙への転写位置まで像を搬送する像搬送距離が、現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙の先端位置から転写位置までの転写紙搬送距離(転写材搬送距離)よりも長いかチェックする(ステップS103)。
すなわち、図2に示したように、カラー画像形成装置1では、画像形成モードがカラーモードであると、第1作像色の感光体31Yへの露光位置から転写紙への転写位置までの像搬送距離がカラーモード像搬送距離Xとなり、転写紙搬送距離Yよりも長い状態となって、この感光体31Yへの露光タイミングが、給紙カセット11、12から転写紙の給紙を開始する給紙タイミングよりも前になり、画像形成モードがモノクロモードであると、第1作像色の感光体31Kへの露光位置から転写紙への転写位置までの像搬送距離がモノクロモード像搬送距離Zとなり、転写紙搬送距離Yよりも短くなって、感光体31Kへの露光タイミングが給紙タイミングよりも後になる。
いま、画像形成モードがモノクロモードであると、第1作像色の感光体31Kへの露光位置から転写紙への転写位置までの像搬送距離がモノクロモード像搬送距離Zとなり、転写紙搬送距離Yよりも短いため、給紙部10の給紙カセット11、12から転写紙の給紙を開始した後に、感光体31Kへの露光を開始(すなわち、画像形成部30Kでの作像を開始)するので、確実に現在給紙中の給紙カセット11、12に転写紙があることを確認しながら給紙を行って、用紙切れに備えるために、カラー画像形成装置1は、他に現在送給中の転写紙サイズと同じサイズの転写紙を収納している給紙カセット11、12があっても、給紙カセット11、12の切り換えを行うことなく、ステップS101に戻って、現在給紙中の給紙カセット11、12からの給紙を継続して、画像形成を行う(ステップS101)。
ステップS103で、いま、画像形成モードがカラーモードであると、第1作像色の感光体31Yへの露光位置から転写紙への転写位置までの像搬送距離がカラーモード像搬送距離Xとなり、転写紙搬送距離Yよりも長いため、給紙部10の給紙カセット11、12から転写紙の給紙を開始する前に、感光体31Yへの露光を開始(すなわち、画像形成部30Yでの作像を開始)するので、給紙カセット11、12の転写紙が無くなったことを検知した時点では、画像形成部30Yで作像を開始しており、無駄なトナー消費となるおそれがある。
そこで、この場合には、カラー画像形成装置1は、現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙を収納している給紙カセット11、12があるかチェックし(ステップS104)、同じサイズの転写紙を収納している給紙カセット11、12が他にあるときには、操作表示部の切換設定キーで給紙カセット切換が有効に設定されているかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、給紙カセット切換が無効に設定されているときには、カラー画像形成装置1は、現在使用中の給紙カセット11、12の切り換えを行うことなく、ステップS101に戻って、現在給紙中の給紙カセット11、12からの給紙を継続して、画像形成を行う(ステップS101)。
ステップS105で、給紙カセット切換が有効に設定されているときには、カラー画像形成装置1は、現在使用中の給紙カセット11、12から同じサイズの転写紙の収納されている給紙カセット11、12に使用する給紙カセット11、12を切り換えて、ステップS101に戻って、変更した給紙カセット11、12から、転写紙間隔を維持した状態で給紙を継続して、画像形成を行うとともに(ステップS101)、最初に給紙していた給紙カセット11、12への転写紙の補給を促す旨のメッセージを、例えば、図4に示すように、操作表示部の表示部60に表示出力することで、または、スピーカからその旨のメッセージを拡声出力することで、報知出力して給紙カセット切換処理を終了する(ステップS107)。なお、図4では、給紙カセット11を上段給紙カセット、給紙カセット12を下段給紙カセットとして、現在使用中の給紙カセット11、12が上段の給紙カセット11であるものとして、当該上段給紙カセットへの用紙の補給を促す表示を行っている。
ステップS104で、現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙を収納している給紙カセット11、12が他に無いときには、カラー画像形成装置1は、現在給紙中以外の他の給紙カセット11、12への現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙の補給を促す旨のメッセージを、例えば、図5に示すように、操作表示部の表示部60に表示出力することで、または、スピーカからその旨のメッセージを拡声出力することで、報知出力する(ステップS108)。カラー画像形成装置1は、当該報知出力に応じて、他の給紙カセット11、12に現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙が補給されると(ステップS109)、転写紙の補給された他の給紙カセット11、12に使用する給紙カセット11、12を切り換えて(ステップS110)、ステップS101に戻って、変更した給紙カセット11、12から、転写紙間隔を維持した状態で給紙を継続して、画像形成を行う(ステップS101)。なお、図5では、給紙カセット11を上段給紙カセット、給紙カセット12を下段給紙カセットとして、他の給紙カセット11、12が下段の給紙カセット12であるものとして、当該下段給紙カセットへ用紙として、A4用紙の補給を促す表示を行っている。
