JP2002013656A - 油圧作業機械用多連弁 - Google Patents

油圧作業機械用多連弁

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JP2002013656A
JP2002013656A JP2000196964A JP2000196964A JP2002013656A JP 2002013656 A JP2002013656 A JP 2002013656A JP 2000196964 A JP2000196964 A JP 2000196964A JP 2000196964 A JP2000196964 A JP 2000196964A JP 2002013656 A JP2002013656 A JP 2002013656A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 油圧作業機械の種類に応じてシリンダポート
の向きを任意に選択でき、シリンダポートに接続される
油圧配管の接続作業やメンテナンス作業等の作業性を向
上させること。 【解決手段】 多連弁本体24の、切換スプールの長手
方向と平行であってシリンダポート38A,38Bの形
成された第1の面に対して直角な第4の面74に、多連
弁本体24の内部を切換スプールの長手方向と直角な方
向に貫通する複数のボルト挿通孔を設けるとともに、ポ
ンプポート26およびタンクポートにそれぞれ連通する
開口部を設け、第4の面74にシリンダポートの向きが
相反する二種類の単体弁122A,122Bを接続可能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧シリンダ等の
複数の油圧アクチュエータを有する油圧作業機械に搭載
される油圧作業機械用多連弁に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧シリンダ等の複数の油圧アクチュエ
ータを有する油圧作業機械として、バックホーローダと
称される土木・荷役機械がある。このバックホーローダ
は、図11に示されるように、車体10の前後にローダ
部12とバックホー部14を設けて構成されており、こ
れらのローダ部12およびバックホー部14を駆動する
各油圧アクチュエータ16には油圧ポンプから吐出され
た圧油がそれぞれ切換弁を介して供給されるようになっ
ている。
【0003】このようなバックホーローダ等の油圧作業
機械は、油圧アクチュエータ16をオペレータが運転席
で操作できるように、各切換弁を運転席の前方に配置す
るとともに、実開平3−111660号公報に示される
ような多連弁として一体化している場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−111660号公報に記載された多連弁は全てのシ
リンダポートを同一方向に開口させて構成されているた
め、このような多連弁をバックホーローダに搭載した場
合には、図12に示されるように、シリンダポートが前
方に向かって開口する第1の多連弁18Aとシリンダポ
ートが後方に向かって開口する第2の多連弁18Bを運
転席の前方に設けたブラケット20に取り付けることに
なる。このため、比較的大きな取付けスペースを要する
ばかりでなく、油圧配管の接続作業やメンテナンス性が
阻害されるという難点があった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、油圧作業機
械の種類に応じてシリンダポートの向きを任意に選択で
き、シリンダポートに接続される油圧配管の接続作業や
メンテナンス作業等の作業性を向上させることのできる
油圧作業機械用多連弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、油圧作業機械の油圧ポンプに接続される
ポンプポートと前記油圧作業機械の油圧アクチュエータ
から戻された戻り油をタンクに排出するタンクポートと
前記ポンプポートに供給された圧油を前記油圧アクチュ
エータに供給する複数のシリンダポートとを有する多連
弁本体と、前記シリンダポートの形成された第1の面に
対して直角な相対する第2及び第3の側面の間であって
前記多連弁本体内に設けられた複数本の切換スプールと
を備えてなる油圧作業機械用多連弁であって、前記多連
弁本体の、前記切換スプールの長手方向と平行であって
前記シリンダポートの形成された面に対して直角な第4
の面に、前記多連弁本体内を前記切換スプールの長手方
向と直角な方向に貫通する複数のボルト挿通孔を設ける
とともに、前記ポンプポートおよび前記タンクポートに
それぞれ連通する開口部を設け、前記第4の面にシリン
ダポートの向きが相反する二種類の単体弁を接続可能と
したことを特徴とする。
【0007】この場合、多連弁本体は、油圧アクチュエ
ータへの供給圧力を検出するための検出コアおよび又は
