JP2008192574A - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2008192574A
JP2008192574A JP2007028671A JP2007028671A JP2008192574A JP 2008192574 A JP2008192574 A JP 2008192574A JP 2007028671 A JP2007028671 A JP 2007028671A JP 2007028671 A JP2007028671 A JP 2007028671A JP 2008192574 A JP2008192574 A JP 2008192574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
fpc
contact
connector
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007028671A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4353436B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Asai
浅井  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP2007028671A priority Critical patent/JP4353436B2/ja
Priority to CN 200710139078 priority patent/CN101242043B/zh
Publication of JP2008192574A publication Critical patent/JP2008192574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4353436B2 publication Critical patent/JP4353436B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/771Details
    • H01R12/772Strain relieving means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/77Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/79Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/82Coupling devices connected with low or zero insertion force
    • H01R12/85Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures
    • H01R12/87Coupling devices connected with low or zero insertion force contact pressure producing means, contacts activated after insertion of printed circuits or like structures acting automatically by insertion of rigid printed or like structures

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

【課題】 FPCあるいはFFCの離脱防止が可能であり、且つ組立が容易なコネクタを提供する。
【解決手段】 挿入口21を開口する挿入空間部22には複数のコンタクト3を並設し、FPCあるいはFFCを接続可能なコネクタ本体2には表面から挿入空間部22へ貫通する挿通孔23を穿設し、挿通孔23を穿設した面に沿って取付けられると共に、基端部がコネクタ本体2に回動自在に係止されるシェル4を備え、シェル4にはコネクタ本体2に沿った取付位置で挿通孔23に挿通されて挿入空間部22内に突出しシェル4回動時には挿入空間部22外方へ位置され、且つ、押圧されることで挿通孔23の外方向へ移動される係止突起44を設ける。係止突起44は係止空間部内面側に向かって立設する突起であって、挿入口21側が傾斜して形成され、挿入口21側から押圧されると挿入口外方へ移動可能なばね力を有する
【選択図】 図1

