JP2008138881A - 歯型ローラ付きチェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】動作騒音が小さく、伝達効率が高く、耐用期間が長いという利点を有するチェーンを提供する。
【解決手段】歯型ローラを有するチェーンは、横方向に配列され互いに水平方向に重なり合う複数のリンクと、隣接するリンクの重なり合う部分を連結するための複数のピンと、複数の歯型ローラとを備え、各歯型ローラは、それぞれのピンを中心とし、一方のリンクの2つの平行なリンク・プレート間に位置決めされる。そこで各歯型ローラは、隣接するリンク・プレートと駆動式に連結される。各歯型ローラは、リンクと同時に回転する結合部分と、結合部分からスプロケットに向かって突出する、スプロケットの歯溝のうちの1つに挿入するための突出部分とを有する。改善されたローラの構造によって、開示されるチェーンは、耐用期間が長く、動作騒音が小さく、駆動効率が高いという利点を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明はチェーンに関し、より詳細には、複数のリンク・プレート、複数のローラ、および複数のピンから構成され、ローラ・チェーンとサイレント・チェーンの利点を併せ持つ、歯型ローラを有するチェーンに関する。
一般的に、様々な基本構造を有する2つのタイプの従来のチェーン、すなわちローラ・チェーンおよびサイレント・チェーンが存在する。従来のローラ・チェーン1は通常、チェーンホイール(スプロケット)10にもたれ掛かるための、図1および図2に示すような構造を有する。スプロケット10は、同一のピッチで離隔された複数の歯101、および各2つの隣接する歯101の間に形成される複数の歯溝102を備える。
ローラ・チェーン1は、複数の離隔されたローラ・リンク11と、各2つの隣接するローラ・リンク11間にそれぞれ位置決めされる複数のピン・リンク12と、ローラ・リンク11内に回転可能に設置される複数のローラ13と、隣接するローラ・リンク11およびピン・リンク12を連結するための複数のピン14とを備える。
各ローラ・リンク11は、2つの水平方向に平行な内側リンク・プレート111、および内側リンク・プレート111上の水平に対応する穴112を通るブッシング113を備える。各ピン・リンク12は、2つの隣接する内側リンク・プレート111の外面の側方にそれぞれ位置決めされる、2つの水平に離隔された外側リンク・プレート121を備える。各ローラ13は、中空の柱であり、2つの平行な内側リンク・プレート111の間に位置決めされるように、ブッシング113の周りに回転可能に取り付けられる。
従来のローラ・チェーン1の動作に際して、スプロケット10上の歯101は、2つの内側リンク・プレート111または外側リンク・プレート121間に挿入され、回転可能なローラ13は、スプロケット10の歯溝102にもたれ掛かる。ただし、中空の柱状ローラ13は、歯溝102に入るために比較的大きい係合角度15をとるので、ローラ13は結果的に、比較的より高い位置からスプロケット10に衝突する。したがって、比較的大きいデリバー騒音が生じる。さらに、ローラ13とブッシング113は、それらの間に間隔をおいて組み立てられるので、ローラ13が歯溝102に接触するとき、ローラ13はブッシング113にも衝突し、デリバー騒音を悪化させる。同時に、送達効率の低下が、結果的に引き起こされる。
一方、従来のサイレント・チェーン2は通常、複数の歯201および複数の歯溝202を備えるスプロケット20にもたれ掛かるための、図3および図4に示すような構造を有する。サイレント・チェーン2は、複数の案内リンク21と、各2つの隣接する案内リンク21間にそれぞれ位置決めされる、複数の関節リンク22と、案内リンク21および関節リンク22を連結するための複数のピン23とを備える。
各案内リンク21は、2つの水平方向に離隔された外側リンク・プレート211と、複数の案内リンク・プレート212とを備え、案内リンク・プレート212はそれぞれ、外側リンク・プレート211の間に、それらと水平方向に重なって位置決めされる。各関節リンク22は、複数の関節リンク・プレート221を備え、関節リンク・プレート221はそれぞれ、案内リンク・プレート212と同一形状を有し、案内リンク・プレート212と横方向に重なる。
各関節リンク・プレート221は、隣接する外側リンク・プレート211の一方と、隣接する案内リンク・プレート212の一方との間、または、2つの隣接する案内リンク・プレート212間に位置決めされる。ピン23は、案内リンク21と、案内リンク21に重なる関節リンク22とを連結させる。さらに、各案内リンク・プレート212は、2つの横方向に離隔された歯部分213、および離隔された歯部分213間に形成される傾斜状の凹部214を有する。各関節リンク・プレート221は、2つの横方向に離隔された歯部分222、および離隔された歯部分222間に形成される傾斜状の凹部223を有する。
傾斜状の凹部214および223は、歯201と一致するように形状付けられる。動作に際しては、係合がなめらかでデリバー騒音が小さいという利点が達成されるように、歯部分213および222が歯溝202内に押し込まれ、歯201が、位置合わせされた傾斜状の凹部214および223内へと押し込まれる。
