JP2008311391A - ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置 - Google Patents
ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】アライナーを使用すること無く、ウエハの受け渡しとオリフラの位置合わせとを確実、簡易かつ高精度に行うことが出来る装置を提供することである。
【解決手段】多数のウエハを収納するウエハ収納部からウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送する搬送機構を有し、所定の載置位置でウエハの位置を検出する位置検出センサが少なくとも2個、所定の載置位置に搬送されたウエハの底面エッジ部近傍に連設され、オリフラを一定方向に合わせる為の位置合わせ機構を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】多数のウエハを収納するウエハ収納部からウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送する搬送機構を有し、所定の載置位置でウエハの位置を検出する位置検出センサが少なくとも2個、所定の載置位置に搬送されたウエハの底面エッジ部近傍に連設され、オリフラを一定方向に合わせる為の位置合わせ機構を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体製造に関わる製造および検査装置等において、カセットに収納した形で多数のウエハが収納されたウエハ収納部から、ウエハを1枚ずつ取り出して、所定の工程を行うために所定の載置位置に精密に位置合わせして配置するウエハ位置合わせ装置に関する。
ウエハは、搬送時の表面保護や取り扱い等から一般的に図2に示すような複数枚収納出来るカセットに収納されている。カセット内に収納されたウエハは、水平方向には、ある程度移動可能な状態になっている。
特に、カセットの開口部方向に関しては、ウエハの収納位置に大きなバラツキが生じている。ウエハは取り扱い上、振動や衝撃に注意を払って行っているが、完全に固定されない為、移動時の振動などで、ウエハ収納のバラツキを完全に無くすことは困難である。言うまでもなく、半導体製造工程におけるウエハの位置決めは、高い品質を得るための重要な工程となっている。
例えば、ウエハの表面検査装置では、高速回転する基台へ載置されたウエハに位置ズレが生じていると、検査精度の低下およびウエハの破損などが生じる可能性がある。故に極めてウエハの載置位置は精密に行う必要性がある。
このウエハの中心位置を所定の位置に合わせる手段としては、一般的にアライナーという装置が広く用いられている。カセットから搬送されるウエハは、途中でこのアライナーに載せてウエハの中心位置を所定位置に合わせることでカセット収納部での収納バラツキに影響することなく、常に所定の載置位置にウエハを載置することが可能であった。
アライナーによる位置合わせは、特開2002−252267が知られている。このアライナーによって所定位置に載置されたウエハは、オリフラなどの検出による位置合わせを行う。
特開2002−252267号公報
しかしながら、上記の従来例では、アライナーによる工程が装置全体の大型化になり、また検査時間(搬送時間含む)の増加も出てしまい検査効率の向上が難しい。またアライナー装置は、高価なため、製造コストが上がってしまうなどの欠点がある。
本発明の目的は、アライナーを使用すること無く、ウエハの受け渡しとオリフラの位置合わせとを確実、簡易かつ高精度に行うことが出来る装置を提供することである。
本発明は、前記目的を達成するために、ウエハをウエハ収納位置から取り出し、所定の載置位置へ移載し、ウエハのオリフラの方向を合わせるウエハの位置合わせ装置において、ウエハをウエハ収納位置から取り出して、所定の載置位置までウエハを搬送するための搬送手段と、所定の載置位置でウエハのオリフラ位置を検出する位置検出センサが少なくとも2個、所定の載置位置に搬送されたウエハの底面エッジ部近傍に連設され、オリフラを一定方向に合わせる為の回転手段とからなることを特徴とするものである。
簡単な機構でカセットに収納されたウエハの受け渡しと、オリフラの位置合わせとを確実、簡易かつ高精度に行うことが出来る装置を提供出来る。
多数のウエハを収納するウエハ収納部からウエハを取り出し、所定の載置位置へウエハを搬送する搬送機構を有し、所定の載置位置でウエハの位置を検出する位置検出センサが少なくとも2個、所定の載置位置に搬送されたウエハの底面エッジ部近傍に連設され、オリフラを一定方向に合わせる為の位置合わせ機構を設けたことを特徴とする。
以下に、この発明の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。先ず、本発明のウエハの位置合わせ装置を図1の概略斜視図に基づいて説明する。
この位置合わせ装置1は、ウエハ15が多段状に収納されたカセット2を所定の位置に載置した状態でそのカセット2内からウエハ15を保持取り出し、オリフラ位置合わせ機構部がある所定の位置まで移載してウエハ15の位置合わせを行うものである。因みにオリフラ位置合わせ機構部とは、位置検出センサ5、回転ガイド11、ガイド駆動モータ10などから成り、ウエハ15のオリフラ16を検出し、一定方向に位置合わせを行う機能をもった機構部である。
位置合わせ装置1には、ウエハ15を保持取り出すL型のアーム3が設けられており、吸引吸着方法によりウエハ15を保持し、移載機部4によってオリフラ位置合わせ機構部上に移載出来るようになっている。アーム3の移動は、例えばパルスモータから成るアーム可動モータ8とリニアポール12などで構成された移載機部4が、移動量を精密に動作させるようになっている。