Description

この発明は、フレキシブルプリント配線板やフレキシブルフラットケーブルを接続可能なコネクタにかかり、詳細には、フレキシブルプリント配線板やフレキシブルフラットケーブルの接続を容易にすると共に脱抜防止を可能とするコネクタに関する。
一般に、フレキシブルプリント配線板(以下、FPCという。)やフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCという。)をプリント基板に接続させるために用いるコネクタは、ZIFタイプのものとNON-ZIFタイプのものとがあった。
図12はZIFタイプコネクタであり、図13はNON-ZIFタイプコネクタである。尚、図12は中央縦断面の説明図を表しており、図13は一部切欠中央縦断面の説明図を表している。
100は、従来のZIFタイプコネクタの一例を表している。図12に表すように、ZIFタイプコネクタ100は、ハウジング101内部に複数のコンタクト102を並設固定する平面視長方形状の薄い箱形形状を成す。そして、ハウジング101は、ハウジング101内部に並設固定されるコンタクト102の一方端をハウジング101の背面(図中右側面)側から外方へ突出させて固定する。また、ハウジング101の正面(図中左側面)側には、FPCを挿入可能に横長に開口する挿入口105を設ける。
並設固定されるコンタクト102は、一端がハウジング外方へ突出して基板固定部102aを形成し、他端側がコ字状に延設され対向する一方はFPC接触部102bを形成してハウジング101内部下方に位置され先端が自身のばね力に抗する力を加えられると移動可能であり、対向する他方はハウジング101内部に固定される。
また、ハウジング101の挿入口105を開口した側である正面側には、左右側面(図手前側から奥側)にかけてアクチュエータ103を設ける。アクチュエータ103は、基端部がハウジング101と回動可能に係止され、中間部は挿入口105内に位置されて該回動に伴いハウジング101の下面側へ移動される接触押圧部104を構成する。従って、アクチュエータ103がハウジング101に対して下方側(図中反時計方向)へ回動すると接触押圧部104も同方向へ回動される構造である。
FPCは、先端に電気的接触を可能とする接点部Xを複数並設してなる。この接点部Xの並設ピッチはZIFタイプコネクタ100に設けたコンタクト102の並設ピッチに合致している
上記のように構成するFPCを、接点部X側からZIFタイプコネクタ100に開口する挿入口105内へ挿入する。この時、FPCは、端に挿入口105内に挿入されたに過ぎず、挿入した状態を維持する固定がなされていない。
この状態で、ZIFタイプコネクタ100のアクチュエータ103を図中に表す矢示方向へ回転させることで、接触押圧部104がFPCの接点部Xをコンタクト102のコンタクト部102bへ押圧接触させ、FPCとZIFタイプコネクタ100との接続を完了させる。
一方、図13に表すNON-ZIFタイプコネクタ200は、NON-ZIFタイプのコネクタの一例であり、ハウジング201内部に複数のコンタクト202を並設固定する平面視長方形状の薄い箱形形状を成す。そして、ハウジング201は、ハウジング201内部に並設固定されるコンタクト202の一方端をハウジング201の背面(図中右側面)側から外方へ突出させて固定する。また、ハウジング201の正面(図中左側面)側には、ZIFタイプコネクタ100同様に挿入口205を開口してなる。
並設固定されるコンタクト202は、一端がハウジング外方へ突出して基板固定部202aを形成し、他端側がコ字状に延設されコ字状の対向端部がばね状に構成されている。このコ字状に構成する他端は、コンタクト部202bを構成し、FPCの厚みより稍幅狭な間隙を有して対向位置すると共にばね力を有し、自身のばね力に抗する力を加えられると該間隙を広げて該間隙にFPCの接点部Xが挿入されて接点部Xとコンタクト部202bとが良好な電気的接続を成す。
このように構成するNON-ZIFタイプコネクタ200では、挿入口205側から図中矢示で表すようにFPCを挿入すると、FPCの接点部Xはやがて対向するコンタクト部202bを押し広げてコンタクト部202bのコ字状開口内へ挿入され、押し広げられたコンタクト部202bのばね力により、コンタクト部102bと接点部Xとが良好な電気的接続を成すこととなる。
従来のようなZIFタイプコネクタ100では、接触押圧部104によってFPC表面全体を押圧することとなるので、コンタクト102とFPCとの電気的な接続を確実とすることができ、且つ、FPCが容易にZIFタイプコネクタ100から脱抜しない状態を保てる。
しかしながら、電子機器の組立工程において、ZIFタイプコネクタ100は、アクチュエータ103を下方へ回動させた状態で搬送されて組立工程に入るため、プリント基板にFPCを接続させるためには、ZIFタイプコネクタ100の接触押圧部104を一旦上方へ回動させてFPCを挿入可能な状態とさせ、次いで接触押圧部104を元の位置に回動させてFPCとコンタクト102とを接続させなければならず、組立工程にアクチュエータ103を開閉するという2工程が必須であった。この2工程は、量産を必須とする電子機器等の製造では生産率の低下を招くという量産にとって致命的な問題点であった。
これに対し、NON-ZIFタイプコネクタ200では、アクチュエータを要せず、FPCを単に差し込むだけなので、ZIFタイプコネクタ100に比し組み立てに要する工程を2工程少なくすることができる。
しかしながら、NON-ZIFタイプコネクタ200では、FPCとNON-ZIFタイプコネクタ200との接続固定が、複数並設したコンタクト202の押圧接触力のみで維持されているので、FPCを脱抜する方向に加わる力に対向する抗力が弱く、ややもするとFPCが抜去してしまうという問題点を有した。
上記のように、従来のZIFタイプコネクタおよびNON-ZIFタイプコネクタではそれぞれが他方にない長所を有する一方でそれぞれに問題点を有していた。
そこでこの発明は、上記問題点に鑑み、FPCとコネクタとの接続をより強固なものにすると共に製造工程を増加させないコネクタを提供することを目的とする。
この発明では、電子機器の組み立て時にはFPCを差し込むだけでFPCとプリント基板等とを接続させ、且つ、容易に脱抜しないコネクタとして、
長細い形状に挿入口を開口する挿入空間部を形成し、挿入空間部には複数のコンタクトを並設し、FPCあるいはFFCを接続可能なコネクタにおいて、
挿入空間部を形成するコネクタ本体には表面から挿入空間部へ貫通する挿通孔を穿設し、
板状体からなりコネクタ本体の挿通孔を穿設した面に沿って取付けられると共に、基端部が回動支点としてコネクタ本体に回動自在に係止されるシェルを備え、
シェルには、コネクタ本体に沿って取付けられた位置では挿通孔内に挿通されて挿入空間部内に突出しシェル回動時には挿入空間部外方へ位置され、且つ、挿通孔内において押圧されることで挿通孔の外方向へ移動される係止突起を設けることを特徴とするコネクタ、
を提供する。したがって、この発明の提供するコネクタでは、例えば、FPCの挿入端が挿入口から挿入空間部内へ挿入されると、FPCの端部に並設される複数の接点が挿入空間部内に並設されるコンタクトと押圧接触されて電気的な接続が完了するが、FPC挿入時に、FPCの先端部がシェルに設けた係止突起に当接する。更にFPCの挿入を進めるとFPCが係止突起を押圧するので係止突起は挿入空間部内で挿通孔外方へ移動する。
すると、FPCの先端は係止突起の下側に位置して係止突起を乗り越えることとなる。この時、FPCには予め係止孔が穿設されているので該係止孔内に係止突起が進入する。このFPCに設けてある係止孔は、コンタクトとFPCの接点とが接触して良好な電気的接続が成される位置に予め穿設されている。
従って、FPCが挿入されて良好な電気的接続を成す位置においてシェルの係止突起とFPCの係止孔が係止するので、良好な電気的接続が成されると共にコネクタに対するFPCの位置が固定される。
FPCをコネクタから取り外す時には、シェルの回動軸を中心にシェルを回動させる。すると、シェルはコネクタ本体から外方へと回動することで、シェルに設ける係止突起はコネクタ本体の係止孔の外方向へと移動し、シェルの係止突起とFPCの係止孔との係止が解除されることとなる。この状態でFPCはコネクタから引抜き可能な状態となり、作業者はFPCを引抜く。
そして、コネクタにおいて、シェルがその機械的特性からFPCあるいはFFCを挿入する方向と直交する横方向へ加わる力に対して充分な抑止力(抗力)を得られない場合に対し、この発明ではコネクタを、
コネクタ本体にはコネクタ本体の挿入口側両端に振れ止め溝を穿設し、シェルにはコネクタ本体に沿って取付けられた位置に、振れ止め溝内へ進入して係止する振れ止め係止片を設け、振れ止め係止片はシェルが回動された際にも該係止片先端側が該溝内に進入した状態となるように設けられる、
