JP2006303775A - 半導体回路装置および高周波電力増幅モジュール - Google Patents

半導体回路装置および高周波電力増幅モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 SPDTスイッチにおけるスイッチ特性を改善し、高調波歪みを大幅に低減する。
【解決手段】 SPDTスイッチ2において、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1は、2つのゲートが設けられたデュアルゲートFETよりなり、これらトランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1には、ゲート制御電圧供給用抵抗であるR2〜R5,R11〜R14,R20〜R22とは別に新たに設けられたゲート耐電力容量間の抵抗R6,R7,R15,R16,R23,R24がそれぞれ接続されている。これら抵抗R6,R7,R15,R16,R23,R24は、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1におけるゲート−ソース間容量Cgs、ゲート−ドレイン間容量Cgdにかかる電圧Vgs,Vgdの位相が変化させ、それにより高調波歪み量を低減させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、移動体通信機器などに搭載される半導体回路装置に関し、特に送受信信号の歪みの低減に有効な技術に関する。
近年、移動体通信の1つとして、携帯電話が広く普及しており、その機能に対しても多様性が求められている。特に、EGSM(Extend Global System for Mobile Communication)/DSC(Digital Commucation System)/PCS(Personal Communication Services)などの異なる周波数帯域の通信方式を利用できるマルチバンド化に伴い、小型で高性能な送受信切り替え用のSPDT(Sigle−Pole Double−Throw)スイッチが求められている。
このSPDTスイッチにおいては、1)高次高調波、特に2次高調波歪み、および3次高調波歪みの低減、2)低損失、3)チップサイズの縮小、ならびにコストの低減などの要求がある。
これらの要求を満たすためには、半導体デバイスにおける製造プロセスの改善やSPDTスイッチにおける回路技術な改善などが必要である。
たとえば、半導体デバイスそれ自体を改善することにより、SPDTスイッチを構成するFET(Field Effect Transistor)のON抵抗の低減や、スイッチオフ時のアイソレーション特性の向上などを行うことが可能となる。
また、SPDTスイッチにおける回路的な高調波歪みの低減技術として、該SPDTスイッチにおける回路構成を改良することにより、スイッチオフ時の最大許容入力電力を増加させることによって高次高調波を低減させるものが知られている(特許文献1参照)。
これは、SPDTスイッチを構成するFETをマルチゲート化することによって受信機とアンテナとの間に接続されているFETがONすることを防止し、送信機から送られる大電力をアンテナ側に切り替える際に該電力が受信系に漏れることを大幅に低減し、低損失なSPDTスイッチを実現するものである。
特許第3169775号公報
ところが、上記のようなSPDTスイッチにおける高性能化技術では、次のような問題点があることが本発明者により見い出された。
携帯電話のマルチバンド化などの高性能化に伴い、スプリアス信号の抑制などの要求が高くなる傾向にあり、SPDTスイッチの特性向上が今まで以上に望まれており、特に、高調波歪み特性をより改善する技術が高く求められている。
しかし、前記したSPDTスイッチを構成するFETをマルチゲート化では、SPDTスイッチの特性向上の改善が今まで以上に要求された際に、その要求性能を満足することができなくなってしまう恐れがある。
