JP2008116679A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、トナーカートリッジの交換時期が近いか又は到来したことが判定されている場合に、トナーの補給動作以外の動作を必要以上に行なうことがない画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【解決手段】トナーカートリッジの交換の際に開閉されるカバーが開閉された際に、ニアエンプティ状態又はエンプティ状態が設定されている場合には、トナーの補給動作をウォーミングアップ動作に先行して行なうように制御する。そして、トナーの補給動作中にニアエンプティ状態又はエンプティ状態が解除されたかチェックして、トナーカートリッジが交換されてトナーが補給されたかをウォーミングアップ動作の前にチェックする。チェックした結果エンプティ状態のままである場合には、ウォーミングアップ動作を行なわないようにする。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置としては、像担持体として例えば感光体ドラムを用いて、その表面を帯電して露光することで静電潜像を形成し、静電潜像にトナーを付着させて可視像化した後用紙に転写し、転写されたトナー像を用紙に定着するといったプロセス処理により画像形成を行うものが知られている。
こうした画像形成装置では、画像形成処理を行うとトナーが消費されていくため、トナーが残り少なくなった場合にトナーを補給していくことが必要となる。トナーがない状態で画像形成処理を行うと、形成された画像の画質が劣化するため、画像形成処理を停止するといった制御が行われている(特許文献1参照)。
特開平11−212409号公報
画像形成処理によりトナーが消費された場合、トナーの残量検知手段により検知してトナーカートリッジからトナーを補給することが行われているが、トナーカートリッジからのトナー補給がなくなってくると、トナーカートリッジの交換が必要となるため交換時期が近いこと又は到来したことを報知することが行われている。
こうしたトナーカートリッジの交換時期を正確に判定するためには、トナーの残量検知を精密に行なう必要があり、実際に装置を稼働させてトナー補給動作が行ないながら残量検知が行なわれる。交換時期が近いか又は到来したことが判定されると、トナーカートリッジが交換されてトナー補給動作が正常に行われるまで実際に装置を稼働させてトナーの残量検知を繰返し行なうようになり、このようなトナーカートリッジの交換の際の装置の稼働により感光体ドラムのような部品では、使用時間とともに摩耗・劣化が進み、画像形成処理に使用する場合の部品寿命がその分短くなってしまう。
そこで、本発明は、トナーカートリッジの交換時期が近いか又は到来したことが判定されている場合に、トナーの補給動作以外の動作を必要以上に行なうことがない画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、像担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の帯電された表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像手段と、前記像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着手段と、前記像担持体を回転制御するとともに用紙に画像形成するように前記各手段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、トナーカートリッジが交換可能に装着されるとともに当該トナーカートリッジから前記現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記補給手段を他の手段から独立して駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る別の画像形成装置は、像担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の帯電された表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像手段と、前記像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着手段と、前記像担持体を回転制御するとともに用紙に画像形成するように前記各手段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、トナーカートリッジが交換可能に装着されるとともに当該トナーカートリッジから前記現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記補給手段を他の手段から独立して駆動する駆動手段と、前記トナーカートリッジの交換の際に開閉されるカバーの開閉を検知する開閉検知手段とを備え、前記制御手段は、前記トナーカートリッジの交換時期を判定する判定手段と、前記開閉検知手段が前記カバーの開閉を検知した際に前記判定手段が交換時期の接近又は到来を判定している場合には前記駆動手段を駆動制御して前記補給手段が他の手段より先行して補給動作を行うように制御する動作制御手段とを備えていることを特徴とする。