JPH10247009A - 現像剤供給装置 - Google Patents

現像剤供給装置

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JPH10247009A
JPH10247009A JP9049155A JP4915597A JPH10247009A JP H10247009 A JPH10247009 A JP H10247009A JP 9049155 A JP9049155 A JP 9049155A JP 4915597 A JP4915597 A JP 4915597A JP H10247009 A JPH10247009 A JP H10247009A
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JP
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toner
developer
cartridge
peripheral surface
inner peripheral
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Application number
JP9049155A
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English (en)
Inventor
Hideaki Miyata
英明 宮田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部に線材にて形成されるトナー送り出し部
材を備えた円筒状のトナーカートリッジを使用する現像
剤供給装置において、そのカートリッジの内周面に層状
に付着して残るトナーの量を確実にかつ可及的に少なく
する。 【解決手段】 スパイラルアジテータをトナーを送るべ
き回転方向とは反対に一時的に回転させることにより外
径が広がるように変形させ、その拡大変形したスパイラ
ルアジテータによりカートリッジ内周面に付着するトナ
ーを掻き落とすようにした。この他、スパイラルアジテ
ータの一端部側の回転運動を制動装置により一時的に制
動することにより外径が広がるように変形させてそのア
ジテータにより付着トナーを掻き落とすようにした。矩
形状のアジテータの一辺に弾性部材を設け、トナーを送
るべき回転方向とは反対に一時的に回転させることによ
り、その弾性部材により付着トナーを掻き落とすように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
ター等の画像形成装置における現像装置に現像剤を供給
する現像剤供給装置に係り、特に、現像剤容器としてそ
の容器内に回転して現像剤を送り出すための送り出し部
材を設けたカートリッジ式の円筒状容器を使用するタイ
プの装置において、その現像剤容器の内周面に付着して
残る現像剤の量を確実に少なくすることが可能な現像剤
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のカートリッジ式現像剤容
器を採用した現像剤供給装置においては、環境保護への
配慮から、その現像剤容器を1回使用しただけで捨てて
しまうのではなく数回にわたり再利用(リサイクル)
し、これにより産業廃棄物の低減化を図るようにしてい
る。
【0003】ところが、このように現像剤容器を再利用
する場合であっても、現像剤容器を使用した後に現像剤
供給装置の本体から取り外してみると、その容器内には
常に現像剤がある程度残っており、この残った現像剤に
ついては回収した後に廃棄するケースが多い。つまり、
一度も使用されることなくそのまま捨てられてしまう現
像剤が存在しているのである。しかも、このように容器
内に残留する現像剤は、容器内の現像剤を回転駆動して
送り出すための部材を設けた現像剤容器においても同様
に発生している。
【0004】例えば、特開平8−123173号公報に
は、このように残留する現像剤が廃棄されて無駄になっ
ている実情に鑑み、トナーボトル内のトナーの完全消費
を可能にして資源の無駄をなくすこと等を目的とした現
像装置が示されている。
【0005】これは、先端がトナーボトルの内周面とわ
ずかなすき間をもって回転するトナーの掻き出し部材を
備えた円筒状のトナーボトルでは、そのボトル内周面に
トナーが付着して残ってしまうという問題があったた
め、かかるトナーを内周面から剥離脱落させようとする
剥離手段を現像剤供給装置に設けたものである。具体的
には、トナーボトルに振動を与える振動発生部材(バイ
ブレータなど)やボトルを打撃するハンマー部材を設け
たり、あるいは、掻き出し部材を正逆方向に回転させる
ものである。そして、振動発生部材やハンマー部材を設
けた場合には、その各部材の振動や打撃によりトナーボ
トルに衝撃を与えることによってボトルの内周面に付着
したトナーを剥離脱落させ、また、掻き出し部材を正逆
方向に回転させる場合には、その回転切り換え時に発生
する慣性力を利用してボトルを振動させることによって
ボトルの内周面に付着したトナーを剥離脱落させるよう
にしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような現像剤供給装置では、そのトナーボトルに衝撃
や振動を与えることにより内周面に付着したトナーを間
接的に剥離脱落させるようにしたものであるため、その
付着したトナーを十分に取り除くことができないという
問題がある。すなわち、トナーボトルに振動等を与えた
のみでは特にボトル内周面の下部側に付着したトナーを
剥離させにくく、また、トナーをボトル内周面から剥離
脱落させても、その後、掻き出し部材とボトル内周面と
のすき間にトナーが層状に再付着してしまい、結局のと
ころすき間にある分のトナーはボトルから掻き出すこと
ができないのである。従って、トナーボトルには、依然
としてトナーがその内周面に層状になって相当の量残っ
てしまうことになる。
【0007】本発明の目的は、装置本体部に着脱可能に
装着して使用される円筒状の現像剤容器の内周面に層状
に付着して残る現像剤の量を確実にかつ可及的に少なく
することができる現像剤供給装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る発明は、現像装置に現像剤を供給する
装置であって、回転駆動手段を有する本体部と、この本
体部に着脱自在に装着される円筒状の現像剤容器とこの
容器内で回転駆動手段により回転して現像剤を送り出す
送り出し部材を有するカートリッジ部とからなる現像剤
供給装置において、前記送り出し部材は、線材を現像剤
容器の内周面に接近する状態で少なくとも螺旋状に巻い
て形成したものであり、この送り出し部材を前記回転駆
動手段により現像剤を送るべき回転方向とは反対の方向
に一時的に回転させるようにしたものである。
【0009】このような現像剤供給装置によれば、線材
からなる螺旋状の送り出し部材は、現像剤を送るべき回
