JP4795179B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
従来、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される可撓(とう)性を備える平板状ケーブルを接続するためのコネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
図18は従来のコネクタの斜視図である。
図において、803は平板状ケーブルであり、合成樹脂等の絶縁性材料から成るベースフィルムと、該ベースフィルムに支持された金属等の導電性材料から成る複数本の導電線804を有する。なお、平板状ケーブル803の端部においては、導電線804の被覆が除去され、導電線804が平板状ケーブル803の一面(図における下面)に露出している。また、平板状ケーブル803の端部においては、隣接する導電線804同士の間にスリット805が形成されている。該スリット805は、所定の幅及び長さでベースフィルムを厚さ方向に貫通するように形成されている。
一方、800は、図示されないコネクタハウジングに嵌(かん)合されるスライダ部材であり、コネクタハウジングの前面に形成された横長の開口内に挿入される扁(へん)平な舌部801を有する。また、該舌部801の下面には、前記平板状ケーブル803のスリット805に係合される突起802が形成されている。
そして、前記平板状ケーブル803を接続する場合には、コネクタハウジングの開口に平板状ケーブル803の端部を挿入した後に、前記舌部801を開口内に挿入してスライダ部材800をコネクタハウジングに嵌着する。すると、底部と天井部との間隔が狭い横長の開口内に舌部801が挿入されるので、該舌部801によって平板状ケーブル803の端部が下方に押圧され、導電線804がコネクタハウジングの開口に配設されている端子に押付けられる。そのため、導電線804と端子とが確実に接触する。
また、舌部801の下面に形成された突起802の各々は、平板状ケーブル803の対応するスリット805に係合される。これにより、平板状ケーブル803の端部は、コネクタハウジングの開口に挿入された状態で維持される。また、平板状ケーブル803の幅方向の位置決めがなされ、導電線804の各々と対応する端子とが、位置ずれすることなく、接触状態を維持する。
特開2002−170613号公報
しかしながら、前記従来のコネクタにおいては、導電線804を端子に押付ける反力をコネクタハウジングの開口の両端において受けることになるので、開口の幅をあまり広げることができず、端子の数を多くすること、すなわち、多極化が困難である。すなわち、前記従来のコネクタにおいては、底部と天井部との間隔が狭い横長の開口内に舌部801を挿入すると、該舌部801によって平板状ケーブル803の端部が下方に押圧されて端子に押付けられるようになっているが、端子からの上方に向けた反力は、結局のところ、舌部801を介して天井部が受けることとなる。したがって、開口の幅を広げて端子の数を多くすると、天井部の中央付近は、上方に向けた大きな力を受けて膨らみ、変形してしまう。もっとも、天井部の強度を向上させれば変形を防止することができるが、その場合、肉厚が厚くなりコネクタが大型化してしまう。
また、前記従来のコネクタにおいては、コネクタハウジングの前面に形成された開口内に平板状ケーブル803の端部及びスライダ部材800の舌部801を挿入する必要があるので、平板状ケーブル803を接続するための作業が煩雑になってしまう。
本発明は、前記従来のコネクタの問題点を解決して、平板状ケーブルに形成された係合孔(こう)に係合するフック部材を端子と並べて配設するようにして、端子の発揮する弾性力とフック部材とが協働して平板状ケーブルを係止することができ、簡単な構造でありながら、平板状ケーブルを容易に、かつ、確実に接続することができ、ハウジングの幅方向の中央部に力が集中して加わることがなく、ハウジングの変形を防止することができ、ハウジングの幅を広くして多極化することができるコネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明のコネクタにおいては、一対の平板状ケーブルの一面に対向する基板部を備えるハウジングと、該ハウジングの長手方向に延在し、該長手方向の中心において長手方向と直交する直線に関してほぼ線対称な形状を備え、前記平板状ケーブルの導電線と接触する複数の端子とを有するコネクタであって、前記基板部は、前記端子と並べて配設され、前記平板状ケーブルの係合孔と係合する複数のフック部材を備え、前記端子は、前記基板部に固定された基端部、該基端部に接続され、先端にいくほど前記基板部から離間する傾斜部及び該傾斜部に接続され、前記平板状ケーブルの導電線と接触する接触部を備え、前記コネクタに接続された平板状ケーブルに対して基板部から離間する方向の付勢力を付与し、前記フック部材は、前記端子の付勢力に抗して前記平板状ケーブルを係止する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記フック部材は、隣接する端子の間に配設される。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記フック部材は、端子の隣接するグループ同士の間に配設される。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記フック部材は、平板状ケーブルの接続方向に関し、少なくとも前記接触部を含む範囲に亘(わた)って存在する。
本発明の更に他のコネクタにおいては、さらに、前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルを覆う第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられたアクチュエータを更に有し、該アクチュエータは、第2位置において、前記平板状ケーブルの基板部から離間する方向への移動を防止する。