このように、本実施例のカラー画像形成装置1は、給紙部10の所定の給紙カセット11、12から所定の転写紙間隔で連続して転写紙を送給して画像形成を行っている途中に、当該使用中の給紙カセット11、12の転写紙残量が所定量以下になると、当該画像形成モードが露光開始タイミングが送給開始タイミングよりも前であるカラーモードであり、給紙部10に当該使用中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12があるときには、使用する給紙カセット11、12を当該他の給紙カセット11、12に変更して、当該他の給紙カセット11、12から転写紙間隔を維持した状態で転写紙を搬送する給紙カセット切換処理を行っている。
したがって、転写紙がなくなったことで、感光体31Y、31M、31C、31Kに無駄なトナー像が形成されることを防止することができ、無駄に形成されたトナー像をクリーニングするクリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写紙間隔を一定に保ちつつ連続作像を維持することができ、生産性を向上させることができる。
また、本実施例のカラー画像形成装置1は、給紙カセット切換処理として、給紙カセット11、12の変更を行うと、変更前の給紙カセット11、12への現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙の補給を促す旨のメッセージを操作表示部の表示部60に表示出力することで、または、スピーカからその旨のメッセージを拡声出力することで、報知出力している。
したがって、多数枚の画像形成を行っている場合に、変更後の給紙カセット11、12の転写紙が所定枚数以下になった場合に、元の給紙カセット11、12に給紙カセットの切り換えを行えるようにすることができ、より一層生産性を向上させることができる。
さらに、カラー画像形成装置1は、給紙カセット切換処理として、転写紙残量検出センサが転写紙残量が所定量以下になったことを検知したときに、送給中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12がないときには、現在給紙中以外の他の給紙カセット11、12への現在給紙中の転写紙と同じサイズの転写紙の補給を促す旨のメッセージを操作表示部の表示部60に表示出力することで、または、スピーカからその旨のメッセージを拡声出力することで、報知出力する処理を実行している。
したがって、報知によって転写紙が補給されると、使用中の給紙カセット11、12の転写紙が無くなる前に、給紙カセット11、12の切り換えを行って、無駄に形成されたトナー像をクリーニングするクリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写紙間隔を一定に保ちつつ連続作像を維持することができ、生産性を向上させることができる。
また、カラー画像形成装置1は、給紙カセット切換処理として、送給中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12がないときに、当該他の給紙カセット11、12に当該同一サイズの転写紙の補給が行われると、使用する給紙カセット11、12を当該補給された給紙カセット11、12に変更する処理を行っている。
したがって、転写紙の残量が減っても、転写紙が補充された場合に、適切に給紙カセット11、12の切り換えを行って、無駄に形成されたトナー像をクリーニングするクリーニング作業の発生を適切に防止することができるとともに、転写紙間隔を一定に保ちつつ連続作像をより一層適切に維持することができ、生産性をより一層向上させることができる。
なお、ステップS108の転写紙の補給報知に応じて転写紙が補給された場合であっても(ステップS109)、現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙が無くなるまで、現在使用中の給紙カセット11、12から給紙を継続し、転写紙が無くなった時点で、転写紙の補給された給紙カセット11、12に切り換えて転写紙の補給を行うようにしてもよい。
このようにすると、給紙カセット11、12内の転写紙を無駄に残すことなく、かつ、転写紙間隔を維持した状態で確実に転写紙の連続給紙を行うことができ、利用性と生産性をより一層向上させることができる。
また、図3では示していないが、カラー画像形成装置1は、転写紙残量検出センサが現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙の残量が予め設定されている所定量以下になったことを検出したときに、現在送給中の転写紙と同一サイズの転写紙を収納する他の給紙カセット11、12がない場合に、当該他の給紙カセット11、12への当該同一サイズの転写紙の補給を促す旨のメッセージを、例えば、図5に示したように、操作表示部の表示部60に表示出力またはスピーカから音声出力する報知処理と作像間隔を長くする作像間隔調整処理のうち、いずれの処理を行うかを予め操作表示部の処理選択キーで選択設定されていると、当該選択設定に応じて、報知処理または作像間隔調整処理を実行するようにしてもよい。
