JP2008281863A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体の外周側にスペース的な余裕を確保することのできるレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置1において、マグネット17は、光軸方向で隣接する第1のマグネット片171に比して外周面側が内側に凹んだ第2のマグネット片172を備えているため、その分、移動体3の外周側において、レンズ駆動装置1が搭載される機器200側に設けたフック220がバックヨーク16の切り欠き165に係合可能な空きスペースを確保することができる。第2のマグネット片172に対しては補助バックヨーク15が配置されている。このため、マグネット17の一部に薄い第2のマグネット片172を用いた場合でも、コイル30に鎖交する磁束密度の低下を止めることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズを光軸方向に変位駆動して被写体の像を結像させるレンズ駆動装置に関する。
近年、カメラが搭載されたカメラ付き携帯電話機が普及するにつれ、その携帯電話機を用いて様々な被写体を撮影する機会が増えている。例えば、友人や風景など、カメラのレンズからある程度離れた被写体を撮影(通常撮影)したり、バスの時刻表や花びらなど、カメラのレンズと近接した位置にある被写体を撮影(接写撮影)したりする場合がある。接写撮影(マクロ撮影)の場合、カメラのレンズ位置は、通常撮影時のレンズ位置よりも、僅かに被写体側に近づいた位置にする必要がある。そのため、この種の撮影レンズ系では、レンズを光軸方向に変位駆動する駆動機構を備えており、スイッチの切り替えによってこの駆動機構を駆動し、レンズを光軸方向に移動させることができるようになっている(例えば特許文献1参照)。
このようなレンズ駆動装置は、一般に、レンズを保持する移動体と、移動体をレンズの光軸方向に移動可能に支持する支持体と、移動体を光軸方向に駆動する駆動機構とを有している。ここで、駆動機構を構成するにあたって、移動体側に保持されたコイルと、このコイルに対して径方向外側で対向する位置で支持体側に保持されたマグネットとを用いる場合、マグネットとしては、一般的に、光軸方向の全体において径方向の厚さが一定のものが用いられる。
特開2005−37865号公報
しかしながら、コイルに対して径方向外側で対向する位置に、光軸方向の全体において径方向の厚さが一定のマグネットを用いた場合、移動体の外周側にはスペース的な余裕がないという問題点がある。このため、例えば、支持体においてマグネットの周りを囲むヨークなどのカバー部に対して、レンズ駆動装置が搭載される機器側のフックが係合するような凹部の形状の切り欠きを形成すれば、レンズ駆動装置を機器にフックで保持するような構成を実現することができるが、かかる切り欠きがカバー部内側のマグネットで塞がれてしまうと、凹部が浅く、フックが係合できなくなるという問題点がある。
以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、移動体の外周側にスペース的な余裕を確保することのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明では、レンズを保持する移動体と、該移動体を前記レンズの光軸方向に移動可能に支持する支持体と、前記移動体を光軸方向に駆動する駆動機構とを有し、当該駆動機構は、前記移動体側に保持されたコイルと、該コイルに対向する位置で前記支持体側に保持されたマグネットとを備えたレンズ駆動装置において、前記マグネットは、前記光軸方向で隣接する領域に比して外周面が内側に凹むことにより径方向の厚さが薄い薄型マグネット部を備えていることを特徴とする。
本発明では、駆動機構は、移動体側に保持されたコイルと、コイルに対して径方向外側で対向するマグネットとを備えており、マグネットは、コイルに対して鎖交する磁界を形成する。ここで、マグネットは、前記光軸方向で隣接する領域に比して外周面側が内側に凹んだ薄型マグネット部を備えているため、その分、空きスペースが形成される。このため、移動体の外周側にスペース的な余裕を確保することができる。また、薄型マグネットは、外周面側が内側に凹んでいるため、マグネットの内周面は連続した面を形成しており、マグネットの一部を薄型マグネット部とした場合でも、コイルに鎖交する磁束密度の低下を最小限に止めることができる。それ故、移動体の推力低下を防止することができるなど、移動体の駆動に大きな支障が発生しない。
