JP2008202423A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止可能な内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】低圧EGR通路11と、高圧EGR通路12と、を備えた内燃機関1に適用され、ECU20は内燃機関1の運転状態に応じてEGRモードを、低圧EGR通路11のみを介して排気を還流するLPLモード、高圧EGR通路12のみを介して排気を還流するHPLモード、及び両方のEGR通路11、12を介して排気を還流するMPLモードに切り替え、内燃機関1の運転状態に応じて設定される目標過給圧と内燃機関1の過給圧とに基づいてターボ過給機7の異常の有無を診断する内燃機関の制御装置において、EGRモードの切り替え後にターボ過給機7の異常の有無の診断を禁止する診断禁止期間が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ターボ過給機のタービンより下流の排気通路とターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路を連通する低圧EGR通路及びタービンより上流の排気通路とコンプレッサより下流の吸気通路を連通する高圧EGR通路と、ターボ過給機の異常の有無を診断する診断手段と、を備えた内燃機関の制御装置に関する。
ターボ過給機のタービンより下流の排気通路とターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路を連結する低圧排気ガス再循環通路と、タービンより上流の排気通路とコンプレッサより下流の吸気通路を連結する高圧排気ガス再循環通路とを備え、機関要求負荷に基づいて低圧排気ガス再循環通路を流れる排気の量及び高圧排気ガス再循環通路を流れる排気の量が制御される内燃機関が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2、3が存在する。
特開2005−076456号公報 特開2004−027897号公報 特開平11−229885号公報
内燃機関に組み込まれているターボ過給機の異常の有無を診断する方法として、内燃機関の運転状態に応じて設定される目標過給圧と、実際の内燃機関の過給圧(以下、実過給圧と称することがある。)とを比較することによって診断する方法が知られている。この方法では、例えば内燃機関の運転状態が変化して排気量が減少するときに設定された目標過給圧よりも実過給圧が高い場合にターボ過給機に異常が有ると診断する。
特許文献1に記載されている内燃機関のように、タービンより下流の排気通路とコンプレッサより上流の吸気通路を接続する低圧EGR通路及びタービンより上流の排気通路とコンプレッサより下流の吸気通路を接続する高圧EGR通路を備え、内燃機関の運転状態に応じてこれらEGR通路を流れる排気の量をそれぞれ制御する内燃機関では、各EGR通路を流れる排気量を変化させた場合に内燃機関からの排気量が減少してもタービンに流入する排気量が減少せず、実過給圧が目標過給圧より高くなる場合がある。例えば、高圧EGR通路のみを使用して排気を吸気通路に還流させていた状態から低圧EGR通路のみを使用して排気を還流させる状態に変化させる場合、内燃機関からの排気量が減少しても高圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気を減少させたことによってタービンに流入する排気量が増加し、実過給圧が上昇するおそれがある。このような場合、ターボ過給機に異常が有ると誤って診断される。
そこで、本発明は、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の内燃機関の制御装置は、ターボ過給機のタービンより下流の排気通路と前記ターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、を備えた内燃機関に適用され、前記内燃機関の運転状態に応じて排気通路から吸気通路に排気の一部を還流するEGRモードを、前記低圧EGR通路のみを介して排気を還流する低圧EGRモード、前記高圧EGR通路のみを介して排気を還流する高圧EGRモード、及び前記低圧EGR通路及び前記高圧EGR通路の両方の通路を介して排気を還流する混合EGRモードのいずれかに切り替えるEGR制御手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標過給圧と前記内燃機関の過給圧とに基づいて前記ターボ過給機の異常の有無を診断する診断手段と、を備えた内燃機関の制御装置において、前記診断手段は、前記EGR制御手段にてEGRモードが切り替えられた場合、EGRモードの切り替え後に前記ターボ過給機の異常の有無の診断を禁止する診断禁止期間を設けることにより、上述した課題を解決する(請求項1)。