ように構成するコネクタを提供することで、シェルに設けた振れ止め係止片の少なくとも一部がシェルの回動に拘らずコネクタ本体に設ける振れ止め溝に位置しているので、シェルの回動の如何に拘らずシェルを該横方向へ移動させようとする力に対して、該係止片が該係止溝に当接することで抗する。
尚、コネクタと接続するのはFPCに限らずFFCでも良く、上記と同様に作業することでやはりFFCも本コネクタと接続可能であり、またシェルを回動させることでコネクタから離脱させることができる。
また、この発明では、シェルに設ける係止突起を、挿入口側が傾斜して形成され、挿入口側から押圧されると挿入口外方へ移動可能なばね力を有する、
ように構成するので、FPCが傾斜部を押圧しながら挿入口奥部側へ移動すると、FPCの押圧力が係止突起のばね力に抗して係止突起を押圧することとなり、傾斜部がFPC端部に沿って上方(挿入口外方側)へと移動されていく。
この発明にかかるコネクタは上記のように構成するので、従来のようなZIFタイプコネクタの備える、コンタクトとFPCとの電気的な接続の確実性と、FPCのZIFタイプコネクタからの脱抜し難さを保ちながら、NON-ZIFタイプコネクタの備える、FPCを単に差し込むだけという組み立て容易性を確保することが可能となる特有の効果を有する。
そしてこれらにより、量産を必須とする電子機器等の製造では生産率の低下を招くという量産にとって致命的な問題点を克服すると共に、FPCの脱抜方向に加わる力に対抗する抗力が弱くややもするとFPCが抜去してしまうという問題点をも克服し、製造工程を増加させずにFPCとコネクタとの接続をより強固なものにするという効果を有する。
従ってこの発明によれば、ZIFタイプコネクタに利用した際には、挿入後にコンタクトとの良好な接触圧を得るためのシェルの開閉が不要となり、且つ、FPCあるいはFFCの抜け止め防止機構を備えることができるという効果を有する。また、NON−ZIFタイプコネクタに利用した場合にもやはりFPCあるいはFFCの抜け止め防止機構を備えることができるという効果を有する。
コネクタは、ハウジング本体とシェルとからなる。
ハウジング本体は、平面視が細長い長方形の形状を成し、長手側側面が正面および背面を成し、短手側側面が左側面および右側面を成し、内部は正面に挿入口を開口する挿入空間を形成する。
挿入空間には複数のコンタクトを長手方向に並設して設けてある。コンタクトは、挿入空間内の略中央で上下に接触部を形成し、端部がハウジング本体外部に位置されて基板接続部を構成しコネクタが接続されるプリント基板等に固定されて電気的および物理的に接続される。
ハウジング本体の上面には、左右側面側の端部に上面から挿入空間に亙って貫通する挿通孔を穿設する。ハウジング本体上面に穿設される挿通孔は、正面側から背面側に細長く穿設される。また、挿通孔は挿入空間部内に並設されるコンタクト群の両側に位置するように穿設される。
更にハウジング本体には、左右側面それぞれの挿入口側に、シェルが回動する際の回動軸となる回動軸突起を設けてなる。
シェルは、全体に板状からなりハウジング本体正面と略同面積の金属板によって構成され、ハウジング本体正面に対向して設置される。そしてシェルは、ハウジング本体の左右側面側が、ハウジング本体の左右側面に沿うように折曲されて左右側面を構成し、左右側面それぞれの一端である挿入口側が延設されて回動軸となる回動基部を構成する。この回動基部には、回動軸孔が穿設されている。シェルは、回動軸孔がハウジング本体の回動軸突起に回動自在に係止される。
更にシェルは、ハウジング本体に穿設した挿通孔と対向位置に係止突起を設ける。係止突起は、シェルを構成する金属板に切り込みを入れて形成する。該切り込みは基端から先端側にかけて板ばね状となるように細長いばね部を形成させ、更に、先端部を幅広に形成すると共にハウジング本体の挿通孔内に挿通して挿入空間部内に突出するよう折曲させて係止突起を形成する。従って、係止突起は、ハウジング本体の挿入空間部内でばね部の付勢力に抗するような上面側に移動させようとする力が働くと、ばね部が撓み移動される。係止突起の挿入口側端縁は、上下に亙って傾斜して設ける。該傾斜は、ハウジング本体の下面側に行くに従い挿入空間部の奥部側に位置するように傾斜している。
このコネクタに用いるFPCあるいはFFCには、挿入口から挿入されて挿入空間部に適正に装着された位置に於て、挿入空間部内に突出している係止突起と対向する位置に係止突起と係止可能な係止孔を穿設してある。
このように構成するコネクタは、製造された時にはシェルがハウジング本体に沿って位置され係止突起が挿入空間部内に突出して位置された状態で、コンタクトの基板接続部がプリント基板に接続固定されている。
この上程でコネクタにFPCあるいはFFCが挿入口から挿入空間部へ挿入される。
すると、FPCあるいはFFCは、先端部が挿入口内でシェルの係止突起を押圧する。係止突起は、押圧力の分力が係止突起を上方へ移動させるように働くため、ばね部のばね力に抗して上方へと移動し、やがてFPCあるいはFFCの端部を乗り越える。すると、FPCあるいはFFCは係止突起が上面を乗り越えたために更に奥部へ挿入されていき、やがて適正に装着される位置となると、係止突起がFPCあるいはFFCに穿設した係止孔内へ入り込む。
この状態で、係止突起と係止孔とが係止状態となるため、FPCあるいはFFCにコネクタから抜き取られるような力が働いても容易に抜去することはない。
FPCあるいはFFCをコネクタから抜き取る場合には、回動軸突起と回動自在に係止しているシェルを回動させる。
そして、係止突起をFPCあるいはFFCの係止孔から離脱させておいてFPCあるいはFFCを挿入口から引抜く。
以下に、この発明の実施例1を図面に基づき説明する。
図1はこの発明の実施例1を表す正面側上方から見た斜視説明図であり、図2は実施例1を表す正面下方から見た斜視説明図であり、図3は図1における略中央部の縦断面説明図であり、図4は被挿入体であるFPCの差し込み部分を表す説明図であり、図5はコネクタの係止突起部分を表す斜視説明図であり、図6はFPCと係止突起との当接状態を表す説明図である。
1はこの発明の実施例1に係るコネクタである。コネクタ1は、ハウジング本体2およびハウジング本体2内に設置固定されるコンタクト3、並びに、ハウジング本体2に回動自在に係止されるシェル4とからなる。
コネクタ1は、FPCあるいはFFCとプリント基板との電気的な接続および物理的な接続をさせるための電子部品である。
ハウジング本体2は、平面視が細長い長方形の形状を成し、長手側側面が正面および背面を成し、短手側側面が左側面および右側面を成す。ハウジング本体2には、正面に挿入口21を開口させ、内部に挿入空間部22を背面側にかけて穿設してなる。従って、挿入空間部22は、背面側にかけて深く彫り込まれた細長い溝状に穿設されてなる。そして、挿入空間部22内には、左右方向に複数のコンタクト3を並設する。またハウジング本体2は、絶縁素材である高分子樹脂から構成する。
コンタクト3は、上部コンタクト31と下部コンタクト32とからなる。
上部コンタクト31は、一端が基板接続部31aを形成しハウジング本体2の背面側の外部へ位置される。また、上部コンタクト31の中間部はU字状に折曲して取付固定部31bを形成し挿入空間部22内の上面側に固定され、更にU字状に折曲された他端である先端側はばね力を持って取付固定部31bから延設されて接触部31cを形成している。接触部31cは、取付固定部31bに対して、上部コンタクト31が固定されている挿入空間部22の上面と対向する下面側に位置されており、中間部には該下面側に接点31dを突出させて設ける。
下部コンタクト32は、一端がハウジング本体2の正面側下部からハウジング本体2外部へ位置されて基板接続部32aを形成し、中間部はハウジング本体2の挿入空間部22内の下面側に固定する取付固定部32bを形成し、取付固定部32bから延設される他端側は上部コンタクト31の接点31dに対向位置するように接触部32cを形成する。接触部32cは、取付固定部32bから延設された接触部32cはばね力を有しており、先端部が上部コンタクト31の接点31dと対向されて接点32dを形成している。
このように上部コンタクト31と下部コンタクト32とから形成するコンタクト3は、挿入空間部22内の左右方向すなわち長手方向に複数並設固定され、対向する上部コンタクト31の接点31dおよび下部コンタクト32の接点32dの間隙は被挿入体であるFPCあるいはFFC等の厚さよりも幅狭に設けてある。そしてコンタクト3は、対向して位置された接点31dおよび接点32d間に被挿入体であるFPCあるいはFFCを挿入されるとFPC等のコンタクト部と接触して電気的な接続が完了される。このとき、コンタクト3の上部コンタクト31および下部コンタクト32が、共に取付固定部31bおよび取付固定部32bに対して接触部31cおよび接触部32cにばね力を有するので、該ばね力により良好な接触圧を有している。
