JP2008224935A - 表示装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、タッチパネル機能を有する表示装置において、指示手段の位置を正確に特定する。
【解決手段】センサ部204は、表示部205と共に、TFTアレイ基板10上の画像表示領域10aに形成されている。センサ制御回路部201は、センサ部204の動作を制御すると共に、バックライト206から出射される光源光の光強度を変更するための信号をバックライト制御回路部202に供給する。センサ制御回路部201は、指等の指示手段が検出される際に、指示手段が撮像された画像のデータを処理し、指示手段の位置を特定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、タッチパネル機能を有する液晶装置等の表示装置、及びそのような表示装置を具備してなる電子機器の技術分野に関する。
この種の表示装置の一例である液晶装置では、複数の画素部毎に、或いは任意の個数の画素部を一群とする群毎に光センサを配置し、画素部を透過する透過光による画像表示、及び指示手段を介した当該表示装置への情報の入力を可能にする、所謂タッチパネル機能を有する表示装置が提案されている。このような表示装置では、指或いは指示部材等の指示手段が液晶装置の表示面に触れたこと、或いは表示面上で動いたことが光センサ等の受光素子によって検出され、当該表示装置への情報の入力が可能になっている。光センサ等の受光素子としては、例えば、フォトダイオード等の半導体素子が用いられる。フォトダイオードは容量素子に電気的に接続されており、表示面から当該表示装置に入射した光の受光量の変化に応じて、容量素子に蓄電された電荷量が変化する。この種の表示装置では、容量素子が有する一対の電極間の電圧を検出することによって指示手段を撮像した撮像画像のデータを生成し、指示手段の画像を取り込んでいる。
尚、光センサ等の受光素子は、画像表示を阻害しないように、例えば、表示領域内において画像表示に寄与する光を透過させる開口領域を互いに隔てる非開口領域、即ち画像表示に寄与しない領域に設けられる。
このような表示装置では、指示手段の周囲が明るい場合には、表示面に近づく、或いは表示面に接触する指示手段の影がその周囲の明るい領域と識別されることによって指示手段の画像が特定される。他方、このような表示装置では、指示手段の周囲が暗い場合には、指示手段によって反射された検出用の光を外光と区別して検出することによって指示手段の画像が特定される。
特許文献1は、表示面を指示する人間の手又は指示部材等の指示手段の画像をセンサによって複数の画素部毎に撮像し、当該撮像された画像の画像データに基づいて表示面上における指示手段の位置を示す座標を特定可能な表示装置、及びそのような表示装置を備えた情報端末装置を提案している。特許文献2は、外光を遮光する指示部材等の遮光部の位置を示す座標を特定可能な平面表示装置、及びそのような表示装置に応用可能な画像取り込み方法を提案している。
特開2004−318819号公報 特開2006−238053号公報
しかしながら、特許文献1及び2に開示された表示装置によれば、センサに流れる検出電流は微弱であり、表示面に照射される外光の光強度の変化によって指等の指示手段の位置を精度良く検出することが困難になる問題点がある。より具体的には、指示手段の周囲が比較的暗い場合、即ち室内のような外光の光強度が小さい環境下の場合には、指示手段によって反射された検出用の光、及び外光の夫々の光強度が相互に同程度になり、指示手段によって反射された検出用の光を外光と識別することが困難になる。したがって、センサが外光を検出することによって、本来検出すべき指示手段の画像に応じた光が外光と区別された状態で検出されなくなり、精度良く指示手段の位置を特定できなくなる。
加えて、特許文献1に開示されているように、センサの動作を制御するための制御信号を制御する技術によれば、電圧レベルの調整回路、或いは光検出時間を調整するタイミング調整回路を付加する必要が生じるため、センサの動作を制御するための制御回路の回路構成が複雑になってしまう。
また、タッチパネル機能を有する液晶装置等の表示装置では、情報の入力精度を高めることを目的として、当該表示装置を使用する環境に左右されず、表示面に接触、或いは近接する指等の指示手段の位置を高精度で特定する技術に対する要請が大きい。
よって、本発明は上記問題点等に鑑みてなされたものであり、例えば、センサの動作を制御する制御回路を複雑にすることなく、指等の指示手段の位置を高精度で特定可能な液晶装置等の表示装置、及びそのような表示装置を具備してなる電子機器を提供することを課題とする。
本発明に係る表示装置は上記課題を解決するために、指示手段によって指示される表示面の裏面側から前記表示面に向かって、相互に異なる光強度を有する複数の光源光を互いに異なるタイミングで照射する光源と、前記裏面側に設けられており、前記複数の光源光のうち前記指示手段によって反射された複数の反射光を検出する検出手段と、前記複数の反射光に含まれる一の反射光に基づいて特定された第1画像の輝度データと、前記複数の反射光のうち前記一の反射光の光強度と異なる光強度を有する複数の他の反射光の夫々に基づいて特定された複数の第2画像の輝度データとの差分値を算出し、該算出された複数の差分値の夫々に応じて特定された複数の第3画像の夫々に基づいて、前記指示手段の位置を特定する特定手段とを備える。
本発明に係る表示装置によれば、その動作時に、光源が、人間の指、或いは指示部材等の指示手段によって指示される表示面の裏面側から表示面に向かって、相互に異なる光強度を有する複数の光源光を互いに異なるタイミングで照射する。光源は、例えば表示面に向かって面状に光源光を出射可能な面状光源である。このような面状光源は、複数の点状光源が平面的に配列されて構成されていてもよい。
検出手段は、裏面側に設けられており、複数の光源光のうち指示手段によって反射された複数の反射光を検出する。より具体的には、光源から互いに異なるタイミングで出射された複数の光源光のうち表示面に接触、或いは表示面に近接する指示手段に向かって出射された一部の光源光の夫々は、これら複数の光源光が出射されたタイミングに応じて複数の反射光として表示面から裏面側に向かって反射される。したがって、複数の光源光のうち表示面上において指示手段に重なる領域に出射された光源光が反射光として夫々検出される。