また、プロセス開発によってSPDTスイッチを構成するFETのON抵抗の低減や、スイッチオフ時のアイソレーション特性の向上など場合には、製造プロセスの見直しや再設計などによって開発期間が長期化してしまうことになり、それに伴うコストも大きくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、SPDTスイッチにおけるスイッチ特性を改善し、高調波歪みを大幅に低減することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴については、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の半導体回路装置は、アンテナ(ANT)に結合される第一端子(2a)と、送信回路(6,4,30)もしくは受信回路(8,12)と結合される第二端子(2b、2d)と、上記第一端子と上記第二端子の間に設置され第一端子と第二端子の接続切替を行う切替トランジスタ(Qtx2、Qrx1)と、上記切替トランジスタの制御信号を生成する制御回路(3)に結合される第三端子(2h、2j)と、一方の端子は上記第三端子と結合し他方の端子は上記切替トランジスタの制御端子と結合し第三端子より制御信号を受ける制御信号供給抵抗(R5、R20)と、一方の端子は上記切替トランジスタの入力端子と結合し他方の端子は上記第一抵抗の他方の端子と結合する耐電力用容量素子(C2、C6)を具備し、上記第一抵抗と上記切替トランジスタの制御端子の間に設置され、一方の端子は上記切替トランジスタの制御端子と結合し他方の端子は上記耐電力用容量素子の他方の端子との間に設置される制御端子・耐電力用容量素子間抵抗(R7、R23)を備えたものである。
また、本願のその他の発明の概要を簡単に示す。
本発明の半導体回路装置は、前記接続切り替えを行う切り替え用トランジスタが制御端子を複数持つデュアルゲート型トランジスタよりなるものである。
また、本発明の半導体回路装置は、耐電力用容量素子、制御信号供給抵抗、および制御端子・耐電力用容量素子間抵抗がそれぞれ接続された2以上の前記切り替え用トランジスタが直列接続されたものである。
さらに、本発明の半導体回路装置は、前記制御端子・耐電力用容量素子間抵抗の抵抗値が、200Ω〜400Ωからなるものである。
また、本発明の半導体回路装置は、前記制御端子・耐電力用容量素子間抵抗が半導体チップの配線層以外の層に形成されたものである。
さらに、本発明は、高周波電力増幅モジュールが高周波電力増幅器と前記アンテナ接続切り替えスイッチを含んで構成されたものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
(1)制御端子・耐電力用容量素子間抵抗を設けたことにより、アンテナ接続切り替えスイッチの高周波歪み特性を大幅に改善することができる。
(2)制御端子・耐電力用容量素子間抵抗を設けたアンテナ接続切り替えスイッチを用いて高周波電力増幅モジュールを構成することにより、通信機器などの電子システムの信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールのブロック図、図2は、図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの回路図、図3は、図2のSPDTスイッチにおける高調波歪みのゲート耐電力用量感抵抗の依存性を評価する際の評価回路の一例を示した回路図、図4は、図3の評価回路における評価結果を示した説明図、図5は、図2のSPDTスイッチにおけるゲート−ソース間容量、およびゲート−ドレイン間容量にかかる電圧の位相変化の解析用シミュレーション回路の一例を示した回路図、図6は、図5におけるシミュレーション回路による電圧の位相の変化の測定結果を示した説明図、図7は、図2のSPDTスイッチにおけるデバイスのレイアウト図、図8は、図7のレイアウト図に示した抵抗、およびその近傍の拡大図、図9〜図11は、図8におけるA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。
本実施の形態1において、高周波電力増幅モジュール1は、たとえば、通信システムである携帯電話の送信用電力増幅モジュールである。高周波電力増幅モジュール1は、図1に示すように、SPDTスイッチ2、制御部3、高周波電力増幅器(High Power Amp)4,5、およびローパスフィルタ6,7から構成されている。
SPDTスイッチ2は、制御部3の制御に基づいて送受信する信号の切り替えを行う。このSPDTスイッチ2は、アンテナ用端子2a、送信信号端子2b,2c、受信信号端子2d〜2g、制御端子2h〜2nが備えられている。
アンテナ用端子2aには、信号電波の送受信を行う送受信用アンテナANTが接続されている。送信信号端子2b,2cには、ローパスフィルタ6,7がそれぞれ接続されている。受信信号端子2d〜2gには、受信系回路に設けられたSAW(Surface Acoustic Wave)8〜11がそれぞれ接続されている。
これらSAW8〜11は、圧電体の弾性表面波を利用し、伝播した特定周波数の信号を高周波信号として選び出す。