尚、実施例1ではコンタクト3を上部コンタクト31および下部コンタクト32とから構成したが、このように上下にそれぞれ異なる接点をもって基板接続部31a、32aがプリント基板と接続するように構成することで、被挿入体であるFPCあるいはFFC等の表裏両面に設けたそれぞれの接点と接続できるので、表面のみの場合より多くの接点をもてることとなる。すなわち、従来例1および従来例2に用いている接触部がフォーク状に構成されたコンタクトの2倍の接点を持てることとなる。
コンタクト3を並設されたハウジング本体2には、更に上面に挿通孔23を左右側面側の端部に穿設する。挿通孔23は、ハウジング本体2の上面から挿入空間部22内に亙って貫通し、ハウジング本体2の正面側(挿入口21側)から背面側に細長く穿設する。また、挿通孔23は挿入空間部22内に並設されるコンタクト3群の両側に位置するように穿設する。
更にハウジング本体2には、左右側面それぞれの挿入口側に、シェル4が回動する際の回動中心となる回動軸突起24を設ける。
シェル4は、薄板状の金属板からなり、ハウジング本体2の挿通孔23を穿設した平面に対向して設置し、且つ、ハウジング本体2と回動自在に設置する。従って、シェル4は板状のシェル本体41と、シェル本体41の両側部、即ち、ハウジング本体2の左右側部に位置する両端をハウジング本体2の左右面にそれぞれ沿うように折曲して設けるシェル側部42とからなる。また、シェル本体41の背面側は、ハウジング本体2の背面側へと折曲させてシェル背面部41aを形成する。シェル本体41は、このシェル背面部41aおよびシェル側部42によって容易に歪まないように補強される。そして、シェル側部42のハウジング本体2正面側端部には、ハウジング本体2に設けた回動突起24と回動自在に係止する回動孔43を穿設する。そして回動孔43をハウジング本体2の回動突起24と係止させ回動中心とすることで、シェル4はシェル本体41をハウジング本体2から離れるように移動可能としている。このとき、シェル4の回動は、図3に白抜き矢印で表すように、シェル4の背面側がハウジング本体2から離れるように回動する。この実施例ではシェル4の回動中心をハウジング本体2の挿入口21側の側面に設けることで、FPCあるいはFFC抜去の際にシェル4を回動させる時、FPCあるいはFFCがシェル4を回動させる際の邪魔とならないようにしている。しかしながら、回動中心となる回動突起24および回動孔43をハウジング本体2の挿入口21側以外の側面に設けて実施することも可能である。
また、シェル本体41には、ハウジング本体2に対向設置され接している状態時にハウジング本体2の挿通孔23と対向する位置に、係止突起44を設ける。係止突起44は、シェル本体41に、係止突起44位置からハウジング本体2の背面側に穿設した長いコ字状の切り欠き溝45を穿設することで板ばね状に形成し、該板ばね状の先端部をハウジング本体2側へ折曲して設ける。このように設ける係止突起44は、板ばね状に設けた足部46先端部に位置し、挿通孔23内に進退可能な位置に設けられることとなる。この係止突起44は、図5に表すように、ハウジング本体2の挿入口21側を傾斜させ、FPC等の被挿入体と当接される傾斜当接部47を設ける。
このように係止突起44を設けることで、シェル4を回動突起24を回動軸に回動してハウジング本体2から離れたときには係止突起44が挿通孔23から離脱され、ハウジング本体2に接するように位置されたときには係止突起44が挿通孔23に挿通されて挿入空間部22内部に突出した状態となる。そして、たとえば被挿入体をFPCであるとすれば、挿入口21から挿入した際にFPCの先端が傾斜当接部47に当接し、更にFPCの挿入を続けると、FPC先端部の押圧力の分力が傾斜当接部47を傾斜当接部47の基端部側の板ばね力に抗して押し上げることとなり、傾斜当接部47がFPCの表面を乗り越えるようにしてFPCが更に奥部に挿入できるようにしている。その結果FPCは所定の規定挿入位置に到達できる。
5はホールドダウンである。ホールドダウン5は、板状体をコ字状に折曲してなり、ハウジング本体2の左右両端にそれぞれ設ける。ホールドダウン5は、コ字状対向片の一方がハウジング本体2の端部内に位置され固定されることでハウジング本体2と固定され、他方の対向片がシェル固定部51を形成しハウジング本体2の左(あるいは右)側面からシェル側部42の厚みより稍大きな幅を持って離れて位置される。このシェル固定部51の略中央にはハウジング本体2側に僅かに突出する固定突起52を設ける。このように設けるホールドダウン5は、シェル固定部51とハウジング本体2側面との間にシェル4のシェル側部42が進入したときにシェル固定部51の固定突起52がシェル側部42に押圧力を与え、進入したシェル側部42を押さえることでシェル4が容易に回動してハウジング本体2から離れないようにしている。勿論シェル固定部51の押圧力によるシェル4固定力に抗した力でシェル4を回動させればシェル本体41はハウジング本体2から離れ、係止突起44が挿入空間部22から離脱する方向へ移動されることとなる。
このように構成するコネクタ1に用いる被挿入体はFPCあるいはFFC等であり、FPCを例に取って説明すると、図4(a)に表すように、従来同様に先端部に複数のFPC接点FPC1をFPCの幅方向に並設してあり、該接点FPC1はFPCの両面に設けてある。また、FPCをコネクタ1に差し込み、FPC接点FPC1とコンタクト3とが電気的に接続された適正挿入完了位置となったときに係止突起44と対向する位置には、FPC係止孔FPC2をFPC側縁まで切欠して設ける。尚、該FPC係止孔FPC2は、図4(b)に表すように、切り欠き状に設けるのではなく、FPCに孔状に穿設して設けてもよい。また、FPC係止孔FPC2とコネクタ1の係止突起44との係止位置を、FPC接点FPC1よりFPCの側縁側とすることで、FPC挿入時に係止突起44がFPCを乗り越えた際にも、FPC接点FPC1に接触することなく係止突起44がFPC係止孔FPC2に侵入可能とできるので、FPC接点FPC1を傷つけることなく、しかも、FPCの差し込み方向への侵入距離を短くできることで、コネクタ1の前後方向(挿入口21から奥側方向)の厚みを小さくすることが可能となる。
このように構成するコネクタ1では、図6に表すように、FPCが矢示Bに表す方向に移動するに従い傾斜当接部47が矢示A側へ移動し、やがて傾斜当接部47がFPCの上面側へ移動してFPCが傾斜当接部47を通過し、更に矢示B側へ移動することでFPC係止孔FPC2内に進入することとなる。そして、この位置がFPCの挿入適正位置である。
従って、FPCをコネクタ1に固定する際には、単にFPCをコネクタ1の挿入口から差し込むだけで作業を終えることができる。
また、FPCをコネクタ1から抜き取る際には、FPCのFPC係止孔FPC2と係止突起44との係止を解除させるために、シェル2を回動させてFPC係止孔FPC2から係止突起44を離脱させる。この状態で、FPCを引き抜いて挿入口21から離脱させる。
以下に、この発明の実施例2を図面に基づき説明する。
図7は実施例2を表す斜視説明図であり、図8は図7のシェル回動状態を表す斜視説明図であり、図9は実施例2のハウジングの本体を表す斜視説明図であり、図10は実施例2の固定シェルを表す斜視説明図であり、図11は実施例2のシェルを表す斜視説明図である。
実施例2に表すコネクタ1は、実施例1と略同様であるが、図7および図8に表すように、コネクタ1のハウジング本体2を本体25と固定シェル26とから形成し、図9に表すように、複数のコンタクト1を実施例1同様に横方向に並設させた状態で一体成形した本体25に、実施例1におけるシェル2と同様に金属の板状体からなる固定シェル26を上方から被せて固定し、実施例1におけるハウジング本体2を形成している。そして、固定シェル26の表面に、実施例1同様に、シェル4を設けることでコネクタ1を構成している。
即ち、図9は、一体成形された本体25であり、複数並設されるコンタクト3は、実施例1とは異なり、単接点コンタクト33を採用してあり、中間部が取付固定部33bを構成して本体25に固定している。そして、単接点コンタクト33の取付固定部33bから延設される一端が基板接続部33aを形成し、本体25の挿入口側に延設され本体25の挿入口21側から下面側に位置して外部へ設けてある。また、取付固定部33bから延設される他端側がばね力を有する接触部33cを形成し、接触部33cの略中央に上方へ突出した接点33dを形成している。このように構成する単接点コンタクト33は、実施例1における下部コンタクト32と略同様の形状を成している。
尚、実施例2におけるシェル4は実施例1同様であるが、ハウジング本体2に回動自在に取り付けた際に、ハウジング本体2の背面側に位置するシェル背面部41aの両端に、固定シェル26と係止させるための係止片48を設ける。係止片48は、溝部によってシェル背面部41aとは切り離され、シェル本体41に片持ち状に連続した状態に設けることでばね力を持たせている。
