JP2008512550A - 赤外線透明なインクジェットインクセット - Google Patents

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Abstract

本発明は、少なくとも4つの異なった着色可視インク、例えばBGMYを含むインクセットに関し、可視インクのいずれも、近赤外領域において著しく吸収しない(赤外線透明である)。

Description

本発明は、インクジェットインクセットに関し、より詳しくは、少なくとも4つの異なった着色可視インクを含む可溶性着色剤ベースのインクセットに関し、可視インクのいずれも、近赤外領域において著しく吸収しない(赤外線透明である)。
インクジェット印刷は、インクの液体粒子が紙などの基材上に付着されて所望の画像を形成する非衝撃印刷方法である。液体粒子は、マイクロプロセッサによって発生された電気信号に応答してプリントヘッドから射出される。インクジェットプリンタは低コスト、高品質の印刷を提供し、他のタイプのプリンタに代わる一般的な選択肢になっている。
物品の表面に、人間の目に実質的に不可視であるが、例えば、スキャニング装置によって検出されうる明瞭なマーキングを提供することに商業的利益がある。このようなマーキングを認証、分類および他の用途のために用いることができる。不可視マーキングと着色画像、特にインクジェット印刷によって形成された着色画像とを組み合わせることがさらに望ましい。着色画像は、不可視マーキングの検出を妨げないのが好ましい。
不可視マーキングを形成するために、約400〜700nmの可視光線波長範囲において最小の光吸収を有し、約700〜900nmの近赤外波長領域において強い光の吸光度を有する近赤外(IR)吸収および赤外蛍光性化合物を使用することが知られている。また、これらの化合物は、励起の波長より長い波長を有する蛍光放射線を生じるために随伴蛍光を有してもよい。例えば、米国特許第5093147号明細書、米国特許第5336174号明細書、米国特許第5423432号明細書および米国特許第5461136号明細書(その開示内容を完全に記載されているようにあらゆる目的のために本明細書に参照することによって援用するものとする)を参照のこと。赤外吸光度または蛍光は、カメラおよびセンサーなどの赤外線検出器によって検出される。
不可視赤外線インクがインクジェット印刷のために開示されている。例えば、米国特許第5990197号明細書(その開示内容を完全に記載されているようにあらゆる目的のために本明細書に参照することによって援用するものとする)には、インクジェット印刷に適した赤外蛍光化合物を有する有機溶剤ベースのポリエステルインク調合物が開示されている。
フルカラー画像を達成するために、インクジェットプリンタは典型的に、シアン、マゼンタおよび黄色インク(CMYインクセット)を使用する。これらの色は、光が着色剤を通過する時に光が差し引かれるので減算混合原色(subtractively-mixing primaries)として知られている。これらの3つの着色インクを用いて色相の全範囲を印刷することができる。インクセットは一般に、さらに、黒色インク(CMYKインクセット)を含む。
赤外吸収/蛍光マーカーと組み合わせて使用されるとき、インクセットは、近赤外領域において非吸収性(透明)であるのが好ましい。現行方式において一般に使用される多くのマゼンタ、黄色および黒色染料は、スペクトルのこの領域において十分に透明である。注目すべき例外はシアン染料である。
シアン着色インクジェットインクは概して、銅フタロシアニンベースの発色団、例えば、ダイレクトブルー199を使用する。しかしながら、フタロシアニン、は赤外において吸収することが広く知られている(例えば、フタロシアニン、第1巻、モーザーら(The Phthalocyanines,Vol1.Moser)、CRC出版を参照のこと)。現在、赤外線マーカーによるマーキング適用に有用である近赤外領域において十分に透明である実用的な別のシアン発色団はない。
従って、近赤外領域において実質的に透明である全色域を生じることができるインクジェットインクセットを提供する必要性が本技術分野にあり、これが本発明の目的である。
本発明の目的に従って、少なくとも4つの着色可視インクを含むインクジェットインクセットが提供され、そこで少なくとも4つの着色可視インクが第1のインクの青色、第2のインクの緑色、第3のインクのマゼンタ色および第4のインクの黄色を含み、第1、第2、第3および第4のインクの各々が独立してビヒクルと可溶性着色剤とを含み、インクセットの着色可視インクが近赤外領域(700〜900nm)において実質的に透明である。
