JP2008024207A - シートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの駆動状況に対応してモータの制御を変更する。
【解決手段】シートベルト装置10では、シートベルト16の乗員への装着が解除されると、ECU24によってモータ22が駆動されてシートベルト16が格納される。シートベルト16が格納される途中にシートベルト16の格納が制限されると、ECU24がシートベルト16の制限巻取位置を記憶する。ECU24は、シートベルト16が格納される際に複数回連続してシートベルト16の同一の巻取位置でシートベルト16の制限巻取位置を検知すると、次回以降シートベルト16が格納される際に、当該シートベルト16の制限巻取位置において、モータ22を通常速度に比し低い補正速度で駆動させる。このため、モータ22の駆動状況に対応してモータ22の制御を変更することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータが駆動されることでシートベルトが巻き取られ又は引き出されるシートベルト装置に関する。
シートベルト装置としては、シートベルトリトラクタにおいて駆動モータがベルトスプールを駆動するものがある(例えば、特許文献1参照)。
このシートベルト装置では、予め記憶された複数の制御プログラムのうちの選択された制御プログラムに基づき、駆動モータが制御される。
特開2006−109692公報
本発明は、上記事実を考慮し、モータの駆動状況に対応してモータの制御を変更できるシートベルト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシートベルト装置は、車両の乗員に装着可能にされるシートベルトと、駆動されることで前記シートベルトが巻取軸に対し巻き取られ又は引き出されるモータと、前記モータが駆動される途中において前記モータの駆動が制限される前記シートベルトの制限巻取位置を検出する検出手段と、前記モータが再度駆動される際に前記検出手段が検出した前記シートベルトの制限巻取位置において前記モータの駆動速度及び駆動力の少なくとも一方を変化させる補正処理を行う制御手段と、を備えている。
請求項2に記載のシートベルト装置は、請求項1に記載のシートベルト装置において、前記制御手段は、前記検出手段が1回前記シートベルトの制限巻取位置を検出した後の次に前記モータが駆動される際に補正処理を行う、ことを特徴としている。
請求項3に記載のシートベルト装置は、請求項1に記載のシートベルト装置において、前記制御手段は、前記検出手段が複数回連続して前記シートベルトの同一の巻取位置で前記シートベルトの制限巻取位置を検出した後の次に前記モータが駆動される際に補正処理を行う、ことを特徴としている。
請求項4に記載のシートベルト装置は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のシートベルト装置において、前記検出手段は、前記モータへ供給される電力、前記モータへ供給される電流、前記モータへ供給される電圧、前記モータの駆動速度、前記モータの駆動抵抗、前記シートベルトの移動速度、前記シートベルトの移動抵抗、前記巻取軸の回転速度及び前記巻取軸の回転抵抗の少なくとも1つに基づき、前記モータの駆動の制限を検出する、ことを特徴としている。
請求項5に記載のシートベルト装置は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のシートベルト装置において、前記検出手段は、前記モータの駆動時間、前記モータの駆動速度、前記モータの駆動回転数、前記シートベルトの移動速度、前記シートベルトの移動量、前記巻取軸の回転速度及び前記巻取軸の回転数の少なくとも1つに基づき、前記シートベルトの制限巻取位置を検出する、ことを特徴としている。
請求項1に記載のシートベルト装置では、シートベルトが車両の乗員に装着可能にされており、モータが駆動されることでシートベルトが巻取軸に対し巻き取られ又は引き出される。
ここで、モータが駆動される途中においてモータの駆動が制限されるシートベルトの制限巻取位置(制限引出位置)を検出手段が検出する。さらに、モータが再度駆動される際に検出手段が検出したシートベルトの制限巻取位置においてモータの駆動速度及び駆動力の少なくとも一方を変化させる補正処理を制御手段が行う。このため、モータの駆動状況に対応してモータの制御を変更することができる。