油圧アクチュエータの作動圧力を補償するための複数の
圧力補償スプールを有することが可能である。また、圧
力補償スプールの各々は互いに連通する信号圧通路を有
し、この信号圧通路は前記ボルト挿通孔および前記開口
部の形成された面に開口していることが好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図10を参照して説明する。なお、図12に示した
ものと同一部分には同一符号を付して説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施形態に係る油圧作
業機械用多連弁と該弁に連結される単体弁の斜視図であ
る。また、図2は図1に示す油圧作業機械用多連弁と該
弁に連結される単体弁の平面図で、図3はその底面図、
図4はその側面図である。図1乃至図4において、符号
22は本発明の一実施形態に係る油圧作業機械用多連弁
を示し、この多連弁22の多連弁本体24には、ポンプ
ポート26およびタンクポート28が設けられていると
ともに、複数(例えば12個)のシリンダポート38
A,38Bが設けられている(図2及び図3参照)。
【0010】ポンプポート26は多連弁本体24の図中
上面に形成されており、このポンプポート26には油圧
ポンプ30から吐出された圧油がポンプライン32を介
して供給されるようになっている。一方、タンクポート
28は多連弁本体24の図中下面に形成されており、こ
のタンクポート28にはタンク34に連通するタンクラ
イン36が接続される構成となっている。
【0011】シリンダポート38A,38Bは多連弁本
体24の図中上面に形成されており、多連弁本体24の
内部には、図5に示されるように、シリンダポート38
A,38Bに連通するシリンダコア40A,40B、ポ
ンプポート26に連通するポンプ通路42A,42B、
タンクポート28に連通するタンク通路44が形成され
ているとともに、シリンダポート38A,38Bの半分
の数(例えば6本)の切換スプール46がその長手方向
に移動可能に設けられている。さらに多連弁本体24の
内部には、油圧アクチュエータ16の作動圧力を補償す
る複数の圧力補償スプール50が切換スプール46に対
応して設けられているとともに、設定圧力より高い圧力
を圧力逃しコア86A,86Bを介してタンク通路44
に放出する安全弁84A,84Bがシリンダポート38
A,38Bに対応して設けられている。
【0012】ポンプ通路42A,42Bはシリンダコア
40Aとシリンダコア40Bとの間に形成されており、
ポンプ通路42Aとポンプ通路42Bとの間には、油圧
アクチュエータ16への供給圧力を検出するための検出
コア48が設けられている。一方、タンク通路44は検
出コア48の図中下方に形成されており、油圧アクチュ
エータ16からシリンダポート38A(又は38B)に
戻された戻り油は補助タンクコア60A(又は60B)
および環状通路62を経てタンク通路44に導入される
ようになっている。
【0013】検出コア48は油圧アクチュエータ16へ
の供給圧力を検出するためのものであり、この検出コア
48とポンプ通路42A及び42Bとの間には、検出コ
ア48に流入した圧油をシリンダコア40A,40Bに
導入するための供給コア58A,58Bが形成されてい
る。
【0014】切換スプール46は、シリンダポート38
A,38Bの形成された面に対して直角な相対する二つ
の側面の間において多連弁本体24内に設けられてい
る。また、切換スプール46はポンプ通路42A,42
B内の圧油を検出コア48、逆止弁56を経て供給コア
58A又は58Bに導入するための切欠部47A,47
Bを有するとともに、油圧アクチュエータ16からシリ
ンダポート38A又は38Bに流入した戻り油を補助タ
ンクコア60A又は60Bに導入するための切欠部49
A,49Bを有している。
【0015】圧力補償スプール50は前室66を有して
おり、この前室66内には圧縮コイルばね70のばね力
で絞り68を閉鎖する逆止弁72が設けられている。ま
た、圧力補償スプール50は互いに連通する信号通路6
4を有しており、この信号通路64は前室66および絞
り68を介して検出コア48と連通されている。従っ
て、複数の切換スプール46を同時に操作した場合に
は、圧力の最も高い検出コア48が逆止弁72により選
択され、選択された検出コア48内の圧力は信号通路6
4を介して圧力補償スプール50内の室64aに与えら
れ、各スプール50を上方へ移動させることにより環状
通路62の通路断面積を絞るべく作用することにより軽
負荷と高負荷用シリンダへの供給圧油量をバランスさせ
る。
【0016】切欠部47A,47Bおよび49A,49
Bは切換スプール46の中央部と両中間部に相対向して
形成されており、たとえば切換スプール46の図中右端
側に形成された油室54Aにパイロット圧油を供給し、
このパイロット圧油の圧力により切換スプール46が図