さらに、前記トナーカートリッジから補給されるトナーの残量を検知する残量検知手段を備え、前記判定手段は、前記残量検知手段からの検知信号に基づいて判定を行うことを特徴とする。さらに、前記動作制御手段は、前記開閉検知手段が前記カバーの開閉を検知した際に前記判定手段が交換時期の到来を判定している場合には他の手段を駆動しないように制御することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、トナーカートリッジが交換可能に装着されるとともに当該トナーカートリッジから現像手段にトナーを補給する補給手段と、補給手段を他の手段から独立して駆動する駆動手段を備えているので、トナーカートリッジの交換時期の判定を行う場合に、補給動作だけ行い、他の手段を動作させないようにすることが可能となり、他の手段に対して必要以上の動作を行なわせることがなくなる。また、装置全体を稼働させてウォーミングアップ動作を行わせる場合でも、補給動作を独立して動作させるようにすれば、他の手段については必要な時間だけ動作させるようにすることができる。したがって、必要以上の動作による部品の摩耗や劣化を抑えることが可能となる。
本発明に係る別の画像形成装置は、開閉検知手段がカバーの開閉を検知した際に判定手段が交換時期の接近又は到来を判定している場合には駆動手段を駆動制御して補給手段が他の手段より先行して補給動作を行うように制御するので、カバーの開閉を検知した際にトナーカートリッジが交換されたかチェックする場合補給手段を先行して駆動制御してチェックすることができ、そのチェック結果に基づいて他の手段は必要に応じて駆動されるようになる。そのため、他の手段の動作チェックに必要な時間に合わせたタイミングで駆動制御することができ、また、トナーカートリッジの交換の際のチェック結果によっては他の手段の駆動動作を中止して不要な駆動動作を行なわないようにすることもできる。このように、他の手段を必要以上に動作させることがなくなり、他の手段の部品の摩耗や劣化が必要以上に進むことがない。
また、トナーカートリッジから補給されるトナーの残量を検知する残量検知手段を備え、残量検知手段からの検知信号に基づいてトナーカートリッジの交換時期の判定を行うようにすれば、確実に交換時期が接近又は到来したことを判定することができる。
また、開閉検知手段が前記カバーの開閉を検知した際に前記判定手段が交換時期の到来を判定している場合には他の手段を駆動しないように制御すれば、交換時期の到来と判定されて画像形成処理が行うことができないことから、他の手段を駆動制御してチェックする必要がなく、他の手段を駆動しないことで不要な動作を行なうことを防止できる。
以下、本発明に係る実施形態について詳しく説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施するにあたって好ましい具体例であるから、技術的に種々の限定がなされているが、本発明は、以下の説明において特に本発明を限定する旨明記されていない限り、これらの形態に限定されるものではない。
図1は、本発明に係る画像形成装置全体の概略断面図である。画像形成装置1の上部には用紙排紙トレイ10が設けられ、その下部には、記録部2及び給紙部3が配されている。
給紙部3では、給紙カセット11が配置されており、フラッパ12に所定のサイズの用紙が複数枚積載される。フラッパ12は、アーム13がモータにより回転して上方に回動することで、それに連動して上方に回動する。給紙カセット11の右端部には、ピックアップローラ14が配置されている。フラッパ12は、積載された用紙の上面がピックアップローラ14に圧接するように、アーム13により支持されている。この状態でピックアップローラ14が回転駆動すると、摩擦力により用紙が1枚ずつ用紙搬送路に給紙され、フィードローラ15及びプレスローラ16に挟持されて搬送されるようになる。
給紙された用紙は、レジストローラ17及びプレスローラ18により記録部2に搬送される。記録部2では、搬送された用紙に記録するために、現像器19、クリーニング機構20、コロナ帯電器21、感光体ドラム22、転写ローラ23、露光ヘッド24及び定着ローラ25が備えられている。