特定手段は、複数の反射光に含まれる一の反射光に基づいて特定された第1画像の輝度データと、複数の反射光のうち一の反射光の光強度と異なる光強度を有する複数の他の反射光の夫々に基づいて特定された複数の第2画像の輝度データとの差分値を算出し、該算出された複数の差分値の夫々に応じて特定された複数の第3画像の夫々に基づいて、指示手段の位置を特定する。
一の反射光、及び複数の他の反射光の夫々は、互いに異なるタイミングで光源から出射された複数の光源光の夫々が指示手段によって反射された光であり、複数の光源光と同様に、互いに異なるタイミングで検出手段によって検出される。例えば、複数の光源光は互いに異なる光強度を有しているため、指示手段の周囲において指示手段によって遮られることなく表示面に入射する外光の光強度が一定の場合、一の反射光、及び複数の他の反射光の夫々に基づいて特定される第1画像の輝度データ、及び複数の他の第2画像の夫々の輝度データは相互に異なる。
より具体的には、例えば、指等の指示手段によって反射された一の反射光、及び複数の他の反射光の夫々の光強度及び反射方向は、指示手段によって反射される複数の光源光の夫々の光強度に応じて相互に異なるため、これら反射光及び外光の夫々の光強度の相対的な大小関係に応じて、指示手段の輪郭を規定する画像部分を含む第1画像、及び複数の第2画像の夫々の輝度データも相互に異なる。他方、これら第1画像、及び複数の第2画像のうち外光が検出されることによって形成された画像部分の輝度データは、これら画像相互で共通になる。
したがって、後述するように、これら画像の差分値が算出されることによって、第3画像では外光に起因するノイズ成分を除去することができ、指示手段の位置を特定する特定精度を高めることができる。加えて、本発明に係る表示装置によれば、指示手段によって遮られない外光に基づいて形成される画像部分は、外光の光強度が変化した場合でも、後述するように第1画像及び第2画像の差分値を算出ことによって第3画像では相殺され、複数の第3画像に基づく指示手段の位置の特定に影響を与えない。
加えて、第1画像及び第2画像の夫々における指示手段の画像部分は、反射光及び外光の夫々の光強度に差があれば特定可能であるため、反射光の光強度に対する外光の光強度の相対的な大きさは、本発明に係る表示装置による指示手段の位置の特定に対して影響しない。
また、複数の第3画像の夫々に含まれる指示手段の輪郭を規定する画像部分は、当該第3画像を算出するもとになった第1画像及び第2画像の夫々における指示手段の画像部分が相互に重なる部分であるため、第3画像の含まれる指示手段の画像部分が当該第3画像内で占める範囲は、指示手段が表示面上において実際に占める範囲と略等しいと考えてよい。
加えて、本発明に係る表示装置によれば、光センサの電圧レベルの調整回路、或いは光検出時間を調整するタイミング調整回路を付加する必要がないため、光センサの動作を制御するための制御回路の回路構成を複雑化させることがなく、表示装置の回路構成を簡便にできる。
よって、本発明に係る表示装置によれば、複数の第3画像の夫々を相互に参照することによって、外光及び光源光の夫々の光強度の大小関係に関係なく、簡便な回路構成によって表示面上における指示手段の位置を特定できる。したがって、本発明に係る表示装置によれば、特定された指示手段の位置に応じて、当該表示装置に情報を正確に入力することが可能になる。
本発明に係る表示装置の一の態様では、前記特定手段は、前記複数の第3画像の夫々に含まれる前記指示手段の画像部分の中心座標の平均値を算出することによって前記位置を特定してもよい。
この態様によれば、第3画像のうち指示手段によって占められる画像部分の中心座標の平均値を複数の第3画像において算出することによって、表示面上における指示手段の面内方向における位置を正確に特定できる。
本発明に係る表示装置の他の態様では、前記光源及び前記表示面間に配置された基板と、前記基板上の表示領域を構成する複数の画素部とを備え、前記検出手段は、前記表示領域において前記画素部の開口領域を互いに隔てる非開口領域に形成された受光素子を含んでいてもよい。
この態様によれば、基板は、例えば、画素スイッチング用TFT等の半導体素子が形成されたTFTアレイ基板であり、当該表示装置は、TFTアレイ基板、TFTアレイ基板に対向配置された対向基板、及びこれら基板間に挟持された液晶層を含む液晶装置として構成されている。
複数の画素部は、基板上にアレイ状に配列されており、表示領域を構成している。尚、この態様では、表示面は、例えば、対向基板の両面のうち液晶層に面しない側の表面であり、表示面のうち表示領域に重なる領域において、複数の画素部の動作に応じた画像が表示される。受光素子は、フォトダイオード等の光センサであり、表示領域において画素部の開口領域を互いに隔てる非開口領域に形成されているため、複数の画素部の動作に応じた画像表示を阻害しない。
本発明に係る表示装置の他の態様では、前記光源は、画像信号に応じた画像を前記表示面に表示するための表示光を出射する表示用光源として兼用されていてもよい。
この態様によれば、別途指示手段を検出ための検出用の光を出射するための光源を設ける必要がないため、表示装置の構成を簡便なものにすることができる。
本発明に係る表示装置の他の態様では、前記光源は、発光ダイオードを含んで構成されていてもよい。
この態様によれば、発光ダイオードに入力される入力電流の大きさを制御することによって光源光の光強度を正確に制御できる。加えて、発光時間も正確に制御できるため、指示手段によって受光素子に向かって反射される反射光に基づいて特定される第1画像、及び複数の第2画像の夫々の輝度データが、反射光の光強度に応じて一義的に特定される。
本発明に係る電子機器は上記課題を解決するために、上述した本発明の表示装置を具備してなる。
本発明に係る電子機器によれば、上述した本発明に係る表示装置を具備してなるので、タッチパネル機能を有し、且つ高品位の表示が可能な、携帯電話、電子手帳、ワードプロセッサ、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末などの各種電子機器を実現できる。また、本発明に係る電子機器として、例えば電子ペーパなどの電気泳動装置等も実現することが可能である。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
以下、図面を参照しながら、本発明に係る表示装置及び電子機器の各実施形態を説明する。