示の位置から図中左方に所定量だけストロークすると、
ポンプ通路42Bと検出コア48が切欠部47Bを介し
て連通するので、油圧ポンプ30から吐出された圧油は
ポンプポート26、ポンプ通路42B、切欠部47B、
検出コア48、逆止弁56、供給コア58A、切欠部5
2A、シリンダコア40A、シリンダポート38Aを経
て油圧アクチュエータ16に供給され、このとき油圧ア
クチュエータ16からシリンダポート38Bに戻された
戻り油はシリンダコア40B、切欠部49B、補助タン
クコア60B、環状通路62、タンク通路44、タンク
ポート28を経てタンク34に排出される。
【0017】また、逆に切換スプール46の図中左端側
に形成された油室54Bにパイロット圧油を供給し、こ
のパイロット圧油の圧力により切換スプール46が図示
の位置から図中右方へ所定量だけストロークすると、ポ
ンプ通路42Aと検出コア48が切欠部47Aを介して
連通するので、油圧ポンプ30から吐出された圧油はポ
ンプポート26、ポンプ通路42A、切欠部47A、検
出コア48、逆止弁56、供給コア58B、切欠部52
B、シリンダコア40B、シリンダポート38Bを経て
油圧アクチュエータ16に供給され、このとき油圧アク
チュエータ16からシリンダポート38Aに戻された戻
り油はシリンダコア40A、切欠部49A、補助タンク
コア60A、環状通路62、タンク通路44、タンクポ
ート28を経てタンク34に排出される。
【0018】図2及び図3において、符号74は切換ス
プール46の長手方向と平行であってシリンダポート3
8A,38Bに対して直角な多連弁本体24の側面を示
しており、この側面74には、複数(例えば4つ)のボ
ルト挿通孔76が設けられているとともに、開口部78
A,78B,78C,78Dが設けられている(図6参
照)。
【0019】ボルト挿通孔76は多連弁本体24の内部
を切換スプール46の長手方向と直角な方向に貫通して
おり、各ボルト挿通孔76には、開口部78A〜78D
が形成された多連弁本体24の側面74に単体弁122
A,122Bおよびカバー体84を接合するためのボル
ト80(図4参照)が挿入されている。ここで、単体弁
122Aは図5に示した構成と同じ構成をしており、一
対のシリンダポートはスプールに対し逆止弁側に設けら
れている。
【0020】開口部78A,78B,78C,78Dは
前記ポンプ通路42A、ポンプ通路42B、タンク通路
44および信号通路64とそれぞれ連通しており、従っ
てポンプポート26はポンプ通路42A,42Bを介し
て開口部78A,78Bと連通され、タンクポート28
はタンク通路44を介して開口部78Cと連通されてい
る。なお、開口部78A〜78Dはその周囲をシール部
材82A,82B,82Cによってシールされ、これら
のシール部材82A〜82Cは多連弁本体24の側面7
4に形成された環状溝部に保持されている。
【0021】図9は、単体弁122Aとは一対のシリン
ダポートが反対側に設けられた単体弁122Bの内部構
造を示す断面図であり、この単体弁122Bの単体弁本
体124には一対のシリンダポート138A,138B
がそれぞれ設けられている。これらのシリンダポート1
38A,138Bは多連弁22のシリンダポート38
A,38Bと反対側、すなわち単体弁本体124の図中
下面に形成されており、単体弁本体124の内部には、
シリンダポート138A,138Bに連通するシリンダ
コア140A,140B、ポンプ通路142A,142
Bおよびタンク通路144が形成されているとともに、
切換スプール146がその長手方向に移動可能に設けら
れている。さらに単体弁本体124の内部には、油圧ア
クチュエータの作動圧力を補償する圧力補償スプール1
50が設けられているとともに、設定圧力より高い圧力
を圧力逃しコア186A,186Bを介してタンク通路
144に放出する安全弁184A,184Bがシリンダ
ポート138A,138Bに対応して設けられている。
【0022】ポンプ通路142A,142Bはシリンダ
コア140Aとシリンダコア140Bとの間に形成され
ており、ポンプ通路142Aとポンプ通路142Bとの
間には、油圧アクチュエータ16への供給圧力を検出す
るための検出コア148が設けられている。一方、タン
ク通路144は検出コア148の図中下方に形成されて
おり、油圧アクチュエータ16からシリンダポート13
8A(又は138B)に戻された戻り油は補助タンクコ
ア160A(又は160B)および環状通路162を経
てタンク通路144に導入されるようになっている。
【0023】検出コア148は油圧アクチュエータ16
への供給圧力を検出するためのものであり、この検出コ
ア148とポンプ通路142A及び142Bとの間に
は、検出コア148に流入した圧油をシリンダコア14
0A,140Bに導入するための供給コア158A,1
58Bが形成されている。
【0024】切換スプール146は、シリンダポート1
38A,138Bの形成された面に対して直角な相対す
