JP2008148197A - 放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の移動に伴って受信中の放送電波の電界強度が所定のレベル以下になった場合に、受信可能な放送局を選択するための操作が容易に行えるようにする。
【解決手段】放送受信装置10はタッチパネル部20を有する表示部19を備え、タッチパネル部20に選局ボタンを表示する。周波数サーチ部26がサーチした放送電波の電界強度が所定の受信レベル以上であるか否かを受信レベル判定部27で判定し、電界強度が所定の受信レベル以上の局を受信可能局として受信可能局記憶部28に記憶しておき、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合、受信可能局記憶部28に記憶された受信可能局の情報に基づいてタッチパネル部20に該受信可能局に応じた選局ボタンを表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アナログテレビジョン放送や地上波デジタルテレビジョン放送を受信する放送受信装置、特に、タッチパネルに選局ボタンを表示して利用者が容易に所望の放送を選択できるようにした車載用の放送受信装置に関するものであり、車両の移動により現在受信中の放送電波の受信レベルが低下した場合に、系列放送局の送信局の放送電波に自動的に切り換えて受信し、該送信局の全ての放送電波が受信可能なレベルより低い時には、他の受信可能なレベルの放送電波に対応する選局ボタンを表示するようにした放送受信装置に関するものである。
近年では電子機器の小型化や低価格化が進み、種々の電子機器が自動車に搭載されるようになってきている。例えば、カーラジオやカーテレビなどの放送受信装置、MD・DVDプレイヤーなどのオーデオ・ビデオ装置、カーナビゲーション装置など種々の機器が多くの自動車に搭載されて利用されている。
また、最近では地上波デジタル放送の商業放送が開始され、徐々に普及しつつあるが、地上波デジタル放送では、OFDMと呼ばれるゴーストに強い伝送方式が採用されており、自動車などの移動体においても地上波デジタル放送受信機が使用されようとしている。
しかしながら、これらの車載用の放送受信装置においては、移動体の宿命として移動とともに現在受信しているチャンネルの受信エリアから外れてしまい、受信できなくなるという現象が生じる。
一般に放送局は、放送地域内の複数の場所に送信局を置局し、これら送信局から電波を送出して、放送局の受信可能エリアを広げている。これら送信局が同一周波数で電波を送信していれば(SFN:Single Frequency Network)、受信していた送信局の受信エリアから外れた場合でも、別の送信局の受信エリア内であれば視聴を続けることができる。しかし、異なる周波数で送信局が送信している場合(MFN:Multiple Frequency Network)もあり、この場合は、チャンネルスキャンをし直して、受信可能な送信局からの周波数を受信しないと、受信していた放送局の番組の視聴を継続できない。
このチャンネルスキャンには数分間を要するのが一般的であり、この放送エリア間の移動が、テレビ放送などのサービスを受けている場合に発生すると、映像が数分間に渡ってフリーズするなどの障害を生じてしまう。さらに、移動したエリアにおいて今まで受信していた放送局の番組を受信し続けるためには、チャンネルスキャン後、再度選局しなければならないという不都合があった。
このような問題を解消するため、例えば、下記の特許文献1(特開2004−320406号公報)には、放送地域をまたがって移動しても地域ごとのデジタル放送を継続的に選局する地上デジタル自動選局方法を有する車載用放送受信装置が開示されている。
この特許文献1に開示された車載用放送受信装置は、ダブルチューナー搭載のダイバーシティアンテナ受信機を備え、2個のチューナーで状態の良い方の信号を用いて受信を行う。電波が安定しているときは、片方のチューナーを用いてチャンネルサーチを行い、受信地域の全チャンネル情報を受信機に記憶させる。また、放送で隣接地域のチャンネル情報を放送し、それを片方のチューナーで受信して、隣接地域のチャンネル情報を記憶させることにより、隣接地域に移動したときにその地域の放送チャンネルをサーチすることなく、シームレスな放送受信を可能としたものである。
また、下記の特許文献2(特開2001−285101号公報)には、現在の受信エリアから外れても容易に同一番組を受信可能にする車載用放送受信装置が開示されている。
この特許文献2に開示された車載用放送受信装置は、カーナビゲーション・システムから現在位置情報などを受け取ると、移動体上のデジタル放送受信機は、メモリ内に予め格納された受信範囲情報と現在位置情報とを比較し、受信可能範囲内の放送局をメモリ内でサーチし、直前まで受信していた番組を探す動作を行うように構成したものである。
