JP2008233763A - 電子写真用キャリア、並びに、これを用いた電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも、磁性体粒子と、該磁性体粒子の表面を被覆する被覆樹脂層と、を有し、該被覆樹脂層は、側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと側鎖に窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体を含有し、該共重合体の酸価が10mgKOH/g以上40mgKOH/g以下であることを特徴とする電子写真用キャリア。
【選択図】なし
Description
さらに本発明の目的は、該キャリアを用いた電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
<1> 少なくとも、磁性体粒子と、 該磁性体粒子の表面を被覆する被覆樹脂層と、を有し、該被覆樹脂層は、側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと側鎖に窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体を含有し、該共重合体の酸価が10mgKOH/g以上40mgKOH/g以下であることを特徴とする電子写真用キャリア。
式(1):2.0≦A/a≦7.0
[ここで式(1)中、Aは前記磁性体粒子のBET比表面積(単位:m2/g)、aは前記磁性体粒子の球形換算比表面積(単位:m2/g)を示し、該球形換算比表面積aは、前記磁性体粒子の体積平均粒子径をd(単位:μm)、前記磁性体粒子の真比重をρ(単位:無次元)とした時、a=6/(d×ρ)で表される。]
<9>前記<7>に記載の電子写真用現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を前記電子写真用現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、静電潜像保持体、該静電潜像保持体表面を帯電させるための帯電手段、及び該静電潜像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備え、画像形成装置に脱着されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
さらに本発明によれば、該キャリアを用いた電子写真用現像剤、電子写真用現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することができる。
実施の形態の電子写真用キャリア(以下、キャリアと略す場合がある)は、磁性体粒子と、磁性体粒子の表面を被覆する被覆樹脂層を有している。また被覆樹脂層は、側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと側鎖に窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体を含有し、共重合体の酸価が10mgKOH/g以上40mgKOH/g以下であることを特徴とする。
シクロアルキル基を有するアクリル樹脂は、疎水性が高く、帯電環境差に対して優れているが、磁性体粒子との密着性及び、樹脂の脆さに問題がある。そこで、シクロアルキル基を有するモノマーと窒素原子を有するモノマーを共重合させることにより、窒素原子を有するモノマーが磁性体粒子側に配向し、磁性体粒子と樹脂との密着性を確保することできる。一方で、シクロアルキル基はキャリア表面へ配向するが、ベンゼン環のようなπ電子雲を持たないため、配向が進みシクロアルキル基の面同士が揃ってくると被覆膜がもろくなり、磨耗に対して弱くなってしまう。
そこで、アクリル酸あるいはメタクリル酸を加える(酸価を高くする)ことにより、シクロアルキル基の配向をある程度崩すことができるとともに、カルボキシル基同士の水素結合により、被覆膜をより強固なものにすることができると考えられる。
また実施の形態の磁性体粒子は後述する式(1)を満たすことが好ましく、これによりシクロアルキル基を有する樹脂を被覆樹脂層に用いても、被覆樹脂層の剥離をより抑制し、長期間の現像機内攪拌に耐えるキャリアとすることができるため、かぶりや白抜けのない高画質画像を長期にわたって安定的に提供することができると考えられる。
被覆樹脂層は側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと側鎖に窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体を含有する。
前記被覆樹脂層は、後述する磁性体粒子の表面を被覆するものである。
実施の形態においては、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステルのいずれも用いることができるが、共重合したポリマーのガラス転移温度の観点からメタクリル酸エステルがより好ましい。
窒素原子を有する置換基としては、アミノ基、メチルアミノ基、カルバモイル基、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ブチルアミノ基、シクロペンチルアミノ基、2−エチルヘキシルアミノ基、ドデシルアミノ基、アニリノ基、ナフチルアミノ基、2−ピリジルアミノ基、スルホンアミド基、スルファモイル基カルバモイル基アミド基等を挙げることができる。