「可視」とは、普通の人間の目(肉眼)に可視的であることを意味する。
好ましくは、インクセットのインクは、それ自体においてシアン色である単一着色剤を実質的に含有せず、より好ましくは、インクセットは、シアン色であるインクを実質的に含有しない。「実質的に」はこの場合、シアン着色剤またはシアンインクの微量を除外しないが、シアン着色剤またはシアンインクを全く有さないことが特に好ましい。
インクセットは、好ましくはシアン色以外である1つまたは複数の付加的な実質的に近赤外透明な、着色可視インクを含有してもよい。好ましい実施態様において、インクセットは黒色インクをさらに含有する。
不可視マーキングは着色インクを通してさらに検出されうるので、本発明のインクセットは、不可視近赤外吸収または蛍光マーキングと併用するために特に有利である。
不可視マーキングはいずれの適した手段によって適用されてもよい。例えば、不可視赤外検出可能なマーキングは従来のアナログ印刷方法によって基材に適用されてもよく、可視画像は、本発明のインクセットでインクジェット印刷によって適用されてもよい。
好ましい実施態様において、本発明のインクセットは赤外検出可能なマーカーを有する実質的に無色のインク(不可視インク)をさらに含み、不可視マーキングは、本発明のインクセットでインクジェット印刷方法の一部としてデジタルに適用される。
本発明はさらに、基材上にインクジェット印刷するための方法であって、
(a)デジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンタを提供する工程と、
(b)プリンタに、印刷される基材を装填する工程と、
(c)プリンタに、上記のインクジェットインクセットを装填する工程と、
(d)インクジェットインクセットを用いてデジタルデータ信号に応答して基材上に印刷する工程と、を含む方法を有する。
本発明の方法によって印刷される基材は近赤外において吸収または蛍光を発する不可視マーキングを含有することができ、その不可視マーキングは、インクセットの着色インクで下刷りおよび/または重ね刷りされる時に検出可能なままである。
本発明のこれらのおよび他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読めば当業者にはより容易に理解されよう。明快にするために別々の実施態様において上および以下に記載される本発明の特定の特徴はまた、単一の実施態様において組合せて提供されてもよいことは理解されるはずである。逆に、簡単にするために単一の実施態様において記載されている本発明の様々な特徴はまた、別々にまたはいずれかの小さい組合せにおいて提供されてもよい。さらに、単数での言及はまた、前後関係が特に支持しない限り、複数を含めてもよい(例えば、「a」および「an」は1つ、もしくは1つまたは複数を指すことができる)。さらに、範囲で記載される値への言及は、その範囲内の各々および全ての値を含める。
着色インク
本発明のインクセットの着色可視インクは、ビヒクル、好ましくは水性ビヒクルと、ビヒクルに可溶性の着色剤(染料)とを含む。
アニオン性、カチオン性、両性および非イオン性染料などの通常の染料が、本発明において有用である。このような染料は当業者に公知である。アニオン染料は、水溶液中で着色アニオンを生じる染料である。カチオン性染料は、水溶液中で着色カチオンを生じる染料である。典型的にアニオン染料は、イオン性部分としてカルボン酸基またはスルホン酸基を含有する。カチオン性染料は通常、第四窒素基を含有する。
アニオン染料には、例えば、酸(Acid)、ダイレクト(Direct)、フード(Food)、媒染(Mordant)および反応性(Reactive)染料などがある。アニオン染料のクラスには、ニトロソ化合物、ニトロ化合物、アゾ化合物、スチルベン化合物、トリアリールメタン化合物、キサンテン化合物、キノリン化合物、チアゾール化合物、アジン化合物、オキサジン化合物、チアジン化合物、アミノケトン化合物、アントラキノン化合物およびインジゴイド化合物などがある。
カチオン性染料には、主に塩基性染料、および繊維などの基材上の酸性部位に結合するように設計されている媒染染料のいくつかがある。このような染料の有用なタイプには、アゾ化合物、ジフェニルメタン化合物、トリアリールメタン、キサンテン化合物、アクリジン化合物、キノリン化合物、メチンまたはポリメチン化合物、チアゾール化合物、インダミンまたはインドフェニル化合物、アジン化合物およびオキサジン化合物などがある。
可能な限り、染料は、英国、ヨークシャー、ブラッドフォード(Bradford,Yorkshire,UK)のSociety Dyers and Colouristsによって確立され、The Color Index、第3版、1971年において発表されたそれらの「C.I.」名称によってここで示される。その名称は、名前の一部として知覚色を使用するが、橙色、赤色、紫色、青色、緑色等を構成するものの正式のスペクトル定義がない。本発明の目的のために、インクの色(色相)は次のように色相角度の範囲に従って名前をつけられる。
Figure 2008512550
インクセットのために着色剤を選ぶ時に、所与の色の色相角は好ましくは、以下の範囲(約x〜約y)内である。
Figure 2008512550
色相角は、溶液の分光光度の測定によって、またはインクをフォトペーパーなどの高品質インクジェット媒体上に印刷し、色を分光計で測定することによって定量される。色相角が方法の間で実質的に異なる場合、溶液測定が好ましいであろう。
染料は、近赤外領域においての透明性のために選択される。「近赤外領域において実質的に透明な」とは、染料が、700〜900nmの赤外領域において実質的に非吸収性であることを意味する。近赤外透明な染料は、不可視赤外線吸収性/蛍光性マーキングの検出を妨げないように十分に低いバックグラウンド吸光度を有する。吸光度の情報が特定の染料について概して公開されていないかまたは入手可能でない限りにおいて、当業者は、スペクトロフォトメータを用いて日常測定によってそれを容易に測定することができる。
本発明の脈絡において「近赤外領域において実質的に透明な」は、近赤外領域においての着色剤の若干の吸収のオーバーラップの存在を除外しないが、また、吸収は、不可視赤外線吸収性/蛍光性マーキングの検出を著しく妨げるほど大きくないのがよい。近赤外領域においての着色剤の吸収は概して、可視域のピークからの「肩」であり、より長い波長(すなわち700nmにより近い)において可視吸収を有する色は、近赤外領域に及んでいるピークの末端について問題をより多く有する。可溶性着色剤(染料)は、700〜900nm範囲において比較的低い吸収の広い領域がある場合、本発明において有用でありうる。850〜900nmの領域のすべての点について、着色剤の吸光度比は好ましくは約1%以下である。800〜900nmの範囲のすべての点について、吸光度比は好ましくは約2%以下、より好ましくは約1.5%以下、特に約1%以下である。750〜900nmの範囲のすべての点について、さらにより好ましくは全700〜900nmの範囲のすべての点について、吸光度比は好ましくは約7.5%未満、より好ましくは約6.5%以下、さらにより好ましくは約5%以下、特に約3%以下である。
吸光度比は、水溶液として着色剤の可視および近赤外スペクトルの測定から計算することができる。吸光度比は、近赤外領域の点においての吸光度を可視領域の最大の点においての吸光度で割った値である。可視領域の最大吸光度の波長は概して、各着色剤によって変化する。吸光度比は、パーセントとして表される(比率を100で乗じる)。
有用な染料には、(マゼンタ)アシッドレッド52、リアクティブレッド180、アシッドレッド37およびリアクティブレッド23、(黄色)ダイレクトイエロー86、ダイレクトイエロー132およびアシッドイエロー23、(赤色)リアクティブオレンジ16、リアクティブレッド123、リアクティブレッド43、リアクティブオレンジ13、アシッドレッド337およびアシッドレッド415、(青色)リアクティブブルー49、リアクティブブルー19、リアクティブブルー72、リアクティブブルー21、アシッドブルー83およびアシッドブルー260、および(緑色)リアクティブグリーン12などがある。
また、インクは、染料の混合物から形成されてもよく、例えば、赤色インクはリアクティブレッド180およびリアクティブイエロー84の混合物であってもよく、緑色インクは、リアクティブブルー72およびリアクティブイエロー85の混合物であってもよい。所与のインク中の「染料含有量」は、単一染料種であるかまたは2つ以上の染料種の組合せであるかに関わらず、そのインク中に存在する全染料を指す。
また、インクセットは黒色インクを含有してもよい。有用な黒色染料には、DK31、DB195、フード・ブラック(Food Black)2、AK194およびAK172などがある。
ビヒクル
ビヒクルは、着色剤のためのキャリアであり、水性または非水性であってもよい。