特開2004−320406号公報 特開2001−285101号公報
一般的に、自動車などの移動体に設置された放送受信装置においては、前述したように移動体の移動に伴ってそれまで受信していた放送局や送信局の放送電波の受信状態が悪化し、放送を受信できなくなることがある。
表示手段にタッチパネル部を備え、選局ボタンを表示する放送受信装置の場合、利用者は、先ず選局ボタン表示スイッチを操作して表示手段に選局ボタンを表示させ、表示された選局ボタンの中から受信したい所望の放送局をタッチ操作して、その放送局の放送電波を受信するように構成される。
このような放送受信装置において、自動車移動して現在受信中の放送局の放送電波の受信状態が悪化すると受信中の放送を視聴できなくなる。受信状態の悪化とは、例えば、受信している放送電波の電界強度が所定のレベルよりも低下する状態であり、このような状態になると音声や画像の再生が正常に行えなくなるため、利用者は受信中の放送を視聴できなくなる。
その場合、例えば、テレビジョン放送においては画像が乱れたり、ノイズ画像だけになったり、音声が途切れたりする。このような状態になった場合、利用者は再度、選局ボタン表示スイッチを操作して表示手段に選局ボタンを表示させ、表示された選局ボタンの中から受信したい所望の放送局をタッチ操作しなければならず、操作性が良くないという問題があった。
上記特許文献1のように、ダブルチューナー搭載のダイバーシティアンテナ受信機を備え、2個のチューナーで状態の良い方の信号を用いて受信を行う構成をとることもできる。この場合、電波が安定しているときは、片方のチューナーを用いてチャンネルサーチを行い、受信地域の全チャンネル情報を受信機に記憶させ、また、放送で隣接地域のチャンネル情報を放送し、それを片方のチューナーで受信して、隣接地域のチャンネル情報を記憶させることにより、隣接地域に移動したときにその地域の放送チャンネルをサーチすることなく、シームレスな放送受信が可能になる。しかしながら、このような放送受信装置は構成が複雑になるという問題点がある。
また、上記特許文献2のようにカーナビゲーション・システムから現在位置情報などを受け取ると、移動体上のデジタル放送受信機は、メモリ内に予め格納された受信範囲情報と現在位置情報とを比較し、受信可能範囲内の放送局をメモリ内でサーチし、直前まで受信していた番組を探す動作を行うように構成することもできるが、このような放送受信装置では、直前に受信していた番組を継続し受信できるようにしたものであり、系列の放送局や送信局の放送電波が全て所定の受信レベル以下であった場合には、選局ボタン表示スイッチを操作して表示手段に選局ボタンを表示させてから選局操作しなければならないという問題点が残ってしまう。
本願の発明者は、上記の問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、車両の移動により現在受信中の放送電波の受信レベルが低下した場合に、系列放送局の送信局の放送電波に自動的に切り換えて受信し、該送信局の全ての放送電波が受信可能なレベルより低い時には、他の受信可能なレベルの放送電波に対応する選局ボタンを自動的に表示するようになせば、上記の問題点を解消し得ることに想到して本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は上記の問題点を解消することを課題とし、車両の移動に伴って受信中の放送電波の電界強度が所定のレベル以下になった場合に、受信可能な放送局を選択するための操作を容易にできるようにした放送受信装置を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
移動体において放送電波を受信する放送受信装置であって、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になった場合に、系列局または送信局の放送電波に切り換えて受信する放送受信装置において、
前記放送受信装置は、タッチパネル部を有する表示部を備え、該タッチパネル部に選局ボタンを表示し、タッチ操作された選局ボタンに従って放送電波を受信するように構成され、該放送受信装置は更に、周波数サーチ部と、受信レベル判定部と、受信可能局記憶部と、を備え、前記受信レベル判定部は周波数サーチ部がサーチした放送電波の電界強度が所定の受信レベル以上であるか否かを判定し、電界強度が所定の受信レベル以上の局を受信可能局として前記受信可能局記憶部に記憶し、
前記放送受信装置は、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、前記系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合、前記受信可能局記憶部に記憶された受信可能局の情報に基づいて前記タッチパネル部に該受信可能局に応じた選局ボタンを表示することを特徴とする。
