JP2008205794A - 半導体集積回路装置および高周波電力増幅モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】充分な昇圧電圧を確保しながら、挿入損失の低下を防ぐことによりアンテナスイッチの高調歪みを低減させる。
【解決手段】制御端子Tx1cLにオン電圧が印加されて、アンテナ端子と送信端子Tx1との間に設けられたアンテナスイッチ部がオンとなり、PCS/DCS方式の送信信号が送信端子Tx1からアンテナ端子を通過する。その際、送信信号の一部分が供給された昇圧回路30は、ダイオード32,33の整流作用により制御部から出力される制御電圧よりも高い昇圧電圧を出力端子DCgateに発生させ、アンテナスイッチ部のトランジスタ回路のゲートに印加する。この昇圧回路30では、抵抗36が出力端子DCgateに接続されているので入力された送信電力のRF信号経路における抵抗通過が1個だけとなり、送信信号の減衰を小さく抑えて挿入損失特性を良好にする。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動体通信機器などに搭載されるアンテナスイッチの高性能化技術に関し、特にマルチバンドで使用されるアンテナスイッチの低歪み化に有効な技術に関する。
携帯電話システムは、第2世代携帯電話での音声通信、無線インターネットに加え、第3世代携帯電話の登場により、TV電話、無線インターネットによる音声(音楽)・ビデオ配信が可能となるなど、より高い機能の実現に向け発展を続けており、マルチバンド・マルチモード化が携帯端末の必須の条件となっている。
携帯電話のマルチバンド・マルチモード化に伴い、アンテナスイッチは、SPDT(Single Pole Dual Thru)から、SP4TやSP6Tなどの高機能化がすすんでいる。
携帯電話において、アンテナスイッチでの主要な技術課題は、EDGE(Enhanced Data rate for GSM Evolution)モードなどのディジタル変調方式の導入により高線形性が求められ、低歪み化技術が重要になっている。
この種の携帯電話におけるアンテナスイッチの歪低減としては、SPDTスイッチを構成するFET(Field Effect Transistor)を多段接続構成(たとえば、マルチゲート化、またはシングル3段構成)するものがある(特許文献1参照)。この場合、特許文献1の図7(b)に示すように、多段接続を行うことで1段当たりの印加RF(Radio Frequency)電圧が分散され、擬似オン状態は解消できる。また、多段接続することでFETにかかるRF電圧が分散され、1段あたりのRF電圧を小さくすることができる。高調波歪の発生要因であるゲート−ソース間容量(Cgs)、ゲート−ドレイン間容量(Cgd)、オン抵抗にかかるRF電圧が小さくなるので、高調波歪を低減することができる。
しかし、さらなる高調波歪の低減には多段接続だけでは限界があり、新たな回路的工夫が必要である。
さらなる高調歪みの低減技術としては、アンテナスイッチに昇圧回路を設け、該昇圧回路より発生させた昇圧電圧をスイッチブロックのFETのゲート電極に加えることで、オフFETのゲート−ソース間電圧Vgsをより大きくするものがある(特許文献2参照)。
特許文献2の図10に示される昇圧回路は、送信電力の一部を該昇圧回路に入力し、2つのダイオード411,412の整流作用により容量402に電圧を発生させ、昇圧回路の出力端子から、FETの制御電圧のであるコントロール電圧Vc1よりも高い電圧を出力するものである。
特願2006−178928号明細書 米国特許出願公開第2004/0229577号明細書
ところが、上記のようなアンテナスイッチにおける高調波歪みの低減技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
すなわち、前述した特許文献2(図10)の昇圧回路では、2本の抵抗を通過することによる損失が発生してしまい、スイッチ特性の重要項目である送信信号端子からアンテナ出力端子間の挿入損失の低下が発生してしまうという問題がある。
本発明の目的は、充分な昇圧電圧を確保しながら、挿入損失の低下を防ぐことによりアンテナスイッチの高調歪みを低減させることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体集積回路装置は、アンテナに結合される第1の端子と、送信回路に結合される複数の第2の端子と、第1の端子と複数の第2の端子との間にそれぞれ設置され、第1の端子と第2の端子との接続切り替えを行う切り替え用トランジスタ回路と、該切り替え用トランジスタ回路の制御信号をよりも高い昇圧電圧を生成して出力する昇圧回路とを備え、該昇圧回路は、切り替え用トランジスタ回路の制御信号が入力される制御端子と、昇圧電圧を出力する昇圧端子と、制御端子に制御信号が入力された際に切り替え用トランジスタ回路を介して出力される送信信号を取り込み、入力された制御信号の電圧レベルよりも高い昇圧電圧を発生し、昇圧端子を介して切り替え用トランジスタ回路の制御端子に印加する昇圧部と、第2の端子と昇圧端子との間に接続され、送信信号の電圧減衰を小さくする損失改善用抵抗とよりなるものである。
