JP2802542B2 - ホース - Google Patents

ホース

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JP2802542B2
JP2802542B2 JP2242999A JP24299990A JP2802542B2 JP 2802542 B2 JP2802542 B2 JP 2802542B2 JP 2242999 A JP2242999 A JP 2242999A JP 24299990 A JP24299990 A JP 24299990A JP 2802542 B2 JP2802542 B2 JP 2802542B2
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徳二郎 林
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Tigers Polymer Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気掃除機等に使用されるホースに関す
る。
(従来の技術) 例えば、電気掃除機のホースとしては、導線が備えら
れたストリップが、螺旋状に捲回されて、隣接する捲回
部が接着剤により接合されたものがある。
このようなホースの一例として、特公平1−21973号
公報に示すものがあり、このものでは、第4図及び第5
図に示すように、ストリップ29が、幅方向に並設された
第1縁部30と第2縁部31とから構成されている。
第1縁部30の横断面は、ホースの径方向外方に突出す
る略倒立U型状とされている。
又、第2縁部31は、ホースの内壁の一部を構成する底
壁32と、底壁32上でストリップ29の幅方向に並設され且
つホースの径方向外方に突出する一対の内外側壁33、34
と、外側壁34の上端部にヒンジ部35を介して備えられた
天壁36から構成されており、その内部が、導線37が挿入
される導線挿入部38とされている。
そして、ホースの製造時には、第2縁部31の両側壁3
3、34間に導線37が挿入されて、両側壁33、34間の上方
開口部が天壁36により閉塞されると共に、ストリップ29
が螺旋状に捲回され、第2縁部31に、ホースの隣接する
捲回部の第1縁部30が外嵌されて、第1縁部30の外側壁
39が第2縁部31の内側壁33に接着剤40で接合される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来のストリップ29においては、第2
縁部31の内部が導線挿入部38とされているために、第2
縁部31が大きな部分を占めると共に、第1縁部30も、ホ
ースの隣接する捲回部の第2縁部31に外嵌されて、接合
されるために、大きな部分を占めている。
このように、ホースの隣接する捲回部の接合部では、
ストリップ29の大きな部分を占める第1縁部30と第2縁
部31が接合されるため、接合部のラップ量が大きく、こ
のため、ホースのコストが高くつくと共に、ホースの成
形速度も遅いという問題があった。
又、上記のように、ホースの隣接する捲回部の接合部
のラップ量が大きいので、ホースの単位長さ当たりの接
合面積が大となり、その分、接合不良の発生も大で、信
頼性の高いホースを製造することが困難であるという問
題もあった。
更に、上記のように、内部が導線挿入部38とされた第
2縁部31に、ホースの隣接する捲回部の第1縁部30が外
嵌されるため、ホースの肉厚を適当なものにするために
は、導線挿入部38の高さ、即ち、ホースの径方向長さを
あまり大きくできず、このため、導線挿入部38に複数の
導線37を備えることが困難であるという問題もあった。
本発明は、上記問題を解決できるホースを提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明が採用した手段
は、導線が備えられたストリップが、螺旋状に捲回され
て、隣接する捲回部が接合されると共に、可撓性を有す
るホースにおいて、 ストリップの幅方向中間部に、 ・ホースの径方向外方に開口し、この開口から導線が内
部に挿入されて、開口が、ストリップとは別部材により
旋蓋されると共に、隣接する捲回部の接合部に対して、
ストリップの幅方向に離間する導線挿入部 が形成された点にある。
(作用) ストリップの導線挿入部を、ホースの隣接する捲回部
の接合部に対して、ストリップの幅方向に離間させたの
で、接合部を小さくできて、接合部のラップ量を小さく
できる。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を第1図及び第2図の図面
に基づき説明すると、ホースは、ストリップ1と、スト
リップ1に備えられた一対の被覆導線2から構成されて
おり、伸縮性及び可撓性を有する。
ストリップ1は、単一又は複数とされ(実施例では、
単一とされている。)、螺旋状に捲回されて、隣接する
捲回部が接合されている。
ストリップ1は、第1・第2・第3突条部4、5、6
と、フランジ部7から成り、例えば、エチレン酢酸ビニ
ル共重合体(EVA)等により一体形成されている。
上記突条部4、5、6はストリップ1の幅方向に連設
されると共に、各突条部4、5、6は、上方、即ち、ホ
ースの径方向外方に突出し、その横断面は、略倒立U型
状とされている。
第1突条部4は、ストリップ1の幅方向に関して一方
の最外側位置にあり、その外側端部が第1接合部9とさ
れている。
隣接する突条部4、5、6間は、夫々、ホースの径方
向外方に開口する第1・第2導線挿入部11、12とされて
おり、各導線挿入部11、12には、夫々、その各開口から
導線2が挿入されて、各開口が、ストリップ1とは別部
材の第1・第2蓋体13、14により夫々旋蓋されている。
各蓋体13、14は、例えば、適当な接着剤等により構成
されて、ストリップ1に装着されている。各蓋体13、14
は、図例では、導線2と当接していないと共に、ホース
の径方向に関して、その頂点が、各突条部4、5、6の
頂点よりも内方に位置しているが、各蓋体13、14を導線
2と当接させてもよいと共に、各蓋体13、14の頂点を、
ホースの径方向に関して、各突条部4、5、6の頂点と
同一位置又は、外方に位置させてもよい。
尚、各蓋体13、14の頂点を、ホースの径方向に関し