本願の請求項2にかかる請求項1にかかる放送受信装置において、前記タッチパネル部に表示する選局ボタンは、受信可能局に応じた選局ボタンを反転表示することを特徴とする。
本願の請求項3にかかる請求項1にかかる放送受信装置において、前記タッチパネル部に表示する選局ボタンは、受信可能局に応じた選局ボタンのみを表示することを特徴とする。
請求項1にかかる発明においては、周波数サーチ部がサーチした放送電波の電界強度が所定の受信レベル以上であるか否かを受信レベル判定部で判定し、電界強度が所定の受信レベル以上の局を受信可能局として前記受信可能局記憶部に記憶しておき、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合、前記受信可能局記憶部に記憶された受信可能局の情報に基づいて前記タッチパネル部に該受信可能局に応じた選局ボタンを表示する。
このような構成によれば、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合に、利用者は選局スイッチSWを操作することなく、タッチパネル部に表示された選局ボタンを操作することにより容易に受信可能な放送局の放送電波を受信することができるようになる。
請求項2または請求項3にかかる発明においては、請求項1にかかる放送受信装置において、タッチパネル部に表示する選局ボタンは、受信可能局に応じた選局ボタンを反転表示するか、または、受信可能局に応じた選局ボタンのみを表示する。
このような構成によれば、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合に、利用者は選局スイッチSWを操作することなく、タッチパネル部に表示された選局ボタンを操作することにより容易に、誤りなく、受信可能な放送局の放送電波を受信することができるようになる。
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。ただし、以下に示す放送受信装置は、本発明の技術思想を具体化するための一実施例を例示するものであって、本発明をこの放送受信装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態の放送受信装置にも等しく適用し得るものである。
本発明の実施例にかかる放送受信装置10は、図1に示すように、アンテナ12、フロントエンド部13、デマルチプレクサ14、MPEGデコーダ15、音声信号処理部16、スピーカ17、映像信号処理部18、表示部19、タッチパネル部20、制御部22、ROM23、RAM24、操作部25、周波数サーチ部26、受信レベル判定部27、受信可能局記憶部28などを備えて構成されている。
放送局から送信される送信信号(放送電波:以下単に送信信号という)はアンテナ12で受信され、フロントエンド部13で処理された後、デマルチプレクサ14で、データ信号(NIT)、音声信号、映像信号の分離が行われる。映像信号はMPEGデコーダ15により復号され、映像信号処理部18で画像信号に変換され、表示部19に映像が表示される。一方音声信号は音声信号処理部16で処理され、スピーカ17により出力される。
制御部22は、ROM23、RAM24を備えたマイクロプロセッサから構成され、地上波デジタル放送受信機10の各部を制御する。操作部25は地上波デジタル放送受信機10を操作するためのものであり、タッチパネル、キー、スイッチ、ダイヤルなどから構成される。周波数サーチ部26は周辺の放送局や送信局から受信した送信信号(放送電波)をサーチするものであり、受信レベル判定部27は周波数サーチ部26でサーチした送信信号の受信レベル、すなわち、電界強度が所定のレベル以上あるか、否かを判定する。
周波数サーチした送信信号の電界強度が所定のレベル以上の場合、現在の位置において、該送信信号を放送している放送局、送信局の放送を受信することができることになり、その放送局、送信局を受信可能局記憶部28に記憶しておく。周波数サーチした送信信号の電界強度が所定のレベル以下の場合、現在の位置において、該送信信号を放送している放送局、送信局の放送を受信することができないことになり、その放送局、送信局は受信可能局記憶部28に記憶しない。
図2は、周波数サーチ部26および受信可能局記憶の結果の一例を示す図であり、図2(a)は周波数サーチの結果、図2(b)は受信可能局記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。周波数サーチ部26でサーチされた送信信号の周波数および受信レベル(電界強度)が、例えば、図2(a)に示すように、周波数Y1、受信レベル68等であった場合、受信レベル判定部27は、各周波数の受信レベルが所定の電界強度以上であるか否かを判定する。
