JP2001232825A - 画像記録装置、画像記録方法および記録媒体 - Google Patents

画像記録装置、画像記録方法および記録媒体

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JP2001232825A
JP2001232825A JP2000045553A JP2000045553A JP2001232825A JP 2001232825 A JP2001232825 A JP 2001232825A JP 2000045553 A JP2000045553 A JP 2000045553A JP 2000045553 A JP2000045553 A JP 2000045553A JP 2001232825 A JP2001232825 A JP 2001232825A
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inks
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JP2000045553A
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English (en)
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Tetsuya Suwa
徹哉 諏訪
Yuji Akiyama
勇治 秋山
Minoko Katou
美乃子 加藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グレーライン記録時に使用するインク量を減
らすことができ、したがって、記録媒体上での滲みや記
録媒体のカールを防ぐことができる画像記録装置を提供
することを目的とするものである。 【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエローのインク
(1次色インク)の他に、レッド、グリーン、ブルーの
インク(2次色インク)を有し、グレーラインを記録す
るときに、これらのインクを適宜使用するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー成分の混合
によってグレーを作成する画像記録装置、画像記録方法
および記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のパーソナルコンピュータやワード
プロセッサの発展に伴い、様々な種類、形態をもった入
出力装置が開発されている。入力装置では、スキャナ、
デジタルカメラの普及によって、写真等の自然画像をデ
ジタルデータとして容易に扱うことができる。一方、出
力装置において、ソフトコピーとしてCRTモニタや液
晶モニタ、ハードコピーとしてプリンタが挙げられる。
【0003】プリンタは、電子写真方式、インクジェッ
ト方式等、その記録方法は様々であるが、一般的に、こ
れらのプリンタは、シアン、マゼンタ、イエローのトナ
ーやインクによって、カラー記録を行う。記録を行う場
合、パーソナルコンピュータ等のホスト側に設けられて
いるプリンタドライバがデータ処理し、この処理された
データに従い、トナーの定着やインクの吹き付けが行わ
れている。
【0004】ここでは、一例としてインクジェットプリ
ンタを考える。最近のインクジェットプリンタは、シア
ン、マゼンタ、イエローの他にブラックのインクをもつ
ものが一般的である。これは、シアン、マゼンタ、イエ
ローの3色を吹き付けることによって黒を記録して表現
するよりも、ブラックインクを使うことによって黒を記
録したほうが、より濃度が高く引き締まった記録が可能
になるためである。
【0005】一方で、ブラックインクを積極的に使用す
ると、粒状感が悪くなるという問題がある。白から黒に
向かうグラデーションを記録する場合、何も印字されて
いない白部分から、急激にブラックインクが打たれる
と、粒状感が目に付く。このように粒状感が目に付くの
は、ブラックインク自体の濃度が高いので、しかも、ブ
ラックインクの記録ドット数が少ないと、空間周波数の
低周波成分が増え、人間の目で認識されやすくなるため
である。
【0006】そこで、明度の高い部分における粒状感を
排除するために、白に近いところでは、シアン、マゼン
タ、イエローの3色を使い、黒に近づくにつれ、ブラッ
クインクを増やしていく方法が採用されている。
【0007】図10は、グレーの信号値に対する各色信
号値を示す図である。
【0008】図10において、横軸は、グレーの信号値
であり、縦軸は、それに対応する各色信号値であり、そ
れぞれの値が8ビットで表されている。図10に示す情
報は、プリンタドライバに組み込まれ、所望のグレーの
信号値に応じた各色信号値のデータが作成され、プリン
タに転送される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、インク
ジェットプリンタは、液体を吹き付けて記録し、インク
は液体であるので、吹き付けるインク量が多いと、印字
媒体がインクを吸収できなく滲んだり、カールを起こ
す。また、消費するインク量が多くなると、一定のイン
ク量で記録できる印字枚数が減り、ランニングコストが
高くなる。
【0010】白から黒に向かう途中のグレー部分では、
シアン、マゼンタ、イエローの3色のインクが使用され
るので、特に、インクの使用量が多くなる傾向にある。
しかし、上記のように、これを防ぐためにブラックイン
クを多く使用すると、黒ドットが目立ち、粒状感が多い
記録物になる。つまり、記録に使用されるインク量と粒
状感とはトレードオフの関係にある。
【0011】また、印字媒体にも様々なものがあり、表
面にコーティングが施されているインクジェット専用紙
(以下、特殊紙と呼ぶ)等では、沢山のインクを吸収す