本発明によれば、コネクタは、平板状ケーブルに形成された係合孔に係合するフック部材を端子と並べて配設するようになっている。これにより、端子の発揮する弾性力とフック部材とが協働して平板状ケーブルを係止することができる。したがって、簡単な構造でありながら、平板状ケーブルを容易に、かつ、確実に接続することができ、ハウジングの幅方向の中央部に力が集中して加わることがなく、ハウジングの変形を防止することができ、ハウジングの幅を広くして多極化することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図、図2は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの側面図、図3は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの正面図、図4は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの上面図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図4におけるA−A矢視断面図である。
図において、1は本実施の形態における中継コネクタとしてのコネクタであり、後述される一対の平板状ケーブル101同士を相互に電気的に接続するために使用される。該平板状ケーブル101は、フレキシブル回路基板(FPC:Flexible Printed Circuit)、フレキシブルフラットケーブル(FFC:Flexible Flat Cable)等と称される平板状の可撓性ケーブルであるが、導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタ1の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ1が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ1の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ1は、ハウジング11及び該ハウジング11に取付けられた一対のアクチュエータ21を有する。前記ハウジング11は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された平板状の部材であり、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネイト)、LCP(液晶ポリマー)、PPS(ポリフェニルスルフィド)、ポリアミド、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等のプラスチックから成り、射出成形等の方法によって一体成形されているが、いかなる材料から成るものであってもよいし、いかなる成形方法によって成形されたものであってもよいが、LCPのような高耐熱樹脂から成るものであることが望ましい。
また、前記アクチュエータ21も、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された平板状の部材であり、前記ハウジング11と同様の材料から成り、同様の方法によって一体成形されているが、いかなる材料から成るものであってもよいし、いかなる成形方法によって成形されたものであってもよい。そして、各アクチュエータ21は、ハウジング11に姿勢変化可能に取付けられ、第1位置としての開位置と第2位置としての閉位置との間で姿勢変化することができる。なお、図1〜5は、アクチュエータ21が開位置にある状態を示している。
そして、前記ハウジング11は、長方形状の板部材であり、平板状ケーブル101の一面に対向する基板部12、該基板部12の両側に立設し、ハウジング11の長手方向、すなわち、基板部12の長手方向(図4における横方向)に延在する互いに平行な側壁部13、及び、基板部12の長手方向両端において立設し、両側の側壁部13の端部を連結する敷居部15を備える。なお、基板部12、側壁部13及び敷居部15は一体的に形成されている。そして、基板部12に対向する方向が開放された収容空間17が、前記基板部12、側壁部13及び敷居部15によって画定される。また、敷居部15は、側壁部13よりも薄く、かつ、低く形成されている。さらに、側壁部13の長手方向中央における内面には、係合凹部14が形成されている。
また、端子51は、ハウジング11の長手方向に延在し、りん青銅等の金属のように弾性を備える導電性材料から成り、長手方向の中心において長手方向と直交する直線に関して線対称、すなわち、図5における左右に関して対称な形状を有する。そして、前記端子51の中央に位置する基端部53の中心近傍部分は、合成樹脂等の絶縁性材料から成る端子保持部材16によって保持されている。なお、該端子保持部材16は、ハウジング11と同様に、LCPのような高耐熱樹脂から成るものであることが望ましい。前記端子51は、複数本、例えば、11本が、互いに平行になるように配列され、前記端子保持部材16によって一体的に保持されている。前記端子51の数及び端子同士の間隔、すなわち、端子51のピッチは、平板状ケーブル101の図示されない導電線の数及びピッチに対応して適宜変更することができる。
図5に示されるように、前記端子51は、端子保持部材16の左右、すなわち、ハウジング11の長手方向両端に向けてほぼ同一の長さだけ突出する。この場合、基端部53の先端近傍が端子保持部材16から突出し、基端部53の先端に傾斜部54が接続され、さらに、該傾斜部54の先端に接触部としての先端部55が接続されている。なお、左右に突出する端子51は、当然、端子保持部材16内において共通する基端部53によって接続されている。
