JP2008208684A - ラッチ装置及びそれを用いた開閉装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無理抜き対策として、カム部材のうち、ピン部材と係合する係止部を復帰可能に移動するようにして、カム部に擦り傷を付けたり破損の虞もなく、しかも可動体に対する係止力を一定に維持できるようにする。
【解決手段】可動体2を、カム部材4に対するピン部材5の係合を介して本体1の第1位置に係止し、該第1位置から押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して第2位置へ切換可能にするプッシュ・プッシュ式のラッチ装置において、カム部材5は、ピン部材5と係合する係止部42eを含む箇所を分割した分割体40を有していると共に、ピン部材5と係合した状態で、分割体40がピン部材5を介して一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴ってピン部材5との係合を解除されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体に対し可動体を係脱するときに用いられるラッチ装置のうち、特にプッシュ・プッシュ式(これはプッシュロック・プッシュオープン式あるいはオルタネート式と称されることもある。以下、同じ)のラッチ装置及びそれを用いた開閉装置に関するものである。
プッシュ・プッシュ式のラッチ装置は、可動体及び本体にそれぞれ対応して設けられるカム部材と該カム部材に係脱するピン部材とを有し、可動体を、カム部材に対するピン部材の係合を介して本体の第1位置に係止し、該第1位置から押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して第2位置へ切換可能にするものであり、係止及び解除共に可動体の押し操作により行える点で優れている。装置構造としては、図12に例示されるスイングタイプと、図13に例示されるハートカムタイプとに大別される。
図12のラッチ装置(ロック装置)は特開2002−303070号に挙げられているもので、同(a)は係止状態を、同(b)は係止解除過程を示している。この例では、可動体51が引出体などでありケース50に対し不図示の付勢手段の付勢力に抗し収納側であるC方向へ押し入れられ、逆に使用側であるO方向へ付勢移動される。ラッチ装置52は、ケース50に設けられたカム部材53と、該カム部材53を付勢している付勢ばね55と、可動体51に設けられたピン部材54とからなり、可動体51を押し操作で収納位置に係止し、該係止を次の押し操作により解除する。ここで、カム部材53は、前部片56及び縦スリット57で隔てられた後部片58からなる。前部片56は、前端縁を形成している傾斜カム面56aと、後端縁の一部に設けられた係止用カム溝56bと、前後方向へ延びる解除用直線傾斜カム溝56cとを有している。後部片58は、軸用取付孔と、前端縁からカム溝56bに向け突出した突起58aと、後縁部に突設された当接突起58bとを有している。そして、カム部材53は、ケース50側に軸Sを介し旋回可能に枢支される。付勢ばね55は、一端がカム部材53に係止され、他端がケース50側に突設したストッパー59に係止された状態で、当接突起58bがストッパー59の対応端と当たるまで付勢ばね55により時計回りに旋回付勢されている。
作用特徴は、可動体51を押し操作によりケース50内へ押し込めると、ピン部材54が傾斜カム面56aと当たった後、カム部材53を軸Sを支点として付勢ばね55に抗し反時計回りに旋回しつつカム溝56bまで入り込む。押し力を解放すると、カム部材53が付勢力で時計回りに旋回し、ピン部材54がカム溝56bの内側角部に係合される。可動体51は該係合により収納位置に係止される。可動体51をケース50から引き出すときは、可動体51を押し操作すると、ピン部材54はカム部材53の時計回りの旋回を伴って同(b)の如くカム溝56bから直線傾斜カム溝56c側へ移行する。押し力を解放すると、ピン部材54は直線傾斜カム溝56cに沿って移動し、同時に、可動体51は付勢力にて突出方向へ移動される。なお、符号60はガイド61に案内され、かつスプリング62により前方へ押されている慣性ストッパーである。該慣性ストッパー60は、可動体51が収納位置で押し操作と同様な慣性力を受けると、スプリング62に抗して後進し、同(a)のごとくカム部材53の対応側部に接近することでカム部材53の係止解除方向への旋回を不能にする。