請求項2に記載のシートベルト装置では、検出手段が1回シートベルトの制限巻取位置を検出した後の次にモータが駆動される際に制御手段が補正処理を行う。このため、モータの駆動状況に即座に対応して、制御手段が補正処理を行うことができる。
請求項3に記載のシートベルト装置では、検出手段が複数回連続してシートベルトの同一の巻取位置でシートベルトの制限巻取位置を検出した後の次にモータが駆動される際に制御手段が補正処理を行う。このため、モータの駆動が制限される蓋然性が高いシートベルトの巻取位置において、制御手段が補正処理を行うことができる。
請求項4に記載のシートベルト装置では、モータへ供給される電力、モータへ供給される電流、モータへ供給される電圧、モータの駆動速度、モータの駆動抵抗、シートベルトの移動速度、シートベルトの移動抵抗、巻取軸の回転速度及び巻取軸の回転抵抗の少なくとも1つに基づき、検出手段がモータの駆動の制限を検出する。このため、モータの駆動の制限を適切に検出することができる。
請求項5に記載のシートベルト装置では、モータの駆動時間、モータの駆動速度、モータの駆動回転数、シートベルトの移動速度、シートベルトの移動量、巻取軸の回転速度及び巻取軸の回転数の少なくとも1つに基づき、検出手段がシートベルトの制限巻取位置を検出する。このため、シートベルトの制限巻取位置を適切に検出することができる。
図1には、本発明の実施の形態に係るシートベルト装置10がブロック図にて示されている。
本実施の形態に係るシートベルト装置10は、車両に設けられており、巻取機構としてのモータリトラクタ12を備えている。
モータリトラクタ12には、巻取軸14が回転可能に設けられており、巻取軸14には、長尺帯状のシートベルト16が巻き取られている。
巻取軸14には、ギヤ機構としてのクラッチ機構20が連結されており、クラッチ機構20には、モータ22が連結されている。モータ22には、検出手段を構成する制御手段としてのECU24が接続されており、ECU24の制御によってモータ22に電力が供給されてモータ22が駆動されることで、クラッチ機構20を介して、巻取軸14がクラッチ機構20によって減速されつつ回転される。また、モータ22は、ECU24の制御によって正回転及び逆回転可能にされており、モータ22が正回転されることで、巻取軸14にシートベルト16が巻き取られる一方、モータ22が逆回転されることで、巻取軸14からシートベルト16が引き出される。
モータ22には、検出手段を構成する検出センサ26が接続されており、検出センサ26は、モータ22が駆動される際におけるモータ22に供給される電流及びモータ22の駆動速度(回転速度)を検出可能にされている。検出センサ26はECU24に接続されており、ECU24は、検出センサ26からの信号に基づき、モータ22に供給される電流及びモータ22の駆動速度を検知可能にされている。
シートベルト16には、タング(図示省略)が設けられており、タングが車両に設けられたバックル装置28に係止されることで、シートベルト16が車両のシート(例えば運転席又は助手席)に着座する乗員に装着されて、乗員をシートに拘束可能にされている。
バックル装置28には、装着解除手段としての解除スイッチ30(解除ボタン)が設けられており、解除スイッチ30は、操作(押圧操作)されることで、タングのバックル装置28への係止を解除可能にされている。
バックル装置28には、装着検出手段としてのバックルスイッチ32が設けられており、バックルスイッチ32は、タングのバックル装置28への係止を検出可能にされている。バックルスイッチ32はECU24に接続されており、ECU24は、バックルスイッチ32からの信号に基づき、乗員に対するシートベルト16の装着及び装着解除を検知可能にされている。
シートには、着座検出手段としての着座センサ34が設けられており、着座センサ34は、シートへの乗員の着座を検出可能にされている。着座センサ34はECU24に接続されており、ECU24は、着座センサ34からの信号に基づき、シートへの乗員の着座を検知可能にされている。
巻取軸14には、張力検出手段としての張力センサ36が接続されており、張力センサ36は、巻取軸14に作用するシートベルト16の巻取軸14からの引出力を検出することで、シートベルト16の張力(乗員への装着圧力)を検出可能にされている。張力センサ36はECU24に接続されており、ECU24は、張力センサ36からの信号に基づき、シートベルト16の張力を検知可能にされている。