転方向とは反対の方向に一時的に回転する際に、現像剤
容器内に残っている現像剤による負荷を受けながら回転
することにより、現像剤容器の内周面にむけて広がるよ
うに変形してその螺旋部の径が拡大した状態になる。こ
れにより、円筒状の現像剤容器の内周面に付着している
現像剤が、その拡大変形する送り出し部材により直接掻
き落とされる。
【0010】また、請求項2に係る発明は、現像装置に
現像剤を供給する装置であって、回転駆動手段を有する
本体部と、この本体部に着脱自在に装着される円筒状の
現像剤容器とこの容器内で回転駆動手段により回転して
現像剤を送り出す送り出し部材を有するカートリッジ部
とからなる現像剤供給装置において、前記送り出し部材
は、線材を現像剤容器の内周面に接近する状態で少なく
とも螺旋状に巻いて形成したものであり、前記装置本体
に送り出し部材の一端部側における回転運動を抑制する
制動手段を併設し、この制動手段を送り出し部材が前記
回転駆動手段により現像剤を送るべき回転方向に回転し
ている間に一時的に作動させるようにしたものである。
【0011】このような現像剤供給装置によれば、制動
手段を送り出し部材が現像剤を送るべき回転方向に回転
している間に一時的に作動させた際に、線材からなる螺
旋状の送り出し部材は、制動手段により回転運動が抑制
される端部側と回転駆動手段により駆動される端部側と
の間で回転速度差が生じて部材全体がねじられることに
より、現像剤を送るべき回転方向に回転しつつも、現像
剤容器の内周面にむけて広がるように変形してその径が
拡大した状態になる。これにより、円筒状の現像剤容器
の内周面に付着している現像剤が、拡大変形する送り出
し部材により直接掻き落とされる。また、この場合に
は、送り出し部材が現像剤を送るべき回転方向に回転し
ているため、現像剤の送り出しも同時に行われる。
【0012】さらに、請求項3に係る発明は、現像装置
に現像剤を供給する装置であって、回転駆動手段を有す
る本体部と、この本体部に着脱自在に装着される円筒状
の現像剤容器とこの容器内で回転駆動手段により回転し
て現像剤を送り出す送り出し部材を有するカートリッジ
部とからなる現像剤供給装置において、前記送り出し部
材は、線材を現像剤容器の内部の両端部側で半径方向に
立ち上げた2辺と現像剤容器の内周面に接近する一辺と
からなる矩形状に形成したものであるとともに、現像剤
容器の内周面と接近する一辺の全域にその容器内周面と
たわんだ状態で接触する弾性部材を設けものであり、こ
の送り出し部材を前記回転駆動手段により現像剤を送る
べき回転方向とは反対の方向に一時的に回転させるよう
にしたものである。
【0013】このような現像剤供給装置によれば、線材
からなる矩形状の送り出し部材が、現像剤を送るべき回
転方向とは反対の方向に一時的に回転する際に、その送
り出し部材における内周面と接近する一辺の全域に設け
た弾性部材が現像剤容器の内周面に食い込むような状態
でその内周面を摺擦する。これにより、円筒状の現像剤
容器の内周面に付着している現像剤が、その弾性部材に
より直接掻き落とされる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施の形態について説明する。
【0015】◎実施例1 図2は、この発明を適用した複写機の一実施例を示すも
のである。この実施例の複写機100は、本体101
と、この本体101の上面に設けられ、原稿が載置され
るプラテン102と、このプラテン102下方に設けら
れ、原稿の画像を読み取る原稿読取部110と、この原
稿読取部110からの画像情報に基づいて電子写真プロ
セスに従ってトナー像を形成する画像形成部120と、
この画像形成部120において形成されるトナー像を転
写するための所定の記録シート103を供給するシート
供給部130とから構成されている。図中の104は排
出トレイである。
【0016】原稿読取部110は、プラテン102上の
原稿面を照明する光源、複数の反射ミラー等を組み合わ
せたスキャナー111を備えている。スキャナー111
は、この複写機がアナログ方式のものであれば原稿の画
像を光学的情報として得るための集光レンズ等をさらに
備えており、デジタル方式のものであれば原稿の画像を
電気信号として得るために電荷結合素子(CCD)等を
さらに備えている。原稿は、図示しない自動原稿搬送装
置により自動的にプラテン102上に搬送させて載置し
たり、あるいは、人の手により直接プラテン102に載
置するようになっている。
【0017】画像形成部120は、一定方向に回転する
感光ドラム121と、この感光ドラム121の周囲に配
される感光ドラム121を一様に帯電させる帯電器12
2、帯電された感光ドラムに画像情報に応じた光画像を
露光走査して静電潜像を形成する像露光装置123、現
像剤を供給して静電潜像を現像してトナー像とする現像
装置124,125、感光ドラム121上に形成される
トナー像をシート供給部130から供給される記録シー
ト103に転写させる転写器126、転写後の感光ドラ
ム121上に残留するトナー等を除去するクリーナー1
27、記録シート103上に転写されたトナー像を加熱
加圧してシートに定着させる定着装置128等の各種機
器を備えている。2つの現像装置のうち、現像装置12
5は後述する現像剤供給装置から現像剤が供給されるタ
イプのものである。
【0018】シート供給部130は、記録シート103
を収容する複数のシート収容トレイ131と、複数の搬
送ローラ対132、ガイド部材133、搬送ベルト13
4等にて構成されるシート搬送路135とを備えてい
る。記録シート103は手差しトレイ136からも供給
することができるようになっている。
【0019】この複写機100では、プラテン102に
載置された原稿の画像を原稿読取部110により読み取
り、その読み取られた画像情報を像露光装置123によ
り画像形成部120の感光ドラム121上に露光走査し
て静電潜像として形成した後、その静電潜像を現像装置
125(124)から供給する現像剤により現像するこ
とにより、トナー像を形成する。そして、この感光ドラ
ム121上に形成したトナー像を、シート供給部130
のシート収容トレイ131から供給される所定の記録シ
ート103上に転写した後、定着装置128にて記録シ
ートに定着する。最後に、このようにして原稿画像に応
じた画像が形成(コピー)された記録シート103を排
出トレイ104上に排出することにより、基本的なコピ
ー動作が実行される。
【0020】そして、この複写機100では、現像装置
125が感光ドラム121上の静電潜像を現像するたび
に現像剤を消費するため、その現像装置125に新たな
現像剤を補給する必要性から、図1に示すような現像剤
供給装置1を設けている。
【0021】この現像剤供給装置1は、現像装置125
に供給するための現像剤(以下「トナー」とも略す)1
0を収容する現像剤容器であるトナーカートリッジ20
からなるカートリッジ部2と、トナーカートリッジ20
が着脱自在に装着され、リーザーブタンク3と回転駆動
