JP2008192281A - パターン及びその形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させるパターンの形成方法である。前記パターンが平面状である態様、前記マスターが光透過性であり、かつ前記マスターを介して光を照射する態様、などが好ましい。
【選択図】図1
Description
(1)有機分子の表面性の違いを利用した作製方法
(2)レーザ、紫外線ランプ等を用いた光造型法
(3)電子ビーム、イオンビームを用いた立体構造作製方法
(4)半導体プロセスを利用した方法
(5)熱により状態が変化する材料を用いた作製方法
前記(2)の光造型法は、例えば特許文献2に開示されているように、液状の光硬化性樹脂に紫外線やレーザ光を照射して樹脂を薄膜状に形成し、この薄層を順次積層して微細構造体を形成する方法である。
前記(3)の電子ビーム、イオンビームを用いた立体構造作製方法は、例えば特許文献3に開示されているように、基板上に塗布されたレジスト膜に強度調整した電子ビームを照射して微細構造体を製造する方法である。
前記(4)の半導体プロセスは、フォトリソグラフィーを利用したマスクパターンの形成と、露出部分のエッチングによる除去とを繰り返して、微細構造体を形成する方法である。
前記(5)の熱により状態が変化する材料を用いた作製方法は、例えば特許文献4に開示されているように、フォトリソグラフィーを利用せず、レーザ光の照射条件を変えることにより微細構造体に発生する熱が変化し、その変化に応じて微細構造体の状態が変わる現象を利用して直接微細構造体に微細なパターンを形成する方法である。
この問題の解決手段の一つとして、ナノインプリント法が提案されている(特許文献5参照)。このナノインプリント法は、ナノサイズのパターンを有するマスターをパターン被転写材料に押し付けることによって、マスターのパターンをパターン被転写材料に転写する方法である。このナノインプリント法によれば、微細構造体を生産性が高く、低コストで作製することができるという利点がある。
しかし、前記ナノインプリント法では、マスターのパターンが立体構造(三次元構造)であるため、マスター材料に制限があり、マスターの作製が困難である。また、マスターをパターン被転写材料に一定の圧力で押し付けるためマスターに機械的劣化が生じるという問題があり、更に三次元パターンを二次元の平面状パターンに簡便な方法で複製できるものではなく、更なる改良、開発が望まれているのが現状である。
<1> 二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させることを特徴とするパターンの形成方法である。
該<1>に記載の平面状パターンの形成方法においては、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中に、パターンを複製することができ、マスターの機械的劣化が極めて小さく、簡便な設備により短時間で効率よく複製することが可能である。
<2> パターンが平面状である前記<1>に記載のパターンの形成方法である。
<3> マスターが光透過性であり、かつ前記マスターを介して光を照射する前記<1>から<2>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<4> パターンが凹凸パターンである前記<1>から<3>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<5> マスターにおけるパターンが形成された面が、パターン被転写材料側に位置するようにして、該マスターが該パターン被転写材料と重ね合わされる前記<1>から<4>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<6> 記録層が無機材料で形成された前記<1>から<5>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<7> 記録層に光が照射される際、パターン被転写材料における、該光が照射される側とは反対側に光反射部材が配置された前記<1>から<6>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<8> 光反射部材が金属材料から形成された前記<7>に記載のパターンの形成方法である。
