JP2008281929A - 露光装置用基板アダプタ及び露光装置 - Google Patents

露光装置用基板アダプタ及び露光装置 Download PDF

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【課題】ガラス基板の搬送時、及び露光時におけるガラス基板の保持において、ガラス基板を安全に保持することが可能な露光装置用基板アダプタ及び露光装置を提供する。
【解決手段】マスクアダプタ80は、マスクMの周縁部を囲う開口81aを形成するフレーム部81と、開口81aの周縁に設けられ、マスクの周縁部と当接してマスクMを保持する保持部82と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、露光装置用基板アダプタ及び露光装置に関し、特に、フラットパネルディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイのカラーフィルタ基板やTFT基板製造時に、マスクの保持及び搬送に使用される露光装置用基板アダプタ、及び該アダプタを用いた露光装置に関する。
従来、液晶ディスプレイ用の露光装置では、マスクは露光時にはマスク保持部に直接吸着保持され、また、搬送時には直接ローダによって吸着保持して搬送されている。また、マスク保持部によるマスクの真空吸着が電源トラブル等により万一解除された場合に、マスクが落下して破損するのを防止するため、マスクの周縁部に面取り部を設け、この面取り部をテーパ状の押さえ板で保持することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−117238号公報
ところで、近年、液晶ディスプレイの大型化に伴い、マスクも大型化され、重量も増加している。このため、上記したように、マスクをローダで直接吸着保持して搬送する場合、露光パターンが描画されていない部分での吸着保持となり、その保持状態が不安定となり、マスクがローダから落下したり、ズレにより損傷が発生する可能性がある。
また、特許文献1に記載の露光装置では、押さえ板によりマスク落下時のマスク破損を防止しているが、押さえ板によるマスクの変形を防止するため、押し付け力を低く設定しており、マスクとの当接部分も限られている。このため、マスクの大型化に伴って、より安全なマスクの保持が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、ガラス基板の搬送時、及び露光時におけるガラス基板の保持において、ガラス基板を安全に保持することが可能な露光装置用基板アダプタ及び露光装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。
(1) ガラス基板の周縁部を囲う開口を形成するフレーム部と、
該開口の周縁に設けられ、前記ガラス基板の周縁部と当接して前記ガラス基板を保持する保持部と、
を有することを特徴とする露光装置用基板アダプタ。
(2) 前記保持部は、前記ガラス基板の周縁部に形成された面取り部と略等しい傾斜角を有するテーパ面を有し、前記フレーム部の板厚方向における前記テーパ面の幅は、該板厚方向における前記面取り部の幅より小さいことを特徴とする(1)に記載の露光装置用基板アダプタ。
(3) 前記フレーム部の外周部には、露光装置のマスク保持部に設けられたクランプ機構と係合可能な係合部が形成されることを特徴とする(1)又は(2)に記載の露光装置用基板アダプタ。
(4) 被露光材としてのワークを保持するワーク保持部と、露光パターンを有するマスクを保持するマスク保持部と、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照射手段と、を備え、前記マスクの露光パターンを前記照射手段によって前記基板に露光転写する露光装置であって、
前記マスク保持部は、(1)〜(3)のいずれかに記載の前記アダプタを用いて前記マスクを保持することを特徴とする露光装置。
本発明の露光装置用基板アダプタ及び露光装置によれば、該アダプタは、ガラス基板の周縁部を囲う開口を形成するフレーム部と、開口の周縁に設けられ、ガラス基板の周縁部と当接してガラス基板を保持する保持部と、を備えるので、ガラス基板の搬送時、及び露光時におけるガラス基板の保持において、ガラス基板を安全に保持することができる。