従来のサイレント・チェーン2の動作に際して、案内リンク・プレート212および関節リンク・プレート221は、歯溝202に入るために、図1および図2のローラ・チェーン1の係合角度15よりも小さい係合角度24をとるので、それらの間の係合時に生じる衝突力は比較的小さく、動作騒音は比較的小さい。しかし、動作時に、サイレント・チェーン2上に作用する引張り力が、案内リンク・プレート212および関節リンク・プレート221とピン23とが連結する位置まで分配される。時間が経つにつれて、リンク・プレート212、221とピン23との接合部分は摩耗しやすくなり、構成要素間の間隔の拡大を生じる。その結果、サイレント・チェーン2は、強く引っ張られて長くなり使用不可能となる。すなわち、従来のサイレント・チェーン2は、動作騒音がより小さいという利点を有するが、耐用期間が短いという欠点を有することが明らかである。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、本発明の主な目的は、動作騒音が小さく、駆動効率が高く、耐用期間が長いという利点を有する、歯型ローラを備えるチェーンを提供することである。
本発明のこの目的を達成するために、歯型ローラを有するチェーンは、横方向に配列され互いに水平方向に重なり合う複数のリンクと、隣接するリンクの重なり合う部分を連結するための複数のピンと、複数の歯型ローラとを備え、各歯型ローラは、それぞれのピンを中心とし、一方のリンクの2つの平行なリンク・プレート間に位置決めされる。
そこで、各歯型ローラは、隣接するリンク・プレートと駆動式に連結される。各歯型ローラは、リンクと同時に回転する結合部分と、結合部分からスプロケットに向かって突出する、スプロケットの歯溝のうちの1つに押し込むための突出部分とを有する。改善されたローラの構造によって、開示されるチェーンは、耐用期間が長く、動作騒音が小さく、駆動効率が高いという効果を実現する。
突出部分の傾斜面は、線対称または非線対称の設計とすることができる。線対称設計の好ましい実施形態は、2つの傾斜面が平坦または非平坦であることを含む。非平坦部は、凸状の弧状、凹状の弧状、または不規則な形状とすることができる。本発明の非線対称設計の好ましい実施形態では、突出部分の傾斜面は、平坦または非平坦とすることができる。もう1つの傾斜面は、直線および弧線によって形成される構成、または異なる曲率を有する2本の弧線によって形成される構成など、異なる曲率を有する2つの線区間から構成される。
本発明および好ましい使用モード、それらのさらなる目的および利点は、例示的な実施形態の以下の詳細な説明を添付の図面と併せて読むことによって、最もよく理解されるであろう。
図5、図6、および図7を参照されたい。本発明の第1の実施形態によるチェーン4は、スプロケット3にもたれ掛かるように設けられる。スプロケット3は、環状に配列され同一のピッチで離隔された複数の歯31、および、各2つの隣接する歯31間に形成された複数の歯溝32を備える。各歯31は、隣接する歯溝32にそれぞれ対面する2つの凹面311を有する。
本実施形態のチェーン4は、複数の横方向に離隔された第1のリンク41と、2つの隣接する第1のリンク41間にそれぞれ位置決めされた複数の第2のリンク42と、第1のリンク41と第2のリンク42とをそれらが互いに重なり合う位置で連結するための複数のピン43と、それぞれのピン43をその中心とし第2のリンク42内に位置決めされる複数の歯型ローラ5とを備える。
第1のリンク41はそれぞれ、水平方向に離隔された2つの第1のリンク・プレート411を備える。第1のリンク・プレート411はそれぞれ、穴412をそれぞれ有する離隔された2つの端部413をさらに備える。第2のリンク42はそれぞれ、2つの第1のリンク・プレート411と2つのブッシング422との間に位置決めされた、2つの第2のリンク・プレート421を備える。第2のリンク・プレート421はそれぞれ、穴423をそれぞれ有し2つの横方向に離隔された端部424をさらに備える。
各ブッシング422は、第2のリンク・プレート421の対応する側で穴423と締まり嵌めされ、それによって第2のリンク・プレート421が、駆動式に連結される。各ブッシング422は、通路425を共に規定する、内側環状面426および外側環状面427を有する。本実施形態によれば、各ピン43は、一方のブッシング422の通路425を通り、第1のリンク・プレート411の対応する穴412と係合する。さらに、ピン43は、第1のリンク41へと駆動式に連結され、それによって、第2のリンク42は、ピン43の周りで回転することができる。
本発明の第1の実施形態による歯型ローラ5は、ブッシング422と締まり嵌めされ、2つの水平方向に平行な第2のリンク・プレート421間に位置決めされる。歯型ローラ5は、ブッシング422の外側環状面427を包囲する結合部分51と、結合部分51からスプロケット3の歯溝32のうちの1つに向かって延びる第1の突出部分52とを備える。
結合部分51は、ブッシング422を包囲する環状壁部511と、環状壁部511によって規定されブッシング422の外側環状面427と締まり嵌めされる位置決め穴512とを有する。スプロケット3の歯溝32の形状と一致する形状を有する第1の突出部分52は、横方向に離隔されスプロケット3内へと密接に入り込む2つの傾斜面521と、2つの傾斜面521の底端部同士を連結させる連結平面522とを有する。本実施形態では、傾斜面521は、わずかに凸状である。