現像器19は、二成分系現像剤(以下「現像剤」という。)を貯留するとともに、後述するように、螺旋状の羽根を有する一対のオーガを内蔵しており、一対のオーガにより現像剤が所定方向に循環するように搬送される。循環搬送される現像剤は回転するパドルを介して現像ローラに供給される。現像ローラは、内部のマグネットローラとマグネットローラの外周面に配設された円筒状の現像スリーブからなり、現像剤のキャリアがマグネットローラの磁力により現像スリーブの表面に吸着されてキャリア穂が形成され、形成されたキャリア穂にトナーが付着した状態となる。この場合、キャリア及びトナーは、搬送されていく間に摩擦帯電により互いに逆極性に帯電するようになるため、キャリア穂にトナーが電気的な吸着力により安定した状態で保持されるようになる。 また、搬送される現像剤のトナー濃度を検知するための濃度検知センサがオーガによる現像剤搬送路の近傍に取り付けられており、濃度検知センサからの出力信号に基づいてトナーの補給が行われる。濃度検知センサとしては、現像剤の透磁率を測定してトナー濃度を検知する公知のセンサを用いることができる。透磁率センサを用いると、トナー濃度が薄くなってくるとその分磁性体であるキャリアの密度が大きくなるため透磁率が大きくなってセンサの出力が上昇し、逆にトナー濃度が濃くなるとその分キャリアの密度が小さくなってセンサの出力が低下するようになる。トナーの補給は、トナーカートリッジ30から後述するトナー補給機構を通してトナーが現像器19に補給されるようになっている。
クリーニング機構20は、転写後の感光体ドラム22の表面に付着した残留トナーや紙粉等の異物をクリーニングブレードにより掻き取って感光体ドラム22の表面を清掃する。クリーニング機構20で回収された残留トナー等の異物は、廃トナー溜め部31に搬送されて排出される。
コロナ帯電器21は、放電ワイヤからのコロナ放電により感光体ドラム22の表面を一様に帯電する。一様に帯電された感光体ドラム22に、露光ヘッド24で画像記録信号に応じて露光することで静電潜像が形成される。そして、現像器19内の現像スリーブが回転してその表面に形成されたキャリア穂が感光体ドラム22の表面に近接してキャリア穂に付着したトナーが静電潜像に転移され、静電潜像を可視像化する。転写ローラ23は、用紙を挟んで感光体ドラム22と対向する位置に設置されており、所定の電圧が印加されると感光体ドラム22表面に形成されたトナー像が用紙に転写される。こうして画像形成に必要な一連のプロセス処理が行われ、転写されたトナー像は、定着ローラ25及びプレスローラ26によって挟持されて加熱・プレスされ用紙に定着される。定着された用紙は、フィードローラ27及びプレスローラ28により排出経路に送られて、排出ローラ29により用紙排紙トレイ10に搬出される。
また、装置本体の側面には、手差し給紙機構及び反転搬送機構が設けられており、手差し給紙を行う場合には、手差しトレイ32を開いて給紙ローラ33に用紙を差し込むことで行われる。差し込まれた用紙は、給紙ローラ33によりフィードローラ17及びプレスローラ18に搬送されて記録動作が行われる。また、反転搬送を行う場合には、片面に記録した用紙が一旦排出ローラ29により搬出された後排出ローラ29を逆回転して反転搬送路に搬送し、搬送ローラ34により下方に向けて搬送する。そして、搬送路に沿って上方に向けて搬送されて、再度フィードローラ17及びプレスローラ18に搬送されてもう一方の面に記録動作が行われ、用紙の両面に記録されるようになる。
図2は、図1に示す画像形成装置の概略ブロック構成図である。感光体ドラム22の周囲には、コロナ帯電器21、露光ヘッド24、現像器19、転写ローラ23、クリーニング機構20及び除電ランプ36が配設されており、感光体ドラム22を回転させながらその表面に対して、帯電−露光−現像−転写といった一連のプロセス処理が行われた後、表面のクリーニング及び残存電荷の除電処理が行われる。
現像器19には、上述した現像ローラ40が感光体ドラム22に対向して配設されており、現像ローラ40の感光体ドラム22とは反対側には、現像剤の貯留部が形成されており、貯留部内に一対のオーガ41及び42が配置されている。オーガ41及び42の回転軸は、紙面の垂直方向に直線状に延設されており、その間には隔壁43が設けられている。そして、オーガ41及び42が互いに逆方向に現像剤を搬送することで、貯留部内で現像剤が隔壁の周囲を循環搬送されるようになる。
そして、現像器19の貯留部に対応する底面には濃度検知センサ44が配設されており、上述したように、循環搬送される現像剤のトナー濃度を検知するようになっている。循環搬送される現像剤は、供給パドル45により現像ローラ40に供給され、現像ローラ40の現像スリーブ表面に供給された現像剤は、ブレード46により均一な層に均される。
トナー補給機構50は、トナーカートリッジ30が交換可能に装着されるカートリッジ保持体51からトナー送出路52を通って搬送スパイラル53を内蔵したホッパ54にトナーが送出される。ホッパ54から搬送スパイラル56を内蔵するトナー搬送路55を通って現像器19の貯留部にトナーが補給される。トナー供給モータ61は、トナーカートリッジ30からトナーをホッパ54に吐出させるとともに、搬送スパイラル53及び56をクラッチにより必要なときのみ回転させてトナーの搬送動作を行うようになっている。