手段としてのモータ駆動装置4とを有する本体部5とで
構成されている。
【0022】まず、前記したトナーカートリッジ20
は、図1や図3に示すように、トナー10が収容され、
紙やプラスチックス等により円筒状に形成されたカート
リッジ本体21と、このカートリッジ本体21の両端部
に取り付けられ、プラスチックス等により形成された蓋
体22,23と、非磁性で弾性を有する金属線材(例え
ば直径2〜3mm程度)を少なくとも容器本体21の内
周面に接近した状態で少なくとも螺旋状に巻くことによ
って形成された現像剤送り出し部材としてのスパイラル
アジテータ6と、一方の蓋体22の中心部に回転自在に
取り付けられ、スパイラルアジテータ6をカートリッジ
本体21内で回転自在に支持してそのアジテータの一端
部側から回転駆動力を伝えるカップリング24とから構
成されている。また、カートリッジ本体21に収容する
トナー10は、この実施例における現像装置125が二
成分ブラシ現像方式を採用したものであるため、二成分
現像剤のトナー成分となる。スパイラルアジテータ6を
形成する線材としては、例えば、ステンレス等の線材が
使用されている。
【0023】カートリッジ本体21の一端側には、トナ
ーをリザーブタンク3に送り出すためのトナー排出口2
5が設けられている。また、このカートリッジ本体21
には、非装着時にトナー排出口25を閉じるシャッタ2
6が周方向にスライド自在に設けられている。
【0024】スパイラルアジテータ6は、基本的に螺旋
状に巻かれた螺旋部60とこの螺旋部に回転駆動力を伝
える駆動力伝達軸部61とからなり、アジテータの一端
部62がトナー排出口25に近い蓋体22側において自
由端となっており、その他端部63が駆動力伝達軸部6
1を介してカップリング24に連結されている。駆動力
伝達軸部61は、スパイラルアジテータ6の回転中心に
そって形成されており、トナー排出口25と対向する領
域には三角突起状のトナーくずし部64が形成されてい
る。このように、スパイラルアジテータ6は片持ち状態
で回転可能に支持されている。また、スパイラルアジテ
ータ6は、その螺旋部60の外径がカートリッジ本体2
1の内径よりも小さくなる(例えば1〜2mm程度小さ
くなる)ように形成されている。
【0025】また、前記した本体部5は、図1や図4に
示すように複写機本体101のカートリッジ収容部側に
固定されたブラケット105に支軸106を中心にして
回動するように取り付けられる本体フレーム50を備え
ている。この本体フレーム50は、トナーカートリッジ
20を装着するためのカートリッジ装着部51が形成さ
れており、そのカートリッジ装着部51の下方にはリザ
ーブタンク3が取り付けられている。また、カートリッ
ジ装着部51に装着されるトナーカートリッジ20とリ
ザーブタンク3とに対向する部位には、モータ駆動装置
4が取り付けられている。さらに、カートリッジ装着部
51の所定箇所にはトナーカートリッジ20が装着され
たことを検知するカートリッジセットスイッチ59が配
設されている。
【0026】リザーブタンク3は、図4や図5に示すよ
うに、トナーカートリッジ20から供給されるトナーが
蓄えられる2つのトナー収容部30a,30bと、これ
らのトナー収容部30a,30bの間に配設され、トナ
ーを現像装置に供給するトナー供給部31とで構成され
ている。トナー収容部30a,30bとトナー供給部3
1の間には、仕切り壁32が形成されている。この仕切
り壁32で仕切られていない領域には、トナー収容部3
0a,30bとトナー供給部31とが互いに連通する連
通路33a,33bが形成されている。また、連通路3
3bに面する側のトナー収容部30aの上部には、トナ
ーカートリッジ20のトナー排出口25と対向してカー
トリッジから送り出されるトナーが導入されるトナー導
入口34(図5では点線にて示している)が開設されて
いる。
【0027】トナー収容部30a,30bには、非磁性
で弾性を有する金属線を螺旋状に巻いたスパイラルアジ
テータ35,36が互いに平行に配されている。トナー
収容部30aに配されたスパイラルアジテータ35は、
その一端が歯車軸37aに連結されているとともに、そ
の他端が自由端にされている。また、スパイラルアジテ
ータ35の連通路33aに面している部位には、直線状
のトナー送り出し部35aが形成されている。一方、ト
ナー収容部30bに配されたスパイラルアジテータ36
は、その一端が歯車軸37bに連結されているととも
に、その他端が自由端にされている。また、スパイラル
アジテータ36の連通路33bに面している部位には、
直線状のトナー送り出し部36aが形成されている。ス
パイラルアジテータ35,36の巻き方向は、トナー収
容部30にそれぞれ配された状態において互いに逆の方
向の関係になるように設定されている。
【0028】トナー供給部31は、その底部の所定位置
にトナーをリザーブタンク3から現像装置125へ供給
するトナー供給口55が開設されている。このトナー供
給部31内と連通路33aにかけては、トナーをトナー
供給口55にむけて送るディスペンスオーガ56が前記
した2本のスパイラルアジテータ35,36と平行に配
設されている。このディスペンスオーガ56の回転軸5
6aは、モータ駆動装置4の駆動軸に連結するようにタ
ンク外部に突き出した状態で軸支されており、その回転
軸56aのうち連通路33bにあたる部位にはその回転
軸から放射状に突出する2枚羽根を有するパドル57が
取り付けられている。
【0029】リザーブタンク3には、そのトナー収容部
30aのトナー導入口34と略同じ位置にあたる側壁部
に、空検知センサ58が設けられている。この空検知セ
ンサ58は、トナー導入口34付近におけるトナー収容
部30a内に存在するトナーの量を検知し、これにより
トナーカートリッジ20内のトナーの有無等を検知する
ためのものである。また、このリザーブタンク3の下方
には、現像装置125と連結されるトナー搬送部115
が配設されている。このトナー搬送部115は、トナー
搬送路が内部に形成されたものであり、その先端部側に
はリザーブタンク3のトナー供給口55と対向するトナ
ー導入口116が開設されている。また、このトナー搬
送部125のトナー搬送路内には、回転駆動するオーガ
117が設けられている。また、リザーブタンク3の下
部には、トナー搬送部125との接合部を覆い隠すため
のカバー39が取り付けられている。
【0030】さらに、前記したモータ駆動装置4は、図
1に示すように、トナーカートリッジ20のスパイラル
アジテータ6を駆動させるための第1の駆動軸40とリ
ザーブタンク3のディスペンスオーガ56を駆動させる
ための第2の駆動軸41を備えており、この第1の駆動
軸40と第2の駆動軸41は図示しない歯車伝達機構を
介して別々の駆動モータ(M,M2)により回転駆動さ
れるようになっている。第1の駆動軸40の先端には、
スパイラルアジテータ6のカップリング24と噛み合っ
て係合するカップリング42が取り付けられている。第