本実施形態のチェーン4の動作中に、スプロケット3の歯31は、2つの水平方向に平行な第1のリンク411または第2のリンク421内へと、それぞれ挿入される。歯型ローラ5の第1の突出部分52は、歯溝32に向かって突出するので、第1の突出部分52はそれぞれ、従来のサイレント・チェーンの係合角度と同様であり従来のローラ・チェーンの係合角度よりも小さい、スプロケット3にもたれ掛かるための比較的小さい係合角度をとる。さらに、上記のように、歯型ローラ5は、ブッシング422との間に間隔をもたずにそれと締まり嵌めされる。すなわち、本実施形態は、駆動効率が高く、従来のサイレント・チェーンのように動作騒音が小さいという利点を有する。
一方、第2のリンク・プレート421がブッシング422によって駆動式に連結され、歯型ローラ5もブッシング422に駆動式に連結される一方、第1のリンク・プレート411は、ピン43に駆動式に連結される。すなわち、動作中にすべての構成要素が力を受けるとき、受けられた力は、ブッシング422とピン43との間のベアリング部に集中される。したがって、そのような設計はまた、従来のローラ・チェーンと同様、摩耗耐久性が高く耐用期間が長いという利点を有する。
図8〜図10を参照し、本発明の第2〜第4の実施形態を説明する。第2〜第4の実施形態はそれぞれ第1の実施形態と同様の構造を有するが、様々な形状の歯(図示せず)を有するスプロケットに適合させるための、歯型ローラ5の様々な形状のみが異なる。
図8に示すように、本発明の第2の実施形態によれば、歯型ローラ5もまた、結合部分51および第1の突出部分52を備える。ここで、第1の突出部分52は、2つの横方向に離隔された傾斜面521、および、2つの傾斜面521の底端部同士を連結する湾曲した連結面523を備える。傾斜面521はそれぞれ、結合部分51に隣接する第1の片524、および、第1の片524と湾曲した連結面523との間に配置された第2の片525を備え、第1の片524および第2の片525は、それぞれ異なる曲率を有する。
これと異なり、本発明の第3の実施形態では、図9に示すように歯型ローラ5の傾斜面521は凹状であり、本発明の第4の実施形態では、図10に示すように歯型ローラ5の傾斜面521は平坦である。
本発明の第1〜第4の好ましい実施形態による歯型ローラ5の傾斜面521は、線対称の設計である。本発明の歯型ローラ5の2つの傾斜面521は、実際に実施する際に、非線対称の設計とすることもできる。そこで、図11A〜図11Dを参照し、本発明の4つの好ましい実施形態をここで例として取り上げる。
図11Aに示すように、本発明の第5の好ましい実施形態による歯型ローラ5の傾斜面521は、もう1つの傾斜面521が平坦でない場合、平坦である。傾斜面521は、図11Aに示すように、弧状である。
図11Bに示すように、本発明の第6の好ましい実施形態による歯型ローラ5の傾斜面521は平坦である。もう1つの傾斜面521aは、結合部分51に隣接する第3の片526、および第3の片526と弓状の連結面523との間の第4の片527を備え、第3の片526が平坦であるとき、第4の片527は弧状である。
図11Cに示すように、本発明の第7の好ましい実施形態による歯型ローラ5の傾斜面521は平坦である。もう1つの傾斜面521aの第3の片526および第4の片527は弧状であり、第3の片526および第4の片527は、異なる曲率を有する。
図11Dに示すように、本発明の第8の好ましい実施形態による歯型ローラ5の傾斜面521は弧状である。もう1つの傾斜面521aの第3の片526および第4の片527は弧状であり、第3の片526および第4の片527は、異なる曲率を有することができる。
上記の好ましい実施形態に見られる、歯型ローラの傾斜面の非線対称設計はほんの一例に過ぎず、これらに限定されるべきではないことに留意されたい。歯型ローラ5の傾斜面521は、平坦または非平坦とすることができる。例えば、直線および凸状弧線によって形成される構成、直線および凹状弧線によって形成される構成、2本の直線および凸状弧線によって形成される構成、2本の凸状弧線によって形成される構成、2本の凹状弧線によって形成される構成、または凸状弧線および凹状弧線によって形成される構成など、異なる曲率を有する2つの線区間で構成される傾斜面521aが、本発明の範囲に含まれるべきである。
図11B〜図11Dにおいて歯型ローラ5の非線対称設計を示す本発明の好ましい実施形態によって、歯型ローラ5の第4の片527は、歯型ローラ5の第1の突出部分52がスプロケット3の歯溝32にもたれ掛かるとき、図6に示すように係合するために歯部分31の凸面311(チェーン4)に接触する。歯型ローラ5が歯部分31と完全に係合した後、第4の片527と凸面311とによって生み出された接触点が持ち上げられる。次いで、第3の片527および傾斜面521が、凸面311と接触する。非線対称設計を用いることによって、本発明の歯型ローラ5の係合状態は、動作中のチェーン4を垂直方向に揺らす度合いを低減することができ、それによって、振動および騒音が有効に低減される。