以下、本発明に係る露光装置用基板アダプタ及び露光装置について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、大型の基板上にマスクの露光パターンを分割して近接露光するステップ式近接露光装置PEを示すものであり、露光パターンを有するマスクMをx、y、θ方向に移動可能に保持するマスクステージ10と、被露光材としてのワークWをx、y、z方向に移動可能に保持するワークステージ20と、パターン露光用の光をマスクMを介してワークWに照射する照射手段である照明光学系40と、から主に構成されている。
なお、ガラス基板からなるワークWは、マスクMに対向配置されており、このマスクMに描かれた露光パターンを露光転写すべく表面(マスクMの対向面側)に感光剤が塗布されている。
説明の便宜上、照明光学系40から説明すると、照明光学系40は、紫外線照射用の光源である例えば高圧水銀ランプ41と、この高圧水銀ランプ41から照射された光を集光する凹面鏡42と、この凹面鏡42の焦点近傍に切替え自在に配置された二種類のオプチカルインテグレータ43と、光路の向きを変えるための平面ミラー45,46及び球面ミラー47と、この平面ミラー45とオプチカルインテグレータ43との間に配置されて照射光路を開閉制御する露光制御用シャッター44と、を備える。
そして、露光時にその露光制御用シャッター44が開制御されると、ランプ41から照射された光が、図1に示す光路Lを経てマスクステージ10に保持されるマスクM、ひいてはワークステージ20に保持されるワークWの表面にパターン露光用の光として照射され、マスクMの露光パターンがワークW上に露光転写される。
マスクステージ10は、中央部に矩形形状の開口11aが形成されるマスクベース11と、マスクステージベース11の開口11aにx軸,y軸,θ方向に移動可能に装着され、マスクMを保持するマスク保持部であるマスク保持枠12と、マスクステージベース11の上面に設けられ、マスク保持枠12をx軸,y軸,θ方向に移動させるマスク移動機構であるマスク位置調整機構13とを備える。
マスクステージベース11は、ワークステージ側の装置ベース50上に立設される複数の支柱51に支持されており、マスクステージベース11と支柱51との間に設けられたz軸粗動機構52(図2参照)によりマスクステージベース11は装置ベース50に対して昇降可能である。
図2及び図3に示すように、マスク保持枠12の下方には、マスク吸着部70が一体に取り付けられており、このマスク吸着部70には、マスクMのマスクパターンが描かれていない周縁部を吸着するための複数の吸引ノズル71が下面に開設されており、図示しない真空吸着機構によってマスクMを着脱自在に保持する。同時に、マスクMは、後述するマスクアダプタ(露光装置用基板アダプタ)80に収容され、このマスクアダプタ80をクランプ機構72で固定することでも、マスク吸着部70に保持される。
マスク位置調整機構13は、マスク保持枠12を駆動する各種シリンダ13x、13x、13y等のアクチュエータと、マスクステージベース11とマスク保持枠12との間に設けられた図示しないガイド機構等により、マスク保持枠12をx軸,y軸,θ方向に移動させる。
また、マスクステージ10は、マスクMとワークWとの対向面間のギャップを測定する複数のギャップセンサ17(本実施形態では、8個)と、マスクMとワークWとの平面ずれ量を検出する複数のアライメントカメラ18(本実施形態では、4個)と、マスクMを必要に応じて遮蔽するマスキングアパーチャ19と、をさらに備える。なお、ギャップセンサ17とアライメントカメラ18は、マスク保持枠12の辺部に沿って駆動可能に配置されてもよい。また、図では、マスキングアパーチャ19は、開口部11aのx方向の両端部のみ示されているが、y方向の両端部にも設けられている。
ワークステージ20は、ワークWを保持するワーク保持部21と、ワーク保持部21を装置ベース50に対してx、y、z方向に移動するワーク移動機構22と、を備える。
ワーク保持部21は、上面にワークWを吸引するための図示しない複数の吸引ノズルが開設されており、図示しない真空吸着機構によってワークWを着脱自在に保持する。
ワーク移動機構22は、ワーク保持部21の下方に、y軸テーブル23、y軸送り機構24、x軸テーブル25、x軸送り機構26、及びz−チルト調整機構27を備える。