本発明において、前記マグネットでは、第1のマグネット片と、該第1のマグネット片に比して径方向の厚さが薄い第2のマグネット片とが連続した内周面を形成するように前記光軸方向に配置され、前記第2のマグネット片により薄型マグネット部が構成されていることが好ましい。このように構成すると、厚さの異なる部分を備えたマグネットを効率よく製造することができる。また、厚さの異なる部分を備えた一体のマグネットを形成する場合と比較して、厚さの異なるマグネット片を各々製造すればよいので、薄型マグネット部(第2のマグネット片)の成形精度を高めることができる。
本発明において、前記薄型マグネット部に対しては補助ヨークが配置されていることが好ましい。このように構成すると、マグネットの一部を薄型マグネット部とした場合でも、コイルに鎖交する磁束密度の低下を止めることができ、マグネットの一部を薄型マグネット部とした場合でも、移動体の駆動に支障が発生しない。
ここで、補助ヨークは、例えば、移動体においてコイル近傍に内ヨークとして配置された構成、および薄型マグネット部の径方向外側にバックヨークとして配置された構成を採用することができる。
本発明において、前記補助ヨークは、前記薄型マグネット部に対して径方向外側に配置された補助バックヨークとして配置されていることが好ましい。このように構成すると、補助ヨークを内ヨークとして配置した場合と違って、移動体の重量が補助ヨークによって増大することを回避することができる。すなわち、補助ヨークをコイルに対する内ヨークとして配置するには、移動体に搭載することになり、移動体の重量が増大して駆動性能が低下するが、補助ヨークを薄型マグネット部に対して径方向外側に配置された補助バックヨークとして配置した場合、かかる問題が発生しない。
この場合、前記補助バックヨークは前記支持体に保持され、前記薄型マグネット部の外面は、当該補助バックヨークに接合されていることが好ましい。このように構成すると、薄型マグネット部の機械的強度を補強することができる。また、支持体において補助ヨークが保持されている部分を樹脂成形品とした場合において、この樹脂成形品の機械的強度を補助ヨークで補強することもできる。
本発明において、前記支持体は、前記マグネットを径方向外側で囲むカバー部を備え、前記カバー部には切り欠きが形成されているとともに、前記マグネットにおいて、前記切り欠きに対して径方向内側に位置する部分が前記薄型マグネット部になっている構成を採用することができる。このように構成すると、切り欠きに対して径方向内側には、マグネットのうち、薄型マグネット部が位置しているので、切り欠きが内側で塞がれない。従って、切り欠きにより形成された凹部は十分な深さを備えている。それ故、レンズ駆動装置が搭載される機器のフックを切り欠き(凹部)に係合させることができるので、かかる係合機構を利用して、当該機器に対するレンズ駆動装置の位置決めなどを行うことができる。
本発明において、前記カバー部としては、前記マグネットを径方向外側で囲むバックヨークを用いることができる。
本発明において、前記カバー部が略角筒形状を備えており、前記マグネットは、前記カバー部の複数の角部分の各々に沿う形状の複数の分割マグネットとして配置されている場合、当該複数の分割マグネットの各々において、前記薄型マグネット部は、当該薄型マグネット部に前記光軸方向で隣接する部分に比して周方向の寸法が短いことが好ましい。マグネットが、略角筒形状のカバー部の角部分に沿う複数の分割マグネットからなる場合、分割マグネットは、斜辺に相当する部分が円弧状になった略三角柱状に形成されるため、周方向の両端部は薄く、強度が極めて弱くなる。従って、薄型マグネット部については、周方向の寸法を短くして、周方向の端部が極端に薄くなって強度が低下することを防止することが好ましい。
本発明において、駆動機構に用いたマグネットは、光軸方向で隣接する領域に比して外周面側が内側に凹んだ薄型マグネット部を備えているため、その分、空きスペースが形成される。このため、移動体の外周側にスペース的な余裕を確保することができる。また、薄型マグネットは、外周面側が内側に凹んでいるため、マグネットの内周面は連続した面を形成しており、マグネットの一部を薄型マグネット部とした場合でも、コイルに鎖交する磁束密度の低下を最小限に止めることができ、移動体の駆動に大きな支障が発生しない。また、薄型マグネット部に対しては補助ヨークを配置した構成を採用することにより、コイルに鎖交する磁束密度の低下を止めることができ、マグネットの一部を薄型マグネット部とした場合でも、移動体の駆動に支障が発生しない。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明するレンズ駆動装置は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、薄型のデジタルカメラ、PHS、PDA、バーコードリーダ、監視カメラ、車の背後確認用カメラ、光学的認証機能を有するドア等に用いることができる。
(全体構成)
図1(a)、(b)は各々、本発明を適用したレンズ駆動装置の正面を斜め上方からみた外観図、および分解斜視図である。