このようにすると、転写紙の残量が少なくなった場合に、より確実にトナー画像が無駄に形成されて、クリーニング作業が発生することを防止することができる。
さらに、カラー画像形成装置1は、転写紙残量検出センサが現在使用中の給紙カセット11、12の転写紙の残量が予め設定されている所定量以下になったことを検出し、他の給紙カセット11、12に現在給紙中の転写紙のサイズと同じサイズの転写紙の収納されている給紙カセット11、12があるときに、給紙する転写紙の転写紙間隔を広げる転写紙間隔拡大処理と上述のように当該他の給紙カセット11、12へ使用する給紙カセット11、12を変更する給紙カセット変更処理のいずれを行うかが、予め操作表示部のキー操作で選択されていると、当該選択設定に応じて、転写紙間隔拡大処理または給紙カセット変更処理を行うようにしてもよい。
このようにすると、転写紙の残量が少なくなった場合に、カラー画像形成装置1の利用形態に応じて、ユーザの選択に応じた処理を実行することができ、利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
連続給紙中の用紙の用紙切れ発生に対して画像形成性能を維持しつつ適切に対応する中間転写方式の複写装置、プリンタ等のタンデム型カラー画像形成装置及び当該カラー画像形成装置の画像形成制御方法に適用することができる。
本発明のカラー画像形成装置及び画像形成制御方法の一実施例を適用したカラー画像形成装置の要部概略構成図。 図1のカラー画像形成装置のカラーモードとモノクロモードでの像搬送距離と転写紙搬送距離の相違を示す説明図。 図1のカラー画像形成装置による給紙カセット切換処理を示すフローチャート。 図3の給紙カセット切換処理で表示部に表示する使用中給紙カセットへの用紙補給メッセージの表示状態の一例を示す図。 図3の給紙カセット切換処理で表示部に表示する他の給紙カセットへの用紙補給メッセージの表示状態の一例を示す図。
符号の説明
1 カラー画像形成装置
10 給紙部
11、12 給紙カセット
13、14 搬送ローラ対
15 レジストローラ対
20 中間転写ベルト
30Y、30M、30C、30K 画像形成部
31Y、31M、31C、31K 感光体
32Y、32M、32C、32K 現像部
40 光書込部
50 転写ローラ

Claims (8)

  1. 複数並んで配設され露光手段からそれぞれ各色用に露光されて各色用の静電潜像の形成される像担持体と、当該各色の像担持体の静電潜像に各色の現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、前記複数の像担持体に沿って回転可能に配設され当該各像担持体上の前記現像剤像が転写される中間転写体と、それぞれ複数枚の転写材を収納可能な複数の転写材トレイを有し選択された転写材トレイから転写材を1枚ずつ分離して送り出す転写材送給部と、当該転写材送給部から送り出された転写材に前記中間転写体上の前記現像剤像を転写位置で転写する転写手段と、を備え、全ての前記像担持体に各色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材にカラー画像を転写するカラーモードで、当該転写位置から最も遠い第1色の前記像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも前になり、前記複数の像担持体のうち所定の単色用の像担持体に当該色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材に当該色の画像を転写する単色モードで、当該単色用の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも後になるカラー画像形成装置において、前記転写材トレイ内の転写材残量を検出する残量検知手段を備え、前記転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、前記残量検知手段が当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になったことを検知すると、当該画像形成モードが前記露光開始タイミングが前記送給開始タイミングよりも前である前記カラーモードであり、前記転写材送給部に当該使用中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあるときには、使用する転写材トレイを当該他の転写材トレイに変更して、当該他の転写材トレイから前記転写材間隔を維持した状態で転写材を搬送する転写材トレイ切換処理を行うことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記カラー画像形成装置は、所定の選択操作手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記転写材トレイの変更を、前記転写材残量が所定量以下になったことを前記残量検知手段が検知すると、速やかに行うのか、当該所定量以下になった転写材トレイの転写材が全て送給されるのを待って行うのかを、前記選択操作手段によって予め選択されている選択内容に応じて行う処理を実行することを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記転写材トレイの変更を行うと、前記報知手段から前記変更前の転写材トレイへの前記送給中の転写材と同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを報知出力する処理を実行することを特徴とする請求項1または請求項2記載のカラー画像形成装置。