図12および図13を参照し、本発明の第9の実施形態を説明する。第9の実施形態によるチェーン4は、ブッシングを備えないが、第1のリンク41、第2のリンク42、ピン43、および歯型ローラ5を同様に備える。本実施形態では、歯型ローラ5は、第1〜第8の実施形態において述べたいかなる形状を有することもできる。第1のリンク41およびピン43は、第1の実施形態と同一の構造を有する。第2のリンク42は、2つの第2のリンク・プレート421を備える。第2のリンク・プレート421は、穴423をそれぞれ有する離隔された2つの端部424と、それぞれ端部424の一方から突出し、穴423を取り囲む、2つの突起部428とを備える。それによってまた、本発明の目的を達成することができる。
図14を参照し、本発明の第10の実施形態を説明する。第10の実施形態は、第9の実施形態と同様の構造を有し、第1のリンク(図示せず)、第2のリンク42、ピン(図示せず)および歯型ローラ5を同様に備える。第10の実施形態が第9の実施形態と異なる点は、第2のリンク42の2つのリンク・プレート421と2つの歯型ローラ5とが、一体に冶金形成されることである。すなわち、歯型ローラ5の結合部分51は、第2のリンク・プレート421の端部424と一体である。それによっても、歯型ローラ5と第2のリンク42とが互いに駆動式に連結されるという目的を達成することができる。
図15Aを参照し、本発明の第11の実施形態を説明する。第11の実施形態もまた、第1のリンク41、第2のリンク42、ピン43、および歯型ローラ5を備える。歯型ローラ5は、第1〜第8の実施形態において説明したもののいずれかとして形成することができ、ここに図示することによって説明する必要はない。
第11の実施形態では、第1のリンク41および第2のリンク42は、同一の構造を有する。第1のリンク41は、2つの離隔された第1のリンク・プレート411、およびブッシング414を備える。それぞれの第1のリンク・プレート411の2つの端部413の間に、高さの差がある。ブッシング414は、第1のリンク・プレート411および隣接する第2のリンク42の2つの第2のリンク・プレート421の間で、きつく結合される。
図15Bに示す第12の実施形態によるチェーン4は、第11の実施形態と同様の構造を有する。第12の実施形態が第11の実施形態と異なる点は、リンク41、42の各リンク・プレート411、421上で、突起部415、428が、ブッシングの代わりとなるように単一の端部413、424上に設けられることである。
図16を参照して説明する。図15Aまたは図15Bに示す実施形態のチェーン4が、図11B、図11C、または図11Dに示す実施形態の歯型ローラ5に組み込まれるとき、実線は、チェーン4の位置とスプロケットの回転角度との間の関係である、対応する曲線を表す。破線は、従来のローラを用いる間の、チェーン4の位置とスプロケットの回転角度との間の関係である、対応する曲線を表す。係合を示すときの実線と波線の間には、明らかな相違がある。
ローラは、従来のローラ・チェーンと係合する間に、歯部分31に直接ぶつかる。チェーンは次いで、係合プロセス中に容易に揺れ、より大きい変動をもたらす。チェーン4と係合する間、歯型ローラ5の第4の片527は、係合角度が従来のローラよりも小さくなるように、予め歯部分31の凹面311と接触する。従来のローラ・チェーンと比較して、歯型ローラ5がチェーン4と係合するときのチェーンの位置の変動範囲はより小さく、そのため、チェーン4を動作させる間の最高位置と最低位置との間の差が、従来のローラ・チェーンよりも小さい。したがって、図11B、図11C、または図11Dに示す実施形態の歯型ローラ5は、係合プロセス中にチェーン4によって生み出される振動および騒音を有効に低減することができる。
上記実施形態では、歯型ローラ5および第2のリンク42は、一体に締まり嵌めされ、または互いに駆動式に連結されるが、歯型ローラ5の第1の突出部分52をスプロケットに向かって突出するように向けるための多くの別の実行可能な方法が存在することを、当業者は理解するであろう。
図17を参照し、本発明の第13の実施形態を説明する。第13の実施形態は、第9の実施形態と同様な構造を有し、第1のリンク41、第2のリンク42、ピン43、および歯型ローラ5を同様に備える。ここで、第1のリンク41は、2つの平行な第1のリンク・プレート411を備え、第2のリンク42は、第1のリンク・プレート411の間に位置決めされた、2つの第2のリンク・プレート421を備える。第2のリンク・プレート421はそれぞれ、穴423をそれぞれ備える2つの離隔された端部424と、それぞれの端部424から突出しそれぞれの穴423を取り囲む2つの突起部428とを有する。各歯型ローラ5は、結合部分51と、結合部分51からスプロケット(図示せず)に突出する第1の突出部分52とを備える。
第13の実施形態が第9の実施形態と異なる点は、第2のリンク・プレート421が、2つの突起部428と隣接し歯型ローラ5へと突出する2つの保持ブロック429をさらに備えることである。また、歯型ローラ5が第2のリンク42と同時に回転されるように保持ブロック429の一方を受けるために、1つの保持凹部510が、歯型ローラ5の結合部分51上に対応して設けられる。
