JP2008007221A - エレベータ用品の揚重装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】建屋の昇降路内にエレベータを設置する際に、そのエレベータ用品を昇降路の頂部の位置にまで簡易な手段で容易に能率よく揚重することができるエレベータ用品の揚重装置を提供する。
【解決手段】回転自在な滑車11a,11bを備える滑車装置7と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープ16を備える揚重機14とを具備し、滑車装置7を建屋の昇降路1内に設けられたエレベータのガイドレール2の頂部に据え付け、その滑車装置7の下方の位置に揚重機14を連結し、この揚重機14から揚重ロープ16を繰出して滑車装置7の滑車11a,11bに掛け通し、その先端部を滑車装置7の下方に垂下させ、この揚重ロープ16の先端部に昇降路1内に据え付けるためのエレベータ用品18を連結し、揚重機14を駆動して揚重ロープ16を引込むことによりエレベータ用品18を昇降路1の頂部にまで揚重する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、建屋の昇降路内にエレベータを設置する作業の際に、そのエレベータ用品を昇降路内で揚重するために使用されるエレベータ用品の揚重装置に関する。
建屋の昇降路内にエレベータを設置する際には、例えば特開2004−331348公報に示されるように、そのエレベータの各種の用品を揚重装置を用いて揚重する作業が伴う。エレベータ用品としては、かご駆動用の巻上機、各種のシーブ類、ロープヒッチなど多種多様のものがある。このうち巻上機のように重量が100Kgを超えるようなものについては、その専用の揚重装置が提案され、使用されている。
特開2004−331348公報
ところが、巻上機のような高重量のものより軽量なエレベータ用品については作業員の人力で取り扱っているのが現状である。しかし、その用品のなかでも40Kgを超えるような用品もあり、このような用品では人力による揚重であると作業員に相当な負担がかかり、作業性が大幅に低下し、危険性も伴い、また工期も延びてしまう。
特に昇降路の頂部付近に据え付けるエレベータ用品の場合、昇降路の天井面が至近距離となるため、作業員がエレベータ用品を持ち上げる体勢を確保することが難しくなる。つまり、足場工法で昇降路の頂部付近にエレベータ用品を据え付ける場合、その足場の上方向の自由度が限られ、不自然な体勢で作業をしなければならなくなり、例えば30kg程度の用品を取り扱うようなとき、地上などの自由な体勢をとることができる状況であればそれを比較的容易に持ち上げることができるが、昇降路の天井面が邪魔となる頂部付近では自由な体勢をとることができないため労力が格段に増し、作業性が大幅に低下してしまう。
この発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、建屋の昇降路内にエレベータを設置する際に、そのエレベータ用品を昇降路の頂部の位置にまで簡易な手段で容易に能率よく揚重することができるエレベータ用品の揚重装置を提供することにある。
請求項1の発明は、回転自在な滑車を備える滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機とを具備し、前記滑車装置を建屋の昇降路内に設けられたエレベータのガイドレールの頂部に据え付け、その滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記滑車装置の滑車に掛け通し、その先端部を滑車装置の下方に垂下させ、この揚重ロープの先端部に前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品を連結し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記エレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記ガイドレールには、該ガイドレールに沿って摺動自在な案内具が設けられ、この案内具に前記エレベータ用品が連結され、前記エレベータ用品が上昇する際に該エレベータ用品と一体的に前記案内具が前記ガイドレールに沿って上昇することを特徴としている。