ホッパ54内には、トナーの残量検知センサ57が配設されている。残量検知センサ57は、ホッパ54内のトナーの残量が所定量より少なくなるか空になったことを検知して検知信号を出力するようになっている。残量検知センサとしては、例えば、圧電素子を用いた検知センサが挙げられる。圧電素子を用いた検知センサをホッパ内の底面近傍に配置しておき、圧電素子の周囲にトナーが付着している場合には振動が抑制されるが、トナーが付着しなくなると振動するように設定しておけば、検知時に振動するか否かで検知センサに付着するトナーの有無を検知することができ、ホッパ内のトナーの残量が少なくなったことがわかる。
感光体ドラム22や各種ローラの回転駆動については、主モータ60の回転を図示せぬクラッチ機構等の駆動伝達機構により伝達して行われ、制御部100により制御される。また、現像器19のオーガ等の現像剤の搬送動作については、主モータ60の回転駆動を伝達して行われ、トナー補給機構50のトナーカートリッジ30の回転動作及び搬送スパイラル等によるトナーの補給動作は、トナー供給モータ61の回転駆動を伝達して行われ、いずれも制御部100により制御される。なお、搬送スパイラル56には、ワンウェイギア及びクラッチを介して主モータ60から回転駆動を伝達することもできる。
このようにトナー補給機構50はトナー供給モータ61により独立して駆動されるようになっているが、主モータ60の回転駆動をクラッチを介してトナー補給機構50に駆動伝達し、クラッチを制御してトナー補給機構50を独立に駆動するように構成してもよい。
また、コロナ帯電器21、現像ローラ40及び転写ローラ23に印加される電圧の制御は、現像電圧印加回路62、帯電電圧印加回路63、転写電圧印加回路64をそれぞれ制御部100が制御することにより行われる。
制御部100は、動作制御部101、補給制御部102及び判定部103を備えており、動作制御部101は、画像形成に必要なプロセス処理を行うための一連の動作、ウォーミングアップ等の準備動作、待機状態に移行する動作に関する制御を行う。
また、動作制御部101は、トナーカートリッジを交換する際に開閉されるカバーの開閉検知センサ65が開閉を検知した場合に、後述するニアエンプティ状態及びエンプティ状態とされているときは、トナー供給モータ61を先行して駆動制御してニアエンプティ状態又はエンプティ状態が解除されたかチェックするために補給動作を行ない、その後カバー開閉の直後に行なわれるウォーミングアップ動作を行なうように動作制御する。そして、補給動作を行なってもニアエンプティ状態又はエンプティ状態が解除されない場合にはウォーミングアップ動作を行なわないように動作制御する。
補給制御部102は、濃度検知センサ44からの検知信号に基づいて、トナー補給機構50のトナーの補給制御及び現像器19内の現像剤の搬送制御を行い、現像器19内のトナー濃度の制御を行う。また、残量検知センサ57からの検知信号に基づいて、トナー供給モータ61を回転駆動してトナーカートリッジ30からのトナーの補給制御を行う。
判定部103は、残量検知センサ57からの検知信号に基づいてトナーカートリッジ30の交換時期を判定する。例えば、残量検知センサ57からの検知信号をサンプリングしてホッパ54内のトナーの有無を検知し、トナーの補給動作中に予め決められた履歴回数のうちトナー無しと検知されたサンプリング回数が所定回数以上となったか判定し、所定回数以上である場合には、トナーカートリッジ30及びホッパ54内のトナーが無くなったものとして交換時期が接近している(ニアエンプティ状態)と判定すればよい。
ニアエンプティ状態と判定された段階で、さらに所定枚数の画像形成処理が行われた場合又は濃度検知センサ44からの検知信号によりトナー濃度が所定値以下に低下した場合には、現像器19内のトナーについても消費されたとして交換時期が到来した(エンプティ状態)と判定すればよい。
こうして判定部103においてトナーカートリッジの交換時期の接近又は到来が判定される。
また、判定部103では、ニアエンプティ状態又はエンプティ状態において、トナーの補給動作中に、残量検知センサ57の検知信号をサンプリングして予め決められた履歴回数のうちトナー無しと検知されたサンプリング回数が所定回数以下となったか判定し、所定回数以下となった場合にはニアエンプティ状態又はエンプティ状態を解除する。
図3は、トナーの補給処理に関するフローである。トナーを補給する場合には、まず、トナーの補給が必要かチェックする(S100)。例えば、残量検知センサ57の検知信号をサンプリングして予め決められた履歴回数のうちトナー無しと検知されたサンプリング回数が所定回数以上となった場合には、トナー補給が必要とする。トナー補給が必要な場合には、トナー供給モータ61が駆動中かチェックして(S101)駆動中でない場合にはトナー供給モータ61を駆動開始して(S102)。トナー供給モータ61の駆動によりトナーカートリッジ30からホッパ54内へのトナーの補給動作が行われる。ステップS101でトナー供給モータ61が駆動中の場合には、ステップS103に進む。