図18において、本発明の第14の実施形態によるチェーン4は、第13の実施形態と同様の構成を有する。第14の実施形態が第13の実施形態と異なる点は、2つの保持凹部420が、第2のリンク・プレート421上にそれぞれ2つの突起部428と隣接して設けられていることである。これに対応して、2つの保持ブロック515が、一方の第2のリンク・プレート421の保持凹部420内でそれぞれ保持されるように、歯型ローラ5の結合部分51の裏面上にそれぞれ設けられる。
図19において、本発明の第15の実施形態によるチェーン4は、第9の実施形態と同様の構造を有する。第15の実施形態が第9の実施形態と異なる点は、第2のリンク・プレート421の各突起部428が非円形断面を有し、歯型ローラ5の各位置決め穴512も、突起部428と一致する非円形形状を有することである。
図20において、本発明の第16の実施形態によるチェーン4は、第1の実施形態と同様の構造を有する。第16の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、2つの不完全な環状の保持ブロック429が、それぞれ第2のリンク・プレート421の2つの端部424上に設けられ、部分的に穴423を取り囲むことである。歯型ローラ5は、歯型ローラ5の結合部分51上に、位置決め穴512、および、位置決め穴512と連通し保持ブロック429を受けるための保持凹部510を有する。
図21において、本発明の第17の実施形態によるチェーンは、第16の実施形態と同様の構造を有する。第17の実施形態が第16の実施形態と異なる点は、第2のリンク・プレート421が、2つの穴423と、それぞれ穴423と連通する2つの保持凹部420とを有することである。歯型ローラ5は、位置決め穴512と、位置決め穴512を取り囲む、保持凹部420内で保持されるための保持ブロック515とを有し、保持ブロック515は、位置決め穴512の周縁と連結される。
図22は、本発明の第18の実施形態を示すために提供される。本実施形態は、第9の実施形態と同様の構造を有する。第18の実施形態が第9の実施形態と異なる点は、第2のリンク・プレート421が、それぞれの突起部428を取り囲み端部424の周縁と隣接する、2つの保持ブロック429をさらに有することである。歯型ローラ5の結合部分51は、位置決め穴512を取り囲み別々の保持ブロック429を受けるための、2つの保持凹部510をさらに備える。ここで保持凹部510は、それぞれ隣接する第2のリンク・プレート421に対面する。それによって、歯型ローラ5および第2のリンク・プレート421が回転するように相互に駆動されるという目的が達成される。
次に、図23を参照し、本発明の第19の実施形態を説明する。第19の実施形態は、第18の実施形態と同様の構造を有する。第19の実施形態と第18の実施形態との間の差異は、保持ブロックと保持凹部の位置とが、逆に位置決めされているということである。すなわち、第2のリンク・プレート421はそれぞれ、突起部428を取り囲む離隔された2つの保持凹部420を有し、歯型ローラ5の結合部分51は、第2のリンク・プレート421の保持凹部420内にそれぞれ挿入することができる、2つの保持ブロック515を有する。
上記実施形態において開示される各歯型ローラ5は、単一の結合部分51および単一の第1の突出部分52を備える。変速機機構に適合させるために、チェーンは、本発明の第20の実施形態に従って、図24および図25に示す構造のように形成することができる。ここで、各歯型ローラ5は、結合部分51および第1の突出部分52に加えて、第2の突出部分52’を備える。第1および第2の突出部分52,52’は、結合部分51の両端部に設けられる。第1および第2の突出部分52,52’はそれぞれ、2つの傾斜面521と、2つの傾斜面521の底端部同士を連結する連結平面522とを有する。
図25に示す構造に代えて、歯型ローラ5の第1および第2の突出部分52,52’はそれぞれ、2つの傾斜面521および湾曲した結合面523を有する、第21の実施形態に関する図26に示すような構造として形成することができる。あるいは、凹状の傾斜面521を有する、第22の実施形態に関する図27に示す構造として形成することができる。
次に、図28および図29を参照し、本発明の第23の実施形態および第24の実施形態は、図14に示す第10の実施形態と同様の構造を有する。第10の実施形態の2つの第2のリンク・プレート421は、2つの歯型ローラ5と一体に冶金的に形成される。これに対して、第23の実施形態では、2つの歯型ローラ5は、それぞれ第2のリンク・プレート421の一方または他方と一体に形成される。また、第24の実施形態では、2つの歯型ローラ5は、2つの第2のリンク・プレート421のいずれか一方と互いに一体に形成される。第2のリンク・プレート421と歯型ローラ5との間の組合せに関する上述の修正形態によっても、本発明の目的を達成することができる。
図30を参照し、本発明の第25の実施形態を説明する。第22の実施形態は、ブッシング422を有するチェーン4を提供する。本実施形態によれば、チェーン4のブッシング422は、非円形断面形状を有し、第2のリンク・プレート421の穴423は、対応する非円形形状であり、歯型ローラ5の位置決め穴512もまた、駆動連結の目的を達成するように、非円形形状で形状付けられる。