また、本発明による半導体集積回路装置は、前記昇圧部が、第2の端子に、一方の接続部が接続された第1の静電容量素子と、一方の接続部が第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第1の抵抗と、カソードが第1の抵抗の他方の接続部に接続された第1のダイオードと、一方の接続部が第1のダイオードのアノードに接続された第2の静電容量素子と、一方の接続部が第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2の抵抗と、アノードが第2の抵抗の他方の接続部に接続され、カソードが第2の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2のダイオードと、一方の接続部が制御端子および第1のダイオードのアノードに接続され、他方の接続部が昇圧端子に接続された第3の抵抗とよりなり、損失改善用抵抗が、第1の静電容量素子の他方の接続部と昇圧端子との間に接続されたものである。
さらに、本発明による導体集積回路装置は、前記送信回路に結合される第2の端子が、GSM(Global System for Mobile Communications)、PCS(Personal Communications Service)、またはDCS(Digital Cellular System)の少なくともいずれかの通信方式に用いられる周波数帯の送信信号が入力されるものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明による高周波電力増幅モジュールは、アンテナ接続切り替え回路と、送信回路から送信信号を受け取り、増幅された送信信号をアンテナ接続切り替え回路に供給する高周波電力増幅器と、該アンテナ接続切り替え回路に制御信号を出力し、アンテナ接続切り替え回路を制御する制御部とを備え、該アンテナ接続切り替え回路は、アンテナに結合される第1の端子と、送信回路に結合される複数の第2の端子と、第1の端子と複数の第2の端子との間にそれぞれ設置され、第1の端子と第2の端子との接続切り替えを行う切り替え用トランジスタ回路と、該切り替え用トランジスタ回路の制御信号よりも高い昇圧電圧を生成して出力する昇圧回路とを備え、該昇圧回路は、切り替え用トランジスタ回路の制御信号が入力される制御端子と、昇圧電圧を出力する昇圧端子と、制御端子に制御信号が入力された際に切り替え用トランジスタ回路を介して出力される送信信号を取り込み、入力された制御信号の電圧レベルよりも高い昇圧電圧を発生し、昇圧端子を介して切り替え用トランジスタ回路の制御端子に印加する昇圧部と、第2の端子と昇圧端子との間に接続され、送信信号の電圧減衰を小さくする損失改善用抵抗とよりなるものである。
また、本発明の高周波電力増幅モジュールは、前記昇圧部が、第2の端子に、一方の接続部が接続された第1の静電容量素子と、一方の接続部が第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第1の抵抗と、カソードが第1の抵抗の他方の接続部に接続された第1のダイオードと、一方の接続部が第1のダイオードのアノードに接続された第2の静電容量素子と、一方の接続部が第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2の抵抗と、アノードが第2の抵抗の他方の接続部に接続され、カソードが第2の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2のダイオードと、一方の接続部が制御端子および第1のダイオードのアノードに接続され、他方の接続部が昇圧端子に接続された第3の抵抗とよりなり、損失改善用抵抗は、第1の静電容量素子の他方の接続部と昇圧端子との間に接続されたものである。
さらに、本発明の高周波電力増幅モジュールは、前記送信回路に結合される第2の端子が、GSM、PCS、またはDCSの少なくともいずれかの通信方式に用いられる周波数帯の送信信号が入力されるものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)昇圧回路における挿入損失を大幅に改善することができる。