本発明の第1の制御装置によれば、EGR制御手段によるEGRモードの切り替え後に診断禁止期間を設けたので、EGRモードの切り替えによって内燃機関の過給圧、すなわち実過給圧が目標過給圧より高くなってもそれによってターボ過給機に異常が有ると診断されることを防止できる。そのため、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
本発明の第1の制御装置の一形態においては、前記診断禁止期間として、前記EGRモードが切り替えられてから前記EGRモードの切り替えに起因して発生した吸気通路に還流される排気の流量の変動が収まるまでの期間が設定されてもよい(請求項2)。このように診断禁止期間を設定することにより、診断手段によって異常の有無が誤って診断されることを防止しつつ診断手段による診断の無駄な禁止を防止できる。そのため、診断手段によるターボ過給機の異常の有無の診断を速やかに再開することができる。
本発明の第2の内燃機関の制御装置は、ターボ過給機のタービンより下流の排気通路と前記ターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、を備えた内燃機関に適用され、前記内燃機関の運転状態に応じて排気通路から吸気通路に排気の一部を還流するEGRモードを、前記低圧EGR通路のみを介して排気を還流する低圧EGRモード、前記高圧EGR通路のみを介して排気を還流する高圧EGRモード、及び前記低圧EGR通路及び前記高圧EGR通路の両方の通路を介して排気を還流する混合EGRモードのいずれかに切り替えるEGR制御手段と、前記内燃機関の過給圧が前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標過給圧より高いと判断した場合に前記ターボ過給機に異常が有ると診断する診断手段と、を備えた内燃機関の制御装置において、前記EGR制御手段にてEGRモードが切り替えられた場合、このEGRモードの切り替え後から所定期間、前記内燃機関の過給圧を前記目標過給圧以下に調整する過給圧調整手段を備えていることにより、上述した課題を解決する(請求項3)。
本発明の第2の制御装置によれば、EGRモードの切り替え後から所定期間は過給圧調整手段によって実過給圧が目標過給圧以下に調整されるので、診断手段によってターボ過給機に異常が有ると診断されることはない。そのため、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
本発明の第2の制御装置の一形態において、前記ターボ過給機は、前記タービンの入口部分の流路断面積を変更可能な可変ノズルを備え、前記過給圧調整手段は、前記内燃機関の過給圧が前記目標過給圧以下に調整されるように前記可変ノズルの開度を調整してもよい(請求項4)。周知のように可変ノズルの開度を調整してタービンの入口部分の流路断面積を変更することにより実過給圧を変更できるので、これにより実過給圧を目標過給圧以下に調整してもよい。例えば、EGRモードの切り替えによって高圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気量が減少するとタービンに流入する排気量が増加するが、このときに可変ノズルの開度を調整してタービンの入口部分の流路断面積を大きくすることによりタービンに流入する排気の速度を低下させて実過給圧の上昇を抑えることができる。そのため、診断手段が異常の有無を誤って診断することを防止できる。
本発明の第2の制御装置の一形態において、前記内燃機関は、前記低圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を調整可能な低圧EGR弁と、前記高圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を調整可能な高圧EGR弁と、をさらに備え、前記過給圧調整手段は、前記EGR制御手段がEGRモードを前記低圧EGRモードから前記混合EGRモードに切り替える所定のEGR切替条件が成立したか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定のEGR切替条件が成立したと判断された場合、前記EGR制御手段により前記低圧EGR弁が閉じ側に制御されるよりも前に前記高圧EGR弁を開き側に制御する先行開弁手段と、を備えていてもよい(請求項5)。