2の駆動軸41は、ディスペンスオーガ56の回転軸5
6aと連結されている。また、第2の駆動軸41の回転
駆動力は、図示しない歯車伝達機構を介してリザーブタ
ンク3の2本のスパイラルアジテータ35,36にも伝
えられるようになっている。また、このモータ駆動装置
4は、後述する制御部(11)からの制御信号Sが入力
されるようになっている。
【0031】そして、この現像剤供給装置1は、本体部
5の本体フレーム50が複写機本体101に対し、前記
したように支軸106を中心にして回動可能な取り付け
構造になっているため、図6に示すように、使用位置
(P)と交換位置(Q)の間で開閉動作できるようにな
っている。つまり、トナーカートリッジ2を装着したり
交換する際には交換位置(Q)まで回動させて開いた状
態にすることができるとともに、トナーカートリッジ2
を装着して使用可能な状態になった際には使用位置
(P)まで回動させて閉じた状態にできるようになって
いる。また、現像剤供給装置1は、使用位置(P)にあ
るときには、そのリザーブタンク3のトナー供給口55
がトナー搬送部115のトナー導入口116と対向する
ようになっている。
【0032】また、この現像剤供給装置1の制御系は、
図7に示すように構成されている。図7において11は
CPU,ROM,RAM等にて構成される制御部であ
り、そのROMには各種の制御プラグラムが格納されて
いる。そして、この制御部11には、その入力側に前記
した空検知センサ58と、カートリッジセットスイッチ
59とが接続されており、その出力側にモータ駆動装置
4の第1の駆動軸40を駆動する駆動モータ(M1)を
作動させるモータ駆動部12と、その第2の駆動軸41
を駆動する駆動モータ(M2)を作動させるモータ駆動
部13と、トナーカートリッジ20のトナーが空になっ
たときにカートリッジの交換を促すための警告表示を行
う複写機本体側にある表示部14とが接続されている。
モータ駆動部12は、駆動モータM1の回転方向を切り
換えることが可能になっている。
【0033】次に、この実施例における現像剤供給装置
1の動作について説明する。
【0034】まず、図1や図6に示すように、交換位置
(Q)に回動させた本体部5のカートリッジ装着部51
に対して、トナー10を収容充填したトナーカートリッ
ジ20をその蓋体22側から差し込むようにして装着
し、その装着部52において所定の方向に回転させてセ
ットする。これにより、蓋体22に設けられているカッ
プリング23が第1の駆動軸40のカップリング42と
噛み合って係合し、また、カートリッジ20のシャッタ
26がスライドしてトナー排出口25が開口するととも
に、その開口したトナー排出口25がリザーブタンク3
のトナー導入口34と対向する。また、トナーカートリ
ッジ20のカートリッジ装着部51への装着がなされる
と、カートリッジセットスイッチ59がオン状態にな
り、その信号が制御部11へ送られる。このトナーカー
トリッジ20の装着部51への装着が完了した時点で、
カートリッジ20とともに本体部5を使用位置(P)ま
で回動させ、もって現像剤供給装置1を使用可能な状態
にする。
【0035】そして、新しいトナーカートリッジ20を
交換装着した後、現像装置125へのトナー供給が繰り
返されるごとにリザーブタンク3内のトナー貯留量が次
第に少なくなる。現像装置125へのトナー供給そのも
のは、制御部11が現像装置内のトナー濃度状況等の判
別情報に基づいて複写機本体側の中央制御部から送信さ
れる制御信号によりモータ駆動装置4の駆動モータM2
を所定時間だけ回転させてリザーブタンク3内のディス
ペンスオーガ56等を回転させることにより行われる。
そして、リザーブタンク3におけるトナー収容部30a
内のトナー量が所要の貯留量よりも少なくなると、図8
に示すように、その状態が空検知センサ58により検知
され、その検知信号が制御部11へ送信される。
【0036】すると、制御部11ではモータ駆動装置4
に対してトナー供給を行うための制御信号Sを送信して
駆動モータM1を(正方向に)駆動させる。これによ
り、第1の駆動軸40が回転駆動し、この駆動軸40に
連結されているトナーカートリッジ20のスパイラルア
ジテータ6が回転する。この際、スパイラルアジテータ
6は、図1において矢印A方向に回転するようになって
いる。
【0037】このようにスパイラルアジテータ6が回転
することにより、トナーカートリッジ本体20内のトナ
ー10は、図1における矢印B方向、すなわち蓋体22
側からトナー排出口25側にむかう方向に送られ、最後
にトナー排出口25を通してリザーブタンク3側に送り
出される。また、このときカートリッジ20内で凝集し
て固まっているトナー10があれば、スパイラルアジテ
ータ6の駆動力伝達軸部61に形成されたトナーくずし
部74により崩される。このようにしてリザーブタンク
3へのトナー供給が行われる。
【0038】この際、スパイラルアジテータ6は、前述
したようにその螺旋部60の外径がカートリッジ本体2
1の内径よりも小さく設定されているため、カートリッ
ジ本体21の内周面21aとの間ですき間をあけた状態
で回転する。また、スパイラルアジテータ6は、トナー
を送るべき回転方向(A)に回転しているときには、ト
ナー等による負荷がかかっても、線材の弾性によりアジ
テータ6の螺旋部60の径が縮小する状態で回転する。
これにより、スパイラルアジテータ6は、トナー排出口
24側に送るトナー10に対して内周面20aに押しつ
けるような不要なストレスをできるだけ与えないように
なっている。この結果、トナーがスパイラルアジテータ
6によるストレスを受けて内周面21aに固着してしま
う、いわゆるトナーグリッド現象の発生を極力少なくす
ることができる。
【0039】続いて、トナーカートリッジ2からリザー
ブタンク3へ送られたトナー10は、トナー導入口34
からトナー収容部30aへ収容された後、駆動モータM
2の駆動により回転するスパイラルアジテータ35によ
りその自由端側に送られ、その後、トナー送り出し部3
5aにより連通路33aに送り出され、その一部はトナ
ー供給部31側に送られ、その残りの一部はトナー収容
部30b側に送りこまれる。
【0040】そして、トナー収容部30b側に送りこま
れたトナー10は、その収容部30bにおいて回転する
スパイラルアジテータ36により歯車軸37b側に送ら
れた後、トナー送り出し部36aにより連通路33bに
送り出され、その連通路33bにおいてディスペンスオ
ーガ56に伴って回転するパドル57により再びトナー
収容部30aに戻される。つまり、リザーブタンク3に
送りこまれたトナー10の一部は、トナー収容部30
a、連通路33a、トナー収容部30b及び連通路33
bからなる循環経路内で循環されるようになっている。
【0041】一方、トナー供給部31側に送られたトナ
ー10は、現像装置へのトナー供給必要時に駆動モータ
M2の駆動により所定時間だけ回転するディスペンスオ
ーガ56によりトナー供給口55にむけて送られ、その