そして、端子保持部材16がハウジング11に取付けられた状態において、端子51は収容空間17内に収容される。この状態において、基端部53は基板部12の上面と平行に延在し、傾斜部54は先端にいくほど上昇するように基板部12の上面に対して傾斜し、先端部55は、先端が下方を向くように湾曲している。すなわち、前記端子51における端子保持部材16から突出した部分は、一端が端子保持部材16によって保持された斜めのカンチレバー状となっていて、自由端に位置する先端部55が基板部12の上面から大きく離れた状態となっている。また、前記端子保持部材16は、上面形状が略長方形の厚板状の部材であり、その長手方向(図4における上下方向)の両端が係合凹部14内に嵌(はまり)込んで係合し、ハウジング11に対する端子保持部材16及び端子51の位置決めを行う。
本実施の形態においては、ハウジング11は複数のフック部材31を備える。該フック部材31は、基板部12から上方に向けて突出し、平板状ケーブル101に形成された後述される係合孔112に係合する部材であり、基板部12と一体的に形成されている。図示される例において、各フック部材31は、基板部12の長手方向及び基板部12に対して垂直な方向に延在する略長方形の板状の部材であって、隣接する端子51の先端部55同士の間に位置するように配設されている。すなわち、フック部材31は、端子51の先端部55と交互に並んで、基板部12の幅方向(図4における上下方向)に延在する列をなすように配設されている。また、前記フック部材31におけるハウジング11の中心と反対側の側面の下部は敷居部15と接続され、ハウジング11の中心側の側面の下端は基板部12に形成された開口部12aに隣接している。
そして、各フック部材31の上端には、ハウジング11の中心に向けて、すなわち、接続される各平板状ケーブル101の先端に向けて突出する係合突部32が一体的に形成されている。該係合突部32は、平板状ケーブル101の上面に係止して平板状ケーブル101の上方への変位を規制し、係合孔112とフック部材31との係合状態が解除されることを防止する。一方、係合孔112とフック部材31とが係合した状態において、平板状ケーブル101は、隣接するフック部材31同士の間に位置する端子51の先端部55を下方に押下げるので、端子51からの上向きの反力を受けることとなる。そのため、平板状ケーブル101は、フック部材31の係合突部32と端子51の先端部55とによって上下から挟持された状態となり、コネクタ1への接続状態が維持される。
この場合、各フック部材31は、平板状ケーブル101の接続方向、すなわち、挿入方向、更に換言すれば、ハウジング11の長手方向に関して、端子51の先端部55の位置を含む範囲に亘って存在する。そのため、平板状ケーブル101が端子51の先端部55から受ける上向きの力の作用点と、フック部材31の係合突部32から受ける下向きの力の作用点との間の平板状ケーブル101の接続方向に関する距離は、ほぼゼロに近似することができる。すなわち、平板状ケーブル101は、その接続方向に関してほぼ同一の部位において、端子51及びフック部材31から上下方向の力を受けて挟持される。したがって、平板状ケーブル101は、変形することなく、安定して挟持される。
また、前記アクチュエータ21は、略方形の厚板状の部材であり、オペレータが手指等によって操作する本体部23及び該本体部23の一端の両側から突出する回転軸22を有する。該回転軸22は、ハウジング11の両側の側壁部13における係合凹部14が存在する部分に形成された軸支持スロット13b内に挿入され、回転可能に支持される。これにより、前記アクチュエータ11は、回転軸22を中心に回転することによって、開位置と閉位置との間で姿勢変化することができる。
さらに、前記アクチュエータ21は、本体部23の下面に、アクチュエータ21が閉位置になったときに、フック部材31の上端部分を収容するフック収容凹部23a、及び、平板状ケーブル101の先端の位置を規定するケーブル規制突起25を有する。前記フック収容凹部23aは、複数であり、各々が各フック部材31に対応する。また、前記ケーブル規制突起25は、基板部12の幅方向に延在し、コネクタ1に接続される平板状ケーブル101の先端と当接する。さらに、前記本体部23の両側面にはロック凹部24が形成されている。該ロック凹部24は、アクチュエータ21が閉位置になったときに、両側の側壁部13の内側側面から突出するロック突起13aと係合してアクチュエータ21をロックし、該アクチュエータ21が開位置に姿勢変化することを防止する。
次に、前記コネクタ1に平板状ケーブル101を接続する動作について説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す斜視図、図7は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す上面図、図8は本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す正面図である。
ここで、平板状ケーブル101は、細長い帯状の形状を備える絶縁性の薄板部材である基板部、及び、該基板部の一面(図6における下面)に配設された複数本、例えば、11本の図示されない導電線を有する。該導電線は、例えば、銅等の導電性金属から成る箔(はく)状の線状体であり、任意のピッチで並列に配設される。なお、前記導電線の数及びピッチは、必要に応じて適宜変更することができる。
なお、導電線の基板部と反対側の面は、図示されない絶縁性の保護フィルムによって覆われ、平板状ケーブル101の先端部近傍の所定範囲においてのみ保護フィルムが除去され、導電線が露出していることが望ましい。