(2)上記(1)により、アンテナスイッチの高調歪みを低減させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールの構成を示すブロック図、図2は、図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたアンテナスイッチの構成を示すブロック図、図3は、図2のアンテナスイッチに設けられたアンテナスイッチ部、および昇圧回路の構成を示す説明図、図4は、図3に示した昇圧回路の構成を示す回路図、図5は、図4の昇圧回路に用いられるダイオードの一例を示すレイアウト図、図6は、図4の昇圧回路に用いられる抵抗の製造工程例を示す断面図、図7は、図4の昇圧回路に用いられるダイオードの製造工程例を示す断面図、図8は、図7に続く製造工程例を示す断面図である。
本実施の形態において、高周波電力増幅モジュール1は、たとえば、通信システムである携帯電話の送信用電力増幅モジュールである。高周波電力増幅モジュール1は、図1に示すように、電力増幅部2、信号処理部3、SAW(Surface Acoustic Wave)フィルタ4〜6、W−CDMA(Wide Code Division Multiple Access)用のパワーアンプ7,8、ならびにデュプレクサ9,10から構成される。
電力増幅部2は、高周波電力増幅器として機能するパワーアンプ11,12、ローパスフィルタ13,14、制御部15、およびアンテナスイッチ16を備えている。信号処理部3は、ローノイズアンプ17〜21を備えている。
アンテナ接続切り替え回路として機能するアンテナスイッチ16は、アンテナAtが接続されるアンテナ端子ANTに対して7つの信号端子(送信端子Tx1,Tx2、受信端子Rx2〜Rx4、送受信端子TRx1,TRx5)のいずれかを接続する、所謂SP7Tの構成となっている。
このいずれを接続するかは、制御部15が、高周波電力増幅モジュール1の後段に接続されるベースバンド回路からの制御信号に基づいて選択する。
1.71GHz〜1.91GHz帯を用いるPCS(Personal Communications Service)方式またはDCS(Digital Cellular System)方式の送信信号は、パワーアンプ11で増幅され、ローパスフィルタ13を介して第2の端子となる送信端子Tx1に入力される。
900MHz帯を用いるGSM方式の送信信号は、パワーアンプ12で増幅され、ローパスフィルタ14を介して第2の端子となる送信端子Tx2に入力される。そして、これらの送信信号は、制御部15からの選択によってアンテナAtを介して出力される。
なお、この際、制御部15は、ベースバンド回路からの制御信号に基づいて、パワーアンプ11またはパワーアンプ12の増幅率なども制御する。
また、制御部15の選択によってアンテナAtから受信端子Rx4に入力された受信信号は、SAWフィルタ4によって特定周波数(PCS:1.9GHz帯)の信号が選択され、ローノイズアンプ17によって増幅後、後段の復調回路などに出力される。
同様に、受信端子Rx3に入力された受信信号は、SAWフィルタ5で特定周波数(DCS:1.8GHz帯)の選択後にローノイズアンプ18で増幅される。
受信端子Rx2に入力された受信信号は、SAWフィルタ6で特定周波数(GSM:900MHz帯)の選択後にローノイズアンプ21で増幅される。そして、これらの増幅信号は、復調回路などに出力される。
2.1GHz帯を用いるW−CDMA方式の送信信号は、パワーアンプ7で増幅後、デュプレクサ9による送受信信号の分別を経て送受信端子TRx1に入力され、制御部15からの選択によってアンテナAtを介して出力される。
一方、アンテナAtから送受信端子TRx1に入力された受信信号は、デュプレクサ9による分別を経てローノイズアンプ19で増幅され、復調回路などに出力される。同様に、900MHz帯を用いるW−CDMA方式の送信信号は、パワーアンプ8で増幅後、デュプレクサ10による送受信信号の分別を経て送受信端子TRx5に入力され、制御部15からの選択によってアンテナAtを介して出力される。
また、アンテナAtから送受信端子TRx5に入力された受信信号は、デュプレクサ10による分別を経てローノイズアンプ20で増幅され、復調回路などに出力される。
図2は、アンテナスイッチ16の構成を示すブロック図である。
アンテナスイッチ16は、図示するように、アンテナスイッチ部22〜29、および昇圧回路30,31から構成されいる。これらアンテナスイッチ部22〜29は、制御部15の制御に基づいて送受信する信号の切り替えを行う。
アンテナスイッチ部22は、第1の端子となるアンテナ端子ANTと送信端子Tx1との間に設けられており、アンテナスイッチ部23は、アンテナ端子ANTと送信端子Tx2との間に設けられている。