請求項3の発明は、回転自在な滑車を備える滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機と、回転自在な滑車及び収納ボックスを備える動滑車装置とを具備し、前記滑車装置を建屋の昇降路内に設けられたエレベータのガイドレールの頂部に据え付け、その滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記滑車装置の滑車に掛け通し、その先端側を前記滑車装置の下方にU字状に垂下させるとともに先端部を前記滑車装置の一部に係止し、前記U字状部分の揚重ロープを前記動滑車装置の滑車に掛け通してそのU字状部分で前記動滑車装置を支持し、かつ前記収納ボックス内に前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品を収納し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記動滑車装置を上昇させてその収納ボックス内のエレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴としている。
請求項4の発明は、それぞれ回転自在な滑車を備える2つの滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機とを具備し、前記2つの滑車装置を建屋の昇降路内に隣り合って設けられたエレベータの一対のガイドレールの頂部にそれぞれ据え付け、その一方の滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記一方の滑車装置の滑車に掛け通し、その先端側をU字状に垂下させるとともに前記他方の滑車装置の滑車に掛け通してその先端部を係止し、前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品に滑車を取り付け、前記U字状部分の揚重ロープを前記エレベータ用品の滑車に掛け通してそのU字状部分で前記エレベータ用品を支持し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記エレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴としている。
請求項5の発明は、前記滑車装置がガイドレールの頂部に締結具を介して締結固定されることを特徴としている。
請求項6の発明は、前記ガイドレールの頂部にジャッキボルト装置が設けられ、このジャッキボルト装置により前記滑車装置が前記昇降路の天井面に圧接するように前記ガイドレールの頂部に設けられることを特徴としている。
この発明によれば、建屋の昇降路内にエレベータを設置する際に、そのエレベータ用品を昇降路の頂部の位置にまで簡易な手段で容易に能率よく揚重することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1及び図2には第1の実施形態を示してある。図1に示すように、建屋の昇降路1内には、エレベータのかごの昇降をガイドするガイドレール2が設けられている。このガイドレール2は、昇降路1の内壁部に取り付けられたブラケット3にレールクリップ4を介して据え付けられ、昇降路1の上下方向に延びるように垂直に設置されている。
ガイドレール2の頂部は、昇降路1の天井面1aに近接している。そしてこのガイドレール2の頂部に滑車装置7が取り付けられている。この滑車装置7は、図2に示すように、断面L状のアングル材からなる一方向に長い第1の板材8と、この第1の板材8の一側面に離間して対向するように軸部材9を介して取り付けられた一方向に長い平板状の第2の板材10と、これら第1と第2の板材8,10間に前記軸部材9を介して回転自在に支持された一対の滑車11a,11bとを備えている。
第1の板材8は水平板8aと垂直板8bとからなり、その垂直板8bが第2の板材10と対向し、その対向間に一対の滑車11a,11bが設けられている。一対の滑車11a,11bは、板材8,10の両端側の端部に振り分けて取り付けられている。
そして第1の板材8がガイドレール2の頂部に締結具としてのレールクリップ12を介して締結固定されている。第1の板材8はその長手方向の中間部がガイドレール2の頂部に固定され、前記一対の滑車11a,11bがガイドレール2の両側に均等的に離れるように支持されている。
滑車装置7の下方のブラケット3には揚重機14が連結フック15を介して連結されている。揚重機14は、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープ16を備え、その繰出された揚重ロープ16が滑車装置7の一端側の滑車11aから他端側の滑車11bを通して滑車装置7に掛けられ、この揚重ロープ16の先端側が滑車装置7の下方側に垂下され、その端部にシャックル17が取り付けられている。
図1は、エレベータ用品としてのロープヒッチ18を揚重する場合の例を示している。揚重の手順について説明すると、まず揚重機14の揚重ロープ16を繰出してその先端のシャックル17を所定のレベルの位置にまで下げ、そのシャックル17に掛具19を用いてエレベータ用品としてのロープヒッチ18を連結する。次に揚重機14を駆動して揚重ロープ16を引込み、ロープヒッチ18を引き上げる。そして引き上げたロープヒッチ18を所定の据え付け位置に据え付け、揚重ロープ16を取り外す。