<9> パターン被転写材料が、記録層のみで形成された前記<1>から<8>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<10> パターン被転写材料が、記録層と、該記録層の表面に形成された保護層とを有する前記<1>から<8>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<11> 記録層中に形成されたパターンが、異なる結晶相で形成された前記<1>から<10>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<12> 重ね合わされるマスターとパターン被転写材料との間に光学材料を配置する前記<1>から<11>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<13> パターン被転写材料に重ね合わされたマスターにおけるパターンに、該パターン被転写材料の屈折率と異なる屈折率を有する異屈折率材料が配置される前記<1>から<12>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<14> パターン被転写材料に重ね合わされたマスターにおけるパターンに、該マスターを介して前記パターン被転写材料に照射される光の進路を変化させる光進路変化材料が配置された前記<1>から<13>のいずれかに記載のパターンの形成方法である。
<15> 光進路変化材料が、ビーズである前記<14>に記載のパターンの形成方法である。
<16> 二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させて得られることを特徴とするパターンである。
<17> パターンが平面状である前記<16>に記載のパターンである。
<18> 前記<16>から<17>のいずれかに記載のパターンを有することを特徴とする素子である。
該<18>に記載の素子は、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンからパターン(特に平面状パターン)を複製したものであり、例えば各種バイオセンサ、DNAチップ、プロテイン検出用チップ、μTAS(micro total analysis system)のヘルスケアチップ、DNAトランジスタ、セキュリティシステム、ナノサイズ効果を利用した光学素子やメタマテリアルなどへの応用が可能である。
本発明のパターンは、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させて得られる。
本発明のパターンの形成方法により、記録層中に形成されるパターンは、平面状であることが好ましい。
本発明のパターンの形成方法は、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させる。
本発明のパターンは、本発明のパターンの形成方法により形成される。本発明のパターンは、平面状であることが好ましい。
ここで、前記「平面状」パターンは、凹凸のほとんどない平坦なパターンから、多少凹凸を有するパターンまでを含み、具体的には、パターンの基準長さを1μmとしたとき、該パターンの最大高さが50nm以下であることを意味する。
以下、本発明のパターンの形成方法の説明を通じて本発明のパターンの詳細についても明らかにする。
前記マスターとしては、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが表面に形成されていれば特に制限はなく、目的に応じてその形状、構造、大きさ、材料等について適宜選択することができる。前記形状としては、例えば平板状、円盤状、ディスク状、カード状、膜状、シート状などが挙げられ、前記大きさとしては、特に制限はなく、用途等に応じて適宜選択することができる。前記構造としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば1種単独で形成されていてもよいし、2種以上の部材で形成されていてもよい。
前記セラミックスとしては、例えば石英、シリコン、SiO2などが挙げられる。
前記樹脂としては、例えばポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる。これらの中でも、成形性、光学特性、コストの点で優れるポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂が特に好ましい。
前記パターンの大きさとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ナノサイズからミリサイズのいずれの大きさであっても複製可能である。
前記パターン被転写材料は、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有してなり、必要に応じて光反射部材、保護層等のその他の層を有してなる。
なお、前記パターン被転写材料としては、記録層のみから形成されたものであってもよい。
前記記録層としては、その材料、形状、構造、大きさ等については特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、前記形状としては、例えば平板状、円盤状、ディスク状、カード状、膜状、シート状などが挙げられ、前記構造としては単層構造であってもよいし、積層構造であってもよく、前記大きさとしては、特に制限はなく、用途等に応じて適宜選択することができる。