図13のラッチ装置(ラッチ手段)は特許文献1に開示のもので、同(a)は蓋の閉状態でラッチ装置の全体を示し、同(b)はカム部材の要部を示している。この例では、蓋2がボックス1に対し付勢手段の付勢力に抗し閉方向へ回動されてラッチ装置4を介して閉位置に係止されている。ラッチ装置4は、ボックス1側に設けられたハート形カム6cと、蓋2側に設けられたピン部材(可動ピン)54と、押圧部材8とを有し、蓋2を押し操作で閉位置に係止し、該係止を次の押し操作により解除する点でスプリングタイプと類似する。
以上のようなラッチ装置では、カム部材とピン部材との係合つまり蓋の係止状態で無理抜き方向に過剰な負荷(例えば、蓋の枢着部側を無理に押したり、蓋の開放端側を無理にこじ開ける操作に起因した過剰な負荷)を受けた場合、係合位置にあったピン部材54の先端がカム溝から押し上げられて該カムから外れ、蓋が開き放しや閉じ放しになりやすく、またカム部に擦り傷ができてピン部材との係合位置がずれたり操作感が悪くなることもあり、しかも無理抜きで係止解除されると、ピン部材の変形・破損・脱落の虞、更に不快な音が生じることもある。
そこで、特許文献1のラッチ装置では次のような対策を採用している。すなわち、この構造では、第1カム溝6aと第2カム溝6b及び係止凹部6dを形成しているハート形カム6cと、前記第1,第2カム溝内を摺動しながら、先端部が係止凹部6dに係合されることで蓋2を閉位置に係止するピン部材7とより構成すると共に、ハート形カム6cの係止凹部6d近傍に、該係止凹部6dに係止されたピン部材7の先端部に無理な押し上げ力が作用した際、ピン部材7の先端を第1カム溝6a又は第2カム溝6b側へ弾き出す面取り部6iなどを形成したものである。
特許第3671824号公報
上記した従来対策では、カム側係止凹部の付近に面取り部や斜面を形成して、無理抜き方向に過剰な負荷を受けたときピン部材が係止凹部から面取り部や斜面を介して第1カム溝や第2カム溝側へ外れやすい構成としているが、次のような点から未だ満足できない。すなわち、従来対策では、ピン部材と係止凹部の係合力つまり蓋に対する係止力が弱くなったりばらつきやすくなりそれに起因して歩留まりが悪くなる。しかも、継続使用によりピン部材と係合する係止部の位置がずれたり蓋の係止位置もずれやすくなって品質を維持できない。
そこで、本発明の目的は、スイングタイプやハートカムタイプのラッチ装置において、無理抜き方向の過剰な負荷を受けたときに、カム部材のうち、ピン部材と係合する係止部を復帰可能に移動するようにして、上記した擦り傷を付けたり破損の虞もなく、しかも可動体に対する係止力を一定に維持でき、それにより誤作動の発生を抑えて品質及び信頼性を向上することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、可動体及び本体にそれぞれ対応して設けられるカム部材と該カム部材に係脱するピン部材とを有し、前記可動体を、前記カム部材に対する前記ピン部材の係合を介して前記本体の第1位置に係止し、該第1位置から押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して第2位置へ切換可能にするプッシュ・プッシュ式のラッチ装置において、前記カム部材は、前記ピン部材と係合する係止部を含む箇所を分割した分割体を有していると共に、前記ピン部材と係合した状態で、前記分割体が前記ピン部材を介して一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴って前記ピン部材との係合を解除可能となることを特徴としている。