供給口55から現像装置125と連結されているトナー
搬送部115に送り出される。そして、トナー搬送部1
15に送り出されたトナー10は、そのオーガ117に
より最終的に現像装置125に供給される。
【0042】以上の動作は、トナー10がトナーカート
リッジ20からリザーブタンク3へ十分供給されてトナ
ー貯留量が所定レベルまで回復し、空検知センサ58が
検知動作しなくなるまで続けられる。従って、駆動モー
タM1は、空検知センサ58が検知動作しなくなった時
点で停止する。また、駆動モータM2は、現像装置への
トナー供給のための所要の駆動時間が経過した後に停止
する。
【0043】その後、トナーカートリッジ20内のトナ
ー10が残り少なくなると、図9aに示すように、トナ
ー10はカートジッジ本体21の内周面21aとスパイ
ラルアジテータ6とのすき間に層状に付着してしまう。
図中の矢印Bで示す方向はトナーが送られる方向であ
り、矢印Cで示す方向はスパイラルアジテータ6の螺旋
部6が回転により進行するようにして変位する方向であ
る。
【0044】そこで、この現像剤供給装置1では、トナ
ーカートリッジ20内のトナー10が残り少なくなって
きた時点で、制御部11から付着トナーを掻き落とすた
めの制御信号S0 がモータ駆動装置4に送られて駆動モ
ータM1を逆方向に所定時間だけ駆動させるようになっ
ている(図8参照)。これにより、第1の駆動軸40が
逆方向に回転し、トナーカートリッジ20のスパイラル
アジテータ6も逆方向に回転する。すなわち、スパイラ
ルアジテータ6は、トナーを送るべき回転方向(A)と
は反対の方向に回転することになる。
【0045】この際、スパイラルアジテータ6は、図9
bに示すように、カートリッジ本体21内でトナー10
の搬送負荷を受けながら逆方向に回転することにより、
螺旋部が内周面21aにむけて変形して螺旋部60の外
径が拡大した状態になる。この結果、カートリッジ本体
21の内周面21aに層状となって付着するトナー10
aは、外径が拡大したスパイラルアジテータ6が直接触
れることにより掻き落とされる。但し、この場合には、
スパイラルアジテータ6が逆方向に回転して、その進行
変位方向Cがトナーの送り方向Bと反対となる結果、ト
ナー10はカートリッジ20内においてトナー排出口2
5側とは反対側(蓋体23側)にむけて送られることに
なる。
【0046】また、この現像剤供給装置1では、スパイ
ラルアジテータ6は逆方向に所定時間だけ回転した後、
正方向すなわちトナーを送るべき回転方向(A)に回転
が切り換えられ、その逆回転と正回転が数回にわたって
実行されるようになっている(図8参照)。これによ
り、逆方向に回転したスパイラルアジテータ6により掻
き落とされたトナー10は、スパイラルアジテータ6が
正方向に回転したときに、トナー排出口25からリザー
ブタンク3へ送り出され、最終的には、現像装置125
に供給されて無駄なく使用されることになる。
【0047】そして、最後に、トナーカートリッジ20
内のトナー10が殆どなくなった段階になってから、そ
の状態をトナー空検知センサ58が検知し、制御部11
からの制御信号Sにより駆動モータM1が駆動してスパ
イラルアジテータ6等によるトナーの供給動作が実行さ
れているにもかかわらず、トナー空検知センサ58が所
定時間T0 経過しても検知動作し続けた場合には、トナ
ーカートリッジ20内のトナーが「空」になったものと
みなし、制御部11が駆動モータを停止させるとともに
表示部13にトナーカートリッジ交換を促すためのメッ
セージ等を表示させる(図8参照)。このとき制御部1
1では、空検知センサ58の検知動作開始からの経過時
間を累積し、その時間が所定時間T0 を超えるか否かを
判断しているのである。
【0048】以上のスパイラルアジテータ6の逆回転動
作をトナーカートリッジ20の交換警告表示を行う前に
数回実行することにより、カートリッジ本体の内周面2
1aに付着して残るトナー量は確実かつ可及的に減少す
る。
【0049】本実施例では、このときの付着トナー量の
減少効果を確認するため下記の試験を行った。すなわ
ち、温度24°C、湿度40%R.H.において凝集性
の高いトナーを使用して、トナーカートリッジ20内の
トナー残量が約100gの時点から10g消費するごと
にスパイラルアジテータ6の逆回転動作を実行し、これ
をカートリッジの交換警告表示がなされるまで行った。
このときの1回におけるスパイラルアジテータの逆回転
量は1回転とした。この結果、カートリッジ交換警告時
におけるトナーカートリッジ20内に残留していたトナ
ー量は、このスパイラルアジテータ6をまったく逆回転
させない場合が36gであったのに対し、この実施例の
ものでは12.5gであった。すなわち、残留するトナ
ー量を約3分の1程度にまで低減することができたので
ある。
【0050】この実施例におけるスパイラルアジテータ
6の逆回転動作は、トナーカートリッジ2内に内周面に
付着していない正常なトナーがある程度残っている間に
実行する必要がある。例えば、全容量が800gである
トナーカートリッジ2の場合には、そのトナー残量が5
0〜200g程度であるときに実行すると、そのアジテ
ータ6が良好に拡大変形して付着トナーを確実に掻き落
とすことができる。
【0051】これは、カートリッジ20内の正常なトナ
ーがなくなり、カートリッジ本体の内周面21aとスパ
イラルアジテータ6の間のすき間に層状に付着したトナ
ーのみとなってしまうと、スパイラルアジテータ6はト
ナーによる搬送負荷を受けなくなるため、その螺旋部の
外径が拡大する方向に変形しにくくなり、この結果、内
周面に付着したトナーを掻き落とすことができなくなる
ためである。反対に、トナーの残量が多い段階でスパイ
ラルアジテータ6の逆回転動作を行うと、そのトナーに
よる搬送負荷が大きくなって、その螺旋部の外径が拡大
し過ぎるため、アジテータ6が内周面21aに強く押し
つけられた状態になることにより回転できなくなったり
(ロックしてしまったり)、トナーに不必要なストレス
を与えて前記したトナーグリッド等を誘発するおそれが
あり、適切ではない。また、このような観点から、スパ
イラルアジテータ6の逆回転動作の実行回数や逆回転量
も極力少なめに設定した方が好ましい。
【0052】また、この実施例では、スパイラルアジテ
ータ6の逆回転動作をより適切なタイミングで実行させ
るため、以下のような構成を採用することができる。す
なわち、制御部11において、トナーカートリッジ20
内のトナー残量を予測し、この情報に基づいてスパイラ
ルアジテータ6の逆回転動作を実行させる際の制御信号
0 を出力する制御を実行させる。この場合には、例え
ば、制御部11において、現像装置にトナーを実際に送
るためのディスペンスオーガ56を回転させるモータM
2の駆動時間を、新しいトナーカートリッジ20を交換
装着した時点(セットスイッチ59の信号が入力された
時点)からカウンタ手段により積算し、その積算した駆
動累積時間からトナーカートリッジ内のトナー残量を演