混合EGRモードでは低圧EGR通路及び高圧EGR通路の両方のEGR通路を介して吸気通路に排気を還流させるが、低圧EGRモードから混合EGRモードへの切り替え時に高圧EGR弁の開く時期に遅れが生じたり、その開度が小さいとタービンに流入する排気量が増加して実過給圧が上昇するおそれがある。この形態では、低圧EGRモードから混合EGRモードに切り替える際、低圧EGR弁が閉じ側に制御される前に高圧EGR弁を開き側に制御するので、タービンに流入する排気の量を予め低下させることできる。そのため、EGRモードの切り替え後における実過給圧の上昇を抑え、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
本発明の第2の制御装置の一形態においては、前記所定期間として、前記EGRモードが切り替えられてから前記EGRモードの切り替えに起因して発生した吸気通路に還流される排気の流量の変動が収まるまでの期間が設定されてもよい(請求項6)。このように所定期間を設定することにより、EGRモードの切り替えに起因する実過給圧の上昇のみを過給圧調整手段によって抑えることができる。そのため、ターボ過給機に異常が有る場合はその異常を速やかに発見することができる。
以上に説明したように、本発明の第1の制御装置によれば、EGRモードの切り替え後に診断禁止期間が設けられるので、EGRモードの切り替えによって実過給圧が目標過給圧よりも高くなっても、それによってターボ過給機に異常が有ると診断されることを防止できる。そのため、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。また、本発明の第2の制御装置によれば、EGRモードの切り替え後の所定期間は、過給圧調整手段によって実過給圧が目標過給圧以下に調整されるので、ターボ過給機の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
(第1の形態)
図1は本発明の第1の形態に係る制御装置が組み込まれた内燃機関の要部を示している。図1の内燃機関(以下、エンジンと称することがある。)1は、自動車などの車両に走行用動力源として搭載されるディーゼルエンジンであり、複数(図1では4つ)の気筒2と、各気筒2にそれぞれ接続される吸気通路3及び排気通路4とを備えている。吸気通路3には、吸気量に応じた信号を出力するエアフローメータ5と、吸気量を調整するためのスロットルバルブ6と、ターボ過給機7のコンプレッサ7aと、吸気を冷却するためのインタークーラ8とが設けられている。排気通路4には、ターボ過給機7のタービン7bと、排気を浄化するための排気浄化装置9と、排気通路4を流れる排気の流量を調整可能なエキゾーストリターダ30とが設けられている。排気浄化装置9としては、例えば排気中の粒子状物質を捕集するパティキュレートフィルタなどが設けられる。ターボ過給機7は、タービン7bの入口部分の流路断面積を変更可能な可変ノズル(不図示)を備えている。なお、ターボ過給機7はコンプレッサ7aとタービン7bとが一体回転するように構成される周知のターボ過給機であるが、図1では図示の便宜のためにコンプレッサ7aとタービン7bとを分離して示した。
エンジン1は排気通路4から排気の一部を吸気通路3に還流させるための排気還流装置10を備えている。排気還流装置10は、排気浄化装置9より下流、すなわちタービン7bより下流の排気通路4とコンプレッサ7aより上流の吸気通路3とを接続する低圧EGR通路11と、タービン7bより上流の排気通路4とインタークーラ8より下流、すなわちコンプレッサ7aより下流の吸気通路3とを接続する高圧EGR通路12とを備えている。低圧EGR通路11には、排気を冷却するためのEGRクーラ13と、低圧EGR通路11を介して吸気通路3に還流される排気(以下、低圧EGRガスと称することがある。)の流量を調整するための低圧EGR弁14が設けられている。高圧EGR通路12には、高圧EGR通路12を介して吸気通路3に還流される排気(以下、高圧EGRガスと称することがある。)の流量を調整するための高圧EGR弁15が設けられている。なお、以下では低圧EGRガスと高圧EGRガスを特に区別する必要がない場合は、単にEGRガスと称する。