図1(a)、(b)において、本形態のレンズ駆動装置1は、カメラ付き携帯電話機などに用いられる薄型カメラにおいて、例えば3枚のレンズ121を光軸方向に沿って被写体(物体側)に近づくA方向(前側)、および被写体とは反対側(像側)に近づくB方向(後側)の双方向に移動させるためのものであり、略直方体形状を有している。レンズ駆動装置1は、概ね、3枚のレンズ121および固定絞りを内側に備えた円筒状のレンズホルダ12を保持した移動体3と、この移動体3を光軸Xが延びている方向(光軸方向)に沿って移動させるレンズ駆動機構5と、レンズ駆動機構5および移動体3などが搭載された支持体2とを有している。
(移動体の構成)
移動体3は、円筒状のスリーブ13を備えており、その内側に円筒状のレンズホルダ12が保持されている。従って、移動体3の外形形状はスリーブ13によって規定され、略円柱形状を備えている。レンズホルダ12は、レンズ121に対する窓部128を備えた上底部129を有している。ここで、スリーブ13の内側にレンズホルダ12を保持させるにあたっては、スリーブ13の内周面130およびレンズホルダ12の外周面120にねじ溝を形成し、スリーブ13にレンズホルダ12を螺着した構造、あるいは、スリーブ13の内側にレンズホルダ12を嵌合させた構造を採用することができる。
(支持体2およびレンズ駆動機構5の構成)
本形態において、支持体2は、像側で撮像素子(図示せず)を保持するための矩形の撮像素子ホルダ19と、被写体側に位置する矩形のケース11と、ケース11の被写体側を覆う板状カバー18とを備えており、ケース11および板状カバー18の中央には、被写体からの反射光をレンズに取り込むための円形の入射窓110、180が各々形成されている。支持体2は、さらに、撮像素子ホルダ19とケース11との間に挟持された四角筒状のバックヨーク16(カバー部)を備えており、バックヨーク16は、後述するマグネット17とともに、コイル30に鎖交磁界を発生させる鎖交磁界発生体4を構成している。なお、スリーブ13を磁性材料により形成すれば、スリーブ13も、鎖交磁界発生体4の一部として利用することができる。
レンズ駆動機構5は、スリーブ13の外周面に巻回されたコイル30と、コイル30に鎖交磁界を発生させる鎖交磁界発生体4とを備え、コイル30および鎖交磁界発生体4により磁気駆動機構5aが構成されている。鎖交磁界発生体4は、コイル30に対して外周側で対向する4つのマグネット17(分割マグネット)と、鋼板などの強磁性板からなる角筒状のバックヨーク16とを備えている。
バックヨーク16は、撮像素子ホルダ19とケース11との間に挟持された状態にあり、バックヨーク16は、レンズ駆動装置1の側面で露出し、その側面部を構成している。また、バックヨーク16は移動体3の周りを囲んだ状態にある。
レンズ駆動機構5は、さらに、バックヨーク16と撮像素子ホルダ19との間、およびバックヨーク16とケース11との間の各々にバネ部材14x、14yを備えている。2つのバネ部材14x、14yはいずれも金属製であり、所定厚の板材に対するプレス加工、あるいはエッチング加工により形成したものである。なお、2つのバネ部材14x、14yの光軸方向における厚さ(板厚)は、便宜、変えてもよい。また、2つのバネ部材14x、14yを構成する材質が互いに異なるが、厚さを同じにする構成を採用してもよい。ここで、バックヨーク16と撮像素子ホルダ19との間に配置されたバネ部材14xは、バネ片14a、14bに2分割されており、コイル30の2本の端末は各々、バネ片14a、14bに接続される。その際、コイル30の2本の端末のうち、被写体側の端末は、スリーブ13の外周面に形成された溝(図示せず)を通ることにより、コイル30の下を潜ってバネ片14aまで引き回されている。また、バックヨーク16と撮像素子ホルダ19との間に保持されたバネ部材14xにおいて、バネ片14a、14bには各々、端子140a、140bが形成されており、バネ部材14xはコイル30に対する給電部材としても機能する。
本形態において、バネ部材14xは、バネ片14a、14bに2分割されているが、かかる分割は、レンズ駆動装置1に搭載された後、切断されたものであり、切断前の形状、および切断後の機能は、バックヨーク16とケース11との間に配置されたバネ部材14yと略同様である。
バックヨーク16は、コイル30が配置されている領域の光軸方向の寸法、および駆動マグネットの光軸方向の寸法よりも大きい。このため、マグネット17とコイル30との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくすることができ、スリーブ13の移動量と、コイル30に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。従って、本形態のバックヨーク16では、例えば、バックヨーク16の形状をコイル30の側面および下面または上面を覆うような形状にせずとも、上記した漏れ磁束を減少させる等の効果を得ることができる。