そして、前記所定範囲において基板部には、図6に示されるように、平板状ケーブル101の長手方向、すなわち、接続方向に延在するスリット状の係合孔112が基板部を厚さ方向に貫通するように形成されている。図示される例において、各係合孔112は、略長方形の開口であり、その幅はフック部材31の厚さにほぼ対応し、その長さはフック部材31の平板状ケーブル101の接続方向に関する寸法(図5における横方向の寸法)にほぼ対応する。なお、前記係合孔112の長さは、フック部材31の上端における平板状ケーブル101の接続方向に関する寸法、すなわち、フック部材31の本体と係合突部32とを合せた平板状ケーブル101の接続方向に関する寸法と同程度であることが望ましい。そして、各係合孔112は、隣接する導電線同士の間に位置するように配設されている。すなわち、係合孔112は、導電線と交互に並んで、平板状ケーブル101の幅方向(図7における上下方向)に延在する列をなすように配設されている。なお、各係合孔112はフック部材31と係合することができる形状であればよく、例えば、円形、楕(だ)円形でもよい。また、係合孔112は、例えば、平板状ケーブル101に係合孔112と同形状のマスキングを施し、レーザ、プラズマ等を用いて開孔する。他の例として、プレスで開孔してもよい。
コネクタ1に平板状ケーブル101を接続する場合、まず、平板状ケーブル101の先端部を、開位置にあるアクチュエータ21とハウジング11の基板部12との間に挿入し、導電線が基板部12に対向するように、かつ、導電線の延在する方向が端子51の延在する方向と一致するように、平板状ケーブル101を位置付ける。
例えば、図7及び8において、コネクタ1の右側部分に接続する平板状ケーブル101は、その長手方向が横方向となり、先端が左を向き、各係合孔112がハウジング11の対応するフック部材31の真上に各々位置するようにして、右側の端子51の上方に位置付けられる。また、例えば、図7及び8において、コネクタ1の左側部分に接続する平板状ケーブル101は、その長手方向が横方向となり、先端が右を向き、各係合孔112がハウジング11の対応するフック部材31の真上に各々位置するようにして、左側の端子51の上方に位置付けられる。
続いて、平板状ケーブル101を下方に移動させて係合孔112に対応するフック部材31を進入させて係合させる。この場合、係合孔112が隣接する導電線同士の間に位置するように配設され、フック部材31が隣接する端子51の先端部55同士の間に位置するように配設されているので、係合孔112とフック部材31とを係合させることによって、平板状ケーブル101の各導電線と各端子51の先端部55との位置合せが自動的に行われる。
また、平板状ケーブル101を下方に移動させて係合孔112とフック部材31とを係合させると、平板状ケーブル101の下面において露出する導電線が端子51の先端部55に当接して該先端部55を下方に押下げる。ここで、端子51は、弾性を備える材料から成るので、前記導電線によって下向きに押されることによって弾性的に変位する。この状態において、端子51自体の弾性によって生じる上向きの付勢力により、先端部55は前記導電線に対して押付けられる。そのため、平板状ケーブル101は、先端部55から、端子51自体の弾性によって生じる上向きの付勢力、すなわち、端子51の反力を受けることとなる。
そして、平板状ケーブル101の上面がフック部材31の係合突部32の下面の高さと同等となると、平板状ケーブル101を接続方向と反対方向、すなわち、ハウジング11の中心から離れる方向に移動させる。すると、フック部材31の上端においてハウジング11の中心に向けて突出する係合突部32が、平板状ケーブル101の上面に係止する。そのため、平板状ケーブル101の上方への変位が係合突部32によって規制され、係合孔112とフック部材31との係合状態が解除されることが防止される。
これにより、平板状ケーブル101は、フック部材31の係合突部32と端子51の先端部55とによって上下から挟持された状態となる。この場合、各端子51の先端部55は、端子51自体の弾性によって、対応する導電線に対して押付けられて、電気的に接続している。したがって、平板状ケーブル101はコネクタ1に接続された状態となる。このように、平板状ケーブル101は、端子51自体の弾性によって生じた上向きの反力を受けることにより、フック部材31の係合突部32と端子51の先端部55とによって上下から挟持された状態となっているので、コネクタ1への接続状態が維持される。
続いて、アクチュエータ21を、回転軸22を中心に回転させることによって、開位置から閉位置へ姿勢変化させ、図6〜8に示されるような状態とする。これにより、平板状ケーブル101の先端近傍部分の上面はアクチュエータ21によって覆われる。この場合、アクチュエータ21の本体部23の下面は、平板状ケーブル101の上面に当接又は近接した状態となる。また、平板状ケーブル101の係合孔112から上方に突出した状態となっているフック部材31の上端部分は、本体部23の下面に形成されたフック収容凹部23aに収容される。なお、アクチュエータ21が閉位置になったときに、本体部23のロック凹部24がハウジング11のロック突起13aと係合してアクチュエータ21をロックするので、該アクチュエータ21の姿勢変化は防止されている。
したがって、平板状ケーブル101の上方への変位がアクチュエータ21の本体部23によっても規制されるので、係合孔112とフック部材31との係合状態が解除されることがより確実に防止される。そのため、平板状ケーブル101のコネクタ1への接続状態がより確実に維持される。例えば、オペレータが平板状ケーブル101の取回しを行うことによって、平板状ケーブル101に対してコネクタ1の上方に移動させるような外力が付与された場合であっても、フック部材31の係合突部32と端子51の先端部55とによって上下から挟持されるだけでなく、アクチュエータ21の本体部23によっても上方への変位が規制されているので、平板状ケーブル101のコネクタ1への接続状態が解除されてしまうことがない。
さらに、平板状ケーブル101は、その先端がアクチュエータ21の本体部23のケーブル規制突起25に当接するので、接続方向に移動することが防止される。そのため、係合突部32が平板状ケーブル101の上面に係止している状態が解除されることがない。したがって、平板状ケーブル101がフック部材31の係合突部32と端子51の先端部55とによって上下から挟持される状態がより確実に維持される。