以上の本発明において、ラッチ装置は、プッシュ・プッシュ式であれば形態例に挙げたようなハートカムタイプに限られず、図12に例示されるようなスイングタイプであってもよい。カム部材は、ピン部材と係合する係止部(形態例の係止凹部、図12のスイングタイプの場合だとカム溝56b)を含む箇所を分割した分割体を有していることが必須となる。この分割体は、形態例のごとくハートカムの主要部をベースから分割する構成でなくとも、例えば、ハートカムタイプの場合だとハートカム(ハート形凸部又は島と称されている部分)だけをベースから分割するようにしてもよい。また、本体の第1位置及び第2位置は、例えば、可動体が図13のような蓋であれば一方が開位置で他方が閉位置となり、可動体が図12のような引出体であれば一方が引出位置で他方が収納位置となる。
以上の本発明は次のように具体化されることがより好ましい。
(ア)前記カム部材は、前記分割体を前記一定値以上の負荷を受けたときに正規位置から移動可能にする移動規制手段と、前記ピン部材との係合を解除した後、前記分割体を再び前記正規位置に復帰可能にする付勢手段とを有している構成である(請求項2)。
(イ)前記カム部材は、前記分割体と該分割体を回動可能に支持しているベースとを有している構成である(請求項3)。
(ウ)前記カム部材は、前記分割体の下面に突出されて前記ベースに設けられた支持孔に挿通される軸部と、該軸部の先端側に固定されて軸部と一体に回動される連結板と、前記ベースの下面と前記連結板との間に配置されて前記分割体を前記ベース側へ付勢して軸方向の遊びを吸収する付勢手段とを有している構成である(請求項4)。
(エ)前記付勢手段は、請求項2の付勢手段、つまり前記ピン部材との係合を解除した後、前記分割体を再び前記正規位置に復帰可能にする付勢手段とを兼ねている構成である(請求項5)。
これに対し、請求項6の発明は、可動体の開閉装置として捉えたもので、本体に対し可動体を開位置又は途中から付勢力に抗した押し操作により閉位置に切り換えると共に、ラッチ装置を介して閉位置に係止する開閉装置において、前記ラッチ装置として請求項1から5の何れかに記載のラッチ装置を使用していることを特徴としている。
請求項1の発明では、ピン部材がカム部材の係止部に係合した状態(ラッチ装置の係止状態)で、係止部(係止部を含む分割体)がピン部材を介して無理抜き方向に一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴ってピン部材との係合を解除する。このため、この構造では、従来対策に比べて無理抜き時に係止部に擦り傷を生じたり破損の虞がなく、しかもピン部材と係合する係止部の位置がずれるというような不具合も確実に解消できる。
請求項2の発明では、分割体が移動規制手段を介して移動されると共に、移動後に付勢手段の付勢力にて再び正規位置に復帰することから、継続使用しても無理抜き対策として常に安定に作動し、それにより誤作動の発生を抑えて品質及び信頼性を向上できる。
請求項3の発明では、分割体をベースに対し回動可能に支持することにより、例えば、請求項1の「一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴ってピン部材との係合を解除可能にする」構成、請求項2の「移動規制手段」の構成として、形態例のごとく周方向に設けられて互いに嵌り合う凹凸などにより簡易に実施できる。
請求項4の発明では、ベースに対し分割体を回動可能に支持しながら、分割体の遊びを付勢手段により吸収して一体化を保ちやすくする。この場合、請求項5の発明では、更に部材数を抑えて簡易化を実現できる。
請求項6の発明では、以上のような利点を具備した開閉装置を提供し、それにより開閉装置の信頼性を向上できる。
本発明の最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1〜図3はラッチ装置の細部を示し、図4〜図6は該ラッチ装置を使用した蓋の開閉装置を示し、図7及び図8は該開閉装置において無理抜き時のラッチ装置の作動を示し、図9〜図11はラッチ装置の主な構成部材を示す単品図である。以下の説明では、蓋の開閉装置、ラッチ装置、その組立及び作動の順に詳述する。
(開閉装置)形態の開閉装置は、図4〜図6に示されるように、本体1に対して蓋2を本体側開口部を塞ぐ図4の閉位置と、本体側開口部を全開する図5の開位置とに回動して切り換えると共に、閉位置で付勢力に抗して本発明のカム部材4及びピン部材5からなるラッチ装置3を介して解除可能に係止(ロック)する例である。