y軸送り機構24は、図2に示すように、リニアガイド28と送り駆動機構29とを備えて構成され、y軸テーブル23の裏面に取り付けられたスライダ30が、転動体(図示せず)を介して装置ベース50上に延びる2本の案内レール31に跨架されると共に、モータ32とボールねじ装置33とによってy軸テーブル23を案内レール31に沿って駆動する。
なお、x軸送り機構26もy軸送り機構24と同様の構成を有し、x軸テーブル25をy軸テーブル23に対してx方向に駆動する。また、z−チルト調整機構27は、くさび状の移動体34,35と送り駆動機構36とを組み合わせてなる可動くさび機構をx方向の一端側に1台、他端側に2台配置することで構成される。なお、送り駆動機構29,36は、モータとボールねじ装置とを組み合わせた構成であってもよく、固定子と可動子とを有するリニアモータであってもよい。また、z-チルト調整機構27の設置数は任意である。
これにより、ワーク移動機構22は、ワーク保持部21をx方向及びy方向に送り駆動するとともに、マスクMとワークWとの間のギャップを微調整するように、ワーク保持部21をz軸方向に微動且つチルト調整する。
ワーク保持部21のx方向側部とy方向側部にはそれぞれバーミラー61,62が取り付けられ、また、装置ベース50のy方向端部とx方向端部には、計3台のレーザー干渉計63,64,65が設けられている。これにより、レーザー干渉計63,64,65からレーザー光をバーミラー61,62に照射し、バーミラー62により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光とバーミラー61,62により反射されたレーザー光との干渉を測定し、ワークステージの位置を検出する。
このように構成された露光装置では、アライメントカメラ18及びレーザー干渉計63,64,65の検出信号に基づき、マスク位置調整機構13を駆動制御してワーク保持部21に対するマスクMのアライメント調整を行うとともに、ギャップセンサ17の検出信号に基づきながら、z−チルト調整機構27を駆動制御してマスクMとワークW間のギャップを調整する。そして、これら調整後に、照射光学系40の光源から光が照射されている状態で、露光制御用シャッター34を所定の露光時間の開くことで、マスクMの露光パターンが照射光学系40によってワークWに露光転写される。その後、ワーク保持部21をワーク移動機構22によってx方向及びy方向にステップ移動し、上記と同様の動作を繰り返すことで、ステップ露光が行われる。
ここで、図4に示すように、マスクアダプタ80は、金属製からなり、マスクMの周縁部を囲う開口81aを形成するフレーム部81と、開口81aの周縁に設けられ、マスクMの周縁部と当接してマスクMを保持する保持部82と、フレーム部81の外周部に設けられ、マスク吸着部70に設けられたクランプ機構72と係合可能な係合部である段差部83を有する。
図3及び図4に示すように、保持部82は、フレーム部81の板厚方向の一端側(下端側)で、開口81aの周縁に内向きに突出する。また、保持部82は、マスクの周縁部に形成された面取り部Maと略等しい傾斜角を有するテーパ面82aを有し、フレーム部81の板厚方向におけるテーパ面82aの幅H2は、板厚方向における面取り部Maの幅H1より小さい
また、クランプ機構72は、クランプ部材73と、駆動機構74とからなり、マスクホルダ80の対向する2辺に複数(本実施形態では、各2つ)設けられている。クランプ部材73は、マスクアダプタ80の周縁部に設けられた係合部である段差部83と係合する受け部である段差部75を先端に有し、駆動機構74の回転軸76がその中心に挿通固定されている。また、クランプ部材73は、マスクMの最下面より下方に位置しないようにマスク吸着部70の下面に配置され、先端の段差部75がマスクアダプタ80の段差部83に接離し得るように回転駆動される。駆動機構74は、駆動モータ77からなり、その回転軸76はマスク吸着部70内、クランプ部材73の中心を挿通してクランプ部材73に固定される。そして、駆動モータ76の回転動作に伴って、これと一体にクランプ部材73が回転し、クランプ部材73の段差部75とマスクアダプタ80の段差部83とを係脱させる。