低圧EGR弁14、高圧EGR弁15、及びターボ過給機7の可変ノズルのそれぞれの動作は、エンジンコントロールユニット(ECU)20にて制御される。ECU20は、マイクロプロセッサ及びその動作に必要なROM、RAM等の周辺機器を含んだコンピュータとして構成され、エンジン1に設けられている各種センサからの出力信号を参照してエンジン1の運転状態を制御する周知のコンピュータユニットである。ECU20は、例えばエンジン1の運転状態に基づいて各気筒2に供給すべき燃料量を算出し、その算出した燃料量の燃料が各気筒2に供給されるように各気筒2に設けられた不図示のインジェクタの動作を制御する。ECU20には、各種センサとしてエンジン1のクランク角度に対応して信号を出力するクランク角センサ21、エンジン1の過給圧(以下、実過給圧と称することがある。)に対応した信号を出力する過給圧センサ22、及びアクセル開度に対応した信号を出力するアクセル開度センサ23などが接続される。また、エアフローメータ5もECU20に接続されている。
エンジン1では、排気通路4から吸気通路3に排気を還流させるための複数種類のEGRモードがエンジン1の運転状態に対応付けられて設定されている。EGRモードとしては、低圧EGR通路11のみを介して排気を吸気通路3に還流する低圧EGRモードとしてのロープレッシャーループ(LPL)モード、高圧EGR通路12のみを介して排気を吸気通路3に還流する高圧EGRモードとしてのハイプレッシャーループ(HPL)モード、及び低圧EGR通路11及び高圧EGR通路12の両方のEGR通路を介して排気を吸気通路3に還流する混合EGRモードとしてのMPLモードが設定されている。図2は、これら各EGRモードとエンジン1の運転状態との対応関係の一例を示す図である。ECU20は、吸気通路3への排気の還流を行う場合、図2の対応関係を参照し、エンジン1の運転状態を示す回転数及び負荷に応じてLPLモード、MPLモード、又はHPLモードのいずれかのEGRモードを選択する。また、エンジン1の運転状態の変化に応じてEGRモードを切り替える。このようにEGRモードを切り替えることにより、ECU20が本発明のEGR制御手段として機能する。なお、LPLモードは、高圧EGR弁15が全閉に維持されるとともに低圧EGR弁14が開けられることにより実行される。HPLモードは、低圧EGR弁14が全閉に維持されるとともに高圧EGR弁15が開けられることにより実行される。MPLモードは、低圧EGR弁14及び高圧EGR弁15の両方が開けられることにより実行される。これら各EGRモードにおける低圧EGR弁14及び高圧EGR弁15のそれぞれの開度は、エンジン1の運転状態に応じてECU20が適切な値に調整する。なお、図2に示した関係は、予め実験又は数値計算などにより求めてECU20のROMにマップとして記憶させておく。
また、ECU20は、エンジン1の運転状態に応じて目標過給圧を設定し、実過給圧が設定した目標過給圧になるようにターボ過給機7の可変ノズルの開度などを調整する。目標過給圧の設定は、例えば図3に一例を示した関係に基づいて行えばよい。図3に示した関係は予め実験又は数値計算などにより求め、ECU20のROMにマップとして記憶させておく。ECU20は、このマップを参照して目標過給圧を設定すればよい。この他、ECU20は、エンジン1が低中速域で運転されている場合にエンジン1の過給圧の立ち上がり特性などが向上するように可変ノズルの開度を制御したり、エンジン1が高回転域で運転されている場合にエンジン1の燃費及び出力が向上するように可変ノズルの開度を制御する。以下では、ECU20による可変ノズルのこれらの制御を通常制御と称する。
さらに、ECU20は、エンジン1の過給圧と目標過給圧とに基づいてターボ過給機7の異常の有無を診断する。ECU20は、例えばエンジン1の過給圧が目標過給圧よりも高くなった場合にターボ過給機7に異常が有ると判定する。このようにターボ過給機7の異常の有無を診断することにより、ECU20が本発明の診断手段として機能する。
EGRモードの切り替えが行われた場合、実過給圧が目標過給圧より高くなることがある。図4は、EGRモードをHPLモードからMPLモードに切り替えたときの実過給圧と目標過給圧のそれぞれの時間変化の一例を示している。なお、図4の破線L1が実過給圧を、線L2が目標過給圧をそれぞれ示している。図4に示したようにHPLモードからMPLモードへの切り替えが行われる場合は、低圧EGR弁14が開弁されるとともにその低圧EGR弁14の開弁によって増加するEGRガス量を調整するべく高圧EGR弁15が閉じ側に制御されるので、タービン7bに流入する排気流量が増加して実過給圧が上昇し、目標過給圧より高くなる。この場合、ECU20はターボ過給機7に異常が無くてもターボ過給機7に異常が有ると誤った判定が行われることになる。そこで、EGRモードの切り替え時における誤判定を防止するべくECU20は、図5に示した診断許可判定ルーチンをエンジン1の運転中に所定の周期で繰り返し実行する。