上述の実施形態のチェーン4が、2つの第1のリンク・プレート411および2つの第2のリンク・プレート421の重なる位置を突き通すピン43を実装することに代えて、ピン43を、複数のリンク・プレート411と、複数の第2のリンク・プレート421と、複数の歯型ローラ5とを突き通すために使用することもできる。より多くの修正形態を、本明細書において図面で示す必要はない。
本発明の特定の実施形態を、例示目的で詳細に説明してきたが、添付の特許請求の範囲において開示されるような本発明の範囲から逸脱することなく、開示された実施形態に対する様々な変形形態が可能となることを、当業者であれば理解するであろう。
従来のローラ・チェーンを示す部分上面図である。 チェーンとスプロケットの関係を示す、従来のローラ・チェーンを示す部分側面図である。 従来のサイレント・チェーンを示す部分分解図である。 チェーンとスプロケットの関係を示す、従来のサイレント・チェーンを示す部分側面図である。 頂部の視点から見た、本発明の第1の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 チェーンとスプロケットの関係を示す、本発明の第1の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 チェーンの2つのリンク、1つのピン、および2つの歯型ローラのみを示す、本発明の第1の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 チェーンの歯型ローラのみを示す、本発明の第2の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第3の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第4の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第5の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第6の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第7の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図8と同様の、本発明の第8の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図5と同様の、本発明の第9の実施形態によるチェーンを示す部分上面図である。 本発明の第9の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 本発明の第10の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図5と同様の、本発明の第11の実施形態によるチェーンを示す部分上面図である。 図5と同様の、本発明の第12の実施形態によるチェーンを示す部分上面図である。 図15Aまたは図15Bに示すチェーンを組み込んだ、図11B、図11Cまたは図11Dに示す歯形ローラの測定図である。 本発明の第13の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 本発明の第14の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図17と同様の、本発明の第15の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図17と同様の、本発明の第16の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 本発明の第17の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図17と同様の、本発明の第18の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図17と同様の、本発明の第19の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 本発明の第20の実施形態によるチェーンの応用を示す図である。 チェーンの歯型ローラのみを示す、本発明の第20の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図25と同様の、本発明の第21の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図25と同様の、本発明の第22の実施形態によるチェーンを示す部分側面図である。 図14と同様の、本発明の第23の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 図28と同様の、本発明の第24の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。 本発明の第25の実施形態によるチェーンを示す部分分解図である。
符号の説明
3 スプロケット
4 チェーン
5 歯型ローラ