前記相変化材料としては、書き換え型光ディスクの記録層材料として用いられているものの中から適宜選択することができ、例えば、Sb、Ge、Ga、In、Zn、Mn、Sn、Ag、Mg、Ca、Ag、Bi、Se、及びTeから選ばれる1種以上の元素を含む材料を用いることが好ましい。これら相変化材料としては、熱的特性及び光学特性から所望の材料を用いることが可能であるが、GeSbTe合金、AgInSbTe合金、AgInSbTeGe合金、GaSbSnGe合金、GeSbSnMn合金、GeInSbTe合金、GeSbSnTe合金などが好ましい。
なお、光から熱に変換する機能と、熱を受けて状態が変化する機能とを有する2種類以上の複合材料を用いることもできる。更に、複製の精度や効率を上げるために、複製光を効率良く受光するための機能層、発生した熱のコントロールを行う機能層などを有する多層構成にすることも可能である。
前記記録層の厚みとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、8nm〜50nmが好ましく、10nm〜30nmがより好ましい。
前記記録層に光が照射される際に、パターン被転写材料における、該光が照射される側とは反対側に光反射部材が配置されることが好ましい。前記光反射部材は、パターン形成時にあればよく、パターン形成後には除去されていても構わない。なお、前記光反射部材が配置されている場合は、マスターが光透過性であり、該マスターを介して光を照射する必要がある。
前記光反射部材としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば金属材料などが挙げられる。該金属材料としては、例えばAl、Au、Ag、Cu等の金属、又はそれらを主成分とする合金が好ましい。合金化する際の添加元素としては、例えばBi、In、Cr、Ti、Si、Cu、Ag、Pd、Taなどが挙げられる。
前記光反射部材は、光を反射して、光の利用効率を高めると共に、記録時に発生した熱を逃がす放熱層の役割も担う。
前記光反射部材の厚みは、光の利用効率の確保の観点から、30nm以上の厚みとすることが好ましい。しかし、光の利用効率、及び冷却速度はある程度の厚み以上は飽和してしまい、また、厚すぎると膜応力により基板の反りが生じたり、膜剥がれを起こす場合もあるので、300nm以下とすることが好ましい。
前記パターン被転写材料としては、記録層と、該記録層の表面に形成された保護層とを有するものであることが好ましい。なお、前記保護層は、前記記録層の両面に形成しても構わない。
前記保護層の材料としては、特に制限はなく、公知のものの中から目的に応じて適宜選択することができるが、例えばSi、Zn、Sn、In、Mg、Al、Ti、Zr等の各酸化物;Si、Ge、Al、Ti、B、Zr等の各窒化物;Zn、Ta等の各硫化物;Si、Ta、B、W、Ti、Zr等の各炭化物;ダイヤモンド状カーボン;或いはこれらの混合物が挙げられる。これらの中でも、モル比が7:3〜8:2近傍のZnSとSiO2の混合物が好ましく、光学定数、熱膨張係数、弾性率が最適化されている(ZnS)80(SiO2)20(モル%)が特に好ましい。
前記保護層の厚みは、(ZnS)80(SiO2)20(モル%)を用いた場合には40〜80nmが好ましい。
この場合、パターン被転写材料における最表面層となる第2保護層7がマスターのパターンと接するように重ね合わされる。
前記反射層5、第1保護層6、記録層3、及び第2保護層7については、上述したものと同様のものを用いることができる。
前記基板は、スピンコート法、ディッピング法、ドクターブレード法などに代表される塗布製膜法で記録層を形成する場合は、用いる溶液に対して耐性のある基板を用いる必要がある。また、種々の真空成膜で用いられる基板加熱を用いる場合には耐熱性のある基板を用いる必要がある。
前記基板の材料としては、ガラス、セラミックス、樹脂などが挙げられ、これらの中でも、樹脂が成形性、コストの点から好適である。
前記セラミックスとしては、例えば石英、シリコン、SiO2などが挙げられる。
前記樹脂としては、例えばポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ABS樹脂、ウレタン樹脂などが挙げられる。これらの中でも、成形性、光学特性、コストの点で優れるポリカーボネート樹脂、アクリル系樹脂が特に好ましい。
前記光学材料としては、複製光の強度分布や波長などを変換することができるものであれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、異屈折率材料、光進路変化材料、光散乱機能材料、集光機能材料、光吸収機能材料、異方性機能材料などが挙げられる。また、凹レンズや凸レンズのように、形状によって複製光の強度分布などを変えることができるような材料も含まれる。
前記異屈折率材料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばバインダー樹脂と、該バインダー樹脂と屈折率が異なる粒子とからなる光拡散材料などが挙げられる。この場合、前記バインダー樹脂の屈折率と前記有機粒子の屈折率との差が0.20以上になるように、バインダー樹脂と粒子との組み合わせを選択することが好ましい。