また、SAW8〜11の後段には、低雑音増幅器であるLNA(Low Noise Amp)12〜15がそれぞれ接続されている。LNA12〜15は、PCS、DSC、GSM(900MHz)、およびGSM(800MHz)における各周波数帯域の受信信号を増幅する。
制御部3は、ベースバンド回路から出力される制御信号によって、SPDTスイッチ2の動作制御を行う。
高周波電力増幅器4は、送信回路30から供給されるPCS/DCSにおける周波数帯域の送信信号を増幅し、高周波電力増幅器5は、送信回路31から供給されるGSMにおける周波数帯域の送信信号を増幅する。ローパスフィルタ6,7は、高周波電力増幅器4,5から出力された送信信号における送信周波帯をそれぞれ通過させる。
図2は、SPDTスイッチ2の一例を示した回路図である。
図示するように、SPDTスイッチ2は、送信信号切り替え部16,17、および受信信号切り替え部18から構成されている。
送信信号切り替え部16は、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qtx1,Qtx2,抵抗R1〜R9、ならびに静電容量素子C1,C2から構成されている。送信信号切り替え部17は、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qtx3,Qtx4、抵抗R10〜R18、ならびに静電容量素子C3,C4から構成されている。また、受信信号切り替え部18は、トランジスタQrx1〜Qrx5,抵抗R19〜R33、および静電容量素子C5,C6から構成されている。
これらトランジスタQtx1,Qtx2,Qtx3,Qtx4,Qrx1〜Qrx5は、たとえば、FETからなる。また、トランジスタQtx1〜Qtx4は、2つのゲートが設けられたデュアルゲートFETよりなり、トランジスタ(切り替え用トランジスタ)Qrx1は、2つのゲートが設けられたマルチゲートFETよりなる。
トランジスタQtx1,Qtx4,Qrx1の一方の接続部、静電容量素子C2,C4,C6の一方の接続部、および抵抗R8,R18,R25の一方の接続部には、アンテナ用端子2aがそれぞれ接続されている。
また、抵抗R1の一方の接続部には、制御端子2hが接続されている。抵抗R1の他方の接続部には、抵抗R2〜R5の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
抵抗R2の他方の接続部には、抵抗R6の一方の接続部、および静電容量素子C2の他方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗R6,R3の他方の接続部には、トランジスタQtx1の2つのゲートがそれぞれ接続されている。
抵抗R5の他方の接続部には、抵抗R7の一方の接続部、および静電容量素子C1の一方の接続部がそれぞれ接続されており、抵抗R4,R7の他方の接続部には、トランジスタQtx2の2つのゲートがそれぞれ接続されている。
トランジスタQtx1の他方の接続部には、トランジスタQtx2の一方の接続部、および抵抗R8,R9の他方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQtx2の他方の接続部、静電容量素子C1の他方の接続部、および抵抗R9の一方の接続部には、送信信号端子2bがそれぞれ接続されている。
抵抗R10の一方の接続部には、制御端子2iが接続されており、該抵抗R10の他方の接続部には、抵抗R11〜R14の一方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗R11の他方の接続部には、抵抗R15の一方の接続部、および静電容量素子C3の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
抵抗R12,R15の他方の接続部には、トランジスタQtx3の2つのゲートがそれぞれ接続されている。抵抗R14の他方の接続部には、抵抗R16の一方の接続部、および静電容量素子C4の一方の接続部がそれぞれ接続されており、抵抗R13,R16の他方の接続部には、トランジスタQtx4の2つのゲートがそれぞれ接続されている。
トランジスタQtx3の他方の接続部には、トランジスタQtx4の一方の接続部、および抵抗R17,R18の他方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタQtx3の一方の接続部、静電容量素子C3の他方の接続部、および抵抗R17の一方の接続部には、送信信号端子2cがそれぞれ接続されている。