このように、本実施の形態においては、コネクタ1は、平板状ケーブル101に形成された係合孔112に係合するフック部材31を有し、該フック部材31は端子51と並べて配設されている。これにより、フック部材31と端子51とによって平板状ケーブル101を挟持して、該平板状ケーブル101のコネクタ1への接続状態を維持することができる。したがって、コネクタ1は、簡単な構造でありながら、平板状ケーブル101を容易に、かつ、確実に接続することができる。
また、ハウジング11の幅方向に並ぶように配列されたフック部材31と端子51とによって平板状ケーブル101を挟持するので、該平板状ケーブル101を挟持することによって生じる力が、ハウジング11の幅方向の中央部に集中して加わることがなく、ハウジング11の変形を防止することができる。同様に、前記力が、アクチュエータ21の幅方向の中央部に集中して加わることもないので、アクチュエータ21の変形を防止することもできる。
さらに、各フック部材31は、平板状ケーブル101の接続方向に関して、端子51の先端部55の位置を含む範囲に亘って存在する。そのため、平板状ケーブル101は、その接続方向に関してほぼ同一の部位において、端子51及びフック部材31から上下方向の力を受けて挟持される。したがって、平板状ケーブル101は、変形することなく、安定して挟持される。
なお、本実施の形態においては、アクチュエータ21を用いる場合について説明したが、前述のように、フック部材31と端子51とによって平板状ケーブル101を挟持して、平板状ケーブル101のコネクタ1への接続状態を維持することができるのであるから、アクチュエータ21を省略することもできる。
また、本実施の形態においては、フック部材31が隣接する端子51同士の間のすべてに配設されている場合について説明したが、フック部材31のうちのいくつかを省略して、隣接するフック部材31同士の間隔を広くすることもできる。すなわち、複数本、例えば、5本の端子51毎にフック部材31を配設することもできる。
さらに、本実施の形態においては、係合突部32がハウジング11の中心に向けて突出する場合について説明したが、係合突部32はハウジング11の中心と反対方向に向けて突出するものであってもよい。
なお、本実施の形態においては、ハウジング11の長手方向の中心において、長手方向と直交する直線に関してほぼ線対称な形状とすることによって、平板状ケーブル101同士を接続するコネクタ1について記載したが、前記ハウジング11の任意の一方を、従来知られているプリント回路基板等の基板に接続するようにして、平板状ケーブル101と基板とを接続するコネクタ1とすることもできる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図9は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図、図10は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの上面図、図11は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの正面図、図12は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの側面図、図13は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの下面図、図14は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図11におけるB−B矢視断面図である。
図において、201は本実施の形態における中継コネクタとしてのコネクタであり、後述される一対の平板状ケーブル301同士を相互に電気的に接続するために使用される。該平板状ケーブル301は、前記第1の実施の形態における平板状ケーブル101と同様に、フレキシブル回路基板、フレキシブルフラットケーブル等と称される平板状の可撓性ケーブルであるが、導電線を備える平板状のケーブルであれば、いかなる種類のものであってもよく、可撓性を有さない基板状のものであってもよい。
また、本実施の形態において、コネクタ201の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、コネクタ201が図に示される姿勢である場合に適切であるが、コネクタ201の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
ここで、前記コネクタ201は、一対のハウジング211を有する。該ハウジング211は、前記第1の実施の形態におけるハウジング11と同様に、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された平板状の部材であり、例えば、PBT、PC、LCP、PPS、ポリアミド、PEEK等のプラスチックから成り、射出成形等の方法によって一体成形されているが、いかなる材料から成るものであってもよいし、いかなる成形方法によって成形されたものであってもよいが、LCPのような高耐熱樹脂から成るものであることが望ましい。なお、前記コネクタ201及びハウジング211は、全体として長方形の平面形状を有するが、ここでは、長方形の短辺の延在する方向(図10及び13における上下方向)が平板状ケーブル301の接続される方向であって、コネクタ201及びハウジング211の長手方向であり、長方形の長辺の延在する方向(図10及び13における横方向)がコネクタ201及びハウジング211の幅方向であるものとする。