バックヨーク16は略四角筒状であり、対向する一対の側面部161は平面状に形成され、他方の対向する一対の側面部162には、両端部163が内側に凹んでいる分、中央には外側に段差状に突出する凸部16aが形成されている。
なお、レンズ駆動機構5は、スリーブ13の上端に保持されたリング状、棒状、球状の磁性片(図示せず)を有することがあり、このような磁性片は、マグネット17との間に作用する吸引力により移動体3に対して光軸方向の付勢力を印加する。このため、移動体3が無通電時に自重で変位することを防止することができるため、移動体3に所望の姿勢を維持させることが可能である。また、磁性片は、一種のバックヨークとして作用し、マグネット17とコイル30との間に構成される磁路からの漏れ磁束を少なくすることができる。
ケース11は、バックヨーク16の被写体側に被さり、中央には入射窓110が形成された板部115を有している。板部115の四隅には、被写体側に突き出た段部111、および撮像素子側に延びる小突起112が形成され、板部115の一対の対向する辺部には、板状カバー18の切り欠き187に嵌る保持部113が形成されている。また、撮像素子ホルダ19には、その四隅に、被写体側に延びる小突起192が形成され、側面から被写体側に向かっては柱状部材191が延びている。なお、撮像素子ホルダ19の小突起192およびケース11の小突起112は、2つのバネ部材14x、14yを各々、支持体2に接続する際に用いられる。
板状カバー18は非磁性の薄板(例えば、SUS304)によって構成されており、ケース11の被写体側に被さる天板部185を有している。天板部185の中央には入射窓180が形成されている。天板部185は略長方形状をしているが、四隅および対向する一辺の中央付近には、それぞれ矩形状の切り欠き186、187が形成されている。天板部185の一対の対向辺部分からは1対の係合脚部181が下方に延びている。また、天板部185の他の一対の対向辺部分では、切り欠き187を挟む両端付近から1対の係合脚部182が各々下方に延びている。係合脚部181、182の各々には、その中央領域付近に貫通穴183が形成されている。
従って、撮像素子ホルダ19、バネ部材14x、バックヨーク16、バネ部材14y、およびケース11を重ねた状態で、板状カバー18を重ね合わせる際、ケース11の保持部113に板状カバー18の切り欠き187を各々、嵌め込むことにより、ケース11の上面に板状カバー18が位置決めされる。その際、天板部185の四隅に形成された切り欠き186内には、ケース11の四隅に形成された段部111が配置される。また、係合脚部181はバックヨーク16の側面部161と当接し、係合脚部182はバックヨーク16の側面部162に当接し、かつ、凸部16aを挟み込むように配置される。このように配置された係合脚部181、182において、例えば、各々が有する貫通穴183より嫌気性接着剤を塗布することで側面部161、162と係合脚部181、182とを固定し、さらにレーザ溶接により側面部161、162と係合脚部181、182とを接合することにより、板状カバー18をバックヨーク16に固定することができる。
(マグネット17の構成)
本形態において、4つのマグネット17は各々、バックヨーク16の内周面のうち、4つの角部分に固定されており、4つのマグネット17は各々、バックヨーク16の角部分に沿った形状を備えている。
但し、本形態では、詳しくは後述するように、4つのマグネット17は各々、光軸方向に配置された第1のマグネット片171と第2のマグネット片172とを備えており、第1のマグネット片171および第2のマグネット片172は、いずれも内面と外面とが異なる極に着磁されている。また、4つのマグネット17では、例えば、被写体側に配置された第1のマグネット片171では内面がN極に着磁され、外面がS極に着磁され、撮像素子側に配置された第2のマグネット片172では、内面がS極に着磁され、外面がN極に着磁されている。従って、コイル30は、マグネット17の上半分と下半分に対応して2分割されており、2分割されたコイルの巻回方向は反対である。このように、マグネット17を四隅に分割して配置すれば、バックヨーク16の辺部の中央部分において、バックヨーク16とスリーブ13との隙間が狭くなっている場合でも、マグネット17に極めて薄い部分が発生することを防止でき、マグネット17の強度を高めることができる。また、マグネット17をバックヨーク16の内側に容易に組み込むことができる。
(ストッパ機構の構成)