また、抵抗R19の一方の接続部には、制御端子2jが接続されており、該抵抗R19の他方の接続部には、抵抗R20〜R22の一方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗R20の他方の接続部には、静電容量素子C6の他方の接続部、および抵抗R23の一方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗R22の他方の接続部には、抵抗R24の一方の接続部、および静電容量素子C5の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
そして、抵抗R23,R21,R24の他方の接続部には、トランジスタQrx1の3つのゲートがそれぞれ接続されている。トランジスタQrx1の他方の接続部には、抵抗R25の他方の接続部、静電容量素子C5の他方の接続部、抵抗R26〜R29の一方の接続部、およびトランジスタQrx2〜Qrx5の一方の接続部がそれぞれ接続されている。
これら抵抗R2〜R5,R11〜R14,R20〜R22は、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1の制御信号供給用抵抗であり、たとえば、十数kΩ程度の抵抗値を有する。静電容量素子C1〜C6は、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1の耐電力用容量素子として用いられる。
また、抵抗R6,R7,R15,R16,R23,R24は、制御信号供給用抵抗とは別に新たに設けられた制御端子・耐電力容量間の抵抗であり、たとえば、200Ω程度〜400Ω程度の抵抗値を有する。
トランジスタQrx2、および抵抗R26の他方の接続部には、受信信号端子2dが接続されており、トランジスタQrx3、および抵抗R27の他方の接続部には、受信信号端子2eが接続されている。
トランジスタQrx4、および抵抗R28の他方の接続部には、受信信号端子2fが接続されており、トランジスタQrx5、および抵抗R29の他方の接続部には、受信信号端子2gが接続されている。
また、トランジスタQrx2〜Qrx5のゲートには、抵抗R30〜R33の一方の接続部がそれぞれ接続されており、これら抵抗R30〜R33の他方の接続部には、制御端子2k〜2nがそれぞれ接続されている。
SPDTスイッチ2は、最大約34dBm程度の大電力の切り替えを行う。よって、SPDTスイッチ2においてオフしているトランジスタのドレイン/ソース間にはたとえば、15V程度ものRF(高周波)電圧が加わることになる。
そのため、SPDTスイッチ2から発生する歪みは、ON状態のトランジスタよりもオフ状態のトランジスタ(たとえば、送信信号端子2cからアンテナANTに送信信号が通過する場合には、トランジスタQtx3,Qtx4がON、トランジスタQtx1,Qtx2がOFF)からの発生が多いことになる。
図3は、図2のSPDTスイッチ2において、トランジスタQtx1,Qtx2がOFFで、トランジスタQtx3,Qtx4がON時のトランジスタQtx1,Qtx2から発生する高調波歪みのゲート耐電力用量感抵抗の依存性を評価する際の評価回路である。
図3において、点線で示す領域内の回路は、図2の右上側のアンテナ用端子2aと送信信号端子2bとの間に接続された回路と同じ構成からなる。
ここでは、トランジスタQtx1,Qtx2をOFFするために、チョークコイルCCを介して電源電圧Vd(約4.0V程度)を印加し、トランジスタQtx1,Qtx2のゲートには制御電圧Tx1c(たとえば、0V程度)を印加している。
また、抵抗R1は約5kΩ程度、抵抗R2〜R5は約15kΩ程度、抵抗R8,R9は約30kΩ程度の抵抗値をそれぞれ有しており、静電容量素子C1,C2は約2.4pF程度の静電容量値をそれぞれ有しているものとする。
トランジスタQtx1,Qtx2は、ピンチオフ電圧Vth(たとえば、Vth=−1.0V程度)以下にバイアスされていることになり、該トランジスタQtx1,Qtx2はOFFとなる。
そして、図3の評価回路において、送信信号端子2c(図2)側から送信信号を入力し、送受信アンテナANT側の高調波歪みを実測する。
図4は、図3に示した評価回路における評価結果を示した説明図である。
図4において、横軸はゲート耐電力容量抵抗R6,R7の抵抗値、縦軸は高調波歪みの実測値をそれぞれ示したものである。評価条件は、周波数1.88GHz程度、入力電力34dBm程度、印加電圧Vd=4V、制御端子2hの印加電圧=0V程度である。