具体的には例えば、エステル化合物(ポリアミド、ポリイミド等)やジメチルアミノメチルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノメチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリレート、N,N−ジメチルアミノメチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノメチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルアクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピルアクリレート、N,N−ジエチルアミノメチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピルメタクリレート、N,N−ジプロピルアミノメチルアクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチルアクリレート、N,N−ジプロピルアミノプロピルアクリレート、N,N−ジプロピルアミノメチルメタクリレート、N,N−ジプロピルアミノエチルメタクリレート、N,N−ジプロピルアミノプロピルメタクリレート、N,N−メチルエチルアミノメチルアクリレート、N,N−メチルエチルアミノエチルアクリレート、N,N−メチルエチルアミノプロピルアクリレート、N,N−メチルエチルアミノメチルメタクリレート、N,N−メチルエチルアミノエチルメタクリレート、N,N−メチルエチルアミノプロピルメタクリレート、N,N−メチルプロピルアミノメチルアクリレート、N,N−メチルプロピルアミノエチルアクリレート、N,N−メチルプロピルアミノプロピルアクリレート、N,N−メチルプロピルアミノメチルメタクリレート、N,N−メチルプロピルアミノエチルメタクリレート、N,N−メチルプロピルアミノプロピルメタクリレート、N,N−エチルプロピルアミノメチルアクリレート、N,N−エチルプロピルアミノエチルアクリレート、N,N−エチルプロピルアミノプロピルアクリレート、N,N−エチルプロピルアミノメチルメタクリレート、N,N−エチルプロピルアミノエチルメタクリレート、N,N−エチルプロピルアミノプロピルメタクリレート等を挙げることができる。
なかでも、帯電付与能力の観点からジメチルアミノエチルメタクリレートが好ましい。
上記範囲とすることで、良好な帯電特性を保つことができる。
上記範囲とすることで、キャリアとしての良好な帯電特性を保ちながら、被覆樹脂層と磁性体粒子との密着性、流動性を向上させることができる。
酸価が40mgKOH/g超であると、被覆膜の強度は向上するが、(メタ)アクリル酸がキャリア表面に滲み出て、帯電特性を悪化させる可能性がある。また酸価が10mgKOH/g未満であると膜の強度を充分に向上させることが困難となる場合がある。
重量平均分子量Mwが3万未満であると、分子鎖の絡まりが少なくなるため、重合体におけるシクロアルキル基がキャリア表面に配向しようとする力が強くなり、被覆樹脂の強度を充分保つことが困難となると考えられる。
一方で重量平均分子量Mwが15万超であると分子鎖の絡まりが強くなるため、窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルが磁性体粒子側へ配向することができず、磁性体粒子との密着性が向上しないばかりでなく、窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステル、アクリル酸、あるいはメタクリル酸がキャリアの表面に出やすくなるため帯電特性が悪化することがある。
式(I):鉄量率(atomic%)=AFe/(AC+AO+AFe)×100
式(II):被覆率(%)={1−(キャリアの鉄量率)/(磁性体粒子単体の鉄量率)}×100
平均膜厚(μm)=[キャリア1個当たりの被覆樹脂量(導電剤等の添加物もすべて含む)/キャリア1個当たりの表面積]÷被覆樹脂層の平均比重=[4/3π・(d/2)3・ρ・WC]/[4π・(d/2)2]÷ρC
=(1/6)・(d・ρ・WC/ρC)
実施の形態の磁性体粒子は下記式(1)を満たすことが好ましい。
式(1):2.0≦A/a≦7.0
[ここで式(1)中、Aは前記磁性体粒子のBET比表面積(単位:m2/g)、aは前記磁性体粒子の球形換算比表面積(単位:m2/g)を示し、該球形換算比表面積aは、前記磁性体粒子の体積平均粒子径をd(単位:μm)、前記磁性体粒子の真比重をρ(単位:無次元)とした時、a=6/(d×ρ)で表される。]
したがって、(A/a)の値は磁性体粒子表面の凹凸をあらわす。すなわち、(A/a)の値が大きいほど磁性体粒子表面の凹凸が大きく、逆に(A/a)の値が小さいほど磁性体粒子表面が滑らかとなる。
測定装置として、BET比表面積計(SA3100、ベックマンコールター社製)を用い、測定試料である多孔質窒化ケイ素微粉末を0.1g精秤し、サンプルチューブに入れた後、脱ガス処理し、多点法の自動測定により得られた数値を、磁性体粒子のBET比表面積Aとする。
式(2):a=6/(d×ρ)
ここで、dは磁性体粒子の体積平均粒径(単位:μm)、ρは磁性体粒子の真比重(単位:無次元)を示す。
磁性体粒子の体積平均粒径をd(μm)とすると、磁性体粒子1個の表面積S(m2)および体積V(m2)は、下記式(3)および(4)で表される。
式(3):S=4π×{(d/2)×10−6}2
式(4):V=(4/3)×π×{(d/2)×10−6}3
また、磁性体粒子の真比重をρ(無次元)とすると、磁性体粒子の密度はρ×106(g/m3)で表され、磁性体粒子1個の質量M(g)は下記式(5)で表される。
式(5):M=V×ρ×106=(1/6)πρd3×10−12
よって上記の通り、球形換算比表面積aは単位質量あたりの表面積であるから、下記式(6)のようにして、上記式(2)が導かれる。
式(6):a=S/M=6/(d×ρ)
(1)ルシャテリエ比重瓶に約250mlのエチルアルコールを入れ、メニスカスが目盛りの位置にくるように調整する。
(2)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(3)試料を約100g量り取り、その質量をW(g)とする。
(4)量り取った試料を比重瓶に入れ泡を除く。
(5)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(6)下記式により真比重を算出する。
D=W/(L2−L1)
ρ=D/0.9982
上記式中、Dは試料の密度(20℃)(g/cm3)、ρは試料の真比重(20℃)、Wは試料の見かけの質量(g)、L1は試料を比重瓶に入れる前のメニスカスの読み(20℃)(ml)、L2は試料を比重瓶に入れた後のメニスカスの読み(20℃)(ml)、0.9982は20℃における水の密度(g/cm3)である。