算手段により算出して求め、その演算結果が所定の設定
トナー残量になった時点で制御信号S0 を生成されるよ
うに構成すればよい。
【0053】◎実施例2 図10及び図11は第2の発明の一実施例を示すもので
あり、図10はこの実施例で使用するトナーカートリッ
ジを示す断面図、図11はこの実施例に係る現像剤供給
装置の要部を示す一部断面図である。この実施例は、ト
ナーカートリッジの一部を変更し、制動手段を新たに設
けた以外は実施例1と同じ構成からなるものであるた
め、ここでは、その相違する事項に関してのみ説明す
る。
【0054】まず、この実施例におけるトナーカートリ
ッジ200は、図10や図11に示すように、その蓋体
22にカップリング24と同心でかつ独立した状態で回
転自在となるブレーキドラム28を設けるとともに、こ
のブレーキドラム28にスパイラルアジテータ6の一端
部62を連結させている。これ以外については、実施例
1のトナーカートリッジ2と同じ構成になっている。
【0055】また、現像剤供給装置の本体部5には、図
11に示すように、装着した状態におけるトナーカトリ
ッジ200のブレーキドラム28の回転運動を制動する
ための制動装置7を設けている。この制動装置7は、本
体フレーム50における第1の駆動軸30の付近に、前
記ブレーキドラム28の表面に摺接される制動用摺接部
材(以下、ブレーキパッドという)70と、このブレー
キパッド70を支持してブレーキドラム28の法線方向
に進退移動させるソレノイド71とで構成されている。
ソレノイド71には制御部11からの制御信号SSが入
力されるようになっている。そして、この制動装置7
は、通常時にはブレーキパッド70がブレーキドラム2
8から離れた状態になっている(図12a参照)。
【0056】この現像剤供給装置1の制御系は、図7に
示すように、制御初11の出力側に制動装置7のブレー
キパッド70を作動させるソレノイド71が接続されて
いるこれ以外については、実施例1の場合と同じ構成に
なっている。
【0057】次に、この実施例における現像剤供給装置
1の動作について説明する。
【0058】この現像剤供給装置1におけるトナー供給
動作は、実施例1の場合と同様にして実行される。すな
わち、図13に示すように空検知センサ58による検知
動作がなされると、制御部11からトナー補給のための
制御信号S0 がモータ駆動装置に送られて駆動モータM
1が(正方向に)回転することにより、トナーカートリ
ッジ200におけるスパイラルアジテータ6がトナーを
送るべき回転方向(A)に回転する。この際、ブレーキ
ドラム28はカップリング24と同じ角度と回転数で回
転する。
【0059】これにより、スパイラルアジテータ6は、
実施例1におけるアジテータ6と同様に、カートリッジ
本体21の内周面21aとの間ですき間をあけた状態
で、しかも螺旋部60の外径が縮小するような状態で回
転する(図14a参照)ため、カートリッジ内のトナー
10は、スパイラルアジテータ6から不必要なストレス
を受けることなく、トナー排出口25にむけて送られ、
最終的にリザーブタンク3へ送り出される。
【0060】そして、この現像剤供給装置1では、トナ
ーカートリッジ200の内周面21aへの付着トナーが
多くなる時期を見計らって、スパイラアジテータ6が回
転しているときに、制御部11がトナー掻き落としのた
めの制御信号SSを制動装置7へ送り、そのソレノイド
71を所定時間、所定の間隔で作動させるようになって
いる(図13参照)。すなわち、ソレノイド71は、図
12bに示すようにブレーキパッド70を回転している
ブレーキドラム28にむけて進め、そのドラム表面に摺
擦させるようになっている。
【0061】これにより、ブレーキドラム28の回転運
動が抑制されて回転が遅くなるため、このブレーキドラ
ム28に連結されているスパイラルアジテータ6の端部
62とカップリング24に連結されている端部63との
間で回転速度差が生じ、スパイラルアジテータ全体がね
じられる。そして、スパイラルアジテータ6は内周面2
1aにむけて変形してその螺旋部60の外径が拡大した
状態になり、これによりカートリッジ本体21の内周面
21aに層状となって付着するトナー10aは、図14
bに示すように外径が拡大したスパイラルアジテータ6
が直接触れることにより掻き落とされる。
【0062】但し、この場合には、スパイラルアジテー
タ6はトナーを送るべき回転方向(A)に回転し、その
進行変位方向Cがトナーの送り方向Bと一致するため、
内周面から掻き落とされたトナー10aを含めたすべて
のトナー10はトナー排出口25側にむけて送られるこ
とになる。
【0063】また、ソレノイド71によりブレーキパッ
ド70がブレーキドラム28の表面から退避して離れる
と、スパイラルアジテータ6はその形態が元の自然な状
態に戻り、トナーの送り出しを行うようになる。そして
最後に、トナーカートリッジ200内のトナーが殆どな
くなると、実施例1と同様に、制御部11が空検知セン
サ58の検知動作の継続時間から判断して表示部13に
カートリッジ交換の警告表示を行う(図14参照)。
【0064】この現像剤供給装置1においては、カート
リッジ本体の内周面21aに付着するトナーを掻き落と
す際に、スパイラルアジテータ6によるトナーの送り出
しが停止されることなく行われるため、トナー10の供
給をむらなく安定して行うことができる。
【0065】また、上記付着トナーの掻き落とし動作
は、制動装置7による制動作用によりスパイラルアジテ
ータ6をねじるようにして変形させることにより行うも
のであるため、カートリッジ200内のトナー残量が少
ないときであっても実行することができる。すなわち、
実施例1ではスパイラルアジテータ6の螺旋部の外径を
拡げるためにはある程度のトナー残量が必要であった
が、この実施例ではカートリッジ内にトナーが殆どなく
なってからでもスパイラルアジテータ6の螺旋部の外径
を拡げることが可能である。また、トナー残量が多いと
きであっても実行することができる。すなわち、トナー
が多すぎることによって、アジテータの螺旋部の外径が
拡大しすぎて回転がロックしてしまうことはない。
【0066】◎実施例3 図15及び図16は第3の発明の一実施例を示すもので
あり、図15はこの実施例に係る現像剤供給装置と現像
装置を示す断面図、図16はトナーカートリッジ内のア
ジテータを示す斜視図である。
【0067】まず、この実施例における現像装置150
は、磁性一成分現像方式を採用したものであり、一端側
が開口した現像ハウジング151と、このハウジング1
51の開口部に面して回転駆動するように配設される現
像ロール152と、トナー10を攪拌するとともに現像
ロール152に供給するために回転駆動するように配設
される攪拌アジテータ153と、現像ロール152に付
着したトナーを薄層状にするとともに摩擦帯電させるた
めに現像ロール152表面に当接するブレード154と
で構成されている。現像ロール152と攪拌アジテータ
153は図示しないモータ駆動装置により回転駆動され
るようになっている。