図5のルーチンにおいてECU20は、まずステップS11においてエンジン1の運転状態を取得する。エンジン1の運転状態としては回転数、負荷、吸気量、アクセル開度、及び実過給圧などが取得される。なお、回転数はクランク角センサ21の出力信号に基づいて取得され、負荷は吸気量又はECU20が算出した燃料量に基づいて取得される。続くステップS12においてECU20は、エンジン1の回転数、アクセル開度、及び燃料量に基づいてエンジン1が加速中又は減速中などの過渡状態か否か判断する。エンジン1が過渡状態であると判断した場合はステップS13に進み、ECU20は実過給圧がエンジン1の運転状態に応じて設定した目標過給圧より高いか否か判断する。
実過給圧が目標過給圧より高いと判断した場合はステップS14に進み、ECU20は今回のルーチンを実行している時点が診断禁止期間Ta(図4参照)内か否か判断する。診断禁止期間Taとしては、例えばEGRモードの切り替えが行われてからそのEGRモードの切り替えに起因して発生した低圧EGRガスの流量変動及び高圧EGRガスの流量変動がそれぞれ収まるまでの期間が設定される。なお、このような期間は、低圧EGR通路11の長さ及び断面積、高圧EGR通路12の長さ及び断面積、及びEGRモードを切り替えたときの各EGR弁14、15の開度などに影響されるため、これらのパラメータに基づいて適宜変更してよい。今回のルーチンを実行している時点が診断禁止期間内と判断した場合はステップS15に進み、ECU20はターボ過給機7の異常診断を禁止する。なお、この異常診断の禁止には、ECU20がターボ過給機7の異常の有無を診断するべく実行している異常診断ルーチンの実行を禁止すること、及びその異常診断ルーチンは実行されてもよいが診断結果の使用を禁止することの両方が含まれる。その後、今回のルーチンを終了する。
一方、ステップS12が否定判断された場合、ステップS13が否定判断された場合、又はステップS14が否定判断された場合はステップS16に進み、ECU20はターボ過給機7の異常診断を許可する。その後、今回のルーチンを終了する。
第1の実施形態では、EGRモードの切り替えが行われてから診断禁止期間Taの間は、ターボ過給機7の異常診断が禁止されるので、EGRモードの切り替えによって実過給圧が目標過給圧より高くなってもそれによってターボ過給機7に異常があると診断されることを防止できる。そのため、ターボ過給機7の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。また、診断禁止期間TaとしてEGRモードの切り替えが行われてからEGRモードの切り替えに起因して発生した各EGRガスの流量変動が収まるまでの期間を設定したので、ターボ過給機7の異常の有無が誤って診断されることを防止しつつターボ過給機7の異常診断の無駄な禁止を防止できる。そのため、ターボ過給機7の異常診断を速やかに再開することができる。
(第2の形態)
次に図6を参照して本発明の第2の形態を説明する。この形態は、図5のルーチンの代わりに図6の可変ノズル制御ルーチンが実行されることを除き第1の形態と同一である。そのため、この形態の全体構成については図1が参照される。ECU20は図2を参照してエンジン1の運転状態に応じてEGRモードを切り替え、図3を参照して目標過給圧を設定して実過給圧を設定する。また、ECU20は設定した目標過給圧と実過給圧とを比較してターボ過給機7の異常の有無を診断する。
図6は、ECU20がEGRモードの切り替え時にターボ過給機7の可変ノズルの開度を調整するために実行する可変ノズル制御ルーチンを示している。図6の制御ルーチンはエンジン1の運転中に所定の周期で繰り返し実行される。なお、図6において図5と同一の処理には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図6の制御ルーチンにおいてECU20は、まずステップS11でエンジン1の運転状態を取得する。次のステップS21においてECU20は、EGRモードの切り替えが行われるか否か判断する。EGRモードの切り替えが行われるか否かは、例えばそれまでの回転数の時間変化及び負荷の時間変化に基づいてそれから先のこれらの時間変化を予測し、その予測した回転数及び負荷によって特定される運転状態が図2のマップにおいてそれまでのEGRモードの領域から外れて他のEGRモードの領域になるか否かによって判断すればよい。EGRモードの切り替えが行われないと判断した場合は、今回の制御ルーチンを終了する。