受信レベル判定部27が所定の受信レベル(電界強度)以上と判定した周波数の送信信号については、図2(b)に示す受信可能局の情報として受信可局能記憶部28に記憶される。図2(b)において、チャンネルはチャンネル番号、周波数は送信信号の周波数、受信強度は送信信号の電界強度、放送局名は送信信号を送出している放送局名である。タッチパネル部20に表示される選局ボタンにはチャンネル番号が表記される。このようなリストは一般にはチャンネルリストと称される。
表示部19はタッチパネル部20を備えており、利用者が放送受信装置10において受信する放送局を選局しようとする場合、操作部25に設けられた選局スイッチを操作する。選局スイッチが操作されるとタッチパネル部20に選局ボタンが表示される。
利用者が所望の放送を受信する場合、タッチパネル部20に表示された選局ボタンをタッチ操作していずれかの送信局から送信される当該放送局の送信局周波数を選択する。ここで、放送受信装置10が自動車等の移動体において利用される時には、移動体の移動に伴って受信中の送信局からの放送電波を受信できなくなることがある。
一般に移動体において受信中であった放送局のエリアから外に移動し、その放送局の放送電波を受信できなくなった場合、利用者は移動したエリアにおいても同じ放送番組を継続して受信したいという場合が多い。このため、上記特許文献2に記憶したような技術が利用でき、制御部22は、系列局の放送を継続して受信できるようにする。
しかしながら、系列の放送局、送信局の送信信号の何れかが受信可能なレベルにある場合は自動的に当該系列局の送信信号を受信して継続して放送を視聴することができる。しかしながら、系列の放送局、送信局の送信信号の全てが受信可能なレベルにない場合、それらの放送を継続して受信することができなくなる。
本発明にかかる放送受信装置10においては、移動体において受信中であった放送局のエリアから外に移動し、その放送局の放送電波を受信できなくなった際に、系列の放送局、送信局の送信信号の電界強度の全てが所定レベル以下であった場合、受信可能局記憶部28に記憶されている放送局の選局ボタンをタッチパネル部20に自動的に表示する。
従って、放送受信装置10の利用者は、走行中のエリアで受信可能な他局をタッチパネル部20上で容易に選択することができるようになる。図3は、タッチパネル部20に表示される選局ボタン表示の一例を示す図である。
図3は、放送受信装置10を正面から見た図を示しており、表示部19のタッチパネル部20に選局ボタンが30a、30bなどが表示される。下部にはスピーカ17が設けられ、選局スイッチSWが設けられている。図3においては、受信可能な放送局に応じた選局ボタンが30aのように反転表示され、反転表示されていない他の選局ボタン30bは受信することができない放送局に対応したものである。
図4は、タッチパネル部20に表示される選局ボタン表示の他の一例を示す図である。図4は、図3と同様に、放送受信装置10を正面から見た図を示しており、図3と同一の構成要素には同一の参照符号を付してある。図4においては、受信可能な放送局に応じた選局ボタンが30aのみが表示され、受信することができない放送局に対応する選局ボタンを表示しないようにしたものである。
本発明にかかる放送受信装置10によれば、移動体において受信中であった放送局のエリアから外に移動し、その放送局の放送電波を受信できなくなった際に、系列の放送局、送信局の送信信号の電界強度の全てが所定レベル以下であった場合、利用者は選局スイッチSWを操作することなく、図3あるいは図4のように表示された選局ボタン30aの何れかをタッチ操作することによって、受信可能な他の放送局の送信信号を受信して視聴することができるようになる。
図5は、前述した本発明の実施例にかかる放送受信装置10の動作手順を示すフローチャートである。ステップS11の処理において、放送受信装置10は選択された放送局の送信信号を受信して、例えば、テレビジョン画像を表示部19に表示している状態にあるものとする。
ステップS12の処理において、周波数サーチ部26は、走行中の現エリアにおける各放送局や送信局の放送電波をサーチする。そして、ステップS13の処理において、受信レベル判定部27は周波数サーチ部26がサーチした各放送局や送信局の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以上か否かを判定する。そして、所定の受信レベル以上の電界強度があると判定された送信電波については、受信可能局記憶部28に記憶する。
ステップS14の処理においては、ステップS11において受信中か否か(表示部に表示された放送局の放送電波の電界強度が所定の値以上であるか)を判定する。所定の電界強度以上であれば、ステップS19の処理に進み、タッチパネル部20に表示された選局ボタンを消去してステップS11からの処理に戻る。