る二つの側面の間において単体弁本体124内に設けら
れている。また、切換スプール146はポンプ通路14
2A,142B内の圧油を検出コア148、逆止弁15
6を経て供給コア158A又は158Bに導入するため
の切欠部147A,147Bを有するとともに、油圧ア
クチュエータ16からシリンダポート138A又は13
8Bに流入した戻り油を補助タンクコア160A又は1
60Bに導入するための切欠部149A,149Bを有
している。
【0025】圧力補償スプール150は前室166を有
しており、この前室166内には圧縮コイルばね170
のばね力で絞り168を閉鎖する逆止弁172が設けら
れている。また、圧力補償スプール150は信号通路1
64を有しており、この信号通路164は前室166お
よび絞り168を介して検出コア148と連通されてい
る。なお、この圧力補償スプール150の作用について
は前記した圧力補償スプール50の作用と同じである。
【0026】切欠部147A,147Bおよび149
A,149Bは切換スプール146の中央部と両中間部
に相対向して形成されており、たとえば切換スプール1
46の図中右端側に形成された油室154Aにパイロッ
ト圧油を供給し、このパイロット圧油の圧力により切換
スプール146が図示の位置から図中左方に所定量だけ
ストロークすると、ポンプ通路142Bと検出コア14
8が切欠部147Bを介して連通するので、ポンプ通路
142B内の圧油は切欠部147B、検出コア148、
逆止弁156、供給コア158B、切欠部149B、シ
リンダコア140B、シリンダポート138Bを経て油
圧アクチュエータ16に供給され、このとき油圧アクチ
ュエータ16からシリンダポート138Aに戻された戻
り油はシリンダコア140A、切欠部152A、補助タ
ンクコア160A、環状通路162を経てタンク通路1
44に導入される。
【0027】また、逆に切換スプール146の図中左端
側に形成された油室154Bにパイロット圧油を供給
し、このパイロット圧油の圧力により切換スプール14
6が図示の位置から図中右方へ所定量だけストロークす
ると、ポンプ通路142Aと検出コア148が切欠部1
47Aを介して連通するので、ポンプ通路142A内の
圧油は切欠部147A、検出コア148、逆止弁15
6、供給コア158A、切欠部149A、シリンダコア
140A、シリンダポート138Aを経て油圧アクチュ
エータ16に供給され、このとき油圧アクチュエータ1
6からシリンダポート138Bに戻された戻り油はシリ
ンダコア140B、切欠部152B、補助タンクコア1
60B、環状通路162を経てタンク通路44に導入さ
れる。
【0028】図2及び図3において、符号174は切換
スプール146の長手方向と平行であってシリンダポー
ト138A,138Bに対して直角な単体弁本体124
の側面を示しており、この側面174には複数(例えば
4つ)のボルト挿通孔176が設けられていると共に開
口部178A,178B,178C,178Dが設けら
れている(図10参照)。
【0029】ボルト挿通孔176は単体弁本体124の
内部を切換スプール146の長手方向と直角な方向に貫
通しており、単体弁本体124は前記ボルト挿通孔7
6,176を挿通するボルト80によって多連弁本体2
4と連結可能な構造となっている。
【0030】開口部178A,178B,178C,1
78Dは前記ポンプ通路142A、ポンプ通路142
B、タンク通路144および信号通路164とそれぞれ
連通しており、これらの開口部178A〜178Dは単
体弁本体124の側面174を多連弁本体24の側面7
4に重ね合わせたときに前記開口部78A〜78Dと一
致する位置に形成されている。なお、開口部178A〜
178Dはその周囲をシール部材182A,182B,
182Cによってシールされ、これらのシール部材18
2A〜182Cは単体弁本体124の側面174に形成
された環状溝部に保持されている。
【0031】このように構成される本実施形態では、た
とえば多連弁本体24の側面74に単体弁本体124の
側面174を突き合わせ、多連弁本体24と単体弁本体
124とをボルト80で接合すると、単体弁本体124
に設けられたポンプ通路142A,142B、タンク通
路144および信号通路164が開口部178A〜17
8Dおよび開口部78A〜78Dを介して多連弁本体2
4に設けられたポンプ通路42A,42B、タンク通路
44および信号通路64とそれぞれ連通し、多連弁本体
24と単体弁本体124が一つの弁本体として一体化さ
れる。
【0032】従って、本実施形態では多連弁本体24の
側面74に単体弁122Aまたは122Bを接続するこ
とにより、搭載される油圧作業機械の種類に応じてシリ
ンダポートの向きを任意に選択することができ、これに
よりシリンダポートに接続される油圧配管の接続作業や
メンテナンス作業等の作業性を向上させることができ
る。