アンテナスイッチ部24〜26の一方の接続部には、受信端子Rx2〜Rx4がそれぞれ接続されており、これらアンテナスイッチ部24〜26の他方の接続部には、アンテナスイッチ部27の一方の接続部に共通接続されている。アンテナスイッチ部27の他方の接続部には、アンテナ端子ANTが接続されている。
昇圧回路30は、送信端子Tx1からの送信信号を取り込んで昇圧電圧を発生させ、アンテナスイッチ部22の切り替え用のトランジスタ回路Q1(図3)のゲートに該昇圧電圧を印加する。
昇圧回路31は、同様に、送信端子Tx2からの送信信号を取り込んで昇圧電圧を発生させ、アンテナスイッチ部23の切り替え用トランジスタの制御端子に該昇圧電圧を印加する。
図3は、アンテナスイッチ部22の構成、および昇圧回路30との接続構成を示す説明図である。
アンテナスイッチ部22は、トランジスタ回路Q1,Q2、抵抗Rd1〜Rd6、抵抗Rdd1〜Rdd4、Rg1〜Rg6,Rgg1〜Rgg4、および静電容量素子C1〜C5から構成されている。
切り替え用トランジスタ回路として機能するトランジスタ回路Q1は、2段接続のトリプルゲートトランジスタQ11 ,Q12 から構成されており、トランジスタ回路Q2は、2段接続のダブルゲートトランジスタQ21 ,Q22 から構成されている。
送信端子Tx1とアンテナ端子ANTとの間には、トランジスタ回路Q1が接続されており、送信端子Tx1とグランド(基準電位)端子GNDとの間には、トランジスタ回路Q2が接続されている。
トランジスタQ11 の一方の接続部と他方の接続部との間(ソース/ドレイン間)には、抵抗Rd1〜Rd3が直列にそれぞれ接続されおり、トランジスタQ12 の他方の接続部と一方の接続部との間(ソース/ドレイン間)には、抵抗Rd4〜Rd6が直列にそれぞれ接続されている。
また、抵抗Rd1と抵抗Rd2との接続ノード、ならびに抵抗Rd2と抵抗Rd3の接続ノードから、トランジスタQ11 における2箇所のゲート−ゲート間中点にバイアスがそれぞれ供給されている。
同様に抵抗Rd4と抵抗Rd5の接続ノードと抵抗Rd5と抵抗Rd6の接続ノードから、トランジスタQ12 における2箇所のゲート−ゲート間中点にバイアスがそれぞれ供給されている。
トランジスタQ11 の3本のゲートには、抵抗素子Rg1〜Rg3が一方の接続部がそれぞれ接続されており、これら抵抗素子Rg1〜Rg3の他方の接続部には、昇圧回路30の出力部となる出力端子DCgate(図4)がそれぞれ接続されている。
また、Q11 のソース/ドレインの一端(アンテナ端子ANT側)と、これに最も近いゲートとの間には静電容量素子C3が接続されている。
トランジスタQ12 の3本のゲートは、抵抗Rg4〜Rg6の一方の接続部がそれぞれ接続されており、これら抵抗Rg4〜Rg6の他方の接続部には、制御端子Tx1cLが接続されている。トランジスタQ12 のソース/ドレインの一端(送信端子Tx1側)と、これに最も近いゲートとの間には静電容量素子C4が接続されている。
制御端子Tx1cLには、制御部15(図1)から制御端子Tx1cに入力された制御電圧が、ダイオードDi(Tx1c側がアノード、Tx1cL側がカソード)を介して印加される。このダイオードDiは、トランジスタ回路Q1のゲートからの逆流を防止する機能を担う。
さらに、送信端子Tx1には大電力が入力されるため、トランジスタ回路Q1のゲートと送信端子との間には、昇圧回路30が接続されている。この昇圧回路30により、トランジスタ回路Q1がオンする際のゲート電圧を昇圧させることが可能となる。
トランジスタ回路Q2において、トランジスタQ21 の一方の接続部には、静電容量素子C1を介して送信端子Tx1が接続されており、トランジスタQ22 の他方の接続部には、静電容量素子C3を介してグランド(基準電位)に接続されている。
また、トランジスタQ21 の他方の接続部とトランジスタQ22 の一方の接続部は、共通接続されている。トランジスタQ21 ,Q22 の各々のゲートは、抵抗Rgg1,Rgg2、抵抗Rgg3,Rgg4を介してグランドにそれぞれ接続されている。
トランジスタQ21 のソース/ドレインの一端(送信端子Tx1側)と、これに近いゲートとの間には静電容量素子C2が接続されており、トランジスタQ22 のソース/ドレインの一端(GND側)と、これに近いゲートとの間には静電容量素子C5が接続されている。
トランジスタQ21 ,Q22 のソース−ドレイン間には、抵抗Rdd1,Rdd2、抵抗Rdd3,Rdd4がそれぞれ直列接続されており、この接続ノードから各ゲート−ゲート間中点にバイアスが供給される。