本体25は、図9に表すように、側縁部25aと背面側縁部25bとによって外縁部が挿入口21側を解放したコ字状となり、且つ、中央部が穿たれてコンタクト固定部25cを形成してなり、絶縁体である高分子樹脂によって成形されている。本体5の側縁部25aそれぞれには、挿入口21側にシェル振れ止め溝27を穿設してなる。そして、シェル4にも、このシェル振れ止め溝27の位置に合わせ、振れ止め係止片49を設ける。振れ止め係止片49は、シェル4が本体25に沿って位置している閉じた状態においてシェル振れ止め溝27と対向する位置から該溝27内に入り込み係止可能であり、その先端をL字上に折曲させて設ける。
このように設けるシェル振れ止め溝27および振れ止め係止片49は、シェル4が本体25に沿って位置している閉じた状態では、シェル4に設ける振れ止め係止片49の全体が入り込み、また、シェル4が回動して本体25から離れて開いた状態では、振れ止め係止片49の先端側がシェル振れ止め溝27内に入り込んで位置する。従ってシェル振れ止め溝27および振れ止め係止片49を設ける位置は、シェル4の回動中心側に、シェル4開状態時および閉状態時に前記のような係止状態となれるような位置に設ける。
このようにシェル振れ止め溝27および振れ止め係止片49を設けることで、シェル4が前記閉じた状態では、FPCあるいはFFCに抜去方向への力が加わった際に、FPCあるいはFFCに設けた係止孔FPC2との係止によって係止突起44が該抜去力を支持するときの本体25との支点となると共にシェル4が左右横方向へ振れて移動してしまわないように振れを防止する。同様に、シェル4が回動して本体25から開いた状態でも、振れ止め係止片49の先端が振れ止め溝27内に位置しているので、やはりシェル4の左右横方向へ振れて移動してしまわないように振れを防止する。そして、本体25の成形は、コンタクト3を複数並設した状態で一体的に成形されてなる。
尚、実施例2においては、シェル振れ止め溝27および振れ止め係止片49によってシェル4の移動を規制しているが、実施例1では、シェル4がハウジング本体2に沿って位置している閉じた状態、および、シェル4が回動して本体25から離れて開いた状態の何れの状態においても、ハウジング本体2にホールドダウン5を設けてあるので、シェル4が閉じた状態および開いた状態の何れの位置でもシェル4のシェル側部41がシェル固定部51とハウジング本体2側面との間隙に位置している(開いた状態もシェル側部41の一部が該間隙に位置している)ので、シェル固定部51がシェル4の左右方向への振れを防止している。
更に、シェル4には、実施例1に表すシェル4に設けた回動孔43位置に回動孔43ではなく回動中心軸43aを設ける。この回動中心軸43aは、シェル側部42の挿入口21側端部を本体25側に、即ち内側に折曲させて突設する。回動中心軸43aがシェル4の回動中心となる。
従って、実施例2においては、コンタクト3に単接点コンタクト33を採用しているので、実施例1のように、挿入されたFPCのFPC接点FPC1とコンタクト3との良好な接触圧を得るためには、コンタクト3の接点33dのばね力を受ける部材が必要となる。そこで、実施例2においては、本体25の上面を被覆するように固定シェル26を設けて本体25に被覆固定する。
固定シェル26は、板状体からなり、本体25のコンタクト固定部25c上面を被覆するコンタクト対向部26aを設け、側縁部25aおよび背面側縁部25bそれぞれの外側に位置する左右側縁部26bおよびシェル背面側縁部26cをそれぞれ折曲して設け本体25と係止固定させることで、挿入口21を開口させ、内部に挿入空間部22を形成している。また、左右側縁部26bおよびシェル背面側縁部26cのそれぞれには、図8に表すように半田固定部26dを設け、コネクタ1を取り付けるプリント基板と半田付固定する。
このように固定シェル26の半田固定部26dおよびコンタクト3の基板接続部33aを形成とによって、本体25および固定シェル26から形成するハウジング本体2をプリント基板へ固定する。
また、固定シェル26の左右側縁部26bには、回動中心孔26gを穿設する。回動中心孔26gを穿設する位置は、実施例1同様である。回動中心孔26gには、固定シェル26に被覆するように設けるシェル4の回動中心軸43aが回動自在に嵌入される。従ってこの実施例では、実施例1と異なりシェル4の回動中心は、固定シェル26に穿設する回動中心孔26gに、シェル4に突設する回動中心軸43aを回動自在に嵌入することで構成し、シェル4を回動中心軸43aを中心に回動可能等させている。
更にまた、固定シェル26のコンタクト対向部26aには、回動自在に係止されるシェル4の係止突起44と対向する位置に、貫通用孔26eを穿設する。従って、シェル4の係止突起44は、貫通用孔26eに挿通されて挿入空間部22に位置することができる。更にまた、固定シェル26の背面側縁部25bには、シェル係止部26fを設ける。シェル係止部26fは、コンタクト対向部26a側のみが連結された片持ち状となるように切欠溝によってばね力を持つように形成され、コネクタ1の幅方向両端に設ける。シェル係止部26fは、シェル4が回動されて固定シェル26と対向状態に接して位置した際に、シェル4に設ける係止片48と係止し、シェル4が回動して固定シェル26から離れる際には、シェル係止部26fおよび係止片48のばね力に抗した回動力によって、シェル係止部26fおよび係止片48相互の位置を変位させ離脱される。
このように構成する実施例2では、FPCを挿入口21から挿入空間部22内へと挿入すると、やがてFPCの先端部が挿入空間部22内に位置している係止突起44の傾斜当接部47に当接する。そして、FPCが更に挿入を続けることで、FPCの押圧力の分力が足部46のばね力より大きくなると、係止突起44が足部46のばね力に抗して変位され、FPCは係止突起44より更に奥部へと侵入され、やがてFPCのFPC接点FPC1がコンタクト3の接点33dと接触して適正な位置に到達したときにFPC係止孔FPC2と係止突起44とが同じ位置となっているので、係止突起44はFPC係止孔FPC2内に侵入して係止する。これにより、FPCはコネクタ1から容易に離脱されない状態となる。
尚、実施例2では、コンタクト3が単接点コンタクト33なので、挿入されたFPCは上面側となる固定シェル26と単接点コンタクト33との間に挿入されることで、単接点コンタクト33の接点33dとの良好な接触圧を得ている。従って、接点33dと固定シェル26との間隙は、FPCの厚みより稍少なく設定されている。そして、FPC接点FPC1も、コンタクト3の接点33dが下面側にのみなので、FPC接点FPC1も下面側のみに設けている。尚、上面側は固定シェル26と接触して折り、固定シェル26は半田付けによってプリント配線板とアース側に接続されており、やはり良好な接触圧を得ることができるので、FPCの上面側にもアース用の接点(図示せず)を設けて固定シェル26を介してFPCとプリント配線板とをアース接続させてもよい。
この発明は、FPCまたはFFCを電気的に接続させるコネクタに実施可能であり、ZIFタイプコネクタおよびNON−ZIFタイプコネクタの何れにも利用可能である。特にZIFタイプコネクタに利用した際には、組立工程においてFPCあるいはFFCを挿入する際にはインサート時に若干の押圧力が必要となるが、挿入後にコンタクトとの良好な接触圧を得るためのシェルの開閉が不要となり、且つ、FPCあるいはFFCの抜け止め防止機構を備えることができる。また、NON−ZIFタイプコネクタに利用した場合にも、やはりFPCあるいはFFCの抜け止め防止機構を備えることができる。
この発明の実施例1を表す正面側上方から見た斜視説明図 実施例1を表す正面下方から見た斜視説明図 図1における略中央部の縦断面説明図 被挿入体であるFPCの差し込み部分を表す説明図 コネクタの係止突起部分を表す斜視説明図 FPCと係止突起との当接状態を表す説明図 実施例2を表す斜視説明図 図7のシェル回動状態を表す斜視説明図 実施例2のハウジング本体を表す斜視説明図 実施例2の固定シェルを表す斜視説明図 実施例2のシェルを表す斜視説明図 従来のZIFタイプコネクタを表す断面説明図 従来のNON−ZIFタイプコネクタを表す断面説明図
符号の説明
FPC フレキシブルプリント配線板
FPC1 FPC接点
FPC2 FPC係止孔
1 コネクタ
2 ハウジング本体
21 挿入口
22 挿入空間部
23 挿通孔
24 回動突起
25 本体
25a 側縁部
25b 背面側縁部
25c コンタクト固定部
26 固定シェル
26a コンタクト対向部
26b 左右側縁部
26c シェル背面側縁部
26d 半田固定部
26e 貫通用孔
26f シェル係止部
26g 回動中心孔
27 振れ止め溝
3 コンタクト
31 上部コンタクト
31a 基板接続部
31b 取付固定部
31c 接触部
31d 接点
32 下部コンタクト
32a 基板接続部
32b 取付固定部
32c 接触部
32d 接点
33 単接点コンタクト
33a 基板接続部
33b 取付固定部
33c 接触部
33d 接点
4 シェル
41 シェル本体
42 シェル側部
43 回動孔
43a 回動中心軸
44 係止突起
45 切欠溝
46 足部
47 傾斜当接部
48 係止片
49 振れ止め係止片
5 ホールドダウン
51 シェル固定部
52 固定突起