<1:表示装置>
<1−1:表示装置の全体構成>
先ず、図1及び図2を参照しながら、本発明に係る「表示装置」の一実施形態である液晶装置1の全体構成を説明する。図1は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た液晶装置1の平面図であり、図2は、図1のII−II´断面図である。本実施形態に係る液晶装置1は、駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式で駆動される。
図1及び図2において、液晶装置1では、本発明の「基板」の一例であるTFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、複数の画素部が設けられる表示領域たる画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。尚、画像表示領域10aの周辺に位置する周辺領域が存在する。言い換えれば、本実施形態においては特に、TFTアレイ基板10の中心から見て、この額縁遮光膜53より以遠が周辺領域として規定されている。
周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。更に、このように画像表示領域10aの両側に設けられた二つの走査線駆動回路104間をつなぐため、TFTアレイ基板10の残る一辺に沿い、且つ、額縁遮光膜53に覆われるようにして複数の配線105が設けられている。
TFTアレイ基板10上の周辺領域には、後述する光センサを含むセンサ部を制御するためのセンサ制御回路部201が形成されている。外部回路接続端子102は、外部回路及び液晶装置1を電気的に接続する接続手段の一例であるフレキシブル基板(以下、FPCと称す。)200に設けられた接続端子に接続されている。液晶装置1が有するバックライトは、FPC200に搭載されたIC回路等から構成されるバックライト制御回路202によって制御される。尚、センサ制御回路部201及びバックライト制御回路202の夫々は、液晶装置1に内蔵されていてもよいし、液晶装置1の外部に形成されていてもよい。
対向基板20の4つのコーナー部には、両基板間の上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコーナー部に対向する領域において上下導通端子が設けられている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
図2において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。液晶装置1によって表示される画像は、対向基板20の両面のうち液晶層50に面しない側の表示面20sに表示される。尚、本実施形態では、説明の便宜上、偏光板及びカラーフィルタの図示を省略しているが、対向基板20上に偏光板及びカラーフィルタが配置されている場合には、図中において、液晶装置1の最上面が表示面になる。
液晶装置1は、図中TFTアレイ基板10の下側に配置されたバックライト206を備えている。バックライト206は、本発明の「光源」の一例であり、表示面20sの裏面側に配置されていることになる。バックライト206は、発光ダイオードの一例である点状光源の半導体発光素子が平面的に配列されることによって構成されている。バックライト206は、有機EL素子等の発光ダイオードを含んで構成されていてもよい。また、導光体により側面に配置された光源からの光を面状に発光させるサイドライト方式のバックライトを用いてもよい。
尚、図1及び図2に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等の駆動回路に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
<1−2:表示装置の回路構成>
次に、図3及び図4を参照しながら、液晶装置1の回路構成を説明する。図3は、液晶装置1の主要な回路構成を示したブロック図であり、図4は、センサ制御回路部201の詳細な回路構成を示したブロック図である。
図3及び図4において、液晶装置1は、センサ制御回路部201、バックライト制御回路部202、表示制御回路部203、センサ部204、表示部205、及びバックライト206を備えて構成されている。
表示部205は、TFTアレイ基板10上の画像表示領域10aに形成された複数の画素部から構成されている。表示制御回路部203は、走査線駆動回路104及びデータ線駆動回路101を備えて構成されており、外部回路部207から供給される画像信号を含む各種信号に応じた画像を表示部205が表示可能なように表示部205の動作を制御する。
センサ部204は、本発明の「検出手段」の一例を構成している。センサ部204は、表示部205と共に、TFTアレイ基板10上の画像表示領域10aに形成されている。
センサ制御回路部201は、本発明の「特定手段」の一例であり、センサ部204の動作を制御すると共に、バックライト206から出射される光源光の光強度を変更するための信号をバックライト制御回路部202に供給する。
ここで、図4を参照しながら、センサ制御回路部201の詳細な構成を説明する。図4に示すように、センサ制御回路部201は、画像処理回路部201a、及びメモリ201bを備えて構成されている。画像処理回路部201aは、指等の指示手段が検出される際に、指示手段が撮像された画像のデータを処理する。メモリ201bは、画像処理回路部201aから供給されたデータを記憶する。画像処理回路部201aは、メモリ201bに記憶されたデータを適時読み出し、指示手段の位置を特定する際に利用する。尚、センサ制御回路部201が、表示面20sにおける指等の指示手段の位置を特定する位置特定方法については後に詳細に説明する。
再び、図3において、バックライト制御回路部202は、外部回路部207及びセンサ制御回路部201の夫々から供給された信号に基づいてバックライト206の動作を制御する。バックライト206は、バックライト制御回路部202の制御下において、液晶装置1の表示面20sを指等の指示手段が指示したことを検知するための光源光を表示面20sに出射する。加えて、バックライト206は、外部回路部207からバックライト制御回路部202を介して供給される画像信号に応じた画像を表示面に表示するための表示光を出射する表示用光源として兼用されている。このようなバックライト206によれば、別途指示手段を検出ための検出用の光を出射するための光源を設ける必要がないため、液晶装置1の構成を簡便なものにすることができる。
<1−3:画素部の構成>
次に、図5乃至図9を参照しながら、液晶装置1の画素部の構成を詳細に説明する。図5は、液晶装置1の画像表示領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路であり、図6は、画素部と共にセンサ部204の等価回路を示した等価回路である。図7は、データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。図8は、図7のVIII−VIII´断面図である。図9は、図7のIX−IX´断面図である。尚、図8及び図9においては、各層・各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、該各層・各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。
図5において、液晶装置1の画像表示領域10aを構成するマトリクス状に形成された複数の画素部72の夫々は、赤色を表示するサブ画素部72R、緑色を表示するサブ画素部72G、及び青色を表示するサブ画素部72Bを含んで構成されている。したがって、液晶装置1は、カラー画像を表示可能な表示装置である。サブ画素部72R、72G及び72Bの夫々は、画素電極9a、TFT30、及び液晶素子50aを備えている。TFT30は、画素電極9aに電気的に接続されており、液晶装置1の動作時に画素電極9aをスイッチング制御する。画像信号が供給されるデータ線6aは、TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、・・・、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
TFT30のゲートに走査線3aが電気的に接続されており、液晶装置1は、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G1、G2、・・・、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、・・・、Snが所定のタイミングで書き込まれる。画素電極9aを介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、・・・、Snは、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。
液晶層50に含まれる液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各サブ画素部の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各サブ画素部の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として液晶装置1からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射される。蓄積容量70は、画像信号がリークすることを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶素子50aと並列に付加されている。
図6において、センサ部204は、TFTアレイ基板10上の画像表示領域10aにおいて、画素部72毎に形成されており、TFT211a、211b及び211c、本発明の「受光素子」の一例であるフォトダイオード212、並びに容量素子213を備えて構成されている。
TTF211aのゲートは、センサプリチャージ制御線302に電気的に接続されている。TFT211aのソース及びドレインの夫々は、プリチャージ線301、及びフォトダイオード212、並びに容量素子213に電気的に接続されている。
TFT211aは、センサ制御回路部201からセンサプリチャージ制御線302を介して供給されたプリチャージ制御信号に応じてオンオフが切り換えられる。フォトダイオード212は、プリチャージ線301及びTFT211aを介して供給されたプリチャージ電圧によってプリチャージされる。
TFT211bのゲートは、フォトダイオード212に電気的に接続されており、フォトダイオード212に蓄電された電荷量の変化を増幅する増幅用素子である。フォトダイオード212に生じる電荷量の変化は、フォトダイオード212が検知する反射光に起因して生じる。
TFT212cのゲートは、センサ出力制御線303に電気的に接続されている。TFT212cは、センサ出力制御線303を介して供給される出力制御信号に応じてオンオフが切り換えられ、フォトダイオード212で生じた電荷量の変化に対応した出力信号をセンサ出力線304を介してセンサ制御回路部201に出力する。
次に、図7乃至図9を参照して、画素部を構成するサブ画素部72sの具体的な構成を説明する。
図7及び図8において、液晶装置1のTFTアレイ基板10上には、X方向及びY方向に対してマトリクス状に複数の透明な画素電極9a(点線部9a´により輪郭が示されている)が設けられており、画素電極9aの縦横の境界に各々沿ってデータ線6a及び走査線3aが設けられている。指等の指示手段は、液晶装置1の表示面20sに接触、或いは表示面20sの所望の領域を指示することによって液晶装置1に各種情報を入力できる。
走査線3aは、半導体層1aのうち図4中右上がりの斜線領域で示したチャネル領域1a´に対向するように配置されている。走査線3aとデータ線6aとが交差する個所の夫々には画素スイッチング用のTFT30が設けられている。
データ線6aは、その上面が平坦化された第2層間絶縁膜42を下地として形成された下地膜42aa上に形成されており、コンタクトホール81を介してTFT30の高濃度ソース領域に接続されている。データ線6a及びコンタクトホール81内部は、例えば、Al−Si−Cu、Al−Cu等のAl(アルミニウム)含有材料、又はAl単体、若しくはAl層とTiN層等との多層膜からなる。データ線6aは、TFT30を遮光する機能を有している。
蓄積容量70は、高濃度ドレイン領域1e及び画素電極9aに接続された画素電位側容量電極としての下部容量電極71と、固定電位側容量電極としての上部容量電極300の一部とが、誘電体膜75を介して対向配置されることにより形成されている。
図7及び図8に示すように、上部容量電極300は、例えば金属又は合金を含む上側遮光膜(内蔵遮光膜)としてTFT30の上側に設けられている。上部容量電極300は、固定電位側容量電極としても機能する。上部容量電極300は、例えば、Ti(チタン)、Cr(クロム)、W(タングステン)、Ta(タンタル)、Mo(モリブデン)、Pd(パラジウム)、Al(アルミニウム等の金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの等からなる。上部容量電極300は、例えば導電性のポリシリコン膜等からなる第1膜と高融点金属を含む金属シリサイド膜等からなる第2膜とが積層された多層構造を持っていてもよい。
下部容量電極71は、例えば導電性のポリシリコン膜や、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo、Pd、Al等の金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの等からなり画素電位側容量電極として機能する。下部容量電極71は、画素電位側容量電極としての機能の他、上側遮光膜としての上部容量電極300とTFT30との間に配置される、光吸収層或いは上側遮光膜の他の例としての機能を持ち、更に、画素電極9aとTFT30の高濃度ドレイン領域1eとを中継接続する機能を持つ。但し、下部容量電極71も、上部容量電極300と同様に、金属又は合金を含む単一層膜若しくは多層膜から構成されていてもよい。
容量電極としての下部容量電極71と上部容量電極300との間に配置される誘電体膜75は、例えばHTO(High Temperature Oxide)膜、LTO(Low Temperature Oxide)膜等の酸化シリコン膜、あるいは窒化シリコン膜等から構成される。
上部容量電極300は、画素電極9aが配置された画像表示領域10aからその周囲に延設され、定電位源と電気的に接続されて、固定電位とされる。
TFT30の下側に下地絶縁膜12を介して格子状に設けられた下側遮光膜11aは、TFTアレイ基板10側から装置内に入射する戻り光からTFT30のチャネル領域1a´及びその周辺を遮光する。下側遮光膜11aは、上部容量電極300と同様に、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo、Pd、Al等の金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの等からなる。
下地絶縁層12は、下側遮光膜11aからTFT30を層間絶縁する機能の他、TFTアレイ基板10の全面に形成されることにより、TFTアレイ基板10の表面の研磨時における荒れや、洗浄後に残る汚れ等で画素スイッチング用TFT30の特性の劣化を防止する機能を有する。画素電極9aは、下部容量電極71を中継することにより、コンタクトホール83及び85を介して半導体層1aのうち高濃度ドレイン領域1eに電気的に接続されている。
図7及び図8に示すように、液晶装置1は、透明なTFTアレイ基板10と、これに対向配置される透明な対向基板20とを備えている。TFTアレイ基板10は、例えば石英基板、ガラス基板、シリコン基板からなり、対向基板20は、例えばガラス基板や石英基板からなる。
TFTアレイ基板10には、画素電極9aが設けられており、その上側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜16が設けられている。例えば、画素電極9aはITO(Indium Tin Oxide)膜などの透明導電性膜からなり、配向膜16は、ポリイミド膜などの有機膜からなる。
対向基板20には、その全面に渡って対向電極21が設けられており、その下側には、ラビング処理等の所定の配向処理が施された配向膜22が設けられている。対向電極21は例えば、ITO膜などの透明導電性膜からなる。配向膜22は、ポリイミド膜などの有機膜からなる。
対向基板20には、格子状又はストライプ状の遮光膜を設けるようにしてもよい。このような構成を採ることで、上部容量電極300として設けられた上側遮光膜と併せ、TFTアレイ基板10側からの入射光のチャネル領域1a´ないしその周辺への侵入を阻止するのをより確実に阻止することができる。
このように構成され、画素電極9aと対向電極21とが対面するように配置されたTFTアレイ基板10と対向基板20との間には、液晶層50が形成される。液晶層50は、画素電極9aからの電界が印加されていない状態で配向膜16及び22により所定の配向状態をとる。
図8において、画素スイッチング用TFT30は、LDD(Lightly Doped Drain)構造を有しており、ゲート電極3a2、走査線3aからの電界によりチャネルが形成される半導体層1aのチャネル領域1a´、走査線3aと半導体層1aとを絶縁するゲート絶縁膜を含む絶縁膜2、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1c、高濃度ソース領域1d並びに高濃度ドレイン領域1eを備えている。低濃度ソース領域1b、低濃度ドレイン領域1c、高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1eは、半導体層1aの不純物領域を構成しており、チャネル領域1a´の両側にミラー対称に形成されている。
ゲート電極3a2は、ポリシリコン膜等の導電膜や、例えば、Ti、Cr、W、Ta、Mo、Pd、Al等の金属のうちの少なくとも一つを含む、金属単体、合金、金属シリサイド、ポリシリサイド、これらを積層したもの等によって形成されており、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cに重ならないように絶縁膜2を介してチャネル領域1a´上に設けられている。したがって、TFT30では、高濃度ソース領域1d及び高濃度ドレイン領域1eとゲート電極3a2とのオフセットが十分に確保されている。
尚、ゲート電極3a2の縁は、平面的に見て低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cとチャネル領域1a´との境界に重なっており、低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cと、ゲート電極3a2との間に生じる寄生容量が低減されている。これにより、TFT30トランジスタの高速動作が可能となり、液晶装置1の表示性能が高められている。
加えて、液晶装置1では、ゲート電極3a2上にTFT30を覆うように形成された上部容量電極300によって、ゲート電極3a2のみによって遮光する場合に比べて効果的に低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cを遮光できる。
このように、液晶装置1によれば、光リーク電流が低減されたTFT30を用いて、フリッカ等の画像表示を行う際に発生する不具合を低減でき、高品位で画像を表示できる。加えて、TFT30は、LDD構造を有しているため、TFT30の非動作時において低濃度ソース領域1b及び低濃度ドレイン領域1cに流れるオフ電流が低減され、且つTFT30の動作時に流れるオン電流の低下が抑制されている。よって、液晶装置1によれば、LDD構造の利点及び光リーク電流が殆ど流れないことを利用して高品位で画像を表示できる。
下側遮光膜11a上には、高濃度ソース領域1dへ通じるコンタクトホール81及び高濃度ドレイン領域1eへ通じるコンタクトホール83が各々開孔された第1層間絶縁膜41が形成されている。
第1層間絶縁膜41上には下部容量電極71及び上部容量電極300が形成されており、これらの上には、コンタクトホール81及び85が各々開孔された第2層間絶縁膜42が形成されている。
本実施形態における第2層間絶縁膜42は、例えばBPSG膜からなり、加熱による流動化状態を経ることによって上面が平坦化されている。即ち、その成膜時の上面には、下層側の蓄積容量70やTFT30、走査線3a、更には下地遮光膜11aの存在によって段差が生じているが、一旦流動化されることで、上面は段差による凹凸が均された状態となっている。尚、第2層間絶縁膜42は、感光性のアクリル樹脂などを用いて段差が軽減されていてもよい。
更に、データ線6aの上から第2層間絶縁膜42の全面を覆うように、コンタクトホール85が形成された第3層間絶縁膜43が、例えばBPSG膜により形成されている。画素電極9a及び配向膜16は、第3層間絶縁膜43の上面に設けられている。尚、第3層間絶縁膜42は、感光性のアクリル樹脂などを用いて段差が軽減されていてもよい。
次に、図7及び図9を参照しながら、フォトダイオード212について詳細に説明する。
図7及び図9に示すように、フォトダイオード212は、画像表示領域10aにおいて、実質的に画像表示に寄与する開口領域を互いに隔てる非開口領域に形成されている。開口領域は、バックライト206から出射された表示用光が透過する領域である。このような開口領域は、データ線6a等の非透過性膜が形成された非開口領域に囲まれている。開口領域において、バックライト206から出射された表示用光は、液晶層50の配向状態に応じて変調され、変調光として表示面20sから出射される。
フォトダイオード212は、表示面20sに接触する、或いは表示面20s上に位置する指示手段によって反射された反射光と外光とを検出する。センサ制御回路部201は、フォトダイオード212によって検出された反射光及び外光の夫々の光強度に基づいて指示手段の位置を特定する。フォトダイオード212は、TFTアレイ基板10側から順に下電極212e、N型半導体層212d、受光層212c及びP型半導体層212b、上電極212aが順次積層されてなるPINダイオードである。フォトダイオード212は、画像表示に寄与しない領域である非開口領域に配置されているため、画素の開口率を低下させず、各画素部の動作に応じた画像表示を阻害しない。第3層間絶縁膜43のうち非開口領域に延びる部分には、凹部152が形成されている。凹部152の底面には、フォトダイオード212の受光面212sが臨んでいる。また、対向基板20には、非開口領域を部分的に規定するブラックマトリックス153が形成されている。
<1−4:表示装置による指示手段の位置特定方法>
次に、図10乃至図15を参照しながら、液晶装置1による指示手段の位置特定方法を説明する。図10は、本実施形態に係る液晶装置1によって実行可能な指示手段の位置特定方法のフローチャートである。図11は、光源光、反射光及び外光の光路を図式的に示した液晶装置1の概略図である。図12は、センサ制御回路部で画像処理される各種画像を概念的に示した概念図である。尚、図12では、指等の指示手段によって反射された反射光の光強度が外光の光強度より大きい場合を例に挙げている。図13は、互いに異なる光強度を有する複数の光源光の夫々を時間軸に沿って図式的に示した概念図である。図14は、図12に示した概念図の変形例である。図15は、フォトダイオード212を介して取得された画像に含まれるノイズを除去する原理の概念を図式的に示した概念図である。
図10、図11及び図12において、バックライト206は、指等の指示手段を検出する際に、表示面20sの裏面側から表示面20sに向かって、光強度A1を有する光源光La1を出射する。光源光La1は、表示面20sの任意の位置を指示する指示手段の一例である指Fの表面で反射され、本発明の「一の反射光」の一例である反射光Lb1がフォトダイオード212に検出される。これと並行して、表示面20sにおいて指Fに重ならない領域では、外光Ldがフォトダイオード212に検出される。センサ制御回路部201は、各フォトダイオード212から出力された出力信号を取得し、光強度A1を有する光源光La1に対応する指Fの画像部分F1及び外光Ldに対応する画像部分Q1を含む画像P1を生成する。画像P1は、本発明の「第1画像」の一例である。メモリ201bは、画像処理回路部201から画像P1の輝度データを取得し、記憶する(ステップS10)。
次に、バックライト206は、光源光La1と異なる光強度を有する複数の光源光を順次表示面20sに向かって出射する。したがって、光源光La1と、光源光La1と互いに異なる光強度を有する複数の光源光とは、互いに異なるタイミングでバックライト206から表示面20sに向かって出射されることになる。
ここで、図13を参照しながら、バックライト206から互いに異なるタイミングで出射され、且つ互いに異なる光強度を有する光源光について説明する。
図13において、光強度A1を有する複数の光源光La1の夫々は、第1期間T1においてパルス状に出射される。第1期間T1の経過後、順次到来する第2期間T2及び第3期間T3において、バックライト206は、光強度A2を有する複数の光源光La2と、光強度A3を有する複数の光源光La3を表示面20sに向かって出射する。光強度A1、A2及びA3のうち光強度A2が最も大きく、光強度A3が最も小さい。バックライト206は、発光ダイオード等を含んで構成されているため、バックライト制御回路部202の制御下で発光ダイオードに入力される入力電流が個別に設定されることによって各光源光の光強度を正確に設定できる。加えて、発光ダイオードを有するバックライト206によれば、各発光ダイオードの発光時間も正確に制御できるため、光源光La1、La2及びLa3の夫々が指Fに反射された反射光に基づいて特定される指Fの画像部分を含む画像の輝度データが、各反射光の光強度に応じて一義的に特定される。
図11に示すように、光源光La2及びLa3の夫々が指Fに反射された反射光Lb2及びLb3の夫々は、本発明の「複数の他の反射光」の一例であり、光源光La1、La2及びLa3の夫々の光強度が互いに異なることに起因して、反射光Lb1、Lb2及びLb3の夫々の光強度は互いに異なる。したがって、これら反射光Lb1、Lb2及びLb3の夫々を検出することによって特定される指Fの画像も相互に異なる。
再び、図10、図11及び図12において、メモリ201bが、画像P1の輝度データを記憶した後、順次バックライト206から光源光La2及びLa3が出射され、反射光Lb2及びLb3がフォトダイオード212によって検出される。画像処理回路201aは、反射光Lb2及びLb3の夫々に対応した指Fの画像部分を含む画像P2及びP3を順次生成する。画像P2及びP3の夫々は、本発明の「第2画像」の夫々一例であり、メモリ201bによって、画像P2及びP3の輝度データが順次記憶される。(ステップS20、及びS30)。
尚、光源光La1、La2及びLa3は、外光Ldの光強度が変化しない程度の極短時間に出射されるため、各画像P1、P2及びP3の夫々に含まれる指の画像部分F1、F2及びF3を除く他の画像部分Q1、Q2及びQ3の輝度は一定であると考えてよい。
また、図12に示すように、画像P1、P2及びP3の夫々に含まれる指Fの画像部分F1、F2及びF3のサイズは、反射光Lb1、Lb2及びLb3の夫々の光強度に起因して互いに異なる。
次に、図10及び図12に示すように、画像処理回路201aは、画像P1、P2及びP3の夫々の輝度データをメモリ201bから読み出し、画像P12及びP13を生成する(ステップS40)。画像P12及びP13の夫々は、本発明の「第3画像」の一例であり、画像P12は、画像P1及び画像P2の夫々の輝度データの差分値を算出することによって生成される。画像P13は、画像P12と同様に、画像P1及び画像P3の夫々の輝度データの差分値を算出することによって生成される。
図12に示すように、画像処理回路部201aは、画像P12について、各反射光に応じて取得された指Fの画像部分F1及びF2において共通する部分である画像部分F1の中心座標C1を特定する。同様に、画像処理回路201aは、画像P13について、各反射光に応じて取得された指Fの画像部分F1及びF3において共通する部分である画像部分F3の中心座標C2を特定する(ステップS50)。ここで、画像P1、P2及びP3の夫々における画像部分Q1、Q2及びQ3は、共通の輝度データを有しているため、これら画像の輝度データの差分を取ることによって相殺される。
次に、画像処理回路部201aは、中心座標C1及びC2の平均値を算出することによって、指Fの表示面20sの面内における位置を特定する(ステップS60)。
以上の手順を経て、液晶装置1は、指等の指示手段の位置を正確に特定でき、指Fの位置に応じた各種情報を入力可能になる。加えて、指等の指示手段の位置を特定するために出射される光源光は、時間軸に対してパルス状に出射されるため、互いに異なる光強度であっても時間平均が概等しくなるようにパルス幅を調整することにより、輝度変化が視認されないため表示品位を劣化させず、かつバックライトの消費電力を増加させることなく、正確に指等の指示手段の位置を特定することができる。より具体的には、図13に示すように、パルス状に出射される光源光La1、La2及びLa3のうち光強度が最も小さい光源光La3のパルス幅が最も大きく、光強度が最も大きい光源光La2のパルス幅が最も小さい。したがって、期間T1、T2及びT3の夫々において出射される光源光La1、La2及びLa3の積分値は相互に略等しくなり、人間の目で画像を見た際の輝度変化が殆ど発生しない。
また、光検出の時間を複数の光源光のうち一番パルス幅の短い光源光のパルス幅よりも短くすることにより、光検出精度に影響を与えることもない。
次に、図14を参照しながら、指示手段によって反射される反射光の光強度が外光の光強度より小さく、上述した位置特定方法のフローチャートにおいて用いられた反射光及び外光相互の光強度の大小関係に比べて、外光に対する反射光の光強度の大きさが逆転している場合に生成される各画像を説明する。
図14において、画像P1´、P2´、及びP3´の夫々は、反射光lb1、Lb2及びLb3がフォトダイオード212に検出されることによって生成される。ここで、反射光Lb1、Lb2及びLb3の夫々の光強度は、外光Ldの光強度より小さいため、指Fの画像部分F1´、F2´及びF3´の輝度は、画像部分F1´、F2´及びF3´の周囲の画像部分に比べて小さくなる。しかしながら、外光Ldの輝度は、一定と考えてよいため、画像P1´及びP2´の夫々の輝度データの差分値に基づいて生成された画像P12´では、画像部分F1´及びF2´の周囲の輝度は相殺される。同様に、画像P1´及びP3´の夫々の輝度データの差分値に基づいて生成された画像P13´でも、画像部分F1´及びF3´の周囲の輝度は相殺される。したがって、画像部分F1´及びF2´が相互に重なる画像部分F1´の中心座標C1´と、画像部分F1´及びF3´が相互に重なる画像部分F3´の中心座標C2´との平均値を算出することによって指Fの位置を正確に特定できる。
尚、本実施形態では、画像P12、P13、P12´及びP13´の夫々に含まれる指示手段の輪郭を規定する画像部分の中心座標の平均値を算出することによって指等の指示手段の位置を特定する例を説明したが、本発明に係る表示装置によって実行可能な位置特定方法によれば、画像P12、P13、P12´及びP13´の夫々に含まれる指示手段の画像部分がこれら画像内で占める範囲は、指示手段が表示面20s上の領域のうち実際に占める範囲と略等しいと考えてよいため、中心座標の平均値を算出しなくてもある程度の精度で指示手段の位置を特定可能である。
加えて、本実施形態に係る液晶装置1によれば、フォトダイオード等の光センサの電圧レベルの調整回路、或いは光検出時間を調整するタイミング調整回路を付加する必要がないため、光センサの動作を制御するための制御回路の回路構成を複雑化させることがなく、液晶装置1の回路構成を簡便にすることが可能である。
次に、図15を参照しながら、本実施形態に係る位置特定方法の有する他の利点を説明する。図15に示すように、画像P1´及びP2´の夫々に指Fと異なる異物Kの画像部分、即ちノイズが含まれている場合、当該のノイズは指示手段の位置を特定する際の特定精度を低下させてしまう虞がある。しかしながら、本実施形態に係る液晶装置1によって実行可能な位置特定方法によれば、異物Kの画像部分は、画像P1´及び画像P2´の夫々の輝度データの差分値が算出されることによって相殺され、画像P12´に残存しない。したがって、本実施形態に係る液晶装置1によって実行可能な位置特定方法によれば、指示手段の位置を特定する際の特定精度を低下させる虞があるノイズ成分を排除でき、高い精度で指示手段の位置を特定できる。
以上説明したように、本実施形態に係る液晶装置1、及び液晶装置1によって実行可能な位置特定方法によれば、外光及び光源光の夫々の相対的な光強度の大小関係に関係なく、簡便な回路構成によって表示面上における指示手段の位置を高い精度で特定できる。したがって、本実施形態に係る液晶装置1によれば、特定された指示手段の位置に応じて、当該液晶装置1に情報を正確に入力することが可能になる。
<2:電子機器>
次に、図16及び図17を参照しながら、上述した液晶装置を具備してなる電子機器の実施形態を説明する。
図16は、上述した液晶装置が適用されたモバイル型のパーソナルコンピュータの斜視図である。図16において、コンピュータ1200は、キーボード1202を備えた本体部1204と、上述した液晶装置を含んでなる液晶表示ユニット1206とから構成されている。液晶表示ユニット1206は、液晶パネル1005の背面にバックライトを付加することにより構成されており、タッチパネル機能を有し、且つ高い開口率によって表示品位が高められている。
次に、上述した液晶装置を携帯電話に適用した例について説明する。図17は、本実施形態の電子機器の一例である携帯電話の斜視図である。図17において、携帯電話1300は、複数の操作ボタン1302とともに、反射型の表示形式を採用し、且つ上述した液晶装置と同様の構成を有する液晶装置1005を備えている。携帯電話1300によれば、開口率が高められており、高品位の画像表示が可能であると共に、指等の指示手段によって表示面を介して正確に情報を入力可能である。
本実施形態に係る表示装置の平面図である。 図1のII−II´断面図である。 本実施形態に係る表示装置の主要な回路構成を示したブロック図である。 センサ制御回路部の詳細な回路構成を示したブロック図である。 本実施形態に係る表示装置の画像表示領域における等価回路である。 画素部と共にセンサ部の等価回路を示した等価回路である。 データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。 図7のVIII−VIII´断面図である。 図7のIX−IX´断面図である。 本実施形態に係る表示装置によって実行可能な指示手段の位置特定方法のフローチャートである。 光源光、反射光及び外光の光路を図式的に示した表示装置の概略図である。 センサ制御回路部で画像処理される各種画像を概念的に示した概念図である。 互いに異なる光強度を有する複数の光源光の夫々を時間軸に沿って図式的に示した概念図である。 図12に示した概念図の変形例である。 フォトダイオードを介して取得された画像に含まれるノイズを除去する原理の概念を図式的に示した概念図である。 本実施形態に係る電子機器の一例を示した斜視図である。 本実施形態に係る電子機器の他の例を示した斜視図である。
符号の説明
1・・・液晶装置、10・・・TFTアレイ基板、72・・・画素部、201・・・センサ制御回路部、206・・・バックライト、212・・・フォトダイオード

Claims (6)

  1. 指示手段によって指示される表示面の裏面側から前記表示面に向かって、相互に異なる光強度を有する複数の光源光を互いに異なるタイミングで照射する光源と、
    前記裏面側に設けられており、前記複数の光源光のうち前記指示手段によって反射された複数の反射光を検出する検出手段と、
    前記複数の反射光に含まれる一の反射光に基づいて特定された第1画像の輝度データと、前記複数の反射光のうち前記一の反射光の光強度と異なる光強度を有する複数の他の反射光の夫々に基づいて特定された複数の第2画像の輝度データとの差分値を算出し、該算出された複数の差分値の夫々に応じて特定された複数の第3画像の夫々に基づいて、前記指示手段の位置を特定する特定手段と
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記特定手段は、前記複数の第3画像の夫々に含まれる前記指示手段の画像部分の中心座標の平均値を算出することによって前記位置を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記光源及び前記表示面間に配置された基板と、
    前記基板上の表示領域を構成する複数の画素部とを備え、
    前記検出手段は、前記表示領域において前記画素部の開口領域を互いに隔てる非開口領域に形成された受光素子を含むこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記光源は、画像信号に応じた画像を前記表示面に表示するための表示光を出射する表示用光源として兼用されていること
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の表示装置。
  5. 前記光源は、発光ダイオードを含んで構成されていること
    を特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の表示装置。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の表示装置を具備してなること
    を特徴とする電子機器。
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