そして、ニアエンプティ状態か否か判定される(S103)。トナーの補給動作中に、残量検知センサ57の検知信号をサンプリングして予め決められた履歴回数のうちトナー無しと検知されたサンプリング回数が所定回数以上となったか判定し、所定回数以上となた場合には、エアエンプティに関するアラーム表示を行い(S104)ニアエンプティのフラグを立ててニアエンプティ状態に設定する。所定回数に満たない場合には、トナー供給モータ61が所定時間駆動されたかチェックし(S105)、所定時間駆動されていない場合には、ステップS100に戻る。
こうしてトナー供給モータ61の駆動によりトナーが補給された場合には、ステップS100においてトナー補給が不要と判定されてトナー供給モータ61が停止される(S106)。また、ステップS104でアラーム表示された場合及びステップS105で所定時間トナー供給モータ61が駆動されたと判定された場合にもトナー供給モータ61が停止される。
図4は、ニアエンプティ状態で待機している場合の処理フローである。ウォーミングアップ動作が要求されたかチェックされ(S200)、要求されていない場合には記録信号の有無がチェックされる(S201)。記録信号があった場合には、ニアエンプティ状態からの記録枚数が所定枚数以上となったかチェックされ(S202)、所定枚数に達していない場合には濃度検知センサ44の検知出力に基づいてトナー濃度が所定値以下となったかチェックされ(S203)、所定値を超えている場合にはそのままニアエンプティ状態で待機する。
ステップS202で所定枚数以上であるかステップS203で所定値以下である場合には、現像器19内のトナーについても消費が進み残量が少なくなったとしてエンプティに関するアラーム表示を行い(S204)エンプティのフラグを立ててエンプティ状態に設定する。
ステップS200でウォーミングアップ動作が要求されている場合には、トナー供給モータの駆動を開始し(S205)、トナーカートリッジからホッパ内への補給動作を行う。そして、トナー補給動作中の残量検知センサ57の検知信号をサンプリングして、予め決められた履歴回数のうちトナー無しと検知されたサンプリング回数が所定回数以下となったか判定してエンプティ状態が解除されたか否か判定する(S206)。エンプティ状態が解除されていない場合にはトナー供給モータを停止して(S207)ニアエンプティ状態で待機する。ステップS206でエンプティ解除されたと判定された場合には、アラーム表示を解除して(S208)ニアエンプティ状態を解除し、トナー供給モータを停止して(S209)通常の待機状態とする。
図5は、トナーカートリッジの交換処理に関するフローである。まず、トナーカートリッジが交換される際に開閉されるカバーが開閉されたかをチェックする(S300)。チェックする場合には、カバー開閉検知センサ65からの検知信号をチェックして行なわれる。カバー開閉が行われたと検知された場合には、エンプティ状態に設定されているかチェックし(S301)、エンプティ状態に設定されている場合には、トナー供給モータを駆動して補給動作を開始する(S302)。そして、補給動作中に残量検知センサの検知信号に基づいてエンプティ状態が解除されたかチェックし(S303)、解除されていない場合には所定時間経過したかチェックする(S304)。所定時間経過していない場合にはステップS303に戻り、エンプティ状態が解除されたか繰返しチェックする。ステップS304で所定時間経過したと判定された場合には、トナーの補給動作を停止して(S305)ウォーミングアップ動作を行なうことなく待機状態に戻る。
ステップS303でエンプティ状態が解除されたと判定された場合には、エンプティアラーム表示を解除して(S306)トナーの補給動作を停止し(S307)、ウォーミングアップ動作に移行する(S315)。
ステップS301でエンプティ状態に設定されていないと判定された場合には、ニアエンプティ状態に設定されているかチェックし(S308)、ニアエンプティ状態に設定されている場合には、トナー供給モータを駆動して補給動作を開始する(S309)。そして、補給動作中に残量検知センサの検知信号に基づいてエンプティ状態が解除されたかチェックし(S310)、解除されていない場合には所定時間経過したかチェックする(S311)。所定時間経過していない場合にはステップS310に戻り、エンプティ状態が解除されたか繰返しチェックする。ステップS311で所定時間経過したと判定された場合には、トナーの補給動作を停止して(S312)ウォーミングアップ動作に移行する(S315)。