Claims (3)

  1. 長細い形状に挿入口を開口する挿入空間部を形成し、挿入空間部には複数のコンタクトを並設し、FPCあるいはFFCを接続可能なコネクタにおいて、
    挿入空間部を形成するコネクタ本体には表面から挿入空間部へ貫通する挿通孔を穿設し、
    板状体からなりコネクタ本体の挿通孔を穿設した面に沿って取付けられると共に、基端部が回動支点としてコネクタ本体に回動自在に係止されるシェルを備え、
    シェルには、コネクタ本体に沿って取付けられた位置では挿通孔内に挿通されて挿入空間部内に突出しシェル回動時には挿入空間部外方へ位置され、且つ、挿通孔内において押圧されることで挿通孔の外方向へ移動される係止突起を設けることを特徴とするコネクタ。
  2. コネクタ本体にはコネクタ本体の挿入口側両端に振れ止め溝を穿設し、シェルにはコネクタ本体に沿って取付けられた位置に、振れ止め溝内へ進入して係止する振れ止め係止片を設け、振れ止め係止片はシェルが回動された際にも該係止片先端側が該溝内に進入した状態となるように設けられる請求項1に記載のコネクタ。
  3. シェルに設ける係止突起は挿入口側が傾斜して形成され、挿入口側から押圧されると挿入口外方へ移動可能なばね力を有する請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
JP2007028671A 2007-02-08 2007-02-08 コネクタ Expired - Fee Related JP4353436B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028671A JP4353436B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 コネクタ
CN 200710139078 CN101242043B (zh) 2007-02-08 2007-07-24 连接器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028671A JP4353436B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008192574A true JP2008192574A (ja) 2008-08-21
JP4353436B2 JP4353436B2 (ja) 2009-10-28