またカセット2は、多段状に収納されたウエハ15を順次取り出す際、カセット基台13ごと昇降可能なエレベータシステムになっている。カセット2は、カセット基台13に着脱可能な状態で固定されている。
次にオリフラ位置合わせ機構部について説明する。先ずカセット2内に収納されたウエハ15は、L型のアーム3によって保持し、移載機部4によってオリフラの位置合わせを行う。回転ガイド11部に移送載置される。ウエハ15と回転ガイド11との載置状態は、図3を参照のこと。
回転ガイド11は、少なくとも6本ほぼ等間隔でウエハ15の円周部に配置されている。回転ガイド11の上端部は、円錐状になっており、ウエハ15の径のバラツキがあっても、円錐状の傾斜によりウエハ15の径の大きさに関係なく位置合わせが可能である。また、回転ガイド11の上端部が円錐状により、ウエハ15の位置合わせを行う際、ウエハ15のエッジ部19を利用し、位置合わせを行うことが出来るので、ウエハ15面にキズや汚れをつけない利点がある。
また、それぞれの回転ガイド11の上端部の円錐状の傾斜面を同心円上に高精度に配設することによって、回転ガイド11部に移送載置されたウエハ15の中心位置が無調整で決定される。
次にウエハ15の中心位置が決定した状態でオリフラ16の検出を行う。少なくとも2本の回転ガイド11にタイミングベルト9を介して、ガイド駆動モータ10にて回転していく。オリフラ16を少なくとも2個の位置検出センサ5にて検出する。2個の位置検出センサ5の間隔は、オリフラ16のほぼ直線寸法に等しい。オリフラ16が、この位置検出センサ5で検出されると、信号がセンサ検出部7に送信され、更にモータ制御部6で位置合わせの調整を行っていく。
本発明では、回転ガイド11の駆動は、タイミングベルト9を介して回転させているが、チェーンでもよい。また回転ガイド11に直接、ギヤなどで駆動させてもよい。
本発明は、半導体装置に関わらず、精密電子部品製造の分野でも応用が期待できる。
1 ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置
2 カセット
3 アーム
4 移載機部
5 位置検出センサ
6 モータ制御部
7 センサ検出部
8 アーム可動モータ
9 タイミングベルト
10 ガイド駆動モータ
11 回転ガイド
12 リニアポール
13 カセット基台
14 吸引管
15 ウエハ
16 オリフラ
17 吸着口
18 カセット基台受軸
19 ウエハのエッジ部
2 カセット
3 アーム
4 移載機部
5 位置検出センサ
6 モータ制御部
7 センサ検出部
8 アーム可動モータ
9 タイミングベルト
10 ガイド駆動モータ
11 回転ガイド
12 リニアポール
13 カセット基台
14 吸引管
15 ウエハ
16 オリフラ
17 吸着口
18 カセット基台受軸
19 ウエハのエッジ部
Claims (1)
- ウエハをウエハ収納位置から取り出し、所定の載置位置へ移載し、ウエハのオリフラの方向を合わせるウエハの位置合わせ装置において、ウエハをウエハ収納位置から取り出して、所定の載置位置までウエハを搬送するための搬送手段と、所定の載置位置でウエハのオリフラ位置を検出する位置検出センサが少なくとも2個、所定の載置位置に搬送されたウエハの底面エッジ部近傍に連設され、オリフラを一定方向に合わせる為の回転手段とからなることを特徴とするウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007157086A JP2008311391A (ja) | 2007-06-14 | 2007-06-14 | ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007157086A JP2008311391A (ja) | 2007-06-14 | 2007-06-14 | ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008311391A true JP2008311391A (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=40238752
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007157086A Pending JP2008311391A (ja) | 2007-06-14 | 2007-06-14 | ウエハ供給機能を有するウエハ位置合わせ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008311391A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012156421A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-16 | Lintec Corp | 板状部材の支持装置 |
CN103579059A (zh) * | 2012-08-03 | 2014-02-12 | 上海微电子装备有限公司 | 基底机台专用基底上片***及其上片方法 |
KR20210157334A (ko) | 2020-06-19 | 2021-12-28 | 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 | 수납 모듈, 기판 처리 시스템 및 소모 부재의 반송 방법 |
-
2007
- 2007-06-14 JP JP2007157086A patent/JP2008311391A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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