この場合、図示するように、抵抗R6,R7の抵抗値が約100Ω程度〜約300Ω程度の範囲で、該抵抗R6,R7がない場合(≒0Ω)に比べて、2HD(2nd Harmonic wave Distortion:第二高調波歪み)、3HD(3rd Harmonic wave Distortion:第三高調波歪み)の高調波歪みが改善されている。
たとえば、高調波歪みの改善が最も大きい、抵抗R6,R7の抵抗値が約200Ω程度では、2HD、3HD共に約7dB程度の改善がされていることになる。
また、オフ状態のトランジスタから発生する高調波は、該トランジスタの非線形成分、特に、ゲート−ソース間容量Cgs、ゲート−ドレイン間容量Cgdから発生した歪みの和と考えられる。
よって、ゲート−ソース間容量Cgs、ゲート−ドレイン間容量Cgdにかかる電圧Vgs,Vgdの位相が変化すれば、高調波歪み量も変化することになる。
そこで、非線形シミュレーションによって、ゲート−ソース間容量Cgs、およびゲート−ドレイン間容量Cgdにかかる電圧の位相変化を解析した。
図5は、ゲート−ソース間容量Cgs、およびゲート−ドレイン間容量Cgdにかかる電圧の位相変化を解析するために用いたシミュレーション回路の一例を示したものである。
SPDTスイッチ2を構成するデュアルゲートFETからなるトランジスタは、シングルゲートFETの2段接続と考えられるので、基本となるシングルゲートFETからなるトランジスタTsのゲート−ソース間容量Cgs、ならびにゲート−ドレイン間容量Cgdにかかる電圧Vgs,Vgdの位相を求めた。
この場合、トランジスタTsの一方の接続部(ドレイン)には、送信信号端子2cが接続されており、該トランジスタTsの両接続部には、ソース/ドレイン間抵抗Rsdが接続されている。
トランジスタTsのゲートには、ゲート耐電力容量間抵抗Rgの一方の接続部が接続されている。ゲート耐電力容量間抵抗Rgの他方の接続部には、ゲート制御電圧供給用抵抗Rgcの一方の接続部、耐電力容量Cpの一方の接続部がそれぞれ接続されており、耐電力容量Cpの他方の接続部には、トランジスタTsの一方の接続部が接続されている。
トランジスタTsの他方の接続部(ソース)には、約51pF程度の静電容量素子、および約50Ω程度の抵抗がそれぞれ接続されている。
図6は、図5における電圧の位相の変化の測定結果を示した説明図である。
図6において、横軸はゲート耐電力容量抵抗Rgの抵抗値、左側の縦軸は、3HDの高調波歪みの実測値、右側の縦軸は、トランジスタTsにおける電圧Vgsと電圧Vgdとの位相差をそれぞれ示したものである。
図示するように、抵抗Rgの抵抗値が約100Ω程度〜約300Ω程度の範囲で、該抵抗Rgがない場合に比べて、3HDの高調波歪みが改善されており、電圧Vgs,電圧Vgdの位相差も最も少なくなっている。
また、抵抗Rgが約200Ω程度の抵抗値の際に、高調波歪みの改善と電圧Vgs,電圧Vgdの位相差が最も少なくなるピークとが相関しており、それらが一致していることがわかる。
この場合も、抵抗Rgの抵抗値が約200Ω程度において、高調波歪みと電圧Vgs,電圧Vgdの位相差とがそれぞれ約7dB程度の改善されていることになる。
図7は、SPDTスイッチ2におけるレイアウト図である。
図7の中央部左側には、上方から下方にかけてトランジスタQtx3,Qtx4がそれぞれレイアウトされており、右側には、上方から下方にかけてトランジスタQtx2,Qtx1がそれぞれレイアウトされている。
トランジスタQtx3とトランジスタQtx2との間には、左側から右側にかけて抵抗R12,R11,R5,R4がそれぞれレイアウトされており、トランジスタQtx4とトランジスタQtx1との間には、左側から右側にかけて抵抗R13,R14,R16,R6,R1,R3がそれぞれレイアウトされている。
また、抵抗R11,R12の上方には、抵抗R15がレイアウトされており、抵抗R51,R4の上方には、抵抗R7がレイアウトされている。トランジスタQtx3,Qtx4の左側には、抵抗R17,R18がそれぞれレイアウトされており、トランジスタQtx2,Qtx1の右側には、抵抗R9,R8がそれぞれレイアウトされている。
さらに、トランジスタQtx3,Qtx2の上方には、静電容量素子C3,C1がそれぞれレイアウトされており、トランジスタQtx4,Qtx1の下方には、静電容量素子C4,C2がそれぞれレイアウトされている。
静電容量素子C3,C1の上方には、左側から右側にかけて、送信信号端子2c、制御端子2i,2h、および送信信号端子2bがそれぞれ位置しており、トランジスタQtx1右下方には、アンテナ用端子2aがレイアウトされている。
図8は、図7に示した抵抗R13,R14,R16およびその近傍のレイアウト拡大図である。