揚重機14の揚重ロープ16は、ガイドレール2の頂部に取り付けられた滑車装置7を通してその下方に引き出されており、このためその揚重ロープ16でエレベータ用品としてのロープヒッチ18を昇降路1の天井面1aに近接する位置にまで容易に能率よく揚重することができ、したがってロープヒッチ18を昇降路1の頂部付近に配置させる必要があるときにそれをその頂部付近に容易に据え付けることができる。
図3及び図4には第2の実施形態を示してある。この実施形態においては、滑車装置7がガイドレール2の頂部にジャッキボルト装置23を介して昇降路1の天井面1aに圧接するように取り付けられている。
ジャッキボルト装置23は支持台24を備え、この支持台24は図4に示すように水平なプレート25の下面に互いに対向する一対の位置決め片26を一体的に取り付けてなる。一対の位置決め片26の対向間の間隔は、ガイドレール2の刃部2aの厚さよりやや大きな寸法となっている。また、プレート25には各位置決め片26の外側となる位置において挿通孔27が形成され、これら挿通孔27にそれぞれボルト30が挿入され、これらボルト30にプレート25の上側においてそれぞれナット31が螺着されている。
ガイドレール2の頂部にジャッキボルト装置23を用いて滑車装置7を取り付ける手順について説明すると、まず支持台24のプレート25をガイドレール2の上端面の上に乗せる。この際、プレート25の下面の位置決め片26の対向間にガイドレール2の刃部2aを挿入させて支持台24を位置決めする。
次に、プレート25の挿通孔27にナット31を備えるボルト30をそれぞれ挿入して起立させる。そして両ボルト30の上端の上に滑車装置7における第1の板材8の水平板8aを乗せる。すなわち、両ボルト30の上端に第1の板材8の水平板8aの中間部を当て滑車装置7を水平に支持する。
次に、この状態で滑車装置7の滑車11a,11bに揚重機14の揚重ロープ16を掛け通し、こののち各ボルト30のナット31を工具を用いて締め方向に回し、各ボルト30と共に滑車装置7を上昇させる。そして滑車装置7における板材8の水平板8aを昇降路1の天井面1aに押し当て、さらに各ナット31を締め込んで板材8の水平板8aを昇降路1の天井面1aに圧着させる。これにより滑車装置7がガイドレール2の頂部と昇降路1の天井面1aとの間にジャッキボルト装置23を介して強固に安定して固定される。
このように滑車装置7を据え付けた後に、第1の実施形態の場合と同様に、揚重機14の揚重ロープ16を繰出してその先端のシャックル17を所定のレベルの位置にまで下げ、そのシャックル17に掛具19を用いてエレベータ用品としてのロープヒッチ18を連結し、揚重機14を駆動して揚重ロープ16を引込み、ロープヒッチ18を引き上げる。そして引き上げたロープヒッチ18を所定の据え付け位置に据え付け、揚重ロープ16を取り外す。
この第2の実施形態の場合には、滑車装置7をジャッキボルト装置23により昇降路1の天井面1aに圧着するように据え付けることができるため、滑車装置7を強固に安定して支持することができるとともに、滑車装置7が昇降路1の天井面1aに接触する位置にまで上昇するため、エレベータ用品としてのロープヒッチ18をより高い位置にまで揚重することができる。
図5及び図6には第3の実施形態を示してあり、この実施形態においては、ガイドレール2の頂部に第1の実施形態の場合と同様にレールクリップ12を介して滑車装置7が締結固定され、この滑車装置7の滑車11a,11bに揚重機14の揚重ロープ16が掛け通されている。そしてこの第2の実施形態ではガイドレール2の刃部2aに案内具35が装着されている。
案内具35は、図6に示すように、ほぼ矩形筒状をなすケース36を有し、このケース36内にガイドレール2の刃部2aが嵌合されている。ケース36内には、刃部2aの両側面にスプリング37を介して弾性的に接触するシュー38と、刃部2aの端面に回転自在に接触するローラ39が設けられているとともに、ケース36の外側面に刃部2aの根元の両側面に回転自在に接触するローラ40が設けられ、これらシュー38及びローラ39,40と刃部2aとの接触で案内具35がガイドレール2に沿って円滑に移動するようになっている。そしてケース36の外面に連結板41がピン42を介して回動自在に取り付けられている。なお、この案内具35はガイドレール2に滑車装置7を取り付ける前に、そのガイドレール2の頂部から刃部2aに嵌合される。
この実施形態の場合は、揚重機14の揚重ロープ16を繰出してその先端のシャックル17を所定のレベルの位置にまで下げ、そのシャックル17に掛具19を用いてエレベータ用品としてのロープヒッチ18を連結した際に、そのロープヒッチ18の一部に案内具35の連結板41をピン43を介して回動自在に連結する。連結板41は前記掛具19による連結部よりも下側でかつその連結部から十分に離れる位置に定めることが好ましい。