ここで、本体1は、内部が前後壁10,11と両側壁12並びに底壁13などにより区画されて上開口した容器状をなしている。前壁10及び両側壁12には鍔状の上フランジ部15,16が設けられている。両側壁12の後側には、後壁11との間に一段張り出した張出部14が設けられると共に、フランジ部16の対応部及び張出部14の前端面に設けられた開口などを通じて内外が連通されている。そして、一方側壁12には図3のごとく一段高くなった取付部17が設けられ、該取付部17に後述するラッチ装置3の主要部となるカム部材4がねじ部材S1などを介して取り付けられる。
他方側壁12には不図示の凹部が設けられ、該凹部にダンパー6が取り付けられると共に、付勢ばね用の掛止め部18が設けられている。ダンパー6は、例えば、公知のロータリー式のオイルダンパー等からなり、本体に充填された作動油の抵抗を受けている出力軸及び該出力軸に装着された回転ギア7を有している。そして、ダンパー6は、本体が他方側壁12の凹部に位置決め配置された状態でねじ等により取り付けられる。但し、このダンパー6は省略してもよい。
蓋2は、矩形の板状をなし、両側に突設された支持用アーム20又は21を有している。各アーム20,21には不図示の取付孔が同軸線上に設けられている。また、一方のアーム20には揺動片22が前記取付孔より下側に装着されている。揺動片22は、先端側内面に突設されてラッチ装置3に係脱するピン部材5を有している。他方のアーム21には円弧状のギア部23が形成されていると共に、付勢ばね用の掛止め部24が設けられている。該ギア部23は、前記取付孔を中心とした円弧であり、ダンパー6の回転ギア7に噛合可能となっている。
そして、以上の蓋2は、本体1に対し両側のアーム20,21が本体内から前記したフランジ部16の開口及び張出部14の前端面の開口などを通じて外、つまり側壁12の外面側へ突出されると共に、各枢軸用ねじ部材S2をアーム20の取付孔又はアーム21の取付孔から側壁の対応部に係止することで回動可能に組み立てられる。その際、アーム21側のギア部23が回転ギア7と噛み合わされる。その後、付勢ばね8は、一端がアーム21側の掛止め部24に係止され、他端が付勢力を増大する方向へ引っ張られて本体側壁12側の掛止め部18に係止される。
以上の組立状態において、蓋2は、図4及び図6の実線で示されるように本体1の開口部を閉じた閉位置と、図5の実線及び図6の想像線で示されるように本体1の開口部を全開した開位置とに回動切り換えられる。閉位置では、蓋2がラッチ装置3つまりピン部材5とカム部材4との係合を介して付勢ばね8の付勢力に抗して係止されている。蓋2を開位置に切り換えるときは、蓋2の前側を下側(これは蓋2の閉位置から蓋を更に同方向、つまり閉方向への押し操作となる)に押して離す。すると、蓋2は、上述したピン部材5がカム部材4から係合解除された後、付勢ばね8の付勢力により開方向へ回動される。該回動過程では、蓋2がギア部23と回転ギア7との噛み合いを介してダンパー6による制動を受ける。
(ラッチ装置)上記のラッチ装置3は、図1〜図7に示されるように、蓋2及び本体1にそれぞれ対応して設けられるカム部材4と該カム部材4に係脱するピン部材5とを備え、蓋2を、カム部材4に対するピン部材5の係合を介して本体1の閉位置に係止し、該閉位置から押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して開方向へ切換可能にするプッシュ・プッシュ式である。なお、ラッチ装置3としては、例えば、蓋2が本体1の閉方向へ付勢されている態様だと、付勢力に抗して開方向へ押して、カム部材4に対するピン部材5の係合を介して本体1の開位置に係止し、また、該開位置から同方向へ押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して閉方向へ切り換えるような使い方でもよい。