て、各突条部4、5、6の頂点よりも外方に位置させた
場合において、各蓋体13、14を、耐摩耗性材料により形
成すれば、少ない材料により、ホース全体の耐摩耗性を
向上できる。
フランジ部7は、第3突条部6の外側端部の全長にわ
たる部分からその幅方向外側方に突設されて、略L型状
とされており、フランジ部7は、第3突条部6からその
幅方向外側方に連設された底壁16と、底壁16の外側端部
から立設されてホースの径方向外方に突出する第2接合
部17から成る。第2接合部17は、ホースの隣接する捲回
部の第1突条部4内に挿入されて、その内側面が、上記
捲回部の第1接合部9の内側面と接着剤18により接合さ
れている。
上記のように構成した実施例によれば、ホースを製造
する場合には、ストリップ1の各導線挿入部11、12に夫
々導線2を挿入して、各導線挿入部11、12の開口を各蓋
体13、14により旋蓋すると共に、このようにしたストリ
ップ1を成形ローラに巻き付けながら、螺旋状に捲回す
る。
そして、ストリップ1の第2接合部17を、ホースの隣
接する捲回部の第1突条部4内に挿入して、その内側面
を、上記捲回部の第1接合部9の内側面と接着剤18によ
り接合する。
上記のように、ストリップ1の各導線挿入部11、12
を、ホースの隣接する捲回部の接合部9、17に対して、
ストリップ1の幅方向に離間させたので、接合部9、17
を小さくできて、接合部9、17のラップ量を小さくで
き、これにより、従来例と比較して、同一径のホースを
形成する時に、ホースのコストを低減できると共に、ホ
ースの形成速度を速くできる。
又、上記のように、ホースの隣接する捲回部の接合部
9、17のラップ量が小さいので、ホースの単位長さ当た
りの接合面積が小となり、その分、接合不良の発生も少
なく、信頼性の高いホースを容易に製造できる。
更に、上記のように、隣接する突条部4、5、6間が
導線挿入部11、12とされて、これら導線挿入部11、12
が、ホースの隣接する捲回部の接合部9、17に対して、
ストリップ1の幅方向に離間すると共に、その開口が、
ストリップ1とは別部材とされた蓋体13、14により旋蓋
されており、従来のように、ストリップの導線挿入部を
内有する部分に、ホースの隣接する捲回部が外嵌されて
いないので、ホースの肉厚を適当なものにするために、
導線挿入部11、12の高さ、即ち、ホースの径方向長さを
あまり大きくできないという制約はない。
第3図は本発明の第2実施例を示し、ストリップ1は
4個の突条部、即ち、第1・第2・第3・第4突条部2
1、22、23、23、24を有すると共に、4本の導線2を備
えている。
第1・第2・第3・第4突条部21、22、23、24はスト
リップ1の幅方向に連設されており、その高さは第1実
施例の第1・第2・第3突条部4、5、6よりも高くさ
れて、ホースの耐押し潰れ性(耐圧性)が大とされてい
る。
第1・第3突条部21、23は、下方に開口する略同一の
溝形状とされている。
又、第2・第4突条部22、23は、中空の台形状とされ
て、その内部が導線挿入部11、12とされると共に、その
天壁部には開口26、27が形成され、これらの開口26、27
から2本の導線2が導線挿入部11、12内に夫々挿入され
ている。
上記第1実施例では、隣接する突条部4、5、6は蓋
体13、14により接着されており、各突条部4、5、6の
変形が隣接する他の突条部4、5、6によって拘束され
るのに対し、第2実施例では、第3突条部23は隣接する
第2・第4突条部22、24に接着されていないので、第3
突条部23の変形は他の突条部21、22、24によっては殆ど
拘束されず、第3突条部23は自由な変形が可能であっ
て、ホースの伸縮性及び可撓性は第2実施例の方が第1
実施例よりも大である。
尚、実施例では、ストリップに、被覆導線を備えた
が、ストリップに、裸の導線を備えてもよい。
又、実施例は、本発明を、電気掃除機のホースに適用
したものであるが、本発明は、他の送風排気用のホース
にも適用可能であり、この場合には、ホースに、帯電防
止用の裸の導線を備える。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、ストリップの
導線挿入部を、ホースの隣接する捲回部の接合部に対し
て、ストリップの幅方向に離間させたので、接合部を小
さくできて、接合部のラップ量を小さくでき、これによ
り、ホースのコストを低減できると共に、ホースの成形
速度を速くできる。
又、上記のように、ホースの隣接する捲回部の接合部
のラップ量が小さいので、ホースの単位長さ当たりの接
合面積が小となり、その分、接合不良の発生も少なく、
信頼性の高いホースを容易に製造できる。
更に、従来のように、ストリップの導線挿入部を内有
する部分に、ホースの隣接する捲回部が外嵌されていな
いので、ホースの肉厚を適当なものにするために、導線
挿入部の高さ、即ち、ホースの径方向長さをあまり大き
くできないという制約はなく、導線挿入部内に容易に複
数の導線を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は要部の縦側断面図、第2図はホースの側面図、第3図
は本発明の第2実施例を示す要部の縦側断面図、第4図
及び第5図は従来例を示し、第4図はホースの側面図、
第5図は要部の縦側断面図である。 1……ストリップ、2……被覆導線、9、17……第1・
第2接合部、11、12……第1・第2導線挿入部、13、14
……第1・第2蓋体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導線が備えられたストリップが、螺旋状に
    捲回されて、隣接する捲回部が接合されると共に、可撓
    性を有するホースにおいて、 ストリップの幅方向中間部に、 ・ホースの径方向外方に開口し、この開口から導線が内
    部に挿入されて、開口が、ストリップとは別部材により
    施蓋されると共に、隣接する捲回部の接合部に対して、
    ストリップの幅方向に離間する導線挿入部 が形成されたことを特徴とするホース。
JP2242999A 1990-09-12 1990-09-12 ホース Expired - Lifetime JP2802542B2 (ja)

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