この状態で、揚重機14を駆動して揚重ロープ16を引込み、ロープヒッチ18を引き上げる。揚重機14の駆動でロープヒッチ18が上昇する際には、このロープヒッチ18と一体的に案内具35がガイドレール2に沿って上昇する。そしてこの案内具35によりロープヒッチ18の横の動きが規制され、したがってロープヒッチ18の上昇中の揺動を抑えて安定してかつ安全にロープヒッチ18を昇降路1の頂部付近にまで揚重することができる。
図7には第4の実施形態を示してある。この実施形態においてはガイドレール2の頂部に第2の実施形態の場合と同様にジャッキボルト装置23を介して滑車装置7が据え付けられている。この実施形態の滑車装置7においては、一端側の端部に1つの滑車11aが設けられているだけで、他端側の端部には軸部材9のみが設けられた構造となっている。
そして、前記滑車11aに揚重機14の揚重ロープ16が巻き掛けられ、この揚重ロープ16の先端部が前記軸部材9に係止され、この揚重ロープ16の前記滑車11aと軸部材9との間がU字状に垂下され、このU字状の部分に動滑車装置45が設けられている。動滑車装置45は横長の板材46の両端部に滑車47a,47bを回転自在に取り付けてなる。そしてこの動滑車装置45の滑車47a,47bの下側に前記U字状部分の揚重ロープ16が通り、この揚重ロープ16により動滑車装置45が水平に支持され、この動滑車装置45に吊具48を介して収納ボックス49が吊り下げられている。
この実施形態の場合には、揚重機14を駆動して揚重ロープ16を繰出して動滑車装置45を所定のレベルの位置にまで引き下げ、その位置で収納ボックス49内に比較的小型のエレベータ用品50を収納する。そして、揚重機14を駆動し、揚重ロープ16を引込む。この引込みにより動滑車装置45が水平状態を保ったまま収納ボックス49と共に上昇し、収納ボックス49内のエレベータ用品50が昇降路1の頂部にまで揚重される。したがって、そのエレベータ用品50を収納ボックス49内から取り出して昇降路1の頂部付近の所定の据え付け位置に据え付けることができる。
図8には第5の実施形態を示してあり、この実施形態においては、互いに隣り合う一対のガイドレール、例えばかご用のガイドレール52aと釣合い重り用のガイドレール52bのそれぞれの頂部に滑車装置7が据え付けられている。そして一方のガイドレール52aを支持したブラケット53に揚重機14が連結され、この揚重機14の揚重ロープ16が一方のガイドレール52aに据え付けられた滑車装置7の滑車11a,11bに掛け通され、さらに他方のガイドレール52bに据え付けられた滑車装置7の滑車11a,11bに掛け通され、その先端側の端部が他方のガイドレール52bを支持したブラケット54に係止されている。
そして、一方の滑車装置7と他方の滑車装置7とに渡る区間の揚重ロープ16がU字状に垂下され、このU字状の部分にエレベータ用品としての例えばビーム60が支持されている。このエレベータ用品としてのビーム60には、予めその両端部に滑車62が回転自在に取り付けられており、これら滑車62にU字状部分の揚重ロープ16が掛け合わされてビーム60が支持されている。
エレベータ用品としてのビーム60を揚重して昇降路1の頂部に据え付ける際には、上述のようにビーム60を滑車62を介して揚重ロープ16に取り付け、この状態で揚重機14を駆動し、揚重ロープ16を引込み、ビーム60を上昇させる。そしてビーム60が所定のレベルの位置に達した際に、揚重機14を止め、ビーム60を所定の据え付け位置に据え付け、またビーム60の滑車62から揚重ロープ16を取り外す。
この場合においても、滑車装置7がガイドレール52a,52bの頂部に取り付けられているから、ビーム60を昇降路1の天井面1aの至近距離の位置にまで揚重して所定の据え付け位置に据え付けることができる。
なお、滑車装置をガイドレールの頂部に据え付ける手段としては、レールクリップを用いる場合のほか、ガイドレールに挿入穴を予め形成しておき、その挿入穴に締結具としてのボルトを通し、そのボルトを介して滑車装置をガイドレールに締結固定することも可能である。
また、滑車装置はガイドレールの頂部に設けるだけでなく、例えば昇降路の内壁面にも設け、その滑車装置をホールドア用品などの揚重や取り付けに用いるようにすることも可能である。
以上述べたように、この発明によれば、建屋の昇降路内にエレベータを設置する際に、そのエレベータ用品を昇降路の頂部の位置にまで簡易な手段で容易に能率よく揚重することができ、したがって効率よくかつ安全にエレベータの設置作業を進めることができる。
この発明の第1の実施形態に係るエレベータ用品の揚重装置を示す正面図。 その揚重装置における滑車装置を示す斜視図。 この発明の第2の実施形態に係るエレベータ用品の揚重装置を示す正面図。 その揚重装置をガイドレールに据え付けるジャッキボルト装置の支持台を示す斜視図。 この発明の第3の実施形態に係るエレベータ用品の揚重装置を示す正面図。 その揚重装置の案内具を示す平面図。 この発明の第4の実施形態に係るエレベータ用品の揚重装置を示す正面図。 この発明の第5の実施形態に係るエレベータ用品の揚重装置を示す正面図。