このため、マスクMをマスク保持部のマスク吸着部70に装着する場合には、まず、図5(a)に示すように、マスクMが、そのテーパ面Maをマスクホルダ80の保持部82に当接させた状態でマスクMに保持されて、マスク吸着部70の下方に搬送される。そして、図5(b)に示すように、マスクMが保持されたマスクホルダ80をマスク吸着部70の下面と接触或いは近接する位置まで移動させ(図5(b)参照。)、その後、クランプ機構72の駆動機構74を駆動してクランプ部材73を回転させ、クランプ部材73の段差部75をマスクアダプタ80の段差部83と係合させる(図5(c)参照。)。その後、真空吸着機構を駆動して吸着ノズル71によってマスクMを吸着することで、図3(b)に示すように、マスクMがマスク保持部に保持されることになる。
一方、真空吸着機構の不具合によりマスクMの吸着が外れた場合であっても、図6に示すように、マスクアダプタ80のテーパ面82aによってマスクMが支えられ、装置下構造物への落下を防ぎ、破損事故を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態のマスクアダプタ80によれば、マスクMの周縁部を囲う開口81aを形成するフレーム部81と、開口81aの周縁に設けられ、マスクの周縁部と当接してマスクMを保持する保持部82と、を有するので、露光時におけるマスクMの保持において、マスクMは、マスクアダプタ80によってその周縁部全域で保持されるため、マスクMを安全に保持することができる。勿論、マスクMの搬送時におけるマスクMの保持においても、マスクMは、マスクアダプタ80によってその周縁部全域で保持されながら、安全に搬送される。
また、保持部82は、マスクMの周縁部に形成された面取り部Maと略等しい傾斜角を有するテーパ面82aを有するので、マスクMの搬送時、及び露光時におけるマスクMの保持において、真空吸着機構の不具合によりマスクMの吸着が外れた場合であっても、テーパ面82aによってマスクMが支えられ、装置下構造物への落下を防ぎ、破損事故を防止することができる。さらに、フレーム部81の板厚方向におけるテーパ面82aの幅H2は、板厚方向における面取り部Maの幅H1より小さいので、マスク吸着露光時におけるマスクMの保持において、マスクアダプタ80とワークWとの接触が防止される。特に、マスクMとワークWとのギャップを制御することで、マスクアダプタ80とワークWとの接触は確実に防止することができる。
また、フレーム部81の外周部には、露光装置PEのマスク保持部を構成するマスク吸着部70に設けられたクランプ機構72と係合可能な段差部83が形成されるので、マスクアダプタ80は、露光装置PEのマスク保持部に固定され、マスクMをマスクアダプタ80に取り付けた状態のまま露光作業を可能とすることができる。
また、本実施形態の露光装置PEは、被露光材としてのワークWを保持するワーク保持部21と、露光パターンを有するマスクを保持するマスク保持部と、パターン露光用の光をマスクMを介してワークWに照射する照明光学系40と、を備え、マスク保持部は、上記マスクアダプタ80を用いてマスクMを保持するので、マスクMを安全に保持することができる装置を構成することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態における露光装置用基板アダプタ及び露光装置について、図7及び図8を参照して詳細に説明する。なお、第1実施形態と同等部分については同一符号を付して説明を省略或は簡略化する。
本実施形態は、マスク保持枠12のマスク吸着部に取り付けられるクランプ機構の構成において、第1実施形態のものと異なる。図7に示すように、クランプ機構90は、クランプ部材91と、駆動機構92とからなる。クランプ部材91は、マスクアダプタ80の周縁部に設けられた係合部である段差部83と係合する受け部である段差部93を先端に有し、マスクMの最下面より下方に位置しないように配置される。クランプ部材91は、マスク吸着部70の下面に設けられた凹部70a内に位置してガイド部材94によりガイドされて、先端の段差部93がマスクアダプタ80の段差部83に接離し得るように所定範囲移動可能に装着されている。駆動機構92は、エアシリンダ機構からなり、マスク吸着部70の下面に設けられた凹部70a内に位置してシリンダ95の下面がマスクMの最下面より下方に位置しないように配置されている。駆動機構92のピストンロッド96の先端部にクランプ部材91の後端部が固定されている。そして、ピストンロッド96の進退動作にと伴って、これと一体にクランプ部材91が移動し、クランプ部材91の段差部93とマスクアダプタ80の段差部83とを係脱させる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