ることができる。これに対して、再生紙や一般にコピー
で使われている紙(以下、普通紙と呼ぶ)は、インクが
吸収され難く、記録する際には、なるべくインク量を減
らす必要がある。
【0012】また、普通紙はインクが滲みやすいので、
比較的粒状感が目に付き難く、特殊紙では粒状感が目立
ちやすいという特徴や、記録されるドット径の小さいプ
リンタでは、黒インクを明るいところから印字しても目
立ちにくいという特徴もある。
【0013】つまり、記録媒体や記録されるドット径
等、プリンタシステムの違いによって、インクの使い方
を変える必要がある。しかし、従来のシアン、マゼン
タ、イエロー、ブラックのインクシステムでは、インク
数が少ないので、上記のようにインクの使い方を変える
には限界があるという問題がある。
【0014】本発明は、グレーライン記録時に使用する
インク量を減らすことができ、したがって、記録媒体上
での滲みや記録媒体のカールを防ぐことができる画像記
録装置、画像記録方法および記録媒体を提供することを
目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、シアン、マゼ
ンタ、イエローのインク(以下、1次色インクと呼ぶ)
の他に、レッド、グリーン、ブルーのインク(以下、2
次色インクと呼ぶ)を有し、グレーラインを記録すると
きに、これらのインクを適宜使用するものである。
【0016】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例である画像記録装置PS1を示すブロック図であ
る。
【0017】画像記録装置PS1は、パーソナルコンピ
ュータ200と、モニタ203と、外部入力装置204
と、インクジェットプリンタ207と、搬送モータ21
0と、給紙モータ209と、キャリッジモータ211
と、記録ヘッド212とを有する。
【0018】パーソナルコンピュータ200は、各種処
理の実行を行うCPU201と、データの一時的な格納
と制御プログラムの格納とを行うRAM/ROM202
と、アプリケーション205と、プリンタドライバ20
6と、ドライバとを有する。
【0019】ユーザは、モニタ203を見ながら、キー
ボードやマウス等の外部入力装置204を駆使し、命令
を行う。たとえば、アプリケーション205によってプ
リントする場合、プリンタドライバ206が起動され処
理が実行される。プリンタドライバ206によって一連
の処理が行われた後、データをインクジェットプリンタ
207に転送する。
【0020】データを受けたプリンタ207は、RAM
/ROM208に格納されている制御プログラムに従
い、給紙モータ209、搬送モータ210、キャリッジ
モータ211を駆動させる。キャリッジ(図示せず)に
取り付けられた記録ヘッド212は、複数色の吐出ノズ
ルを有し、必要に応じてインクの吐出を行う。給紙モー
タ209によって給紙され、搬送モータ210によって
搬送されている印字媒体に、吐出された小液滴のインク
が着弾し、記録される。
【0021】図2は、上記実施例におけるインクジェッ
トプリンタ207に搭載されているキャリッジ300
と、記録ヘッド303と、インクタンク302とを示す
斜視図である。
【0022】キャリッジ300には、ヘッドケース30
1と、インクタンク302とが取り付けられている。イ
ンクタンク302には、シアンタンク302a、マゼン
タタンク302b、イエロータンク302c、レッドタ
ンク302d、グリーンタンク302e、ブルータンク
302f、ブラックタンク303gが搭載されている。
【0023】ヘッドケース301には、それぞれのイン
クを吐出する吐出口を有する記録ヘッド303が装着さ
れている。各インクタンク302は、接続部(図示せ
ず)を介して、記録ヘッド303と接続され、インクを
供給することができるようになっている。
【0024】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0025】まず、上記実施例におけるプリンタドライ
バ206の処理動作について説明する。
【0026】図3は、プリンタドライバ206における
処理手順を示すフローチャートである。
【0027】アプリケーション205から受け取ったデ
ータ、一般的にはRGB形式の各8ビットデータは、色
補正処理が行われる(400)。この処理によって、モ
ニタに表示される色に近づけたり、写真画像等がより好
適に記録されるような補正が行われる。補正方法の一例
として、ダイレクトマッピング法があげられる。
【0028】図4は、ダイレクトマッピング法で使用さ
れるルックアップテーブルの一例を示す図である。
【0029】図4には、RGB信号値を、それぞれ32
レベルずつに9分割した729点に対応するR’G’
B’信号値が記述され、入力RGBの値に応じたR’
G’B値が参照される。RGB値が、9分割した間にあ
る場合は、補間処理によって、R’G’B’値が求めら
れる。
【0030】そして、次の色変換処理(401)では、
色補正されたR’G’B’信号値を、実際にプリンタで
記録するインク色に変換する。つまり上記実施例の場
合、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、
ブラック(K)、レッド(R)、グリーン(G)、ブル
ー(B)の7色のインクに変換される。
【0031】図5は、上記実施例における色変換処理動
作(401)の一例を示す図である。
【0032】色補正処理動作(400)の場合と同様
に、729点のルックアップテーブルから、CMYKR
GB信号値を求める。色変換処理(401)によって、
インク色に変換されたデータは、量子化処理(402)
が施される。この量子化処理(402)は、各色8ビッ
トのデータを、所定の記録装置において記録することが
できるビット数のデータに変換するものである。つま