31 歯
32 歯溝
311 凹面
41 第1のリンク
42 第2のリンク
43 ピン
411 第1のリンク・プレート
412 穴
413 端部
421 第2のリンク・プレート
422 ブッシング
423 穴
424 端部
425 通路
426 内側環状面
427 外側環状面
51 結合部分
52 第1の突出部分
511 環状壁部
512 位置決め穴
521 傾斜面
522 連結平面

Claims (29)

  1. スプロケットに係合するための歯型ローラを有するチェーンであって、前記スプロケットが、環状に配列された複数の歯と、隣接する各2つの前記歯の間に形成された複数の歯溝とを備え、前記チェーンは、
    水平方向に離隔された2つの第1のリンク・プレートをそれぞれ備え、お互いに対応する複数の第1のリンクと、
    水平方向に離隔された2つの第2のリンク・プレートをそれぞれ備え、前記第1のリンクの一部と重なり、平行な前記第1のリンク・プレート間に位置決めされる、複数の第2のリンクと、
    隣接する前記第1のリンクおよび前記第2のリンクの重ねられたリンク・プレートを連結するための複数のピンと、
    前記ピンを中心とし、前記第1のリンクおよび前記第2のリンクのうちの一方の、水平方向に離隔されたリンク・プレート間に位置決めされた複数の歯型ローラとを備え、
    前記複数の歯型ローラは、隣接する前記リンク・プレートに駆動式に連結された結合部分と、前記結合部分から前記スプロケットに向かって突出する第1の突出部分とを有し、前記スプロケットの前記歯溝のうちの1つと係合する、歯型ローラ付きチェーン。
  2. 前記歯型ローラの前記第1の突出部分は2つの傾斜面を有し、前記傾斜面は、それぞれ前記スプロケットの別々の隣接する歯に対面し、前記歯に一致する、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  3. 前記歯型ローラの前記第1の突出部分の前記傾斜面が互いに線対称である、請求項2に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  4. 前記歯型ローラの前記傾斜面が凸状である、請求項3に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  5. 前記歯型ローラの前記傾斜面が平坦であり、前記結合部分から前記スプロケットに向かって延びる、請求項3に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  6. 前記歯型ローラの前記傾斜面がそれぞれ、第1の片、および前記第1の片の曲率と異なる曲率を有する第2の片を備える、請求項3に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  7. 前記歯型ローラの前記傾斜面が凹状である、請求項3に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  8. 前記歯型ローラの前記第1の突出部分にある前記傾斜面が互いに非線対称である、請求項2に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  9. 前記歯型ローラの前記傾斜面のうちの一方が平坦であり、他方の傾斜面が平坦でない、請求項8に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  10. 前記歯型ローラの前記傾斜面のうちの一方は、他方の傾斜面が異なる曲率を有する2つの線区間により構成されるとき、平坦または非平坦である、請求項8に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  11. 前記歯型ローラの前記第1の突出部分が、前記傾斜面を連結させる連結平面をさらに備える、請求項2に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  12. 前記歯型ローラの前記第1の突出部分が、前記傾斜面を連結させる湾曲した連結面を備える、請求項2に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  13. 前記第2のリンクが、前記第2のリンク・プレートの2つの隣接端部と結合された2つのブッシングをさらに備え、前記歯型ローラが、前記ブッシングの外側環状面と締まり嵌めされ、前記ブッシングが非円形断面形状を有する一方、前記第2のリンク・プレートの穴が前記ブッシングの非円形断面形状に対応して非円形であり、対応する形状を有する位置決め穴が前記歯型ローラの前記結合部分上に設けられる、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  14. 前記第2のリンク・プレートが2つの端部を備え、前記2つの端部が、穴と、前記端部から突出し別々の前記穴を取り囲む2つの側面とを備え、前記歯型ローラが、前記第2のリンクの前記第2のリンク・プレートの前記側面と締まり嵌めされる、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  15. 