また、駆動機構92は、エアシリンダ機構に限られるものではなく、油圧シリンダ機構、電動シリンダ機構等、クランプ部材91がマスクアダプタ80の外周縁部の段差部83に接離し得るように駆動するものであれば、どのような構成でも適用可能である。
また、本実施形態の変形例として、図8に示されるように、マスクアダプタ80の周縁部に設けられる係合部として凹部83aが形成される場合には、クランプ部材91の先端に設けられた受け部である段差部93aをこの凹部83aと係脱可能な形状に形成する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明の露光装置は、ステップ式近接露光装置に限定されるものでなく、ワーク保持部、マスク保持部、及び照射手段を備え、マスクの露光パターンを照射手段によって基板に露光転写する、任意の装置に適用可能である。
クランプ機構72は、本実施形態では、マスクホルダ80の対向する2辺に設けられているが、各辺に設けられてもよく、保持力に応じて必要な数設けられればよい。
また、クランプ部材の受け部の形状は、マスクアダプタ80の係合部の形状に応じて、任意に設定可能であり、例えば、係合部がテーパ形状である場合には、受け部も傾斜部としてもよい。
本発明の第1実施形態に係る分割逐次近接露光装置を説明するための一部分解斜視図である。 図1に示す分割逐次近接露光装置の正面図である。 本発明に係る近接露光装置のマスク保持部に、マスクが装着された基板アダプタを固定した状態を示し、(a)はその下面図であり、(b)はその断面図であり、(c)は(b)のIII部拡大図である。 本発明のマスクが装着された基板アダプタを示し、(a)はその上面図であり、(b)はその断面図である。 本発明に係る近接露光装置のマスク保持部に、基板アダプタを固定する過程を示す図である。 図3のマスク保持部に基板アダプタが固定された状態で、マスクが落下した状態を示し、(a)はその断面図であり、(b)は(a)のVI部拡大図である。 本発明の第2実施形態に係るマスク保持部に基板アダプタが固定される状態を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係るマスク保持部に基板アダプタが固定される状態を示す要部断面図である。
符号の説明
PE 分割逐次近接露光装置(露光装置)
W ガラス基板(被露光材)
M マスク
Ma テーパ面
10 マスクステージ
11 マスクステージベース
12 マスク保持枠(マスク保持部)
13 マスク位置調整機構(マスク移動機構)
17 ギャップセンサ
18 アライメントカメラ(検出手段)
20 ワークステージ
21 ワーク保持部
22 ワーク移動機構
24 y軸送り機構
26 x軸送り機構
27 z−チルト調整機構
30 照明光学系
50 装置ベース
52 z軸移動機構
70 マスク吸着部
72 クランプ機構
80 マスクアダプタ
81 フレーム部
81a 開口
82 保持部
82a テーパ面
83 段差部(係合部)

Claims (4)

  1. ガラス基板の周縁部を囲う開口を形成するフレーム部と、
    該開口の周縁に設けられ、前記ガラス基板の周縁部と当接して前記ガラス基板を保持する保持部と、
    を有することを特徴とする露光装置用基板アダプタ。
  2. 前記保持部は、前記ガラス基板の周縁部に形成された面取り部と略等しい傾斜角を有するテーパ面を有し、前記フレーム部の板厚方向における前記テーパ面の幅は、該板厚方向における前記面取り部の幅より小さいことを特徴とする請求項1に記載の露光装置用基板アダプタ。
  3. 前記フレーム部の外周部には、露光装置のマスク保持部に設けられたクランプ機構と係合可能な係合部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置用基板アダプタ。
  4. 被露光材としてのワークを保持するワーク保持部と、露光パターンを有するマスクを保持するマスク保持部と、パターン露光用の光を前記マスクを介して前記基板に照射する照射手段と、を備え、前記マスクの露光パターンを前記照射手段によって前記基板に露光転写する露光装置であって、
    前記マスク保持部は、請求項1〜3のいずれかに記載の前記アダプタを用いて前記マスクを保持することを特徴とする露光装置。
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