【0033】また、上述した本実施形態では開口部78
A〜78Dおよび178A〜178Dの周囲がシール部
材82A〜82Cおよび182A〜182Cによってシ
ールされているので、油圧ポンプ30からの圧油が多連
弁本体24と単体弁本体124との接合部から漏洩する
ことを防止できる。
【0034】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の
変更が実施可能である。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
油圧作業機械の種類に応じてシリンダポートの向きを任
意に選択でき、シリンダポートに接続される油圧配管の
接続作業やメンテナンス作業等の作業性を向上させるこ
とのできる油圧作業機械用多連弁を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る油圧作業機械用多連
弁の斜視図である。
【図2】図1に示す油圧作業機械用多連弁の平面図であ
る。
【図3】図1に示す油圧作業機械用多連弁の底面図であ
る。
【図4】図1に示す油圧作業機械用多連弁の側面図であ
る。
【図5】図2に示す多連弁本体の断面図である。
【図6】図2に示す多連弁本体の側面図である。
【図7】図6の線X−Xに沿った断面図である。
【図8】図6の線Y−Yに沿った断面図である。
【図9】図2に示す単体弁本体の断面図である。
【図10】図2に示す単体弁本体の側面図である。
【図11】バックホーローダの側面図である。
【図12】従来の多連弁を示す図である。
【符号の説明】
10 バックホーローダ 16 油圧アクチュエータ 22 多連弁 24 多連弁本体 26 ポンプポート 28 タンクポート 30 油圧ポンプ 34 タンク 38A,38B シリンダポート 42A,42B ポンプ通路 44 タンク通路 46 切換スプール 48 検出コア 50 圧力補償スプール 62 環状通路 64 信号通路 74 側面 76 ボルト挿通孔 78A,78B,78C,78D 開口部 122A,122B 単体弁 124 単体弁本体 138A,138B シリンダポート 146 切換スプール 142A,142B ポンプ通路 144 タンク通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 茂 神奈川県座間市ひばりが丘4丁目5676番地 東芝機械株式会社相模事業所内 Fターム(参考) 3H051 AA10 BB02 BB03 BB10 CC11 CC15 FF07 FF15 3H089 BB15 DB47 DB75 FF07 GG02 HH09 HH12 HH23 JJ01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧作業機械の油圧ポンプに接続される
    ポンプポートと前記油圧作業機械の油圧アクチュエータ
    から戻された戻り油をタンクに排出するタンクポートと
    前記ポンプポートに供給された圧油を前記油圧アクチュ
    エータに供給する複数のシリンダポートとを有する多連
    弁本体と、 前記シリンダポートの形成された第1の面に対して直角
    な相対する第2及び第3の側面の間であって前記多連弁
    本体内に設けられた複数本の切換スプールとを備えてな
    る油圧作業機械用多連弁であって、 前記多連弁本体の、前記切換スプールの長手方向と平行
    であって前記シリンダポートの形成された面に対して直
    角な第4の面に、前記多連弁本体内を前記切換スプール
    の長手方向と直角な方向に貫通する複数のボルト挿通孔
    を設けるとともに、前記ポンプポートおよび前記タンク
    ポートにそれぞれ連通する開口部を設け、前記第4の面
    にシリンダポートの向きが相反する二種類の単体弁を接
    続可能としたことを特徴とする油圧作業機械用多連弁。
  2. 【請求項2】 前記多連弁本体は、油圧アクチュエータ
    への供給圧力を検出するための検出コアを有することを
    特徴とする請求項1記載の油圧作業機械用多連弁。
  3. 【請求項3】 前記多連弁本体は、油圧アクチュエータ
    の作動圧力をを補償するための複数の圧力補償スプール
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の記載
    の油圧作業機械用多連弁。
  4. 【請求項4】 前記圧力補償スプールの各々は、互いに
    連通する信号圧通路を有することを特徴とする請求項3
    記載の油圧作業機械用多連弁。
  5. 【請求項5】 前記信号圧通路は、前記ボルト挿通孔お
    よび前記開口部の形成された面に開口していることを特
    徴とする請求項6記載の油圧作業機械用多連弁。
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