本形態において、スリーブ13の外周面には、被写体側の端部および撮像素子側の端部の各々で外周側に向けて突出する拡張部13a、13bが形成されている。ここで、拡張部13a、13bは、レンズ121(レンズホルダ12)を挟む両側位置において、光軸Xに対して直交する方向に拡張している。このように構成したスリーブ13(移動体3)を支持体2内に配置すると、拡張部13a、13bは、隣接するマグネット17の間において、バックヨーク16の凸部16aの内側に配置される。ここで、凸部16aは、光軸方向に延びており、凸部16aは、移動体3が光軸方向に移動した際、拡張部13a、13bの光軸方向への移動を許容する移動路16eとして機能する。また、衝撃等で移動体3が光軸方向と直交する方向(左右方向や周方向)に変位した場合、拡張部13aがバックヨーク16の凸部16aの内壁に当接するため、それ以上の移動体3の光軸方向と直交する左右方向における変位や、周方向への回転変位を防ぐストッパ機構として機能する。なお、スリーブ13の被写体側端部や撮像素子側端部には、バネ部材14x、14yを搭載する際の位置決めを行なうための段部や突起(図示せず)が形成されている。
(磁気駆動機構5aの詳細な構成)
図2は、本形態のレンズ駆動装置1において、マグネット17およびその周辺を拡大して示す分解斜視図である。図3は、本形態のレンズ駆動装置1を、バックヨーク16に形成した係合用の切り欠きを通る位置で切断した様子を模式的に示す断面図である。なお、図3には、レンズ121およびレンズホルダ12などの図示を省略してある。
図1(a)、(b)に示すように、本形態のレンズ駆動装置1では、略四角筒状のバックヨーク16において相対向する側面部162には、両端部163の各々に係合用の切り欠き165が形成されている。すなわち、本形態のレンズ駆動装置1を携帯電話機などの機器200に搭載するにあたって、機器200側には、レンズ駆動装置1の外形形状に対応する搭載部210が形成されており、搭載部210には、レンズ駆動装置1の複数の切り欠き165の各々に対応する位置に複数のフック220が形成されている。このため、本形態のレンズ駆動装置1を搭載部210に搭載すると、機器200側のフック220が自動的に切り欠き165に係合し、レンズ駆動装置1が位置決め、保持されることになる。
このような構成を実現するには、レンズ駆動装置1において、切り欠き165の内側は、フック220が入り込むことのできる深さの凹部になっている必要があり、切り欠き165の内側にマグネット17や撮像素子ホルダ19の側壁部などが位置すると、切り欠き165が塞がれた状態になってしまう。
そこで、本形態では、図1(b)、図2および図3に示すように、撮像素子ホルダ19の側壁部193は、複数の柱状突起193aにより形成され、バックヨーク16の切り欠き165と重なる位置には切り欠き194が形成されている。
また、マグネット17を構成する第1のマグネット片171および第2のマグネット片172のうち、バックヨーク16の切り欠き165および撮像素子ホルダ19の切り欠き194に対して内側に位置する第2のマグネット片172については、光軸方向で隣接する第1のマグネット片171に比して外周面側が内側に凹むことにより径方向の厚さが薄い薄型マグネット部になっている。このため、バックヨーク16の切り欠き165より内側(第1のマグネット片171の外側)は、空きスペースになっており、図1(a)に示すフック220が入り込む余裕がある。
このように構成した磁気駆動機構5aにおいて、マグネット17は各々、バックヨーク16の角部分に沿った形状を備えており、第1のマグネット片171は、斜辺に相当する部分が円弧状の略三角柱形状を備えている。これに対して、第2のマグネット片172は、第1のマグネット片171に比して薄いため、外周面側が内側に凹んでいるが、第1のマグネット片171と同様、斜辺に相当する部分が円弧状の略三角柱形状を備えている。このため、第1のマグネット片171と第2のマグネット片172は、内周面(円弧状の斜辺に相当する部分)が連続した面を形成するように配置することができる。
ここで、第2のマグネット片172は、第1のマグネット片171に比較して、径方向で厚さが薄いとともに、周方向の長さ寸法が短い。このため、第2のマグネット片172は、第1のマグネット片171に比較して径方向で厚さが薄いが、第2のマグネット片172の周方向の両端部は、第1のマグネット片171の周方向の両端部と同等の厚さ寸法を有している。このため、第2のマグネット片172は薄型化されているが、周方向の両端部も、十分な強度を備えている。
さらに、本形態では、4つのマグネット17のいずれにおいても、第2のマグネット片172の外側には、直角に折れ曲がった補助バックヨーク15が配置されている。但し、補助バックヨーク15は、薄い磁性板(金属プレート)からなるため、バックヨーク16の切り欠き165より内側は空きスペースのままになっており、図1(a)に示すフック220が入り込む余裕がある。