前記粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、有機粒子と、無機粒子とに大別できる。
前記無機粒子としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばタルク、炭酸カルシウム、シリコン、二酸化ケイ素、アルミナ等の粒子が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記無機粒子の重量平均粒子径は0.1μm〜1μmが好ましい。前記無機粒子の添加量は前記バインダーに対して20質量%〜60質量%が好ましい。
前記有機粒子としては、例えば架橋タイプのアクリル樹脂、架橋タイプのメタクリル樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂等の有機ポリマーから作製された粒子が挙げられる。これらの中でも、架橋タイプのアクリル樹脂又はメタクリル樹脂(PMMA樹脂)が特に好ましい。
前記有機粒子の重量平均粒子径は、0.1μm〜5μmが好ましく、0.1μm〜1μmがより好ましい。
前記光進路変化材料としては、光を拡散乃至散乱させる機能を有すれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、ビーズ、レンチキュラーレンズ、プリズムレンズ、フライアイレンズ、円錐、角錐等の微細な錐体をXY方向に敷きつめた平板レンズなどが挙げられる。
この場合、マスターにおけるパターンが形成された面が、パターン被転写材料側に位置するようにして、該マスターが該パターン被転写材料と重ね合わされることが好ましい。
前記マスターとパターン被転写材料とを重ね合わせた際の隙間については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、1μm以下であることが好ましい。前記隙間が1μmを超えると、複製光によるマスターのパターンがパターン被転写材料の記録層中に精度良く複製できないことがある。
これらの光源からの光を光ファイバー、レンズ光学系、光導波路等を用いて導光し光を出射することも可能である。また、複数の光源を併用してもよい。この場合、上記光源の複数種を任意に組み合わせてもよいし、同一種の光源を複数併用してもよく、その光源の波長域が異なる光源同士を組み合わせてもよいし、同一の波長域を有する光源同士を組み合わせてもよい。これらの中でも、光源からの発熱、及び設備の簡便さから、レーザを用いることが好ましく、異なる波長域を有する複数種のレーザを併用することがより好ましい。
前記マスターにおけるパターンの最小サイズがレーザ光波長の0.3倍以上であることが好ましい。前記マスターにおけるパターンの最小サイズが、レーザ光波長の0.3倍未満であると、複製光に十分なパターンを反映させることができないことがある。なお、レーザ光のパワーを効率良く利用するためにはフォーカス機能を有することが好ましい。
本発明のパターンを有する素子は、二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンからパターン、特に平面状パターンを複製したものであり、種々の分野に適用することができ、例えば各種バイオセンサ、DNAチップ、プロテイン検出用チップ、μTAS(micro total analysis system)のヘルスケアチップ、DNAトランジスタ、セキュリティシステム、ナノサイズ効果を利用した光学素子やメタマテリアルなどへの応用が可能である。
前記DNAチップとしては、例えばDNAチップにおけるガラス基板上に既知の一本鎖DNAを所定のパターンで並べて固定する際の配列パターンの形成に本発明のパターンを適用することができる。
前記光学素子としては、例えば、光の波長より小さいナノメータサイズの構造物を配置し、光の反射を低減する光反射防止ナノ構造、人工的に光の進行方向を制御するフォトニック結晶、他の光学部品の表面にナノメータサイズの微細構造を作り込める1/4波長板などが挙げられる。
−マスターの作製−
図1に実施例1で用いた三次元パターンを有するマスターの概略図を示す。このマスターはDVD+RWディスク用基板であり、直径120mm、厚み0.6mm、中心の穴径15mmのポリカーボネート樹脂製基板であり、片面側にトラックピッチ740nmでグルーブ(凹部)幅300nm、深さ30nmの溝Vが直径44〜118mmの幅でスパイラル状に形成されており、このスパイラル状の溝Vが三次元パターンとなる。DVD+RWディスク用基板が三次元パターンを有していることは、後述する実施例2と同様にして確認することができた。
パターン被転写材料としては、前記マスターと同じサイズであり、表面に溝のないポリカーボネート樹脂製基板上に、下記表1に示す厚みの反射層、第1保護層、記録層、及び第2保護層をこの順にスパッタ法で形成したパターン被転写材料を作製した。
次に、複製光源装置として日立コンピュータ機器株式会社製POP120−8Eを用いた。この装置は相変化光ディスクの初期化に用いられるものであり、サンプルの半径方向に長さ75μm、幅1μmのビームサイズを有する波長830nmの半導体レーザと、フォーカスサーボ機構を有する光学ヘッドとを備えたものである。
複製は相変化光ディスクの初期化とほぼ同様にして行うことができ、サンプルを真空吸着状態で保持し、任意の回転数で回転させながら複製光源を半径方向に移動させて、マスターの溝のある範囲についてマスター側からレーザ光を照射した。この実施例1では下記表2に示す条件で複製を行った。この条件でサンプル1枚辺り約40秒間の時間で複製作業が終了した。
得られたパターン被転写材料の表面を走査型電子顕微鏡(SEM;ULTRA55、カールツァイサ社製)で観察した。なお、SEM観察用のサンプルは、パターン被転写材料を適当な大きさに切り出し、最表面層である第2保護層のZnS(80mol%)−SiO2(20mol%)を弗酸で溶かして記録層を表出させたものを用いた。これは第2保護層であるZnS(80mol%)−SiO2(20mol%)は導電性がないことから、SEM観察時にチャージアップが起こり電子像を乱すためである。
作製したサンプルのSEM写真を図3に示す。図3の結果から、濃淡のラインが認められ、ラインピッチが740nmであることから、マスターのスパイラル状の溝パターンがパターン被転写材料の記録層中に複写されていることが分かった。
また、パターン被転写材料の記録層に複製されたパターンが平坦(二次元)であることは、後述する実施例2と同様にして確認することができた。
以上のことから、マスターにおける三次元のスパイラル状の溝パターンを、二次元の平面状パターンとしてパターン被転写材料に高速かつ効率よく複製できることがわかった。
−マスターの作製−
実施例1において、マスターとしてDVD+RWディスク用基板の代わりに図4に示すDVD−ROM用基板を用いた以外は、実施例1と同様にして、DVD−ROM用基板の複製を行った。このDVD−ROM用基板は、図4に示すように、表面にピットPと呼ばれる窪みを有し、最小ピット長0.4μm〜最大ピット長2.13μmの間で10種類の長さのピットがランダムに形成されており、これらのピットが実施例2の三次元パターンに該当する。図5左図にDVD−ROM用基板をスキャニングした図を示す。図中A−A線において、セイコー電子株式会社製のNonopics2100で断面状態を測定した結果を図5右図に示す。図5右図の結果から、3つのビットが深さ約100nmの窪みを有すること(三次元パターンであること)が認められる。
パターン被転写材料としては、実施例1と同じ上記表1に示す厚みの反射層、第1保護層、記録層、及び第2保護層をこの順にスパッタ法で形成したパターン被転写材料を用いた。
次に、マスターとパターン被転写材料とを重ね合わせて、真空吸着し、サンプルを形成した。このサンプルに対し実施例1と同様にして複製光を照射後、パターン被転写材料と、マスターとを引き剥がし、パターン被転写材料の表面を目視で観察した。するとマスターと同様に光の干渉による干渉色が観察された。これはマスターに形成されたピットのパターンがパターン被転写材料の記録層に複製されたためであると考えられる。そこで、実施例1と同様の方法によりSEM観察を行った。結果を図6に示す。図6の結果から、マスターのピットパターンに対応したパターンがパターン被転写材料の記録層中に複写されていることが分かった。
図7左図に複製後のパターン被転写材料の記録層表面をスキャニングした図を示す。図中B−B線において、セイコー電子株式会社製のNonopics2100で断面状態を測定した結果を図7右図に示す。図7右図では、断面状態が変化しているように見られるが、これは±3nmのノイズ(目盛り参照)であり、ほぼ平坦(二次元)であることがわかる。このことから、複製されたパターンが平坦(二次元)であることが確認できた。
以上のことから、マスターにおける三次元のスパイラル状の溝パターンを、二次元の平面状パターンとしてパターン被転写材料に高速かつ効率よく複製できることがわかった。
−マスターの作製−
実施例1において、マスターとしてDVD+RWディスク用基板の代わりにBD−REディスク用基板を用いた。このマスターはトラックピッチ320nm、グルーブ(凹部)幅160nm、深さ20nmの溝Vが直径44mm〜118mmの幅でスパイラル状に形成されており、このスパイラル状の溝Vが三次元パターンとなる以外は、実施例1と同様である。このBD−REディスク用基板が三次元パターンを有していることは、実施例2と同様にして確認することができた。
パターン被転写材料としては、実施例1と同様の記録層のみを前記マスターと同じサイズで、表面に溝のないポリカーボネート樹脂製基板上にスパッタ法で形成したパターン被転写材料を用いた。
なお、ここでパターン被転写材料を記録層のみとしたのは、実施例1と違い、より小さなサイズであるBD−REディスク用基板のパターンを転写するためには、マスターの情報を有する複製光をできるだけダイレクトに記録層に照射する必要があり、かつ該複製光によって記録層で発生する熱に、複製光が有するマスターの情報を反映させる必要があることを考慮したためである。
得られたパターン被転写材料の表面を実施例1と同様にSEM観察を行った。
作製したサンプルのSEM写真を図8に示す。
図8の結果から、濃淡のラインが認められ、ラインピッチが320nmであることから、マスターのスパイラル状の溝パターンがパターン被転写材料の記録層中に複写されていることが分かった。
以上のことから、マスターにおける三次元のスパイラル状の溝パターンをパターン被転写材料に高速かつ効率よく複製できることが分かった。
実施例2で用いたDVD−ROM基板上に描かれている文字列“DVD−ROM”を実施例1と同様にして、複製を行った。この文字列はDVD−ROM基板上にレーザーマーカーにより三次元に記録されている。
複製光を照射後、パターン被転写材料と、マスターとを引き剥がし、パターン被転写材料の表面を顕微鏡で観察した。結果を図9に示す。図9中に示すスケールの数字はmm単位であり、最小幅は1/10mmであった。図9の結果から、mm単位の文字についても明瞭に複製できることが分かった。
また、パターン被転写材料の記録層に複製された文字パターンが平坦(二次元)であることは実施例2と同様にして確認できた。
以上のことから、マスターにおける三次元のミリサイズの文字列を、二次元の平面状パターンとしてパターン被転写材料に高速かつ効率よく複製できることがわかった。
2 パターン(溝)
3 記録層
4 パターン被転写材料
5 反射層
6 第1保護層
7 第2保護層
10 基板
Claims (18)
- 二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させることを特徴とするパターンの形成方法。
- パターンが平面状である請求項1に記載のパターンの形成方法。
- マスターが光透過性であり、かつ前記マスターを介して光を照射する請求項1から2のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- パターンが凹凸パターンである請求項1から3のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- マスターにおけるパターンが形成された面が、パターン被転写材料側に位置するようにして、該マスターが該パターン被転写材料と重ね合わされる請求項1から4のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 記録層が無機材料で形成された請求項1から5のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 記録層に光が照射される際、パターン被転写材料における、該光が照射される側とは反対側に光反射部材が配置された請求項1から6のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 光反射部材が金属材料から形成された請求項7に記載のパターンの形成方法。
- パターン被転写材料が、記録層のみで形成された請求項1から8のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- パターン被転写材料が、記録層と、該記録層の表面に形成された保護層とを有する請求項1から8のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 記録層中に形成されたパターンが、異なる結晶相で形成された請求項1から10のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 重ね合わされるマスターとパターン被転写材料との間に光学材料を配置する請求項1から11のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- パターン被転写材料に重ね合わされたマスターにおけるパターンに、該パターン被転写材料の屈折率と異なる屈折率を有する異屈折率材料が配置される請求項1から12のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- パターン被転写材料に重ね合わされたマスターにおけるパターンに、該マスターを介して前記パターン被転写材料に照射される光の進路を変化させる光進路変化材料が配置された請求項1から13のいずれかに記載のパターンの形成方法。
- 光進路変化材料が、ビーズである請求項14に記載のパターンの形成方法。
- 二次元及び三次元の少なくともいずれかのパターンが形成されたマスターと、光の照射を受けると状態が変化する記録層を少なくとも有するパターン被転写材料とを重ね合わせ、光を照射することにより、該記録層中で前記マスターにおけるパターンを転写させて得られることを特徴とするパターン。
- パターンが平面状である請求項16に記載のパターン。
- 請求項16から17のいずれかに記載のパターンを有することを特徴とする素子。
Priority Applications (2)
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