【0068】そして、この現像装置150は、図2に示
したような複写機100において、その感光ドラム12
1上に形成される静電潜像をトナーを供給して現像する
ことによりトナー像とするために使用される。このと
き、現像装置150内のトナー10が現像工程により消
費されるため、現像剤供給装置1から新たなトナーが供
給されるようになっている。
【0069】このような現像装置150に適用される本
実施例における現像剤供給装置1は、図15に示すよう
に現像装置150と一体化されたタイプのものであり、
トナーカートリッジ250と、このカートリッジ250
を装着する現像装置150のハウジング151も兼ねた
装置本体部500から構成されている。本体部500
は、図示しないモータ駆動装置を備えており、そのモー
タ駆動装置は回転方向を切り換えることができるように
なっている。
【0070】トナーカートリッジ250は、図15や図
16に示すように、トナー10が収容される円筒状のカ
ートリッジ本体251と、このカートリッジ本体251
の両端側に取り付けられる蓋体と、金属線材をカートリ
ッジ本体251の内部の両端部側で半径方向に立ち上げ
た2辺(80,81)とカートリッジ本体251の内周
面251aに接近する一辺(82)とからなる矩形状に
形成された送り部材としての矩形状アジテータ8と、こ
の矩形状アジテータ8の内周面251aと接近する一辺
(67)の全域にその内周面251aとたわんだ状態で
接触するように設けられた弾性部材としての帯状のシー
ト部材9とで構成されている。また、カートリッジ本体
251には、その長手方向にそってトナー排出口252
が形成されている。図15,図16中において、83は
アジテータ8の回転軸であり、図示しない蓋体に回転自
在に取り付けられている。また、84はモータ駆動装置
の駆動軸からの回転駆動力を矩形状アジータ8の一端部
側から伝えるためのカップリングである。
【0071】シート部材9は、適度の弾性と厚みをもっ
たものであり、矩形状アジテータ8がトナーを送るべき
回転方向(A)に回転する際に、そのシート全体がたわ
んで自由端9aが回転方向(A)の下流側になるように
して内周面151aと接触するように取り付けられてい
る。
【0072】この現像剤供給装置1の制御系は、実施例
1における装置の制御系(図7)とほぼ同様の構成にな
っている。すなわち、制御部11によりトナーカートリ
ッジ250の矩形状アジテータ8を回転駆動させる駆動
モータを制御するようになっている。この実施例の場合
においても、その駆動モータは正逆の両方向に回転する
ように制御される。
【0073】次に、この現像剤供給装置1の動作につい
て説明する。
【0074】まず、トナーカートリッジ250を本体部
500の装着部内に挿入してセットする。これにより、
そのカップリング84が図示しないモータ駆動装置の駆
動軸のカップリングと噛み合って係合する。そして、現
像装置150の動作と同期して矩形状アジテータ8が回
転駆動されて、トナーの供給が行われる。
【0075】すなわち、矩形状アジテータ8は、モータ
駆動装置のモータによりトナーを送るべき方向(A)に
回転する。この際、図17aに示すようにアジテータ8
の一辺82に取り付けたシート部材9がたわんだ状態で
カートリッジ本体内周面251aに接触するようにして
トナー10を送り、トナー排出口252から現像ハウジ
ング151側に送り出すようになっている。このような
シート部材9によりトナーを送ることにより、トナーに
余分なストレスを与えず、前記したトナーグリッドの発
生を防止することが可能となる。
【0076】このようなトナーカトリッジ250におい
ては、トナーが残り少なくなってくると、やはり、その
内周面251aにトナーが付着することになる。そし
て、このままでは、カートリッジ内に使用されないトナ
ーが相当量残ってしまう。
【0077】そこで、この現像剤供給装置1では、制御
部11による制御により駆動モータを逆回転させて矩形
状アジテータ8をトナーを送るべき方向(A)とは反対
の方向(図15bの矢印C方向)に所定時間回転させ
る。これにより、矩形状アジテータ8は、図15bに示
すように、そのシート部材9の先端部9aがカートリッ
ジ本体251の内周面251aに食い込むような状態で
接触しながら矢印C方向に回転移動する。この結果、内
周面251aに付着したトナー10aは、そのシート部
材9により直接掻き落とされる。そして、この掻き落と
された矩形状アジテータ8が再び正方向に回転すること
により、トナー排出口252から現像装置150側に送
りだされて使用されることになる。
【0078】このようにシート部材9を設けた矩形状ア
ジテータ8を所定時間だけ逆方向に回転させることによ
り、カートリッジ250の内周面251aに付着するト
ナーの量を確実にかつ可及的に少なくすることができ
る。
【0079】本実施例においても、この残留トナーの減
少効果を確かめるため、実施例1とほぼ同様の試験を行
った。すなわち、トナー全容量が480gであるトナー
カートリッジ250を使用し、上記矩形状アジテータ8
を上記したように逆回転動作させた場合とその逆回転動
作をまったくしない場合とにわけて、トナー空検知によ
り警告表示が行われるまでトナー供給を行い、そのとき
のカートリッジ内に残ったトナー量を計測した。この結
果、矩形状アジテータ8の逆回転動作をしない場合のト
ナー残量が15gであったのに対し、その逆回転動作を
した場合のトナー残量は7.5gであった。つまり、矩
形状アジテータ8の逆回転動作を行なうことにより、ト
ナー残量を約半分の量まで低減することができることが
確認された。
【0080】この実施例におけるシート部材9を設けた
矩形状アジテータ8の逆回転動作は、内周面にたわんだ
状態で接触するシート部材9が逆回転時にそのまま内周
面に食い込むような構成になっているため、カートリッ
ジ250内のトナー残量に関係なく、最適なタイミング
で実行することができる。従って、制御部11において
トナーが内周面に付着しやすい時期に矩形状アジテータ
8を逆回転させるように設定すればよい。
【0081】但し、矩形状アジテータ8の逆回転動作の
1回当たりの逆回転量は、その1回当たりの回転角が1
0°〜90°程度になるように設定することが望まし
い。これは、このようなシート部材9を取り付けた矩形
状アジテータ8では、逆回転時にシート部材9の先端部
が内周面側に食い込むような状態になることから、あま
り逆回転量が多くなると、アジテータ8をロックさせた
り、さらには駆動系に大きな負荷をかけて破損させるお
それがあり、またトナーに不要なストレスを与えてしま
うからである。このような観点から、シート部材9を設
けた矩形状アジテータ8を逆回転させるタイミングは、
トナーができる限り残り少なくなった時期が望ましい。
また、その逆回転動作は、上記逆回転量の範囲内で間欠
的に行ない、合計で1周になる程度に逆回転させるのが
望ましい。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、線材からなる螺旋状の送り出し部材を、現