20cm2の電極板を配した円形の治具の表面に、測定対象物を1〜3mm程度の厚さになるように平坦に載せ、層を形成する。この上に前記同様の20cm2の電極板を載せ層を挟み込む。測定対象物間の空隙をなくすため、層上に載置した電極板の上に4kgの荷重をかけてから層の厚み(cm)を測定する。層の上下の両電極には、エレクトロメーターおよび高圧電源発生装置に接続されている。両電極に電界が103.8V/cmとなるように高電圧を印加し、このとき流れた電流値(A)を読み取ることにより、測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)を計算する。測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)の計算式は、下記式に示す通りである。
式:R=E×20/(I−I0)/L
被覆樹脂層には、抵抗を制御するためなどの目的で、必要に応じて導電剤を含むのが好ましい。
導電剤として具体的には例えば、金、銀、銅等の金属粒子;カーボンブラック;ケッチェンブラック;アセチレンブラック;酸化チタン、酸化亜鉛等の半導電性酸化物粒子;酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、ホウ酸アルミニウム、チタン酸カリウム粉末等の表面を酸化スズ、カーボンブラック、金属等で覆った粒子;などが挙げられる。
これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
カーボンブラックの種類としては、特に制限はないが、DBP吸油量が50〜250ml/100g程度であるカーボンブラックが、製造安定性に優れて好ましい。
また導電剤の体積電気抵抗は、磁性体粒子の体積電気抵抗と同様にして測定する。
例えば、磁性体粒子を被覆樹脂層形成用液に浸漬する浸漬法、被覆樹脂層形成用液を磁性体粒子の表面に噴霧するスプレー法、磁性体粒子を流動エアーにより浮遊させた状態で被覆樹脂層形成用液と混合し溶剤を除去するニーダーコーター法、等が挙げられる。これらの中でも、実施の形態においては、ニーダーコーター法が好ましい。
キャリアの体積平均粒径は、15μm以上50μm以下が好ましく、より好ましくは25μm以上40μm以下である。キャリアの体積平均粒径が15μmより小さいと、キャリア汚染が悪化する可能性がある。またキャリアの体積平均粒径が50μmより大きいと、攪拌によるトナー劣化が顕著となる可能性がある。
式(III):SF1=100π×(ML)2/(4×A)
ここで、MLはキャリア粒子の最大長、Aはキャリア粒子の投影面積である。なお、キャリア粒子の最大長と投影面積は、スライドガラス上にサンプリングしたキャリア粒子を光学顕微鏡により観察し、ビデオカメラを通じて画像解析装置(LUZEX III、NIRECO社製)に取り込んで、画像解析を行うことにより求めたものである。この際のサンプリング数は100個以上で、その平均値を用いて、式(III)に示す形状係数を求める。
磁気特性の測定としての装置は振動試料型磁気測定装置VSMP10−15(東英工業社製)を用いる。測定試料は内径7mm、高さ5mmのセルに詰めて前記装置にセットする。測定は印加磁場を加え、最大1000エルステッドまで掃引する。ついで、印加磁場を減少させ、記録紙上にヒステリシスカーブを作製する。カーブのデータより、飽和磁化、残留磁化、保持力を求める。実施の形態においては、飽和磁化は1000エルステッドの磁場において測定された磁化を示す。
キャリアの体積電気抵抗が1×1015Ω・cmを超える場合、高抵抗になり、現像時に現像電極として働きにくくなるため、特にベタ画像部で該エッジ効果が出るなど、ソリッド再現性が低下する場合がある。一方、1×107Ω・cm未満の場合、低抵抗になるため、現像剤中のトナー濃度が低下した時に現像ロールからキャリアへ電荷が注入し、キャリア自体が現像されてしまう不具合が発生しやすくなる場合がある。
またキャリアの体積電気抵抗は、磁性体粒子の体積電気抵抗と同様にして測定を行う。
実施の形態の電子写真用現像剤は、少なくともトナーと、実施の形態の電子写真用キャリアを含む。以下、実施の形態の電子写真用現像剤(以下、現像剤と略す場合がある)について説明する。
上記範囲とすることで、特に高速機のように現像剤に大きなストレスがかかる場合であっても、トナーの劣化を抑制することができる。
無機酸化物粒子の表面は、必ずしも予め疎水化処理されている必要はないが、疎水化処理されていてもよい。疎水化処理されていると、内部の無機粒子の一部がトナー表面に露出した場合においても、帯電の環境依存性およびキャリア汚染性を、効果的に少なく抑えることができる。
上記範囲とすることで、現像器内で良好な流動性を確保できるため、現像剤にかかるストレスを低減させる効果がある。
ここで上記トナー粒子の形状係数は、キャリアの形状係数SF1と同様にして求められる。
次に、実施の形態の電子写真用現像剤カートリッジ(以下、カートリッジと略す場合がある)について説明する。実施の形態のカートリッジは、画像形成装置に脱着可能であり、少なくとも、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段に供給するための現像剤を収納し、現像剤が既述した実施の形態の現像剤であることを特徴とする。
なお、現像手段18中およびカートリッジ28中に収納される現像剤は、実施の形態の現像剤である。
感光体としては例えば、単層構造の感光体または多層構造の感光体等を用いることができる。また感光体の材質としては、セレンやアモルファスシリコン等の無機感光体や、有機感光体等が考えられる。
露光手段としては、例えば、半導体レーザー及び走査装置の組み合わせ、光学系からなるレーザー走査書き込み装置、あるいは、LEDヘッドなど、従来公知の露光手段を使用することができる。均一で、解像度の高い露光像を作るという好ましい態様を実現させるためには、レーザー走査書き込み装置またはLEDヘッドを使うことが好ましい。