そして、前記ハウジング211は、長方形状の板部材である基板部212、該基板部212の一方の側縁に接続された中間部214を備える。なお、基板部212の他方の側縁は他の部分よりも肉厚に形成された肉厚部213となっている。また、前記中間部214は、基板部212におけるコネクタ201の中心側の側縁において、段差を形成するように接続されている。なお、基板部212及び中間部214は一体的に形成されている。そして、該中間部214はコネクタ201の幅方向に間欠的に延在し、櫛(くし)歯状に形成されている。すなわち、ハウジング211は、任意の本数の端子251毎にグループをなしているが、隣合う該グループの1つおきに中間部214を設ける構成から成る。一対のハウジング211は、互いに同一形状を有し、図13に明確に示されるように、相互の中間部214が互いに噛(かみ)合うように接続されている。なお、218は、相互の中間部214の間に形成された空隙(げき)部である。なお、この空隙を有することによって、コネクタ201は、幅方向(図10及び13における横方向)に歪(ゆが)むことが可能である。したがって、接続されたハウジング211の両片が、相互に異なる幅方向、例えば、図10及び13における左右方向にそれぞれずれた際に、コネクタ201が破損することを防止することができる。
また、端子251は、平板状ケーブル301の接続方向に延在し、りん青銅等の金属のように弾性を備える導電性材料から成り、コネクタ201における前記接続方向の中心において接続方向と直交する直線に関して線対称、すなわち、図14における左右に関して対称な形状を有する。前記端子251は、中心において左右の部分を連結する連結部252、該連結部252の両端に各々接続された基端部253、該基端部253の先端に接続された傾斜部254、及び、該傾斜部254の先端に接続された接触部としての先端部255を備える。なお、前記連結部252は中間部214の上方に位置し、基端部253、傾斜部254及び先端部255は基板部212の下方に位置する。この場合、基端部253は中間部214と基板部212の連結部分を貫通する貫通孔214a内を通過する。
そして、基板部212の下面には、平板状ケーブル301の接続方向に延在する端子収容溝215が複数本並列に形成され、前記端子251の左右の基端部253は、左右の基板部212の端子収容溝215内に嵌入されて保持される。この状態において、基端部253は基板部212の下面と平行に延在し、傾斜部254は先端にいくほど下降するように基板部212の下面に対して傾斜し、先端部255は、下方に膨出しその先端が上を向くように湾曲している。すなわち、前記端子251における傾斜部254は、根本に接続された基端部253が基板部212に固定された斜めのカンチレバー状となっていて、自由端に位置する先端部255が基板部212の下面から大きく離れた状態となっている。なお、先端部255は、基板部212の肉厚部213に対応する位置に配設されている。前記端子251の数及びピッチは、平板状ケーブル301の後述される導電線351の数及びピッチに対応して適宜変更することができる。
また、ハウジング211は複数のフック部材231を備える。該フック部材231は、基板部212から下方に向けて突出し、平板状ケーブル301に形成された後述される係合孔312に係合する部材であり、基板部212と一体的に形成されている。図示される例において、各フック部材231は、平板状ケーブル301の接続方向及び基板部212に対して垂直な方向に延在する略長方形の板状の部材である。
本実施の形態において、端子251は、所定本数、例えば、25本から成るグループを形成し、前記フック部材231は、端子251の隣接するグループ同士の間に位置するように配設されている。すなわち、フック部材231は、端子251の先端部255と同様に、基板部212の肉厚部213に対応する位置に配設され、先端部255のグループと交互に並んで、コネクタ201の幅方向に延在する列をなすように配設されている。
そして、各フック部材231の下端には、コネクタ201の中心と反対方向に向けて、すなわち、接続される各平板状ケーブル301の先端と反対方向に向けて突出する係合突部232が一体的に形成されている。該係合突部232は、平板状ケーブル301の下面に係止して平板状ケーブル301の下方への変位を規制し、係合孔312とフック部材231との係合状態が解除されることを防止する。一方、係合孔312とフック部材231とが係合した状態において、平板状ケーブル301は、隣接するフック部材231同士の間に位置する端子251の先端部255を上方に押上げるので、端子251からの下向きの反力を受けることとなる。そのため、平板状ケーブル301は、フック部材231の係合突部232と端子251の先端部255とによって上下から挟持された状態となり、コネクタ201への接続状態が維持される。
この場合、各フック部材231は、平板状ケーブル301の接続方向、すなわち、挿入方向に関して、端子251の先端部255の位置を含む範囲に亘って存在する。そのため、平板状ケーブル301が端子251の先端部255から受ける下向きの力の作用点と、フック部材231の係合突部232から受ける上向きの力の作用点との間の平板状ケーブル301の接続方向に関する距離は、ほぼゼロに近似することができる。すなわち、平板状ケーブル301は、その接続方向に関してほぼ同一の部位において、端子251及びフック部材231から上下方向の力を受けて挟持される。したがって、平板状ケーブル301は、変形することなく、安定して挟持される。
さらに、中間部214と基板部212の連結部分には、接続される各平板状ケーブル301の先端と反対方向に向けて突出するケーブル係合突片216が一体的に形成されている。平板状ケーブル301の先端は、基板部212の下面とケーブル係合突片216の上面との間に嵌入されて保持される。
次に、前記コネクタ201に平板状ケーブル301を接続する動作について説明する。
図15は本発明の第2の実施の形態における平板状ケーブルの上面図、図16は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す斜視図、図17は本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す正面図である。