一方、EGRモードの切り替えが行われると判断した場合はステップS22に進み、ECU20は今回の制御ルーチンを実行している時点が過給圧低下期間Tb内か否か判断する。過給圧低下期間Tbは、例えば第1の形態の診断禁止期間と同様にEGRモードの切り替えが行われてからそのEGRモードの切り替えに起因して発生した低圧EGRガスの流量変動及び高圧EGRガスの流量変動がそれぞれ収まるまでの期間が設定される。今回の制御ルーチンを実行している時点が過給圧低下期間Tb内であると判断した場合はステップS23に進み、ECU20は実過給圧が目標過給圧以下に調整されるようにターボ過給機7の可変ノズルを開き側に制御して実過給圧を低下させる過給圧低下制御を実行する。可変ノズルが既に全開の場合は、その状態が保持される。なお、過給圧低下制御では実過給圧が目標過給圧以下に調整できればよく、この制御における可変ノズルの開度は目標過給圧と実過給圧との差に応じて適宜設定すればよい。このように実過給圧を調整することにより、ECU20が本発明の過給圧調整手段として機能する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
一方、今回の制御ルーチンを実行している時点が過給圧低下期間Tb外であると判断した場合はステップS24に進み、ECU20は可変ノズルを通常制御で制御する。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
図7は、EGRモードの切り替え時に図6の制御ルーチンを実行した場合の実過給圧、目標過給圧、及び可変ノズルの開度のそれぞれの時間変化の一例を示している。なお、図7の破線L11が実過給圧の時間変化を、実線L12が目標過給圧の時間変化を、実線L13が可変ノズルの開度の時間変化をそれぞれ示している。図7に示した一例では、本来、破線L11と実線L12が重なっているのであるが、分かり易いようにこれらの線をずらして示した。また、図7には、比較例として図6の制御ルーチンを実行しなかった場合の実過給圧及び可変ノズルの開度のそれぞれの時間変化の一例を二点鎖線L14、L15で示した。
第2の実施形態によれば、EGRモードの切り替え時に実過給圧が目標過給圧以下に調整されるようにターボ過給機7の可変ノズルの開度が調整されるので、EGRモードの切り替えによって各EGRガスの流量変動が発生しても図7に示したように実過給圧を目標過給圧以下に維持できる。そのため、ターボ過給機7の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
(第3の形態)
図8を参照して本発明の第3の形態を説明する。この形態も第2の形態と同様に図5のルーチンの代わりに図8の高圧EGR弁制御ルーチンが実行されることを除き第1の形態と同一である。そのため、この形態の全体構成については図1が参照される。ECU20は図2を参照してエンジン1の運転状態に応じてEGRモードを切り替え、図3を参照して目標過給圧を設定して実過給圧を設定する。また、ECU20は、設定した目標過給圧と実過給圧とを比較してターボ過給機7の異常の有無を診断する。
図8は、エンジン1のEGRモードがLPLモードからMPLモードに切り替えられる際に実過給圧を目標過給圧以下に調整するべくECU20が実行する制御ルーチンである。図8の制御ルーチンは、ECU20が実行する他のルーチンと並列にエンジン1の運転中に所定の周期で繰り返し実行される。なお、図8において図5と同一の処理には同一の参照符号を付して説明を省略する。
図8の制御ルーチンにおいてECU20は、まずステップS11でエンジン1の運転状態を取得する。続くステップS12においてECU20はエンジン1が過渡状態か否か判断する。エンジン1が過渡状態ではないと判断した場合は、今回の制御ルーチンを終了する。一方、エンジン1が過渡状態であると判断した場合はステップS31に進み、ECU20はEGRモードがLPLモードからMPLモードモードに切り替えられるか否か判断する。この判断は、例えば図6のステップS21と同様の方法で行えばよい。例えば、所定時間後のエンジン1の回転数及び負荷が図2のLPLモードの領域からMPLモードの領域に変化すると予測された場合にLPLモードからMPLモードモードにEGRモードが切り替わる所定のEGR切替条件が成立したと判断する。この処理を実行することにより、ECU20が本発明の判定手段として機能する。LPLモードからMPLモードへのEGRモードの切り替えがないと判断した場合は、今回の制御ルーチンを終了する。
一方、EGRモードがLPLモードからMPLモードに切り替えられると判断した場合はステップS32に進み、ECU20は高圧EGR弁が開弁されてからの時間を計測するためのタイマを0にリセットし、その後ステップS33においてタイマのカウントを開始する。続くステップS34においてECU20は、高圧EGR弁15を開き側に制御する過給圧低下制御を実行する。既に高圧EGR弁15が全開の場合はその状態に保持する。このように高圧EGR弁15を開き側に制御することによりタービン7bに流入する排気を減少させることができるので、実過給圧を低下させることができる。