図8の下方には、トランジスタQtx4に接続されるソース/ドレイン配線H1が位置しており、このソース/ドレイン配線H1は、アンテナ用端子2aに接続される。ソース/ドレイン配線H1の上方には、該ソース/ドレイン配線H1と接続されるように静電容量素子C4がレイアウトされている。
静電容量素子C4の左側には、一方の接続部がゲート配線G2を介してトランジスタQtx4の第2ゲートと接続され、他方が該静電容量素子C4と接続される抵抗R16がレイアウトされている。
この抵抗R16の上方には、該抵抗R16、および静電容量素子C4に接続された抵抗R14がレイアウトされており、該抵抗R14の左側には、トランジスタQtx4の第1ゲートに接続されるゲート配線G1が接続される抵抗R13がレイアウトされている。
また、抵抗R13,R14の他方の接続は共通接続されて制御端子2iに接続されている。抵抗R13,R14の左上方には、トランジスタQtx4に接続されるソース/ドレイン配線H2が形成されている。
図9〜図11は、図8におけるA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。
図9に示すように、半絶縁性ガリウムヒ素(GaAs)からなる基板19上にGaAsのエピタキシャル層20が形成されており、該エピタキシャル層20の上面には、バッファ層21が形成されている。
そして、バッファ層21の上面には、アルミニウムガリウムヒ素(AlGaAs)層22が形成されており、その上面には、n型ガリウムヒ素(GaAs)層23が形成されている。
そして、図9の右側のAlGaAs層22、およびn型GaAs層23をエッチングした後、PSG(PhosphoSilicate Glass)/SiOからなる絶縁膜24を形成する。
そして、絶縁膜24上において、AlGaAs層22、およびn型GaAs層23をエッチングした位置に、たとえば、WSiNからなる抵抗R13を形成する。ここでは、抵抗R13のみを示しているが、抵抗R14や抵抗R16などのその他の抵抗も同様に形成される。
続いて、図10に示すように、ソース/ドレイン配線H1,H2が配線される位置の絶縁膜24をエッチングし、メタル配線などによって該ソース/ドレイン配線H1,H2を形成する。
そして、図11に示すように、ソース/ドレイン配線H1,H2に挟まれた領域において、第1ゲートと第2ゲートとが配線される位置の絶縁膜24をエッチングし、同じくメタル配線などによって該第1ゲート、および第2ゲートに接続されるゲート配線G1,G2をそれぞれ形成する。
それにより、本実施の形態によれば、制御信号供給用抵抗とは別に新たに設けられた制御端子・耐電力容量間の抵抗R6,R7,R15,R16,R23,R24を設けることにより、SPDTスイッチ2における高調波歪みを大幅に低減することができ、信頼性を向上させることができる。
また、高調波歪みを大幅に低減したSPDTスイッチ2を用いて高周波電力増幅モジュール1を構成することにより、該高周波電力増幅モジュール1を低コスト化、および小型化を実現することができる。
さらに、本実施の形態では、図2に示すように、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1の耐電力容量として用いられる静電容量素子C1〜C6が接続されたゲートにのみゲート耐電力容量間の抵抗R6,R7,R15,R16,R23,R24を接続した構成としたが、たとえば、図12に示すように、トランジスタQtx1〜Qtx4,Qrx1のすべてのゲートにゲート耐電力容量間の抵抗R6,R6a,R7,R7a,R15,R15a,R16,R16a,R23,R23a,R24,R24aを接続するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、通信システムの送信用電力増幅モジュールである高周波電力増幅モジュールにSPDTスイッチ2(図1)を用いた構成としたが、たとえば、図13に示すように、RFモジュール25にSPDTスイッチ2を設けるようにしてもよい。
RFモジュール25は、図示するように、SPDTスイッチ2、高周波電力増幅回路26、RF処理部27、およびベースバンド回路28などからなるモジュールである。
高周波電力増幅回路26は、送信信号を増幅する。RF処理部27は、受信信号の復調、および送信信号の変調を行う。このRF処理部27は、受信信号を増幅するアンプであるローノイズアンプ27aを含む。
ベースバンド回路28は、送信データをI信号、Q信号に変換したりRF処理部27やSPDTスイッチ2を制御する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