図15に示されるように、平板状ケーブル301は、細長い帯状の形状を備える絶縁性の薄板部材である基板部311、及び、該基板部311の一面、すなわち、上面に配設された複数本の導電線351を有する。なお、図15においては、図示の都合上、平板状ケーブル301の先端部近傍のみが横に長い長方形として示されているが、平板状ケーブル301は図15における上下方向に延在する部材であり、前記導電線351も図15における上下方向に延在する。また、前記平板状ケーブル301の先端は、図15における下端に相当する。そして、前記導電線351は、例えば、銅等の導電性金属から成る箔状の線状体であり、所定のピッチで並列に配設される。なお、前記導電線351の数及びピッチは、必要に応じて適宜変更することができる。
また、導電線351の上面は、絶縁性の保護フィルムによって覆われているが、図15に示されるように、平板状ケーブル301の先端部近傍の所定範囲においてのみ保護フィルムが除去され、導電線351が露出している。
そして、前記所定範囲において基板部311には、図15に示されるように、平板状ケーブル301の長手方向、すなわち、接続方向に延在するスリット状の係合孔312が基板部311を厚さ方向に貫通するように形成されている。図示される例において、各係合孔312は、略長方形の開口であり、その幅はフック部材231の厚さにほぼ対応し、その長さはフック部材231の平板状ケーブル301の接続方向に関する寸法(図14における横方向の寸法)にほぼ対応する。なお、前記係合孔312の長さは、フック部材231の下端における平板状ケーブル301の接続方向に関する寸法、すなわち、フック部材231の本体と係合突部232とを合せた平板状ケーブル301の接続方向に関する寸法と同程度であることが望ましい。
本実施の形態において、導電線351は、所定本数、例えば、25本から成るグループを形成し、各係合孔312は、導電線351の隣接するグループ同士の間に位置するように配設されている。すなわち、係合孔312は、導電線351のグループと交互に並んで、平板状ケーブル301の幅方向(図15における横方向)に延在する列をなすように配設されている。
なお、可撓性を有さない基板を使用した場合には、可撓性を有するケーブルを使用する場合に比べて、導電線351の1グループ内の導電線の本数を多くすることができる。
すなわち、可撓性を有するケーブルの場合には、1グループ当りの導電線の本数を多くすると、端子の弾性力によってグループの中間部が撓み、導電線と端子との接触が不安定になる可能性があるが、可撓性を有さない基板の場合には撓みにくく、導電線と端子との接触が安定する。
コネクタ201に平板状ケーブル301を接続する場合、まず、露出する導電線351が基板部212の下面に対向するように、かつ、導電線351の延在する方向が端子251の延在する方向と一致するように、平板状ケーブル301を位置付ける。
例えば、図16及び17において、コネクタ201の右側部分に接続する平板状ケーブル301は、その長手方向が横方向となり、先端が左を向き、各係合孔312がハウジング211の対応するフック部材231の真下に各々位置するようにして、右側の端子251の下方に位置付けられる。また、例えば、図16及び17において、コネクタ201の左側部分に接続する平板状ケーブル301は、その長手方向が横方向となり、先端が右を向き、各係合孔312がハウジング211の対応するフック部材231の真下に各々位置するようにして、左側の端子251の上方に位置付けられる。
続いて、平板状ケーブル301を上方に移動させて係合孔312に対応するフック部材231を進入させて係合させる。この場合、係合孔312が導電線351の隣接するグループ同士の間に位置するように配設され、フック部材231が端子251の先端部255の隣接するグループ同士の間に位置するように配設されているので、係合孔312とフック部材231とを係合させることによって、平板状ケーブル301の各導電線351と各端子251の先端部255との位置合せが自動的に行われる。
また、平板状ケーブル301を上方に移動させて係合孔312とフック部材231とを係合させると、平板状ケーブル301の上面において露出する導電線351が端子251の先端部255に当接して該先端部255を上方に押上げる。ここで、端子251は、弾性を備える材料から成るので、前記導電線351によって上向きに押されることによって弾性的に変位する。この状態において、端子251自体の弾性によって生じる下向きの付勢力により、先端部255は前記導電線351に対して押付けられる。そのため、平板状ケーブル301は、先端部255から、端子251自体の弾性によって生じる下向きの付勢力、すなわち、端子251の反力を受けることとなる。
そして、平板状ケーブル301の下面がフック部材231の係合突部232の上面の高さと同等となると、平板状ケーブル301を接続方向、すなわち、ハウジング211の中心に向けて移動させる。すると、フック部材231の下端においてハウジング211の中心と反対方向に突出する係合突部232が、平板状ケーブル301の下面に係止する。そのため、平板状ケーブル301の下方への変位が係合突部232によって規制され、係合孔312とフック部材231との係合状態が解除されることが防止される。また、平板状ケーブル301の先端は、基板部212の下面とケーブル係合突片216の上面との間に嵌入されて保持される。
これにより、平板状ケーブル301は、フック部材231の係合突部232と端子251の先端部255とによって上下から挟持された状態となる。この場合、各端子251の先端部255は、端子251自体の弾性によって、対応する導電線351に対して押付けられて、電気的に接続している。したがって、平板状ケーブル301はコネクタ201に接続された状態となる。このように、平板状ケーブル301は、端子251自体の弾性によって生じた下向きの反力を受けることにより、フック部材231の係合突部232と端子251の先端部255とによって上下から挟持された状態となっている。さらに、平板状ケーブル301の先端が、基板部212とケーブル係合突片216とによって保持される。そのため、平板状ケーブル301のコネクタ201への接続状態が維持される。