ここで、ピン部材5は上記したように揺動片22に突設されている。カム部材4は、ピン部材5に対応して本体側壁12に取り付けられるベース30と、少なくともピン部材5と係合する係止凹部を含む箇所を形成してベース30に移動可能に支持されている分割体40と、分割体40に連結される連結板45と、分割体40をベース30に対し一定値以上の負荷を受けたときに正規位置から移動可能にする移動規制手段(凹部37、凸部44)と、ピン部材5との係合を解除した後、分割体40を再び正規位置に復帰可能にする付勢手段9とを備えている。
ベース30は、図9に示されるように、レバー部31と、該レバー部31の先端に一体化された分割体支持用の保持部35とからなる。レバー部31は、上周囲部が保持部35側を除いて一段低い段差31aに形成されると共に、段差31aより高くなった箇所に設けられて上下貫通した取付孔32と、保持部35側に設けられた2本の逃げ溝33と34と、下面側にあって取付孔32と逃げ溝33,34との間に凹設された欠肉部31bとを有している。保持部35は、略ドーナツ形をなし、上面が分割体40に相当する分だけレバー部31の上面より低く形成され、かつ中心に設けられて上下に貫通した支持孔36を有している。
保持部35の上面には、移動規制手段を構成している凹部37が2箇所に形成されている。各凹部37は、図9(a)において、内底面37aと、支持孔36と同心の周端面37bと、周方向に対向している対向端面37c,37dとで区画されている。また、対向端面37c,37dのうち、時計回りの方向に位置する対向端面37cは内底面37aに対し略直角の面として形成されていると共に、逆時計回りの方向に位置する対向端面37dは内底面37aに対し所定角の傾斜面として形成されている。
一方、保持部35の下面には、支持孔36を縁取るように突出されたボス部38と、下面外周を縁取るように突出されたボス部39などが設けられている。また、ボス部39は、一部に設けられたばね係止用のスリット39aを有している。そして、この構造では、付勢手段9であるコイルばねがボス部38の外周に配置され、上側に配される一端9aがボス部側スリット39aに係止される。
分割体40には、図10に示されるように、上面にあって間隔を保って突出されている縦壁部40a,40bと、縦壁部40a,40b同士の間に突出されているハート形島ないしは凸部41及び該凸部41の右側との間に隙間を保って突出されている副凸部41aと、ピン部材5がトレースするカム溝42と、下面の略中心に突出されてベース側支持孔36に挿通される軸部43と、凹部37と共に移動規制手段を構成している下面の2箇所に突出されている凸部44とが形成されている。
図10(a)と(c)において、カム溝42は、縦壁部40aと縦壁部40bとの間のスペースのうち、左側に位置して広くかつ対応する周囲部に向かって低く傾斜している出入路42aと、凸部41と縦壁部40bとの間の住路42cと、凸部41と縦壁部40aとの間の復路42bと、凸部41の右側で住路42cから更に延びる縦壁部40bと副凸部41aとの間の延長路42gと、凸部41の右側で延長部42gに通じている係止凹部42eと、凸部41の右側で復路42bから更に延び縦壁部40aと副凸部41aとの間に位置し、かつ係止凹部42eとも通じている延長路42d等で構成されている。なお、延長路42dと延長路42gとは、分割体40がベース側保持部35に組み付けられて通常の正規位置にあるとき、ベース側の逃げ溝33と逃げ溝34とに連続するように設定されている。
軸部43は、ベース側支持孔36に回動自在に貫通される径と長さに設定されており、先端43aが非円形に形成されると共に、先端から凹設されているタッピング用孔を有している。各凸部44は、保持部側の対応する凹部37に嵌り合う大きさであり、周方向に対向している対向端面のうち、時計回りの方向に位置する対向端面44aは保持部下面に対し略直角の面として形成されていると共に、逆時計回りの方向に位置する対向端面44bは保持部下面に対し所定角の傾斜面として形成されている。このため、この移動規制手段は、分割体40が保持部35に対し支持孔36と軸部43との嵌合を介して支持されて、正規位置に配置された状態において、各凸部44が対応する凹部37に嵌合している。
連結体45は、図11に示されるように概略円板状をなし、中心の取付孔46と、上面にあって取付孔46を中心とした円上の複数箇所に突設されたばね位置決め部47と、周囲の一部を欠如した該欠如部48aに対し隙間を保って突出されて下側に係止部48bを形成している突片部48と、下面にあって取付孔46を中心とした凹状のボス部49とを有している。