像剤を送るべき回転方向とは反対の方向に一時的に回転
させるのみで、現像剤容器の内周面に付着する現像剤を
拡大変形する送り出し部材により直接かつ内周面全域に
わたって掻き落とすことができ、しかも掻き落とした現
像剤が再付着することが殆どない。これにより、円筒状
の現像剤容器の内周面に層状に付着して残る現像剤の量
を確実かつ可及的に少なくすることができる。
【0083】また、請求項2に係る発明によれば、制動
手段を、線材からなる螺旋状の送り出し部材が現像剤を
送るべき回転方向に回転している間に一時的に作動させ
るのみで、現像剤容器の内周面に付着する現像剤を拡大
変形する送り出し部材により直接かつ内周面全域にわた
って掻き落とすことができ、しかも掻き落とした現像剤
が再付着することが殆どない。これにより、円筒状の現
像剤容器の内周面に層状に付着して残る現像剤の量を確
実かつ可及的に少なくすることができる。そして、この
場合には、付着現像剤の掻き落としと同時に現像剤の送
り出しもできるため、現像剤の供給をむらなく安定して
行なうことができる。
【0084】さらに、請求項3に係る発明によれば、容
器内周面にたわんだ状態で接触する弾性部材を設けた矩
形状のアジテータを、現像剤を送るべき回転方向とは反
対の方向に一時的に回転させるのみで、現像剤容器の内
周面に付着する現像剤をその内周面に食い込むように移
動する弾性部材により直接かつ内周面全域にわたって掻
き落とすことができ、しかも掻き落とした現像剤が再付
着することが殆どない。これにより、円筒状の現像剤容
器の内周面に層状に付着して残る現像剤の量を確実かつ
可及的に少なくすることができる。
【0085】従って、いずれの発明によっても、現像剤
容器に残る現像剤がこぼれたり飛散することによる装置
やユーザにおける汚れの発生を極力少なくすることがで
き、また、現像剤容器を再利用する場合にも産業廃棄物
としての現像剤の量を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例(実施例1)に係る現像剤
供給装置の主要部を示す断面説明図である。
【図2】 本発明を適用した複写機の一例を示す概略構
成図である。
【図3】 実施例1におけるトナーカートリッジを示す
断面説明図である。
【図4】 実施例1の現像剤供給装置を複写機本体に収
容した状態を示す断面説明図である。
【図5】 実施例1におけるリザーブタンクを示す断面
説明図である。
【図6】 実施例1の現像剤供給装置の複写機への開閉
可能な取付け状態を示す平面説明図である。
【図7】 実施例1の現像剤供給装置の制御系を示すブ
ロック図である。
【図8】 実施例1の現像剤供給装置の主な動作内容を
示すタイミングチャートである。
【図9】 実施例1の現像剤供給装置の動作状態を示す
もので、(a)はトナー送り出し時の状態を示す説明
図、(b)は付着トナーのかき落とし時の状態を示す説
明図である。
【図10】 実施例2におけるトナーカートリッジの構
成を示す断面説明図である。
【図11】 実施例2の現像剤供給装置の主要部を示す
断面説明図である。
【図12】 実施例2における制動装置の動作状態を示
すもので、(a)はその非制動時の状態を示す説明図、
(b)はその制動時の状態を示す説明図である。
【図13】 実施例2の現像剤供給装置の主な動作内容
を示すタイミングチャートである。
【図14】 実施例2の現像剤供給装置の動作状態を示
すもので、(a)はトナー送り出し時の状態を示す説明
図、(b)は付着トナーのかき落とし時の状態を示す説
明図である。
【図15】 実施例3の現像剤供給装置と現像装置の主
要部を示す断面説明図である。
【図16】 実施例3におけるトナーカートリッジの構
成を示す斜視図である。
【図17】 実施例3の現像剤供給装置の動作状態を示
すもので、(a)はトナー送り出し時の状態を示す説明
図、(b)は付着トナーのかき落とし時の状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1…現像剤供給装置、2…カートリッジ部、4…モータ
駆動装置、5…本体部、6…スパイラルアジテータ、7
…制動装置、8…矩形状アジテータ、9…シート部材、
10…トナー、20,200,250…トナーカートリ
ッジ、21a,251a…内周面、82…内周面に接近
する1辺。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現像装置に現像剤を供給する装置であっ
    て、回転駆動手段を有する本体部と、この本体部に着脱
    自在に装着される円筒状の現像剤容器とこの容器内で回
    転駆動手段により回転して現像剤を送り出す送り出し部
    材を有するカートリッジ部とからなる現像剤供給装置に
    おいて、 前記送り出し部材は、線材を現像剤容器の内周面に接近
    する状態で少なくとも螺旋状に巻いて形成したものであ
    り、この送り出し部材を前記回転駆動手段により現像剤
    を送るべき回転方向とは反対の方向に一時的に回転させ
    るようしたことを特徴とする現像剤供給装置。
  2. 【請求項2】 現像装置に現像剤を供給する装置であっ
    て、回転駆動手段を有する本体部と、この本体部に着脱
    自在に装着される円筒状の現像剤容器とこの容器内で回
    転駆動手段により回転して現像剤を送り出す送り出し部
    材を有するカートリッジ部とからなる現像剤供給装置に
    おいて、 前記送り出し部材は、線材を現像剤容器の内周面に接近
    する状態で少なくとも螺旋状に巻いて形成したものであ
    り、前記装置本体に送り出し部材の一端部側における回
    転運動を抑制する制動手段を併設し、この制動手段を送
    り出し部材が前記回転駆動手段により現像剤を送るべき
    回転方向に回転している間に一時的に作動させるように
    したことを特徴とする現像剤供給装置。
  3. 【請求項3】 現像装置に現像剤を供給する装置であっ
    て、回転駆動手段を有する本体部と、この本体部に着脱
    自在に装着される円筒状の現像剤容器とこの容器内で回
    転駆動手段により回転して現像剤を送り出す送り出し部
    材を有するカートリッジ部とからなる現像剤供給装置に
    おいて、 前記送り出し部材は、線材を現像剤容器の内部の両端部
    側で半径方向に立ち上げた2辺と現像剤容器の内周面に
    接近する一辺とからなる矩形状に形成したものであると
    ともに、現像剤容器の内周面と接近する一辺の全域にそ
    の容器内周面とたわんだ状態で接触する弾性部材を設け
    たものであり、この送り出し部材を前記回転駆動手段に
    より現像剤を送るべき回転方向とは反対の方向に一時的
    に回転させるようにしたことを特徴とする現像剤供給装
    置。
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