前記第2のリンク・プレートが2つの端部を備え、前記2つの端部が、穴と、前記端部から前記隣接する歯型ローラに向かって突出する2つの保持ブロックとを備え、前記歯型ローラの前記結合部分が、位置決め穴を規定する環状壁部と、前記環状壁部上に配置された、前記保持ブロックに係合するための保持凹部とを有する、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  16. 前記第2のリンク・プレートの前記保持ブロックが半環状に形成されるとともに前記穴を取り囲み、前記歯型ローラの前記保持凹部が前記位置決め穴と連通する、請求項15に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  17. 前記保持ブロックが前記端部の周縁と隣接する、請求項15に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  18. 前記第2のリンク・プレートが2つの端部を備え、前記2つの端部が、穴と、2つの保持凹部とを有する一方、前記歯型ローラの前記結合部分が、位置決め穴と、2つの隣接する前記第2のリンク・プレートの関連する前記保持凹部にそれぞれ係合される2つの保持ブロックとを有する、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  19. 前記保持ブロックが前記端部の周縁に隣接する、請求項18に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  20. 前記第2のリンク・プレートの前記側面が非円形断面形状を有し、前記歯型ローラの前記結合部分が、位置決め穴を規定する環状壁部を有し、前記位置決め穴が非円形であり、前記第2のリンク・プレートの前記側面と駆動式に連結されるためのものである、請求項14に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  21. 前記第2のリンク・プレートの前記保持凹部が、同一端部にある前記穴と連通し、前記歯型ローラの前記保持ブロックが、前記位置決め穴を取り囲み、前記位置決め穴の周縁と連結される、請求項18に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  22. 前記第1のリンクおよび前記第2のリンクが、同一の形状を有し、前記第1および第2のリンクの前記リンク・プレートがそれぞれ、大幅に離隔されそれぞれ穴を規定する2つの端部を有し、前記2つの端部間に高さの差があり、前記第1および第2のリンクが、前記第1および第2のリンク上の前記位置合わせされた穴と締まり嵌めされるブッシングをさらに備える、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  23. 前記歯型ローラの前記傾斜面のうちの一方は、他方の傾斜面が異なる曲率を有する2つの線区間により構成されるとき、平坦または非平坦である、請求項22に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  24. 前記第1のリンクおよび前記第2のリンクが同一の形状を有し、前記第1および第2のリンクの前記リンク・プレートがそれぞれ、横方向に離隔され穴を規定する2つの端部と、それぞれ前記穴を取り囲み前記歯型ローラと連結されるように前記歯型ローラへと突出する2つの突起部とを有し、前記リンク・プレートの前記2つの端部間に高さの差がある、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  25. 前記歯型ローラの前記傾斜面のうちの一方は、他方の傾斜面が異なる曲率を有する2つの線区間により構成されるとき、平坦または非平坦である、請求項24に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  26. 前記第2のリンク・プレートが横方向に離隔された2つの端部を有し、前記歯型ローラの前記結合部分が、平行な前記第2のリンク・プレートの前記端部と一体に形成される、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  27. 前記歯型ローラが第2の突出部分をさらに備え、前記第1および第2の突出部分が、前記結合部分のそれぞれ反対側に位置決めされる、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  28. 前記第2のリンク・プレートが、横方向に離隔された2つの端部を有し、2つの前記歯型ローラの前記結合部分が、前記第2のリンク・プレートのうち一方の、前記2つの端部のうちの一方とそれぞれ一体に形成される、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
  29. 前記第2のリンク・プレートが、横方向に離隔された2つの端部を有し、2つの前記歯型ローラの前記結合部分が、前記第2のリンク・プレートのうちの一方の、前記2つの端部と一体に形成される、請求項1に記載の歯型ローラ付きチェーン。
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