ここで、補助バックヨーク15は、撮像素子ホルダ19の上面において起立した状態で、撮像素子ホルダ19の上面および側壁部193(柱状突起193a)の内面に対して接着剤などにより固定され、第2のマグネット片172の外周面は、補助バックヨーク15の内周面に接合している。また、第2のマグネット片172の被写体側の端面は、第1のマグネット片171の撮像素子側の端面に接合されている。このため、第2のマグネット片172は、確実に固定されている。しかも、補助バックヨーク15は、撮像素子ホルダ19に固定され、かつ、補助バックヨーク15の上端部は第1のマグネット片171の下面に当接している。このため、第1のマグネット片171を光軸方向において高い位置精度をもって配置することができる。
(基本動作)
本形態のレンズ駆動装置1において、コイル30に所定方向の電流を流すと、コイル30は、例えば、上向き(前側)の電磁力を受けることになる。これにより、コイル30が固着されたスリーブ13は、被写体側(前側)に移動し始めることになる。このとき、バネ部材14yとスリーブ13の前端との間、およびバネ部材14xとスリーブ13の後端との間には、それぞれスリーブ13の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ13を前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ13の移動を規制する弾性力とが釣り合ったとき、スリーブ13は停止する。従って、バネ部材14x、14yによってスリーブ13に働く弾性力に応じて、コイル30に流す電流量を調整することで、スリーブ13(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
また、コイル30に逆方向の電流を流すと、コイル30は、それぞれ下向き(後側)の電磁力を受けることになる。その際、バネ部材14x、14yによってスリーブ13に働く弾性力に応じて、コイル30に流す電流量を調整することで、スリーブ13(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
このような動作を行うにあたって、本形態では、弾性力(応力)と変位量(歪み量)との間に線形関係が成立するバネ部材14x、14yを用いていることから、スリーブ13の移動量とコイル30に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。また、2つのバネ部材14x、14yを用いていることから、スリーブ13が停止したときに光軸Xの方向に大きな釣り合いの力が加わることになり、光軸Xの方向に遠心力や衝撃力等の他の力が働いたとしても、より安定にスリーブ13を停止させることができる。さらに、レンズ駆動装置1では、スリーブ13を停止させるのに、衝突材(緩衝材)等に衝突させて停止させるのではなく、電磁力と弾性力との釣り合いを利用して停止させることとしているので、衝突音の発生を防ぐことも可能である。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のレンズ駆動装置1において、コイル30に対して鎖交する磁界を形成するマグネット17は、光軸方向で隣接する第1のマグネット片171に比して外周面側が内側に凹んだ第2のマグネット片172(薄型マグネット部)を備えているため、その分、移動体3の外周側に、レンズ駆動装置1が搭載される機器200側に設けたフック220がバックヨーク16の切り欠き165に係合可能な空きスペースを確保することができる。
ここで、第2のマグネット片172は、外周面側が内側に凹んでいるため、マグネット17の内周面は連続した面を備えている。このため、マグネット17の一部に薄い第2のマグネット片172を用いた場合でも、コイル30に鎖交する磁束密度の低下を最小限に止めることができる。しかも、第2のマグネット片172に対しては、補助バックヨーク15を配置したため、マグネット17の一部に薄い第2のマグネット片172を用いた場合でも、コイル30に鎖交する磁束密度の低下を止めることができる。それ故、移動体2の駆動に支障が発生しない。
また、第2のマグネット片172の外面に補助バックヨーク15に接合されているので、第2のマグネット片172が薄くても、第2のマグネット片172の機械的強度を補助バックヨーク15で補強することができる。
さらに、薄型マグネット部を備えたマグネット17を形成するにあたって、第1のマグネット片171および第2のマグネット片172を各々別体で製造したものを組み合わせるので、厚さの異なる部分を備えた一体のマグネットを形成する場合と比較して、特に薄型マグネット部(第2のマグネット片172)の方の成形精度を高めることができる。
さらにまた、支持体2において補助バックヨーク15が固定されている撮像素子ホルダ19を樹脂成形品とした場合において、撮像素子ホルダ19を薄型化してその成形精度を高めた場合でも、樹脂成形品からなる撮像素子ホルダ19の機械的強度を補助バックヨーク15で補強することもできる。その結果、撮像素子ホルダ19に連結されているバックヨーク16の機械的強度を補強することができるので、レンズ駆動装置1全体の機械的強度を高めることができる。