ECU24には、衝突予知センサ38が接続されており、衝突予知センサ38は、車両の障害物との距離(例えば車間距離)、車両の速度、車両のハンドルの操舵角度(ハンドルの操舵角度の加速度でもよい)及び車両のブレーキの操作量(ブレーキの操作加速度でもよい)の少なくとも1つについての信号を、ECU24へ送信する。これにより、ECU24は、衝突予知センサ38からの信号に基づき、車両の衝突を予知可能にされている。
ECU24には、衝突センサ40が接続されており、衝突センサ40は、例えば車両の加速度等についての信号を、ECU24へ送信する。これにより、ECU24は、衝突センサ40からの信号に基づき、車両の衝突を検知可能にされている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成のシートベルト装置10では、シートに乗員が着座すると、着座センサ34がシートへの乗員の着座を検出して、ECU24がシートへの乗員の着座を検知する。これにより、ECU24の制御によってモータ22が規定時間逆回転されることで、巻取軸14からシートベルト16が引き出される。
さらに、バックル装置28にタングが係止されて、シートベルト16が乗員に装着されると、バックルスイッチ32がタングのバックル装置28への係止を検出して、ECU24がシートベルト16の乗員への装着を検知する。これにより、ECU24の制御によって、モータ22が所定時間低出力値で正回転されることで、巻取軸14にシートベルト16が巻き取られる。このため、乗員の快適性を損なわない程度にシートベルト16のスラックを充分に取り除くことができる。
また、シートベルト16が乗員に装着された状態において、シートベルト16の張力が所定張力未満であることを張力センサ36が検出すると、ECU24がシートベルト16の張力が所定張力未満であることを検知する。これにより、ECU24の制御によって、シートベルト16の張力が所定張力以上になる(ECU24がシートベルト16の張力が所定張力以上であることを検知する)まで、モータ22が低出力値で正回転されることで、巻取軸14にシートベルト16が巻き取られる。このため、乗員の快適性を損なわない程度にシートベルト16のスラックを充分に取り除くことができる。
さらに、ECU24が衝突予知センサ38からの信号に基づき車両の衝突を予知した際には、ECU24の制御によってモータ22が正回転されることで、巻取軸14にシートベルト16が巻き取られる。これにより、乗員に装着されるシートベルト16の張力が大きくされる。
また、バックル装置28の解除スイッチ30が操作されてバックル装置28へのタングの係止が解除されることで、シートベルト16の乗員への装着が解除されると、バックルスイッチ32がタングのバックル装置28に対する係止解除を検出して、ECU24がシートベルト16の乗員への装着の解除を検知する。これにより、ECU24の制御によってモータ22が正回転されることで、巻取軸14にシートベルト16が巻き取られる。このため、シートベルト16がモータリトラクタ12に格納される。
ところで、このようにシートベルト16が格納される際には、ECU24の制御によって、図2(B)に示す如くモータ22に所定電流(一定電流)が供給されて、図2(A)に示す如くモータ22が所定速度(一定速度)で駆動(回転)される。
また、シートベルト16の格納開始時には、モータ22へ電流値が不安定な突入電流が供給されると共に、モータ22の駆動速度(回転速度)が徐々に所定速度へ近づけられる。一方、シートベルト16の格納終了時には、シートベルト16の格納が阻止(ロック)されて、モータ22へ所定電流に比し大きいロック電流が供給されると共に、ECU24がモータ22へ当該ロック電流が供給されたことを検知してモータ22の駆動を停止させる。また、ECU24は、通常、モータ22へ供給される電流が所定電流に比し大きく突入電流の最大値及びロック電流に比し小さい特定電流以上であることを検知するとモータ22の駆動を停止させるが、シートベルト16のモータリトラクタ12への格納開始時には、ECU24は、モータ22へ突入電流が供給されたことをマスクして検知しないため、モータ22の駆動を停止させることはない。
ここで、シートベルト16が格納される途中(モータ22へ突入電流が供給された後ロック電流が供給される前)において、シートベルト16の格納が乗員の姿勢に影響されて(例えばシートベルト16が乗員の腕等を引っ張って)、シートベルト16の格納が制限(阻害)されると、シートベルト16から巻取軸14及びクラッチ機構20を介してモータ22に駆動抵抗が作用することで、図3(A)に示す如くモータ22が所定速度に比し低い制限速度で駆動されると共に、図3(B)に示す如くモータ22へ所定電流に比し大きい制限電流が供給されて、ECU24は、モータ22が所定速度に比し低い制限速度で駆動されたこと及びモータ22へ制限電流が供給されたことを検知する。これにより、ECU24は、シートベルト16の格納が制限されたことを検知すると共に、モータ22の駆動開始からの時間(駆動時間)と駆動速度とを検知してシートベルト16の格納が制限されたシートベルト16の制限巻取位置(巻取軸14への巻取位置)を記憶する。