り、インクジェットプリンタの場合、打つ(1)/打た
ない(0)の2値である(1ビット)ので、各色8ビッ
トのデータが1ビットに量子化される。この場合におけ
る量子化方法として、誤差拡散法が考えられる。
【0033】図6は、上記実施例において、誤差拡散法
における誤差分配方法を示す図である。
【0034】ターゲットピクセル(注目しているピクセ
ル)のレベル(濃度)と、閾値(この場合128である
とする)とを比較し、ピクセルのレベルが閾値よりも大
きいときには、ドットを打つ(1)とし、逆に、ピクセ
ルのレベルが閾値よりも小さいときには、ドットを打た
ない(0)とする。これによって発生した誤差は、図6
に示す分配方法に従い、誤差を振り分ける。たとえば、
ピクセルのレベルが160である場合、閾値(128)
とを比較し、ピクセルのレベルである160が、閾値で
ある128よりも大きいので、ドットを打つ(1)と判
定され、発生する誤差は、255−160=95であ
り、この誤差95が分配法則に従い、周囲のピクセルに
分配される。なお、上記255は、最高濃度である。
【0035】この誤差拡散法における誤差分配の処理
を、各インク色分、全てのピクセルに施し、量子化が行
われる。量子化処理(402)が行われた1ビットのデ
ータは、プリンタ207に転送され記録が行われる。
【0036】図7は、上記実施例におけるグレーライン
のグラフを示す図である。
【0037】図7に示すグレーラインのグラフによれ
ば、グレーラインは、従来行われていたC,M,Yイン
クを使用することによって、グレーラインを記録してい
たが、2次色インクのRインクと1次色インクのCイン
クとを使用することによって、グレーラインを作成して
いる。
【0038】ここで、上記1次色インクは、シアン、マ
ゼンタ、イエローの各インクであり、上記2次色インク
はレッド、グリーン、ブルーの各インクである。
【0039】図8は、グレーラインが記録されるときに
使用されるインク量のグラフを示す図である。
【0040】縦軸は、単色インクを最高濃度(255レ
ベル)で記録したときを1とし、それに対する相対イン
ク量である。図8に示すグラフから、RインクとCイン
クとを用いたグレーラインは、従来のCMYKインクを
用いる場合におけるインク量よりも大幅に少なくなって
いることが分かる。
【0041】また、RインクとCインクとは補色関係に
あるので、好適なグレーラインを表現することができ
る。これによって、吹き付けられるインク量が、従来C
MYインクよりも少なくなり、従来例で問題となってい
たインクの滲みや、記録紙のカールを防ぐことができ
る。
【0042】図9は、グレーの信号値と各色信号値との
関係を示す図であって、図7に示す実施例とは異なる実
施例を示す図である。
【0043】また、インクの滲みが少ない特殊紙を使用
した場合、図7に示すグラフを用いると、明度の高いと
ころで記録されるドット数が少なくなるので、従来のC
MYインクのときよりも、粒状感が悪くなる。
【0044】そこで、このように粒状感が悪くなる場合
は、図9に示すグレーラインを用いる。つまり、明度の
高いところでは、粒状感の低減を図るために、CMYイ
ンクを用いてドット数を増やす。その後、黒に近づくに
つれインク量を減らすことを目的として、RインクとC
インクとの組み合わせによってグレーラインを作成し、
最後に、黒インクのみを使用する。これによって、特殊
紙においても、粒状感を出さずに、インク量を減らすこ
とができる。
【0045】上記実施例では、記録される記録媒体に応
じて、グレーラインを表現すべきインクを使い分けた
が、このようにすることともに、記録される記録媒体に
応じて、プリントされるドット径の大小を使い分けるよ
うにしてもよく、また、記録される記録媒体に応じて、
インクの濃度を使い分けるようにしてもよい。
【0046】また、上記実施例では、補色関係にあるイ
ンクの組み合わせとして、RインクとCインクとの組み
合わせを使用しているが、これに限らず、GインクとM
インクとの組み合わせ、BインクとYインクとの組み合
わせを、補色関係にあるインクの組み合わせとして使用
するようにしてもよい。
【0047】つまり、上記1次色インク(シアン、マゼ
ンタ、イエローの各インク)のうちの所定の1つのイン
クと、上記2次色インク(レッド、グリーン、ブルーの
各インク)のうちで、上記所定の1つのインクと補色関
係にあるインクとを使用することによって、グレーを記
録するようにしてもよい。
【0048】また、シアン、マゼンタ、イエローの各イ
ンクを含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルー
の各インクを含む2次色インクと、ブラックインクとを
画像記録装置が有する場合、上記1次色インクのうちの
所定の1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上
記所定の1つのインクと補色関係にあるインクと、ブラ
ックインクとを使用することによって、グレーを記録す
るようにしてもよい。
【0049】さらに、シアン、マゼンタ、イエローの各
インクを含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブル
ーの各インクを含む2次色インクとを有する画像記録装
置において、上記1次色インクを使用することによっ
て、明度の高いグレーを記録し、一方、上記1次色イン
クのうちの所定の1つのインクと、上記2次色インクの
うちで、上記所定の1つのインクと補色関係にあるイン
クとを使用することによって、明度の低いグレーを記録
するようにしてもよい。
【0050】この場合、画像記録装置がブラックインク
を有し、上記明度の低いグレーよりもさらに明度が低い
グレーを記録する場合には、上記1次色インクのうちの
