JP2008128301A - 建設機械 - Google Patents

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【課題】作動油タンクを小型化してコントロールバルブとの間に圧力補償スプール着脱のための十分な作業空間を形成し、しかも必要なタンク容量を確保する。
【解決手段】コントロールバルブ13と並んで設置された作動油タンク28のタンク本体29におけるコントロールバルブ13に対向する面29aの後半部29a1をコントロールバルブ13から遠ざかる方向の傾斜面状に凹ませることにより、両者間に、コントロールバルブ13の圧力補償スプール18を着脱するために必要な作業空間Sを形成する一方、戻り配管を、タンク本体29内のフィルタケースの側壁に対し上下に分散して接続した。複数の戻り配管を上下に分散してもよい。
【選択図】図2

Description

本発明は作動油タンクとコントロールバルブが並んで設置される油圧ショベル等の建設機械に関するものである。
本発明の好適例である油圧ショベルを例にとって背景技術を説明する。
油圧ショベルは、図5に示すようにクローラ式の下部走行体1上に上部旋回体2を旋回自在に搭載し、この上部旋回体2に作業アタッチメント3を装着して構成される。
この作業アタッチメント3は、起伏自在なブーム4と、このブーム4の先端に取付けられたアーム5と、このアーム5の先端に取付けられたバケット6と、これらを駆動する油圧アクチュエータであるブーム、アーム、バケット各シリンダ7,8,9とによって構成される。
図6はこの油圧ショベルの上部旋回体2における一部の機器配置を示し、図7はさらにその一部を拡大して示す。
図示のように、動力源としてのエンジン10、及び油圧源としての油圧ポンプ11は、上部旋回体2のベースとなるアッパーフレーム12の後部に設置され、これらよりも前方の左右片側(図例では右側)において、上記各油圧シリンダ7〜9等の油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブ13と、油圧アクチュエータに作動油を供給する作動油タンク14がコントロールバルブ13を外側にして左右に並んで設置される。
なお、アッパーフレーム右側端部にガードカバー15が前側を中心として開閉自在に取付けられ、このガードカバー15を開いてコントロールバルブ13のメンテナンスが行われる。
コントロールバルブ13は、図7に示すように、アクチュエータごとにレバー操作に基づいて作動方向と速度を制御するための複数のメインスプール(図では一つのみ示す)16が一つのバルブブロック17内に階層状に組み込まれて構成されている。
このコントロールバルブ13において、メインスプール16は、各ポートに対する配管接続の都合等から作動油タンク14と平行、つまり前後方向に設けられている。
また、油圧アクチュエータの作動圧力を補償し、負荷の変動に関係なく一定の操作性を確保する所謂圧力補償機能が必要な場合に、圧力補償スプール(ロードセンシングスプールともいわれる)18がメインスプール16と直角方向、つまり左右方向に設けられる。
図7中、19はこの圧力補償スプール18の出し入れ口を塞ぐボルトで、バルブ組立時及びメンテナンス時に、このボルト19を取外した状態で圧力補償スプール18がバルブブロック17に対して着脱される。
一方、従来の作動油タンク14の構成を図8,9に示す。
この作動油タンク14は、タンク本体20内に有底筒状のフィルタケース21を取付けて内部にリターンフィルタ22を収容し、油圧アクチュエータから複数の戻り配管23…を通って還流する戻り油をリターンフィルタ22で濾過した上で、フィルタケース底壁21aの中心部に貫設されたリターンパイプ24によってタンク本体20内に戻す構成となっている。
リターンフィルタ22は、フィルタケース21の底壁21a上に載置され、押しバネ25によって保持される。
図中、26は送り油を濾過するサクションフィルタ、27はサクション配管である。
このタンク構造において、従来は図示のようにリターンフィルタ22よりも上方、つまりフィルタケース側壁21bの上部にすべての戻り配管23…を接続する構成をとっている。
以上の構成のうち、コントロールバルブ13と作動油タンク14が並設される点は特許文献1に、圧力補償スプール18を含むコントロールバルブ構造は特許文献2に、作動油タンク14の構成は特許文献3にそれぞれ示されている。
特開平11−190449号公報 特開2002−13656号公報 特開2005−282805号公報
図6,7に示す機器レイアウトをとると、コントロールバルブ13のメンテナンス時に、メインスプール16については前後両側の空間によって前後方向に容易に着脱できるものの、圧力補償スプール18についてはその着脱を行うための作業側となる左側空間Sが作動油タンク14で塞がれた状態となっているため、そのままでは着脱作業が困難または不可能となる。
このため、メンテナンス時にはコントロールバルブ13全体をアッパーフレーム12から取外さなければならず、作業が非常に面倒となっていた。
対策として、
(A) 作動油タンク14を内側(左側)にずらしてコントロールバルブ13との間に十分な作業空間を確保すること、
(B) 作動油タンク14を左右方向に縮小すること
が考えられる。
しかし、(A)の策は、油圧ショベル、とくに小旋回型等の小型ショベルでは機器設置スペースが制限される等の理由から実現困難である。
また、(B)の策によると、作動油タンク14のタンク容量が減少し、必要な作動油量を確保できなくなるため、これもまた実現困難である。
なお、図8,9に示すフィルタケース21等のリターン構造を小型化(小径化)することによってタンク本体20の実効容量を増加させ、その分、タンクを小型化することが考えられる。
ところが、前記のように従来の作動油タンク14においては、全戻り配管23…がフィルタケース21の側壁上部に集中してたこ足状に接続されているため、この配管接続面積を確保するためにフィルタケース21の周長を大きくとらざるを得ない。この結果、同ケース21の小径化は実質不可能となり、これが障害となってタンクの小型化は現実には困難となっていた。
本発明は上記の事情に鑑み、コントロールバルブと作動油タンクが並んで設置され、かつ、コントロールバルブに、タンクが着脱の障害となる部品(上記例では圧力補償スプール)が組み込まれるという状況下で、作動油タンクを小型化してコントロールバルブとの間にスプール着脱のための十分な作業空間を確保でき、しかも必要なタンク容量を確保することができる建設機械を提供するものである。
請求項1の発明は、油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブと作動油タンクとが並んで設置され、作動油タンクのタンク本体内には、戻り油を濾過するリターンフィルタが収容されるフィルタケースが設けられるとともに、複数の戻り配管がこのフィルタケースの側壁に接続される建設機械において、上記作動油タンクのタンク本体における上記コントロールバルブに対向する面を内向きに凹ませることにより、両者間に、コントロールバルブの部品を着脱するために必要な作業空間を形成する一方、上記戻り配管を、上記フィルタケースの側壁に対し上下に分散して接続したものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、コントロールバルブは、油圧アクチュエータの作動方向と速度を制御するメインスプールと、このメインスプールと直角方向に設けられて油圧アクチュエータの作動圧力を補償する圧力補償スプールとを備え、コントロールバルブと作動油タンクとの間にこの圧力補償スプールを着脱するために必要な作業空間が形成されるようにタンク本体のコントロールバルブに対向する面を内向きに凹ませたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、タンク本体のコントロールバルブに対向する面を、コントロールバルブから遠ざかる方向の傾斜面状に凹ませることにより、一方向に向かって先広がりとなる作業空間を形成したものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれかの構成において、作動油タンクのフィルタケース内の下部にフィルタ受けプレートを、フィルタケース底壁との間に間隔を置いて設けるとともに、リターンフィルタをこのフィルタ受けプレート上に設け、複数の戻り配管を上下に分散して、かつ、下部ではフィルタ受けプレートよりも下方でフィルタケースの側壁に接続したものである。