ECU24は、シートベルト16が格納される際に複数回(例えば3回又は4回)連続してシートベルト16の同一の巻取位置においてシートベルト16の制限巻取位置を検知すると、次回以降シートベルト16が格納される際には、常に、当該シートベルト16の制限巻取位置において、補正処理を行う。すなわち、ECU24は、モータ22の駆動状況に対応してモータ22の制御を変更して、図4(B)に示す如くシートベルト16の制限巻取位置においてモータ22へ所定電流に比し小さい補正電流を供給し、図4(A)に示す如くシートベルト16の制限巻取位置においてモータ22を所定速度に比し低い補正速度で駆動させる。
これにより、シートベルト16の制限巻取位置において、モータ22の駆動力が小さくなり、シートベルト16の格納が乗員の姿勢に影響される(例えばシートベルト16が乗員の腕等を引っ張る)ことを抑制でき、乗員に不快感を与えることを抑制できる。
さらに、シートベルト16の制限巻取位置において、モータ22へ所定電流に比し大きい制限電流が供給されることを抑制できるため、モータ22へ特定電流以上の電流が供給されてモータ22の駆動が停止されることを抑制できる。
しかも、複数回連続してシートベルト16の格納が制限されたシートベルト16の制限巻取位置において補正処理を行うため、シートベルト16を介してモータ22の駆動が制限される蓋然性が高いシートベルト16の巻取位置において補正処理を行うことができる。
また、ECU24は、モータ22が制限速度で駆動されたこと及びモータ22へ制限電流が供給されたことを検知して、シートベルト16の格納が制限されたことを検知する。このため、シートベルト16の格納が制限されたことを適切に検知することができる。
さらに、ECU24は、シートベルト16の格納開始からの時間とモータ22の駆動速度とを検知してシートベルト16の制限巻取位置を検知する。このため、シートベルト16の制限巻取位置を適切に検知することができる。
なお、本実施の形態では、複数回連続してシートベルト16の同一の巻取位置においてシートベルト16の制限巻取位置が検知された後の次回以降シートベルト16が格納される際に常に当該シートベルト16の制限巻取位置において補正処理が行われる構成としたが、1回シートベルト16の制限巻取位置が検知された後の次回以降シートベルト16が格納される際に常に当該シートベルト16の制限巻取位置において補正処理が行われる構成としてもよい。これにより、モータ22の駆動状況に即座に対応して補正処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、モータ22が駆動速度及びモータ22へ供給される電流を検知してシートベルト16の駆動の制限を検知する構成としたが、モータ22へ供給される電力、モータ22へ供給される電流、モータ22へ供給される電圧、モータ22の駆動速度、モータ22の駆動抵抗、シートベルト16の移動速度、シートベルト16の移動抵抗(張力)、巻取軸14の回転速度及び巻取軸14の回転抵抗の少なくとも1つを検知してモータ22の駆動の制限を検知する構成であればよい。
さらに、本実施の形態では、モータ22の駆動時間と駆動速度とを検知してシートベルト16の制限巻取位置を検知する構成としたが、モータ22の駆動時間、モータ22の駆動速度、モータ22の駆動回転数、シートベルト16の移動速度、シートベルト16の移動量、巻取軸14の回転速度及び巻取軸14の回転数の少なくとも1つを検知してシートベルト16の制限巻取位置を検知する構成であればよい。
また、本実施の形態では、シートベルト16が格納される際にモータ22の駆動状況に対応して補正処理を行う構成としたが、シートへ乗員が着座した後にシートベルト16が引き出される際、シートベルト16が乗員に装着された後にシートベルト16が巻き取られる際、シートベルト16の張力が所定張力未満である時にシートベルト16が巻き取られる際、車両の衝突を予知した後にシートベルト16が巻き取られる際の少なくとも1つの際にモータ22の駆動状況に対応して補正処理を行う構成としてもよい。