  4. 前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記残量検知手段が前記転写材残量が所定量以下になったことを検知したときに、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがないときには、当該他の転写材トレイへの当該同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを報知出力する処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記カラー画像形成装置は、前記転写材トレイ切換処理として、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがないときに、当該他の転写材トレイに当該同一サイズの転写材の補給が行われると、使用する転写材トレイを当該補給された転写材トレイに変更する処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  6. 前記カラー画像形成装置は、所定の報知手段と、所定の処理選択操作手段を備え、前記転写材トレイ切換処理として、前記残量検知手段が前記転写材残量が所定量以下になったことを検知したときに、前記送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがない場合に、当該他の転写材トレイへの当該同一サイズの転写材の補給を促す旨のメッセージを前記報知手段から報知出力する報知処理と作像間隔を長くする作像間隔調整処理のうち、前記処理選択操作手段によって予め選択されている処理を実行する処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  7. 前記カラー画像形成装置は、前記転写材トレイ切換処理として、前記画像形成モードが前記露光開始タイミングが前記送給開始タイミングよりも後になる前記単色モードであると、前記転写材送給部に当該送給中の転写材と同一サイズの転写材を収納する他の転写材トレイがあっても、少なくとも当該使用中の転写材トレイの転写材を全て送給するまで、転写材トレイの切り換えを禁止する処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のカラー画像形成装置。
  8. 複数並んで配設され露光手段からそれぞれ各色用に露光されて各色用の静電潜像の形成される像担持体と、当該各色の像担持体の静電潜像に各色の現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、前記複数の像担持体に沿って回転可能に配設され当該各像担持体上の前記現像剤像が転写される中間転写体と、それぞれ複数枚の転写材を収納可能な複数の転写材トレイを有し選択された転写材トレイから転写材を1枚ずつ分離して送り出す転写材送給部と、当該転写材送給部から送り出された転写材に前記中間転写体上の前記現像剤像を転写位置で転写する転写手段と、を備え、全ての前記像担持体に各色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材にカラー画像を転写するカラーモードで、当該転写位置から最も遠い第1色の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも前になり、前記複数の像担持体のうち所定の単色用の像担持体に当該色の現像剤像を形成して最終的に前記転写位置で前記転写材に当該色の画像を転写する単色モードで、当該単色用の像担持体への露光開始タイミングが前記転写材トレイからの当該転写材の送給タイミングよりも後になるカラー画像形成装置の画像形成制御方法であって、前記転写材送給部の所定の転写材トレイから所定の転写材間隔で連続して転写材を送給して画像形成を行っている途中に、転写材トレイ内の転写材残量を検出する残量検知手段が当該使用中の転写材トレイの転写材残量が所定量以下になったことを検知すると、請求項1から請求項7に記載の転写材トレイ切換処理を実行することを特徴とする画像形成制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009180924A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015232632A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP2019152884A (ja) * 2016-07-13 2019-09-12 キヤノン株式会社 画像形成装置

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