本発明によると、作動油タンクのタンク本体のバルブ対向面を凹ませることにより、同タンクとコントロールバルブとの間にコントロールバルブの部品(請求項2では圧力補償スプール)の着脱のために必要な作業空間を形成したから、対象部品をこの作業空間によって容易に着脱することができる。
しかも、フィルタケースに対して戻り配管を上下に分散して接続することにより、フィルタケースを小型化(小径化)し、その分、タンク本体の実効容量を増加させることができるため、作業空間確保のためにバルブ対向面を凹ませた分をカバーし、必要なタンク容量を確保することができる。
また、戻り配管の上下に分散することで戻り配管の取り合いの制限が緩和されるため、戻り配管の形状及び接続構造が簡素化され、製作性及びコストの面で有利となる。この点の効果は、とくに小型ショベルに搭載された小型タンクに顕著となる。
一方、戻り油をリターンフィルタの上下両側から導入して濾過できるため、同フィルタの濾過面を広く使うことができる。このため、フィルタの寿命を向上させることができる。
請求項3の発明によると、タンク本体のバルブに対向面を、コントロールバルブから遠ざかる方向の傾斜面状に凹ませることにより、一方向に向かって先広がりとなる作業空間を形成したから、タンク面の中間部を凹陥部として凹ませる場合と比較して、必要な作業空間を確保しながらタンクの容量減少を最小限に抑えることができる。また、タンクの加工が容易となる。
ところで、戻り配管の一部をフィルタケースの下部に接続すると、この下部配管からの戻り油(とくにメイン配管の高圧油)がフィルタ側面を直撃し、その圧力でフィルタ面(濾紙)を傷めるおそれがある。
この点、請求項4の発明によると、フィルタケース内の下部にフィルタ受けプレートを設けて、フィルタをケース底壁から浮かせた状態で設置することにより、同ケース下部に、フィルタ側面への戻り油の直撃を避けながら戻り配管を接続することが可能となる。
いいかえれば、フィルタ側面が戻り油の直撃で傷んだり、これを避けるために戻り油導入部分に邪魔板を取付ける複雑な構造をとったりする弊害を招くことなく、戻り配管を上下に分散して接続することが可能となる。
本発明の実施形態を図1〜図4によって説明する。実施形態では油圧ショベルを適用対象として例にとっている。
図1,2はアッパーフレーム12の一部の機器配置を示し、図6,7に示す従来技術に対応する。
この実施形態の基本的構成、すなわち、
(i) アッパーフレーム12の後部にエンジン10及び油圧ポンプ11が設置され、これらよりも前方の右側においてコントロールバルブ13と作動油タンク28が左右に並設される点、
(ii) アッパーフレーム右側端部にガードカバー15が前側を中心として開閉自在に取付けられ、このガードカバー15を開いてコントロールバルブ13及び作動油タンク28のメンテナンスが行われる点、
(iii) コントロールバルブ13は、複数のメインスプール16(一つのみ図示)が一つのバルブブロック17内に階層状に組み込まれて構成されている点、
(iv) メインスプール16は作動油タンク28と平行(前後方向)に設けられている点、
(v) 圧力補償スプール18がメインスプール16と直交して設けられ、ボルト19を取外した状態で、作動油タンク28との間の作業空間Sによって同スプール18が着脱される点
は従来技術と同じである。
一方、作動油タンク28の構成を示す図3,4は図8,9に示す従来技術と対応する。
作動油タンク28の基本的構成は従来技術と同じで、タンク本体29内に有底筒状のフィルタケース30を取付けて内部にリターンフィルタ31を収容し、油圧アクチュエータから複数の戻り配管32…を通って還流する戻り油をリターンフィルタ31で濾過した上で、フィルタケース底壁31aの中心部に貫設されたリターンパイプ33によってタンク本体29内に戻す構成となっている。
リターンフィルタ31は、フィルタケース30の底壁30a上に載置され、押しバネ34によって保持される。図中、35は送り油を濾過するサクションフィルタ、36はサクション配管である。
この実施形態においては、従来技術との相違点として、まず、作動油タンク28のタンク本体29におけるコントロールバルブ13と対向する面(右側面)29aの後半部、つまり圧力補償スプール18の着脱のために必要な作業空間Sを形成する部分29a1をコントロールバルブ13から遠ざかる方向(内向き)の傾斜面状に凹ませることにより、作業空間Sを後側に向かって先広がりに形成している。
これにより、図7との対比で分かるように従来技術よりも作業空間Sを内側に拡張し、図2中に仮想線で示すようにボルト19及び圧力補償スプール18をこの拡張された作業空間Sで着脱できるように構成している。
いいかえれば、コントロールバルブ13と作動油タンク28との間に圧力補償スプール18を着脱するのに必要かつ十分な作業空間Sが形成されるように、タンク本体29の右側面後半部29a1を凹ませている。
こうすることにより、コントロールバルブ13と作動油タンク28の間隔を拡大せずに、そしてコントロールバルブ13を取外すことなく圧力補償スプール18のメンテナンス作業を簡単に能率良く行うことができる。
また、タンク本体29の右側面29a全体を凹ませるのではなく、圧力補償スプール18の着脱の障害となる後半部29a1のみを凹ませ、しかも凹陥状に凹ませるのでなく後半部29a1をコントロールバルブ13から遠ざかる方向に傾斜させたから、作業空間Sに必要な広さを確保しながら、凹ませることによるタンク本体29の容量減少を最小限に抑えることができる。
さらに、この実施形態においては、上記タンク容量の減少分をカバーするために作動油タンク28を次のように構成している。
図3,4に示すように、フィルタケース30内の下部にフィルタ受けプレート37を、フィルタケース底壁30aとの間に間隔A(図3参照)を置いて設け、リターンフィルタ31をこのフィルタ受けプレート37上に載置して押しバネ34で押し付け保持している。
フィルタ受けプレート37は、フィルタケース底壁30aを貫通したリターンパイプ33の上端部に、同パイプ33によって中心部が貫通された状態で取付け、一乃至複数本(図例では二本)の戻り配管32…をこのフィルタ受けプレート37よりも下方(間隔Aの範囲内)でケース側壁30bの下部に接続している。
いいかえれば、フィルタケース側壁30bの下部にも配管接続可能な部分を形成し、戻り配管32…をフィルタケース側壁30bの上部と下部とに分散して接続している。
この構成によると、図8,9に示す従来技術のようにすべての戻り配管23…をフィルタケース側壁21bの上部に集中してたこ足状に接続する場合と比べて、この配管接続のために必要なフィルタケース30の周長を短くすることができる。
このため、フィルタケース30を小径化し、その分、タンク本体30の実効容積を拡大して、右側面29aを凹ませた分をカバーすること、すなわち、必要なタンク容量を確保することができる。
また、戻り配管32…を上下に分散することで戻り配管32…の取り合いの制限が緩和されるため、戻り配管32…の形状及び接続構造が簡素化され、製作性及びコストの面で有利となる。この点の効果は、とくに小型ショベルに搭載された小型タンクに顕著となる。
一方、戻り油をリターンフィルタ31の上下両側から導入して濾過できるため、同フィルタ31の濾過面を広く使うことができる。このため、フィルタ31の寿命を向上させることができる。
さらに、タンク28に元々設けられるリターンパイプ33を少し延長し、同パイプ33によってフィルタ受けプレート37を支持する構造であるため、同プレート37を支持するための専用部材を追加する必要がない。このため、タンク構造の簡素化に有利となるとともに、フィルタケース30内での作動油の流れが阻害されるおそれがない。
ところで、図8,9に示す従来のタンク構造を前提とした場合でも、戻り配管32…の一部をフィルタケース側壁30bの下部に接続することは可能である。しかし、こうすると下部配管からの戻り油(とくにメイン配管の高圧油)がフィルタ側面を直撃し、その圧力でフィルタ面(濾紙)を傷めるおそれがある。
この点、この実施形態では、フィルタケース30内の下部にフィルタ受けプレート37を設けて、フィルタ31をケース底壁30aから浮かせた状態で設置したから、同ケース下部に、フィルタ側面への戻り油の直撃を避けながら戻り配管32を接続することが可能となる。
いいかえれば、フィルタ側面が戻り油の直撃で傷んだり、これを避けるために邪魔板を取付ける複雑な構造をとったりする弊害を招くことなく、戻り配管32…を上下に分散して接続することが可能となる。
他の実施形態
(1) フィルタ受けプレート37の支持構造は、たとえば疎な網目を持った支持部材を同プレート37とフィルタケース底壁30aとの間に設ける等、他のものに変更してもよい。
あるいは、図8,9に示す従来のリターン構造のまま戻り配管32…を上下に分けてフィルタケース30に接続する構成をとってもよい。この場合、フィルタ31の下部側面に対する戻り油の直撃を公知の邪魔板で回避する構成をとってもよい。
(2) 作動油タンク28とコントロールバルブ13の位置関係によっては、タンク本体29におけるバルブ対向面29aの前後方向中間部をバルブ高さ方向の一部または全高部分で平面視凹陥状に凹ませてもよい。
(3) 上記実施形態では、圧力補償スプール18及びボルト19を着脱対象とした場合について説明したが、コントロールバルブ13に、同スプール18と同様に作動油タンク28が着脱の障害となる他のスプール等の部品が設けられる場合には、この部品を対象としてタンク本体29の必要部分を凹ませればよい。
本発明の実施形態にかかる油圧ショベルのアッパーフレームと一部の機器配置を示す概略平面図である。 図1の一部を拡大して示す図である。 図2中の作動油タンクの断面図である。 図3の一部の拡大図である。 本発明の好適例である油圧ショベルの概略側面図である。 従来技術を説明するための図1相当図である。 同図2相当図である。 従来の作動油タンクの断面図である。 図8のIX−IX線拡大断面図である。
符号の説明
12 油圧ショベルのアッパーフレーム
13 コントロールバルブ
16 メインスプール
18 タンクが着脱障害となる部品としての圧力補償スプール
19 同ボルト
28 作動油タンク
S コントロールバルブと作動油タンクとの間に形成した作業空間
29 タンク本体
29a コントロールバルブに対向する右側面
29a1 右側面後半部
30 フィルタケース
30a フィルタケース底壁
30b フィルタケース側壁
31 リターンフィルタ
32 戻り配管
33 リターンパイプ
37 フィルタ受けプレート
A フィルタケース底壁とフィルタ受けプレートの間隔

Claims (4)

  1. 油圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブと作動油タンクとが並んで設置され、作動油タンクのタンク本体内には、戻り油を濾過するリターンフィルタが収容されるフィルタケースが設けられるとともに、複数の戻り配管がこのフィルタケースの側壁に接続される建設機械において、上記作動油タンクのタンク本体における上記コントロールバルブに対向する面を内向きに凹ませることにより、両者間に、コントロールバルブの部品を着脱するために必要な作業空間を形成する一方、上記戻り配管を、上記フィルタケースの側壁に対し上下に分散して接続したことを特徴とする建設機械。
  2. コントロールバルブは、油圧アクチュエータの作動方向と速度を制御するメインスプールと、このメインスプールと直角方向に設けられて油圧アクチュエータの作動圧力を補償する圧力補償スプールとを備え、コントロールバルブと作動油タンクとの間にこの圧力補償スプールを着脱するために必要な作業空間が形成されるようにタンク本体のコントロールバルブに対向する面を内向きに凹ませたことを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. タンク本体のコントロールバルブに対向する面を、コントロールバルブから遠ざかる方向の傾斜面状に凹ませることにより、一方向に向かって先広がりとなる作業空間を形成したことを特徴とする請求項1または2記載の建設機械。
  4. 作動油タンクのフィルタケース内の下部にフィルタ受けプレートを、フィルタケース底壁との間に間隔を置いて設けるとともに、リターンフィルタをこのフィルタ受けプレート上に設け、複数の戻り配管を上下に分散して、かつ、下部ではフィルタ受けプレートよりも下方でフィルタケースの側壁に接続したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設機械。
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