このトランジスタ回路Q2は、制御端子Tx1cLに‘Hi’レベル電圧が印加されてトランジスタ回路Q1がオンとなった際にはオフとなり、制御端子Tx1cLに‘Lo’レベル電圧が印加されてトランジスタ回路Q1がオフとなった際にはオンとなる。
図4は、昇圧回路30の接続構成を示す説明図である。
昇圧回路30は、図示するように、ダイオード32,33、抵抗34〜37、および静電容量素子38,39から構成されている。そして、ダイオード32,33、抵抗34,35,37、ならびに静電容量素子38,39によって昇圧部が構成されている。
第1の静電容量素子となる静電容量素子38の一方の接続部には、送信端子Tx1が接続されており、該静電容量素子38の他方の接続部には、抵抗34〜36の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
第1の抵抗である抵抗34の他方の接続部には、第1のダイオードとなるダイオード32のカソードが接続されており、第2の抵抗である抵抗35の他方の接続部には、第2のダイオードとなるダイオード33のアソードが接続されている。ダイオード32のアノードには、第2の静電容量素子となる静電容量素子39の一方の接続部が接続されており、ダイオード33のカソードには、静電容量素子39の他方の接続部が接続されている。
また、静電容量素子39の他方の接続部には、第3の抵抗である抵抗37の一方の接続部、および制御端子Tx1cLがそれぞれ接続されている。抵抗37,36の他方の接続部には、昇圧電圧が出力される出力端子DCgateが接続されており、昇圧回路30の出力端子となる。
なお、図3、図4では、アンテナスイッチ部22、および昇圧回路30の構成について説明したが、アンテナスイッチ部23、および昇圧回路31における構成も、図3,図4と同様となっている。
次に、本実施の形態における昇圧回路30(,31)の作用について説明する。
制御端子Tx1cLにオン電圧が印加されて、アンテナスイッチ部22がオンとなり、RF信号(送信信号)が送信端子Tx1からアンテナ端子ANTを通過する。
その際、送信信号の一部分が昇圧回路30(,31)に供給される。昇圧回路30(,31)は、その送信電力を取り込み、ダイオード32,33の整流作用によって制御部15から出力される制御電圧よりも高い電圧となる昇圧電圧を出力端子DCgateに発生させ、トランジスタ回路Q1のゲートに印加する。
その結果、トランジスタ回路Q1以外のオフしているトランジスタ回路におけるトランジスタのゲート−ソース間容量Cgsには、より高いアンテナ電圧となり、より深いオフ状態とすることができる。
この場合、損失改善用抵抗となる抵抗36が出力端子DCgateに接続された構成とすることにより入力された送信電力のRF信号経路における抵抗通過が、抵抗36の1個だけとなるので、送信信号の減衰を小さく抑えて挿入損失特性の劣化を防ぐことができる。
図5は、昇圧回路30(,31)のダイオード32(,33)のレイアウト例を示す説明図である。
図5の右側に示すダイオード32(,33)は、図5の左側に示すように、たとえば、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタTのドレイン電極Dとソース電極Sとが共通接続、いわゆるダイオード接続された構成となっている。
そしてドレイン電極Dとソース電極Sとの共通接続部がダイオード32(,33)のカソードとなり、該MOSトランジスタTのゲート電極Gがダイオード32(,33)のアノードとなる。
次に、昇圧回路30(,31)に用いられる抵抗34(〜37)、およびダイオード32(,33)の製造工程について説明する。
図6は、抵抗34(〜37)の断面図を示したものである。
まず、図6に示すように、半絶縁性ガリウムヒ素(GaAs)からなる半導体基板SUB上にGaAsのエピタキシャル層EPを形成し、このエピタキシャル層EPの上面に、バッファ層LY1を形成する。
続いて、バッファ層LY1の上面に、アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)層LY2を形成し、その上面に、n型ガリウムヒ素(GaAs)層LY3を形成する。
そして、図6の右側のアルミニウムガリウムヒ素層LY2、およびn型ガリウムヒ素層LY3をエッチングした後、たとえば、PSG(PhosphoSilicate Glass)/SiOからなる絶縁膜ISを形成する。
絶縁膜IS上において、アルミニウムガリウムヒ素層LY2、n型ガリウムヒ素層LY3LY3をエッチングした位置に、たとえば、WSiNからなる抵抗素子34(〜37)を形成する。
また、図7、図8は、ダイオード32(,33)を構成するMOSトランジスタTの断面図である。