加熱ロールまたは加圧ロール等のロール表面を形成する材料は、トナーを付着させない目的で、例えばトナーに対して離型性の優れた材料、シリコンゴムやフッ素系樹脂などであることが好ましい。この際、シリコーンオイル等の離型性液体を、ロール両面に塗布しないことが望ましい。離型性液体は、定着ラチチュードを広くすることに対しては有効であるが、定着される記録媒体に転移する為、画像形成された印刷物にベトツキが生じ、テープを貼れないことやマジックで文字を書き加えられないこと等の問題が生じる可能性がある。この問題は、記録媒体としてOHPなどのフィルムを用いる場合により顕著となる。また離型性液体は、定着画像表面の荒さをスムーズにすることが困難であるため、記録媒体としてOHPフィルムを用いる場合に特に重要となる画像透明性が低下する要因にもなる場合がある。しかし、トナーにワックス(オフセット防止剤)を含む場合には、十分な定着ラチチュードを示すので、定着ロールに塗布されるシリコーンオイル等の離型性液体は必要無い。
実施の形態におけるトナーの粒度および粒度分布測定について述べる。実施の形態において測定する粒子が2μm以上の場合、測定装置としてはコールターマルチサイザー−II型(ベックマンーコールター社製)を用い、電解液はISOTON−II(ベックマンーコールター社製)を使用した。
測定法としては分散剤として界面活性剤、好ましくはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に測定試料を0.5〜50mg加える。これを前記電解液100〜150ml中に添加した。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1分間分散処理を行い、前記コールターマルチサイザー−II型により、アパーチャー径として100μmアパーチャーを用いて2〜60μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均分布を求めた。測定する粒子数は50000であった。
実施の形態における体積平均粒径は該D50vであり、GSDvは以下の式によって算出した。
GSDv=(D84/D16)0.5
トナー形状係数SF1は、スライドグラス上に散布したトナーの光学顕微鏡像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、100個のトナーにつき各々の最大長(ML)、投影面積(A)を測定し、以下の式から各粒子のSF1を測定し、これを算術平均することにより得られたものである。
SF1={(ML)2/A}×(100×π/4)
(1)ルシャテリエ比重瓶に約250mlのエチルアルコールを入れ、メニスカスが目盛りの位置にくるように調整する。
(2)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(3)試料を約100g量り取り、その質量をW(g)とする。
(4)量り取った試料を比重瓶に入れ泡を除く。
(5)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る。(精度0.025mlとする)
(6)下記式により真比重を算出する。
D=W/(L2−L1)
ρ=D/0.9982
上記式中、Dは試料の密度(20℃)(g/cm3)、ρは試料の真比重(20℃)、Wは試料の見かけの質量(g)、L1は試料を比重瓶に入れる前のメニスカスの読み(20℃)(ml)、L2は試料を比重瓶に入れた後のメニスカスの読み(20℃)(ml)、0.9982は20℃における水の密度(g/cm3)である。
測定装置として、BET比表面積計(SA3100、ベックマンコールター社製)を用い、測定試料である多孔質窒化ケイ素微粉末を0.1g精秤し、サンプルチューブに入れた後、脱ガス処理し、多点法の自動測定により得られた数値を、磁性体粒子のBET比表面積Aとする。
式(2):a=6/(d×ρ)
ここで、dは磁性体粒子の体積平均粒径(単位:μm)、ρは磁性体粒子の真比重(単位:無次元)を示す。
磁性体粒子の体積平均粒径をd(μm)とすると、磁性体粒子1個の表面積S(m2)および体積V(m2)は、下記式(3)および(4)で表される。
式(3):S=4π×{(d/2)×10−6}2
式(4):V=(4/3)×π×{(d/2)×10−6}3
また、磁性体粒子の真比重をρ(無次元)とすると、磁性体粒子の密度はρ×106(g/m3)で表され、磁性体粒子1個の質量M(g)は下記式(5)で表される。
式(5):M=V×ρ×106=(1/6)πρd3×10−12
よって上記の通り、球形換算比表面積aは単位質量あたりの表面積であるから、下記式(6)のようにして、上記式(2)が導かれる。
式(6):a=S/M=6/(d×ρ)
20cm2の電極板を配した円形の治具の表面に、測定対象物を1〜3mm程度の厚さになるように平坦に載せ、層を形成する。この上に前記同様の20cm2の電極板を載せ層を挟み込む。測定対象物間の空隙をなくすため、層上に載置した電極板の上に4kgの荷重をかけてから層の厚み(cm)を測定する。層の上下の両電極には、エレクトロメーターおよび高圧電源発生装置に接続されている。両電極に電界が103.8V/cmとなるように高電圧を印加し、このとき流れた電流値(A)を読み取ることにより、測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)を計算する。測定対象物の体積電気抵抗(Ω・cm)の計算式は、下記式に示す通りである。
式:R=E×20/(I−I0)/L
<磁性体粒子Aの製造>
磁性体粒子Aの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで4.8時間粉砕し、体積平均粒径を5.5μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度950℃で16時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径36.0μmの磁性体粒子Aを調製した。BET比表面積=0.1332m2/gであった。
得られた磁性体粒子Aの特性は、表1の通りである。
磁性体粒子Bの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで7時間粉砕し、体積平均粒径を4.6μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度950℃で20時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径29.6μmの磁性体粒子Bを調製した。BET比表面積=0.0902m2/gであった。
得られた磁性体粒子Bの特性は、表1の通りである。
磁性体粒子Cの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで4.8時間粉砕し、体積平均粒径を5.6μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度920℃で10時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径35.8μmの磁性体粒子Cを調製した。BET比表面積=0.1895m2/gであった。
得られた磁性体粒子Cの特性は、表1の通りである。
磁性体粒子Dの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで4.5時間粉砕し、体積平均粒径を5.8μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度850℃で10時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径37.6μmの磁性体粒子Cを調製した。BET比表面積=0.2421m2/gであった。
得られた磁性体粒子Dの特性は、表1の通りである。
磁性体粒子Eの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで7.0時間粉砕し、体積平均粒径を4.5μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度950℃で24時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径28.5μmの磁性体粒子Eを調製した。BET比表面積=0.0888m2/gであった。
得られた磁性体粒子Eの特性は、表1の通りである。
磁性体粒子Fの製造は、以下のようにして行った。
Fe2O3 70重量部、MnO2 22.5重量部、Mg(OH)2 6.5重量部を混合し、湿式ボールミルで30時間混合/粉砕してスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて850℃、7時間の仮焼成1を行った。こうして得られた仮焼成1物を、湿式ボールミルで2時間粉砕し、体積平均粒径を2.1μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、ロータリーキルンを用いて910℃、6時間の仮焼成2を行った。こうして得られた仮焼成2物を、湿式ボールミルで4.5時間粉砕し、体積平均粒径を5.8μmとした後、更にスプレードライヤにより造粒、乾燥した後、電気炉を用いて温度840℃で8時間の本焼成を行った。解砕工程、分級工程を経て体積平均粒径37.0μmの磁性体粒子Fを調製した。BET比表面積=0.2926m2/gであった。
得られた磁性体粒子Fの特性は、表1の通りである。
<樹脂Aの製造>
樹脂Aの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート)960質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)30質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Aを得た。得られた樹脂は、酸価20.03mg・KOH/g、重量平均分子量108,000であった。
樹脂Bの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート)975質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)15質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Bを得た。得られた樹脂は、酸価10.38mg・KOH/g、重量平均分子量104,000であった。
樹脂Cの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート)945質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)45質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Cを得た。得られた樹脂は、酸価30.82mg・KOH/g、重量平均分子量97,000であった。
樹脂Dの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロペンチル(シクロペンチルメタクリレート)930質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)60質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Dを得た。得られた樹脂は、酸価39.84mg・KOH/g、重量平均分子量102,000であった。
樹脂Eの製造は、以下のようにして行った。
アクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルアクリレート)960質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)30質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Eを得た。得られた樹脂は、酸価19.81mg・KOH/g、重量平均分子量107,000であった。
樹脂Fの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート)970質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)30質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Fを得た。得られた樹脂は、酸価20.25mg・KOH/g、重量平均分子量110,000であった。
樹脂Gの製造は、以下のようにして行った。
アクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルアクリレート)970質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)30質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Gを得た。得られた樹脂は、酸価20.41mg・KOH/g、重量平均分子量108,000であった。
樹脂Hの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸メチル(メチルメタクリレート)960質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)30質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Hを得た。得られた樹脂は、酸価19.8mg・KOH/g、重量平均分子量105,000であった。
樹脂Iの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート) 982質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)8質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Iを得た。得られた樹脂は、酸価5.38mg・KOH/g、重量平均分子量101,000であった。
樹脂Jの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート) 910質量部、メタクリル酸ジメチルアミノエチル(ジメチルアミノエチルメタクリレート)10質量部、メタクリル酸(メチルアクリレート)80質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Jを得た。得られた樹脂は、酸価52.33mg・KOH/g、重量平均分子量105,000であった。
樹脂Kの製造は、以下のようにして行った。
メタクリル酸シクロヘキシル(シクロヘキシルメタクリレート)1000質量部、ベンゼン1000質量部、アゾビスイソブチロニトリル20質量部を混合し、60℃に加熱しで8時間振とうし、重合する。反応物をメチルエチルケトンに溶解し、7倍量のヘキサンで沈殿させ、樹脂Kを得た。得られた樹脂は、酸価0.23mg・KOH/g、重量平均分子量106,000であった。
<キャリア1の作製>
・磁性体粒子A:1000重量部
・トルエン:100重量部
・樹脂A:25重量部
・カーボンブラック(VXC−72;キャボット社製):2.6重量部
上記材料のうち、樹脂Aをトルエンにて希釈したのち、カーボンブラックを加え、ホモジナイザーで5分間攪拌し、樹脂溶液を作成した。本樹脂溶液と磁性体粒子Aとを真空脱気型ニーダーに入れ、90℃で20分間攪拌した後、減圧してトルエンを除去し、品温が60℃になるまで冷却攪拌を行い、被覆キャリアを取り出し、75μmの篩分網で篩分し、キャリア1を得た。
キャリア1の作製において使用した、磁性体粒子Aを磁性体粒子Bに、樹脂Aを樹脂Bに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア2を得た。
キャリア1の作製において使用した、磁性体粒子Aを磁性体粒子Cに、樹脂Aを樹脂Cに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア3を得た。
キャリア1の作製において使用した、磁性体粒子Aを磁性体粒子Dに、樹脂Aを樹脂Dに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア4を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Eに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア5を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Fに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア6を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Gに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア7を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Hに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア8を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Iに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア9を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Jに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア10を得た。
キャリア1の作製において使用した、樹脂Aを樹脂Kに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア11を得た。
キャリア1の作製において使用した、磁性体粒子Aを磁性体粒子Eに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア12を得た。
キャリア1の作製において使用した、磁性体粒子Aを磁性体粒子Fに代えた以外は、キャリア1と同様にしてキャリア13を得た。
一例として、実施の形態のトナー製造例を挙げて詳しく説明するが、本発明を何ら限定するものではない。
・スチレン・・・・・・・・・・・・・・・296重量部
・アクリル酸n−ブチル・・・・・・・・・104重量部
・アクリル酸・・・・・・・・・・・・・・・・6重量部
・ドデカンチオール・・・・・・・・・・・・10重量部
・アジピン酸ジビニル・・・・・・・・・・1.8重量部
(以上、和光純薬(株)製)
以上の成分を混合し溶解した混合物を、非イオン性界面活性剤(三洋化成(株)製:ノニポール400)12部及びアニオン性界面活性剤(第一工業製薬(株)製:ネオゲンSC)8重量部をイオン交換水610重量部に溶解した溶液に加えて、フラスコ中で分散し、乳化し、10分間ゆっくりと混合しながら、過硫酸アンモニウム(和光純薬(株)製)8部を溶解したイオン交換水50重量部を投入し、窒素置換を0.1リットル/分で20分行った。その後、フラスコ内を撹拌しながら内容物が73℃になるまでオイルバスで加熱し、5時間そのまま乳化重合を継続し、固形分濃度が40重量%となる樹脂粒子分散液を調製した。その分散液の一部を100℃のオーブン上に放置して水分を除去し、分子量を測定したところ、重量平均分子量は32,000であった。
カーボンブラック・・・・・・・・・・・ 100重量部
(キャボット社製:モーガルL)
非イオン性界面活性剤・・・・・・・・・・ 10重量部
(三洋化成(株)製:ノニポール400)
イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・490重量部
以上を混合し、溶解し、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて30分間分散し、着色剤(カーボンブラック)を分散させてなる着色剤分散液を調製した。
パラフィンワックス・・・・・・・・・・ 100重量部
(日本精蝋(株)製:HNP0190、融点85℃)
カチオン性界面活性剤・・・・・・・・・・ 10重量部
(花王(株)製:サニゾールB50)
イオン交換水・・・・・・・・・・・・・ 390重量部
以上を95℃に加熱して、ホモジナイザー(IKA社製:ウルトラタラックスT50)を用いて分散した後、圧力吐出型ホモジナイザーで分散処理し、平均粒径が550nmである離型剤を分散させてなる離型剤分散液を調製した。
−凝集粒子の調製−
樹脂粒子分散液・・・・・・・・・・・・・・・・ 320重量部
着色剤分散液・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80重量部
離型剤分散液・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96重量部
硫酸アルミニウム(和光純薬(株)製)・・・・・ 1.5重量部
イオン交換水・・・・・・・・・・・・・・・・ 1270重量部
その後1℃/分の昇温速度で95℃まで昇温し、30分間保持した。0.1N硝酸水溶液を添加してpHを4.8に調整し、95℃で2時間放置した。その後更に前記1N水酸化ナトリウム水溶液を添加し、pHを6.5に調整し95℃で5時間放置した。その後5℃/分で30℃まで冷却した。
出来上がったトナー粒子分散液をろ過し、(A)得られたトナー粒子に35℃のイオン交換水2,000部を添加し、(B)20分撹拌放置し、(C)その後ろ過した。(A)から(C)までの操作を5回繰り返した後、ろ紙上のトナー粒子を真空乾燥機に移し、45℃、1,000Pa以下で10時間乾燥した。なお1,000Pa以下としたのは前述のトナー粒子は含水状態であり、乾燥初期においては45℃でおいても水分が凍結し、その後該水分が昇華するため、減圧時の乾燥機の内部圧力が一定にならないためである。ただし乾燥終了時には100Paで安定した。乾燥機内部を常圧に戻した後、これを取り出して、トナー母粒子を得、このトナー母粒子100部に対してシリカ外添剤(日本アエロシル社製、RY−50)を1.5重量部添加して、ヘンシェルミキサーにて3,000rpm、3分間で混合し、トナーIを得た。
得られたトナーIはD50vが5.8μm、GSDvが1.23、形状係数SF1は132であった。
上記において製造したキャリア(キャリア1〜13)を100重量部と、上記において製造したトナーIを7重量部とを、それぞれ混合しVブレンダーにて40rpmで20分間混合して現像剤を得た。
Fuji Xerox社製Docu Centre Color 400の改造器に前記現像剤を収容して、クリーニングバイアス120V、高温度高湿度環境下(32℃/85%RH)でテストを行った。得られた現像剤をトナー濃度を一定に保ちながら、画像密度20%の画像を1000枚、20000枚、50000枚出力した後、現像量、かぶり、注入性の評価を行う。
(現像量)
2cm×5cmのベタパッチを2箇所有する画像をコピーし、用紙への転写前に装置を強制停止させて、現像量(用紙への転写前のトナーの量)を測定した。具体的には、精秤したテープを2つ用意し、潜像保持体表面の2箇所の現像部分をそれぞれ前記テープに粘着性を利用し転写して、トナー採取後のテープを再度精秤し、トナー採取前のテープ質量をそれぞれ差し引いた後に平均化することにより現像量とした。
−判断基準−
○ :現像量4.5±0.5g/m2の範囲内
△ :現像量4.5±0.75g/m2の範囲内
×+:現像量5.25g/m2を超える現像量
×−:現像量3.75g/m2より少ない現像量
上記(現像量評価方法)における、潜像保持体表面からのテープによるトナー採取時に、前記ベタパッチから10mm離れた箇所の背景部について、現像量評価の場合と同様の方法を用いてテープによるトナー採取を行い、該テープにおける1cm 2 当たりのトナー個数をカウントした。
−判断基準−
○:100個未満
△:100個以上200個未満
×:200個以上
クリーニングバイアスを120V、240Vで、画像中の白抜けについて評価を行った。
−判断基準−
○全く問題なし
△若干問題あり
×かなり問題あり
××非常に問題あり
下記の通りトナー1〜5を製造した。
<トナー1の製造>
・ポリエステル樹脂(ビスフェノールAと1,3−プロパンジオールの共重合体、重量平均分子量(Mw)=153,000):77部
・植物系ワックス(カルナバワックス):6部
・芳香族炭化水素共重合石油樹脂:7部
・SiO2粒子(R972;日本アエロジル製):5部
・ピグメントブルー15:3 :5部
上記各成分をヘンシェルミキサーで充分予備混合を行い、2軸型ロールミルにより溶融混練し、冷却後ジェットミルにより微粉砕を行い、さらに風力式分級機で2回分級を行い、平均粒径6.3μm、4μm以下の粒径のトナー粒子数15個数%、16μm以上の粒径のトナー粒子0.7体積%のトナー母粒子aを製造した。
この粒子100部と、外添剤として粒径20nmの疎水性酸化チタン粒子1.0部と40nmの疎水性シリカ粒子1.8部、粒径120nmの疎水性シリカ粒子1.8部をヘンシェルミキサーにて混合してトナー1を調整した。
トナー1の製造に使用した外添剤を、粒径20nmの疎水性酸化チタン粒子0.8部と40nmの疎水性シリカ粒子1.0部、粒径120nmの疎水性シリカ粒子0.6部に代えた以外は、トナー1と同様にしてトナー2を得た。
トナー1の製造に使用した外添剤を、粒径20nmの疎水性酸化チタン粒子2.0部と40nmの疎水性シリカ粒子2.5部、粒径120nmの疎水性シリカ粒子2.5部に代えた以外は、トナー1と同様にしてトナー3を得た。
ポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)を97,000とした以外はトナー1と同様にして、平均粒径6.1μm、4μm以下の粒径のトナー粒子数18個数%、16μm以上の粒径のトナー粒子0.5体積%のトナー母粒子bを製造した。
この粒子100部と、外添剤として粒径20nmの疎水性酸化チタン粒子1.0部と40nmの疎水性シリカ粒子1.8部、粒径120nmの疎水性シリカ粒子1.8部をヘンシェルミキサーにて混合してトナー4を調整した。
ポリエステル樹脂の重量平均分子量(Mw)を195,000とした以外はトナー1と同様にして、平均粒径6.4μm、4μm以下の粒径のトナー粒子数15個数%、16μm以上の粒径のトナー粒子0.8体積%のトナー母粒子cを製造した。
この粒子100部と、外添剤として粒径20nmの疎水性酸化チタン粒子1.0部と40nmの疎水性シリカ粒子1.8部、粒径120nmの疎水性シリカ粒子1.8部をヘンシェルミキサーにて混合してトナー5を調整した。
12、110、212・・・静電潜像保持体
14、120、214・・・帯電手段
16、130、216・・・静電潜像形成手段
18、140、218・・・現像手段
141・・・現像剤収容容器
146・・・現像剤供給手段
148・・・現像剤排出手段
20、220・・・転写手段
152・・・2次転写ローラ
26、180、226・・・定着手段
28、147・・・カートリッジ
210・・・プロセスカートリッジ
Claims (10)
- 少なくとも、磁性体粒子と、
該磁性体粒子の表面を被覆する被覆樹脂層と、を有し、
該被覆樹脂層は、側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルと側鎖に窒素原子を有する(メタ)アクリル酸エステルとの共重合体を含有し、
該共重合体の酸価が10mgKOH/g以上40mgKOH/g以下であることを特徴とする電子写真用キャリア。 - 前記共重合体における前記側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルの含有量が90重量%以上98重量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用キャリア。
- 前記共重合体の重量平均分子量Mwが3万以上15万以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子写真用キャリア。
- 前記磁性体粒子は下記式(1)を満たすことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の電子写真用キャリア。
式(1):2.0≦A/a≦7.0
[ここで式(1)中、Aは前記磁性体粒子のBET比表面積(単位:m2/g)、aは前記磁性体粒子の球形換算比表面積(単位:m2/g)を示し、該球形換算比表面積aは、前記磁性体粒子の体積平均粒子径をd(単位:μm)、前記磁性体粒子の真比重をρ(単位:無次元)とした時、a=6/(d×ρ)で表される。] - 前記側鎖にシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルが(メタ)アクリル酸シクロヘキシルであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の電子写真用キャリア。
- 前記被覆樹脂層は、導電剤を含有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の電子写真用キャリア。
- トナーと、
請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の電子写真用キャリアと、を含有することを特徴とする電子写真用現像剤。 - 画像形成装置に脱着可能であり、少なくとも、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を現像してトナー像を形成する現像手段に供給するための現像剤を収納し、該現像剤は、請求項7に記載の電子写真用現像剤であることを特徴とする電子写真用現像剤カートリッジ。
- 請求項7に記載の電子写真用現像剤を収納すると共に、静電潜像保持体表面上に形成された静電潜像を前記電子写真用現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、静電潜像保持体、該静電潜像保持体表面を帯電させるための帯電手段、及び該静電潜像保持体表面に残存したトナーを除去するためのクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一種と、を備え、画像形成装置に脱着されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 少なくとも、静電潜像保持体と、該静電潜像保持体表面を帯電する帯電手段と、該静電潜像保持体表面上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、該静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、該トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、該記録媒体に該トナー像を定着する定着手段と、を備え、該現像剤が、請求項7に記載の電子写真用現像剤であることを特徴とする画像形成装置。
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