次のステップS35にてECU20は、タイマのカウントを開始してから判定時間Tcが経過したか否か判断する。判定時間Tcとしては、例えば高圧EGR弁15の開弁後にEGRモードを切り替えるべく行った各EGR弁14、15の開度変更に起因して発生した低圧EGRガスの流量変動及び高圧EGRガスの流量変動がそれぞれ収まるまでの期間が設定される。判定時間Tcが経過していないと判断した場合はステップS34に戻り、判定時間Tcが経過するまでステップS34及びS35の処理を繰り返す。一方、判定時間Tcが経過したと判断した場合はステップS36に進み、ECU20は高圧EGR弁15の制御を通常制御で行う。なお、通常制御では、例えば排気エミッションの低減が適切に行われる量の高圧EGRガスが吸気通路3に還流されるように高圧EGR弁15の開度が制御される。その後、今回の制御ルーチンを終了する。
図9は、LPLモードからMPLモードにEGRモードを切り替えたときに図8の制御ルーチンを実行した場合の目標過給圧、実過給圧、低圧EGR弁14の開度、及び高圧EGR弁15の開度のそれぞれの時間変化の一例を示している。なお、図9の実線L21が目標過給圧の時間変化を、破線L22が実過給圧の時間変化を、実線L23が低圧EGR弁14の開度の時間変化を、一点鎖線L24が高圧EGR弁15の開度の時間変化をそれぞれ示している。図9には、比較例として図8の制御ルーチンを実行しなかった場合における高圧EGR弁15の開度の時間変化の一例を二点鎖線L25で示した。図9に示した例では本来、時刻t2において低圧EGR弁14が閉じ側に制御されるとともに高圧EGR弁15が開き側に制御されるが、図8の制御ルーチンによって時刻t2よりも前の時刻t1において高圧EGR弁15が開き側に制御される。すなわち、低圧EGR弁14が閉じ側に制御されるよりも前に高圧EGR弁15が開き側に制御される。このように図9のステップS34を実行して高圧EGR弁15を開き側に制御することにより、ECU20が本発明の先行開弁手段として機能する。このように高圧EGR弁15を先に開弁させることにより、高圧EGR通路12を介して排気を吸気通路3に戻し、タービン7bに流入する排気量を低減できるので、実過給圧の上昇を抑えることができる。そのため、実過給圧を目標過給圧以下に調整することができる。
第3の形態によれば、LPLモードからMPLモードへのEGRモードの切り替え時に低圧EGR弁14を閉じ側に制御するよりも先に高圧EGR弁15を開き側に制御するので、実過給圧を目標過給圧以下に調整できる。そのため、ターボ過給機7の異常の有無が誤って診断されることを防止できる。
本発明は、上述した各形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本発明はディーゼルエンジンに限らず、ガソリンその他の燃料を利用する各種の内燃機関に適用してよい。また、気筒内に直接燃料を噴射する直噴式内燃機関に限定されず、吸気ポートに燃料を宇噴射する、いわゆるポート噴射式内燃機関に本発明を適用してもよい。
上述した第2の形態の図6の制御ルーチンと第3の形態の図8の制御ルーチンは、並列に実行されてもよい。この場合、例えば予め優先順位を設定し、その優先順位に従ってこれらのルーチンを実行して実過給圧を目標過給圧以下に調整する。
本発明の第1の形態に係る制御装置が組み込まれた内燃機関を示す図。 複数種類のEGRモードとエンジンの運転状態との対応関係の一例を示す図。 エンジンの回転数及び負荷と目標過給圧との関係の一例を示す図。 EGRモードをHPLモードからMPLモードに切り替えたときの実過給圧と目標過給圧のそれぞれの時間変化の一例を示す図。 ECUが実行する診断許可判定ルーチンを示すフローチャート。 ECUが実行する可変ノズル制御ルーチンを示すフローチャート。 EGRモードの切り替え時に図6の可変ノズル制御ルーチンを実行した場合の実過給圧、目標過給圧、及び可変ノズルの開度のそれぞれの時間変化の一例を示す図。 ECUが実行する高圧EGR弁制御ルーチンを示すフローチャート。 LPLモードからMPLモードにEGRモードを切り替えたときに図8の高圧EGR弁制御ルーチンを実行した場合の目標過給圧、実過給圧、低圧EGR弁の開度、及び高圧EGR弁の開度のそれぞれの時間変化の一例を示す図。
符号の説明
1 内燃機関
3 吸気通路
4 排気通路
7 ターボ過給機
7a コンプレッサ
7b タービン
11 低圧EGR通路
12 高圧EGR通路
14 低圧EGR弁
15 高圧EGR弁