Family

ID=39752460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007028671A Expired - Fee Related JP4353436B2 (ja) 2007-02-08 2007-02-08 コネクタ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4353436B2 (ja)
CN (1) CN101242043B (ja)

Cited By (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100109482A (ko) * 2009-03-31 2010-10-08 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
EP2251937A1 (en) 2009-05-13 2010-11-17 I-Pex Co., Ltd. Electrical Connector
US7850473B1 (en) 2009-08-10 2010-12-14 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
EP2312698A1 (en) 2009-10-14 2011-04-20 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
CN102074821A (zh) * 2009-11-18 2011-05-25 Smk株式会社 基板连接用连接器
JP2011108501A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Smk Corp 基板接続用コネクタ
EP2330688A1 (en) 2009-12-04 2011-06-08 I-Pex Co., Ltd. FPC connector
JP2011134582A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujitsu Component Ltd 平型ケーブル用コネクタ、その製造方法及びロック機構
WO2012008353A1 (ja) * 2010-07-13 2012-01-19 株式会社アイペックス コネクタ装置
JP2012059434A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタ
EP2439817A2 (en) 2010-10-05 2012-04-11 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2469665A2 (en) 2010-12-27 2012-06-27 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2487759A2 (en) * 2011-02-14 2012-08-15 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2493023A2 (en) 2011-02-22 2012-08-29 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2538494A2 (en) 2011-06-22 2012-12-26 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
JP2012256483A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ
EP2568538A1 (en) * 2011-09-06 2013-03-13 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
JP2013101807A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Daiichi Seiko Co Ltd コネクタ装置
JP2013251210A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Yazaki Corp フラットケーブル用コネクタ
JP2014041731A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
US8936476B2 (en) 2011-11-28 2015-01-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector including locking structure having a locking lug and a spring portion
JP2015207525A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用コネクタ
JP2016018614A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2016046149A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2016066478A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2016085812A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 第一精工株式会社 電気コネクタ
EP3067990A1 (en) 2015-03-13 2016-09-14 Hirose Electric Co., Ltd. Electrical connector
JP2019175785A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2020136089A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2020136088A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2020136087A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
CN112563783A (zh) * 2020-09-30 2021-03-26 联宝(合肥)电子科技有限公司 一种排线电连接器、排线连接***及电子设备

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5344059B2 (ja) * 2011-03-18 2013-11-20 第一精工株式会社 電気コネクタ
CN102842798B (zh) * 2011-06-24 2014-11-12 达昌电子科技(苏州)有限公司 连接器
JP5016127B1 (ja) * 2011-07-05 2012-09-05 京セラコネクタプロダクツ株式会社 コネクタ
CN103001026B (zh) * 2011-09-15 2015-02-25 第一精工株式会社 连接器装置
CN102629723B (zh) * 2012-04-24 2014-10-22 东莞宇球电子股份有限公司 扁平式导体用电连接器
CN102629710B (zh) * 2012-04-24 2014-12-31 东莞宇球电子股份有限公司 扁平式导体用电连接器及其与扁平式导体的组装方法
CN103390810A (zh) * 2012-05-08 2013-11-13 林雅萍 电连接器
JP5699110B2 (ja) * 2012-05-28 2015-04-08 京セラコネクタプロダクツ株式会社 コネクタ
CN103855487B (zh) * 2013-03-15 2015-12-09 亳州联滔电子有限公司 线缆连接器组件
EP3345249A4 (en) 2015-08-31 2019-04-17 Amphenol FCI Asia Pte. Ltd. LEITERPLATTENVERBINDER
US10305209B2 (en) 2016-02-26 2019-05-28 Amphenol Fci Asia Pte Ltd Electrical connector and method of assembling the same
CN111342250A (zh) * 2020-04-02 2020-06-26 苏州祥龙嘉业电子科技股份有限公司 一种下沉式fpc连接器安装结构
TWI778540B (zh) * 2021-03-09 2022-09-21 禾昌興業股份有限公司 超薄型易鎖易解鎖連接器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7044773B2 (en) * 2002-08-01 2006-05-16 Ddk Ltd. Connector