ステップS14の処理においては、ステップS11において受信中か否か(表示部に表示された放送局の放送電波の電界強度が所定の値以上であるか)を判定する。所定の電界強度以下であったら、制御部22はステップS15の処理において、系列局、送信局の放送電波の受信を試みる。ステップS16の処理においては、ステップS15の処理で受信した全ての系列局、送信局の放送電波の受信強度が所定の値以下であるかを判定する。
ステップS16の判定処理において、全ての放送電波の受信強度が所定のレベル以下でなければ、系列局、送信局の何れかは受信可能なレベルであり、制御部22は自動的にこの放送電波を受信し、同じ放送の視聴を継続する。この後の処理はステップS19に進み、タッチパネル部20に表示された選局ボタンを消去してステップS11からの処理に戻る。
ステップS16の判定処理において、全ての放送電波の受信強度が所定のレベル以下であると、何れの系列局、送信局の放送電波も受信可能なレベルでないことになり、同じ放送の視聴を継続することはできない。この場合、放送受信装置10は、ステップS17の処理において、受信可能局記憶部28に記憶された局(周波数サーチ、受信レベル判定の結果、受信可能と判定された局)の情報に基づいて、対応する選局ボタンをタッチパネル部20に表示する。
利用者がタッチパネル部20に表示された選局ボタンの何れかをタッチ操作して局を選択すると、ステップS18の判定処理でこれを判定し、次いでステップS19の処理に進み、タッチパネル部20に表示された選局ボタンを消去してステップS11からの処理に戻る。ステップS18の判定処理において選局ボタンの操作が判定されない場合には、ステップS14の処理に戻る。
本発明の実施例による放送受信装置10によれば、以上のような動作手順を採ることにより、移動体において受信中であった放送局のエリアから外に移動し、その放送局の放送電波を受信できなくなった際に、系列の放送局、送信局の送信信号の電界強度の全てが所定レベル以下であった場合、利用者は選局スイッチSWを操作することなく、タッチパネル部20に表示された選局ボタンを操作することにより容易に受信可能な放送局の放送電波を受信することができるようになる。
本発明の実施例にかかる放送受信装置の構成を示すブロック図である。 周波数サーチおよび受信可能局記憶の結果の一例を示す図であり、図2(a)は周波数サーチの結果、図2(b)は受信可能局記憶部に記憶される情報の一例を示す図である。 本発明の実施例にかかる放送受信装置のタッチパネル部に表示される選局ボタン表示の一例を示す図である。 本発明の実施例にかかる放送受信装置のタッチパネル部に表示される選局ボタン表示の他の一例を示す図である。 本発明の実施例にかかる放送受信装置の動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・・放送受信装置
12・・・・アンテナ
13・・・・フロントエンド部
14・・・・デマルチプレクサ
15・・・・MPEGデコーダ
16・・・・音声信号処理部
17・・・・スピーカ
18・・・・映像信号処理部
19・・・・表示部
20・・・・タッチパネル部
22・・・・制御部
23・・・・ROM
24・・・・RAM
25・・・・操作部
26・・・・周波数サーチ部
27・・・・受信レベル判定部
28・・・・受信可能局記憶部

Claims (3)

  1. 移動体において放送電波を受信する放送受信装置であって、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になった場合に、系列局または送信局の放送電波に切り換えて受信する放送受信装置において、
    前記放送受信装置は、タッチパネル部を有する表示部を備え、該タッチパネル部に選局ボタンを表示し、タッチ操作された選局ボタンに従って放送電波を受信するように構成され、該放送受信装置は更に、周波数サーチ部と、受信レベル判定部と、受信可能局記憶部と、を備え、前記受信レベル判定部は周波数サーチ部がサーチした放送電波の電界強度が所定の受信レベル以上であるか否かを判定し、電界強度が所定の受信レベル以上の局を受信可能局として前記受信可能局記憶部に記憶し、
    前記放送受信装置は、受信中の放送電波の電界強度が所定の受信レベル以下になり、前記系列局または送信局の放送電波に切り換え受信できない場合、前記受信可能局記憶部に記憶された受信可能局の情報に基づいて前記タッチパネル部に該受信可能局に応じた選局ボタンを表示することを特徴とする放送受信装置。
  2. 前記タッチパネル部に表示する選局ボタンは、受信可能局に応じた選局ボタンを反転表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記タッチパネル部に表示する選局ボタンは、受信可能局に応じた選局ボタンのみを表示することを特徴とする請求項1に記載の放送受信装置。
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