図6に示す抵抗34(〜37)を形成した後、図7に示すように、ソース/ドレイン配線SD1,SD2が配置される位置の絶縁膜ISをエッチングし、メタル配線などによってこのソース/ドレイン配線SD1,SD2を形成する。
そして、図8に示すように、ソース/ドレイン配線SD1,SD2に挟まれた領域において、ゲート配線G1が配置される位置の絶縁膜IS、およびn型ガリウムヒ素層LY3をエッチングし、メタル配線などによってゲート配線G1を形成し、ダイオード32(,33)となるトランジスタが形成される。
それにより、本実施の形態によれば、昇圧回路30,31により、安定した昇圧電圧を発生させながら、アンテナスイッチ16における高調波歪みを大幅に低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、マルチバンド対応の携帯電話システムなどに用いられるアンテナスイッチの例で説明を行ったが、これに限らず、例えば複数バンド(例えば2.4GHz帯、5GHz帯)に対応した無線LAN用アンテナスイッチなどを含め各種無線通信システムに対して同様に適用することが可能である。
本発明は、半導体集積回路装置および高周波モジュールにおけるアンテナスイッチおよびそれを含む携帯電話向け高周波モジュールや無線LAN用のアンテナスイッチなどに適している。
本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールの構成を示すブロック図である。 図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたアンテナスイッチの構成を示すブロック図である。 図2のアンテナスイッチに設けられたアンテナスイッチ部、および昇圧回路の構成を示す説明図である。 図3に示した昇圧回路の構成を示す回路図である。 図4の昇圧回路に用いられるダイオードの一例を示すレイアウト図である。 図4の昇圧回路に用いられる抵抗の製造工程例を示す断面図である。 図4の昇圧回路に用いられるダイオードの製造工程例を示す断面図である。 図7に続く製造工程例を示す断面図である。
符号の説明
1 高周波電力増幅モジュール
2 電力増幅部
3 信号処理部
4〜6 SAWフィルタ
7,8 パワーアンプ
9,10 デュプレクサ
11,12 パワーアンプ
13,14 ローパスフィルタ
15 制御部
16 アンテナスイッチ
17〜21 ローノイズアンプ
At アンテナ
ANT アンテナ端子
Tx1,Tx2 送信端子
Rx2〜Rx4 受信端子
TRx1,TRx5 送受信端子
22〜29 アンテナスイッチ部
30,31 昇圧回路
32,33 ダイオード
34〜37 抵抗
38,39 静電容量素子
Q1 トランジスタ回路
Q11 トランジスタ
Q12 トランジスタ
Q2 トランジスタ回路
Q21 トランジスタ
Q22 トランジスタ
Rd1〜Rd6 抵抗
Rdd1〜Rdd4 抵抗
Rg1〜Rg6 抵抗
Rgg1〜Rgg4 抵抗
C1〜C5 静電容量素子
Tx1cL 制御端子
DCgate 出力端子
Di ダイオード
T トランジスタ
D ドレイン電極
S ソース電極
SUB 半導体基板
EP エピタキシャル層
LY1 バッファ層
LY2 アルミニウムガリウムヒ素層
LY3 n型ガリウムヒ素層
IS 絶縁膜
SD1,SD2 ソース/ドレイン配線
G1 ゲート配線

Claims (6)

  1. アンテナに結合される第1の端子と、
    送信回路に結合される複数の第2の端子と、
    前記第1の端子と複数の前記第2の端子との間にそれぞれ設置され、前記第1の端子と前記第2の端子との接続切り替えを行う切り替え用トランジスタ回路と、
    前記切り替え用トランジスタ回路の制御信号よりも高い昇圧電圧を生成して出力する昇圧回路とを備え、
    前記昇圧回路は、
    前記切り替え用トランジスタ回路の制御信号が入力される制御端子と、
    昇圧電圧を出力する昇圧端子と、
    前記制御端子に制御信号が入力された際に前記切り替え用トランジスタ回路を介して出力される送信信号を取り込み、入力された制御信号の電圧レベルよりも高い昇圧電圧を発生し、前記昇圧端子を介して前記切り替え用トランジスタ回路の制御端子に印加する昇圧部と、
    前記第2の端子と前記昇圧端子との間に接続され、送信信号の電圧減衰を小さくする損失改善用抵抗とよりなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路装置において、
    前記昇圧部は、
    前記第2の端子に、一方の接続部が接続された第1の静電容量素子と、
    一方の接続部が、前記第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第1の抵抗と、