[他の実施の形態]
上記形態において、マグネット17を第1のマグネット片171と、薄い第2のマグネット片172とを用いることにより、薄型マグネット部を構成したが、マグネット17全体が一体に形成され、その一部が薄型マグネット部になっている構成を採用してもよい。
また、上記形態では、薄型マグネット部に対する補助ヨークとして、第2のマグネット片172(薄型マグネット部)の外側に補助バックヨーク15を配置したが、薄型マグネット部に対する補助ヨークとして、移動体3のコイル30の内側に内ヨークを設けてもよい。
また、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記形態では、マグネット17とコイル30とが半径方向で対向していたが、マグネットとコイルとが光軸方向で対向しているレンズ駆動装置に本発明を適用してもよい。
(a)、(b)は各々、本発明を適用したレンズ駆動装置の正面を斜め上方からみた外観図、および分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置において、マグネットおよびその周辺を拡大して示す分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置を、バックヨークに形成した係合用の切り欠きを通る位置で切断した様子を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 レンズ駆動装置
2 支持体
3 移動体
5a 磁気駆動機構
12 レンズホルダ
13 スリーブ
14x、14y バネ部材
15 補助バックヨーク(補助ヨーク)
16 バックヨーク(カバー部)
17 マグネット
19 撮像素子ホルダ
30 コイル
165 バックヨークの切り欠き
171 第1のマグネット片
172 第2のマグネット片(薄型マグネット部)

Claims (8)

  1. レンズを保持する移動体と、該移動体を前記レンズの光軸方向に移動可能に支持する支持体と、前記移動体を光軸方向に駆動する駆動機構とを有し、当該駆動機構は、前記移動体側に保持されたコイルと、該コイルに対向する位置で前記支持体側に保持されたマグネットとを備えたレンズ駆動装置において、
    前記マグネットは、前記光軸方向で隣接する領域に比して外周面が内側に凹むことにより径方向の厚さが薄い薄型マグネット部を備えていることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記マグネットでは、第1のマグネット片と、該第1のマグネット片に比して径方向の厚さが薄い第2のマグネット片とが連続した内周面を形成するように前記光軸方向に配置され、
    前記第2のマグネット片により薄型マグネット部が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記薄型マグネット部に対しては補助ヨークが配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記補助ヨークは、前記薄型マグネット部に対して径方向外側に配置された補助バックヨークであることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記補助バックヨークは前記支持体に保持され、
    前記薄型マグネット部の外面は、当該補助バックヨークに接合されていることを特徴とする請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記支持体は、前記マグネットを径方向外側で囲むカバー部を備え、
    前記カバー部には切り欠きが形成されているとともに、
    前記マグネットにおいて、前記切り欠きに対して径方向内側に位置する部分が前記薄型マグネット部になっていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記カバー部は、前記マグネットを径方向外側で囲むバックヨークであることを特徴とする請求項6に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記カバー部は、略角筒形状を備え、
    前記マグネットは、前記カバー部の複数の角部分の各々に沿う形状の複数の分割マグネットとして配置され、
    当該複数の分割マグネットの各々において、前記薄型マグネット部は、当該薄型マグネット部に前記光軸方向で隣接する部分に比して周方向の寸法が短いことを特徴とする請求項6または7に記載のレンズ駆動装置。
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