さらに、本実施の形態では、巻取軸14とモータ22とをクラッチ機構20が連絡する構成としたが、巻取軸14とモータ22とを遠心クラッチ等の切替手段が連絡する構成としてもよい。
また、本実施の形態では、モータ22が正回転されるとシートベルト16が巻き取られる一方、モータ22が逆回転されるとシートベルト16が引き出される構成としたが、シートベルト16が乗員に装着された際、シートベルト16の張力が所定張力未満である際、及び、シートベルト16の乗員への装着が解除された際に、モータ22が正回転されてシートベルト16が低速度(低荷重)で巻き取られる一方、車両の衝突が予知された際(車両の緊急時)に、モータ22が逆回転されてシートベルト16が高速度(高荷重)で巻き取られる構成としてもよい。さらに、モータ22が正回転されると、巻取軸14とモータ22とをクラッチ機構20が連絡してシートベルト16が巻き取られる一方、モータ22が逆回転されると、巻取軸14とモータ22とのクラッチ機構20による連絡が解除される構成としてもよい。
本発明の実施の形態に係るシートベルト装置を示すブロック図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートベルト装置のシートベルトが格納される際におけるモータの正常駆動状況を示すグラフであり、(A)は、モータの駆動時間(横軸)と駆動速度(縦軸)との関係を示すグラフであり、(B)は、モータの駆動時間(横軸)と供給電流(縦軸)との関係を示すグラフである。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートベルト装置のシートベルトが格納される際におけるモータの駆動制限状況を示すグラフであり、(A)は、モータの駆動時間(横軸)と駆動速度(縦軸)との関係を示すグラフであり、(B)は、モータの駆動時間(横軸)と供給電流(縦軸)との関係を示すグラフである。 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態に係るシートベルト装置のシートベルトが格納される際におけるモータの駆動補正状況を示すグラフであり、(A)は、モータの駆動時間(横軸)と駆動速度(縦軸)との関係を示すグラフであり、(B)は、モータの駆動時間(横軸)と供給電流(縦軸)との関係を示すグラフである。
符号の説明
10 シートベルト装置
14 巻取軸
16 シートベルト
22 モータ
24 ECU(検出手段、制御手段)
26 検出センサ(検出手段)

Claims (5)

  1. 車両の乗員に装着可能にされるシートベルトと、
    駆動されることで前記シートベルトが巻取軸に対し巻き取られ又は引き出されるモータと、
    前記モータが駆動される途中において前記モータの駆動が制限される前記シートベルトの制限巻取位置を検出する検出手段と、
    前記モータが再度駆動される際に前記検出手段が検出した前記シートベルトの制限巻取位置において前記モータの駆動速度及び駆動力の少なくとも一方を変化させる補正処理を行う制御手段と、
    を備えたシートベルト装置。
  2. 前記制御手段は、前記検出手段が1回前記シートベルトの制限巻取位置を検出した後の次に前記モータが駆動される際に補正処理を行う、ことを特徴とする請求項1記載のシートベルト装置。
  3. 前記制御手段は、前記検出手段が複数回連続して前記シートベルトの同一の巻取位置で前記シートベルトの制限巻取位置を検出した後の次に前記モータが駆動される際に補正処理を行う、ことを特徴とする請求項1記載のシートベルト装置。
  4. 前記検出手段は、前記モータへ供給される電力、前記モータへ供給される電流、前記モータへ供給される電圧、前記モータの駆動速度、前記モータの駆動抵抗、前記シートベルトの移動速度、前記シートベルトの移動抵抗、前記巻取軸の回転速度及び前記巻取軸の回転抵抗の少なくとも1つに基づき、前記モータの駆動の制限を検出する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のシートベルト装置。
  5. 前記検出手段は、前記モータの駆動時間、前記モータの駆動速度、前記モータの駆動回転数、前記シートベルトの移動速度、前記シートベルトの移動量、前記巻取軸の回転速度及び前記巻取軸の回転数の少なくとも1つに基づき、前記シートベルトの制限巻取位置を検出する、ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載のシートベルト装置。
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