ステップS310でエンプティ状態が解除されたと判定された場合には、ニアエンプティアラーム表示を解除して(S313)トナーの補給動作を停止し(S314)、ウォーミングアップ動作に移行する(S315)。
ステップS308でニアエンプティ状態に設定されていないと判定された場合には、そのままウォーミングアップ動作に移行する(S315)。
以上の処理では、トナーカートリッジの交換の際に開閉されるカバーが開閉された際に、ニアエンプティ状態又はエンプティ状態が設定されている場合には、トナーの補給動作をウォーミングアップ動作に先行して行なうように制御し、トナーカートリッジが交換されてトナーが補給されたかをウォーミングアップ動作の前にチェックすることができる。そのため、ウォーミングアップ動作自体は、従来と同様に動作制御すればよく、トナーカートリッジの交換のチェックのために延長されることがない。また、トナーカートリッジの交換チェックでエンプティ状態のままであると判定された場合には、画像形成処理が行なえないためウォーミングアップ動作自体が不要となる。こうしてトナーカートリッジの交換チェックの際に必要以上のウォーミングアップ動作を行なわないようにする。
本発明に係る実施形態に関する画像形成装置全体の概略断面図である。 本発明に係る実施形態に関する概略ブロック構成図である。 トナーの補給処理に関するフローである。 ニアエンプティ状態で待機している場合の処理フローである。 トナーカートリッジの交換処理に関するフローである。
符号の説明
1 画像形成装置
2 記録部
3 給紙部

Claims (4)

  1. 像担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の帯電された表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像手段と、前記像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着手段と、前記像担持体を回転制御するとともに用紙に画像形成するように前記各手段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、トナーカートリッジが交換可能に装着されるとともに当該トナーカートリッジから前記現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記補給手段を他の手段から独立して駆動する駆動手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体と、該像担持体の表面を帯電させる帯電手段と、前記像担持体の帯電された表面を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体表面に形成された静電潜像にトナーを付着させて可視像化する現像手段と、前記像担持体に形成されたトナー像を用紙に転写する転写手段と、用紙に転写されたトナー像を定着させる定着手段と、前記像担持体を回転制御するとともに用紙に画像形成するように前記各手段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置において、トナーカートリッジが交換可能に装着されるとともに当該トナーカートリッジから前記現像手段にトナーを補給する補給手段と、前記補給手段を他の手段から独立して駆動する駆動手段と、前記トナーカートリッジの交換の際に開閉されるカバーの開閉を検知する開閉検知手段とを備え、前記制御手段は、前記トナーカートリッジの交換時期を判定する判定手段と、前記開閉検知手段が前記カバーの開閉を検知した際に前記判定手段が交換時期の接近又は到来を判定している場合には前記駆動手段を駆動制御して前記補給手段が他の手段より先行して補給動作を行うように制御する動作制御手段とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記トナーカートリッジから補給されるトナーの残量を検知する残量検知手段を備え、前記判定手段は、前記残量検知手段からの検知信号に基づいて判定を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記動作制御手段は、前記開閉検知手段が前記カバーの開閉を検知した際に前記判定手段が交換時期の到来を判定している場合には他の手段を駆動しないように制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
JP2006299539A 2006-11-02 2006-11-02 画像形成装置 Pending JP2008116679A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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