(組立)上記した分割体40は、ベース側保持部35に対し、軸部43が支持孔36に挿通された後、付勢手段9であるコイルばねがボス部38の外周に配置された状態で一端9aをボス部側スリット39aに係止し、その状態から、連結体45が軸部先端43aに係合され、更にねじ部材S3が取付孔46から軸部43の筒内へねじ込まれることにより回動可能に支持される。また、分割体40は、付勢手段9の他端9bがコイルばねに所定の付勢力を発現した状態(初期付勢力)で突片部48の係止部48bに係止することにより、図7及び図8のごとく逆時計回りの負荷によって凸部44が凹部37から外れて同方向へ回動した後、該負荷が解放されると、前記した付勢手段9の初期付勢力、及び逆時計回りの回動に伴って蓄積された付勢力とで正規位置に復帰可能となる。また、この構造では、図3(b)から推察されるように、付勢手段9であるコイルばねが連結板45を保持部35から離間する方向へ付勢しており、それによって分割体40が保持部35側へ付勢されて軸方向の遊びも吸収されるようになっている。
(作動)蓋の開閉装置として、上記のラッチ装置3を使用した場合の基本作動は次の通りである。
(ア)、蓋2は、図5の実線及び図6の想像線で示す開位置から付勢ばね8の付勢力に抗して閉方向へ回動操作(押し操作)される。すると、蓋2が図5の想像線で示す位置を過ぎて更に回動されると、揺動片側のピン部材5がカム溝42のうち、上記した出入路42aから住路42c、その先の延長路42gに達する。蓋2から手を離す(押し力を解放する)と、ピン部材5が延長路42gから係止凹部42eに係合する(図1を参照)。蓋2は、その係合により図4で示す閉位置に係止される。
(イ)、蓋2を再び開位置に切り換えるときは、図4の状態から、蓋2を閉方向へ押し、該押し力を解放すると、蓋2が付勢ばね8の付勢力により開方向へダンパー6で制動されながら自動的に回動される。その際、ピン部材5は、上記係止凹部42eから解除用延長路42d、復路42b、出入路42aを経てカム部材4から離れる。
また、蓋2の係止状態、つまりピン部材5がカム部材4の係止凹部42eに係合した状態で、図4の矢印で示したように、蓋2の枢着部側を無理に押したり、蓋2の開放端側を無理にこじ開ける操作に起因した、いわゆる無理抜き方向の過剰な負荷を受けた場合の作動は次の通りである。
(ウ)、カム部材4はピン部材5と係合した状態で、分割体40がピン部材5を介して一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴ってピン部材5との係合を解除する。すなわち、分割体40は、無理抜き操作に起因してピン部材5を介して予め設定された一定値以上の負荷(逆時計回りの負荷)を受けると、ベース30に対し図7(b)及び図8(b)に示した矢印方向へ回動される。この回動過程において、分割体40は、上記した各凸部44の対向端面44bの傾斜面が凹部37の対向端面37dの傾斜面を乗り上げ(嵌合を解除し)ながら逆時計回りに回動されると共に、上記した付勢手段9に付勢力を蓄積する。
(エ)、そして、分割体40が図7から図8の少し手前まで回動されると、ピン部材5が係止凹部42eから係合解除する。分割体40が更に回動されると、ピン部材5が延長路42dを通ってカム部材4(分割体40)から離れる。すると、分割体40は、付勢手段9の付勢力により時計回りに回動されて、保持部35に対し各凸部44が対応する凹部37に嵌合した正規位置に復帰される。これにより、この構造では、従来の無理抜き対策に比べて、ピン部材の変形・破損・脱落の虞がなく、更に不快な音も生じないため、品質及び信頼性を向上できる。
(オ)、なお、分割体40は、正規位置で時計回りの負荷を受けても、凸部44及び凹部37の各直角となった端面同士の当接により、不用意に正規位置から時計回りに回動されないようになっている。すなわち、この構造において、移動規制手段は、凸部44と凹部37との形状設定と、付勢手段9の付勢力設定とにより請求項1に特定された「分割体を前記一定値以上の負荷を受けたときに正規位置から移動可能にする」点を充足させる構成であり、無理抜き対応荷重の調整が容易である。