たとえば、本実施の形態では、SPDTスイッチ2(図2)がアンテナ用端子2a、2つの送信信号端子2b,2c、および4つの受信信号端子2d〜2gをそれぞれ備えた場合について記載したが、該SPDTスイッチの構成はこれ以外でもよく、たとえば、図14に示すように、アンテナ用端子2aと2つの送信信号端子2b,2cとを有する構成、あるいは図15に示すように、アンテナ用端子2a、2つの送信信号端子2b,2c、ならびに1つの受信信号端子2pを有する個性などであってもよい。
図14に示すSPDTスイッチ2は、図2における送信信号切り替え部16,17と同様の回路構成かなり、図15に示すSPDTスイッチ2は、図2における送信信号切り替え部16,17と受信信号切り替え部18のトランジスタQrx2〜Qrx5、抵抗R26〜R33を含まない回路と同様の回路構成からなっており、説明は省略する。
本発明は、携帯電話などの通信システムに用いられるSPDTスイッチにおける高調波の歪みの低減化技術に適している。
本発明の一実施の形態による高周波電力増幅モジュールのブロック図である。 図1の高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの回路図である。 図2のSPDTスイッチにおける高調波歪みのゲート耐電力用量感抵抗の依存性を評価する際の評価回路の一例を示した回路図である。 図3の評価回路における評価結果を示した説明図である。 図2のSPDTスイッチにおけるゲート−ソース間容量、およびゲート−ドレイン間容量にかかる電圧の位相変化の解析用シミュレーション回路の一例を示した回路図である。 図5におけるシミュレーション回路による電圧の位相の変化の測定結果を示した説明図である。 図2のSPDTスイッチにおけるデバイスのレイアウト図である。 図7のレイアウト図に示した抵抗、およびその近傍の拡大図である。 図8のA−A’断面におけるプロセスフローを示した断面図である。 図9に続くプロセスフローを示した断面図である。 図10に続くプロセスフローを示した断面図である。 本発明の他の実施の形態による高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの一例を示した回路図である。 本発明の他の実施の形態によるRFモジュールのブロック図である。 本発明の他の実施の形態による高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの一例を示した回路図である。 本発明の他の実施の形態による高周波電力増幅モジュールに設けられたSPDTスイッチの他の例を示した回路図である。
符号の説明
1 高周波電力増幅モジュール
2 SPDTスイッチ
2a アンテナ用端子
2b,2c 送信信号端子
2d〜2g 受信信号端子
2h〜2n 制御端子
2p 受信信号端子
3 制御部
4,5 高周波電力増幅器
6,7 ローパスフィルタ
8〜11 SAW
12〜15 LNA
16,17 送信信号切り替え部
18 受信信号切り替え部
19 基板
20 エピタキシャル層
21 バッファ層
22 アルミニウムガリウムヒ素層
23 n型ガリウムヒ素層
24 絶縁膜
25 RFモジュール
26 高周波電力増幅回路
27 RF処理部
27a ローノイズアンプ
28 ベースバンド回路
30 送信回路(PCS/DCS)
31 送信回路(GSM)
ANT 送受信用アンテナ
Qtx1〜Qtx4 トランジスタ(切り替え用トランジスタ)
Qrx1 トランジスタ(切り替え用トランジスタ)
Qrx2〜Qrx5 トランジスタ
R1 抵抗
R2〜R5 抵抗(ゲート制御電圧供給抵抗)
R6,R6a 抵抗(ゲート耐電力容量間抵抗)
R7,R7a 抵抗(ゲート耐電力容量間抵抗)
R8〜R10 抵抗
R11〜R14 抵抗(ゲート制御電圧供給抵抗)
R15,R15a 抵抗(ゲート耐電力容量間抵抗)
R16,R16a 抵抗(ゲート耐電力容量間抵抗)
R17〜R19 抵抗
R20〜R22 抵抗(ゲート制御電圧供給抵抗)
R23,R24 抵抗(ゲート耐電力容量間抵抗)
R25〜R33 抵抗
C1〜C6 静電容量素子(耐電力用容量素子)
Ts トランジスタ
Rsd ソース/ドレイン間抵抗
H1,H2 ソース/ドレイン配線
G1,G2 ゲート配線
CC チョークコイル

Claims (10)

  1. アンテナに結合される第一端子と、
    信号処理回路と結合される第二端子と、
    前記第一端子と前記第二端子の間に設置され前記第一端子と前記第二端子の接続切替を行う切替トランジスタと、
    前記切替トランジスタの制御信号を生成する制御回路に結合される第三端子と、
