JPH06191162A - 熱転写材 - Google Patents

熱転写材

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JPH06191162A
JPH06191162A JP26476993A JP26476993A JPH06191162A JP H06191162 A JPH06191162 A JP H06191162A JP 26476993 A JP26476993 A JP 26476993A JP 26476993 A JP26476993 A JP 26476993A JP H06191162 A JPH06191162 A JP H06191162A
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JP
Japan
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infrared
thermal transfer
transfer material
infrared absorption
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP26476993A
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English (en)
Inventor
Yoshie Arai
美江 新井
Harumoto Ota
晴基 太田
Noriyuki Ito
則之 伊藤
Osahisa Matsudaira
長久 松平
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】赤外線読み取り装置にて機械読み取りは可能で
あるが目視が困難な任意形状の赤外線級数パターンを簡
便に形成できる熱転写材を提供すること。 【構成】この熱転写材10は、ベースシート11と剥離
層12と熱転写層13とでその主要部が構成されてい
る。そして、上記熱転写層13内には赤外線反射性基体
であるブルー系の紙と同色の赤外線吸収物質としてFe
2+及び/又はCu2+を含有する赤外線吸収顔料、或いは
赤外線吸収染料を含む。このため、この熱転写材10を
用いてサーマルヘッドによりブルー系の紙上に任意形状
の赤外線級数パターンを簡便に形成でき、かつ、赤外線
吸収パターン内に含まれる赤外線吸収物質と上記紙とは
同色のため上記パターンの目視は困難となるが赤外線読
み取り装置による機械読み取りは可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線読み取り装置に
て機械読み取り可能なバーコードパターンや秘密情報パ
ターン等赤外線吸収パターンの形成に利用される熱転写
材に係り、特に上記機械読み取りは可能であるが目視が
困難な任意形状の赤外線吸収パターンを簡便に形成でき
る熱転写材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の赤外線吸収パターンは、従来、
カーボンブラックやロイコ染料等の赤外線吸収物質を含
有する印刷インキを用い、例えば書籍などの外表面を構
成する白色のベース紙a上に帯パターン上に印刷して赤
外吸収部b1と赤外非吸収部a1から成る赤外検知のバ
ーコードb等を構成するものであった(図3参照)。
【0003】尚、証券類、IDカード等セキュリティー
性が要求される対象に適用される場合には、熱転写材を
用いた熱転写手段により上記赤外線吸収パターンを任意
形状に形成し、固定情報パターンでなく可変情報パター
ンにしてセキュリティ性を高める方法が採られている。
【0004】ところで、上記カーボンブラックやロイコ
染料等の赤外線吸収物質は可視光領域においても光吸収
性を有するため、上記赤外線パターンは赤外線読み取り
装置にて機械読み取りされると共に目視も可能なパター
ンであった。
【0005】このため、書籍等に適用された場合にはそ
のデザインに悪影響を及ぼすことがあり、また、上記証
券類、IDカード等セキリュティー性が要求される対象
に適用された場合には偽造・改ざんのターゲットになり
易い欠点があった。
【0006】そこで、従来においては上記赤外線吸収パ
ターンに対し赤外線は透過させるが可視光は透過させな
い性質を備えたプロセスインキ(イエロー、マゼンタ、
シアン)により色合わせを行って上記パターンの目視を
困難にさせたり、上記プロセスインキを適当な比率で混
合させてグレー系若しくは黒系インキを求めこのインキ
により上記赤外線吸収パターンを隠蔽してその目視を困
難にさせる等の方法が採られていた。(特開昭58−1
34782号公報、特開昭58−171995号公報参
照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような方
法を採った場合、赤外線吸収パターンを形成した後に上
記プロセスインキを用いた色合わせのための印刷や隠蔽
部の印刷工程等別工程が必要となり、その分、形成工程
が繁雑になってしまう問題点があり、かつ、上記隠蔽部
を形成した場合にはこの隠蔽部が表面に露出してしまう
ため上記デザインの制限を受け易くなりその適用対象が
限られたものとなる問題点があり、更に上記隠蔽部等の
存在により赤外線吸収パターンの存在も想像され易くな
り、上記パターンが目視された場合と同様に、偽造、改
ざんの恐れを有しており解決策としては不十分であっ
た。
【0008】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、その課題とするところは、機械読み取りは
可能であるが目視が困な任意形状の赤外線吸収パター
ンを簡便に形成できる熱転写材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、ベースシート上に設けられた熱転写層を熱転
写させて赤外線反射性基体上に赤外線吸収パターンを形
成する熱転写材に前提とし、上記熱転写層内に赤外線反
射性基体と同色系の赤外線吸収物質を含有させたことを
特徴とするものであり、他方、請求項2に係る発明は、
ベースシート上に設けられた熱転写層を熱転写させて赤
外線反射性基体上に赤外線吸収パターンを形成する熱転
写材に前提とし、熱転写層が赤外線反射性基体と同色系
となるように上記熱転写層内に赤外線吸収物質とともに
着色顔料又は染料を含有させたことを特徴とするもので
ある。
【0010】そして、この請求項1に係る熱転写材によ
れば、サーマルヘッドなどの加熱手段により上記赤外線
反射性基体上に任意形状の赤外線吸収パターンを簡便に
形成できると共に、赤外線反射性基体上に部分的に転写
された熱転写層内には赤外線吸収物質が含まれているた
め赤外線読み取り装置による機械読み取りが可能とな
り、かつ、この赤外線吸収物質は赤外線反射性基体と同
系色の材料により構成されているため従来のようにプロ
セスインキを用いて隠蔽層等を形成することなく赤外線
吸収パターンの目視が困難となる。
【0011】また、上記請求項2に係る熱転写材によれ
ば、請求項1に係る発明と同様にサーマルヘッド等の加
熱手段により上記赤外線反射性基体上に任意形状の赤外
線吸収パターンを簡便に形成できると共に、赤外線反射
性基体上に部分的に転写された熱転写層内には赤外線吸
収物質が含まれているため赤外線読み取り装置による機
械読み取りが可能となり、かつ、この赤外線吸収物質が
含有された熱転写層は着色顔料又は染料を含んで上記赤
外線反射性基体と同系色となるように調整されているた
め従来のようにプロセスインキを用いて隠蔽層等を形成
することなく赤外線吸収パターンの目視が困難となる。
【0012】このような技術的手段において上記熱転写
材は、ベースシートと熱転写層とでその主要部が構成さ
れている。
【0013】まず、上記ベースシートとしては任意のプ
ラスチックフィルムが適用でき、例えば、ポリエチレン
やポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ塩化ビニルやこれ
に更に塩素化した塩素化ポリ塩化ビニルなどの塩化ビニ
ル系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合樹脂などから成るフィルム又はシートが挙げられ
る。
【0014】また、このベースシート上には上記熱転写
素付のベースシートからの剥離を容易にさせる剥離層を
備えていてもよい。このような剥離層に適用できる材料
としては、例えば、サーマルヘッドにより上記熱転写層
を熱転写させる場合、融点60〜120℃のワックス類
が挙げられる。具体的には、パラフィンワックス、カル
ナバワックス、モンタンワックス、高級脂肪酸、高級ア
ルコール、高級脂肪酸アミド、高級脂肪酸エステル等が
例示できる。また、その軟化点が60〜150℃の低軟
化点樹脂を適用することも可能である。このような低軟
化点樹脂は、通常、その分子量が500〜5000の樹
脂材料で、例えば、エポキシ樹脂、低分子量ポリスチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリアミド樹脂、
ポリエステル樹脂、石油樹脂等が挙げられる。尚、上記
ワックス類とこの低軟化点樹脂の混合物を用いてもよ
い。また、剥離層内に赤外線を透過する有機又は無機の
粉末を5〜20重量%混合することによりサーマルヘッ
ドによる転写の際の破断伸度を低下させることが可能と
なる。
【0015】そして、上記材料を溶剤に溶解又は分散し
て塗料化しこれをコーティングして剥離層を形成するこ
とができる。この溶剤としては、トルエン等の芳香族炭
化水素、メチルエチルケトンやメチルイソブチルケトン
等のアルコール系溶剤が適用できる。また、コーティン
グ手段としては、グラビアコート、ロールコート、バー
コート、エアナイフコート、ブレードコート、スクリー
ン印刷等の公知の手段が利用できる。尚、この剥離層の
膜厚は、通常、0.5〜2.0μm程度に設定される。
【0016】次に、上記熱転写層は、熱転写時にベース
シートから直接又は剥離層と共に剥離されると共に、赤
外線反射性基体上に直接又は以下に述べる接着層と共に
転写する被膜で、赤外線吸収物質と樹脂バインダーとで
その主成分が構成されるものである。
【0017】まず、この樹脂バインダーとしては、水又
は有機溶剤に溶解する高分子材料が適用できる。具体的
には、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチ
ルセルロース、酢酸セルロース、ニトロセルロース、ポ
リスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリアミド、線状の飽和
ポリエステル、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリ
ル酸エチル等のメタクリル酸若しくはそのエステルの単
独又は共重合体、ポリウレタン、ポリブチラール等が使
用できる。
【0018】そして、上記接着層を介さずに赤外線反射
性基体へ直接転写可能な熱転写材を構成する場合には、
ガラス転移点が50〜110℃の樹脂バインダーを適用
することが望ましい。このような樹脂バインダーの分子
量は、通常、8000以上である。この高分子量樹脂と
しては、ポリエステル系樹脂;ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合樹脂、変性した塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合樹脂等の塩化ビニル系樹脂、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸−2−メトキシエチル、ポリアク
リル酸メチル、ポリアクリル酸−2−ナフチル、ポリア
クリル酸イソボルニル、ポリメタクリロニトリル、ポリ
アクリロニトリル、ポリメチルクロロアクリレート、ポ
リメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリ
メタクリル酸−t−ブチル、ポリメタクリル酸イソブチ
ル、ポリメタクリル酸フェニル、メタクリル酸メチルと
メタクリル酸アルキル(但しアルキル基の炭素数は2〜
6個)のコポリマー等のアクリル系樹脂;ナイロン−
6,6、ナイロン−6,7、ナイロン−6,8、ナイロ
ン−6,9、ナイロン−6,10、ナイロン−6,1
2、ナイロン−10等のポリアミド系樹脂;ポリビニル
アセタール等のポリアセタール系樹脂等が利用できる。
また、サーマルヘッドによりこの熱転写層を赤外線反射
性基体上へ直接転写する場合には、上述した高分子量樹
脂に軟化点50〜150℃の低軟化点樹脂を混合するこ
とにより熱応答性が向上し、加熱部位周辺の転写が防止
されて転写精度を向上することが可能となる。このよう
な低軟化点樹脂には、上記剥離層に適用される低軟化点
樹脂が適用できる。尚、この混合量は、熱転写層の樹脂
成分全体の20〜70重量%を高分子量樹脂、残部を低
軟化点樹脂とすればよい。また、上記同様、サーマルヘ
ッドによりこの別転写層を赤外線反射性基体上へ直接転
写する場合には、上記熱転写層に耐磨耗材を混合するこ
とが望ましい。この耐磨耗材としては、動物系ワック
ス、植物系ワックス、鉱物系ワックス、石油系ワックス
等の天然ワックス;合成炭化水素系ワックス、脂肪族ア
ルコールと酸のエステル系ワックス、水素化ワックス、
合成ケトン系ワックス、アミンあるいはアミド系ワック
ス、塩素化炭化水素系ワックス、合成動物系ワックス、
αオレフィン系ワックス等の合成ワックス;ステアリン
酸亜鉛等の高級脂肪酸の金属塩;テフロンパウダー;ポ
リエチレンパウダー、ポリプロピレンパウダー等が使用
できる。尚、この混合量は、樹脂成分100重量部に対
して6〜70重量部でよい。
【0019】一方、熱転写層内に配合される赤外線吸収
物質としては、可視領域に吸収の少ない粉末化された顔
料が適用できる。この顔料の具体例としては金属錯体型
の赤外線吸収剤が挙げられ、更に、赤外線吸収ガラス若
しくは熱戦吸収ガラスを粉砕、顔料化して求められるリ
ン酸ガラス、硫酸ガラス等のガラス系材料が例示でき
る。そして請求項3に係る発明は上記赤外線吸収物質と
してこのFe2+及び/又はCu2+を含有するガラス系粉
末材料を適用したものである。
【0020】すなわち、請求項3に係る発明は請求項1
又は2に係る熱転写材を前提とし、上記赤外線吸収物質
がFe2+及び/又はCu2+を含有するガラス系粉末材料
により構成されていることを特徴とするものである。
【0021】より具体的に説明すると、このガラス系粉
末材料は五二酸化リン(P2 5 )を主成分とし、酸化
鉄及び/又は酸化銅を1.0重量%以上含む粉末材料
で、より好ましくは五二酸化リンを重量%で35.0〜
80.0%、酸化鉄及び酸化銅をそれぞれ0〜3.0%
含むガラス系粉末材料であることを特徴とする。
【0022】尚、上記ガラス系粉末材料内には必要に応
じて以下の化合物を含有していてもよい。すなわち、 Al2 3 2.0〜10.0重量% B2 3 1.0〜30.0重量% MgO 3.0〜10.0重量% ZnO 0〜 3.0重量% K2 O 0〜15.0重量% BaO 0〜10.0重量% SrO 0〜 1.0重量% Ni、Co、Se 微量 また、上記粉末化された顔料より可視領域に吸収が少な
くかつ赤外線吸収能力も優れている以下のリン酸塩系白
色結晶粉末や硫酸塩系白色結晶粉末等の白色結晶系粉末
材料も本発明に係る赤外線吸収物質として適用できる。
尚、かかる材料を適用した場合、その赤外線吸収能力が
優れているため熱転写層の膜厚を薄く設定できる利点を
有している。請求項4に係る発明はこのような技術的根
拠に基づきなされている。
【0023】すなわち、請求項4に係る発明は請求項1
又は2に係る熱転写材を前提とし、上記赤外線吸収物質
がFe2+及び/又はCu2+を含有しかつ五二酸化リンを
主成分とするリン酸塩系白色結晶粉末材料により構成さ
れていることを特徴とするものである。
【0024】この請求項4に係る発明において赤外線吸
収物質を構成するリン酸塩系白色結晶粉末はFe2+及び
/又はCu2+を20重量%以上含み五二酸化リン(P2
5)を主成分とする結晶粉末で、好ましくは上記五二
酸化リンを重量%で40〜70%、Fe2+及び/又はC
2+をそれぞれ30〜70%含む結晶粉末が望ましい。
そして、このリン酸塩系白色結晶粉末は、上述の組成を
有するリン酸塩系の組成物についてこれを融解しかつ結
晶化させてリン酸塩系白色結晶を求めると共にこれを粉
末化したものである。尚。このリン酸塩系白色結晶粉末
についても必要に応じて以下の化合物を含有していても
よい。すなわち、 Al2 3 2.0〜10.0重量% B2 3 1.0〜30.0重量% MgO 3.0〜10.0重量% ZnO 0〜 3.0重量% K2 O 0〜15.0重量% BaO 0〜10.0重量% SrO 0〜 1.0重量% Ni、Co、Se 微量 尚、上述した金属錯体型の赤外線吸収剤、ガラス系粉末
材料、及び、白色結晶系粉末材料等はそれ自体白色若し
くは薄い着色を呈しており、白色系の赤外線反射性基体
に適用された場合にはこの赤外線反射性基体と同系色と
なってその目視を困難にさせるが、有彩色系の赤外線反
射性基体に適用された場合には目視され易くなる。従っ
て、このような場合には着色顔料若しくは染料を混入さ
せて有彩色系の赤外線反射性基体と同系色に調整するこ
とを要する。上記請求項2に係る発明はこのような理由
に基づきなされている。
【0025】さらに熱転写層内に配合される赤外線吸収
物質としては、可視領域に吸収の少ない赤外線吸収性染
料が適用できる。
【0026】すなわち、請求項5に係る発明は請求項1
又は2に係る熱転写材を前提とし、上記赤外線吸収物質
がシアニン系、フタロシアニン系、ナフタロシアニン
系、ナフトキノン系、アントラキノン系、アミニウム
系、ジオチール金属錯塩系、ジインモニウム系、トリフ
ェニルメタン系、クロニックメチン系、アズレニオウム
系、ピリリウム系等の赤外線吸収性染料であることを特
徴とするものである。
【0027】尚、上記請求項2に係る発明において赤外
線反射性基体の色に合わせて熱転写層の色調整にも上記
赤外線吸収性染料が適用できる利点も有する。
【0028】さらに、請求項6に係る発明は、請求項1
又は2に係る熱転写材を前提とし、上記赤外線吸収物質
が、 (化1) 〔但し、式中、nは1又は2の自然数、Rは水素又は炭
素数1〜12のアルキル基、X- は、過塩素酸塩(Cl
4 - )、フッ化ホウ素酸塩(BF4 - )、トリクロル
酢酸塩(CCl3 COO- )、トリフルオロ酢酸塩(C
3 COO- )、ヘキサフルオロアンチモン酸塩(Sb
6 - )、ベンゼンスルフォン酸塩(C65
3 - )、エタンスルフォン酸塩(C2 5
3 - )、リン酸塩(PO 4 -3)のいずれか又はこれら
の混合物を示す〕により構成されていることを特徴とす
るものである。
【0029】この赤外線吸収性染料を適用した場合、そ
の赤外線吸収能力が優れ、かつ白色系若しくは薄い着色
を呈しているため、例えば薄く熱転写層を設定しても赤
外領域において十分な赤外吸収性を示し、また白色系若
しくは薄い着色系の赤外線反射性基体に適用された場合
にはこの赤外線反射性基体と同系色とすることができ
る。
【0030】そして、上記熱転写層は、上述した樹脂バ
インダーと赤外線吸収物質等を溶剤に溶解又は分散して
赤外線吸収インキを求めこれを上記ベースシート上に若
しくは剥離層上に塗布して形成することができる。この
場合、上記溶媒としては、例えば、トルエン、メチルイ
ソブチルケトン、キシレン、シクロヘキサノール、酢酸
イソブチル、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノ
ン、エチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコ
ール誘導体等又はこれらの混合溶媒が適用できる。尚、
上記赤外線吸収物質は、溶剤を除く赤外線吸収インキ組
成中に80重量%以下含まれることが望ましい。80重
量%を越えると転写された熱転写層パターンがマット状
になりその表面で赤外光の反射が起こると共に、凝集力
的にも限界となりその接着性、引っ掻き強度が低下する
弊害があるからである。また、上記樹脂バインダーは溶
剤を除く赤外線吸収インキ組成中に20重量%以上含ま
れることが望ましい。尚、この赤外線吸収インキ中に
は、上記材料に加えて消泡剤、滑剤等を含んでもよい。
また、上記赤外線吸収インキの塗布手段としては、バー
コート、ブレードコート、エアナイフコート、グラビア
コート、ロールコートスクリーン印刷法等公知の塗布方
法が適用でき、その熱転写層の膜厚は、通常、1〜10
μm程度に設定される。
【0031】尚、赤外線反射性基体に対する熱転写層の
接着力が十分でない場合にはこの熱転写層上に上述した
接着層を備えてもよい。この接着層に適用できる材料と
しては、ガラス転移点が50〜110℃の上述した高分
子量樹脂やこの樹脂と上述の低軟化点樹脂の混合物が例
示でき、上述した塗布手段により膜厚0.5〜2μm程