20 エンジンコントロールユニット(EGR制御手段、診断手段、過給圧調整手段、判定手段、先行開弁手段)

Claims (6)

  1. ターボ過給機のタービンより下流の排気通路と前記ターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、を備えた内燃機関に適用され、
    前記内燃機関の運転状態に応じて排気通路から吸気通路に排気の一部を還流するEGRモードを、前記低圧EGR通路のみを介して排気を還流する低圧EGRモード、前記高圧EGR通路のみを介して排気を還流する高圧EGRモード、及び前記低圧EGR通路及び前記高圧EGR通路の両方の通路を介して排気を還流する混合EGRモードのいずれかに切り替えるEGR制御手段と、前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標過給圧と前記内燃機関の過給圧とに基づいて前記ターボ過給機の異常の有無を診断する診断手段と、を備えた内燃機関の制御装置において、
    前記診断手段は、前記EGR制御手段にてEGRモードが切り替えられた場合、EGRモードの切り替え後に前記ターボ過給機の異常の有無の診断を禁止する診断禁止期間を設けることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記診断禁止期間として、前記EGRモードが切り替えられてから前記EGRモードの切り替えに起因して発生した吸気通路に還流される排気の流量の変動が収まるまでの期間が設定されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. ターボ過給機のタービンより下流の排気通路と前記ターボ過給機のコンプレッサより上流の吸気通路とを接続する低圧EGR通路と、前記タービンより上流の排気通路と前記コンプレッサより下流の吸気通路とを接続する高圧EGR通路と、を備えた内燃機関に適用され、
    前記内燃機関の運転状態に応じて排気通路から吸気通路に排気の一部を還流するEGRモードを、前記低圧EGR通路のみを介して排気を還流する低圧EGRモード、前記高圧EGR通路のみを介して排気を還流する高圧EGRモード、及び前記低圧EGR通路及び前記高圧EGR通路の両方の通路を介して排気を還流する混合EGRモードのいずれかに切り替えるEGR制御手段と、前記内燃機関の過給圧が前記内燃機関の運転状態に応じて設定される目標過給圧より高いと判断した場合に前記ターボ過給機に異常が有ると診断する診断手段と、を備えた内燃機関の制御装置において、
    前記EGR制御手段にてEGRモードが切り替えられた場合、このEGRモードの切り替え後から所定期間、前記内燃機関の過給圧を前記目標過給圧以下に調整する過給圧調整手段を備えていることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  4. 前記ターボ過給機は、前記タービンの入口部分の流路断面積を変更可能な可変ノズルを備え、
    前記過給圧調整手段は、前記内燃機関の過給圧が前記目標過給圧以下に調整されるように前記可変ノズルの開度を調整することを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記内燃機関は、前記低圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を調整可能な低圧EGR弁と、前記高圧EGR通路を介して吸気通路に還流される排気の流量を調整可能な高圧EGR弁と、をさらに備え、
    前記過給圧調整手段は、前記EGR制御手段がEGRモードを前記低圧EGRモードから前記混合EGRモードに切り替える所定のEGR切替条件が成立したか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記所定のEGR切替条件が成立したと判断された場合、前記EGR制御手段により前記低圧EGR弁が閉じ側に制御されるよりも前に前記高圧EGR弁を開き側に制御する先行開弁手段と、を備えていることを特徴とする請求項3に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記所定期間として、前記EGRモードが切り替えられてから前記EGRモードの切り替えに起因して発生した吸気通路に還流される排気の流量の変動が収まるまでの期間が設定されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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