    一方の端子は前記第三端子と結合し他方の端子は前記切替トランジスタの制御端子と結合し第三端子より制御信号を受ける第一抵抗と、
    一方の端子は前記切替トランジスタの入力端子と結合し他方の端子は前記第一抵抗の他方の端子と結合する耐電力用容量素子とを具備し、
    前記第一抵抗と前記切替トランジスタの制御端子の間に設置され、一方の端子は前記切替トランジスタの制御端子と結合し他方の端子は前記耐電力用容量素子の他方の端子との間に設置される第二抵抗を備えることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  2. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記切替トランジスタは制御端子を複数持つマルチゲート電界効果型トランジスタであることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  3. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記切替トランジスタを2以上含み、前記切替トランジスタはそれぞれに前記第一抵抗、前記第二抵抗、前記耐電力用容量素子が結合され、
    前記切替トランジスタは従属接続されていることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  4. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記第二抵抗の抵抗値は200Ωから400Ωの間であることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  5. 請求項1記載の半導体回路装置において、
    前記半導体回路装置は半導体基板上に形成され、前記第二抵抗は配線層以外の層に形成されることを特徴とする移動体通信機器に用いられる半導体回路装置。
  6. 第一端子と、
    第二端子と、
    前記第一端子と前記第二端子の間に設置され前記第一端子と前記第二端子の接続切替を行う切替トランジスタと、
    前記切替トランジスタの制御信号を生成する制御回路に結合される第三端子と、
    一方の端子は前記第三端子と結合し他方の端子は前記切替トランジスタの制御端子と結合し第三端子より制御信号を受ける第一抵抗と、
    一方の端子は前記切替トランジスタの入力端子と結合し他方の端子は前記第一抵抗の他方の端子と結合する耐電力用容量素子と、
    前記第一抵抗と前記切替トランジスタの制御端子の間に設置され、一方の端子は前記切替トランジスタの制御端子と結合し他方の端子は前記耐電力用容量素子の他方の端子との間に設置される第二抵抗とを具備するアンテナ接続切替回路と、
    更に送信回路から送信信号を受取り増幅された前記送信信号を前記第二端子に供給する高周波電力増幅器とを具備することを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  7. 請求項6記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切替回路に含まれる切替トランジスタは制御端子を複数持つマルチゲート電界効果型トランジスタであることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  8. 請求項6記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切替回路は前記切替トランジスタを2以上含み、前記切替トランジスタはそれぞれに前記第一抵抗、前記第二抵抗、前記耐電力用容量素子が結合され、前記切替トランジスタは従属接続されていることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  9. 請求項6記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切替回路に含まれる前記第二抵抗の抵抗値は200Ωから400Ωの間であることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
  10. 請求項6記載の高周波電力増幅モジュールにおいて、
    前記アンテナ接続切替回路は半導体基板上に形成され、前記第二抵抗は配線層以外の層に形成されることを特徴とする高周波電力増幅モジュール。
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