度に設定される。
【0032】また、この熱転写材についてはそのベース
シートの裏面側に熱転写時におけるサーマルヘッドとの
走行性をスムーズにするためのバックコート層を備えて
いてもよい。
【0033】そして、本発明に係る熱転写材に対し、例
えばサーマルヘッド等の熱的エネルギー印加手段により
熱エネルギーを付与することにより赤外線反射性基体上
へバーコード、ニジゲンコード、文字、数字等のあらゆ
る形状の赤外線吸収パターンを任意にかつ簡便に形成で
きる。
【0034】そして、請求項1に係る熱転写材について
は上記赤外線吸収パターンの主要部を構成する赤外線吸
収物質が赤外線反射性基体と同系色の材料により構成さ
れているため、プロセスインキを用いて隠蔽層等を形成
することなく上記パターンの目視が困難となり、かつ、
赤外線読み取り装置による読み取りのみが可能となる。
【0035】また、請求項2に熱転写材については上記
赤外線吸収パターンの主要部を構成する熱転写層が赤外
線反射性基体と同系色となるように調整されているた
め、プロセスインキを用いて隠蔽層等を形成することな
く上記パターンの目視が困難となり、かつ、赤外線読み
取り装置による読み取りのみが可能となる。
【0036】尚、赤外線反射性基体としては、照射され
た赤外線を80%以上反射し得るもので、例えば、酸化
チタン等を塗り込んだポリエチレンテレフタレート材、
ポリ塩化ビニル材、紙等の白色系基体を例示でき、ま
た、他の色の赤外線反射性基体の適用も可能である。
【0037】また、この熱転写材の適用対象としては、
例えば、株券、債券、小切手、通帳、宝くじ、乗車権、
回数券、定期券等の証券類の他、IDカード、クレジッ
トカード、キャッシュカード、ギフトカード等のプラス
チックカード、テレホンカードに代表されるプリペイド
カードといった金券に代わる証券関連商品に好適に利用
できる。
【0038】また、赤外線反射性基体上に熱転写層によ
り形成された赤外線吸収パターンは、例えば、半導体レ
ーザによる波長750nm、780nm、810nm、
830nm、905nm等のレーザ光により黒色パター
ンとして識別される。
【0039】
【作用】請求項1並びに請求項3〜6に係る熱転写材に
よれば、サーマルヘッド等の加熱手段により赤外線反射
性基体上に任意形状の赤外線吸収パターンを簡便に形成
できると共に、赤外線反射性基体上にパターン上に転写
された熱転写層内には赤外線吸収物質が含まれているた
め、赤外線読み取り装置による機械読み取りが可能とな
り、かつ、この赤外線吸収物質は赤外線反射性基体と同
系色の材料により構成されているため、従来のようにプ
ロセスインキを用いて隠蔽層等を形成することなく赤外
線吸収パターンの目視を困難にさせることが可能とな
る。
【0040】他方、請求項2〜6に係る熱転写材によれ
ば、サーマルヘッド等の加熱手段により赤外線反射性基
体上に任意形状の赤外線吸収パターンを簡便に形成でき
ると共に、赤外線反射性基体上にパターン上に転写され
た熱転写層内には赤外線吸収物質が含まれているため、
赤外線読み取り装置による機械読み取りが可能となり、
かつ、この赤外線吸収物質が含有された熱転写層は着色
顔料又は染料を含んで上記赤外線反射性基体と同系色と
なるように調整されているため、従来のようにプロセス
インキを用いて隠蔽層等を形成することなく赤外線吸収
パターンの目視を困難にさせることが可能となる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例について詳細に説明す
る。
【0042】〔実施例1〕まず、以下の組成を有する第
二銅含有リン酸塩系組成物について融解しかつこれを結
晶化させて第二銅含有リン酸塩系白色結晶化合物を求め
た。
【0043】(第二銅含有リン酸塩系組成物) P2 5 50.0重量% CuO 49.5重量% ZnO 0.5重量% 尚、この化合物について銅の管球を用いてX線回折を行
ったところ、回折角(2θ)=28.14、30.0
7、30.34、44.01に強いピークが現れ、結晶
化されていることが確認されている。
【0044】次に、この第二銅含有リン酸塩系白色結晶
を粉砕して粉末化し、これを赤外線吸収性顔料として下
記組成の赤外線吸収インキを調整した。
【0045】 (赤外線吸収インキ) 顔料(第二銅含有リン酸塩系白色結晶化合物) 40.0重量部 スチレン−アクリルポリマー 10.0重量部 (ガラス転移点:100℃、分子量:約70000) エポキシ樹脂 (ガラス転移点:83℃、分子量:約1000) トルエン そして、この赤外線吸収インキを用いて実施例に係る熱
転写材を求めた。
【0046】すなわち、この熱転写材10は図1に示す
ように厚さ3.5μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レートからなるベースシート11と、このベースシート
11上に下記組成の剥離層用塗料をグラビアコートして
形成された厚さ1.5μmの剥離層12と、この剥離層
12上に上記赤外線吸収インキをグラビアコートして形
成された厚さ1.5μmの熱転写層13とでその主要部
が構成されている。
【0047】 (剥離層用塗料) 10.0重量部 エポキシ樹脂 (ガラス転移点:98℃、分子量:約1600) メチルエチルケトン 40.0重量部 そして、得られた熱転写材10を用いてサーマルヘッド
によりブルー系の紙20上へパターン状に上記熱転写層
13を転写し、図2に示すような赤外線級数パターン2
1を形成した。
【0048】尚、上記ブルー系の紙20と赤外線吸収パ
ターン21とは目視で区別がつかず上記パターン21の
目視はほとんど不可能であった。IRスコープ(池上通
信機社製 赤外線読み取り装置)にて印字パターンを認
識することは可能であった。
【0049】〔実施例2〕次に実施例2は実施例1の赤
外線吸収インキの赤外線吸収性顔料の代わりに下記の赤
外線吸収染料を用いたこと以外は、全て実施例1と同一
である。 (赤外線吸収インキ) 染料:N,N,N’,N’−テトラキス(P−ジ−n−ブチルアミノフェニル) Pフェニレンジアミニウムの過塩素酸塩 5.0重量部 γ−ブチロラクトン 5.0重量部 ポリエステル系樹脂 30.0重量部 (ガラス転移点:67℃、分子量:約2000) メチルエチルケトン 60.0重量部 そして、得られた熱転写材10を用いてサーマルヘッド
によりブルー系の紙20上へパターン状に上記熱転写層
13を転写し、図2に示すような赤外線級数パターン2
1を形成した。
【0050】尚、上記ブルー系の紙20と赤外線吸収パ
ターン21とは目視で区別がつかず上記パターン21の
目視はほとんど不可能であった。IRスコープ(池上通
信機社製 赤外線読み取り装置)にて印字パターンを認
識することは可能であった。
【0051】〔実施例3〕さらに実施例3は実施例1の
赤外線吸収インキの赤外線吸収性顔料の代わりに下記の
赤外線吸収染料を用いたこと以外は、全て実施例1と同
一である。 (赤外線吸収インキ) 染料:N,N,N’,N’−テトラキス(P−ジ−n−ブチルアミノフェニル) Pフェニレンジアミニウムのフッ化アンチモン酸塩 5.0重量部 γ−ブチロラクトン 5.0重量部 ポリエステル系樹脂 30.0重量部 (ガラス転移点:67℃、分子量:約2000) メチルエチルケトン 60.0重量部 そして、得られた熱転写材10を用いてサーマルヘッド
によりブルー系の紙20上へパターン状に上記熱転写層
13を転写し、図2に示すような赤外線級数パターン2
1を形成した。
【0052】尚、上記ブルー系の紙20と赤外線吸収パ
ターン21とは目視で区別がつかず上記パターン21の
目視はほとんど不可能であった。IRスコープ(池上通
信機社製 赤外線読み取り装置)にて印字パターンを認
識することは可能であった。
【0053】
【発明の効果】請求項1並びに請求項3〜6に係る熱転
写材によれば、サーマルヘッド等の加熱手段により赤外
線反射性基体上に任意形状の赤外線吸収パターンを簡便
に形成できると共に、赤外線反射性基体上にパターン上
に転写された熱転写層内には赤外線吸収物質が含まれて
いるため、赤外線読み取り装置による機械読み取りが可
能となり、かつ、この赤外線吸収物質は赤外線反射性基
体と同系色の材料により構成されているため、従来のよ
うにプロセスインキを用いて隠蔽層等を形成することな
く赤外線吸収パターンの目視を困難にさせることが可能
となる。
【0054】他方、請求項2〜6に係る熱転写材によれ