このように、本実施の形態においては、フック部材231と端子251とによって平板状ケーブル301を挟持して、平板状ケーブル301のコネクタ201への接続状態を維持することができる。したがって、コネクタ201は、簡単な構造でありながら、平板状ケーブル301を容易に、かつ、確実に接続することができる。
また、コネクタ201の幅方向に並ぶように配列されたフック部材231と端子251とによって平板状ケーブル301を挟持するので、該平板状ケーブル301を挟持することによって生じる力が、ハウジング211の幅方向の中央部に集中して加わることがなく、ハウジング211の変形を防止することができる。したがって、多数の導電線351を備える平板状ケーブル301に対応する多極化されたコネクタ201を提供することができる。
さらに、各フック部材231は、平板状ケーブル301の接続方向に関して、端子251の先端部255の位置を含む範囲に亘って存在する。そのため、平板状ケーブル301は、その接続方向に関してほぼ同一の部位において、端子251及びフック部材231から上下方向の力を受けて挟持される。したがって、平板状ケーブル301は、変形することなく、安定して挟持される。
さらに、本実施の形態においては、アクチュエータを使用する必要がないので、コネクタ201の構造を簡素化することができる。また、フック部材231が端子251の隣接するグループ同士の間に位置するように配設されているので、フック部材231の数を減少させることができ、コネクタ201の構造を簡素化することができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの側面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの正面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの上面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図4におけるA−A矢視断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す上面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの上面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの正面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの側面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの下面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの断面図であり図11におけるB−B矢視断面図である。 本発明の第2の実施の形態における平板状ケーブルの上面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの平板状ケーブルを接続した状態を示す正面図である。 従来のコネクタの斜視図である。
符号の説明
1、201 コネクタ
11、211 ハウジング
12、212、311 基板部
12a 開口部
13 側壁部
13a ロック突起
13b 軸支持スロット
14 係合凹部
15 敷居部
16 端子保持部材
17 収容空間
21 アクチュエータ
22 回転軸
23 本体部
23a フック収容凹部
24 ロック凹部
25 ケーブル規制突起
31、231 フック部材
32、232 係合突部
51、251 端子
53、253 基端部
54、254 傾斜部
55、255 先端部
101、301、803 平板状ケーブル
112、312 係合孔
213 肉厚部
214 中間部
214a 貫通孔
215 端子収容溝
216 ケーブル係合突片
218 空隙部
252 連結部
351、804 導電線
800 スライダ部材
801 舌部
802 突起
805 スリット

Claims (5)

  1. (a)一対の平板状ケーブルの一面に対向する基板部を備えるハウジングと
    (b)該ハウジングの長手方向に延在し、該長手方向の中心において長手方向と直交する直線に関してほぼ線対称な形状を備え、前記平板状ケーブルの導電線と接触する複数の端子とを有するコネクタであって、
    (c)前記基板部は、前記端子と並べて配設され、前記平板状ケーブルの係合孔と係合する複数のフック部材を備え
    (d)前記端子は、前記基板部に固定された基端部、該基端部に接続され、先端にいくほど前記基板部から離間する傾斜部及び該傾斜部に接続され、前記平板状ケーブルの導電線と接触する接触部を備え、前記コネクタに接続された平板状ケーブルに対して基板部から離間する方向の付勢力を付与し、
    (e)前記フック部材は、前記端子の付勢力に抗して前記平板状ケーブルを係止することを特徴とするコネクタ。
  2. 前記フック部材は、隣接する端子の間に配設される請求項に記載のコネクタ。
  3. 前記フック部材は、端子の隣接するグループ同士の間に配設される請求項に記載のコネクタ。
  4. 前記フック部材は、平板状ケーブルの接続方向に関し、少なくとも前記接触部を含む範囲に亘って存在する請求項に記載のコネクタ。
  5. (a)前記平板状ケーブルを挿入可能な第1位置と挿入された平板状ケーブルを覆う第2位置との間を姿勢変化可能にハウジングに取付けられたアクチュエータを更に有し、
    (b)該アクチュエータは、第2位置において、前記平板状ケーブルの基板部から離間する方向への移動を防止する請求項に記載のコネクタ。
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