「水性ビヒクル」は、水または水と少なくとも1つの水溶性有機溶剤(補助溶剤)との混合物からなるビヒクルを指す。適した混合物の選択は、所望の表面張力および粘度、選択された着色剤、インクの乾燥時間、およびインクが上に印刷される基材のタイプなどの特定の適用の要求条件に左右される。選択されてもよい水溶性有機溶剤の代表例は、米国特許第5085698号明細書(その開示内容を完全に記載されているようにあらゆる目的のために本明細書に参照することによって援用するものとする)に開示されている。
水と水溶性溶剤との混合物が用いられる場合、水性ビヒクルは典型的に、約30%〜約95%の水を含有し、残余(すなわち、約70%〜約5%)は水溶性溶剤である。好ましい組成物は、水性ビヒクルの全重量に対して、約60%〜約95%の水を含有する。
水性ビヒクルベースのインクは、グリコールエーテルおよび1,2−アルカンジオールなどの界面活性剤または浸透剤を含有することによって迅速に浸透(急速に乾燥)させることができる。グリコールエーテルには、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−イソ−プロピルエーテル、ジエチレングリコールモノ−イソ−プロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、1−メチル−1−メトキシブタノール、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−イソ−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n−プロピルエーテル、およびジプロピレングリコールモノ−イソプロピルエーテルなどがある。1,2−アルカンジオールは好ましくは1,2−C4−6アルカンジオール、最も好ましくは1,2−ヘキサンジオールである。適した界面活性剤には、エトキシ化アセチレンジオール(例えばエア・プロダクツ(Air Products)製のサーフィノル(Surfynols)(登録商標)シリーズ)、エトキシ化第一アルコール(例えばシェル(Shell)製のネオドール(Neodol)(登録商標)シリーズ)および第二アルコール(例えばユニオン・カーバイド(Union Carbide)製のタージトール(Tergitol)(登録商標)シリーズ)、スルホサクシネート(例えばサイテック(Cytec)製のエーロゾル(Aerosol)(登録商標)シリーズ)、オルガノシリコーン(例えばウィトコ(Witco)製のシルウエット(Silwet)(登録商標)シリーズ)およびフルオロ界面活性剤(例えばデュポン(DuPont)製のゾニル(Zonyl)(登録商標)シリーズ)などがある。
添加されたグリコールエーテルおよび1,2−アルカンジオールの量は適切に定量されなければならないが、典型的に、インクの全重量に対して約1〜約15重量%、より典型的に約2〜約10重量%の範囲である。界面活性剤は、典型的に、インクの全重量に対して約0.01〜約5%、好ましくは約0.2〜約2%の量において用いられてもよい。
「非水性ビヒクル」は、非水性溶剤またはこのような溶剤の混合物から実質的になるビヒクルを指し、その溶剤は極性および/または無極性であってもよい。極性溶剤の例には、アルコール、エステル、ケトンおよびエーテル、特に、グリコールおよびポリグリコールのモノ−およびジ−アルキルエーテル、例えばモノ−、ジ−およびトリ−プロピレングリコールのモノメチルエーテルおよびエチレン、ジエチレンおよびトリエチレングリコールのモノ−n−ブチルエーテルなどがある。非極性溶剤の例には、少なくとも6個の炭素原子を有する脂肪族および芳香族炭化水素、および精製所蒸留生成物および副生成物を含めたそれらの混合物がある。
水が非水性ビヒクルに意図的に添加されない時でも、若干の外来の水が調合物中に保持されてもよいが、概してこれは約2〜4%以下である。定義によって、本発明の非水性インクは、非水性ビヒクルの全重量に対して水を約10重量%以下、好ましくは約5重量%以下有する。
他の成分
他の成分が、インクの安定性および噴射性、ならびに着色インクの近赤外線透明性(日常実験によって容易に測定できる)を妨げない限りにおいて、他の成分がインクジェットインク中に調合されてもよい。このような他の成分は、一般的な意味において本技術分野に公知である。
ポリマーをインクに添加して耐久性を改良してもよい。ポリマーは、ビヒクルに可溶性であるかまたは分散型であってもよく(例えば「エマルションポリマー」または「ラテックス」)、イオン性または非イオン性であってもよい。ポリマーの有用なクラスには、アクリル系誘導体、スチレン−アクリル系誘導体およびポリウレタンなどがある。
殺生剤を用いて微生物の成長を抑制してもよい。
エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、イミノ二酢酸(IDA)、エチレンジアミン−ジ(o−ヒドロキシフェニル酢酸)(EDDHA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、ジヒドロキシエチルグリシン(DHEG)、トランス−1,2−シクロヘキサンジアミン四酢酸(CyDTA)、デチレントリアミン−N,N,N’,N’’,N’’−五酢酸(DTPA)、およびグリコールエーテルジアミン−N,N,N’,N’−四酢酸(GEDTA)、およびそれらの塩などの金属イオン封鎖剤(またはキレート剤)を含有することが、例えば、重金属不純物の有害な効果を除くために、有利である場合がある。
不可視インク
インクセットは不可視インクを含むことができる。この場合、「不可視」は、普通の人間の目(肉眼)に実質的に不可視であるが、近赤外領域の吸光度または蛍光によって検出可能であることを意味する。
本発明の脈絡での不可視インクは、ビヒクルと赤外線マーカーとを含む。
適したビヒクル(および任意選択の成分)は、着色インクのために上に示されたものと同じである。
赤外線マーカーは概して可溶性染料であるが、必ずしもそうではない。赤外線吸収染料には、ペンタメチンシアニン、金属フタロシアニン、アントロキノン染料、ナフトキノン染料、ジチオールおよびジチエン金属錯体、およびスクアリリウム染料などがある(例えば、色彩化学、ハインリッヒ・ツォーリンガー(Color Chemistry,Heinrich Zollinger) VCN 1987年を参照のこと)。インクジェットインク中の赤外線吸収染料の例は、米国特許第6378976号明細書および米国特許第6149719号明細書(その開示内容を完全に記載されているようにあらゆる目的のために本明細書に参照することによって援用するものとする)に見出され、以前に米国特許第5990197号明細書に組み入れられる。
成分の比率
概して上に記載されたように、および概して当業者によって理解されるように、所望のインクの性質を達成するために、上述の成分を配合して様々な比率および組合せでインクを製造することができる。特定の最終用途にインクを最適にするために若干の実験が必要な場合があるが、このような最適化は概して当業者の範囲内である。
例えば、インク中のビヒクルの量は、水性であるかまたは非水性であるかにかかわらず、インクの全重量に対して典型的に約70%〜約99.8%、好ましくは約80%〜約99.8%の範囲である。
着色剤(および赤外線マーカー)は概して全インクの約12重量%まで、より典型的に約0.1〜約9重量%の範囲の量において存在する。
他の成分(添加剤)は、存在する場合、概して、インクの全重量に対して約15重量%未満を含む。界面活性剤は、添加される場合、概して、インクの全重量に対して約0.2〜約3重量%の範囲である。ポリマーが必要に応じて添加されてもよいが、概して、インクの全重量に対して約15重量%未満である。
インクの性質
液体粒子の落下速度、分離長さ、液滴サイズおよび流れの安定性は、インクの表面張力および粘度によって非常に影響を与えられる。インクジェットインクは典型的に、25℃において約20ダイン/cm〜約70ダイン/cmの範囲の表面張力を有する。粘度は、25℃において最大30cPでありうるが、典型的にはやや低い。インクが有する物理的性質は、射出条件およびプリントヘッド設計に合わせて調節される。インクは、インクジェット装置内でかなりな程度に詰まらないように、長い期間すぐれた貯蔵安定性を有するのがよい。さらに、インクは、それが接触するインクジェット印刷装置の一部を腐食しないのがよく、本質的に無臭および無毒性であるのがよい。
いかなる特定の粘度範囲またはプリントヘッドにも限定されないが、本発明によって予想された適用は概して、より低い粘度のインクを必要とする。従って(25℃においての)インクの粘度は、約7cps未満、約5cps未満、および約3.5cps未満であってもよい。
インクセット
用語「インクセット」は、インクジェットプリンタが噴射できるようにされる全ての単独の液体を指す。これらの液体には、全ての着色インク、全ての不可視インクおよび全ての非着色インクを含める。非着色(無色)インクは、着色剤も赤外線検出可能な化合物も有さないインクであり、着色インクの耐久性を安定させるかまたは強化するか、もしくは光沢を強めるかまたは均等化するために一般に用いられる。
MYGBインクセットは、例えば、第1のビヒクルとアシッドレッド52、リアクティブレッド180、アシッドレッド37およびリアクティブレッド23の1つまたは組合せから選択された着色剤とを含むマゼンタインク、第2のビヒクルとダイレクトイエロー86、ダイレクトイエロー132およびアシッドイエロー23の1つまたは組合せから選択された着色剤とを含む黄色インク、第3のビヒクルとリアクティブグリーン12および(リアクティブブルー72/リアクティブイエロー85)混合物、の1つまたは組合せから選択された着色剤とを含む緑色インク、第4のビヒクルとリアクティブブルー49、リアクティブブルー19、リアクティブブルー72、リアクティブブルー21、アシッドブルー83およびアシッドブルー260の1つまたは組合せから選択された着色剤とを含む青色インク、を含むことができる。
測定
インクをキャノン(Canon)i550プリンタ用いてエプソン・プレミアム・グロッシー・フォトペーパー(Epson Premium Glossy Photo Paper)上に印刷した。色の明度をグレイタグ・マクベス・スペクトロリノ(Greytag−Macbeth Spectrolino)分光計を用いて測定した。
溶液中の染料の色相角をヒューレット・パッカード(Hewlett Packard)8453UV−可視スペクトロフォトメータで測定した。染料溶液は、ピーク吸光度波長、ラムダ最大の吸光度が0.4〜0.8の吸光度単位になるまで希釈された。計測器ソフトウェアは、L***、色相および彩度値を、測定されたスペクトルから自動的に計算した。
米国特許出願公開第2004/0100643号明細書(その開示内容を完全に記載されているようにあらゆる目的のために本明細書に参照することによって援用するものとする)に記載された方法によって色域体積を計算した。色域体積は、数千のL***単位で記録された。
インクの調製
インクを以下の調合物によって調製した。成分を一緒に混合し、濾過した。水を脱イオン化した。サーフィノル(Surfynol)(登録商標)465は、エア・プロダクツ(Air Products)(米国、ペンシルベニア州、アレンタウン(Allentown,PA,USA))製の界面活性剤である。プロキセル(Proxel)(登録商標)GXLは、アヴェシア(Avecia)(米国、デラウェア州、ウィルミントン(Wilmington,DE,USA))製の殺生剤である。
Figure 2008512550
赤外線透明性
以下の結果は、上のインクにおいて用いられた着色剤といくつかの付加的な着色剤との赤外線透明性を示す。可視−近赤外スペクトルを水溶液として測定し、様々な点においての吸光度比を計算した。吸光度比は、近赤外領域の点においての吸光度を可視領域の最大の点においての吸光度で割った値である。近赤外領域の試料の点は700、750、800および850nmであるように選択された。可視領域の最大吸光度の波長は各着色剤によって変化する。以下に記載された結果をパーセントとして表す−より低い値はより大きい透明性を示す。
Figure 2008512550
近赤外領域においての着色剤の吸収は概して、可視域のピークからの「肩」であり、より長い波長(すなわち700nmにより近い)において可視吸収を有する色は、近赤外領域に及んでいるピークの末端について問題をより多く有する。これは、上のデータのシアン(DB199)について見られる。最大赤外吸収は700nmにおいて生じ、より長い波長において次第に小さくなるが、この特定の着色剤についてそれは低いベースラインレベルに決して達しないように思われる。対照的に、マゼンタおよび黄色の着色剤は、全体にわたり赤外吸収の低いベースラインレベルを示す。他の着色剤は700nmにおいて吸光度の中間レベルから始まるが、より長い波長においてベースラインまで急速に回復する。
赤外線透明性を測定する別の方法が以下の表に与えられる。ここで、近赤外の吸光度の合計を可視域の吸光度の合計で割り、結果をパーセントで表す。より低い値は、より大きい透明性を示す。また、透明性について着色剤の相対的なランク付けは前の方法と同様である。
Figure 2008512550
実施例1
本発明のBGMYインクセットの色域体積を標準CYMインクセットと比較した。
Figure 2008512550
本発明のインクセットは、同等のCMYセットよりも大きい色域体積を有する。従って、BGMYインクセットの使用は、標準CYMインクセットに対して色域体積を犠牲にしない。
実施例2