符号の説明
1…昇降路
1a…天井面
2…ガイドレール
2a…刃部
7…滑車装置
11a.11b…滑車
12…レールクリップ(締結具)
14…揚重機
16…揚重ロープ
18…ロープヒッチ(エレベータ用品)
23…ジャッキボルト装置
30…ボルト
31…ナット
35…案内具
45…動滑車装置
47a.47b…滑車
49…収納ボックス
50…エレベータ用品
52a.52b…ガイドレール
60…ビーム(エレベータ用品)
62…滑車

Claims (6)

  1. 回転自在な滑車を備える滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機とを具備し、
    前記滑車装置を建屋の昇降路内に設けられたエレベータのガイドレールの頂部に据え付け、その滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記滑車装置の滑車に掛け通し、その先端部を滑車装置の下方に垂下させ、この揚重ロープの先端部に前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品を連結し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記エレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴とするエレベータ用品の揚重装置。
  2. 前記ガイドレールには、該ガイドレールに沿って摺動自在な案内具が設けられ、この案内具に前記エレベータ用品が連結され、前記エレベータ用品が上昇する際に該エレベータ用品と一体的に前記案内具が前記ガイドレールに沿って上昇することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用品の揚重装置。
  3. 回転自在な滑車を備える滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機と、回転自在な滑車及び収納ボックスを備える動滑車装置とを具備し、
    前記滑車装置を建屋の昇降路内に設けられたエレベータのガイドレールの頂部に据え付け、その滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記滑車装置の滑車に掛け通し、その先端側を前記滑車装置の下方にU字状に垂下させるとともに先端部を前記滑車装置の一部に係止し、前記U字状部分の揚重ロープを前記動滑車装置の滑車に掛け通してそのU字状部分で前記動滑車装置を支持し、かつ前記収納ボックス内に前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品を収納し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記動滑車装置を上昇させてその収納ボックス内のエレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴とするエレベータ用品の揚重装置。
  4. それぞれ回転自在な滑車を備える2つの滑車装置と、繰出し及び引込みが可能な揚重ロープを備える揚重機とを具備し、
    前記2つの滑車装置を建屋の昇降路内に隣り合って設けられたエレベータの一対のガイドレールの頂部にそれぞれ据え付け、その一方の滑車装置の下方の位置に前記揚重機を連結し、この揚重機から前記揚重ロープを繰出して前記一方の滑車装置の滑車に掛け通し、その先端側をU字状に垂下させるとともに前記他方の滑車装置の滑車に掛け通してその先端部を係止し、前記昇降路内に据え付けるためのエレベータ用品に滑車を取り付け、前記U字状部分の揚重ロープを前記エレベータ用品の滑車に掛け通してそのU字状部分で前記エレベータ用品を支持し、前記揚重機を駆動して前記揚重ロープを引込むことにより前記エレベータ用品を昇降路の頂部にまで揚重することを特徴とするエレベータ用品の揚重装置。
  5. 前記滑車装置はガイドレールの頂部に締結具を介して締結固定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエレベータ用品の揚重装置。
  6. 前記ガイドレールの頂部にジャッキボルト装置が設けられ、このジャッキボルト装置により前記滑車装置が前記昇降路の天井面に圧接するように前記ガイドレールの頂部に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のエレベータ用品の揚重装置。
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