所定の1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上
記所定の1つのインクと補色関係にあるインクと、ブラ
ックインクとを使用することによってグレーを記録する
ようにしてもよい。
【0051】上記実施例によれば、グレーライン記録時
に使用するインク量を減らすことができ、したがって、
記録媒体上での滲みや記録媒体のカールを防ぐことがで
きる。また、ドットの目立ちやすい特殊紙においても、
粒状感を犠牲にすることなく、グレーラインのインク量
を減らすことができる。
【0052】また、上記実施例の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、シス
テムまたは装置に供給し、このシステムまたは装置のコ
ンピュータ(CPUまたはMPU)が記録媒体に格納さ
れたプログラムコードを読み出し実行することによって
も、本発明の目的が達成される。
【0053】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が上記実施例の機能を実現することに
なり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は、本
発明を構成することになる。
【0054】プログラムコードを供給する記録媒体とし
ては、たとえば、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0055】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することによって、上記実施例の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレー
テイングシステム)等が実際の処理の一部または全部を
実行し、その処理によって上記実施例の機能が実現され
る場合も、本発明の目的が達成される。
【0056】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに搭載
されているメモリに書き込まれた後に、そのプログラム
コードの指示に基づいて、上記機能拡張ボードや機能拡
張ユニットに搭載されているCPU等が実際の処理の一
部または全部を実行し、この処理によって上記実施例の
機能が実現される場合も、本発明の目的が達成される。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、グレーライン記録時に
使用するインク量を減らすことができ、したがって、記
録媒体上での滲みや記録媒体のカールを防ぐことができ
るという効果を奏し、また、ドットの目立ちやすい特殊
紙においても、粒状感を犠牲にすることなくグレーライ
ンのインク量を減らすことができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である画像記録装置PS1を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例におけるインクジェットプリンタ2
07に搭載されているキャリッジ300と、記録ヘッド
303と、インクタンク302とを示す斜視図である。
【図3】、プリンタドライバ206における処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】ダイレクトマッピング法で使用されるルックア
ップテーブルの一例を示す図である。
【図5】上記実施例における色変換処理動作(401)
の一例を示す図である。
【図6】
【図7】上記実施例におけるグレーラインのグラフを示
す図である。
【図8】グレーラインが記録されるときに使用されるイ
ンク量を示す図である。
【図9】グレーの信号値と各色信号値との関係を示す図
であって、図7に示す実施例とは異なる実施例を示す図
である。
【図10】グレーの信号値に対する各色信号値を示す図
である。
【符号の説明】
PS1…画像記録装置、 200…パーソナルコンピュータ、 203…モニタ、 204…外部入力装置、 207…インクジェットプリンタ、 212…記録ヘッド、 300…キャリッジ、 302…インクタンク、 302a…シアンタンク、 302b…マゼンタタンク、 302c…イエロータンク、 302d…レッドタンク、 302e…グリーンタンク、 302f…ブルータンク、 303g…ブラックタンク、 303…記録ヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 美乃子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA05 EA11 EE09 EE14 EE18 2C262 AA02 AA24 AA26 AA27 BA12 BA15 BA16 BA20 FA18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクとを有する画像記録装置にお
    いて、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクとを使用することによって、グレーを
    記録することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクと、ブラックインクとを有す
    る画像記録装置において、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクと、上記ブラックインクとを使用する
    ことによって、グレーを記録することを特徴とする画像
    記録装置。
  3. 【請求項3】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクとを有する画像記録装置にお
    いて、 上記1次色インクを使用することによって、明度の高い
    グレーを記録し、一方、上記1次色インクのうちの所定
    の1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所
    定の1つのインクと補色関係にあるインクとを使用する
    ことによって、明度の低いグレーを記録することを特徴
    とする画像記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記画像記録装置は、ブラックインクを有し、 上記明度の低いグレーよりもさらに明度が低いグレーを
    記録する場合には、上記1次色インクのうちの所定の1
    つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所定の
    1つのインクと補色関係にあるインクと、上記ブラック
    インクとを使用することによって記録することを特徴と
    する画像記録装置。
  5. 【請求項5】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクとを使用する画像記録方法に
    おいて、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクとを使用することによって、グレーを
    記録させることを特徴とする画像記録方法。
  6. 【請求項6】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクと、ブラックインクとを使用
    する画像記録方法において、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクと、上記ブラックインクとを使用する
    ことによって、グレーを記録させることを特徴とする画
    像記録方法。
  7. 【請求項7】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクとを使用する画像記録方法に
    おいて、 上記1次色インクを使用することによって、明度の高い
    グレーを記録し、一方、上記1次色インクのうちの所定
    の1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所
    定の1つのインクと補色関係にあるインクとを使用する
    ことによって、明度の低いグレーを記録させることを特
    徴とする画像記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 上記画像記録方法は、ブラックインクを使用し、 上記明度の低いグレーよりもさらに明度が低いグレーを
    記録させる場合には、上記1次色インクのうちの所定の
    1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所定
    の1つのインクと補色関係にあるインクと、上記ブラッ
    クインクとを使用することによって記録させることを特
    徴とする画像記録方法。
  9. 【請求項9】 シアン、マゼンタ、イエローの各インク
    を含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの各
    インクを含む2次色インクとを使用する画像記録手順に
    おいて、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクとを使用することによって、グレーを
    記録させる手順をコンピュータに実行させるプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 シアン、マゼンタ、イエローの各イン
    クを含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの
    各インクを含む2次色インクと、ブラックインクとを使
    用する画像記録手順において、 上記1次色インクのうちの所定の1つのインクと、上記
    2次色インクのうちで、上記所定の1つのインクと補色
    関係にあるインクと、上記ブラックインクとを使用する
    ことによって、グレーを記録させる手順をコンピュータ
    に実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 シアン、マゼンタ、イエローの各イン
    クを含む1次色インクと、レッド、グリーン、ブルーの
    各インクを含む2次色インクとを使用する画像記録手順
    において、 上記1次色インクを使用することによって、明度の高い
    グレーを記録し、一方、上記1次色インクのうちの所定
    の1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所
    定の1つのインクと補色関係にあるインクとを使用する
    ことによって、明度の低いグレーを記録させる手順をコ
    ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 上記画像記録手順は、ブラックインクを使用し、 上記明度の低いグレーよりもさらに明度が低いグレーを
    記録させる場合には、上記1次色インクのうちの所定の
    1つのインクと、上記2次色インクのうちで、上記所定
    の1つのインクと補色関係にあるインクと、上記ブラッ
    クインクとを使用することによって記録させる手順をコ
    ンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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