以下の表は、インクGおよびBの組合せで印刷された領域の彩度および色相の値を示す。シアン範囲の色相角(色相角180〜250)は十分な彩度との組合せで達成されうることが見られる(しかし真のシアンインクほど高くはない)。換言すれば、緑色および青色インクの組合せは、欠けているシアンインクを埋め合わせることができる。そして、インクGおよびBの両方が近赤外において実質的に透明であるので、得られたシアン色もまた、赤外線透明である。
Figure 2008512550

Claims (11)

  1. 少なくとも4つの可視インクを含むインクジェットインクセットであって、少なくとも4つの可視インクが第1のインクの青色、第2のインクの緑色、第3のインクのマゼンタ色および第4のインクの黄色を含み、第1、第2、第3および第4のインクの各々が独立してビヒクルと可溶性着色剤とを含み、インクセットの可視インクが近赤外領域において実質的に透明であることを特徴とする、インクジェットインクセット。
  2. インクセットのインクが、それ自体においてシアン色である単一着色剤を実質的に含有しないことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  3. インクセットが、シアン色であるインクを実質的に含有しないことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  4. 青色インクが250〜320の色相角を有し、緑色インクが120〜180の色相角を有し、マゼンタインクが320〜10の色相角を有し、黄色インクが70〜120の色相角を有することを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  5. 可視インク中の着色剤が、850〜900nmの領域において約1%以下の吸光度比、および/または800〜900nmの領域において約2%以下の吸光度比、および/または750〜900nmの領域において約7.5%以下の吸光度比を有することを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  6. ビヒクルと黒着色剤とを含む第5のインクの黒色をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  7. インクセット中の各インクのビヒクルが独立して水性ビヒクルであることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  8. 第1のインク中の着色剤が、リアクティブブルー49、リアクティブブルー19、リアクティブブルー72、リアクティブブルー21、アシッドブルー83、アシッドブルー260およびそれらの組合せからなる群から選択され、および/または第2のインク中の着色剤が、リアクティブグリーン12、リアクティブブルー72/リアクティブイエロー85混合物、およびそれらの組合せからなる群から選択され、および/または第3のインク中の着色剤が、アシッドレッド52、リアクティブレッド180、アシッドレッド37、リアクティブレッド23およびそれらの組合せから選択され、および/または第4のインク中の着色剤が、ダイレクトイエロー86、ダイレクトイエロー132、アシッドイエロー23およびそれらの組合せからなる群から選択されることを特徴とする、請求項1に記載のインクジェットインクセット。
  9. ビヒクルと赤外線マーカーとを含む不可視インクをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインクジェットインクセット。
  10. (a)デジタルデータ信号に応答するインクジェットプリンタを提供する工程と、
    (b)プリンタに、印刷される基材を装填する工程と、
    (c)プリンタに、インクジェットインクセットを装填する工程と、
    (d)インクジェットインクセットを用いてデジタルデータ信号に応答して基材上に印刷する工程と、を含み、
    インクジェットインクセットが、請求項1〜8のいずれか一項、または請求項9に記載の通りであることを特徴とする、基材上にインクジェット印刷するための方法。
  11. 印刷される基材が近赤外領域において吸収するかまたは蛍光を発する不可視マーキングを含有し、その不可視マーキングが、インクセットの可視インクで重ね刷りされる時に検出可能なままであることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
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