なお、本発明は、請求項1で特定される技術要素を備えておればよく、細部は必要に応じて種々変更可能なものである。
本発明形態のラッチ装置を通常態様で示す上面図である。 (a)は上記ラッチ装置の左端面図、(b)はラッチ装置の下面図である。 (a)は図1のA−A線断面図、(b)は図1のB−B線断面図である。 上記ラッチ装置を採用した開閉装置を蓋閉状態で示す一方の側面図である。 上記開閉装置を蓋開状態で示す一方の側面図である。 上記開閉装置を蓋閉状態で示す他方の側面図である。 (a)と(b)は上記開閉装置を無理抜き初期過程での側面図とラッチ装置の状態図である。 (a)と(b)は上記開閉装置を無理抜き最終過程での側面図とラッチ装置の状態図である。 上記ラッチ装置のベース単品を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)は下面図である。 上記ラッチ装置の分割体単品を示し、(a)は上面図、(b)は右端面図、(c)は(a)のD−D線断面図、(d)は下面図である。 上記ラッチ装置の連結板単品を示し、(a)は上面図、(b)は右端面図、(c)は(a)のE−E線断面図、(d)は下面図である。 (a)と(b)は特開2002−303070号に挙げられているスイングタイプのラッチ装置を示す説明図である。 (a)と(b)は特許第3671824号に開示の無理抜き対応のラッチ装置を示す説明図である。
符号の説明
1…本体(10と11は前後壁、12は側壁、13は底壁、14は張出部)
2…蓋(可動体に相当し、20と21はアーム、22は揺動片)
3…ラッチ装置
4…カム部材
5…ピン部材
8…付勢ばね
9…付勢手段(9aは一端、9bは他端)
30…ベース(31はレバー部、35は保持部)
37…凹部(移動規制手段)
40…分割体(40aと40bは縦壁部、41はハート形凸部、42はカム溝)
42e…係止凹部(係止部に相当)
44…凸部(移動規制手段)
45…連結体

Claims (6)

  1. 可動体及び本体にそれぞれ対応して設けられるカム部材と該カム部材に係脱するピン部材とを有し、前記可動体を、前記カム部材に対する前記ピン部材の係合を介して前記本体の第1位置に係止し、該第1位置から押した後、該押し力を解放することで前記係合を解除して第2位置へ切換可能にするプッシュ・プッシュ式のラッチ装置において、
    前記カム部材は、前記ピン部材と係合する係止部を含む箇所を分割した分割体を有していると共に、前記ピン部材と係合した状態で、前記分割体が前記ピン部材を介して一定値以上の負荷を受けると、該負荷を吸収する方向への移動を伴って前記ピン部材との係合を解除可能となることを特徴とするラッチ装置。
  2. 前記カム部材は、前記分割体を前記一定値以上の負荷を受けたときに正規位置から移動可能にする移動規制手段と、前記ピン部材との係合を解除した後、前記分割体を再び前記正規位置に復帰可能にする付勢手段とを有していることを特徴とする請求項1に記載のラッチ装置。
  3. 前記カム部材は、前記分割体と該分割体を回動可能に支持しているベースとを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のラッチ装置。
  4. 前記カム部材は、前記分割体の下面に突出されて前記ベースに設けられた支持孔に挿通される軸部と、該軸部の先端側に固定されて軸部と一体に回動される連結板と、前記ベースの下面と前記連結板との間に配置されて前記分割体を前記ベース側へ付勢して軸方向の遊びを吸収する付勢手段とを有していることを特徴とする請求項3に記載のラッチ装置。
  5. 前記付勢手段は、請求項2の付勢手段を兼ねていることを特徴とする請求項4に記載のラッチ装置。
  6. 本体に対し可動体を開位置又は途中から付勢力に抗した押し操作により閉位置に切り換えると共に、ラッチ装置を介して閉位置に係止する開閉装置において、前記ラッチ装置として請求項1から5の何れかに記載のラッチ装置を使用していることを特徴とする開閉装置。
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