ば、サーマルヘッド等の加熱手段により赤外線反射性基
体上に任意形状の赤外線吸収パターンを簡便に形成でき
ると共に、赤外線反射性基体上にパターン上に転写され
た熱転写層内には赤外線吸収物質が含まれているため、
赤外線読み取り装置による機械読み取りが可能となり、
かつ、この赤外線吸収物質が含有された熱転写層は着色
顔料又は染料を含んで上記赤外線反射性基体と同系色と
なるように調整されているため、従来のようにプロセス
インキを用いて隠蔽層等を形成することなく赤外線吸収
パターンの目視を困難にさせることが可能となる。
【0055】従って、従来技術における隠蔽部等を施す
ことなく赤外光で機械読み取り可能であるが目視が困難
なバーコード印刷物や秘密情報印刷物を簡便に提供でき
る効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る熱転写材の断面図である。
【図2】実施例に係る熱転写材により赤外線吸収パター
ンが形成された紙の断面図である。
【図3】本発明の磁気記録体の製造時の状態を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 熱転写材 11 ベースシート 12 剥離層 13 熱転写層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松平 長久 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースシート上に設けられた熱転写層を
    熱転写させて赤外線反射性基体上に赤外線吸収パターン
    を形成する熱転写材において、 上記熱転写層内に赤外線反射性基体と同色系の赤外線吸
    収物質を含有させたことを特徴とする熱転写材。
  2. 【請求項2】 ベースシート上に設けられた熱転写層を
    熱転写させて赤外線反射性基体上に赤外線吸収パターン
    を形成する熱転写材において、 熱転写層が赤外線反射性基体と同色系となるように上記
    熱転写層内に赤外線吸収物質とともに着色顔料又は染料
    を含有させたことを特徴とする熱転写材。
  3. 【請求項3】 上記赤外線吸収物質がFe2+及び/又は
    Cu2+を含有するガラス系粉末材料により構成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の熱転写材。
  4. 【請求項4】 上記赤外線吸収物質がFe2+及び/又は
    Cu2+を含有し五二酸化リンを主成分とするリン酸塩系
    白色結晶粉末材料により構成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2記載の熱転写材。
  5. 【請求項5】 上記赤外線吸収物質がシアニン系、フタ
    ロシアニン系、ナフタロシアニン系、ナフトキノン系、
    アントラキノン系、アミニウム系、ジオチール金属錯塩
    系、ジインモニウム系、トリフェニルメタン系、クロニ
    ックメチン系、アズレニオウム系、ピリリウム系等の赤
    外線吸収性染料であることを特徴とする請求項1又は2
    記載の熱転写材。
  6. 【請求項6】 上記赤外線吸収物質が 【化1】 〔但し、式中、nは1又は2の自然数、Rは水素又は炭
    素数1〜12のアルキル基、X- は、過塩素酸塩(Cl
    4 - )、フッ化ホウ素酸塩(BF4 - )、トリクロル
    酢酸塩(CCl3 COO- )、トリフルオロ酢酸塩(C
    3 COO- )、ヘキサフルオロアンチモン酸塩(Sb
    6 - )、ベンゼンスルフォン酸塩(C65
    3 - )、エタンスルフォン酸塩(C2 5
    3 - )、リン酸塩(PO 4 -3)のいずれか又はこれら
    の混合物を示す〕からなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の熱転写材。
JP26476993A 1992-11-04 1993-10-22 熱転写材 Pending JPH06191162A (ja)

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