    カソードが、前記第1の抵抗の他方の接続部に接続された第1のダイオードと、
    一方の接続部が、前記第1のダイオードのアノードに接続された第2の静電容量素子と、
    一方の接続部が、前記第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2の抵抗と、
    アノードが、前記第2の抵抗の他方の接続部に接続され、カソードが、前記第2の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2のダイオードと、
    一方の接続部が、前記制御端子、および前記第1のダイオードのアノードに接続され、他方の接続部が、前記昇圧端子に接続された第3の抵抗とよりなり、
    前記損失改善用抵抗は、
    前記第1の静電容量素子の他方の接続部と前記昇圧端子との間に接続されたことを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項1または2記載の半導体集積回路装置において、
    前記送信回路に結合される第2の端子は、
    GSM、PCS、またはDCSの少なくともいずれかの通信方式に用いられる周波数帯の送信信号が入力されることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. アンテナ接続切り替え回路と、
    送信回路から送信信号を受け取り、増幅された送信信号を前記アンテナ接続切り替え回路に供給する高周波電力増幅器と、
    前記アンテナ接続切り替え回路に制御信号を出力し、前記アンテナ接続切り替え回路を制御する制御部とを備え、
    前記アンテナ接続切り替え回路は、
    アンテナに結合される第1の端子と、
    送信回路に結合される複数の第2の端子と、
    前記第1の端子と複数の前記第2の端子との間にそれぞれ設置され、前記第1の端子と前記第2の端子との接続切り替えを行う切り替え用トランジスタ回路と、
    前記切り替え用トランジスタ回路の制御信号よりも高い昇圧電圧を生成して出力する昇圧回路とを備え、
    前記昇圧回路は、
    前記切り替え用トランジスタ回路の制御信号が入力される制御端子と、
    昇圧電圧を出力する昇圧端子と、
    前記制御端子に制御信号が入力された際に前記切り替え用トランジスタ回路を介して出力される送信信号を取り込み、入力された制御信号の電圧レベルよりも高い昇圧電圧を発生し、前記昇圧端子を介して前記切り替え用トランジスタ回路の制御端子に印加する昇圧部と、
    前記第2の端子と前記昇圧端子との間に接続され、送信信号の電圧減衰を小さくする損失改善用抵抗とよりなることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  5. 請求項4記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記昇圧部は、
    前記第2の端子に、一方の接続部が接続された第1の静電容量素子と、
    一方の接続部が、前記第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第1の抵抗と、
    カソードが、前記第1の抵抗の他方の接続部に接続された第1のダイオードと、
    一方の接続部が、前記第1のダイオードのアノードに接続された第2の静電容量素子と、
    一方の接続部が、前記第1の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2の抵抗と、
    アノードが、前記第2の抵抗の他方の接続部に接続され、カソードが、前記第2の静電容量素子の他方の接続部に接続された第2のダイオードと、
    一方の接続部が、前記制御端子、および前記第1のダイオードのアノードに接続され、他方の接続部が、前記昇圧端子に接続された第3の抵抗とよりなり、
    前記損失改善用抵抗は、
    前記第1の静電容量素子の他方の接続部と前記昇圧端子との間に接続されたことを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  6. 請求項4または5記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記送信回路に結合される第2の端子は、
    GSM、PCS、またはDCSの少なくともいずれかの通信方式に用いられる周波数帯の送信信号が入力されることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
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