Cited By (77)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100109482A (ko) * 2009-03-31 2010-10-08 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
JP2010238512A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタ
TWI504079B (zh) * 2009-03-31 2015-10-11 Hirose Electric Co Ltd Electrical connectors for circuit boards
KR101692210B1 (ko) 2009-03-31 2017-01-03 히로세덴끼 가부시끼가이샤 회로 기판용 전기 커넥터
US8221147B2 (en) 2009-05-13 2012-07-17 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
JP2010267427A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
EP2251937A1 (en) 2009-05-13 2010-11-17 I-Pex Co., Ltd. Electrical Connector
EP2287976A1 (en) 2009-08-10 2011-02-23 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
JP2011040246A (ja) * 2009-08-10 2011-02-24 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
CN101997198A (zh) * 2009-08-10 2011-03-30 爱沛斯株式会社 连接装置
US7850473B1 (en) 2009-08-10 2010-12-14 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
EP2312698A1 (en) 2009-10-14 2011-04-20 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
US8235739B2 (en) 2009-10-14 2012-08-07 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
KR101124103B1 (ko) * 2009-10-14 2012-03-21 가부시키가이샤 아이펙스 커넥터 장치
JP2011108501A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Smk Corp 基板接続用コネクタ
TWI420762B (zh) * 2009-11-18 2013-12-21 Smk Kk 基板連接用連接器
JP2011108500A (ja) * 2009-11-18 2011-06-02 Smk Corp 基板接続用コネクタ
CN102074821A (zh) * 2009-11-18 2011-05-25 Smk株式会社 基板连接用连接器
US8002567B2 (en) 2009-12-04 2011-08-23 I-Pex Co., Ltd. Electrical connector
TWI413313B (zh) * 2009-12-04 2013-10-21 Dai Ichi Seiko Co Ltd 連接器裝置
JP2011119162A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
EP2330688A1 (en) 2009-12-04 2011-06-08 I-Pex Co., Ltd. FPC connector
JP2011134582A (ja) * 2009-12-24 2011-07-07 Fujitsu Component Ltd 平型ケーブル用コネクタ、その製造方法及びロック機構
JP2012022848A (ja) * 2010-07-13 2012-02-02 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
WO2012008353A1 (ja) * 2010-07-13 2012-01-19 株式会社アイペックス コネクタ装置
JP2012059434A (ja) * 2010-09-07 2012-03-22 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタ
JP2012079624A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 I-Pex Co Ltd コネクタ装置
EP2439817A2 (en) 2010-10-05 2012-04-11 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
US8376762B2 (en) 2010-10-05 2013-02-19 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector having a shell with a holding portion and a releasing portion
EP2439817A3 (en) * 2010-10-05 2013-06-12 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
US8512058B2 (en) 2010-12-27 2013-08-20 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2469665A3 (en) * 2010-12-27 2013-04-10 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2469665A2 (en) 2010-12-27 2012-06-27 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2487759A3 (en) * 2011-02-14 2014-11-05 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
US8398417B2 (en) 2011-02-14 2013-03-19 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector having a shell member with a holding portion and a release portion connected by a connecting portion
EP2487759A2 (en) * 2011-02-14 2012-08-15 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
JP2012169099A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Daiichi Seiko Co Ltd コネクタ装置
EP2493023A2 (en) 2011-02-22 2012-08-29 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2493023A3 (en) * 2011-02-22 2014-11-05 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
TWI455410B (zh) * 2011-02-22 2014-10-01 Dai Ichi Seiko Co Ltd Connector device
JP2012174522A (ja) * 2011-02-22 2012-09-10 Daiichi Seiko Co Ltd コネクタ装置
US8608509B2 (en) 2011-02-22 2013-12-17 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
JP2012256483A (ja) * 2011-06-08 2012-12-27 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ
EP2538494A3 (en) * 2011-06-22 2013-07-17 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
KR101395420B1 (ko) * 2011-06-22 2014-05-14 다이-이치 세이코 가부시키가이샤 커넥터 장치
US8808020B2 (en) 2011-06-22 2014-08-19 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector with releasing member
EP2538494A2 (en) 2011-06-22 2012-12-26 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
EP2568538A1 (en) * 2011-09-06 2013-03-13 Dai-Ichi Seiko Co., Ltd. Electrical connector
JP2013101807A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Daiichi Seiko Co Ltd コネクタ装置
US8936476B2 (en) 2011-11-28 2015-01-20 Japan Aviation Electronics Industry, Limited Connector including locking structure having a locking lug and a spring portion
US20150056840A1 (en) * 2012-06-04 2015-02-26 Yazaki Corporation Connector for flat cable
US9444166B2 (en) 2012-06-04 2016-09-13 Yazaki Corporation Connector for flat cable
JP2013251210A (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Yazaki Corp フラットケーブル用コネクタ
JP2014041731A (ja) * 2012-08-22 2014-03-06 Hirose Electric Co Ltd 平型導体用電気コネクタ
JP2015207525A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 矢崎総業株式会社 フラットケーブル用コネクタ
JP2016018614A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2016046149A (ja) * 2014-08-25 2016-04-04 第一精工株式会社 コネクタ装置
JP2016066478A (ja) * 2014-09-24 2016-04-28 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2016085812A (ja) * 2014-10-23 2016-05-19 第一精工株式会社 電気コネクタ
EP3067990A1 (en) 2015-03-13 2016-09-14 Hirose Electric Co., Ltd. Electrical connector
JP2016171029A (ja) * 2015-03-13 2016-09-23 ヒロセ電機株式会社 平型導体用電気コネクタ
US9525226B2 (en) 2015-03-13 2016-12-20 Hirose Electric Co., Ltd. Electrical connector
JP2019175785A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 第一精工株式会社 電気コネクタ
CN110323599A (zh) * 2018-03-29 2019-10-11 第一精工株式会社 电连接器
CN110323599B (zh) * 2018-03-29 2021-01-01 第一精工株式会社 电连接器
US10873144B2 (en) 2018-03-29 2020-12-22 I-Pex Inc. Electrical connector
JP2020136087A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2020136088A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
JP2020136089A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 第一精工株式会社 電気コネクタ
US10992072B2 (en) 2019-02-20 2021-04-27 I-Pex Inc. Electrical connector with rotatably mounted cover member
US11038296B2 (en) 2019-02-20 2021-06-15 I-Pex Inc. Electric connector with rotatably mounted cover member
US11114789B2 (en) 2019-02-20 2021-09-07 I-Pex Inc. Electrical connector with rotationally restricted cover member
JP2022000864A (ja) * 2019-02-20 2022-01-04 I−Pex株式会社 電気コネクタ
JP6996521B2 (ja) 2019-02-20 2022-01-17 I-Pex株式会社 電気コネクタ
JP7272394B2 (ja) 2019-02-20 2023-05-12 I-Pex株式会社 電気コネクタ
CN112563783A (zh) * 2020-09-30 2021-03-26 联宝(合肥)电子科技有限公司 一种排线电连接器、排线连接***及电子设备
CN112563783B (zh) * 2020-09-30 2021-12-21 联宝(合肥)电子科技有限公司 一种排线电连接器、排线连接***及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
CN101242043B (zh) 2012-02-29
JP4353436B2 (ja) 2009-10-28
CN101242043A (zh) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4353436B2 (ja) コネクタ
JP3903338B2 (ja) Fpc用コネクタ
KR101514256B1 (ko) 커넥터
KR100373597B1 (ko) 커넥터에 접속되어 있는 박판형 물체와 평행한 방향의접촉편에 결합된 회전식 액추에이터를 가지는 커넥터
US6755682B2 (en) Rotating actuator for cable connector with hook shaped pivot on terminal
JP5093340B2 (ja) コネクタ装置
JP5621999B2 (ja) コネクタ装置
JP4795179B2 (ja) コネクタ
JP6423504B1 (ja) 平型導体用コネクタ
JP5729553B2 (ja) コネクタ装置
KR20180066822A (ko) 커넥터 장치
JPS62246277A (ja) 電気コネクタ
JP2008053123A (ja) Fpc用コネクタ
JP2002198112A (ja) 電気コネクタ
US20060128207A1 (en) Connector for flexible printed circuit
US20070020982A1 (en) Connector for flexible printed circuit
JP2008243554A (ja) ケーブル用コネクタ
JP2004235142A (ja) カードエッジコネクタ用ラッチ
JP2017107711A (ja) コネクタ
JP2007250349A (ja) 中継コネクタ
JP5846429B2 (ja) コネクタ装置
US20090149078A1 (en) Connector
JP2001307804A (ja) コネクタ
JP3976273B2 (ja) コネクタ及びそれを用いたコネクタ装置
JP3146200U (ja) 電気コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081209

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090723

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090723

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4353436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130807

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees